JP6373295B2 - 機器構成管理装置、制御管理システムおよび接続機器特定方法 - Google Patents

機器構成管理装置、制御管理システムおよび接続機器特定方法 Download PDF

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Description

本発明は、制御システムの構成を管理する機器構成管理装置および制御管理システムおよび接続機器特定方法に関する。
従来の監視制御システムでは、機器構成を管理する装置が、各機器から機器を一意に識別可能な識別情報を取得することにより、機器の特定を行っていた(例えば、特許文献1)。
特開2014-119912号公報
しかしながら、上記従来の監視制御システムにあっては、制御装置に接続する機器から識別情報を取得する仕組みが必要である、という問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制御装置に接続する機器からの識別情報の取得を必要とせずに、接続機器を特定することができる機器構成管理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御装置と制御装置に接続される接続機器とで構成される制御システムの構成を管理する機器構成管理装置であって、接続機器と接続可能であり、あらかじめ定められた複数のデータパターンのうちの固有の1つのデータパターンの試験データを生成する試験データ生成部と、複数のデータパターンの定義とデータパターンの識別情報との対応を含むデータパターン情報を記憶する第1の記憶部と、を備える。また、機器構成管理装置は、データパターンの識別情報と前記接続機器との対応を含む第1の組み合わせ情報を記憶する第2の記憶部と、接続機器と前記試験データ生成部が接続された状態で、制御装置から受信した試験データ、前記データパターン情報および第1の組み合わせ情報に基づいて、制御装置に接続された前記接続機器を特定する接続機器特定部と、を備える。
本発明によれば、制御装置に接続する機器からの識別情報の取得を必要とせずに、接続機器を特定することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる制御管理システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる機器構成管理装置のうち監視装置を実現するハードウェアの構成例を示す図 実施の形態1の制御回路の構成例を示す図 実施の形態1の機器構成管理装置における演算処理手順の一例をフローチャート 実施の形態1の第1の組み合わせ情報の構成例を示す図 データパターンIDとデータパターンの内容との対応の例を示す図 データパターンIDとデータパターンの内容との対応の例を示す図 実施の形態1の機器構成管理部における試験データの送信手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1の機器構成管理部におけるデータパターンの照合における演算処理手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1の第2の組み合わせ情報の構成例を示す図 実施の形態1のステップS25により表示装置に表示される画面の一例を示す図 実施の形態1の接続機器特定部における接続機器の特定手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1のステップS34により表示装置に表示される画面の一例を示す図 実施の形態1のステップS35により表示装置に表示される画面の一例を示す図 実施の形態1の機器の接続状態の更新処理手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1の接続状態情報の構成例を示す図 実施の形態1のステップS42により、機器構成管理情報が表示された画面の一例を示す図 実施の形態2にかかる制御管理システムの構成例を示す図 実施の形態2において、計画された順序と異なる場合に、表示装置に表示される画面の一例を示す図 実施の形態2の第3の組み合わせ情報の構成例を示す図 実施の形態2の機器構成管理部における試験データの送信手順の一例を示すフローチャート 実施の形態2のデータパターン情報の一例を示す図 実施の形態2において、データパターン割当部によりデータパターンが割当てられた後の第3の組み合わせ情報の構成例を示す図 実施の形態2の接続機器特定部における接続機器の特定手順の一例を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる機器構成管理装置および制御管理システムおよび接続機器特定方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる制御管理システム202の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の制御管理システム202は、制御装置3−1〜3−mおよび接続機器2−1−1〜2−1−n,…,2−m−1〜2−m−nで構成される制御システムと、該制御システムにおける機器構成を管理する機器構成管理装置201とを備える。mおよびnは、それぞれ1以上の整数である。mは制御装置の台数を示し、nは、各制御装置に接続される接続機器の台数を表す。なお、制御装置3−i(iは1からmまでの整数)に接続する接続機器を接続機器2−i−j(jは1からnまでの整数)と表す。図1では、各制御装置に接続される接続機器の台数を同一としているが、制御装置ごとに接続される接続機器の数は異なっていてもよい。以下、接続機器2−1−1〜2−1−n,…,2−m−1〜2−m−nを個別に区別しない場合には接続機器2−1−1〜2−1−n,…,2−m−1〜2−m−nを接続機器2とも表記し、制御装置3−1〜3−mを個別に区別しない場合には制御装置3−1〜3−mを制御装置3とも表記する。
