JP6372427B2 - 液面レベル測定装置 - Google Patents

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本発明は、容器の内部に蓄えられた液体の液面レベルを測定する液面レベル測定装置に、関する。
従来、通路部材により形成されて気体を案内する案内通路において、下流端を容器内部の液体中に開口させた状態下、圧縮して案内通路へと供給した気体を利用することで、液面レベルを測定する液面レベル測定装置は、広く知られている。
例えば、特許文献1に開示の液面レベル測定装置では、案内通路の下流端から気体をパージさせて、当該気体の圧力が安定したときの圧力検出値に基づき、液面レベルが算出されている。これにより、液面レベルの測定精度を確保することが可能となっている。
特開2010−54260号公報
さて、特許文献1に開示の液面レベル測定装置では、ポンプからの供給停止後に気体の圧力が安定すると、圧力検出値に基づき液面レベルの算出が実行されている。ここで、ポンプからの供給停止後においては、気体の圧力が低下することで、下流端から液体が案内通路へと流入する。その結果、圧力検出値に誤差が生じて、液面レベルの測定精度が低下するという問題があった。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、液面レベルの測定精度を高める液面レベル測定装置を、提供することにある。
以下、課題を達成するための発明の技術的手段について、説明する。尚、発明の技術的手段を開示する特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上述の課題を解決するために開示された第一発明は、
容器(2)の内部に蓄えられた液体(3)の液面レベル(LL)を測定する液面レベル測定装置(1)であって、
容器内部において液体中に開口する下流端(14a)を有し、下流端へ気体(5)を案内する案内通路(12)が形成される通路部材(10)と、
気体を圧縮して案内通路に供給する気体供給ユニット(40)と、
容器内部のうち液体よりも上方において気体の溜まる気相空間(4)に対し、案内通路を下流端よりも上流側において連通させる連通状態(Sc)と、案内通路及び気相空間の連通を遮断する遮断状態(Si)とを切替える切替ユニット(60)と、
連通状態下、案内通路のうち下流端よりも上流側から気相空間へ流入する気体の体積流量(Fv)を、検出する流量検出ユニット(70,1070)と、
切替ユニットによる遮断状態下、気体供給ユニットによる気体の供給を実行して、気体を下流端から液体中にパージさせる供給制御ユニット(S102,S103,S104,S2101,S2102,S2103,S2105)と、
気体供給ユニットにより気体の供給を停止し且つ切替ユニットにより遮断状態から切替えた連通状態下、流量検出ユニットにより検出される体積流量を積算する流量積算制御ユニット(S101,S105,S106,S107,S108,S109,S1107,S1109,S2104)と、
気体供給ユニットによる気体の供給停止から流量積算制御ユニットにより積算された体積流量の積算値(ΣF)に基づき、液面レベルを算出するレベル算出ユニット(S110,S111)とを、備えることを特徴とする。
このような第一発明によると、容器内部のうち液体よりも上方において気体の溜まる気相空間に対し、案内通路の連通を遮断する遮断状態下では、気体が圧縮供給されて案内通路の下流端から液体中にパージされる。またその後、下流端よりも上流側において案内通路が容器内部の気相空間と連通する連通状態へ、先の遮断状態から切替わると、気体の供給が停止された案内通路には、液体が下流端から流入する。これにより、案内通路において流入液体に押された気体は、下流端よりも上流側へと逆流することで、当該上流側から気相空間側へと流通する。このとき気体の体積流量が検出されて、さらに積算される。その結果、供給停止からの体積流量の積算値は、案内通路のうち液面レベルと対応する位置まで流入した液体の体積を表すことになるので、当該積算値に基づくことで液面レベルを正確に算出できる。このように第一発明では、気体の供給停止により液体が案内通路へと流入する現象を逆に利用することで、液面レベルの測定精度を高めることが可能となっている。
