JP6372287B2 - インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ - Google Patents

インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP6372287B2
JP6372287B2 JP2014199315A JP2014199315A JP6372287B2 JP 6372287 B2 JP6372287 B2 JP 6372287B2 JP 2014199315 A JP2014199315 A JP 2014199315A JP 2014199315 A JP2014199315 A JP 2014199315A JP 6372287 B2 JP6372287 B2 JP 6372287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
ink
based ink
treatment agent
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014199315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016069490A (ja
Inventor
康浩 多賀
康浩 多賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014199315A priority Critical patent/JP6372287B2/ja
Priority to CN201510111552.4A priority patent/CN104910691B/zh
Priority to US14/657,607 priority patent/US9206325B2/en
Publication of JP2016069490A publication Critical patent/JP2016069490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6372287B2 publication Critical patent/JP6372287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジに関する。
光学濃度(OD値)の向上を目的として、インクジェット記録用水性インク中の着色剤の溶解状態若しくは分散状態を不安定化させる処理剤を、インクジェット記録用水性インクと組み合わせたインクジェット記録用水性インクセットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006―159422号公報
しかしながら、前記水性インクセットには、更なる光学濃度(OD値)の向上が求められている。また、前記水性インクセットには、カラー記録における彩度の向上も求められている。
そこで、本発明は、光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能なインクジェット記録用水性インクセットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のインクジェット記録用水性インクセットは、インクジェット記録用水性インク及び処理剤を含むインクジェット記録用水性インクセットであって、前記水性インクは、着色剤及び水を含み、前記着色剤は、自己分散型顔料を含み、前記処理剤は、プルラン及びその誘導体の少なくとも一方を含むことを特徴とする。
本発明のインクジェット記録用水性インクセットは、プルラン及びその誘導体の少なくとも一方を含む処理剤を、自己分散型顔料を含む水性インクと組み合わせたことで、光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能である。
図1は、本発明のインクジェット記録装置の構成の一例を示す概略斜視図である。 図2(a)及び(b)は、本発明のインクジェット記録方法による記録例を示す図である。
本発明において、「プルラン及びその誘導体の少なくとも一方」とは、プルラン単独であってもよいし、プルラン誘導体単独であってもよいし、プルラン及びプルラン誘導体の混合物であってもよいことを意味する。
本発明のインクジェット記録用水性インクセット(以下、「水性インクセット」又は「インクセット」と言うことがある。)について説明する。本発明の水性インクセットは、インクジェット記録用水性インク(以下、「水性インク」又は「インク」と言うことがある。)及び処理剤を含む。
まず、前記水性インクについて説明する。前記水性インクは、着色剤及び水を含む。前述のとおり、前記着色剤は、自己分散型顔料を含む。前記自己分散型顔料は、例えば、顔料粒子にスルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基等の親水性官能基及びそれらの塩の少なくとも一種が、直接又は他の基を介して化学結合により導入されていることによって、分散剤を使用しなくても水に分散可能なものである。本発明の水性インクは、自己分散型顔料を使用しているため、高分子顔料分散剤に起因する粘度上昇の問題が無く、かつ、取り扱い性に優れる。
