JP6372036B2 - 調色補助カード、調色補助カードセット、塗料の調色方法及び補修塗装方法 - Google Patents

調色補助カード、調色補助カードセット、塗料の調色方法及び補修塗装方法 Download PDF

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Description

本発明は、調色補助カード、調色補助カードセット、塗料の調色方法及び補修塗装方法に関する。
自動車等の外板の塗装面に発生した損傷部を補修する際には、一般に、損傷部を中心にその周囲までサンディングする工程、サンディング箇所をパテ付けする工程、パテ付け箇所の上にプライマーサーフェサー塗装(下塗り塗装)を行う工程、自動車車体色に対して違和感のない外観となるように補修用着色ベース上塗り塗料を上塗りする工程を順に行う。
補修用着色ベース上塗り塗料を上塗りする工程では、被補修部周囲の正常部の外観との違和感を無くすために、塗料を被補修部周囲の正常部の色と近い色に調色する必要がある。しかしながら、最初から被補修部に直接塗装すると、調色が適切でない場合に、塗装を再度剥がす等の作業を行う必要がある。そのため、調色済みの補修用着色ベース上塗り塗料を、別途用意した調色補助カードに塗り重ねて、被補修部周囲の正常部の色との判別を行う場合がある。
このような調色作業に用いるための調色補助カードとしては、例えばJIS K 5600−4−1に規定の白黒隠蔽試験紙が知られている。白黒隠蔽試験紙を用いた調色作業では、下地である白地と黒地の境界が判別できなくなるまでに何回塗り重ねる必要があるのか、白地と黒地の境界が完全に判別できなくなる膜厚(以下、「完全隠蔽膜厚」という)における補修用着色ベース塗膜の色調がどの程度であるのかということを容易に知ることができる。
またこの他の調色補助カードとして、例えば特許文献1には、グレー部分とシルバー部分とで構成された隠蔽試験紙が記載されている。シルバー部がフリップフロップ性(見る角度によって色相が異なる性質)を有することで、フリップフロップ性を有する塗料に関しても所望の色の補修用着色塗料を調色できる。
ところで、補修用着色ベース上塗り塗料の塗装は、被補修部周囲の正常部の色と対比しながら、下地の色が透けて見えなくなるまで段階に分けて塗装する。塗装ごとに乾燥等の工程が繰り返される為、段階的な塗装には多大な労力と時間を要する。特に、補修用着色ベース上塗り塗料が水性である場合には、塗り重ねる度にセッティングやプレヒートが必要であり、より大きな労力及び時間が必要である。そのため塗装回数を減らし、補修用着色ベース上塗り塗料からなる塗膜層を薄膜とすることが求められていた。
補修用着色ベース上塗り塗料からなる塗装膜を薄膜にしても、被補修部周囲の正常部の色との違和感のない外観を得るための方法としては、プライマーサーフェサーの塗色を変更することができる。プライマーサーフェサーは、補修用着色ベース上塗り塗料からなる塗装膜の下地層を構成する下塗りの塗料である。プライマーサーフェサーとしては、無彩色で明度が異なるものや、色を有するカラープライマーサーフェサーがある。無彩色で明度が異なるものを利用すると、プラーマーサーフェサーからなる下地層で明度の調整ができる。そのため、補修用着色ベース上塗り塗料では色度を調整することで色度を調整できる。つまり、補修用着色ベース上塗り塗料を用いた調色を容易にすることができ、補修用着色ベース上塗り塗料からなる塗装膜が薄膜でも、被補修部周囲の正常部の色との違和感のない外観を実現することができる。またカラープライマーサーフェサーを利用すると、プラーマーサーフェサーからなる下地層でも調色を行うことができる。そのため、補修用着色ベース上塗り塗料からなる塗装膜が薄膜でも、被補修部周囲の正常部の色との違和感のない外観を実現することができる。
しかしながら、プライマーサーフェサーの色調等の条件も外観に影響を及ぼす要素となるため、プライマーサーフェサーの色や明度を予め調整する必要がある。プライマーサーフェサーの色や明度を調整するためには、計量混合する必要があり、手間がかかる。またプライマーサーフェサーの条件を変更した各種塗板を作成した上で、補修用上塗り着色ベース塗料を塗装する必要があり、調色の確認のための労力や時間を十分低減できていないという問題があった。