また、開示された第二発明によると、
レベル算出ユニットは、連通状態下、案内通路において下流端よりも上流側へ逆流した気体の体積膨張量(δV)を推定して、当該推定の結果に基づき液面レベルの算出値を補正することを特徴とする。
このような第二発明によると、気相空間と連通状態の案内通路において、下流端よりも上流側へと逆流した気体の体積膨張量が推定されることで、当該推定の結果に基づいた液面レベルの算出値補正が実現される。これによれば、遮断状態において圧縮された気体が連通状態では逆流時に体積膨張するのに起因して、体積流量の積算値が正規値よりも大きく取得されたとしても、その体積膨張量の推定結果に基づくことで、液面レベルの算出値に生じる誤差を解消できる。したがって、液面レベルの測定精度を高めることにおいて、特に有効となる。
第一実施形態による液面レベル測定装置を示す構成図である。 第一実施形態による液面レベル測定装置の一作動状態を説明するための模式図である。 第一実施形態による液面レベル測定装置の図2とは別の作動状態を説明するための模式図である。 第一実施形態による液面レベル測定装置が実現する液面レベル測定フローを示すフローチャートである。 第二実施形態による液面レベル測定装置が実現する液面レベル測定フローを示すフローチャートである。 図1の変形例を示す構成図である。 図1の変形例を示す構成図である。 図1の変形例を示す構成図である。 図4の変形例を示すフローチャートである。 図4の変形例を示すフローチャートである。 図4の変形例を示すフローチャートである。 図5の変形例を示すフローチャートである。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
図1に示すように、本発明の第一実施形態による液面レベル測定装置1は、容器2の内部に蓄えられた所定液体3の液面レベルLLを測定する。尚、図1の上下方向は、水平面上の鉛直方向と実質一致している。
容器2は、下方の底壁2a及び上方の天壁2b間を周壁2cで囲んでなり、外部の大気に対して内部の閉塞された中空状を呈している。容器2は、閉塞される内部のうち、底壁2aから設定高さとなる零レベルLL0以上には液体3が導入された状態で、通常使用される。そこで、容器2内部における液体3の液面レベルLLは、零レベルLL0を基準とする液面高さとして、定義される。また、容器2の通常使用状態では、天壁2bから下方へ所定距離に位置する導入限界レベルLLthまで、液体3の導入が可能となっている。
閉塞された通常使用状態の容器2内部において液体3の液面レベルLLよりも上方には、上述した導入限界レベルLLthの設定により、気相空間4が常に形成される。この気相空間4には、液体3から蒸発した蒸気と共に、空気が閉じ込められる。こうして空気に蒸気が混入してなる気体5は、蒸気圧に応じた圧力で気相空間4に溜まることとなる。したがって、気相空間4の気体5から圧力を受けて蒸気平衡の状態となる液体3について、液面レベルLLが液面レベル測定装置1により測定される。
尚、容器2内部に蓄えられる液体3は、例えば燃料、オイル、洗浄液、冷却液等である。ここで、必要に応じて液体3は、導入口(図示しない)から容器2内部へ導入される。また、必要に応じて液体3は、供給口(図示しない)から容器2外部へ供給される。
このような容器2の構成を受けて、液面レベル測定装置1は、案内管10,20,30、気体供給源40、チェックバルブ50、切替バルブ60、体積流量計70及び電子制御ユニット80を備えている。
「通路部材」としての第一案内管10は、容器2のうち天壁2bを貫通することで、当該容器2の内外に跨って配置されている。第一案内管10は、管内面により第一案内通路12を形成している。第一案内管10のうち、上下方向に沿って容器2内部に挿入された第一下流管部14は、天壁2bから零レベルLL0の高さまで垂下されている。これにより、真下を向く第一下流管部14の下流端14aは、通常使用状態では、零レベルLL0の位置にて容器2内部の液体3中に常に開口する。ここで特に、第一案内管10のうち少なくとも第一下流管部14の全域では、第一案内通路12の通路断面積が実質一定値に設定されている。