前記自己分散型顔料は、例えば、特開平8−3498号公報、特表2000−513396号公報、特表2009−515007号公報、特表2011−515535号公報等に記載の方法によって処理された自己分散型顔料を用いることができる。前記自己分散型顔料の原料として用いることができる顔料としては、例えば、カーボンブラック、無機顔料及び有機顔料等があげられる。前記カーボンブラックとしては、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等があげられる。前記無機顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化鉄系無機顔料及びカーボンブラック系無機顔料等をあげることができる。前記有機顔料としては、例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料;フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料;塩基性染料型レーキ顔料、酸性染料型レーキ顔料等の染料レーキ顔料;ニトロ顔料;ニトロソ顔料;アニリンブラック昼光蛍光顔料;等があげられる。また、これら以外の顔料として、例えば、C.I.ピグメントブラック1、6及び7;C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、13、14、15、16、17、55、74、78、150、151、154、180、185及び194;C.I.ピグメントオレンジ31及び43;C.I.ピグメントレッド2、3、5、6、7、12、15、16、48、48:1、53:1、57、57:1、112、122、123、139、144、146、149、166、168、175、176、177、178、184、185、190、202、221、222、224及び238;C.I.ピグメントバイオレット196;C.I.ピグメントブルー1、2、3、15、15:1、15:2、15:3、15:4、16、22及び60;C.I.ピグメントグリーン7及び36等もあげられる。特に、前記処理を行うのに適した顔料としては、例えば、三菱化学(株)製の「MA8」及び「MA100」、デグサ社製の「カラーブラックFW200」等のカーボンブラックがあげられる。
前記自己分散型顔料は、例えば、市販品を用いてもよい。前記市販品としては、例えば、キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ社製の「CAB−O−JET(登録商標)200」、「CAB−O−JET(登録商標)250C」、「CAB−O−JET(登録商標)260M」、「CAB−O−JET(登録商標)270Y」、「CAB−O−JET(登録商標)300」、「CAB−O−JET(登録商標)400」、「CAB−O−JET(登録商標)450C」、「CAB−O−JET(登録商標)465M」及び「CAB−O−JET(登録商標)470Y」;オリエント化学工業(株)製の「BONJET(登録商標)BLAVK CW−2」及び「BONJET(登録商標)BLAVK CW−3」;東洋インキ製造(株)製の「LIOJET(登録商標)WD BLACK 002C」等があげられる。
前記水性インク全量に対する前記自己分散型顔料の固形分配合量(顔料固形分量)は、特に限定されず、例えば、所望の光学濃度又は彩度等により、適宜決定できる。前記顔料固形分量は、例えば、0.1重量%〜20重量%であり、好ましくは、2重量%〜10重量%であり、より好ましくは、4重量%〜6重量%である。
前記自己分散型顔料は、リン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントイエロー74及びスルホン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントイエロー74の少なくとも一方を含むことが好ましい。これにより、彩度がより向上した水性インクセットを得ることができる。
前記自己分散型顔料は、リン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントブルー15:4及びスルホン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントブルー15:4の少なくとも一方を含むことが好ましい。これにより、彩度がより向上した水性インクセットを得ることができる。
前記自己分散型顔料は、スルホン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントレッド122を含むことが好ましい。これにより、彩度が向上した水性インクセットを得ることができる。
前記着色剤は、前記自己分散型顔料に加え、さらに他の顔料及び染料等を含んでもよい。
前記水は、イオン交換水又は純水であることが好ましい。前記水性インク全量に対する前記水の配合量(水割合)は、例えば、10重量%〜90重量%であり、好ましくは、40重量%〜80重量%である。前記水割合は、例えば、他の成分の残部としてもよい。
前記水性インクは、さらに、水溶性有機溶剤を含むことが好ましい。前記水溶性有機溶剤としては、例えば、インクジェットヘッドのノズル先端部における水性インクの乾燥を防止する湿潤剤及び記録媒体上での乾燥速度を調整する浸透剤があげられる。
前記湿潤剤は、特に限定されず、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の低級アルコール;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド;アセトン等のケトン;ジアセトンアルコール等のケトアルコール;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;ポリアルキレングリコール等のポリエーテル;アルキレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等の多価アルコール;2−ピロリドン;N−メチル−2−ピロリドン;1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等があげられる。前記ポリアルキレングリコールは、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等があげられる。前記アルキレングリコールは、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール等があげられる。これらの湿潤剤は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。これらの中で、アルキレングリコール、グリセリン等の多価アルコールが好ましい。