このような問題を解決するために、特許文献2には、シート上に白色及び黒色の混色により明度が調整された塗色の色見本が設けられ、色見本上に白色及び黒色からなる隠蔽塗色判定部分をさらに備えた調色補助カードが記載されている。予め明度が調整された調色補助カードを準備しておくことで、各種プライマーサーフェサー塗板を作製するための計量混合作業等を省略することができる。また隠蔽塗色判定部位を有するため、補修用着色ベース上塗り塗料を完全隠蔽膜厚での着色塗膜の色調の判断を行うこともできる。
特開2008−307477号公報 特開2002−371206号公報
しかしながら、上述の調色補助カードでは、隠蔽塗色判定部分が見えなくなる完全隠蔽膜厚以上になるまで補修用着色ベース上塗り塗料を塗り重ねる必要がある。すなわち、塗装回数が増え、作業時間を低減すること及び塗料の使用量を抑制することを十分達成することができない。また調色作業は、一般に、調色補助カードのほぼ全面に塗料を塗装するものであるが、調色補助カード面内での色の均一性を保つことが難しく、正確に調色できないという問題がある。例えば、調色補助カードの上から下に向かって塗料を塗装した場合、カードの上下によって膜厚が異なり、色差が発生する場合がある。
例えば、特許文献2に記載の調色補助カードは、隠蔽塗色判定部分が白色と黒色からなる。すなわち、被補修部周囲の正常部の色との比較は、完全隠蔽膜厚以上に補修用着色ベース上塗り塗料を塗り重ねた後に行う必要がある。したがって、作業時間を低減すること及び塗料の使用量を抑制することを十分実現することが難しい。また、特許文献2の図1〜図3では、調色補助カードの中央近傍に隠蔽塗色判定部分が形成されている。そのため、調色補助カード面内での色の均一性を保つことが難しい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、完全隠蔽膜厚より薄膜でも精度よく調色することが可能な調色補助カード及び調色補助カードセットを提供することを目的とする。また、調色補助カードまたは調色補助カードセットを用いた塗料の調色方法、補修塗装方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、調色補助カードが背景色部分に対して特定の色差を有する隠蔽塗色判定部分を有することで、完全隠蔽膜厚より薄膜でも、補修用着色ベース上塗り塗料の調色作業を精度よくかつ簡便に行うことができることを見出し、本発明に至った。
(1)本発明の一態様に係る調色補助カードは、白色及び黒色の混色により明度が調整されてなる背景色部分と、前記背景色部分上に設けられた隠蔽塗色判定部分とを備え、前記隠蔽塗色判定部分は、前記背景色部分との色差(ΔE)の絶対値が35以下である部分を含み、かつ面内に複数配置されている。
(2)上記(1)に記載の調色補助カードは、前記隠蔽塗色判定部分の合計の面積比率が、背景色部分に対して0.1%以上10%以下であってもよい。
(3)上記(1)または(2)のいずれかに記載の調色補助カードは、前記隠蔽塗色判定部分が、円状であってもよい。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の調色補助カードは、前記隠蔽塗色判定部分が、中心部とその周囲に点在する補助部を含んでもよい。
(5)本発明の一態様に係る調色カードセットは、上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載の調色補助カードを複数有する調色補助カードセットであって、各調色補助カードの背景色部分の明度が互いに異なる。
(6)本発明の一態様に係る塗料の調色方法は、上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載の調色補助カードに、補修用着色ベース上塗り塗料を隠蔽塗色判定部分が確認できなくなるまで塗装する工程と、前記隠蔽塗色判定部分が確認できなくなった時点を終点として、終点における塗装膜の色と被補修部周囲の正常部の色とが一致するように塗料を調色する工程とを有する。
(7)本発明の一態様に係る補修塗装方法は、上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載の調色補助カードを用いる。
(8)本発明の一態様に係る補修塗装方法は、上記(5)に記載の調色補助カードセットの各調色補助カードに対し、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する工程と、前記補修用着色ベース上塗り塗料が塗装された後の各調色補助カードと、被補修部の周囲の正常部の色とを比較し、前記被補修部の周囲の正常部の色と最も同色の調色補助カードを選択する工程と、選択した前記調色補助カードから設定した明度のプライマーサーフェサーを被補修部に塗装する工程と、前記プライマーサーフェサーの上に、前記補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する工程とを備える。