第二案内管20は、容器2のうち天壁2bを貫通することで、当該容器2の内外に跨って配置されている。第二案内管20は、管内面により第二案内通路22を形成している。第二案内管20のうち、上下方向に沿って容器2内部に挿入された第二上流管部26は、導入限界レベルLLthよりも上方となる高さまで、天壁2bから垂下されている。これにより、真下を向く第二上流管部26の上流端26aは、通常使用状態では、容器2内部のうち気相空間4の気体5中に常に開口する。
第三案内管30は、容器2のうち天壁2bを貫通することで、当該容器2の内外に跨って配置されている。第三案内管30は、管内面により第三案内通路32を形成している。第三案内管30のうち、上下方向に沿って容器2内部に挿入された第三下流管部34は、導入限界レベルLLthよりも上方となる高さまで、天壁2bから垂下されている。これにより、真下を向く第三下流管部34の下流端34aは、通常使用状態では、容器2内部のうち気相空間4の気体5中に常に開口する。また、第三案内管30のうち容器2外部に配置された第三上流管部36は、第一案内管10のうち容器2外部に配置された第一上流管部16の中途部に位置する連結点16bに、連結されている。
「気体供給ユニット」としての気体供給源40は、電気作動式のポンプ又は圧縮機(コンプレッサ)等からなる。気体供給源40は、第一案内管10のうち容器2外部に配置された第一上流管部16の上流端16aに、連結されている。それと共に気体供給源40は、第二案内管20のうち容器2外部に配置された第二下流管部24の下流端24aに、連結されている。こうした連結形態の気体供給源40は、制御信号に応じて作動又は停止する。ここで作動中の気体供給源40は、第二案内通路22を通して気相空間4から吸入した気体5を、大気圧よりも高い設定圧まで圧縮して、第一案内通路12に供給する。その結果、気体供給源40から圧縮供給された気体5は、第一案内管10の有する下流端14aまで、第一案内通路12を通して案内される。このとき、気体供給源40からの気体5の供給圧力により、第一案内通路12の全体圧力が液面レベルLLに応じたヘッド圧以上となると、気体5が気泡状態にて下流端14aから液体3中へとパージされる。一方、気体供給源40からの気体5の供給圧力によっても、第一案内通路12の全体圧力が液面レベルLLに応じたヘッド圧に達しないときには、気体5のパージは生じない。
チェックバルブ50は、スプリング型又はスプリングレス型のメカ式ワンウェイバルブである。チェックバルブ50は、第一案内管10のうち第一上流管部16の上流端16a及び連結点16b間に位置する逆止点16cに、設けられている。チェックバルブ50は、第一案内通路12において第一上流管部16の上流端16a側から第一下流管部14の下流端14a側へと向かう気体5の順流Ffを、図2の如き開弁作動により許容する。一方でチェックバルブ50は、第一案内通路12において第一下流管部14の下流端14a側から第一上流管部16の上流端16a側へと向かう気体5の逆流Frを、図3の如き閉弁作動により規制する。
「切替ユニット」として図1に示す切替バルブ60は、電気作動式の開閉バルブである。切替バルブ60は、第三案内管30のうち第三上流管部36の中途部に位置する切替点36cに、設けられている。切替バルブ60は、制御信号に応じて開閉弁する。具体的に切替バルブ60は、図1,3の如き開弁作動により第三案内通路32を開放することで、下流端14aよりも上流側において第一案内通路12を、容器2内部の気相空間4に対して連通させる。こうした第一案内通路12及び気相空間4の連通状態Scでは、図3の如く気体5の逆流Frが第一案内通路12に生じることで、当該気体5が第三案内通路32を通じて気相空間4へと流入する。一方で切替バルブ60は、図2の如き閉弁作動により第三案内通路32を閉塞することで、第一案内通路12及び気相空間4の連通を遮断する。こうした第一案内通路12及び気相空間4の遮断状態Siでは、第一案内通路12に気体5の順流Ffが生じることで、当該気体5が下流端14aから液体3中へとパージされる。そして、これら連通状態Sc及び遮断状態Siを実現するために、容器2の通常使用状態では、各案内通路12,22,32と気相空間4とが外部には実質開放されないようになっている。
