JP6372702B2 - 水分解装置及び水分解システム - Google Patents

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Description

本発明は、水分解装置及び水分解システムに関する。
従来から、光半導体に光を照射することによって水を水素と酸素とに分解する技術が知られている(例えば、特許文献1)。この技術を応用した水分解装置は、典型的には、筐体、光半導体電極及び対極を備えている。光半導体電極及び対極は、筐体の内部に配置されている。筐体には、水の供給口及び水の排出口が設けられている。筐体は、太陽光などの光を透過させるための窓を有している。窓を通じて光半導体電極に光が照射され、これにより、水が分解される。
特許文献2に開示されているように、複数の水素製造モジュール(水分解装置)を連結して使用する技術も知られている。
特開2012−76978号公報 特開2012−177159号公報
上記のような水分解装置には、水を含む液体が供給される。液体の圧力が水分解装置の筐体に加わる。液体の圧力によって筐体が破損することを防止するために、筐体の許容圧力を下回る圧力で液体を水分解装置に供給する必要がある。しかし、圧力が正確に調節された液体を水分解装置に供給することは容易ではない。このことは、複数の水分解装置によってシステムが構築されている場合に特に問題となる。
本開示は、水分解装置の筐体の供給口における液体の圧力が筐体の許容圧力を超過した場合でも水分解装置の運転を継続できるようにするための技術を提供する。
すなわち、本開示は、
第1電極と、
前記第1電極に電気的に接続された第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に配置され、イオンが移動可能な部分を含む隔壁と、
前記第1電極、前記第2電極及び前記隔壁を収容している筐体と、
前記筐体に設けられ、前記筐体の内部に水を含む液体を供給するための供給口と、
前記筐体に設けられ、前記筐体の外部に前記液体を排出するための排出口と、
前記筐体の内部の圧力で駆動されて前記筐体の内部の圧力を許容圧力以下に保つように構成された圧力調節機構と、
を備えた、水分解装置を提供する。
上記の技術によれば、水分解装置の筐体の供給口における液体の圧力が筐体の許容圧力を超過した場合でも水分解装置の運転を継続できる。
実施形態1に係る水分解装置の概略断面図 図1に示す水分解装置の圧力調節機構の拡大図 図1に示す水分解装置を用いた水分解システムの構成図 図3に示す水分解システムの概略側面図 実施形態2に係る水分解装置の概略断面図 図5に示す水分解装置の圧力調節機構の拡大図 図5に示す水分解装置を用いた水分解システムの構成図 実施形態3に係る水分解装置の概略断面図 実施形態4に係る水分解装置の概略断面図
例えば、複数の従来の水分解装置によってシステムが構築されている場合、ポンプから水分解装置までの高さが一定でなかったり、ポンプから水分解装置までの配管長が一定でなかったりする。この場合、水分解装置の筐体の供給口における液体の圧力も水分解装置ごとに異なる。そのため、複数の水分解装置の中で1つでも液体の圧力が許容圧力に達した水分解装置があると、液体の供給圧力(例えば、ポンプの吐出圧力)をそれ以上上げることができず、液体の供給が滞る水分解装置が出現する可能性がある。また、保守などの理由で水分解装置を交換する必要がある場合には、液体の供給圧力を見直す必要が生じるので、システムの運転を再開するまでの時間もかかる。
したがって、水分解装置の筐体の供給口における液体の圧力が筐体の許容圧力を超過した場合でも水分解装置の運転を継続できるようにするための技術が望まれている。
本開示の第1態様は、
第1電極と、
前記第1電極に電気的に接続された第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に配置され、イオンが移動可能な部分を含む隔壁と、
前記第1電極、前記第2電極及び前記隔壁を収容している筐体と、
前記筐体に設けられ、前記筐体の内部に水を含む液体を供給するための供給口と、
前記筐体に設けられ、前記筐体の外部に前記液体を排出するための排出口と、
