JP6372697B2 - 撮像装置、撮像制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
この問題を解決するために特開2006−243148には、予め各々のカメラの“撮影準備動作に要する時間”の違いを考慮して、各々のカメラに対して撮影を指示するタイミングを遅延させるようにした技術が記載されている。
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する特定手段と、
前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する同期撮影制御手段と、
を備えることを特徴とする。
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する特定手段と、
当該撮像装置の単独撮影が指示された場合には、第1の方法による撮影準備動作を実行し、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合には、前記第1の方法の撮影準備動作よりも処理時間が短く、かつ、前記制限時間内にその処理が完了する第2の方法による撮影準備動作を実行するように制御する同期撮影制御手段と、
を備えることを特徴とする。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図10を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、複数台の撮像装置(カメラ)が同じ被写体を異なる位置から同期して撮影を行うために各カメラを通信接続した状態の撮像システムを示した図である。
各撮像装置(カメラ)は、例えば、電池を電源とするコンパクトデジタルカメラ又は一眼レフデジタルカメラであり、静止画撮影の他に、動画撮影も可能なもので、複数台のカメラが異なる位置から同じ被写体を同期して撮影する機能(同期撮影機能)を備えている。図示の例は、複数台(20台)のカメラが同じ被写体(例えば、祭りやコンサートなどのイベント会場)を異なる位置から同期撮影する場合の様子を示したもので、被写体の周囲全体に複数台(20台)のカメラを設置した場合である。
このようなAF処理に要する時間の他、AE(自動露出)に要する時間についても、絞り機構の動作を伴う場合には、被写体の明るさや、撮影準備動作の開始時における絞り値(絞り機構の位置)の違いに応じて“撮影準備動作に要する時間”が異なるものとして考えられるので、“撮影準備動作に要する時間”には、AF処理に要する時間に限らず、AEに要する時間も含まるようにしてもよい。
制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのカメラの全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリなどを有している。電源部2は、カメラ本体(制御部1、記憶部3など)に電力を供給する本体電源である。記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図6〜図10に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ3aを有している。
図3は、同期撮影の従来動作を説明するための図で、同期撮影を行う際に各カメラの設置状況(カメラから被写体までの距離)によってカメラから被写体までの距離がカメラ毎に相違していると、カメラ毎に“撮影準備動作に要する時間”も異なって同期撮影のタイミングがずれてしまうことを示している。すなわち、マスタ側のカメラMTは、第1の指示であるハーフシャッタ操作に応答して撮影準備動作を開始すると共に、各スレーブ側のカメラSV1〜SV19に対して撮影準備指示信号を送信する。
距離―時間変換テーブル3cは、カメラの設置状況によってカメラ毎に異なってしまう“撮影準備動作に要する時間”を求めるために、カメラから被写体までの距離を“撮影準備動作に要する時間”に変換するためのテーブルである。距離―時間変換テーブル3cは、複数台のカメラによって同期撮影を行う際のAF処理時において被写体までの距離と、フォーカスレンズの移動量又は移動時間(AF処理に要する時間)との対応関係を示すために「被写体までの距離」、「撮影準備動作に要する時間」の項目を有している。
先ず、制御部1は、同期撮影モードに切り替えられたかを調べ(図6のステップA1)、同期撮影モード以外のモード(通常の撮影モード)であれば(ステップA1でNO)、図8のフローに移るが、同期撮影モードに切り替えられた場合には(ステップA1でYES)、マスタ側のカメラMTとして機能させることを宣言する所定のユーザ操作が行われたか否かを調べる(ステップA2)。ここで、その宣言操作が行われたときには(ステップA2でYES)、自カメラをマスタ側のカメラMTとして機能させる他、他の各カメラをスレーブ側のカメラSV1〜SV19として機能させるために、他の各カメラに対してスレーブとして機能すべきことを示すスレーブ通知を無線送信する(ステップA3)。また、マスタ宣言操作が行われなければ(ステップA2でNO)、図7のステップA14に移り、他のカメラ(マスタ側のカメラMT)から上述のスレーブ通知を受信したかを調べる。ここで、スレーブ通知を受信しなければ(ステップA14でNO)、図6のステップA1に戻り、以下、同期撮影モード下においては、マスタ宣言操作が行われるまで、又はスレーブ通知を受信するまで待機状態となる。
なお、全データのばらつき分布に対して制限時間が長すぎる場合には、撮影準備動作の精度を高めることができるが、撮影チャンスを逃す可能性があり、逆に、制限時間が短かすぎる場合には、撮影チャンスを逃す可能性が少なくなるが、撮影準備動作の精度を低下させることになるため、その兼ね合いを考慮して制限時間を特定可能とするために上述の所定値をユーザ操作によって任意に設定可能としてもよい。
以下、この発明の第2実施形態について図10を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、特に言及しなかったが、複数台のカメラによる同期撮影を行うか、1台のカメラによる単独撮影を行うかに拘わらず、同一の撮影準備動作(AF処理)を行うようにしたが、第2実施形態においては、同期撮影か単独撮影かに応じて異なる撮影準備動作(AF処理)を実行するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、制御部1は、撮影モードにおいて同期撮影モードが選択指定されたかを調べ(ステップB1)、同期撮影モードで指定されなければ(ステップB1でNO)、単独撮影が指示されたものとして、第1の方法による撮影準備動作(AF処理)を選択するが(ステップB4)、同期撮影モードが指定されたときには(ステップB1でYES)、第2の方法による撮影準備動作(AF処理)を選択する(ステップB2)。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する特定手段と、
前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する同期撮影制御手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記撮影制御手段は、第1の指示に応じて撮影準備動作を開始し、第2の指示に応じて前記撮影準備動作が完了した後の撮影動作を実行し、