接続機器2は、実環境の状況を計測する機器であり、温度センサ、電力計といった各種センサまたは計測機器である。制御装置3は、複数の接続機器2を接続可能な装置であり、例えば、PLC(Programmable Logic Controller)である。
機器構成管理装置201は、試験データ生成部1−1−1〜1−1−n,…,1−m−1〜1−m−n、表示装置9、入力装置10および機器構成管理部8を備える。機器構成管理装置201は、制御装置3と制御装置3に接続される接続機器2とで構成される制御システムの構成を管理する。機器構成管理装置201のうち、表示装置9、入力装置10および機器構成管理部8は、監視制御装置200を構成する。接続機器2−i−jには、試験データ生成部1−i−jが接続される。以下、試験データ生成部1−1−1〜1−1−n,…,1−m−1〜1−m−nを個別に区別しない場合には試験データ生成部1−1−1〜1−1−n,…,1−m−1〜1−m−nを試験データ生成部1とも表記する。機器構成管理部8は、機器情報格納装置4、接続機器特定部5、データパターン情報格納装置18および表示装置9および入力装置10を備える。表示装置9は、作業員などのユーザに対して情報を表示する。入力装置10は、ユーザからの入力を受け付ける。
試験データ生成部1は、試験データ生成部1が接続される接続機器2が計測可能な複数のパターンのデータを生成する。試験データ生成部1は、接続機器2と接続可能であり、あらかじめ定められた複数のデータパターンのうちの固有の1つのデータパターンの試験データを生成する。
試験データ生成部1は、予め設定されたデータパターンで、接続機器2が計測可能な試験データを生成し、接続機器2へ試験データを出力する。または、接続機器2が試験データ生成部1を内蔵し、接続機器2が試験モードに設定された場合に、内蔵された試験データ生成部1を動作させて試験データを生成して、生成した試験データを計測データとして制御装置3へ送信するようにしてもよい。
第1の記憶部であるデータパターン情報格納装置18には、データパターン情報が格納される。データパターン情報は、データパターンの識別情報であるデータパターンID(Identifier:識別情報)とデータパターンの内容すなわちデータパターンを構成する値とを含む。すなわち、データパターン情報格納装置18は、複数のデータパターンの定義と前記データパターンの識別情報との対応を含むデータパターン情報を記憶する。
第2の記憶部である機器情報格納装置4は、機器情報を記憶する。機器情報は、第1の組せ情報41と、第2の組せ情報42および接続状態情報43を含む。第1の組せ情報41は、接続機器2(図1では機器と略す)と、接続機器2の接続先として計画されている制御装置3(図1では制御装置と略す)と、試験データ生成部1によって生成される試験データのデータパターン(図1ではデータパターンと略す)との対応を示す情報である。すなわち、機器情報格納装置4は、データパターンの識別情報と接続機器3との対応を含む第1の組み合わせ情報41を記憶する。第2の組せ情報42は、制御装置3から受信した試験データのデータパターン(図1ではデータパターンと略す)と、試験データの送信元の制御装置3(図1では制御装置と略す)と、試験データを受信した日時である受信日時とを含む。接続状態情報43は、接続機器ごとの接続状態を示す。
第1の組せ情報41および接続状態情報43には、本実施の形態の制御システムを構成することが計画されている全ての接続機器2についての情報が格納される。第1の組せ情報41および接続状態情報は、例えば、入力装置10を用いたユーザからの入力、または他のシステムからのインポートすなわち他のシステムからの情報の受信によりあらかじめ設定される。ユーザが制御システムに制御装置3または接続機器2を追加する場合には、ユーザは第1の組せ情報41および接続状態情報を更新する。第1の組せ情報41と、第2の組せ情報42および接続状態情報43の詳細については後述する。
接続機器特定部5は、制御装置3から受信した試験データとデータパターン情報格納装置18に格納されているデータパターン情報とを照合することで、受信した試験データのデータパターンを特定し、特定したデータパターンと機器情報格納装置4に格納されている機器情報とを照合することで、制御装置に接続される接続機器を特定する。接続機器特定部5は、接続機器と試験データ生成部1が接続された状態で、制御装置3から受信した試験データ、データパターン情報および第1の組み合わせ情報41に基づいて、制御装置に接続された接続機器2を特定する。接続機器特定部5は、制御装置3から受信した試験データとデータパターン情報格納装置18に格納されているデータパターン情報と照合することで、受信した試験データのデータパターンを特定するデータパターン照合部51を備える。接続機器特定部5は、制御装置3に接続される接続機器2を特定すると、特定した結果に基づいて接続状態情報43を更新する。すなわち、接続機器特定部5は、制御装置3に接続された接続機器2を特定した結果に基づいて、接続状態情報43を更新する。
接続機器特定部5は、接続状態情報43を更新すると、更新後の接続状態情報43を含む情報を表示装置9へ表示する。
