JP6370689B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、入球装置に規定上限個数を超える遊技球が入球したことを契機に報知演出を行う遊技機に関する。
遊技機の一種であるパチンコ遊技機では、入賞口への遊技球の入球を契機に演出を行うことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のパチンコ遊技機では、入球のあった入賞口に応じて異なる態様の報知図柄を表示させている。
特開2002−239106号公報
ところで、パチンコ遊技機では、入賞口に遊技球を入球させることによって遊技者に、例えば所定個数の賞球が払い出されるなどの特典を付与している。このため、入賞口へ遊技球が入球したかという点は、遊技者にとって興味を抱く事柄の一つである。したがって、遊技球の入球に関連付けた演出の態様に工夫を施すことは、興趣を高めることに繋がると考えられる。
この発明の目的は、入球装置へ遊技球を入球させることへの興趣を高めることができる遊技機を提供することにある。
上記課題を解決する遊技機は、遊技球の入球を許容するように開閉動作を行う入球装置と、前記入球装置へ入球した遊技球を検知する検知部と、前記検知部の検知情報を入力する第1の制御部と、前記第1の制御部からの情報を入力する第2の制御部と、演出を行う演出装置と、を備え、前記入球装置は、予め定められている開閉パターンにしたがって開閉動作を行い、前記入球装置による開閉動作は、規定上限個数の遊技球の入球によって終了するとともに前記開閉パターンによる制御も終了し、前記第1の制御部は、前記検知情報の入力回数を累積して記憶するとともに、前記検知情報を入力する毎に前記第2の制御部に情報を出力し、前記第2の制御部は、前記第1の制御部からの情報を入力する毎に前記演出装置に報知演出を実行させるとともに、前記第1の制御部からの情報をもとに前記規定上限個数を越える入球があったと判定した場合にも前記演出装置に前記報知演出を実行させ、前記第2の制御部の制御によって前記報知演出が前記入球装置へ入球する毎に実行されるとともに、前記検知情報の入力回数が前記入球装置による開閉動作の終了に基づく1回の遊技の終了を契機として零にクリアされる
上記遊技機において、前記第1の制御部から前記第2の制御部へ出力される情報には、前記第1の制御部が前記検知情報を入力したことを契機に出力する入球情報を含み、前記入球情報は、前記入球装置へ1球の入球があったことを特定させる情報であって、前記第2の制御部は、前記入球情報の入力回数をカウントし、そのカウント数から前記規定上限個数を越える入球があったと判定し、前記規定上限個数を超えた数に応じて実行させる前記報知演出の種類を異ならせるようにしてもよい
上記遊技機において、前記第2の制御部は、前記第1の制御部からの情報を入力する毎に前記演出装置に実行させる報知演出と、前記第1の制御部からの情報をもとに前記規定上限個数を越える入球があったと判定した場合に前記演出装置に実行させる報知演出と、を異なる報知態様で実行させるようにしてもよい。
上記遊技機において、前記入球装置は、図柄変動ゲームの始動条件を得るために遊技球を入球させる始動口、若しくは当り遊技中に遊技球の払出条件を得るために遊技球を入球させる大入賞口であっても良い。
本発明によれば、入球装置へ遊技球を入球させることへの興趣を高めることができる。
パチンコ遊技機の正面図。 入球装置の正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 大当り遊技中の制御内容を示すタイミングチャート。 パチンコ遊技機の正面図。
(第1の実施形態)
以下、パチンコ遊技機に具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
第1の実施形態のパチンコ遊技機は、「羽根もの」、「ヒコーキタイプ」とも言われる第2種に分類されるパチンコ遊技機である。この種のパチンコ遊技機では、始動口への遊技球の入球を契機に入球装置の開閉羽根(開閉部材)が開き、入球装置へ入球した遊技球が特別入球口へ入球することによって当り遊技(特別遊技)が生起される。