「流量検出ユニット」として図1に示す体積流量計70は、電気作動式のフローセンサである。体積流量計70としては、例えば差圧式流量計、電子気流量計、超音波流量計、容積式流量計等、単位時間当たりの体積流量Fvを検出可能な流量計が採用される。体積流量計70は、第三案内管30のうち第三上流管部36の上流端36a及び切替点36c間に位置する検出点36bに、設けられている。体積流量計70は、第三案内通路32において第三上流管部36の上流端36a側から第三下流管部34の下流端34a側へと図3の如く向かう気体5の体積流量Fvを、検出する。ここで、第三案内通路32において図3の如く下流側の気相空間4側へと向かう気体5の流通は、本実施形態では、第一案内通路12における上流側への気体5の逆流Frにより発生する。したがって、第一案内通路12において下流端14aよりも上流側へと逆流することで、当該上流側から気相空間4側へと流通する気体5の体積流量Fvを、体積流量計70は検出することになる。こうして体積流量Fvを検出する体積流量計70は、当該検出流量Fvを表す検出信号を出力する。
図1に示す電子制御ユニット80は、プロセッサ80a及びメモリ80bを有したマイクロコンピュータを主体として、構成されている。電子制御ユニット80は、気体供給源40と切替バルブ60と体積流量計70とに、電気接続されている。電子制御ユニット80は、気体供給源40及び切替バルブ60の作動を制御しつつ、体積流量計70から出力の検出信号により把握した体積流量Fvに基づき液面レベルLLを測定する。具体的に、液面レベルLLを測定するために電子制御ユニット80は、メモリ80bに記憶の制御プログラムをプロセッサ80aにより実行することで、図4に示す如き液面レベル測定フローを実現する。尚、液面レベル測定フローは、ユーザによる電源スイッチ(図示しない)のオン操作に応じて開始され、同スイッチのオフ操作に応じて終了する。また、液面レベル測定フロー中の「S」とは、各ステップを意味する。さらに、液面レベル測定フローを実現するための制御プログラムを記憶する電子制御ユニット80のメモリ80bは、半導体メモリ、磁気媒体若しくは光学媒体等といった記憶媒体を、一つ又は複数使用してそれぞれ構成される。
液面レベル測定フローのS101では、メモリ80bにおいて記憶される体積流量Fvの積算値ΣFを、零値に初期化する。ここで体積流量Fvは、単位時間当たりに第一案内通路12を逆流する気体5の体積を意味し、積算値ΣFは、当該逆流状態の継続する時間分、体積流量Fvを積算した値を意味する。
次にS102では、制御信号の出力により切替バルブ60を制御して閉弁させることで、第一案内通路12及び気相空間4間の状態を図2の遮断状態Siに設定する。続いてS103では、制御信号の出力により気体供給源40を制御することで、第一案内通路12への気体5の圧縮供給を実行する。これらS102,S103の結果、気相空間4からの気体5は、図2の如くチェックバルブ50を開弁させて第一案内通路12を下流側へと流通する一方、閉弁状態の切替バルブ60により第三案内通路32における下流側への流通が規制される。
さらにS104では、S103による気体5の供給開始から供給必要時間Tfが経過したか否かを、判定する。ここで供給必要時間Tfは、第一案内通路12の全体を気体5により満たして下流端14aから液体3中へ気体5をパージさせるのに必要な時間に、予め設定される。こうして、供給必要時間Tfが経過していないことで否定判定がS104により下される間は、同S104が繰り返し実行される。一方、供給必要時間Tfが経過したことで肯定判定がS104により下されると、S105へ移行する。
S105では、制御信号の出力により気体供給源40を制御することで、第一案内通路12への気体5の圧縮供給を停止させる。続いてS106では、制御信号の出力により切替バルブ60を制御して開弁させることで、第一案内通路12及び気相空間4間の状態を図2の遮断状態Siから図3の連通状態Scへと切替える。
さらにS107では、体積流量計70により体積流量Fvを検出して、当該体積流量計70から出力の検出信号に基づき体積流量Fvの検出値を取得する。このときS107では、図3の如き液体3の第一案内通路12への流入により気体5が押されて同通路12を逆流することで、チェックバルブ50が閉弁しつつ、当該気体5の体積流量Fvが体積流量計70によって検出される。続いてS108では、S107による体積流量Fvの検出値を積算して、S105による気体5の供給停止からの積算値ΣFを取得する。このときS108では、体積流量Fvの積算値ΣFを取得する毎に、メモリ80bにおける積算値ΣFの記憶値を当該取得値により更新する。
