JP6370548B2 - 浴槽用給湯口アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽内への湯水供給用として浴槽の壁部に組み付けられる浴槽用給湯口アダプタに関する。
浴槽の壁部に組み付けられる循環式の給湯口アダプタにおいて、軸心に沿って設けられた断面円形の内側流路(内側回路)と、その内側流路の外周に設けられた断面円環状の外側流路(外側回路)とを備えるものが周知である。この給湯口アダプタにおいて、追い焚き時等の湯水循環時には、室外の給湯機から外管(往き管)を介して供給された湯水が、給湯口アダプタの例えば内側流路に供給され、その内側流路を通って浴槽内に吐出される一方、浴槽内の湯水が給湯口アダプタの例えば外側流路に吸引され、その外側流路を通って外管(戻り管)を介して室外の給湯機に戻されるようになっている。
このような従来の給湯口アダプタにおいては、往き管や戻り管等の外管を接続するための外管接続部が設けられている。この外管接続部は、内側流路や外側流路に連通し、かつ外方に突出するように細管状に形成されている。例えば特許文献1に示す給湯口アダプタでは、外管接続部がアダプタの軸心(流路の軸心)に対し直交して配置されており、例えば往き管を介して外管接続部から供給される湯水が、内側流路にその軸心に対し直交する方向から供給されるようになっている。
特開2007−309575号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すように、外管接続部が内側流路に対し直交して配置される給湯口アダプタにおいては、外管接続部から内側流路に供給される湯水の主流が、内側流路の軸心から上下や左右に位置ずれして偏った状態で供給される場合がある。そうすると外管接続部から湯水が、内側流路における円形の外周壁面に沿って供給されるようになり、湯水が内側流路の外周壁面に沿って螺旋状に旋回しつつ流通していき渦巻き流が発生してしまうという課題があった。その結果、内側流路を流動する湯水内に多量の空気が混入されて流量が低下したり、湯水が内側流路内を不安定な状態で流動する等、湯水をスムーズに流通させることが困難になるおそれがあった。
以上の説明においては、給湯機から湯水が給湯口アダプタの内側流路に供給される場合についての課題を説明したが、給湯機から湯水が給湯口アダプタの外側流路に供給される場合についても同様な課題が発生する可能性を否定することはできない。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、アダプタ内の流路を流通する湯水に渦巻き流が発生するのを防止することができる浴槽用給湯口アダプタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を要旨とする。
[1]浴槽の壁部に貫通状態に取り付けられる一方、内部に外周断面円形の湯水流通用の流路が設けられて、浴槽外から外管を介して前記流路の後部に供給された湯水が前記流路を通ってその流路の前部から浴槽内に吐出されるようにした浴槽用給湯口アダプタであって、
前記流路の外周壁面に、前記流路の軸心方向に延び、かつ内径方向に突出する渦巻き流抑制部が設けられていることを特徴とする浴槽用給湯口アダプタ。
[2]前記流路は、断面円形の内側流路と、その内側流路の外周に設けられた断面円環状の外側流路とを有し、前記内側流路および前記外側流路のうち少なくともいずれか一方に、前記渦巻き流抑制部が設けられている前項1に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
[3]前記内側流路に前記渦巻き流抑制部が設けられている前項2に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
[4]前記流路の後端部における外周壁に、その流路内に湯水を導入するための導入管部が形成されるとともに、前記導入管部の軸心が前記流路の軸心に対し略直交して配置され、
前記流路の外周壁面における前記導入管部に対向する位置に、前記渦巻き流抑制部が配置されている前項1〜3のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