図1には、パチンコ遊技機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく発光演出を行う装飾ランプ16が配設されている。外枠11の下部(パチンコ遊技機10の下部)には、各種音声(効果音)を出力し、音声出力に基づく音声演出を行うスピーカ17が配設されている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。
また、遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、入球装置20が配設されている。また、入球装置20の下方には、始動口21,22,23が配設されている。各始動口21〜23の奥方には、入球した遊技球を検知する始動口スイッチSW1,SW2,SW3(図3に示す)が設けられている。そして、各始動口21〜23は、入球した遊技球の検知を契機に入球装置20を開放する小当り遊技の始動条件を付与し得る。
次に、入球装置20の構成について図2にしたがって説明する。
入球装置20は、当該入球装置20を遊技盤13に取り付けるための取付基板24を備えている。取付基板24には、入球装置20の入球空間25を形成する筐体26が取着されている。筐体26には、上球受板27並びに下球受板28が設けられている。また、筐体26には、入球装置20内に配設された各種の可動装置(可動部材)の駆動源となる各種のアクチュエータ(ソレノイドやモータなど)が装着されている。
上球受板27の左右両側には、左右一対の開閉羽根(開閉部材)30,31が取り付けられている。開閉羽根30,31にはソレノイドSL1,SL2(図3に示す)が連結されており、開閉羽根30,31はソレノイドSL1,SL2の励磁及び消磁によって開閉動作(開動作と閉動作)を行う。開閉羽根30,31の開動作は、閉状態から開状態(図2に実線で示す)を取り得る動作である。一方、開閉羽根30,31の閉動作は、開状態から閉状態を取り得る動作である。従って、開閉羽根30,31は、閉状態→開状態→閉状態を取り得るように動作すると、1回の開閉動作を行ったことになる。そして、入球装置20は、開閉羽根30,31の開閉動作によって、遊技球Bの入球を許容するように作動する。
また、上球受板27には、入球装置20に入球した遊技球Bを検知するカウントスイッチ(検知手段)SW4,SW5が設けられている。カウントスイッチSW4,SW5は、各開閉羽根30,31の根元(回動起点部位)の付近に1つずつ配置されている。これにより、入球装置20へ入球した遊技球Bは、入球後、比較的早い段階でカウントスイッチSW4,SW5で検知されることになる。そして、カウントスイッチSW4,SW5で遊技球Bが検知されると、所定個数(例えば10個)の賞球の払出条件が付与される。また、上球受板27の上方には、所定の表示演出を行う表示装置32が配置されている。表示装置32は、例えばドットマトリクス型の表示装置や液晶型の表示装置である。
また、入球装置20には、上球受板27の下方に下球受板28が配置されている。下球受板28は、カウントスイッチSW4,SW5で通過検知されて落下した遊技球Bを受け入れ、当該遊技球Bを入球装置20の後方に向かって案内する。また、入球装置20において下球受板28の後方には、左右一対の翼部材33,34を有するとともに所定のキャラクタを模した振分部材35が配置されている。下球受板28で受け入れた遊技球Bは、振分部材35が有する翼部材33,34の動作によって進路に変化が与えられる。振分部材35にはソレノイドSL3(図3に示す)が連結されており、翼部材33,34はソレノイドSL3の励磁及び消磁によって開閉動作を行う。
また、入球装置20における入球空間25の最下部には、特別入球口36と、特別入球口36の両サイドに普通入球口37が設けられている。特別入球口36には、入球した遊技球を検知する特別入球口スイッチSW6が設けられている。そして、振分部材35によって進路に変化を与えられた遊技球Bは、下球受板28からさらに下方に流下し、特別入球口36、若しくは普通入球口37の何れかに入球する。