本発明の調色補助カード及び調色補助カードセットによれば、完全隠蔽膜厚より薄膜でも精度よく調色することができる。また本発明の塗料の調色方法、補修塗装方法によれば、完全隠蔽膜厚より薄膜でも精度よく効率的に被補修部を補修することができる。
本発明の一態様に係る調色補助カードの平面模式図である。 本発明の一態様に係る調色補助カードセットの平面模式図である。
以下、本発明を適用した調色補助カード、調色補助カードセット、塗料の調色方法及び補修塗装方法について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。また、以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
(調色補助カード)
図1は、本発明の一態様に係る調色補助カードの平面模式図である。本発明の一態様に係る調色補助カード100は、白色及び黒色の混色により明度が調整されてなる背景色部分10と、背景色部分10上に設けられた隠蔽塗色判定部分20とを備える。隠蔽塗色判定部分20は、背景色部分10との色差(ΔE)の絶対値が35以下である部分を含む。本明細書において色差(ΔE)は、Lab表色系による値を分光測色計を用いて受光角75°で測色したものとする。
また隠蔽塗色判定部分20は、調色補助カード100面内に複数配置されている。
背景色部分10は、白色及び黒色の混色により明度が調整されている。背景色部分10の明度が調整されていることで、調色補助カードに対してプライマーサーフェサーを塗装する必要が無くなり、容易に調色することができる。背景色部分の明度は、被補修部と被補修部周囲の正常部とが最も違和感のない外観となるように、適宜設計することができる。
背景色部分10は、調色補助カード100面内全面で同一明度である必要はなく、異なる明度の部分を含んでいてもよい。背景色部分10の明度は、調色補助カード100の長さ方向(図1のY方向)に同一であることが好ましい。背景色部分10の明度が長さ方向に同一であれば、上下に補修用着色ベース上塗り塗料を塗装した場合でも、その面内ムラを確認することが容易となる。
隠蔽塗色判定部分20は、背景色部分10との色差(ΔE)の絶対値が35以下である部分を含む。背景色部分10と色差が異なる部分を設けることで、下地の影響を受けずに補修用着色ベース上塗り塗料による調色が可能となる膜厚を判断することができる。また、その色差(ΔE)の絶対値が35以下であることで、完全隠蔽膜厚より薄膜でも精度よく調色することができる。
ここで、背景色部分10との色差(ΔE)の絶対値が35以下である部分を含むことで、完全隠蔽膜厚より薄膜でも精度よく調色できることについて説明する。
従来のように、隠蔽塗色判定部分が白地と黒地からなると、白地(拡散色の場合)の明度は100、黒地の明度は0であるため、色差は100以上である。このように、白地と黒地の色差は非常に大きく、他の色同士の色差よりも大きい。そのため、白地と黒地の境界を判別することが出来なくなるまで厚塗りすれば、下地がその他のどんな色の場合でも境界を判別できなくすることができる。つまり、白地と黒地の境界を判別することが出来なくできれば、完全に下地の影響を隠蔽することができる。そのため、白地と黒地の境界を判別することが出来なくなる膜厚を完全隠蔽膜厚と言う。この完全隠蔽膜厚を実現するためには、補修用着色ベース上塗り塗料を厚塗りする必要がある。
しかしながら、実際の補修作業において、被補修部とその周囲の正常部との色差は、白地と黒地の色差程大きくない。そのため、塗料を完全隠蔽膜厚まで厚塗りする必要はなく、被補修部とその周囲の正常部との色差を隠蔽可能な膜厚まで塗装できれば十分である。換言すると、被補修部とその周囲の正常部の色差を隠蔽可能な膜厚を超え、完全隠蔽膜厚まで塗装を繰り返すことは、その分の作業時間及び塗料が無駄となる。