[5]一端側が前記導入管部に連結され、かつ他端側に前記外管が連結されるジョイント管を備え、
前記ジョイント管の一端側が前記導入管部にその軸心回りに回転自在に連結され、
前記ジョイント管の前記導入管部に対する回転操作によって、前記ジョイント管が、その軸心が前記流路の軸心に対し平行に配置される平行状態と、直角に配置される直角状態との間で可動自在に構成されている前項4に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
[6]前記流路の後端面が閉塞され、その後端閉塞面に前記渦巻き流抑制部の後端部が接触している前項1〜5のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
上記[1]の浴槽用給湯口アダプタによれば、流路の外周壁面に渦巻き流抑制部が設けられているため、その渦巻き流抑制部によって、湯水が流路内を周方向に螺旋状に流れるのを防止でき、渦巻き流が発生するのを防止することができる。これにより、湯水の流量を十分に確保しつつ、湯水を安定した状態でスムーズに流通させることができる。
上記[2][3]の浴槽用給湯口アダプタによれば、内外に流路を有する二重管型のアダプタにおいて、渦巻き流の発生を防止することができる。
上記[4]の浴槽用給湯口アダプタによれば、導入管部から流路内に導入される湯水が、渦巻き流抑制部に直接的に導かれるため、湯水の流れが素早く調整されて、より確実に渦巻き流が発生するのを防止することができる。
上記[5]の浴槽用給湯口アダプタによれば、外管を流路に対し平行な状態と、直角な状態との間で可動自在に調整できるアダプタにおいて、渦巻き流の発生を防止することができる。
上記[6]の浴槽用給湯口アダプタによれば、渦巻き流抑制部の後端部も流路内周面に支持できて、渦巻き流抑制部の取付強度、ひいては渦巻き流抑制部自体の強度を向上させることができる。
図1はこの発明の実施形態である浴槽用給湯口アダプタを示す斜視図である。 図2は実施形態の給湯口アダプタを示す断面図である。 図3は実施形態の給湯口アダプタを分解して示す斜視図である。 図4は実施形態の給湯口アダプタにおいてジョイント管を平行にした状態を背面側から見た斜視図である。 図5は実施形態の給湯口アダプタにおける槽外取付部材からジョイント管を分離した状態で示す斜視図である。 図6は実施形態の槽外取付部材を示す正面図である。 図7は実施形態の槽外取付部材を示す側面断面図である。 図8は実施形態の槽外取付部材を示す下面断面図である。 図9は給湯口アダプタにおける管路構造を後面側から見た状態で示す模式断面図である。 図10は給湯口アダプタにおける管路構造を側面側から見た状態で示す模式断面図である。 図11はこの発明の変形例である給湯口アダプタの槽外取付部材を示す斜視図である。
図1〜図5はこの発明の実施形態である浴槽用給湯口アダプタを示す図である。これらの図に示すように、本実施形態の浴槽用給湯口アダプタは、浴槽の側壁(壁部)Wに設けられた取付孔に組み付けられ、浴槽外に設置されている給湯機からの湯水を浴槽内に供給する湯貼り(貯湯)機能と、浴槽内の温水を給湯機に吸い込んで加熱した高温水を浴槽内に戻す追い焚き(循環)機能とを備えた浴槽給湯システムに適用するものである。さらにこの給湯口アダプタは、いわゆる無極性タイプとして、給湯機に繋がる往き管と戻り管に対する接続が逆になっても同じ機能が得られるようになっている。
本実施形態の給湯口アダプタは、浴槽の内部と外部との間で所定の流路を形成するための仕切部材3と、仕切部材3を浴槽の側壁Wの内面側に取り付ける雄ねじ部材2と、浴槽の側壁Wの外面側に配置される槽外取付部材1と、フィルター部材4と、槽外取付部材1に連結されるジョイント管6とを基本的な構成要素として備えている。
なお、本明細書において、浴槽用給湯口アダプタの軸心方向に沿って浴槽に対して内側(図2の左側)を「前側」または「正面側」とし、浴槽に対して外側(図2の右側)を「後側」または「裏面側」とし、また図2の上側を「上側」、図2の下側を「下側」とし、さらに図2の紙面に向かって垂直な方向を「両側方向」または「左右方向」として説明する。