前記同期撮影制御手段は、複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後は、前記第2の指示に応じて撮影動作を実行し、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは前記第2の指示があっても撮影動作を可能にしないように制御する、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記撮影制御手段は、前記撮影準備動作が完了していないタイミングで前記第2の指示を受け付け、この第2の指示が受け付けられている場合に、前記撮影準備動作が完了した後に撮影動作を実行するように制御し、
前記同期撮影制御手段は、前記撮影準備動作が完了しておらず、かつ、前記制限時間が経過していないタイミングで前記第2の指示を受け付け、この第2の指示が受け付けられている場合に、前記制限時間が経過した後に撮影動作を実行するように制御する、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記同期撮影制御手段は、前記撮影準備動作の完了を待たずに前記制限時間が経過した後に前記第2の指示を受け付け、前記制限時間が経過していないタイミングでは前記第2の指示を受け付けないようにすることで、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記同期撮影制御手段は、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、当該撮像装置がマスタ側のカメラとして機能するときには、ユーザ操作により前記第1の指示又は前記第2の指示の有無を判断し、スレーブ側のカメラとして機能するときには、前記マスタ側のカメラとして機能する撮像装置から送信される信号により前記第1の指示又は前記第2の指示の有無を判断する、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記撮影制御手段は、第1の指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後、自動的に撮影動作を実行し、
前記同期撮影制御手段は、複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後は、自動的に撮影動作を実行し、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するのを待ってから自動的に撮影動作を実行する、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記撮影準備動作は、その動作時間が長くなるほど動作精度が高くなる動作であり、
前記特定手段は、前記撮影準備動作の動作精度が所定以上となるように前記制限時間を特定する、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同じ被写体を同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する特定手段と、
当該撮像装置の単独撮影が指示された場合には、第1の方法による撮影準備動作を実行し、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合には、前記第1の方法の撮影準備動作よりも処理時間が短く、かつ、前記制限時間内にその処理が完了する第2の方法による撮影準備動作を実行するように制御する同期撮影制御手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の撮像装置において、
前記撮影準備動作は、その動作時間が長くなるほど動作精度が高くなる動作であり、
前記同期撮影制御手段は、前記制限時間内における前記撮影準備動作の動作精度が所定以上となるように前記第2の方法による撮影準備動作を同期撮影用として選択する、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記撮影準備動作は、オートフォーカス動作である、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記複数の撮像装置の個々が前記撮影準備動作に要する時間のばらつき分布の中間位置を前記制限時間として特定する、
ことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記複数の撮像装置の前記撮影準備動作に要する時間のばらつき分布に基づいて、前記制限時間以内である確率が所定値以上、かつ100%未満となるように前記制限時間を特定する、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項11又は12項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、同期撮影に先だって、前記複数の撮像装置で実行された前記撮影準備動作の動作結果を各撮像装置から収集して、前記撮影準備動作に要する時間のばらつき分布を求める、
ことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記撮像装置の間での通信タイムラグを考慮して前記制限時間を再度特定する、
ことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置における撮像制御方法であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によってを同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する処理と、
前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置のコンピュータに対して、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する機能と、
前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置における撮像制御方法であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する処理と、
当該撮像装置の単独撮影が指示された場合には、第1の方法による撮影準備動作を実行し、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合には、前記第1の方法の撮影準備動作よりも処理時間が短く、かつ、前記制限時間内にその処理が完了する第2の方法による撮影準備動作を実行するように制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置のコンピュータに対して、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する機能と、
当該撮像装置の単独撮影が指示された場合には、第1の方法による撮影準備動作を実行し、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合には、前記第1の方法の撮影準備動作よりも処理時間が短く、かつ、前記制限時間内にその処理が完了する第2の方法による撮影準備動作を実行するように制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。
3 記憶部
3a プログラムメモリ
3c 距離―時間変換テーブル
4 操作部
5 表示部
6 撮像部
6C フォーカスレンズ
6E 撮像素子
7 無線通信部
MT マスタ側のカメラ
SV1〜SV19 スレーブ側のカメラ
Claims (18)
- 指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する特定手段と、
前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する同期撮影制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、第1の指示に応じて撮影準備動作を開始し、第2の指示に応じて前記撮影準備動作が完了した後の撮影動作を実行し、