前記筐体の内部の圧力で駆動されて前記筐体の内部の圧力を許容圧力以下に保つように構成された圧力調節機構と、
を備えた、水分解装置を提供する。
第1態様によれば、圧力調節機構の働きによって、どのような圧力で液体が水分解装置に供給された場合でも、筐体の内部の圧力が許容圧力以下に保たれる。そのため、水分解装置の筐体の供給口における液体の圧力が筐体の許容圧力を超過した場合でも水分解装置の運転を継続できる。つまり、水分解装置に液体を補給することができる。また、複数の水分解装置でシステムを構築する場合、水分解装置ごとに液体の圧力を設定する必要が無い。そのため、水分解装置の最適な配置を容易に実現できるだけでなく、システムの保守を短時間で終わらせることができる。
本開示の第2態様は、第1態様に加え、前記第1電極は、光照射によって水を分解する光触媒を含み、前記筐体は、前記第1電極と向かい合う位置に光を透過させる窓を有する、水分解装置を提供する。第2態様によれば、光エネルギーによって水を分解することができる。
本開示の第3態様は、第2態様に加え、前記圧力調節機構は、前記隔壁に対して、前記窓が位置する側とは反対側に設けられている、水分解装置を提供する。第3態様によれば、圧力調節機構によって窓の面積が制限されないので、窓を最大限広くして第1電極に照射される光の量を増やすのに有利である。水は、窓が位置する側の空間にも供給される。
本開示の第4態様は、第2態様に加え、前記圧力調節機構は、前記隔壁に対して、前記窓が位置する側と同じ側に設けられている、水分解装置を提供する。第4態様によれば、供給口から排出口へ向かう液体の流れが、第1電極が配置された空間に形成されやすい。その結果、第1電極の表面から気泡が積極的に排除され、光のエネルギー利用効率が向上する。
本開示の第5態様は、第2態様に加え、前記筐体には、前記第1電極で発生した第1ガスを前記筐体の外部に取り出すための第1取り出し口と、前記第2電極で発生した第2ガスを前記筐体の外部に取り出すための第2取り出し口とがさらに設けられ、前記隔壁は、前記第1ガスが前記第1取り出し口に選択的に導かれ、前記第2ガスが前記第2取り出し口に選択的に導かれるように前記筐体の内部を少なくとも部分的に仕切っており、前記供給口及び前記排出口は、前記第1電極の表面に沿って前記筐体の内部に前記液体の流れが形成されるように、それぞれ、前記筐体の一端部と他端部とに形成されている、水分解装置を提供する。第5態様によれば、第1電極の表面から気泡が積極的に排除され、光のエネルギー利用効率が向上する。
本開示の第6態様は、第1〜第5態様のいずれか1つに加え、前記圧力調節機構は、前記供給口に設けられた流入調節機構である、水分解装置を提供する。このような構造によれば、圧力調節機構のための流路を別途設ける必要が無いので、水分解装置の構造が複雑になることを回避できる。
本開示の第7態様は、第1〜第6態様のいずれか1つに加え、前記圧力調節機構は、前記排出口に設けられた流出調節機構である、水分解装置を提供する。このような構造によれば、圧力調節機構のための流路を別途設ける必要が無いので、水分解装置の構造が複雑になることを回避できる。
本開示の第8態様は、
第1〜第7態様のいずれか1つの複数の水分解装置と、
水を含む液体を前記複数の水分解装置に供給するためのポンプと、
前記ポンプと前記複数の水分解装置とを接続している液供給回路と、
を備えた、水分解システムを提供する。
第8態様の水分解システムによれば、単位時間当たりに処理できる水の量を容易に増やすことができる。
本開示の第9態様は、第8態様に加え、前記液体を貯留するタンクと、前記水分解装置の前記筐体の前記排出口と前記タンクとを接続している液回収回路と、をさらに備えた、水分解システムを提供する。第9態様によれば、複数の水分解装置とタンクとの間で液体を循環させることができるので、液体の有効利用を図ることができる。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態1)
図1に示すように、実施形態1に係る水分解装置1は、筐体15、第1電極3、第2電極4及び隔壁5を備えている。第1電極3、第2電極4及び隔壁5は、筐体15の内部に配置されている。第1電極3、第2電極4及び隔壁5は、それぞれ、板の形状を有する。第1電極3と第2電極4とが互いに向かい合っている。第1電極3と第2電極4との間に隔壁5が配置されている。