前記水性インク全量に対する前記湿潤剤の配合量は、例えば、0重量%〜95重量%であり、好ましくは、5重量%〜80重量%であり、より好ましくは、5重量%〜50重量%である。
前記浸透剤は、例えば、グリコールエーテルがあげられる。前記グリコールエーテルは、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコール−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール−n−ヘキシルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコール−n−プロピルエーテル、トリエチレングリコール−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコール−n−プロピルエーテル、プロピレングリコール−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコール−n−プロピルエーテル及びトリプロピレングリコール−n−ブチルエーテル等があげられる。前記浸透剤は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
前記水性インク全量に対する前記浸透剤の配合量は、例えば、0重量%〜20重量%であり、好ましくは、0重量%〜15重量%であり、より好ましくは、1重量%〜4重量%である。
前記水性インクは、必要に応じて、さらに、従来公知の添加剤を含んでもよい。前記添加剤としては、例えば、界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、防黴剤等があげられる。前記粘度調整剤は、例えば、ポリビニルアルコール、セルロース、水溶性樹脂等があげられる。
本発明の水性インクセットにおいて、前記水性インクが、処理剤よりも先に記録媒体に付与される場合には、前記水性インクは、前記浸透剤及び界面活性剤を含まない、又はそれらの配合量が少なく、浸透性の低いものであることが好ましい。これにより、前記水性インクが、後から記録媒体に付与される処理剤と接触しやすくなり、光学濃度(OD値)及び彩度がより向上した水性インクセットを得ることができる。前記水性インクの表面張力は、例えば、20mN/m〜50mN/mであり、好ましくは、25mN/m〜45mN/mであり、より好ましくは、30mN/m〜40mN/mである。
前記水性インクは、例えば、着色剤及び水と、必要に応じて他の添加成分とを、従来公知の方法で均一に混合し、フィルタ等で不溶解物を除去することにより調製できる。
つぎに、前記処理剤について説明する。前記処理剤は、プルラン及びその誘導体の少なくとも一方(以下、「プルラン等」と言うことがある。)を含むことが特徴であって、その他の構成は特に制限されない。前記プルランとは、式(1)で表される化合物である。式(1)において、nは、正の数であれば特に制限されず、例えば、後述の前記プルラン等の分子量に応じて決定すればよい。前記プルラン誘導体としては、例えば、カルボキシメチルプルラン;リン酸化プルラン;プルランメチルエーテル、プルランエチルエーテル、プルランプロピルエーテル等のプルランエーテル;プルランアセテート、プルランブチレート等のプルランエステル;シリコーン変性プルラン;シアノエチル化プルラン;シアノエチル化ヒドロキシエチルプルラン、シアノエチル化ヒドロキシプロピルプルラン等のシアノエチル化ヒドロキシアルキルプルラン;コレステロールプルラン;等があげられる。
Figure 0006372287
前記プルラン等の分子量は、好ましくは、1000〜1000000である。
前記処理剤全量に対する前記プルラン等の配合量(プルラン等割合)は、吐出安定性の観点から、例えば、0.1重量%〜10重量%であり、好ましくは、0.1重量%〜5重量%である。
本発明の水性インクセットによる光学濃度(OD値)及び彩度向上のメカニズムは、例えば、つぎのように推定される。前記プルラン等は、1,4結合、1,4結合、1,6結合が規則正しく並んだ規則的な構造を有している。このような前記プルラン等の規則的な構造が、自己分散型顔料の修飾基と何らかの相互作用を生じさせ、光学濃度(OD値)及び彩度を向上させていると考えられる。一方、例えば、でんぷんは、D−グルコピラノースからなる高分子であるが、α−1,4結合であるアミロースと、アミロース骨格でα−1,6結合の分岐構造を多数持つアミロペクチンからなり、構造が規則的でないため、光学濃度(OD値)及び彩度が向上しないと考えられる。ただし、このメカニズムは推定に過ぎず、本発明はこれに限定されない。
本発明のように、前述の自己分散型顔料を含む水性インクにではなく、処理剤にプルラン等を配合することには、つぎのような利点がある。すなわち、前記水性インクにプルラン等を多量に配合すると凝集が生じるため、プルラン等の配合量に制限があるが、処理剤では、そのような制限が無いため、光学濃度(OD値)及び彩度の向上効果を得やすい。
前記処理剤は、さらに、水を含んでもよい。前記水は、イオン交換水又は純水であることが好ましい。前記処理剤全量に対する前記水の配合量は、特に限定されない。また、例えば、他の成分の残部として水を含み、処理剤をインクジェット記録装置のインクジェットヘッドから吐出可能な処理液として使用可能な形態としてもよい。