図2は、実施の形態1にかかる機器構成管理装置201のうち監視制御装置200を実現するハードウェアの構成例を示す図である。監視制御装置200の機器構成管理部8、表示装置9および入力装置10は、図2に示すコンピュータシステム101により実現することができる。コンピュータシステム101は、パーソナルコンピュータ100、キーボード15、マウス16およびディスプレイ17を備える。パーソナルコンピュータ100は、演算処理装置、すなわちプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)12と、主記憶装置であるメモリ13と、記憶装置であるハードディスクドライブ14とを有する。なお、ハードディスクドライブの代わりに不揮発性の半導体メモリを用いても良い。機器構成管理部8を実現するためのプログラムはメモリ13またはハードディスクドライブ14に格納される。CPU12が、メモリ13またはハードディスクドライブ14に格納されたプログラムを実行することにより、機器構成管理部8が実現される。メモリ13は、CPU12が実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
試験データ生成部1は、処理回路により実現される。処理回路は専用のハードウェアであってもよいし、CPUといったプロセッサを備える制御回路であってもよい。試験データ生成部1を実現する処理回路が、専用のハードウェアで実現される場合、この処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。試験データ生成部1を実現する処理回路が制御回路により実現される場合、制御回路は、例えば、図3に示した制御回路400である。図3は、本実施の形態の制御回路400の構成例を示す図である。図3に示すように制御回路400は、CPUであるプロセッサ401と、メモリ402とを備える。試験データ生成部1を実現する処理回路が制御回路400により実現される場合、プロセッサ401がメモリ402に記憶された、試験データ生成部1の処理に対応するプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ402は、プロセッサ401が実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
次に動作について説明する。図4は、実施の形態1の機器構成管理装置201における演算処理手順の一例を示すフローチャートである。まず機器構成管理部8が、試験データを受信する(ステップS1)。試験データ生成部1が生成した試験データを、該試験データ生成部1に接続される接続機器2が、制御装置3へ送信する。制御装置3は、接続機器2から受信した試験データを機器構成管理装置201へ送信する。機器構成管理部8は、試験データを制御装置3から受信する。
ここで、機器構成管理部8が、試験データを受信するまでの動作について説明する。機器構成管理部8は、接続機器とデータパターンの組み合わせを示す情報である第1の組せ情報41を予め機器情報格納装置4に記憶する。第1の組せ情報41は、上述したように、例えば、入力装置10を用いたユーザからの入力、または他のシステムからのインポートすなわち他のシステムからの情報の受信により、あらかじめ機器情報格納装置4に記憶される。
図5は、実施の形態1の第1の組み合わせ情報41の構成例を示す図である。図5に示すように、第1の組み合わせ情報41は、接続機器2の識別情報である機器IDと、接続機器2の接続先として計画されている制御装置3の識別情報である制御装置IDと、接続機機器に対応するデータパターンの識別情報であるデータパターンIDとで構成される。このとき、同一のデータパターンIDを異なる接続機器2に割り当てないこととする。すなわち、接続機器2にはそれぞれ固有のデータパターンIDが割り当てられる。
データパターンの内容は、固定の値、または周波数および振幅の組合せといった定義により決定される。図6および図7は、実施の形態1におけるデータパターンIDとデータパターンの内容との対応の例を示す図である。図6では、データパターンが固有の値により定義される例を示し、図7では、データパターンが周波数および振幅の組合せにより定義される例を示している。試験データ生成部1は、それぞれ固有のデータパターンIDに対応するデータパターンを生成する。例えば、試験データ生成部1−1−1は、データパターンID1に対応するデータパターンを生成し、試験データ生成部1−1−2は、データパターンID2に対応するデータパターンを生成する。
ユーザは、接続機器2と試験データ生成部1とを第1の組み合わせ情報41に従って接続する。ユーザは、例えば、第1の組み合わせ情報41によりデータパターンID1が割当てられている接続機器2にはデータパターンID1が割当てられている試験データ生成部1を接続する。次に、ユーザは、第1の組み合わせ情報41に従って、接続機器2を該接続機器に対応する制御装置3に接続する。ここまでの作業が終了すると、試験データ生成部1により生成された試験データは、接続機器2を通して制御装置3に送信可能な状態となる。
図8は、実施の形態1の機器構成管理部8における試験データの送信手順の一例を示すフローチャートである。上述したように、ユーザにより第1の組み合わせ情報41に従って、接続機器2を該接続機器に対応する制御装置3に接続までの動作が行われているとする。試験データ生成部1は、試験データを生成して接続機器2へ出力することにより、試験データを接続機器2および制御装置3を介して機器構成管理部8へ送信する(ステップS11)。具体的には、ステップS11では接続機器2は、試験データが入力されると制御装置3へ送信し、制御装置3は接続機器2から試験データを受信すると、受信した試験データを制御装置3の識別情報とともに機器構成管理部8へ送信する。そして、機器構成管理部8は、ステップS11で送信された試験データを受信する(ステップS12)。以上述べた動作により、図4に示したステップS1が実施される。