本実施形態において、槽外取付部材1は硬質合成樹脂の成形品によって構成されている。合成樹脂以外に、槽外取付部材1を構成可能な素材としては、例えば黄銅、ステンレス等を例示することができる。
本実施形態の槽外取付部材1は、前面側が開放され、かつ後面側が閉塞された円筒形状の外筒部12と、この外筒部12の内部に同軸心上に配置される円筒形状の内筒部11と、外筒部12の前端外周に設けられた平板リング状のフランジ部13と、外筒部12の後壁外面に設けられる上下2つの雌側管部14とを備え、これらが一体に形成されている。
内筒部11の内部空間は、後述の内側流路(内側回路)Aの一部として構成されるとともに、内筒部11および外筒部12間の円環状空間は、後述の外側流路(外側回路)Bの一部として構成されている。
本実施形態において、内側流路Aの外周面を構成する内筒部11の内周側面は断面円形に形成されるとともに、外側流路Bの外周面を構成する外筒体12の内周側面は断面円形に形成されている。
槽外取付部材1のフランジ部13の外周縁部には、そのフランジ部13と浴槽外壁面との間の水密を図るための合成樹脂製のリング状パッキング51が取り付けられている。
図5〜図8に示すように槽外取付部材1における外筒部12の後壁外面に設けられる雌側管部14は、互いに独立した管路を備えた円管状の形状を有している。
雌側管部14のうち、下方に延びる下部雌側管部14aは、下向きに開放されるとともに、上方に延びる上部雌側管部14bは、上向きに開放されている。下部雌側管部14aの先端開口は、内筒部11の内部空間、つまり内側流路Aに連通接続されるとともに、上部雌側管部14bの先端開口は、内筒部11および外筒部12間の環状空間、つまり外側流路Bに連通接続されている。
また下部雌側管部14aおよび上部雌側管部14bの各管孔における各開口縁部142は、内径寸法がそれぞれ大きく形成されている。
図5等に示すように、内側流路Aおよび外側流路Bの軸心、つまり内筒部11および外筒部12の軸心Xは前後方向に沿って配置されるとともに、下部雌側管路14aおよび上部雌側管路14bの軸心Yは上下方向に沿って配置されている。従って、流路A,Bの軸心Xに対し、雌側管路14a,14bの軸心Yは直交して配置されている。
なお、本実施形態においては、流路A,Bの軸心Xと、雌側管路14(14a,14b)の軸心Yとは交差するように配置されている。
ここで、本実施形態においては、雌側管路14a,14bによって導入管部が構成されている。
なお本実施形態においては、下部雌側管路14aの軸心Yと、上部雌側管路14bの軸心Yとが互いに一致するようになっているが、それだけに限られず、本発明においては、下部雌側管路14aの軸心と、上部雌側管路14bの軸心とが一致しないようにしても良い。
図6〜図8に示すように槽外取付部材1における内筒体11の内周面には、渦巻き流抑制部としての邪魔板(整流板)7が一体に形成されている。この邪魔板7は、内筒体11の内周面における上端部、つまり下部雌側管路14aと対向する位置に配置されている。さらに邪魔板7は、内筒体11の後端部に配置されており、邪魔板7の後端部は内筒体1の底面(後端閉塞面)に一体的に形成されている。
また邪魔板7は、内筒体11の軸心Xに沿う前後方向に連続して形成されるとともに、内径方向(下方)に突出するように形成されている。さらに邪魔板7は、後端側から前端側に向かうに従って次第に突出寸法が小さくなるように形成されている。
後に詳述するが、本実施形態において、邪魔板7は、内側流路Aを流通する湯水に渦巻き流が発生するのを防止して、湯水が内側流路Aを安定した状態でスムーズに流通させるものである。
本実施形態において、邪魔板7の最も高い部分の高さ寸法(突出寸法)や、長さ(軸心方向寸法)は特に限定されるものではないが、邪魔板7の最も高い部分の高さ寸法を5mm以上に設定するのが好ましく、邪魔板7の長さ寸法を15mm以上に設定するのが良い。すなわち邪魔板7の高さが低過ぎたり、邪魔板7の長さが短過ぎたりする場合には、後に詳述する渦巻き流の発生を十分に抑制することが困難になるおそれがある。
図1および図5等に示すように槽外取付部材1の雌側管部14に連結されるジョイント管6は、硬質合成樹脂の一体成形品によって構成されている。