第1電極3は、光触媒である半導体材料を導電基板の上に配置することによって得られた光半導体電極でありうる。光触媒である半導体材料は、光照射によって水を分解する機能を有する。半導体材料は、n型半導体材料であってもよいし、p型半導体材料であってもよい。第2電極4は、金属、炭素材料などの導電性材料で作られた対極でありうる。第1電極3は、配線6によって第2電極4と電気的に接続されている。隔壁5は、水素イオンなどのイオンが移動可能な部分を含む。すなわち、隔壁5の全部がイオン透過性の材料で作られていてもよいし、隔壁5の一部のみがイオン透過性の材料で作られていてもよい。隔壁5は、微細な孔を有する多孔性材料で作られていてもよい。隔壁5は、また、第1電極3で発生したガスと第2電極4で発生したガスとを分離する機能とを有する。本実施形態において、第1電極3及び第2電極4は、それぞれ、隔壁5に接している。ただし、第1電極3及び第2電極4は、隔壁5から離れて配置されていてもよい。
本実施形態において、配線6は、筐体15の内部に配置されている。配線6の一部は、筐体15の外部に位置していてもよい。また、第1電極3と第2電極4との間にバイアス電圧を印加できるような機構が設けられていてもよい。
筐体15には、供給口7、排出口9及び圧力調節機構20が設けられている。供給口7は、筐体15の内部に水を含む液体(以下、単に「水」と称する)を供給するための通路(流入路)である。排出口9は、筐体15の内部から筐体15の外部に水を排出するための通路(流出路)である。筐体15の下部に供給口7が設けられている。筐体15の上部に排出口9が設けられている。本実施形態において、排出口9は、電極3及び4で発生した酸素ガス及び水素ガスを筐体15の外部へと導くためのガス取り出し口に兼用されている。
供給口7には配管41が接続されうる。配管41を通じて、タンクなどの供給源40から水分解装置1に水が供給される。電極3及び4において、水が分解され、酸素ガス及び水素ガスが発生する。排出口9を通じて、酸素ガス、水素ガス及び余剰の水が筐体15の外部へと導かれる。必要に応じて、水分解装置1の外部にて、酸素ガス、水素ガス及び余剰の水が互いに分離される。なお、分解された水の量に等しい量の水のみが水分解装置1に供給される場合には、排出口9から余剰の水は排出されない。この場合、排出口9は、単なるガス取り出し口として機能する。
筐体15は、第1電極3と向かい合う位置に光を透過させる窓15aを有する。窓15aは、ガラス、アクリル樹脂などの透明材料で形成されている。窓15aは、筐体15の主表面を形成している。窓15aを通じて、太陽光などの光が第1電極3に照射される。光エネルギーによって水を分解することができる。なお、「主表面」とは、最も面積が広い面を意味する。
筐体15は、例えば、板状かつ平面視で矩形の構造を有する。筐体15を平面視したとき、供給口7及び排出口9は、それぞれ、互いに向かい合う一辺と他辺とに位置している。これにより、供給口7から排出口9に向かって水の流れが形成されうる。第1電極3の表面に沿って水が流れると、第1電極3の表面から気泡を積極的に排除できる。その結果、光のエネルギー利用効率が向上する。ただし、筐体15の内部で水流が発生することは必須ではないし、電極3及び4の分解能力を超える量の水を供給することも必須ではない。水分解装置1には、分解された水の量に等しい量の水のみが逐次供給されてもよい。
圧力調節機構20は、筐体15の内部の圧力を筐体15の許容圧力以下に保つように構成されている。圧力調節機構20は、筐体15の内部の圧力で駆動される。そのため、水分解装置1に水を供給するためのポンプの吐出圧力の変動、ポンプから水分解装置1までの高さ、配管41における圧力損失などの影響を受けることなく圧力調節機構20が駆動されて筐体15の破損が確実に防止される。
本実施形態において、圧力調節機構20は、供給口7に設けられた流入調節機構である。言い換えれば、供給口7として機能する空間に圧力調節機構20が配置されている。このような構造によれば、圧力調節機構20のための流路を別途設ける必要が無いので、水分解装置1の構造が複雑になることを回避できる。