なお、図1では、試験データ生成部1は、接続機器2の先、すなわち接続機器2の制御装置3側でない側に接続されているが、この例に限定されず、試験データ生成部1は、接続機器2と制御装置3との間に接続されてもよい。この場合、試験データは接続機器2の計測データとして接続機器2を介して制御装置3へ送信されるのではなく、試験データ生成部1が送信した試験データそのものが直接制御装置3へ送信される。また試験データ生成部1は、上述したように、試験モードのような形で接続機器2に内蔵されても良い。この場合、接続機器2は、設定により指定されたデータパターンの試験データを送信できるものとする。また、予め定められている接続機器2の識別子を示す情報を、該接続機器2に対応するデータパターンの定義に用いてもよい。例えば、データパターンの定義が固定の値である場合、この値を接続機器2の識別子に対応させてもよい。
図4の説明に戻り、ステップS1の後、機器構成管理部8のデータパターン照合部51は、受信した試験データとデータパターン情報格納装置18に格納されているデータパターンとを照合する(ステップS2)。これにより、データパターン照合部51は、試験データのデータパターンを特定する。具体的には、受信した試験データとデータパターン情報格納装置18に格納されているデータパターン情報内のデータパターンの定義とを照合し、受信した試験データと一致するデータパターンの識別情報すなわちデータパターンIDを取得する。
図9は、実施の形態1の機器構成管理部8におけるデータパターンの照合における演算処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、データパターン照合部51が、受信した試験データからデータパターンを認識する(ステップS21)。すなわち、データパターン照合部51は、受信した試験データに対応するデータパターンを特定するための情報を求める。
図6のような固定の値で定義されたデータパターンを用いる場合、ステップS21では、データパターン照合部51は、受信した試験データの値を抽出する。図7のような周波数と振幅の組み合わせで定義されたデータパターンを用いる場合、ステップS21では、データパターン照合部51は、周波数および振幅を検出可能な期間試験データを受信し、受信した試験データの周波数および振幅を求める。
次に、データパターン照合部51は、試験データのデータパーンを照合する(ステップS22)。具体的には、データパターン照合部51は、ステップS21で求めた情報と、データパターン情報格納装置18に格納されているデータパターン情報内の各データパターンの定義とを照合する。図6のような固定の値で定義されたデータパターンを用いる場合、ステップS22では、データパターン照合部51は、ステップS1で求めた値とデータパターン情報の各データパターンで定義されている値とを比較する。図7のような周波数と振幅の組み合わせで定義されたデータパターンを用いる場合、ステップS22では、データパターン照合部51は、ステップS21で求めた周波数および振幅と、データパターン情報の各データパターンで定義されている周波数および振幅と、を比較する。
次に、データパターン照合部51は、ステップS22の照合の結果、一致するデータパターンが存在するか否かを判定する(ステップS23)。具体的には、データパターン情報格納装置18に格納されているデータパターン情報内の各データパターンの定義のうち、ステップS21で求めた情報に一致するものがある否かを判断する。
一致するデータパターンが存在する場合(ステップS23 Yes)、データパターン照合部51は、試験データを初回に受信した日時を機器情報格納装置4に格納し(ステップS24)、照合処理を終了する。具体的には、データパターン照合部51は、試験データに対応するデータパターンIDすなわちステップS23で一致すると判定されたデータパターンのデータパターンIDと試験データの送信元の制御装置IDと試験データを初回に受信した日時とを第2の組み合わせ情報42として機器情報格納装置4に格納する。データパターン照合部51は、試験データに基づいて算出された情報と定義が一致したデータパターンが、試験データのデータパターンと特定する。図10は、実施の形態1の第2の組み合わせ情報42の構成例を示す図である。
一致するデータパターンが存在しない場合(ステップS23 No)、データパターン照合部51は、試験データに一致するデータパターンが無い旨を警告し(ステップS25)、照合処理を終了する。具体的には、データパターン照合部51は、試験データに一致するデータパターンが無い旨を示す情報を表示装置9に表示させる。図11は、ステップS25により表示装置9に表示される画面の一例を示す図である。データパターン照合部51は、例えば、図11に示す警告ダイアログに対応した表示データを表示装置9に出力し、表示装置9が図11に示す警告ダイアログの画面を表示する。
図4の説明に戻り、ステップS2の照合および特定の後、機器構成管理部8の接続機器特定部5は、特定したデータパターンから接続機器2を特定する(ステップS3)。図12は、実施の形態1の接続機器特定部5における接続機器の特定手順の一例を示すフローチャートである。接続機器特定部5は、ステップS2で特定されたデータパターンを割当てられた接続機器2を探す(ステップS31)。具体的には、ステップS2で特定されたデータパターンと、機器情報格納装置4に格納されている第1の組せ情報41とを照合し、ステップS2で特定されたデータパターンに対応する接続機器2を特定する。
ステップS31の検索により、一致する接続機器が存在しない場合(ステップS32 No)、接続機器特定部5は、一致する接続機器が無い旨を警告し(ステップS34)、接続機器の特定処理を終了する。具体的には、接続機器特定部5は、一致する接続機器が無い旨を示す情報を表示装置9に表示させる。図13は、ステップS34により表示装置9に表示される画面の一例を示す図である。