これに対し、本発明の調色補助カード100は、背景色部分10との色差(ΔE)の絶対値は35以下である部分を含む。一般に、プライマーサーフェサーを用いて明度を調整することを考えると、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装前の被補修部とその周囲の正常部の色差(ΔE)は、最大でも35程度である。そのため、背景色部分10との色差(ΔE)の絶対値が35である隠蔽塗色判定部分20を含む調色補助カード100を用いて、補修用着色ベース上塗り塗料の塗装膜厚を決定すれば、例えば車体等の被補修部においても下地の影響を十分に隠蔽することができる。したがって、隠蔽塗色判定部分20の色差(ΔE)の絶対値が35であれば、完全隠蔽膜厚より薄膜でも下地の影響を十分に隠蔽することができ、作業時間及び塗料の無駄を省くことができる。すなわち、より効率的な調色を行うことができる。
また被補修部とその周囲の正常部の色差は、被補修部の状態(例えば、車体色の違い等)によって異なり、色差が35以下である場合もある。この場合は、被補修部とその周囲の正常部の色差に応じて、隠蔽塗色判定部分20の背景色部分10との色差(ΔE)を適宜変更することが好ましい。調色補助カード100の背景色部分10と隠蔽塗色判定部分20の色差を適宜調整し、色差を35以下としておくことで、より作業時間の短縮及び塗料の使用量の削減を行うことができる。
また隠蔽塗色判定部分20は、背景色部分10との色差(ΔE)の絶対値が0.2以上であることが好ましく、0.4以上であることがより好ましく、6.5以上であることがさらに好ましい。背景色部分10との色差(ΔE)の絶対値が0.2以上であれば、JIS規格の識別境界以上であり、隠蔽塗色判定部分20に形成された色の違いを判断することが可能になる。また0.4以上であれば、JIS規格のAAA級許容差以上であり、特別な訓練を経てない人でなくても色の違いを判断することができる。さらに、6.5以上であれば、JIS規格のC級許容差以上であり、JIS標準色票及びマンセル色票などで明確に色の違いを判別することができる。
隠蔽塗色判定部分20の形状は、特に限定されない。例えば、円状、四角形状、三角形状、線状模様、帯状模様等を用いることができる。中でも、隠蔽塗色判定部分20の形状を円状とすることが好ましい。隠蔽塗色判定部分20の形状が円状であれば、全方位に対して形状が等価である。そのため、円状の隠蔽塗色判定部分20を用いることで、例えば、塗りムラ等に伴う僅かな色の違いがいずれかの方向に存在する場合でも、下地の影響を十分隠蔽できる塗料膜厚を、適切かつ容易に判断することができる。また隠蔽塗色判定部分20の形状が、四角形状等の境界線が直線のみからなる構成の場合は、塗装後にも境界線が残っていると、作業者が錯覚しやすくなる。
また隠蔽塗色判定部分20は、中心部21と補助部22を含んでいることが好ましい。隠蔽塗色判定部分20が、近接する領域内で、複数の色差の異なる部分を有していれば、それぞれの部分で下地の影響の有無を判定することができる。すなわち、より精度よく下地の影響を十分隠蔽できる塗料膜厚を容易に判断することができる。また中央部21内部にも、色差の異なる領域を形成することが好ましい。中でも、隠蔽塗色判定部分20の色差の異なる境界面を曲線とするもの、直線とするものを織り交ぜておくことが好ましい。境界面が様々な形状であるものを設けておくことで、塗りムラ等がある場合にも精度よく隠蔽の有無を確認することができる。また直線からなる境界部及び曲線からなる境界部が織り交ざることで、作業者が隠蔽の有無を錯覚してしまうことを抑制することができる。また近接する領域に複数の色差の異なる部分があると、作業者が無意識に色の異なる隠蔽塗色判定部分20のみを重点的に塗装してしまうことを避けることができ、調色補助カード100内での塗りムラを避けることができる。
隠蔽塗色判定部分20は、調色補助カード100内に複数配置されている。隠蔽塗色判定部分20は、調色補助カード100内に複数配置されていれば、近接する領域内での下地の影響の有無の判定のみならず、面内の様々な場所での下地の影響の有無の判定を行うことができる。すなわち、調色補助カード100面内での色の均一性を保つことができる。
隠蔽塗色判定部分20は、調色補助カード100を長さ方向半分で区切った二つの領域に、それぞれ少なくとも一つ以上配置されていることが好ましい。すなわち、図1における中心線Lより+Y方向及び−Y方向に、それぞれ隠蔽塗色判定部分20が少なくとも一つ以上配置されていることが好ましい。例えば、調色補助カード100の長さ方向を上下として、上から下に向かって塗料を塗装した場合、調色補助カード100の上下によって膜厚が異なり、色差が発生する場合がある。しかしながら、隠蔽塗色判定部分20が、調色補助カード100を長さ方向半分に区切った二つの領域に、それぞれ少なくとも一つ以上配置されていれば、それぞれの部分で隠蔽の判定及び色調の確認を行うことができ、調色補助カード100面内での色の均一性を保つことができる。