供給口7は、筐体15の側面(窓15aを平面視したときの側面)に沿って設けられており、筐体15の裏面側から表面側に向かって延びている。すなわち、供給口7は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側とは反対側において、筐体15の外部に向かって開口している。さらに、供給口7は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側と同じ側において、筐体15の内部に向かって開口している。圧力調節機構20は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側とは反対側に設けられている。このような構造によれば、供給口7から排出口9へ向かう水の流れが、第1電極3が配置された空間に形成されやすい。その結果、第1電極3の表面から気泡が積極的に排除され、光のエネルギー利用効率が向上する。この効果に加え、圧力調節機構20によって窓15aの面積が制限されないので、窓15aを最大限広くして第1電極3に照射される光の量を増やすのに有利である。また、窓15aを平面視したとき、窓15aに重なる位置に圧力調節機構20が位置している。つまり、圧力調節機構20は、水分解装置1の平面視での面積を極力増加させない位置に設けられている。この構造は、複数の水分解装置1を用いて構築されたシステムにとって有利である。
図2に示すように、圧力調節機構20は、ダイヤフラム10、弁体11、弁座12及びバネ13を備えている。ダイヤフラム10は、筐体15の内部の圧力を受けることができる位置に配置されている。ダイヤフラム10の一方の面には弁体11が連結されており、他方の面にはバネ13が連結されている。弁体11は、ダイヤフラム10及びバネ13とともに動かされる。弁体11が弁座12に着座すると、供給口7が閉じられる。
水分解装置1の運転時において、筐体15の内部は水で満たされている。第1電極3に光が照射されると、電極3及び4によって水が分解されて酸素及び水素が発生する。水の分解によって筐体15の内部の水の量が減少し、供給源40から供給口7を経由して筐体15の内部に水が補給される。このとき、筐体15の内部の圧力(水圧)が圧力調節機構20の設定圧力を超えると、ダイヤフラム10を押す力がバネ13の反力を上回り、ダイヤフラム10に連結された弁体11が弁座13に接近する。供給口7の流路面積が減少し、供給口7における水の流量が減少し、筐体15の内部の圧力が下がる。他方、筐体15の内部の水圧が下がると、弁体11が弁座13から離れる方向に動く。供給口7の流路面積が増加し、供給口7における水の流量が増加し、筐体15の内部の圧力が上がる。圧力調節機構20の設定圧力が筐体15の許容圧力よりも低い値に設定されている場合、筐体15の内部の圧力は、許容圧力以下に保たれる。その結果、筐体15の破損による液漏れなどの不具合を回避しつつ、水が滞りなく補給される。つまり、水分解装置1の機能が保全されうる。供給口7の一次側(配管41)における水の供給圧力が高かったとしても、供給口7の二次側(筐体15の内部)の圧力は常に一定の圧力以下に保たれる。
図3に示すように、本実施形態に係る水分解システム100は、複数の水分解装置1(1a〜1f)、タンク16、ポンプ17及び液供給回路18で構成されている。タンク16には、水が貯められている。タンク16にはポンプ17が配管で接続されている。ポンプ17は、液供給回路18を介して、複数の水分解装置1に接続されている。タンク16の水は、ポンプ17の働きによって複数の水分解装置1に供給される。水は、圧力調節機構20を経由して筐体15の内部に流入する。圧力調節機構20は、ダイヤフラム10の動きによって、筐体15の内部の圧力が許容圧力以下のときにのみ開く。
水分解システム100によれば、単位時間当たりに処理できる水の量を容易に増やすことができる。なお、図3において、水分解装置1の排出口9に接続されたラインは省略されている。水分解装置1の排出口9は、例えば、気液分離器に配管で接続されうる。また、本実施形態では、複数の水分解装置1は、ポンプ17に対して互いに並列に接続されている。ただし、全ての水分解装置1が互いに直列に接続されていてもよいし、並列接続と直列接続とが混在していてもよい。