前記処理剤は、さらに水溶性有機溶媒を含んでもよい。前記水溶性有機溶剤としては、従来公知のものを使用することができる。前記水溶性有機溶剤としては、例えば、多価アルコール、多価アルコール誘導体、アルコール、アミド、ケトン、ケトアルコール、エーテル、含窒素溶剤、含硫黄溶剤、炭酸プロピレン、炭酸エチレン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等があげられる。前記多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、へキシレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、1,5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール等があげられる。前記多価アルコール誘導体としては、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコール−n−プロピルエーテル、エチレングリコール−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコール−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール−n−ヘキシルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコール−n−プロピルエーテル、トリエチレングリコール−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコール−n−プロピルエーテル、プロピレングリコール−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコール−n−プロピルエーテル、トリプロピレングリコール−n−ブチルエーテル等があげられる。前記アルコールとしては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、ベンジルアルコール等があげられる。前記アミドとしては、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等があげられる。前記ケトンとしては、例えば、アセトン等があげられる。前記ケトアルコールとしては、例えば、ジアセトンアルコール等があげられる。前記エーテルとしては、例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン等があげられる。前記含窒素溶剤としては、例えば、ピロリドン、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロへキシルピロリドン、トリエタノールアミン等があげられる。前記含硫黄溶剤としては、例えば、チオジエタノール、チオジグリコール、チオジグリセロール、スルホラン、ジメチルスルホキシド等があげられる。前記処理剤全量に対する前記水溶性有機溶剤の配合量は、特に制限されない。前記水溶性有機溶剤は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
前記処理剤は、着色剤を含まないことが好ましいが、着色剤を含んでもよい。前記処理剤が着色剤を含む場合には、記録画像に影響を与えない程度の量であることが好ましい。
前記処理剤は、必要に応じて、さらに、従来公知の添加剤を含んでもよい。前記添加剤としては、例えば、界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、酸化防止剤、防黴剤等があげられる。前記粘度調整剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、セルロース、水溶性樹脂等があげられる。
本発明の水性インクセットにおいて、前記処理剤が、水性インクよりも先に記録媒体に付与される場合には、前記処理剤は、前記水溶性有機溶剤のうち浸透性を高めるもの及び界面活性剤を含まない、又はそれらの配合量の少なく、浸透性の低いものであることが好ましい。これにより、前記処理剤が、後から記録媒体に付与される水性インクと接触しやすくなり、光学濃度(OD値)及び彩度がより向上した水性インクセットを得ることができる。前記処理剤の表面張力は、例えば、20mN/m〜60mN/mであり、好ましくは、25mN/m〜55mN/mであり、より好ましくは、30mN/m〜50mN/mである。
前記処理剤は、例えば、前記プルラン等と、必要に応じて他の添加成分とを、従来公知の方法で均一に混合することにより調製できる。
本発明の水性インクセットは、カートリッジとして提供することも可能である。例えば、本発明のカートリッジは、本発明の水性インクセットを構成する処理剤を収容する処理剤収容部を備えた処理剤カートリッジと、本発明の水性インクセットを構成する水性インクを収容するインク収容部とを有するインクカートリッジを各色毎に備えたインクカートリッジとを有するカートリッジセットとして提供されてもよいし、処理剤収納部及びインク収納部を形成するように内部が間仕切りされ、前記処理剤収納部に本発明の水性インクセットを構成する処理剤が収納され、前記インク収納部に本発明の水性インクセットを構成する水性インクが収納された一体型のカートリッジであってもよい。本発明のカートリッジの本体としては、従来公知のものを使用できる。
本発明によれば、前記水性インクセットに用いる処理剤であって、プルラン等を含むことを特徴とする処理剤を提供可能である。また、本発明によれば、前記処理剤を含むカートリッジを提供可能である。
つぎに、本発明の記録方法及びインクジェット記録装置について説明する。