このように構成されたパチンコ遊技機10では、始動口21〜23への遊技球の入球を契機に、開閉羽根30,31が所定の回数だけ開閉動作し、入球装置20を遊技球の入球を許容するように作動させる小当り遊技が生起される。小当り遊技では、入球装置20を開放し、当該入球装置20に遊技球を流入し易くして大当り遊技を生起させるチャンスを遊技者に付与する。本実施形態では、始動口21,22に遊技球が入球すると、開閉羽根30,31を第1の開パターン(1回の開閉動作)に基づいて開閉動作させる。また、始動口23に遊技球が入球すると、開閉羽根30,31を前記第1の開パターンよりも有利な第2の開パターン(間欠的に2回の開閉動作)に基づいて開閉動作させる。
そして、小当り遊技中に入球装置20へ入球した遊技球が特別入球口36に入球して検知されると、大当り遊技が生起される。大当り遊技は、入球装置20の開閉羽根30,31を、小当り遊技よりも有利な状態で開閉動作させることによって多数の賞球を獲得できるチャンスを遊技者に付与する遊技である。つまり、大当り遊技では、小当り遊技と同様に、入球装置20を遊技球の入球を許容するように作動させる。そして、大当り遊技では、所定の開放回数(例えば、「18回」)を開閉羽根30,31の1回の開閉パターンとし、その1回の開閉パターンに基づく遊技(ラウンド遊技又はサイクル遊技とも言われる)が所定の遊技回数、行われる。例えば、遊技回数は、「1回」、「7回」、「15回」の3通りに定められており、何れかの遊技回数が抽選によって選択される。このため、遊技回数が多いほど、入球装置20への入球個数が多くなり、その結果、多数の賞球を獲得できるチャンスが大きくなる。なお、遊技回数の抽選は、小当り遊技中に特別入球口36へ遊技球が入球したことを契機に行っても良いし、始動口21〜23へ遊技球が入球したことを契機に行っても良い。特別入球口36への入球を契機に遊技回数の抽選を行う場合は、その抽選結果に応じた遊技回数の大当り遊技が生起される。一方、始動口21〜23への入球を契機に遊技回数の抽選を行う場合は、小当り遊技中に特別入球口36へ遊技球が入球したことを契機に抽選結果に応じた遊技回数の大当り遊技が生起される。この実施形態において入球装置20は、当り遊技としての大当り遊技中に遊技球の払出条件を得るために遊技球を入球させる大入賞口に相当する。
なお、前述した大当り遊技における1回の遊技は、開閉羽根30,31が開閉パターンに基づく所定の開放回数分、開閉動作を行う、若しくは1回の遊技中に規定上限個数(本実施形態では9球)の遊技球が入球する、の何れか一方の終了条件が成立した場合に終了する。このため、開閉パターンに基づく1回の遊技中に、規定上限個数の遊技球が入球した場合には、その入球した時点で開閉羽根30,31の開閉動作が終了する。つまり、規定上限回数の遊技球が入球した場合には、開閉パターンに定められる開放回数分の開閉動作が行われていない場合であっても、その時点で開閉パターンに基づく開閉動作が終了する。
次に、本実施形態のパチンコ遊技機10の電気的構成について説明する。
図3に示すように、パチンコ遊技機10には、主制御部としての主制御基板45が搭載されている。主制御基板45は、パチンコ遊技機10における遊技などに関する処理を実行するとともに、該処理の結果に応じて各種の制御信号(制御コマンド)を出力する。また、パチンコ遊技機10には、表示制御部としての表示制御基板46、発光制御部としてのランプ制御基板47、音制御部としての音声制御基板48と、が搭載されている。これらの制御基板46〜48は、主制御基板45に接続されており、主制御基板45が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき遊技演出の実行などに関する処理を実行し、副制御部として機能する。表示制御基板46は、表示装置32の表示態様を制御する。ランプ制御基板47は、パチンコ遊技機10が備える各種発光部(例えば、装飾ランプ16など)の発光態様を制御する。音声制御基板48は、パチンコ遊技機10が備える音出力部(例えば、スピーカ17)の音声出力態様を制御する。
主制御基板45には、主制御用CPU45a、主制御用ROM45b、及び主制御用RAM45cが備えられている。また、主制御基板45には、各種スイッチ(始動口スイッチSW1〜SW3、カウントスイッチSW4,SW5、特別入球口スイッチSW6)が接続されており、これらのスイッチの検知結果を入力する。また、主制御基板45には、各種アクチュエータ(ソレノイドSL1,SL2,SL3)が接続されており、これらのアクチュエータの動作を制御する。