前記同期撮影制御手段は、複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後は、前記第2の指示に応じて撮影動作を実行し、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは前記第2の指示があっても撮影動作を可能にしないように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、前記撮影準備動作が完了していないタイミングで前記第2の指示を受け付け、この第2の指示が受け付けられている場合に、前記撮影準備動作が完了した後に撮影動作を実行するように制御し、
前記同期撮影制御手段は、前記撮影準備動作が完了しておらず、かつ、前記制限時間が経過していないタイミングで前記第2の指示を受け付け、この第2の指示が受け付けられている場合に、前記制限時間が経過した後に撮影動作を実行するように制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記同期撮影制御手段は、前記撮影準備動作の完了を待たずに前記制限時間が経過した後に前記第2の指示を受け付け、前記制限時間が経過していないタイミングでは前記第2の指示を受け付けないようにすることで、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記同期撮影制御手段は、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、当該撮像装置がマスタ側のカメラとして機能するときには、ユーザ操作により前記第1の指示又は前記第2の指示の有無を判断し、スレーブ側のカメラとして機能するときには、前記マスタ側のカメラとして機能する撮像装置から送信される信号により前記第1の指示又は前記第2の指示の有無を判断する、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、第1の指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後、自動的に撮影動作を実行し、
前記同期撮影制御手段は、複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後は、自動的に撮影動作を実行し、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するのを待ってから自動的に撮影動作を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記撮影準備動作は、その動作時間が長くなるほど動作精度が高くなる動作であり、
前記特定手段は、前記撮影準備動作の動作精度が所定以上となるように前記制限時間を特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する特定手段と、
当該撮像装置の単独撮影が指示された場合には、第1の方法による撮影準備動作を実行し、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合には、前記第1の方法の撮影準備動作よりも処理時間が短く、かつ、前記制限時間内にその処理が完了する第2の方法による撮影準備動作を実行するように制御する同期撮影制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記撮影準備動作は、その動作時間が長くなるほど動作精度が高くなる動作であり、
前記同期撮影制御手段は、前記制限時間内における前記撮影準備動作の動作精度が所定以上となるように前記第2の方法による撮影準備動作を同期撮影用として選択する、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 前記撮影準備動作は、オートフォーカス動作である、
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記特定手段は、前記複数の撮像装置の個々が前記撮影準備動作に要する時間のばらつき分布の中間位置を前記制限時間として特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記特定手段は、前記複数の撮像装置の前記撮影準備動作に要する時間のばらつき分布に基づいて、前記制限時間以内である確率が所定値以上、かつ100%未満となるように前記制限時間を特定する、
ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。 - 前記特定手段は、同期撮影に先だって、前記複数の撮像装置で実行された前記撮影準備動作の動作結果を各撮像装置から収集して、前記撮影準備動作に要する時間のばらつき分布を求める、
ことを特徴とする請求項11又は12項に記載の撮像装置。 - 前記特定手段は、前記撮像装置の間での通信タイムラグを考慮して前記制限時間を再度特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置における撮像制御方法であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する処理と、
前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する処理と、
を含むことを特徴とする撮像制御方法。 - 指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置のコンピュータに対して、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する機能と、
前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合に、前記撮影準備動作が完了していなくても前記制限時間が経過した後に撮影動作を可能にし、かつ、前記撮影準備動作が完了していても前記制限時間が経過するまでは撮影動作を可能にしないように制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置における撮像制御方法であって、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する処理と、
当該撮像装置の単独撮影が指示された場合には、第1の方法による撮影準備動作を実行し、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合には、前記第1の方法の撮影準備動作よりも処理時間が短く、かつ、前記制限時間内にその処理が完了する第2の方法による撮影準備動作を実行するように制御する処理と、
を含むことを特徴とする撮像制御方法。 - 指示に応じて撮影準備動作を開始し、この撮影準備動作が完了した後に撮影動作を可能にする撮影制御手段を備えた撮像装置のコンピュータに対して、
通信接続された当該撮像装置と他の撮像装置との複数の撮像装置によって同期して撮影する際の前記撮影準備動作を制限する時間として、前記複数の撮像装置に共通する制限時間を特定する機能と、
当該撮像装置の単独撮影が指示された場合には、第1の方法による撮影準備動作を実行し、前記複数の撮像装置による同期撮影が指示された場合には、前記第1の方法の撮影準備動作よりも処理時間が短く、かつ、前記制限時間内にその処理が完了する第2の方法による撮影準備動作を実行するように制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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