本発明の記録方法は、インクジェット記録用水性インク及び処理剤を含むインクジェット記録用水性インクセットを用いて記録する記録方法であって、記録媒体に前記処理剤を付与する処理剤付与工程と、前記処理剤付与工程において前記処理剤が付与された前記記録媒体に前記水性インクをインクジェット方式により吐出する吐出工程とを有し、前記水性インクセットとして、本発明のインクジェット記録用水性インクセットを用いることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録装置は、インクセット収容部と、処理剤付与手段と、インク吐出手段とを含むインクジェット記録装置であって、前記インクセット収容部に、本発明のインクジェット記録用水性インクが収容され、前記水性インクセットを構成する前記処理剤が、前記処理剤付与手段によって記録媒体に付与され、前記水性インクセットを構成する前記水性インクが、前記インク吐出手段によって前記記録媒体に吐出されることを特徴とする。
本発明の記録方法は、例えば、本発明のインクジェット記録装置を用いて実施可能である。前記記録は、印字、印画、印刷等を含む。
図1に、本発明のインクジェット記録装置の一例の構成を示す。本例のインクジェット記録装置は、シリアル型インクジェットヘッドを採用したシリアル型インクジェット記録装置である。図示のとおり、このシリアル型インクジェット記録装置1は、カートリッジ集合体2と、インク吐出手段(シリアル型インクジェットヘッド)3と、ヘッドユニット4と、キャリッジ5と、駆動ユニット6と、プラテンローラ7と、パージ装置8とを主要な構成部材として含む。
カートリッジ集合体2は、処理剤カートリッジ2aと、4つのインクカートリッジ2bとを含む。処理剤カートリッジ2aは、本発明の処理剤を含む。4つのインクカートリッジ2bは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の水性インクを、それぞれ1色ずつ含む。前記4色の水性インクのうちの少なくとも一つが、本発明の水性インクである。ヘッドユニットに設置されたインクジェットヘッド3は、記録媒体(例えば、記録用紙)Pに記録を行う。キャリッジ5には、カートリッジ集合体2及びヘッドユニット4が搭載される。駆動ユニット6は、キャリッジ5を直線方向に往復移動させる。駆動ユニット6としては、例えば、従来公知のものを使用できる(例えば、特開2008−246821号公報参照)。プラテンローラ7は、キャリッジ5の往復方向に延び、シリアル型インクジェットヘッド3と対向して配置されている。
パージ装置8は、シリアル型インクジェットヘッド3の内部に溜まる気泡等を含んだ不良インクを吸引する。パージ装置8としては、例えば、従来公知のものを使用できる(例えば、特開2008−246821号公報参照)。
パージ装置8のプラテンローラ7側には、パージ装置8に隣接してワイパ部材20が配設されている。ワイパ部材20は、へら状に形成されており、キャリッジ5の移動に伴って、シリアル型インクジェットヘッド3のノズル形成面を拭うものである。図1において、キャップ18は、処理剤及び水性インクの乾燥を防止するため、記録が終了するとリセット位置に戻されるシリアル型インクジェットヘッド3の複数のノズルを覆うものである。
本例のシリアル型インクジェット記録装置1においては、カートリッジ集合体2は、ヘッドユニット4と共に、1つのキャリッジ5に搭載されている。ただし、本発明は、これに限定されない。シリアル型インクジェット記録装置1において、カートリッジ集合体2の各カートリッジは、ヘッドユニット4とは別のキャリッジに搭載されていてもよい。また、カートリッジ集合体2の各カートリッジは、キャリッジ5には搭載されず、シリアル型インクジェット記録装置1内に配置、固定されていてもよい。この態様においては、例えば、カートリッジ集合体2の各カートリッジと、キャリッジ5に搭載されたヘッドユニット4とが、チューブ等により連結され、カートリッジ集合体2の各カートリッジからヘッドユニット4に前記処理剤及び前記水性インクが供給される。
このシリアル型インクジェット記録装置1を用いた記録は、例えば、つぎのようにして実施される。まず、シリアル型インクジェットヘッド3から、記録用紙Pに本発明の処理剤を付与(吐出)する。前記処理剤の付与は、記録用紙Pの記録面の全面でもよく、一部でもよい。一部に付与する場合、記録用紙Pの記録面の少なくとも水性インクによる記録部分が付与部となる。一部に付与する場合、付与部の大きさは、記録部分よりも大きい方がよい。例えば、図2(a)に示すように、記録用紙Pに対し、文字(X)を記録する場合は、前記文字の線幅よりも大きな線幅で付与部30を形成するように処理剤を付与することが好ましい。また、図2(b)に示すように、記録用紙Pに対し、図柄を記録する場合は、前記図柄よりも大きな付与部40を形成するように処理剤を付与することが好ましい。
つぎに、シリアル型インクジェットヘッド3から、記録用紙Pの前記処理剤の付与部に、前記水性インクを吐出する。これにより、記録用紙P上で、前記処理剤と前記水性インクとが接触することで、光学濃度(OD値)及び彩度に優れた記録物を得ることが可能となる。前記処理剤の吐出から、前記水性インクの吐出までの時間は、特に制限されない。例えば、前記水性インクの吐出は、前記処理剤の吐出と同一走査内で実施すればよい。
本例では、前記処理剤を、前記水性インクの吐出に先立ち記録用紙Pに付与する前処理剤として使用している。ただし、本発明は、これに限定されない。本発明では、記録用紙Pに前記水性インクを先に吐出した後、前記処理剤を付与してもよいし、記録用紙Pへの前記処理剤の付与と前記水性インクの吐出とを同時に行ってもよい。
本例のシリアル型インクジェット記録装置1では、インク吐出手段(シリアル型インクジェットヘッド)3が、前記処理剤付与手段を兼ねている。ただし、本発明は、これに限定されない。本発明において、前記処理剤の付与は、例えば、スタンプ塗布、刷毛塗り、ローラ塗布等の方式により実施してもよい。
このようにして記録された記録用紙Pは、シリアル型インクジェット記録装置1から排紙される。なお、図1においては、記録用紙Pの給紙機構及び排紙機構の図示を省略している。