主制御用CPU45aは、始動口21〜23への遊技球の入球に伴って始動口スイッチSW1〜SW3から出力される検知信号を入力すると、小当り遊技を生起させる。そして、主制御用CPU45aは、小当り遊技の生起に伴い、開閉羽根30,31を開閉動作させる開放制御と、入球装置20内に配置されている振分部材35などの可動装置に所定の動作を行わせる作動制御と、を行う。この制御により、小当り遊技に伴って入球装置20へ入球した遊技球は、上記した振分部材35などの各種部材の動作によって入球空間25内における進路に変化が与えられる。
また、主制御用CPU45aは、小当り遊技において特別入球口36への入球に伴って特別入球口スイッチSW6から出力される検知信号を入力すると、大当り遊技を生起させる。そして、主制御用CPU45aは、大当り遊技の生起に伴い、開閉羽根30,31を開閉動作させる開放制御と、入球装置20内に配置されている振分部材35などの可動装置に所定の動作を行わせる作動制御と、を行う。これらの開放制御の制御内容、並びに作動制御の制御内容は、小当り遊技時と大当り遊技時において異なっている。なお、この実施形態のパチンコ遊技機10では、カウントスイッチSW4,SW5が遊技球を検知することによって賞球の払出条件が成立する。つまり、特別入球口スイッチSW6が遊技球を検知した場合、その検知に基づいて賞球の払出条件は成立しない。また、この実施形態のパチンコ遊技機10において大当り遊技は、抽選によって決定した遊技回数を上限として行われるとともに、前述した終了条件の成立によって1回の遊技が終了し、上限分の遊技が行われていなければ次の遊技が行われる。つまり、次の遊技を開始させるための継続条件は設定されていない。
次に、この実施形態のパチンコ遊技機10の作用について、大当り遊技中の制御、特に1回の遊技(ラウンド遊技)中の制御内容を中心に説明する。
図4に示すように、主制御用CPU45aは、小当り遊技中に特別入球口スイッチSW6からの検知信号を入力すると、その入力を契機に大当り遊技を生起させる。そして、大当り遊技の生起に伴い主制御用CPU45aは、開閉羽根30,31を開閉パターンにしたがって開閉動作させるように作動制御を行う。つまり、主制御用CPU45aは、1回の遊技(ラウンド遊技)において、所定の開放回数を上限として、開閉羽根30,31を、開閉動作させる(図4に示す「18回」)。この作動制御により、大当り遊技中の1回の遊技では、開閉羽根30,31が間欠的に開閉動作を繰り返し、入球装置20への遊技球の入球が許容された状態となる。
1回の遊技中に入球装置20へ入球した遊技球は、カウントスイッチSW4,SW5によって検知される。そして、主制御用CPU45aは、カウントスイッチSW4,SW5からの検知信号を入力すると、1回の遊技において規定上限個数の遊技球が入球したかを判定するために、検知信号の入力回数を累積し、主制御用RAM45cに記憶させる。それとともに、主制御用CPU45aは、検知信号を入力する毎に、入球情報としての入球信号を副制御部(この実施形態では音声制御基板48)に出力する。入球信号は、入球装置20へ1球の入球があったことを特定させる情報(制御コマンド)である。この実施形態では、入球信号を出力する主制御基板45が、検知部として機能するカウントスイッチSW4,SW5の検知情報を入力する第1の制御部として機能する。また、この実施形態では、入球信号を入力する副制御部(音声制御基板48)が、主制御基板45からの情報を入力する第2の制御部として機能する。
一方、入球信号を入力した音声制御基板48の音声制御用CPU48aは、入球信号の入力回数をカウントする。具体的に言えば、入球信号を入力する毎に入力回数を累積し、音声制御用RAM48cに記憶させる。また、音声制御用CPU48aは、入球信号を入力する毎に、スピーカ17を通じて入球音を出力させる音出力制御を行う。この実施形態では、大当り遊技中、入球装置20への入球を契機に出力される入球音として、通常音と特殊音の2種類が用意されている。通常音は、規定上限個数までの入球に対して出力される入球音である。一方、特殊音は、規定上限個数を超える入球に対して出力される入球音である。そして、特殊音は、規定上限個数を超える入球があったことを報知する報知演出となる。また、スピーカ17が報知演出を行う演出装置となる。