またさらにS109では、第一案内通路12における逆流状態が終了したか否かを、体積流量計70から出力の検出信号に基づき判定する。その結果、体積流量計70により検出された体積流量Fvが0よりも大きいことで否定判定がS109により下される間は、S107へと戻る。一方、体積流量計70により検出された体積流量Fvが実質0となることで肯定判定がS109により下されると、S110へ移行する。
S110では、メモリ80bに記憶されている最新の積算値ΣFに基づき、液面レベルLLを算出する。このときS110では、図1の如く液面レベルLLと実質同一位置まで液体3が第一案内通路12に流入することで、気体5が上流側へと押上げられている。そこで、流入液体3の体積は積算値ΣFに実質等しいものとして、当該積算値ΣFを第一案内通路12の通路断面積により割り算する。こうした割り算により導出される値は、液面レベルLLを表すこととなる。
但し、本実施形態では、遮断状態Siにおいて圧縮された気体5が連通状態Scでは逆流時に体積膨張する場合を想定して、S110による液面レベルLLの算出値を、同S110に続くS111により補正する。具体的にS111では、連通状態Scにて逆流した気体5の体積膨張量δVを推定することで、当該推定の結果に基づき液面レベルLLの算出値を補正する。このとき体積膨張量δVは、例えば液面レベルLLに応じたヘッド圧等を考慮して推定される。またこのとき、液面レベルLLの算出値に対して引き算される補正値は、体積膨張量δVを第一案内通路12の通路断面積により割り算することで、導出される。尚、こうした補正を経て液面レベルLLが測定されると、本液面レベル測定フローではS101へと戻るが、その戻り前に液面レベルLLの測定値を、例えば表示装置により表示する等してもよい。
以上説明した第一実施形態では、S102,S103,S104を実行する電子制御ユニット80が「供給制御ユニット」を構築する。また、S101,S105,S106,S107,S108,S109を実行する電子制御ユニット80が「流量積算制御ユニット」を構築する。さらにまた、S110,S111を実行する電子制御ユニット80が「レベル算出ユニット」を構築する。
(作用効果)
ここまで説明した第一実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第一実施形態によると、容器2内部のうち液体3よりも上方において気体5の溜まる気相空間4に対し、第一案内通路12の連通を遮断する遮断状態Si下では、気体5が圧縮供給されて第一案内通路12の下流端14aから液体中にパージされる。またその後、下流端14aよりも上流側において第一案内通路12が容器2内部の気相空間4と連通する連通状態Scへ、先の遮断状態Siから切替わると、気体5の供給が停止された第一案内通路12には、液体3が下流端14aから流入する。これにより、案内通路12において流入液体3に押された気体5は、下流端14aよりも上流側へと逆流することで、当該上流側から気相空間4側へと流通する。このとき気体5の体積流量Fvが検出されて、さらに積算される。その結果、供給停止からの体積流量Fvの積算値ΣFは、第一案内通路12のうち液面レベルLLと対応する位置まで流入した液体3の体積を表すことになるので、当該積算値ΣFに基づくことで液面レベルLLを正確に算出できる。このように第一実施形態では、気体5の供給停止により液体3が第一案内通路12へと流入する現象を逆に利用することで、液面レベルLLの測定精度を高めることが可能となっている。
加えて、第一実施形態によると、第一案内通路12と気相空間4との遮断状態Si下、気体供給源40により気相空間4から吸入された気体5は、第一案内通路12へと供給される。これにより、気相空間4の体積が変動し難くなるので、当該気相空間4の下方に現れる液面レベルLLの変動を抑制できる。故に、液面レベルLLの測定精度を高めることが可能となる。