ステップS31の検索により、一致する接続機器2が存在する場合(ステップS32 Yes)、接続機器特定部5は、一致した接続機器2を接続判定処理により接続したと判定された接続機器2であると特定する。例えば、第1の組み合わせ情報41が図5に示すように設定されている場合、今回の処理対象である試験データがデータパターンID1に対応すると特定された場合、機器IDが1である接続機器2が接続されたと特定する。なお、機器IDは、各接続機器2に固有の識別情報である。
そして、接続機器特定部5は、送信元の制御装置3が計画した制御装置であるか否かを判断する(ステップS33)。具体的には、接続機器特定部5は、機器情報格納装置4に格納されている第1の組せ情報41を参照し、特定した接続機器2に対応する第1の組せ情報41内の送信元制御装置が、試験データの送信元の制御装置と一致するか否かを判断する。例えば、第1の組み合わせ情報41が図5に示すように設定されている場合、今回の処理対象である試験データがデータパターンID1であり接続機器2の機器IDが2であると特定した場合、第1の組み合わせ情報41には対応する計画された制御装置3として制御装置ID1が設定されている。このとき、試験データの送信元の制御装置3の制御装置IDが3であったとすると、ステップS33で、接続機器特定部5は、送信元の制御装置3が計画された制御装置、すなわち接続機器2の接続先として計画されている制御装置3、の識別情報ではないと判断する。
送信元の制御装置3が計画された制御装置ではない場合(ステップS33 No)、接続機器特定部5は、接続先の制御装置が異なる旨を警告し(ステップS35)、接続機器の特定処理を終了する。具体的には、接続機器特定部5は、一致する接続先の制御装置が異なる旨を示す情報を表示装置9に表示させる。すなわち、接続機器特定部5は、試験データの送信元の制御装置3の識別情報と第1の組み合わせ情報41に基づいて、接続機器2の接続先が計画された制御装置3であるか否かを判断し、接続機器2の接続先が計画された制御装置3でない場合に、接続機器3の接続先が計画された制御装置でないことを示す情報を表示装置9へ表示させる。図14は、ステップS35により表示装置9に表示される画面の一例を示す図である。
送信元の制御装置3が計画された制御装置である場合(ステップS33 Yes)、接続機器の特定処理を終了する。
図4の説明に戻り、ステップS3の処理の後、機器構成管理部8の接続機器特定部5は、機器の接続状態を更新し(ステップS4)、処理を終了する。なお、ステップS2またはステップS3において警告がなされて処理が終了している場合には、ステップS4の処理は実施しない。
図15は、機器の接続状態の更新処理手順の一例を示すフローチャートである。接続機器特定部5は、ステップS3で特定した接続機器2に関して、機器情報格納装置4に格納されている接続機器の接続状態情報43を更新する(ステップS41)。図16は、接続状態情報43の構成例を示す図である。例えば、接続状態情報43が図16に示した設定であるとし、ステップS3で特定された接続機器2の機器IDが1だった場合、接続機器特定部5は、ステップS41で、機器ID1に対応する接続機器2の接続状態を「未接続」から「接続」に更新する。
次に、接続機器特定部5は、機器情報格納装置4に格納されている各情報の組み合わせである機器構成管理情報を表示装置9に表示させ(ステップS42)、接続状態の更新処理を終了する。
図17は、ステップS42により、機器構成管理情報が表示された画面の一例を示す図である。図17では、接続機器2の識別情報である機器IDと、試験データの送信元の制御装置の識別情報である送信元制御装置IDと、試験データに基づいて特定されたデータパターンの識別情報であるデータパターンIDと、接続機器2が制御装置3に接続しているか否かを示す接続状態と、試験データを初回に受信した日時である初回受信日時とが表示装置9へ表示される例を示している。接続機器特定部5は、これらの情報を機器情報格納装置4から取得して画面表示用のデータを生成して表示装置9へ出力する。なお、図17では、各機器の、機器IDと、信元制御装置IDと、データパターンIDと接続状態と初回受信日時とを示しているが、これに限らず、例えば、現在試験データを受信している接続機器2の機器IDを表示するようにしてもよい。図17に示すように初回受信日時とともに接続状態を一覧で示すことにより、ユーザが接続機器2ごとに接続機器2を制御装置3に初回に接続した日時を記録しておけば、記録した日時と表示装置9に表示された情報とを照らし合わせることで、所望の接続機器2が正しく接続されているかを確認することができる。
本実施の形態の機器構成管理装置201は、上述した処理により、図17に例示したような接続機器2ごとの接続状態に関する情報を表示装置9に表示する。図17では、表の形式で、表示装置9に表示する例を示しているが表示の形式は図17の例に限定されない。また、機器構成管理装置201が、接続機器2ごとの接続状態に関する情報として表示装置9に表示する情報は、図17の例に限定されず、機器ごとの接続状態を含む情報であればよい。
以上のように、実施の形態1の機器構成管理装置201では、固有のデータパターンの試験データを生成する試験データ生成部1と接続機器2に接続させ、試験データを接続機器2および制御装置3を介して受信し、試験データのデータパターンを予め保持している情報に基づいて特定し、特定したデータパターンに対応する接続機器をあらかじめ保持している情報に基づいて特定するようにした。このため、接続機器2から接続機器2の識別情報を取得する仕組みが無くとも、接続機器2を特定することが可能となり、機器構成管理のコストの削減が見込める。
実施の形態2.