このため、音声制御用CPU48aは、入球信号を入力する毎に入力回数のカウント数を参照し、規定上限個数を越える入球があったかを判定する。この判定の際に参照するカウント数は、入球信号の入力によって加算した後の入力回数である。そして、音声制御用CPU48aは、規定上限個数を超える入球がない場合、すなわちカウント数が1〜9の数値を示す場合、通常音を出力させるように音出力制御を行う。一方で、音声制御用CPU48aは、規定上限個数を超える入球があった場合、すなわちカウント数が10以上の数値を示す場合、特殊音を出力させるように音出力制御を行う。これにより、大当り遊技中における1回の遊技において、入球装置20へ入球した遊技球の個数に応じて入球音に変化が生じ得る。なお、前述した音出力制御用のプログラムなどは音声制御用ROM48bに記憶されている。
また、主制御用CPU45aは、規定上限個数を超える遊技球の入球が生じた場合、すなわち1回の遊技の終了条件が成立した場合、開閉羽根30,31の開閉動作を終了させるとともに開閉パターンによる制御も終了させ、1回の遊技を終了させる。なお、開閉羽根30,31は、規定上限個数の入球によって開閉動作を終了するが、入球装置20が閉じた状態になるまでには制御を開始してからの時間に対して時間差が生じ得る。また、複数球の遊技球が同時若しくはほぼ同時に入球装置20へ入球する場合もあり得る。このため、1回の遊技において規定上限個数を越えて入球することは十分にあり得る事象である。
そして、主制御用CPU45aは、大当り遊技における遊技回数が上限の回数に達していない場合、次の遊技を行わせる。つまり、主制御用CPU45a並びに音声制御用CPU48aは、前述した1回の遊技の制御を繰り返す。また、主制御用RAM45cや音声制御用RAM48cに記憶されている入力回数(カウント数)は、1回の遊技の終了を契機に「零」にクリアされる。音声制御用CPU48aは、主制御用CPU45aが出力する1回の遊技の終了を特定可能な信号、若しくは1回の遊技の開始を特定可能な信号の入力を契機に入力回数をクリアする。なお、主制御用CPU45aは、規定上限回数に達する前に、開閉パターンに基づく開放回数分、開閉羽根30,31を開閉動作させた場合は、その最後の開閉動作の終了によって1回の遊技を終了させる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)規定上限個数を超える遊技球の入球に対して特別な演出(実施形態では特殊音の出力)を行わせる。したがって、遊技球を入球装置20へ入球させることの興趣を高めることができる。特に、規定上限個数を越える遊技球が入球した場合に特別な演出を行わせるので、より多くの遊技球を入球させたことへの優越感を遊技者に与え、その結果、興趣を高めることができる。
(2)特別な演出を行わせるための制御を、複数の制御基板(実施形態では主制御基板45と音声制御基板48)で分担して行う。このため、単一の制御基板に特別な演出を行わせるための制御を行わせる場合に比して、制御基板への負担を軽減できる。
(3)特別な演出を行わせるに際して、主制御基板45は、入球装置20へ入球する毎に常に同じ情報(入球信号)を出力する。一方、音声制御基板48は、入球信号の入力を契機にその入力回数をカウントし、カウント数に応じて入球音を出力させる。このように特別な演出を行わせるに際して、各制御基板が行う処理がルーチン化されるので、制御を簡素化することができる。
(4)特別な演出を音の出力によって行うので、遊技者のみならず、周囲のパチンコ遊技機10で遊技を行っている他の遊技者、あるいは遊技島を歩いている遊技者などにも、特別な演出が行われていることを認識させることができる。したがって、より多くの遊技球を入球させたことへの優越感を遊技者に強く与えることができる。
(第2の実施形態)
以下、パチンコ遊技機に具体化した第2の実施形態を図5にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した実施形態と同一構成については同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
第2の実施形態のパチンコ遊技機は、第1種に分類されるパチンコ遊技機である。この種のパチンコ遊技機では、始動口への遊技球の入球を契機に当り抽選を行い、その当り抽選に当選した場合に当り遊技(特別遊技)が生起される。