図1に示す装置では、シリアル型インクジェットヘッドを採用するが、本発明は、これに限定されない。前記インクジェット記録装置は、ライン型インクジェットヘッドを採用した装置であってもよい。
つぎに、本発明の実施例について比較例と併せて説明する。なお、本発明は、下記の実施例及び比較例により限定及び制限されない。
(水性インクの調製)
水性インク組成(表1)における、自己分散型顔料の水分散体を除く成分を、均一に混合しインク溶媒を得た。つぎに、自己分散型顔料の水分散体に前記インク溶媒を加え、均一に混合した。その後、得られた混合物を東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルタ(孔径3.00μm)でろ過することで、インクジェット用記録水性イエローインクA及びB、インクジェット記録用水性シアンインクC及びD、並びに、インクジェット記録用水性マゼンタインクEを得た。
(処理剤の調製)
処理剤組成(表2)の各成分を、均一に混合して、処理剤1〜4を得た。
Figure 0006372287
Figure 0006372287
[実施例1−1〜1−3及び比較例1−1]
表3に示すように、前記水性イエローインクA及び前記処理剤1〜4を組み合わせることで、インクジェット記録用水性インクセットを得た。
実施例1−1〜1−3及び比較例1−1について、彩度(C*)差(ΔC*)評価を、下記の方法により実施した。
ブラザー工業(株)製のインクジェットプリンタDCP−J525Nを使用して、実施例1−1〜1−3及び比較例1−1の水性インクセットを構成する処理剤及び水性インクの連続吐出により、普通紙上に解像度600dpi×300dpiでイエロー単色パッチを含む画像を記録し評価サンプルを作製した。前記評価サンプル中の5箇所の彩度(C*)を、X−Rite社製の分光測色計SpectroEyeにより測定し、平均値を求めた。前記普通紙には、XEROX社製のRecycled Supremeを用いた。
ついで、実施例1−1〜1−3及び比較例1−1における彩度(C*)から、処理剤を用いずに前記水性イエローインクAのみで前記評価サンプルを作製した比較例1−2における彩度(C*)を差し引くことで、彩度(C*)差(ΔC*)を算出した。
実施例1−1〜1−3及び比較例1−1の水性インクセットを構成する水性イエローインク及び処理剤並びに彩度(C*)差(ΔC*)評価結果を、表3に示す。
Figure 0006372287
表3に示すとおり、実施例1−1〜1−3では、処理剤を用いずに前記水性イエローインクAのみで前記評価サンプルを作製した比較例1−2と比べて、彩度(C*)の向上が見られた。一方、処理剤としてでんぷん水溶液を用いた比較例1−1では、比較例1−2よりも彩度(C*)が低下した。
[実施例2−1〜2−3及び比較例2−1]
表4に示すように、前記水性イエローインクB及び前記処理剤1〜4を組み合わせることで、インクジェット記録用水性インクセットを得た。
実施例2−1〜2−3及び比較例2−1について、彩度(C*)差(ΔC*)評価を、実施例1−1〜1−3及び比較例1−1と同様にして実施した。
実施例2−1〜2−3及び比較例2−1の水性インクセットを構成する水性イエローインク及び処理剤並びに彩度(C*)差(ΔC*)評価結果を、表4に示す。
Figure 0006372287
表4に示すとおり、実施例2−1〜2−3では、処理剤を用いずに前記水性イエローインクBのみで前記評価サンプルを作製した比較例2−2と比べて、彩度(C*)の向上が見られた。一方、処理剤としてでんぷん水溶液を用いた比較例2−1では、比較例2−2よりも彩度(C*)が低下した。
[実施例3−1及び比較例3−1]
表5に示すように、前記水性シアンインクC及び前記処理剤3又は4を組み合わせることで、インクジェット記録用水性インクセットを得た。
実施例3−1及び比較例3−1について、彩度(C*)差(ΔC*)評価を、実施例1−1〜1−3及び比較例1−1と同様にして実施した。
実施例3−1及び比較例3−1の水性インクセットを構成する水性シアンインク及び処理剤並びに彩度(C*)差(ΔC*)評価結果を、表5に示す。
Figure 0006372287
表5に示すとおり、実施例3−1では、処理剤を用いずに前記水性シアンインクCのみで前記評価サンプルを作製した比較例3−2と比べて、彩度(C*)の向上が見られた。一方、処理剤としてでんぷん水溶液を用いた比較例3−1では、比較例3−2よりも彩度(C*)が低下した。
[実施例4−1及び比較例4−1]
表6に示すように、前記水性シアンインクD及び前記処理剤3又は4を組み合わせることで、インクジェット記録用水性インクセットを得た。
実施例4−1及び比較例4−1について、彩度(C*)差(ΔC*)評価を、実施例1−1〜1−3及び比較例1−1と同様にして実施した。
実施例4−1及び比較例4−1の水性インクセットを構成する水性シアンインク及び処理剤並びに彩度(C*)差(ΔC*)評価結果を、表6に示す。
Figure 0006372287
表6に示すとおり、実施例4−1では、処理剤を用いずに前記水性シアンインクDのみで前記評価サンプルを作製した比較例4−2と比べて、彩度(C*)の向上が見られた。一方、処理剤としてでんぷん水溶液を用いた比較例4−1では、比較例4−2よりも彩度(C*)が低下した。
[実施例5−1及び比較例5−1]
表7に示すように、前記水性マゼンタインクE及び前記処理剤3又は4を組み合わせることで、インクジェット記録用水性インクセットを得た。
実施例5−1及び比較例5−1について、彩度(C*)差(ΔC*)評価を、実施例1−1〜1−3及び比較例1−1と同様にして実施した。
実施例5−1及び比較例5−1の水性インクセットを構成する水性マゼンタインク及び処理剤並びに彩度(C*)差(ΔC*)評価結果を、表7に示す。
Figure 0006372287