調色補助カード100における隠蔽塗色判定部分20の合計の面積比率は、背景色部分10に対して0.1%以上10%以下であることが好ましく、0.25以上5%以下であることがより好ましい。隠蔽塗色判定部分20の面積比率が大きすぎると、被補修部周囲との色調を確認するための背景色部分10の面積が少なくなるため、被補修部周囲との外観の整合性をとりにくくなる。また一つの隠蔽塗色判定部分20の面積が大きいと、塗色作業を行う作業者は、無意識に色の異なる部分を集中的に塗装してしまう。その結果、隠蔽塗色判定部分20があった部分のその他の部分で、塗装ムラが生じてしまう。補修箇所との色の比較は、塗装ムラがあると困難になるため、その塗装ムラを無くす必要がある。そのために、結果的に塗装を厚くする必要がでてしまう。
これに対し、隠蔽塗色判定部分20の面積比率が小さすぎると、下地の影響の有無の判定を行う際に、非常に狭い領域で判断することとなり、判定が難しくなる。
調色補助カード100は、紙等の基材上に上記条件を満たす背景色部分10及び隠蔽塗色判定部分20を印刷によって製造することができる。紙の種類としては、特に限定されるものではないが、例えば、アート紙、コート紙、軽量コート紙、微塗工印刷用紙等を用いることができる。印刷の方法としては、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。水性塗料の色調確認の場合は、紙の膨潤や反りを避けるために、耐水処理を行うことが好ましい。
調色補助カード100の厚みは、取り扱いの容易さの観点から、薄いことが好ましく、具体的には、0.4〜1.0mmであることが好ましい。
また、調色補助カード100の背景色部分10及び隠蔽塗色判定部分20が形成された面と並べて、または反対側の面に、塗装する補修用着色ベース上塗り塗料の色、使用塗料名、調色に用いた原色種とその配合率等を記入する部分を設けてもよい。これらを記入しておくことにより、得られた塗装を次回調色時にも利用することが可能となる。
(調色補助カードセット)
図2は、本発明の一態様に係る調色補助カードセットの平面模式図である。調色カードセット200は、上述の調色補助カード100を複数有する。各調色補助カード100の背景色部分10の明度は、互いに異なる。図2においては、左から明度が20、40、55、70、90の調色補助カード100を用いて、調色カードセット200とした。調色カードセット200は、5枚の調色補助カード100からなる必要は無く、より複数の調色補助カードからなってもよい。また明度も当該構成とする必要はなく、適宜変更することができる。
調色補助カードセット200は、背景色部分10の明度が互いに異なる複数の調色補助カード100することで、プライマーサーフェサーの選択を容易に行うことができる。
補修用着色ベース上塗り塗料を塗装前の調色補助カードの明度がそれぞれ異なるため、補修用着色ベース上塗り塗料を隠蔽塗色判定部分20が見えなくなるまで塗装すると、塗装後の色調はそれぞれ異なる。そのため、塗装後のそれぞれの調色補助カード100の色と、被補修部周囲の正常部の色とを比較し、最も近似する色を選択することで、プライマーサーフェサーを塗装後の被補修部をどのような明度にしておくことが適切であるかを判断することができる。
例えば、塗装後の調色補助カード100の内、最も被補修部周囲の正常部の色と一致するものが、明度を40とした調色補助カードであった場合、プライマーサーフェサーの明度を40とすることで、補修後の被補修部の外観を最も適切にすることができる。また、塗装後の調色補助カード100の内、最も被補修部周囲の正常部の色と近似するものが、明度を40とした調色補助カードであった場合は、プライマーサーフェサーの明度を40から調節したものを用いることで、補修後の被補修部の外観を最も適切にすることができる。
プライマーサーフェサーは、計量混合作業等を行って調色する場合がある。そのため、作業時間がかかる。調色補助カードセットを用いて、プライマーサーフェサーを予め選択できれば、被補修部に対してプライマーサーフェサーを種々検討する作業を省略することができ、作業効率を高めることができる。また調色補助カードセットが、明度の異なる複数の調色補助カードを複数有するため、調色補助カードに対して各種のプライマーサーフェサーを塗装する作業等を省略することができ、作業効率を高めることができる。