このジョイント管6には、その一端側の側部に雄側管部64が形成されている。この雄側管部64は、その軸心がジョイント管6の軸心Zに対し直交して配置されている。さらにジョイント管6の軸心Zと雄側管部64の軸心とは交差するようになっている。
言うまでもなくジョイント管6の内部(管路)と雄側管部64の内部(管路)とは連通接続されている。
この雄側管部64は、上記槽外取付部材1における雌側管部14に適合状態に挿入できるようになっている。
ジョイント管6における他端側は、挿入固定部61として構成されており、図1および図4に示すように往き管6aおよび戻り管6b等の外管の端部に圧入固定されて、往き管6aおよび戻り管6bと連通接続できるようになっている。
なお、挿入固定部61は、いわゆるタケノコ形状となっている。すなわち挿入固定部61の外周面には、周方向に連続する複数の抜け止め突条部62が軸心方向に等間隔おきに一体に形成されており、接続される往き管6aおよび戻り管6bの抜け止めを、より確実に図ることができる。
本発明において、挿入固定部61の形状は、タケノコ形状に限定されることはなく、外管6a,6bを連結できる構造であればどのような形状であっても良い。例えば挿入固定部61の外周面に雄ねじ状部を形成して、外管6a,6bをねじ止めで連結できるようにしても良い。
雄側管部64の外周面には、周方向に連続するOリング収容溝65が形成されている。このOリング収容溝65内には、弾力性および密着性を有する合成ゴム製のOリング66が装着されている。
ここで、本実施形態においては、雄側管部64が、ジョイント管6の一端側として構成されるとともに、挿入固定部61が、ジョイント管6の他端側として構成されている。
なお、本実施形態において、ジョイント管6に接続される往き管6aおよび戻り管6b等の外管は、その少なくとも一部が、可撓性を有する合成樹脂の成形品によって構成されている。
以上の構成のジョイント管6の雄側管部64が、槽内取付部材1の雌側管部14に適合状態に挿入されて、図示しない固定手段によって抜け止め状態に連結されている。さらにこの連結状態においては、雄側管部64の外周面が雌側管部14の内周面に摺接しており、雄側管部64が雌側管部14に対し軸心回りに回転操作可能となっている。さらに回転操作を行った際には、両管部14,64間の摩擦抵抗力によって、雄側管部64は任意の回転位置で固定できるようになっている。
なお、雄側管部64が雌側管部14に挿入された状態では、雄側管部64のOリング収容溝65内に収容されたOリング66が、雌側管部14の内周面に弾性圧縮して接触しており、これにより雄側管部64の外周面と雌側管部14の内周面との間の水密性(シール性)が確保されている。
図2および図3に示すように、雄ねじ部材2は、例えば硬質合成樹脂の一体成形品からなり、両端が開放された筒状部21の前端外周に平板リング状のフランジ部22が一体形成されており、筒状部21の外周面には、槽外取付部材1の雌ねじに螺合される雄ねじが刻設されている。
フランジ部22の前面側には、仕切部材3に設けられるロックピン35の先端に嵌合される多数の有底のロック孔23が周方向へ一定間隔毎に設けられている。
雄ねじ部材2の筒状部21は、浴槽側壁Wの取付孔を通じて槽外取付部材1の外筒部12に螺合されて固定される。
これにより、槽外取付部材1のフランジ部13が浴槽の側壁外面(外壁面)の取付孔の周縁部に沿うように配置された状態で、雄ねじ部材2が、そのリング状パッキング53を介して浴槽内壁面の取付孔の周縁部に圧接される。
こうして槽外取付部材1および雄ねじ部材2のフランジ部13,22によって、浴槽側壁Wの取付孔周縁部が挟持されて、浴槽の側壁Wに貫通状態に組み付られる。
仕切部材3は、無極性タイプとして流路を形成するものであり、例えば複数の硬質合成樹脂製の部品が組み付けられて構成されている。この仕切部材3は、軸心方向(前後方向)に延びる細長い円筒形状の円筒部31と、円筒部31の前端部に設けられた円盤状の円盤部32とを有している。
円盤部32は、内部に複数の流路が設けられる中空構造を有しており、外周を囲うようにして一体に形成された外周壁と、外周壁の前面側開口の一部を閉塞する前板33とを備えている。さらに円盤部32の外周壁の下部両側には、開口部321がそれぞれ形成されている。
本実施形態においては、円筒部31の内部と、それに連通する槽外取付部材1の内筒部11の内部とによって内側流路Aが形成される。