図5に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機50の遊技盤13には、表示演出を行う表示装置51が配置されている。そして、表示装置51の下方には、図柄変動ゲームとしての特別図柄変動ゲームの始動条件を成立させるために遊技球を入球させる始動口52が配設されている。始動口52の奥方には、入球した遊技球を検知する始動口センサ(図示しない)が設けられている。この実施形態の始動口52は、アクチュエータ(ソレノイド)の作動により開閉動作を行う開閉羽根(普通電動役物)53を有している。開閉羽根53は、遊技球が入球容易な開状態、及び遊技球が入球困難な閉状態に動作可能である。開閉羽根53は、常には閉状態に制御されており、予め定めた開放条件が成立すると、1回又は複数回だけ予め定めた開放時間の間、開状態に制御される。なお、始動口52は、開閉羽根53が閉状態の場合でも、遊技球が入球可能である。
また、始動口52の下方には、アクチュエータ(ソレノイド又はモータ)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉54を備えた大入賞口55が配設されている。大入賞口55の奥方には、入球した遊技球を検知するカウントセンサ(図示しない)が設けられている。パチンコ遊技機50では、大入賞口55へ入球した遊技球がカウントセンサによって検知されることを契機として、予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件を付与し得る。パチンコ遊技機50では、当り抽選に当選し、特別図柄変動ゲームにて当り図柄が確定停止表示された後に当り遊技が付与される。当り遊技では、大入賞口扉54が開状態となり、大入賞口55への遊技球の入球が許容される。このため、当り遊技中、遊技者は、大入賞口55へ遊技球を入球させることによって多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。
また、遊技盤13において表示装置51の左方には、作動ゲート56が配設されている。作動ゲート56には、入球(通過)した遊技球を検知するゲートセンサ(図示しない)が設けられている。パチンコ遊技機50では、作動ゲート56へ入球した遊技球がゲートセンサによって検知されることを契機として、普通図柄変動ゲームの始動条件を付与し得る。
普通図柄変動ゲームは、特別図柄の当り抽選とは別の普通図柄の当り抽選の抽選結果を導出するゲームである。そして、普通図柄の当り抽選に当選した場合には、普通図柄変動ゲームにて普通当り図柄が確定停止表示された後に普通当り遊技が付与される。普通当り遊技では、開閉羽根53が開状態となり、始動口52へ遊技球を入球させ易くなる。このため、普通当り遊技中、遊技者は、特別図柄変動ゲームの始動条件を容易に獲得できるチャンスを得ることができる。
また、パチンコ遊技機50には、第1の実施形態のパチンコ遊技機10と同様に、主制御基板45、表示制御基板46、ランプ制御基板47及び音声制御基板48が搭載されている。そして、主制御基板45には、前述した各種センサが接続されているとともに、前述した各種アクチュエータが接続されている。
この実施形態のパチンコ遊技機50では、普通当り遊技中に作動する始動口52への遊技球の入球の個数をもとに特別な演出を行わせる。普通当り遊技中、始動口52の開閉羽根53は、所定の開閉パターンにしたがって開閉動作を行う。そして、始動口52は、開閉羽根30,31が開閉パターンに基づく所定の動作を行う、若しくは規定上限個数(本実施形態では6球)の遊技球が入球する、の何れか一方の終了条件が成立した場合に閉状態となる。