実施の形態1では、接続機器2を計画した制御装置3と異なる制御装置3に接続するなどの接続誤りについては述べていないが、実施の形態2では、接続誤りを考慮した構成および動作について説明する。
図18は、本発明の実施の形態2にかかる制御管理システム202aの構成例を示す図である。図18に示すように、本実施の形態の制御管理システム202aは、実施の形態1と同様の制御装置3−1〜3−mおよび接続機器2−1−1〜2−1−n,…,2−m−1〜2−m−nで構成される制御システムと、該制御システムにおける機器構成を管理する機器構成管理装置201aとを備える。
実施の形態2の機器構成管理装置201aは、実施の形態1の機器構成管理部8を機器構成管理部8aに替える以外は、実施の形態1の機器構成管理装置201と同様である。実施の形態2の機器構成管理部8aは、実施の形態1の機器構成管理部8に試験データパターン割当部6および作業ミス検知部7を追加し、接続機器特定部5の替わりに接続機器特定部5aを備え、機器情報格納装置4に格納される情報を変更する以外は、実施の形態1の機器構成管理部8と同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を説明する。
実施の形態2の機器情報格納装置4には、第3の組み合わせ情報41a、第4の組み合わせ情報42a、実施の形態1と同様の接続状態情報43が予め記憶される。第3の組み合わせ情報41aは、実施の形態1で述べた第1の組み合わせ情報41に、各接続機器に対する計画された接続順序を示す計画接続順序を追加した情報である。第4の組み合わせ情報42aは、実施の形態1で述べた第の組み合わせ情報42から、試験データを受信した制御装置を示す情報を削除した情報である。
試験データパターン割当部6は、制御装置3ごとの接続機器2の接続順序を示す計画接続順序に基づいて、接続機器2へのデータパターンの割当を指示する。作業ミス検知部7は、計画接続順序と異なる順序で、各接続機器2に対応する試験データを受信した場合に、計画された順序と異なる旨を表示装置9に表示させる。図19は、計画された順序と異なる場合に、表示装置9に表示される画面の一例を示す図である。
次に、実施の形態2の動作について説明する。実施の形態2の機器構成管理装置201aは、実施の形態1で示した図4と同様の手順で演算を実施するが、各ステップにおける具体的な処理が一部以下の通り、実施の形態1と異なっている。まず、実施の形態2では、第3の組み合わせ情報41aおよび接続状態情報43が機器情報格納装置4に予め記憶される。第3の組み合わせ情報41aおよび接続状態情報43を機器情報格納装置4に記憶させる方法については実施の形態1の第1の組み合わせ情報41および接続状態情報43を機器情報格納装置4に記憶させる方法と同様である。
図20は、実施の形態2の第3の組み合わせ情報41aの構成例を示す図である。図20は、後述するデータパターンの割当て前の状態を示しており、割当てられたデータパターンを示すデータパターンIDの欄は空白すなわち未設定である。計画接続順序は、制御装置3ごとに接続される順序を示しており、番号が若いほど先に接続される。図20に例では、制御装置IDが1の制御装置3に対して、機器IDが1の接続機器2、機器IDが2の接続機器2、機器IDが3の接続機器2の順で接続されることを示している。また、図20の例では、制御装置IDが2の制御装置3に対して、機器IDが4の接続機器2、機器IDが5の接続機器2、機器IDが6の接続機器2の順で接続されることを示している。
図21は、実施の形態2の機器構成管理部8aにおける試験データの送信手順の一例を示すフローチャートである。本実施の形態では、図4に示したステップS1では、図5に示した処理の替わりに、図21に示した処理を実施する。図21に示すように、データパターン割当部6が、機器情報格納装置4に記憶されている第3の組み合わせ情報41aを参照して、計画接続順序にしたがって、接続機器2とデータパターンの組み合わせを決定する(ステップS13)。データパターン割当部6は、データパターン情報格納装置18に記憶されているデータパターン情報を参照して、決定した結果に対応するデータパターンに対応するデータパターンIDを求め、第3の組み合わせ情報41aのデータパターンIDの欄を更新する。
具体的には、データパターン割当部6は、データパターンの内容に、対応する接続機器の接続先となる制御装置3と接続順序とを識別可能な情報を持たせる。例えば、データパターンとして、図7のような周波数と振幅の2軸の情報の組合せで定義する場合、1軸である周波数に、接続先となる制御装置3の制御装置IDの情報を持たせ、残りの1軸である振幅に、接続順序を示す識別情報を持たせる。例えば、制御装置IDが1である制御装置3に接続される接続機器2に割当てるデータパターンの周波数は1.0に設定され、制御装置IDが2である制御装置3に接続される接続機器2に割当てるデータパターンの周波数は2.0に設定される。また、接続順序が1番目である接続機器2に割当てるデータパターンの振幅は1.0に設定され、接続順序が2番目である接続機器2に割当てるデータパターンの振幅は2.0に設定される。したがって、実施の形態2のデータパターン情報では、このような割当てが可能なデータパターンを定義しておく。図22は、実施の形態2のデータパターン情報の一例を示す図である。