(塗料の調色方法、補修塗装方法)
本発明の一態様に係る補修塗装方法は、上述の調色補助カードを用いる。補修塗装方法は、調色補助カードを用いて被補修部に塗るプライマーサーフェサー(下塗り塗料)及び補修用着色ベース上塗り塗料を調色する工程と、調色した塗料を被補修部に実際に塗装する工程を有している。
まず、調色補助カードを用いて被補修部に塗るプライマーサーフェサー及び補修用着色ベース上塗り塗料を調色する工程について図1を参照しながら説明する。
本発明の一態様に係る調色方法は、上述の調色補助カード100に、補修用着色ベース上塗り塗料を隠蔽塗色判定部分20が確認できなくなるまで塗装する工程と、隠蔽塗色判定部分20が確認できなくなった時点を終点として、終点における調色補助カードの色と被補修部周囲の正常部の色とが一致するように塗料を調色する工程とを有する。
調色補助カードに塗装を行う工程について説明する。まず、調色補助カード100に補修用着色ベース上塗り塗料を一回塗装する。指触乾燥させた後、隠蔽塗色判定部分20が確認できるかを確認する。確認は目視で行っても、測色計等を用いて確認してもよい。また同時に色調を被補修部周囲の正常部の色と比較しながら確認する。塗装の方法は、ハケ塗り、ローラー塗り、スプレー塗装等公知の方法を用いることができる。また補修用着色上塗り塗料は、種々公知のものを用いることができ、溶剤系塗料であっても水性塗料であってもよい。
この塗装・乾燥工程を複数回繰り返し、隠蔽塗色判定部分20が確認できなくなった時点を終点として、終点における調色補助カードの色と被補修部の周囲の正常部の色との色調が一致するように塗料を調色する。調色は、塗装・乾燥を繰り返すごとに、塗装膜が形成された調色補助カードの色と被補修部周囲の正常部の色とを比較することで、補正することができる。
次に、調色補助カードを用いて調色した補修用着色ベース上塗り塗料を、実際に補修が必要な被補修部に塗装する。事前に、調色補助カード100を用いて、補修用着色ベース上塗り塗料の配合比等を調整しているため、塗り直し等の作業を必要とせず、効率的に補修を行うことができる。また隠蔽塗色判定部分20が確認できなくなるまで、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装しているため、実際の被補修部に塗装した際にも、下地の影響が表面に現れることは無い。また被補修部に補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する前に、プライマーサーフェサーを塗装してもよい。以下、プライマーサーフェサーの選定も含めた補修塗装方法について説明する。
本発明の一態様に係る補修塗装方法は、上述の調色補助カードセット200を用いて行ってもよい。具体的には、各調色補助カード100に対し、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する工程と、補修用着色ベース上塗り塗料が塗装された各調色補助カード100と、被補修部周囲の正常部の色とを比較し、被補修部周囲の正常部の色と最も同色の調色補助カード100を選択する工程と、選択した調色補助カード100から設定した明度のプライマーサーフェサーを被補修部に塗装する工程と、プライマーサーフェサーの上に、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する工程とを備えてもよい。
まず、上述の調色工程と同様に、補修用着色ベース上塗り塗料を、隠蔽塗色判定部分20が確認できなくなるまで、各調色補助カード100に塗装する。補修用着色ベース上塗り塗料を塗装前の調色補助カード100の明度がそれぞれ異なるため、塗装後の色調はそれぞれ異なる。
次に、補修用着色ベース上塗り塗料が塗装された各調色補助カード100と、被補修部周囲の正常部の色とを比較し、被補修部周囲の正常部の色と最も同色の調色補助カード100を選択する。前述のように、塗装後の調色補助カード100の色調は、各調色補助カード100によって異なる。これは、塗装を施した調色補助カード100の明度の差に起因する。明度が異なれば、隠蔽塗色判定部分20を完全に隠蔽するために必要な膜厚が変わるためである。すなわち、塗装後に被補修部周囲の正常部の色と最も同色となる調色補助カード100を選択することで、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する下地として適した明度を確認することができる。