さらに円筒部31は、後述するように雄ねじ部材2の筒状部21の内部に配置されるものであり、円筒部31および筒状部21間の環状空間と、それに連通する槽外取付部材1の内筒部11および外筒部12間の環状空間とによって、外側流路Bが形成される。
本実施形態では、円盤部32に設けられた開口部321のうち一方の開口部が、内側流路Aおよび外側流路Bのうちの一方の流路に連通されて、吐出口として機能するとともに、他方の開口部が、他方の流路に連通されて吸引口として機能する。
なおダブル搬送方式の給湯機を採用する場合には、湯はり時において、2つの開口部321が共に吐出口として機能する。
以上の構成の仕切部材3は、浴槽側壁Wに組み付けられた雄ねじ部材2に、周知の取付手段によって着脱自在に組み付けられる。このとき、仕切部材3における円筒部31が、雄ねじ部材2の内部に配置される槽外取付部材1の内筒部11に挿入される。
この状態では、槽外取付部材1の内筒部11と仕切部材3の円筒部31との間にOリング36が配置され、このOリング36によって、内筒部11および円筒部31間の水密が図られる。
また、仕切部材3の円盤部32の後面に設けられたパッキング(図示省略)によって、仕切部材3の円盤部32と雄ねじ部材2のフランジ部22との間の水密が図られるようになっている。
なお、仕切部材3における前板33の中央上部には、ロックピン35が挿入されるピン挿入孔34が形成されており、仕切部材3のピン挿入孔34にロックピン35を圧入した際に、そのロックピン35の先端部が、上記雄ねじ部材2におけるロック孔23の一つに嵌合することによって、雄ねじ部材2に対して仕切部材3の回転変位が阻止されるようになっている。
フィルター部材4は、例えば硬質合成樹脂の成形品によって構成されており、仕切部材3の前面側(円盤部32)を前面側から覆うような状態で着脱自在に装着できるようになっている。このフィルター部材4の外周壁における下端部には、円盤部32の開口部321に対応して開口部42が設けられている。さらにフィルター部材4の前面壁部には、多数の貫通孔41が形成されている。
以上の構成の給湯口アダプタにおいては、槽外取付部材1に連結された2つのジョイント管6,6に、給湯機から湯水が供給される往き管6aと、給湯機側に湯水を戻す戻り管6bが連結されるが、本実施形態の給湯口アダプタは、既述した通り無極性タイプのものであるため、2つのジョイント管6,6のいずれの管に、往き管6aおよび戻り管6bのいずれの管を接続しても良い。例えば図1に示すように、給湯口アダプタの内部流路Aに連通する一方のジョイント管6に往き管6aを接続し、外部流路Bに連通する他方のジョイント管6に戻り管6bを接続した場合には、往き管6aから供給される湯水が内部流路Aを通って、仕切部材3の一方の開口部321から浴槽内に供給されるとともに、浴槽内の湯水が仕切部材3の他方の開口部321から仕切部材3の内部に吸い込まれて、外部流路Bおよび戻り管6bを通って給湯機に戻るようになっている。
また、逆に往き管6aを、他方のジョイント管6に接続し、戻り管6bを一方のジョイント管6に接続した場合には、給湯機からの湯水は往き管6aおよび外部流路Bを通って浴槽内に供給される一方、浴槽内の湯水は、内部流路Aおよび戻り管6bを通って給湯機に戻されることになる。
また本実施形態の給湯口アダプタにおいて、槽外取付部材1に組み付けられたジョイント管6は、雄側管部64の軸心回り、つまり槽外取付部材1の軸心に対し直交する方向の軸回りに360°回転可能に構成されている。このためその回転操作によって、例えば図1に示すようにジョイント管6を槽外取付部材1の軸心に対し直交する方向に向けたL型状態(直角状態)に設定したり、図4に示すようにジョイント管6を槽外取付部材1の軸心と平行な方向に向けたS型状態(平行状態)に設定したりすることができる。従って、外管6a,6bを槽外取付部材1の軸心Xに対し直交する方向、例えば上下方向や左右方向に引き出したり、槽外取付部材1の軸心Xに対し平行な方向(後方)に引き出したりすることができ、給湯口アダプタの設置スペースに応じて、外管6a,6bの引き出し方向を最適な方向に自在に設定でき、汎用性を向上させることができる。