ユーザは、接続機器2と試験データ生成部1とを第3の組み合わせ情報41aに従って接続する。ユーザは、例えば、第の組み合わせ情報41によりデータパターンID1が割当てられている接続機器2にはデータパターンID1が割当てられている試験データ生成部1を接続する。また、ユーザは、第3の組み合わせ情報41a内の計画接続順序に従って、接続機器2を制御装置3に接続する。ここでは、図4に示す処理を1つの接続機器2を接続するごとに実施するとし、図4に示した処理の実施のたびに、ユーザは、計画接続順序に従って、接続機器2を制御装置3に接続する。ステップS11およびステップS12は実施の形態1と同様である。
図23は、データパターン割当部6によりデータパターンが割当てられた後の第3の組み合わせ情報41aの構成例を示す図である。図23の例では、データパターン割当部6により割当てられたデータパターンを示すデータパターンIDが格納されている。
図4に示したステップS2は実施の形態1と同様である。実施の形態2のステップS3は、一部実施の形態1と異なっている。図24は、実施の形態2の接続機器特定部5aにおける接続機器の特定手順の一例を示すフローチャートである。ステップS31からステップS35は、実施の形態1と同様である。ステップS33でYesの場合、作業ミス検知部7は、機器情報格納装置4に記憶されている第3の組み合わせ情報41aおよび機器状態情報43を参照して、計画された接続順序であるかを判定する(ステップS36)。
具体的には、例えば、第3の組み合わせ情報41aが図23のように設定されている場合に、データパターンIDが1のデータパターンが割当てられている接続機器2の接続状態が「未接続」であったとする。この場合に、接続機器特定部5aが、受信した試験データが、データパターンIDが2のデータパターンに対応すると特定したとする。データパターンIDが2に対応する接続機器2の計画接続順序は、2であるため、データパターンIDが2のデータパターンに対応する接続機器2が接続される前にデータパターンIDが1のデータパターンに対応する接続機器2が制御装置3に接続されている必要があるのに対し、データパターンIDが1のデータパターンが割当てられている接続機器2の接続状態が「未接続」であるため、この場合、作業ミス検知部7は、計画接続順序でないと判定する。
計画接続順序であると判定した場合(ステップS36 Yes)、作業ミス検知部7は、接続機器の特定処理を終了する。計画接続順序でないと判定した場合(ステップS36 No)、接続機器特定部5aは、計画接続順序でない旨を警告し(ステップS37)、接続機器の特定処理を終了する。計画接続順序でない旨の警告方法は、表示装置9に計画接続順序でない旨を示す情報を表示させる方法が考えられる。
このように、本実施の形態2によれば、接続先の制御装置3と、接続順序を考慮したデータパターンを接続機器2に割当てる。このため、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、計画した組合せ、設置順序と異なる接続をした際に検知し、警告することが可能となるため、作業誤りが軽減される。
上述したように、試験データパターン割当部6は、接続機器2の制御装置3への接続順を示す第3の組せ情報41aに基づいてデータパターンを接続機器へ割当てる。また、接続誤り判定部である作業ミス検知部7は、接続機器特定部5aによる接続機器2の特定結果と、第3の組み合わせ情報41aと、接続状態情報43とに基づいて、接続機器2の接続順が正しいか否かを判断する。なお、実施の形態2の第3の組み合わせ情報41aは、実施の形態1の第1の組み合わせ情報41と制御装置3へ接続される計画された接続順序を示す情報とを含む。
なお、以上の例では、機器構成管理部8aは、接続機器2の接続先の制御装置と接続順序との両方に基づいて、データパターンを決定するようにしたが、いずれか一方に基づいてデータパターンを決定するようにしてもよい。試験データパターン割当部6は、接続機器2の制御装置3への接続順と接続機器2の接続先として計画されている制御装置3の識別情報とのうち少なくとも一方に基づいて接続機器2に割当てるデータパターンを決定することができる。機器構成管理部8aは、接続機器2の接続先の制御装置に基づいてデータパターンを決定した場合には、接続先の制御装置の誤りを検出することができ、接続機器2の接続順序に基づいてデータパターンを決定した場合には、接続順序の誤りを検出することができる。
また、以上の例では、機器構成管理部8aは、接続機器2の接続先の制御装置と接続順序との両方に基づいて、データパターンを決定するようにしたが、接続順序が正しいか否かを確認するだけであれば、実施の形態1と同様に接続機器2の接続先の制御装置と接続順序とを用いずにデータパターンを予め定めておいてもよい。この場合も、第3の組み合わせ情報41aに計画接続順序を含めておくことで、機器構成管理部8aは、接続順が正しいか否かを判断することができる。
また、接続機器2の接続先の制御装置および接続順序とのうち少なくとも一方に基づいてデータパターンを生成する場合、機器構成管理部8aは、試験データに基づいて、第3の組み合わせ情報41aを用いずに、接続された制御装置3および接続順序とのうち少なくとも一方を求めることができる。例えば、データパターンの周波数を、計画された接続先の制御装置3を示す識別情報に対応させている場合、試験データの周波数を求めることで、計画された接続先の制御装置3を示す識別情報を得ることができ、この識別情報と試験データの送信元の制御装置3の識別情報とを比較することで接続先の制御装置3が正しいか否かを判定することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 試験データ生成部、2 接続機器、3 制御装置、4 機器情報格納装置、5,5a 接続機器特定部、51 データパターン照合部、6 試験データパターン割当部、7 作業ミス検知部、8 機器構成管理部、9 表示装置、10 入力装置、12 CPU、13 メモリ、14 ハードディスクドライブ、15 キーボード、16 マウス、17 ディスプレイ、18 データパターン情報格納装置、100 パーソナルコンピュータ、201,201a 機器構成管理装置、202,202a 制御管理システム。