上記のように、補修用着色ベース上塗り塗料の調色、下地を隠蔽するのに必要な膜厚、下地に適切な明度を確認した上で、実際の被補修部の補修を行う。
まず、選択した調色補助カードと近似する明度のプライマーサーフェサーを被補修部に塗装する。ここで、「近似する明度」とは、調色補助カードの明度から設定した明度を意味する。例えば、上記で比較した補修用着色ベース上塗り塗料が塗装された調色補助カードの色と、被補修部周囲の正常部の色が一致する場合は、調色補助カードと同一の明度のプライマーサーフェサーを塗装することができる。これに対し、被補修部周囲の正常部の色が、塗装後の調色補助カードの色に対して僅かに濃い場合は、選択した調色補助カードの明度より僅かに明度を高く設定したプライマーサーフェサーを塗装することが好ましい。逆に、被補修部周囲の正常部の色が、塗装後の調色補助カードの色に対して僅かに薄い場合は、選択した調色補助カードの明度より僅かに明度を低く設定したプライマーサーフェスを塗装することが好ましい。このように、調色補助カードで選択した明度から適宜プライマーサーフェスの明度を設定することで、より効率的かつ精度よく被補修部の色調を調整することができる。
当該工程を有することで、プライマーサーフェサーを調合する手間を削減することができる。またそれに伴い、補修に必要な時間を低減することができる。
最後に、プライマーサーフェサーの上に、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する。補修用着色ベース上塗り塗料の膜厚、色調等は、調色補正カードを用いて設定した条件とする。このように、被補修部を補修することで、完全隠蔽膜厚より薄膜でも精度よく、かつ効率よく被補修部を補修することができる。
10…背景色部分、20…隠蔽塗色判定部分、21…中心部、22…補助部、100…調色補助カード、200…調色補助カードセット

Claims (8)

  1. 白色及び黒色の混色により明度が調整されてなる背景色部分と、
    前記背景色部分上に設けられた隠蔽塗色判定部分とを備え、
    前記隠蔽塗色判定部分は、前記背景色部分との色差(ΔE)の絶対値が35以下である部分を含み、かつ面内に複数配置されていることを特徴とする調色補助カード。
  2. 前記隠蔽塗色判定部分の合計の面積比率が、背景色部分に対して0.1%以上10%以下であることを特徴とする請求項1に記載の調色補助カード。
  3. 前記隠蔽塗色判定部分が、円状である請求項1または2のいずれかに記載の調色補助カード。
  4. 前記隠蔽塗色判定部分が、中心部とその周囲に点在する補助部を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の調色補助カード。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の調色補助カードを複数有する調色補助カードセットであって、
    各調色補助カードの背景色部分の明度が、互いに異なることを特徴とする調色補助カードセット。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の調色補助カードに、補修用着色ベース上塗り塗料を隠蔽塗色判定部分が確認できなくなるまで塗装する工程と、
    前記隠蔽塗色判定部分が確認できなくなった時点を終点として、終点における塗装膜の色と被補修部の周囲の正常部の色とが一致するように塗料を調色する工程とを有する塗料の調色方法。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の調色補助カードを用いた補修塗装方法。
  8. 請求項5に記載の調色補助カードセットの各調色補助カードに対し、補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する工程と、
    前記補修用着色ベース上塗り塗料が塗装された後の各調色補助カードの色と、被補修部の周囲の正常部の色とを比較し、前記被補修部の周囲の正常部の色と最も同色の調色補助カードを選択する工程と、
    選択した前記調色補助カードから設定した明度のプライマーサーフェサーを被補修部に塗装する工程と、
    前記プライマーサーフェサーの上に、前記補修用着色ベース上塗り塗料を塗装する工程とを備える補修塗装方法。
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