また加えて、第一実施形態によると、第一案内通路12と気相空間4との連通状態Sc下、第一案内通路12において下流端14aよりも上流側へ逆流した気体5は、気相空間4へと流入する。故に、第一案内通路12と気相空間4との間では、気体5の圧力差が生じるのを抑制できる。これによれば、第一案内通路12のうち液面レベルLLと対応する位置まで、正確に液体3を流入させ得る。したがって、流入液体3の体積を表した体積流量Fvの積算値ΣFに基づくことで、液面レベルLLの測定精度を高めることが可能となる。
ここで、気相空間4からの吸入気体5を第一案内通路12へ供給することと、第一案内通路12での逆流気体5を気相空間4へ戻すこととを、共に実現する容器2の通常使用状態では、各案内通路12,22,32と気相空間4とが外部に開放されない。これによれば、高地と低地とにおける大気圧の差に起因して、液面レベルLLの算出値に生じる誤差を、解消できる。したがって、液面レベルLLの測定精度を高めることにおいて、特に有効となる。
さらに加えて、第一実施形態によると、気相空間4と連通状態Scの第一案内通路12において、下流端14aよりも上流側へと逆流した気体5の体積膨張量δVが推定されることで、当該推定の結果に基づいた液面レベルLLの算出値補正が実現される。これによれば、遮断状態Siにおいて圧縮された気体5が連通状態Scでは逆流時に体積膨張するのに起因して、体積流量Fvの積算値ΣFが正規値よりも大きく取得されたとしても、その体積膨張量δVの推定結果に基づくことで、液面レベルLLの算出値に生じる誤差を解消できる。したがって、液面レベルLLの測定精度を高めることにおいて、特に有効となる。
(第二実施形態)
図5に示すように本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。
第二実施形態による液面レベル測定フローでは、S101の実行前に、S2101〜S2103が実行される。具体的にS2101では、制御信号の出力により切替バルブ60を制御して開弁させることで、第一案内通路12及び気相空間4間の状態を連通状態Scに設定する。続いてS2102では、制御信号の出力により気体供給源40を制御することで、第一案内通路12への気体5の圧縮供給を実行する。さらにS2103では、体積流量計70により体積流量Fvが検出されたか否かを、判定する。その結果、体積流量Fvが検出される、即ち体積流量計70及び気体供給源40が正常であることで、肯定判定がS2103により下されると、S101へ移行する。一方、体積流量Fvが検出されない、即ち体積流量Fvを検出できない体積流量計70の異常又は気体5を供給できない気体供給源40の異常が発生したことで、否定判定がS2103により下されると、例えば表示装置や音響装置により警告が発せられる等として、液面レベル測定フローが終了する。尚、こうした第二実施形態では、S2103からS101へ移行した後のS102では、第一案内通路12及び気相空間4間の状態が連通状態Scから遮断状態Siへ切替えられ、さらにS103では、気体5の圧縮供給が先のS2102から継続して実行される。また、S111の実行後には、S2101へと戻ることになる。
第二実施形態による液面レベル測定フローではさらに、S106,S107の間に、S2104が実行される。具体的に、S106から移行するS2104では、体積流量計70により体積流量Fvが検出されたか否かを、判定する。その結果、体積流量Fvが検出される、即ち切替バルブ60及び第一案内通路12が正常であることで、肯定判定がS2104により下されると、S107へ移行する。一方、体積流量Fvが検出されない、即ち逆流Frを発生させないような切替バルブ60又は第一案内通路12の異常が発生したことで、否定判定がS2104により下されると、例えば表示装置や音響装置により警告が発せられる等として、液面レベル測定フローが終了する。
以上説明した第二実施形態では、S2101,S2102,S2103,S102,S103,S104を実行する電子制御ユニット80が「供給制御ユニット」を構築する。また、S101,S105,S106,S2104,S107,S108,S109を実行する電子制御ユニット80が「流量積算制御ユニット」を構築する。
このような第二実施形態によっても、第一実施形態と同様な作用効果を発揮することが可能である。