Claims (7)

  1. 制御装置と前記制御装置に接続される接続機器とで構成される制御システムの構成を管理する機器構成管理装置であって、
    前記接続機器と接続可能であり、あらかじめ定められた複数のデータパターンのうちの固有の1つのデータパターンの試験データを生成する試験データ生成部と、
    前記複数のデータパターンの定義と前記データパターンの識別情報との対応を含むデータパターン情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記データパターンの識別情報と前記接続機器との対応を含む第1の組み合わせ情報を記憶する第2の記憶部と、
    前記接続機器と前記試験データ生成部が接続された状態で、前記制御装置から受信した前記試験データ、前記データパターン情報および前記第1の組み合わせ情報に基づいて、前記制御装置に接続された前記接続機器を特定する接続機器特定部と、
    を備えることを特徴とする機器構成管理装置。
  2. 前記第2の記憶部は、前記接続機器ごとに前記接続機器が前記制御装置に接続されているか否かを示す情報である接続状態情報を記憶し、
    前記接続機器特定部は、前記制御装置に接続された前記接続機器を特定した結果に基づいて、前記接続状態情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の機器構成管理装置。
  3. 表示装置、
    を備え、
    前記第1の組み合わせ情報は、前記接続機器の接続先として計画されている前記制御装置の識別情報を含み、
    前記接続機器特定部は、前記試験データの送信元の前記制御装置の識別情報と前記第1の組み合わせ情報に基づいて、前記接続機器の接続先が計画された前記制御装置であるか否かを判断し、前記接続機器の接続先が計画された前記制御装置でない場合に、前記接続機器の接続先が計画された前記制御装置でないことを示す情報を前記表示装置へ表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の機器構成管理装置。
  4. 前記接続機器特定部による前記接続機器の特定結果と、前記制御装置へ接続される計画された接続順序を示す情報と、前記第1の組み合わせ情報と、前記接続状態情報とに基づいて、前記接続機器の接続順が正しいか否かを判断する接続誤り判定部、を備えることを特徴とする請求項2に記載の機器構成管理装置。
  5. 前記接続機器の前記制御装置への接続順と前記接続機器の接続先として計画されている前記制御装置の識別情報とのうち少なくとも一方に基づいて前記接続機器に割当てる前記データパターンを決定する試験データパターン割当部、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の機器構成管理装置。
  6. 制御装置と、
    前記制御装置に接続される接続機器と、
    前記制御装置および前記接続機器の構成を管理する機器構成管理装置と、
    を備え、
    前記機器構成管理装置は、
    前記接続機器と接続可能であり、あらかじめ定められた複数のデータパターンのうちの固有の1つのデータパターンの試験データを生成する試験データ生成部と、
    前記複数のデータパターンの定義と前記データパターンの識別情報との対応を含むデータパターン情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記データパターンの識別情報と前記接続機器との対応を含む第1の組み合わせ情報を記憶する第2の記憶部と、
    前記接続機器と前記試験データ生成部が接続された状態で、前記制御装置から受信した前記試験データ、前記データパターン情報および前記第1の組み合わせ情報に基づいて、前記制御装置に接続された前記接続機器を特定する接続機器特定部と、
    を備えることを特徴とする制御管理システム。
  7. 制御装置と前記制御装置に接続される接続機器とで構成される制御システムの構成を管理する機器構成管理装置における接続機器特定方法であって、
    あらかじめ定められた複数のデータパターンの定義と前記データパターンの識別情報との対応を含むデータパターン情報を記憶する第1の記憶ステップと、
    前記データパターンの識別情報と前記接続機器との対応を含む第1の組み合わせ情報を記憶する第2の記憶ステップと、
    前記接続機器と接続された試験データ生成部が、前記複数のデータパターンのうちの固有の1つのデータパターンの試験データを生成するデータ生成ステップと、
    前記接続機器と前記試験データ生成部が接続された状態で、前記制御装置から受信した前記試験データ、前記データパターン情報および前記第1の組み合わせ情報に基づいて、前記制御装置に接続された前記接続機器を特定する接続機器特定ステップと、
    を含むことを特徴とする接続機器特定方法。
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