図4に示すように、複数の水分解装置1a〜1fは、フレーム19に複数段(3段)で設置されている。フレーム19において、複数の水分解装置1a〜1fは、互いに異なる複数の高さ(ポンプ17からの高さ)に位置している。図4に示す配置によれば、タンク16の水は、設置高さが互いに異なる複数の水分解装置1a〜1fに送られる。つまり、異なる圧力で水分解装置1a〜1fに水が供給される。最も低い位置に設置された水分解装置1e及び1fには、最も高い位置に設置された水分解装置1a及び1bでの圧力に加えて、高低差に対応する水頭の圧力が加わる。しかし、水分解装置1の圧力調節機構20の働きによって、水分解装置1の筐体15の内部の圧力は、許容圧力以下に保たれる。
例えば、水分解装置1aが設置された位置と水分解装置1eが設置された位置との高低差が10mの場合には、約100kPaの圧力が水分解装置1eに余分に加わる。全ての水分解装置1に水を供給するために必要な圧力に加えて余分な圧力が加わること考慮すれば、頑強な構造を持った筐体15を水分解装置1に使用する必要がある。例えば、窓15aの厚さを増やすことが考えられる。しかし、厚すぎる窓15aは光の強度を大幅に減衰させ、水分解装置1の効率の低下を招く。また、水分解装置1の重量が増えると、フレーム19の強化も必要となる。水分解装置1のコスト及びフレーム19に水分解装置1を設置するために必要なコストも上昇する。
本実施形態によれば、どのような圧力で水が水分解装置1に供給された場合でも、各水分解装置1の筐体15の内部の圧力は一定の圧力以下に保たれる。そのため、水分解装置1の運転を継続できる。また、複数の水分解装置1で水分解システム100を構築するときにも、水分解装置1ごとに水の供給圧力を設定する必要が無い。そのため、水分解システム100を構築するための工期を短縮することができる。高低差を無くすために水分解装置1を平面状に並べる必要も無いので、水分解システム100の設置面積を縮小することができる。つまり、複数の水分解装置1の配置を最適にしつつ水分解システム100を容易に構築できる。
以下、水分解装置及び水分解システムの他の実施形態を説明する。実施形態1と他の実施形態とで共通する要素には同じ参照符号を付し、それらの説明を省略する。すなわち、水分解装置1及び水分解システム100に関する説明は、技術的に矛盾しない限り、以下の実施形態にも適用されうる。また、各実施形態は、技術的に矛盾しない限り、互いに組み合わせることができる。
(実施形態2)
図5に示すように、実施形態2に係る水分解装置2は、筐体15、第1電極3、第2電極4及び隔壁5を備えている。第1電極3、第2電極4及び隔壁5に関する説明は、実施形態1の通りである。
筐体15には、ガス取り出し口25、供給口26、排出口27及び圧力調節機構28が設けられている。実施形態1でも説明したように、供給口26は、筐体15の内部に水を供給するための通路(流入路)である。排出口27は、筐体15の内部から筐体15の外部に水を排出するための通路(流出路)である。筐体15の下部に供給口26が設けられている。筐体15の上部にガス取り出し口25及び排出口27が設けられている。排出口27を通じて筐体15の外部に排出された水は、配管42を通じて、供給源40に戻されてもよい。
本実施形態では、電極3及び4で発生した酸素ガス及び水素ガスを筐体15の外部へと導くために、排出口27とは別にガス取り出し口25が設けられている。酸素ガス及び水素ガスは、ガス取り出し口25を通じて筐体15の外部へと排出される。このような構造によれば、余剰の水とともに排出口27を通じて筐体15の外部に排出されるガスの量を減らすことができる。そのため、排出口27に接続された配管の内部における圧力損失を抑制することができる。ただし、酸素ガス及び水素ガスの一部は、排出口27を通じて、余剰の水とともに筐体15の外部へと排出されてもよい。また、ガス取り出し口25は、ガスのみを通過させるように構成されていてもよい。実施形態1の水分解装置1の筐体15にこのようなガス取り出し口25が設けられていてもよい。