さらに第二実施形態によると、連通状態Sc下、体積流量計70及び気体供給源40が正常であることで、体積流量Fvが検出された場合には、遮断状態Siへの切替え下での気体5の供給が実行される。これによれば、気体供給源40又は体積流量計70の異常に起因して気体5の供給停止後に液面レベルLLが誤測定される事態を回避して、液面レベルLLの測定精度を高めることが可能である。
しかも第二実施形態によると、気体5の供給停止且つ遮断状態Siから切替えの連通状態Sc下、切替バルブ60及び第一案内通路12が正常であることで、体積流量Fvが検出された場合には、体積流量Fvが積算されて液面レベルLLに供される。これによれば、第一案内通路12又は切替バルブ60の異常に起因して液面レベルLLが誤測定される事態も回避して、液面レベルLLの測定精度を高めることが可能である。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
第一及び第二実施形態に関する変形例1では、図6に示すように、第三案内管30のうち第三上流管部36において上流端36a及び検出点36bの間に、切替点36cを配置してもよい。また、第一及び第二実施形態に関する変形例2では、図7に示すように、メカ式のチェックバルブ50に代えて、電気作動式の開閉バルブ1050を採用してもよい。この変形例2の場合、電子制御ユニット80からの制御信号の出力により、S102における遮断状態Siの設定では開閉バルブ1050を開弁させる一方、S106における連通状態Scへの切替えでは同バルブ1050を閉弁させる。
第一及び第二実施形態に関する変形例3では、図8(同図は第一実施形態の変形例3)に示すように、単位時間あたりの体積流量Fvを検出する体積流量計70に代えて、同流量Fvと共に積算値ΣFを検出する積算流量計1070を、「流量検出ユニット」として採用してもよい。この変形例3の場合、図9に示すようにS107,S108に代わるS1107では、体積流量Fv及び供給停止からの積算値ΣFを積算流量計1070により検出して、当該検出の積算値ΣFをメモリ80bにおいて更新する。尚、図8の変形例3では、S101,S105,S106,S1107,S109を実行する電子制御ユニット80が「流量積算制御ユニット」を構築する。
第一及び第二実施形態に関する変形例4では、図10に示すように、S111による補正を実行しなくてもよい。また、第一及び第二実施形態に関する変形例5では、図11(同図は第一実施形態の変形例5)に示すように、S105による気体5の供給停止又はS106による連通状態Scへの切替えから、検出必要時間Tdが経過したか否かを、S109に代わるS1109により判定してもよい。この変形例5の場合、S1109により否定判定が下される間はS107へ戻る一方、同S1109により肯定判定が下されることでS110へと移行する。ここで検出必要時間Tdは、第一案内通路12における気体5の逆流状態を終了させるのに必要な時間に、予め設定される。尚、図11の変形例5では、S101,S105,S106,S107,S108,S1109を実行する電子制御ユニット80が「流量積算制御ユニット」を構築する。
第二実施形態に関する変形例6では、図12に示すようにS101,S102の間のS2105では、制御信号の出力により気体供給源40を制御することで、第一案内通路12への気体5の圧縮供給を一旦停止してもよい。この変形例6の場合、S2015からS102を経て移行するS103にて、気体5の圧縮供給が再実行される。尚、図12の変形例6では、S2101,S2102,S2103,S102,S2105,S103,S104を実行する電子制御ユニット80が「供給制御ユニット」を構築する。
第一及び第二実施形態に関する変形例7では、第二案内管20のうち第二上流管部26の上流端26aを、容器2の外部に配置してもよい。また、第一及び第二実施形態に関する変形例8では、第三案内管30のうち第三下流管部34の下流端34aを、容器2の外部に配置してもよい。
第一及び第二実施形態に関する変形例9では、第一案内管10のうち第一下流管部14を、容器2の内部において上下方向に対し傾けて配置することで、下流端14aを下方に向けてもよい。また、第一及び第二実施形態に関する変形例10では、第一案内管10のうち第一下流管部14を、容器2のうち周壁2cにおいて貫通させて容器2の内部で逆L字状に曲げることで、下流端14aを下方に向けてもよい。