このため、主制御用CPU45aは、第1の実施形態と同様に、検知部としての始動口センサからの検知信号を入力すると、検知信号を入力する毎に、入球情報としての入球信号を副制御部(この実施形態では音声制御基板48)に出力する。一方、入球信号を入力した音声制御基板48の音声制御用CPU48aは、入球信号の入力回数をカウントし、そのカウント数をもとに規定上限個数を越える入球があったかを判定する。そして、音声制御用CPU48aは、規定上限個数を超える入球があった場合、すなわちカウント数が7以上の数値を示す場合、特殊音を出力させるように音出力制御を行う。これにより、普通当り遊技中において、始動口52へ入球した遊技球の個数に応じて入球音に変化が生じ得る。したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(4)と同様の効果を有する。なお、第1の実施形態の効果(1)〜(4)における「入球装置20」は「始動口52」と読み替えるものとする。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・特別な演出を、表示演出や発光演出に変更しても良い。または、特別な演出を、表示演出、発光演出及び音声演出を任意に組み合わせて行っても良い。特別な演出を行わせる副制御部が、各実施形態で説明したように主制御基板45が出力する入球信号の入力回数をカウントし、そのカウント数をもとに特別な演出を実行させる制御を行う。また、機械的な動作によって演出を行う可動体を備える場合、その可動体の動作によって特別な演出を行っても良い。
・特別な演出の態様を、規定上限個数を超えて入球した個数に応じて変化させても良い。例えば、第1の実施形態の場合、規定上限個数に対して1球多く遊技球が入球したときには第1の特殊音を出力させ、2球多く遊技球が入球したときには第1の特殊音とは異なる第2の特殊音を出力させるというように、音を変化させても良い。
・また、上記別例において、入球した個数に応じて特別な演出を行う演出装置の種類を増加若しくは変更しても良い。例えば、第1の実施形態の場合、規定上限個数に対して1球多く遊技球が入球したときにはスピーカ17からの音の出力で特別な演出を行い、2球多く遊技球が入球したときにはスピーカ17に加え表示装置32による表示演出によって特別な演出を行っても良い。あるいは、2球多く遊技球が入球したときには、スピーカ17に代えて表示装置32による表示演出によって特別な演出を行っても良い。
・入球信号は、特定の一定数を特定できる情報であっても良い。例えば、2球の入球があったことを特定させる情報であっても良い。
・開閉パターンは任意に変更しても良い。具体的に言えば、開動作の時間などは任意に設定することができる。
・各実施形態におけるパチンコ遊技機の電気的構成は任意に変更しても良い。例えば、単一の基板に、主制御用CPU45aと、その他の制御基板46〜48に搭載されているCPUを搭載しても良い。また、表示制御基板46、ランプ制御基板47、及び音声制御基板48を任意に組み合わせて単数の基板若しくは複数の基板としても良い。
・特別な演出を行わせる制御を、主制御基板45が主導で行っても良い。具体的に言えば、主制御用CPU45aは、検知信号の入力を契機に入球した遊技球の個数をカウントし、そのカウント数が規定上限個数を超えた場合に特別な演出の実行を指示する信号を副制御部(例えば、音声制御基板48)に出力する。そして、前記信号を入力した副制御部では、特別な演出を行わせる。
・特別な演出を実行させるパチンコ遊技機においてバックアップ機能を搭載しても良い。例えば、副制御部(実施形態では音声制御基板48)がバックアップ機能を搭載している場合には、停電などの電源断が生じたときであっても、電源の復帰時にはカウント数を電源断時の状態に復帰させることができる。これにより、電源の復帰後は、実施形態で説明したように特別な演出を実行させることができる。なお、副制御部がバックアップ機能を搭載していない場合は、電源断が生じた遊技において特別な演出を実行させない。また、このとき、合わせて次の遊技へ移行するまで通常音を出力させないように制御しても良い。また、主制御基板45がバックアップ機能を搭載し、副制御部がバックアップ機能を搭載していない場合には、電源の復帰時に遊技(開閉羽根30,31の動作の回数)を制御するために主制御用RAM45cに記憶されていた検知信号の入力回数を、副制御部に出力させても良い。この場合であっても、電源の復帰後は、実施形態で説明したように特別な演出を実行させることができる。
・また、前述の別例のように特別な演出を行わせる制御を主制御基板45が主導で行う場合、主制御基板45がバックアップ機能を搭載していることで、電源の復帰後は、特別な演出の実行を指示することができる。