表7に示すとおり、実施例5−1では、処理剤を用いずに前記水性マゼンタインクEのみで前記評価サンプルを作製した比較例5−2と比べて、彩度(C*)の向上が見られた。一方、処理剤としてでんぷん水溶液を用いた比較例5−1では、比較例5−2よりも彩度(C*)が低下した。
以上のように、本発明の水性インクセットは、光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能なものである。本発明の水性インクセットの用途は特に限定されず、各種の記録に幅広く適用可能である。
1 インクジェット記録装置
2 カートリッジ集合体
3 インクジェットヘッド
4 ヘッドユニット
5 キャリッジ
6 駆動ユニット
7 プラテンローラ
8 パージ装置

Claims (6)

  1. インクジェット記録用水性インク及び処理剤を含むインクジェット記録用水性インクセッ
    トであって、
    前記水性インクは、着色剤及び水を含み、
    前記着色剤は、自己分散型顔料を含み、
    前記処理剤は、プルラン及びその誘導体の少なくとも一方を含むことを特徴とするインク
    ジェット記録用水性インクセット。
  2. 前記自己分散型顔料が、リン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントイエロー74及びスルホン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントイエロー74の少なくとも一方を含む請求項1記載のインクジェット記録用水性インクセット。
  3. 前記自己分散型顔料が、リン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントブルー15:4及びスルホン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントブルー15:4の少なくとも一方を含む請求項1記載のインクジェット記録用水性インクセット。
  4. 前記自己分散型顔料が、スルホン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントレッド122を含む請求項1記載のインクジェット記録用水性インクセット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録用水性インクセットに用いる処理剤であって、
    プルラン及びその誘導体の少なくとも一方を含むことを特徴とする処理剤。
  6. 請求項5に記載の処理剤の収納部を有するカートリッジ。
JP2014199315A 2014-03-15 2014-09-29 インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ Active JP6372287B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199315A JP6372287B2 (ja) 2014-09-29 2014-09-29 インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ
CN201510111552.4A CN104910691B (zh) 2014-03-15 2015-03-13 喷墨记录用水性油墨、墨盒、喷墨记录用水性油墨组、处理剂及盒
US14/657,607 US9206325B2 (en) 2014-03-15 2015-03-13 Water-based ink for ink-jet recording, water-based ink set for ink-jet recording, and treatment agent

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199315A JP6372287B2 (ja) 2014-09-29 2014-09-29 インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016069490A JP2016069490A (ja) 2016-05-09
JP6372287B2 true JP6372287B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=55866140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014199315A Active JP6372287B2 (ja) 2014-03-15 2014-09-29 インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6372287B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102484706B1 (ko) * 2016-05-30 2023-01-03 경희대학교 산학협력단 안료변형 시너지스트, 이를 포함하는 안료 분산액 및 잉크 조성물
WO2022045092A1 (ja) 2020-08-26 2022-03-03 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具用水性インキ組成物、筆記具、および筆記具用カートリッジインキ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06228477A (ja) * 1993-02-04 1994-08-16 Canon Inc インク及びこれを用いた画像形成方法
JPH09188062A (ja) * 1996-01-04 1997-07-22 Canon Inc 画像形成方法
JPH11193361A (ja) * 1997-12-29 1999-07-21 Pentel Kk 水性インキ