1 液面レベル測定装置、2 容器、3 液体、4 気相空間、5 気体、10 第一案内管、12 第一案内通路、14a 下流端、20 第二案内管、22 第二案内通路、30 第三案内管、32 第三案内通路、40 気体供給源、50 チェックバルブ、60 切替バルブ、70 体積流量計、80 電子制御ユニット、1050 開閉バルブ、1070 積算流量計、Fr 逆流、Fv 体積流量、LL 液面レベル、Sc 連通状態、Si 遮断状態、δV 体積膨張量、ΣF 積算値

Claims (6)

  1. 容器(2)の内部に蓄えられた液体(3)の液面レベル(LL)を測定する液面レベル測定装置(1)であって、
    前記容器内部において前記液体中に開口する下流端(14a)を有し、前記下流端へ気体(5)を案内する案内通路(12)が形成される通路部材(10)と、
    前記気体を圧縮して前記案内通路に供給する気体供給ユニット(40)と、
    前記容器内部のうち前記液体よりも上方において前記気体の溜まる気相空間(4)に対し、前記案内通路を前記下流端よりも上流側において連通させる連通状態(Sc)と、前記案内通路及び前記気相空間の連通を遮断する遮断状態(Si)とを切替える切替ユニット(60)と、
    前記連通状態下、前記案内通路のうち前記下流端よりも上流側から前記気相空間側へ流通する前記気体の体積流量(Fv)を、検出する流量検出ユニット(70,1070)と、
    前記切替ユニットによる前記遮断状態下、前記気体供給ユニットによる前記気体の供給を実行して、前記気体を前記下流端から前記液体中にパージさせる供給制御ユニット(S102,S103,S104,S2101,S2102,S2103,S2105)と、
    前記気体供給ユニットにより前記気体の供給を停止し且つ前記切替ユニットにより前記遮断状態から切替えた前記連通状態下、前記流量検出ユニットにより検出される前記体積流量を積算する流量積算制御ユニット(S101,S105,S106,S107,S108,S109,S1107,S1109,S2104)と、
    前記気体供給ユニットによる前記気体の供給停止から前記流量積算制御ユニットにより積算された前記体積流量の積算値(ΣF)に基づき、前記液面レベルを算出するレベル算出ユニット(S110,S111)とを、備えることを特徴とする液面レベル測定装置。
  2. 前記気体供給ユニットは、前記遮断状態下、前記気相空間から吸入した前記気体を、前記案内通路へ供給することを特徴とする請求項1に記載の液面レベル測定装置。
  3. 前記切替ユニットは、前記案内通路において前記下流端よりも上流側へ逆流した前記気体を、前記気相空間へ流入させる前記連通状態に、切替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の液面レベル測定装置。
  4. 前記レベル算出ユニットは、前記連通状態下、前記案内通路において前記下流端よりも上流側へ逆流した前記気体の体積膨張量(δV)を推定して、当該推定の結果に基づき前記液面レベルの算出値を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液面レベル測定装置。
  5. 前記供給制御ユニット(S102,S103,S104,S2101,S2102,S2103,S2105)は、前記切替ユニットによる前記連通状態下、前記気体供給ユニットによる前記気体の供給を実行して、前記流量検出ユニットにより前記体積流量が検出された場合に、前記切替ユニットにより前記連通状態を前記遮断状態へ切替えて、前記気体供給ユニットによる前記気体の供給を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液面レベル測定装置。
  6. 前記流量積算制御ユニット(S101,S105,S106,S107,S108,S109,S2104)は、前記気体供給ユニットにより前記気体の供給を停止し且つ前記切替ユニットにより前記遮断状態から切替えた前記連通状態下、前記流量検出ユニットにより前記体積流量が検出された場合に、前記体積流量を積算することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液面レベル測定装置。
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