供給口26は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側と同じ側において、筐体15の内部に向かって開口している。排出口27は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側と反対側において、筐体15の内部に向かって開口している。圧力調節機構20も、隔壁5に対して、窓15aが位置する側とは反対側に設けられている。このような構造によれば、供給口26から排出口28へ向かう水の流れが、第1電極3が配置された空間に形成されやすい。その結果、第1電極3の表面から気泡が積極的に排除され、光のエネルギー利用効率が向上する。この効果に加え、圧力調節機構28によって窓15aの面積が制限されないので、窓15aを最大限広くして第1電極3に照射される光の量を増やすのに有利である。
本実施形態においても、圧力調節機構28は、筐体15の内部の圧力を筐体15の許容圧力以下に保つように構成されている。本実施形態において、圧力調節機構28は、排出口27に設けられた流出調節機構である。言い換えれば、排出口27として機能する空間に圧力調節機構28が配置されている。また、圧力調節機構28は、筐体15の内部の圧力で駆動される。したがって、本実施形態においても、実施形態1と同じ効果が得られる。
図6に示すように、圧力調節機構28は、ダイヤフラム29、弁体30、弁座31及びバネ32を備えている。圧力調節機構28の構造は、実施形態1で説明した圧力調節機構20とやや異なるが、その作用及び機能は同じである。
水分解装置2の運転時において、筐体15の内部は水で満たされている。第1電極3に光が照射されると、電極3及び4によって水が分解されて酸素及び水素が発生する。水の分解によって筐体15の内部の水の量が減少し、供給源40から供給口26を経由して筐体15の内部に水が補給される。このとき、筐体15の内部の圧力(水圧)が圧力調節機構28の設定圧力を超えると、ダイヤフラム29を押す力がバネ32の反力を上回り、ダイヤフラム29に連結された弁体30が弁座31から離れる方向に移動する。排出口27を経由して水が筐体15の外部に排出され、筐体15の内部の圧力が下がる。圧力調節機構28の設定圧力が筐体15の許容圧力よりも低い値に設定されている場合、筐体15の内部の圧力は、許容圧力以下に保たれる。その結果、筐体15の破損による液漏れなどの不具合を回避しつつ、水が滞りなく補給される。つまり、水分解装置2の機能が保全されうる。
図7に示すように、本実施形態に係る水分解システム200は、複数の水分解装置2(2a〜2f)、タンク16、ポンプ17、液供給回路18及び液回収回路38で構成されている。液回収回路38は、水分解装置2の筐体15の排出口27とタンク16とを接続している。排出口27を通じて水分解装置2の外部に排出された水は、液回収回路38を通じてタンク16に戻される。筐体15の内部の圧力が許容圧力を超えたとき、ダイヤフラム29の動きによって圧力調節機構28が開いて筐体15の外部に水が排出される。その他の構成については、実施形態1で説明した通りである。図4を参照して実施形態1で説明したように、複数の水分解装置2は、フレーム19に複数段で設置されていてもよい。
本実施形態の水分解システム200においても、実施形態1の水分解システム100と同じ効果が得られる。また、水分解システム200によれば、複数の水分解装置2とタンク16との間で水を循環させることができるので、水の有効利用を図ることができる。また、汚水の浄化に水分解システム200を適用する場合には、水を循環させることによって汚水の浄化度を向上させることができる。
(実施形態3)
図8に示すように、実施形態3に係る水分解装置50は、筐体15、第1電極3、第2電極4及び隔壁5を備えている。第1電極3、第2電極4及び隔壁5に関する説明は、実施形態1の通りである。ただし、本実施形態において、隔壁5の上端は、筐体15の内面に接している。隔壁5の下端は、実施形態1及び2と同じように、筐体15の内面から離れている。隔壁5の下端よりも下方に形成された隙間を通じて、第1電極3が配置された空間は、第2電極4が配置された空間に連通している。