・第1の実施形態において、大当り遊技における遊技回数は1種類でも良いし、複数種類を有する場合の遊技回数は任意に変更しても良い。
・第2の実施形態において、入球装置を大入賞口55とし、大入賞口55への入球を対象にして各実施形態と同様に特別な演出を行わせても良い。大入賞口55は、大当り遊技中に所定の開閉パターンで開放し、規定上限個数(例えば9球)の遊技球が入球したことを契機に開閉動作が終了する。なお、大入賞口55の開閉は主制御用CPU45aが制御する。
・第2の実施形態は、複数の特別図柄を用いるパチンコ遊技機、若しくは単数の特別図柄を用いるパチンコ遊技機に適用することができる。また、第2の実施形態は、複数の始動口を備えるパチンコ遊技機に適用することができる。また、第2の実施形態は、複数の大入賞口を備えるパチンコ遊技機に適用することができる。
・第2の実施形態において、特殊音のみを出力させるようにしても良いし、第1の実施形態と同様に規定上限個数を越えるまでは通常音を出力させるようにしても良い。
・各実施形態で説明した特別な演出を、非電動役物を備えたパチンコ遊技機に適用しても良い。この種のパチンコ遊技機では、特定の入球口に遊技球を入球させることによってその入球した遊技球の自重を利用して機械的に他の入球口を開放させる。そして、開放した入球口は、規定上限個数の遊技球の入球を契機に閉鎖する。このため、規定上限個数を越える遊技球の入球を契機に各実施形態と同様に特別な演出を行わせても良い。なお、入球口には入球した遊技球を検知するセンサを配置し、その検知結果を制御基板に出力する。
10,50…パチンコ遊技機、20…入球装置、17…スピーカ、52…始動口、55…大入賞口、45…主制御基板、48…音声制御基板、SW4,SW5…カウントスイッチ。

Claims (4)

  1. 遊技球の入球を許容するように開閉動作を行う入球装置と、
    前記入球装置へ入球した遊技球を検知する検知部と、
    前記検知部の検知情報を入力する第1の制御部と、
    前記第1の制御部からの情報を入力する第2の制御部と、
    演出を行う演出装置と、を備え、
    前記入球装置は、予め定められている開閉パターンにしたがって開閉動作を行い、
    前記入球装置による開閉動作は、規定上限個数の遊技球の入球によって終了するとともに前記開閉パターンによる制御も終了し、
    前記第1の制御部は、前記検知情報の入力回数を累積して記憶するとともに、前記検知情報を入力する毎に前記第2の制御部に情報を出力し、
    前記第2の制御部は、前記第1の制御部からの情報を入力する毎に前記演出装置に報知演出を実行させるとともに、前記第1の制御部からの情報をもとに前記規定上限個数を越える入球があったと判定した場合にも前記演出装置に前記報知演出を実行させ、
    前記第2の制御部の制御によって前記報知演出が前記入球装置へ入球する毎に実行されるとともに、前記検知情報の入力回数が前記入球装置による開閉動作の終了に基づく1回の遊技の終了を契機として零にクリアされる遊技機。
  2. 前記第1の制御部から前記第2の制御部へ出力される情報には、前記第1の制御部が前記検知情報を入力したことを契機に出力する入球情報を含み、
    前記入球情報は、前記入球装置へ1球の入球があったことを特定させる情報であって、
    前記第2の制御部は、前記入球情報の入力回数をカウントし、そのカウント数から前記規定上限個数を越える入球があったと判定し、前記規定上限個数を超えた数に応じて実行させる前記報知演出の種類を異ならせる請求項に記載の遊技機。
  3. 前記第2の制御部は、前記第1の制御部からの情報を入力する毎に前記演出装置に実行させる報知演出と、前記第1の制御部からの情報をもとに前記規定上限個数を越える入球があったと判定した場合に前記演出装置に実行させる報知演出と、を異なる報知態様で実行させる請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記入球装置は、図柄変動ゲームの始動条件を得るために遊技球を入球させる始動口、若しくは当り遊技中に遊技球の払出条件を得るために遊技球を入球させる大入賞口である請求項1〜請求項3うち何れか一項に記載の遊技機。
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