JP2009209360A (ja) * 2008-02-04 2009-09-17 Brother Ind Ltd インクジェット記録用インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP5773247B2 (ja) * 2011-03-10 2015-09-02 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録用処理液、インクジェット記録用水性インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP5773249B2 (ja) * 2011-03-10 2015-09-02 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録用処理液、インクジェット記録用水性インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP5773248B2 (ja) * 2011-03-10 2015-09-02 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録用処理液、インクジェット記録用水性インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP6029304B2 (ja) * 2011-04-19 2016-11-24 キヤノン株式会社 インクと反応液とのセット、及び画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016069490A (ja) 2016-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012086380A (ja) インクジェット記録用の処理液、インクジェット記録用水性インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP5773246B2 (ja) インクジェット記録用処理液、インクジェット記録用水性インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP5682144B2 (ja) インクセット、インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
CN104910692B (zh) 喷墨记录用水性油墨、墨盒、喷墨记录用水性油墨组、处理剂及盒
JP5773247B2 (ja) インクジェット記録用処理液、インクジェット記録用水性インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP6372287B2 (ja) インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ
JP6432782B2 (ja) インクジェット記録用水性インク及びインクカートリッジ
JP5553210B2 (ja) インクジェット記録用の処理液、インクセットおよびインクジェット記録方法
CN104910691B (zh) 喷墨记录用水性油墨、墨盒、喷墨记录用水性油墨组、处理剂及盒
JP6300084B2 (ja) インクジェット記録用水性インク及びインクカートリッジ
JP6120152B2 (ja) インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP6057074B2 (ja) インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP6136447B2 (ja) インクジェット記録用水性インク、インクジェット記録用水性インクセット、インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP6372286B2 (ja) インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ
JP5445765B2 (ja) インクジェット記録用の処理液、インクセットおよびインクジェット記録方法
JP5773249B2 (ja) インクジェット記録用処理液、インクジェット記録用水性インクセット、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP6070609B2 (ja) インクジェット記録用水性黒系インク及びインクカートリッジ
JP5704514B2 (ja) インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP6120151B2 (ja) インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP6135868B2 (ja) インクジェット記録用水性黒系インク及びインクカートリッジ
JP6094824B2 (ja) インクジェット記録用水性インク及びインクカートリッジ
JP6103369B2 (ja) インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP6358561B2 (ja) インクジェット記録用水性インク及びインクカートリッジ
JP5928813B2 (ja) インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2011157424A (ja) インクジェット記録用水性インクおよびインクカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6372287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150