筐体15には、第1取り出し口25a、第2取り出し口25b、供給口26、排出口27及び圧力調節機構28が設けられている。第1取り出し口25aは、第1電極3で発生した酸素ガス(第1ガス)を筐体15の外部に取り出すための開口部である。第2取り出し口25bは、第2電極4で発生した水素ガス(第2ガス)を筐体15の外部に取り出すための開口部である。隔壁5は、酸素ガスが第1取り出し口25aに選択的に導かれ、水素ガスが第2取り出し口25bに選択的に導かれるように筐体15の内部を部分的に仕切っている。このような構造によれば、余剰の水とともに排出口27を通じて筐体15の外部に排出されるガスの量を減らすことができる。そのため、排出口27に接続された配管の内部における圧力損失を抑制することができる。さらに、酸素ガスと水素ガスとを水分解装置50の外部で分離する手間も省ける。実施形態1の水分解装置1の筐体15にこのようなガス取り出し口25a及び25bが設けられていてもよい。
排出口27及び圧力調節機構28の構造は、本実施形態と実施形態2(図5参照)とで同じであるが、それらの位置が本実施形態と実施形態2とで若干異なっている。すなわち、本実施形態においても、排出口27は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側とは反対側に設けられている。詳細には、排出口27は、第2電極4に向かい合う位置に設けられている。同様に、圧力調節機構28は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側とは反対側に設けられている。詳細には、圧力調節機構28は、第2電極4に向かい合う位置に設けられている。言い換えれば、窓15aを平面視したとき、窓15aに重なる位置に排出口27及び圧力調節機構28が位置している。このような位置関係によれば、圧力調節機構28によって窓15aの面積が制限されないので、窓15aを最大限広くして第1電極3に照射される光の量を増やすのに有利である。
本実施形態では、配線6の一部が筐体15の外部に位置している。ただし、実施形態1及び2のように、配線6の全部が筐体15の内部に位置していてもよい。
(実施形態4)
図9に示すように、本実施形態に係る水分解装置60と実施形態3に係る水分解装置50との相違点は、圧力調節機構28の位置にある。本実施形態において、圧力調節機構28は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側と同じ側に設けられている。詳細には、圧力調節機構28は、第1電極3に向かい合う位置に設けられている。同様に、排出口27は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側と同じ側に設けられている。詳細には、排出口27は、第1電極3に向かい合う位置に設けられている。このような位置関係によれば、供給口26から排出口27へ向かう水の流れが、第1電極3が配置された空間に形成されやすい。その結果、第1電極3の表面から気泡が積極的に排除され、光のエネルギー利用効率が向上する。
本実施形態では、第1電極3の表面に沿って筐体15の内部に水の流れが形成されるように、供給口26と排出口27との位置関係が定められている。例えば、供給口26及び排出口27は、第1電極3の表面に沿って筐体15の内部に水の流れが形成されるように、それぞれ、筐体15の一端部と他端部とに形成されている。供給口26は、隔壁5に対して、窓15aが位置する側と同じ側において、筐体15の内部に向かって開口している。排出口27も、隔壁5に対して、窓15aが位置する側と同じ側において、筐体15の内部に向かって開口している。このような構造によれば、気泡を排除する効果をより十分に得ることができる。
(その他)
また、隔壁5は、筐体15の内部を完全に仕切っていてもよい。すなわち、筐体15の内部は、隔壁5によって、第1電極3が配置された空間と第2電極4が配置された空間とに仕切られていてもよい。
実施形態1で説明した圧力調節機構20は、他の実施形態の水分解装置にも適用されうる。つまり、水分解装置は、流入調節機構としての圧力調節機構20及び流出調機構としての圧力調節機構28の両方を備えていてもよい。流入調節機構が閉まる設定圧力を排出調節機構が開く設定圧力よりも低くすると、供給口からの水の供給が停止した後に筐体15の内部で水温が上昇して筐体15の内部の圧力が更に上昇した場合に、排出口からの水の排出が開始される。そのため、不要な水の排出量を抑えることができる。また、流入調節機構が閉まる設定圧力を排出調節機構が開く設定圧力よりも高くすると、筐体15の内部にガスが溜って筐体15の内部の圧力が上昇した場合には、排出口からガスを排出できる。そのため、供給口からの水の供給を継続することができる。

また、実施形態1で説明した圧力調節機構20(流入調節機構)が他の実施形態の水分解装置に適用された場合において、水分解装置の内部に水の流れを形成するために、流入調節機構が閉まる設定圧力は、排出調節機構が開く設定圧力よりも高いことが望ましい。
本明細書に開示された水分解装置は、太陽光などの光から電力を生成可能であり、例えば、大規模な水素製造設備に応用されうる。本明細書に開示された水分解装置は、燃料電池と組み合わせることによって、家庭用の発電システム、発電所などにも応用されうる。また、本明細書に開示された水分解装置は、水に含まれた有機物の分解を目的とした設備、例えば、汚水処理設備、水浄化設備などにも応用されうる。その他、水を含む様々な電解液を水分解装置で処理することができる。
1,2,50,60 水分解装置
3 第1電極
4 第2電極
5 隔壁
7,26 供給口
9,27 排出口
15 筐体
15a 窓
16 タンク
17 ポンプ
18 液供給回路
20,28 圧力調節機構
25 ガス取り出し口
25a 第1取り出し口
25b 第2取り出し口
100,200 水分解システム

Claims (8)

  1. 第1電極と、
    前記第1電極に電気的に接続された第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に配置され、イオンが移動可能な部分を含む隔壁と、
    前記第1電極、前記第2電極及び前記隔壁を収容している筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体の内部に水を含む液体を供給するための供給口と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体の外部に前記液体を排出するための排出口と、
    前記筐体の内部の圧力で駆動されて前記筐体の内部の圧力を許容圧力以下に保つように構成された圧力調節機構と、
    を備え、
    前記圧力調節機構は、前記排出口に設けられた流出調節機構を含む、水分解装置。
  2. 前記第1電極は、光照射によって水を分解する光触媒を含み、
    前記筐体は、前記第1電極と向かい合う位置に光を透過させる窓を有する、請求項1に記載の水分解装置。
  3. 前記圧力調節機構は、前記隔壁に対して、前記窓が位置する側とは反対側に設けられている、請求項2に記載の水分解装置。
  4. 前記圧力調節機構は、前記隔壁に対して、前記窓が位置する側と同じ側に設けられている、請求項2に記載の水分解装置。
  5. 前記筐体には、前記第1電極で発生した第1ガスを前記筐体の外部に取り出すための第1取り出し口と、前記第2電極で発生した第2ガスを前記筐体の外部に取り出すための第2取り出し口とがさらに設けられ、
    前記隔壁は、前記第1ガスが前記第1取り出し口に選択的に導かれ、前記第2ガスが前記第2取り出し口に選択的に導かれるように前記筐体の内部を少なくとも部分的に仕切っており、
    前記第1電極の表面に沿って前記筐体の内部に前記液体の流れが形成されるように、前記供給口と前記排出口との位置関係が定められている、請求項2に記載の水分解装置。
  6. 前記圧力調節機構は、前記供給口に設けられた流入調節機構をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水分解装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の複数の水分解装置と、
    水を含む液体を前記複数の水分解装置に供給するためのポンプと、
    前記ポンプと前記複数の水分解装置とを接続している液供給回路と、
    を備えた、水分解システム。
  8. 前記液体を貯留するタンクと、
    前記水分解装置の前記筐体の前記排出口と前記タンクとを接続している液回収回路と、
    をさらに備えた、請求項に記載の水分解システム。
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