ここで、以下に詳述するように、ジョイント管6をL型状態に設定しているような場合において、特に往き管6aを内側流路A側のジョイント管6に連結していると、内側流路Aを流れる湯水に渦巻き流が発生するおそれがあるが、本実施形態においては、内側流路Aに邪魔板7を形成しているため、渦巻き流の発生を確実に抑制できて、内側通路A内において湯水を安定した状態でスムーズに流通させることができる。
すなわちジョイント管6をL型状態に設定している場合には、図9に示すように、内側流路Aの前後方向に沿う軸心Xに対し、下部雌側管部14aの軸心Yが直交して配置されるとともに、下部雌側管部14aの軸心Yに対し、ジョイント管6の軸心Zが直交して配置されている。この管路構成において、往き管6aからジョイント管6に供給された湯水は、ジョイント管6内をその軸心Zに沿って、同図右方向に流動した後、湯水が下部雌側管路14aに導入され、さらにその湯水は下部雌側管路14a内をその軸心Yに沿って上方に流動していく。ここで、ジョイント管6から下部雌側管路14aに導入された湯水Uは、水勢の影響によって、下部雌側管路14a内をその軸心Yよりも右側(片側)に偏った状態で流動していく。さらにこの湯水Uは、右側(片側)に偏ったままの状態で内側流路Aに導入される。つまり内側流路Aに導入された湯水Uは、内側流路Aの軸心Xよりも右側(片側)に偏っているため、内側流路Aの外周壁面(内筒体11の内周面)に沿って流動することとなる。このため仮に本実施形態のような邪魔板7が存在しない場合には、湯水Uは内側流路Aの外周壁面(内筒体11の内周面)に沿って螺旋状に旋回するように流動していき、渦巻き流が発生してしまう。このように湯水Uに渦巻き流が発生すると、気泡の混入等によって、流量が大きく低下したり、湯水の流れが不安定となったりして、湯水をスムーズに流通させることが困難になってしまい、流動特性が低下してしまう。
そこで本実施形態においては、図9の破線に示すように内側流路Aの外周壁面に内側流路Aの軸心Xに沿う邪魔板7を設けているため、内側流路Aに導入された湯水Uは邪魔板7によって周方向の流れが制限されることにより、湯水Uが内側流路Aを周方向に流動せず渦巻き流が発生するのが防止される。これにより、湯水は内側流路A内をその軸心Xに沿って前方に安定した状態で流動していき、湯水をスムーズに流通させることができる。
さらに本実施形態においては、邪魔板7を内側流路Aの外周壁面のうち下部雌側管路14aに対向する位置に配置しているため、下部雌側管路14aから内側流路Aに導入された湯水Uは直接的に邪魔板7の位置に導かれて、その導入直後に素早く、邪魔板7によって流れが制御される。このため、より一層確実に渦巻き流の発生を防止でき、良好な流動特性を確実に得ることができる。
その上さらに本実施形態においては、邪魔板7の後端部を内筒体11の底面(後端面)に接触させて、底面に一体化していため、邪魔板7をその後端縁と上側縁との2辺で内筒体11によって支持することができ、例えば邪魔板7をその上側縁の1辺のみで内筒体11によって支持する場合と比較して、邪魔板7の取付強度、ひいては邪魔板7自体の強度を向上させることができる。このため邪魔板7の破損、劣化等を有効に防止できて、信頼性および耐久性を一段と向上させることができる。
さらに本実施形態においては、邪魔板7を槽外取付部材1に一体に形成しているため、邪魔板7の強度をより一層向上させることができ、邪魔板7の破損や劣化等をより確実に防止することができる。
ところで、図4に示すようにジョイント管6を内側流路Aに対し平行にしたS型状態に設定している場合には、邪魔板7がなくとも、渦巻き流が発生する可能性が低くなる。すなわちジョイント管6を内側流路Aに対し平行したS型状態に設定している場合、図10に示すように、ジョイント管6から下部雌側管路14aに導入される湯水Uは、水勢の影響によって、下部雌側管路14a内をその軸心Yよりも前側に偏った状態で流動する。このように湯水は前方に偏るだけで左右方向には偏らないため、下部雌側管路14aから湯水Uは内側流路Aの軸心X上に導入される。このため、湯水Uが内側流路Aをその外周壁面に沿って螺旋状に旋回しつつ流通するようなことがなく、渦巻き流が発生するのを防止することができる。
従って本発明は、可動式のジョイント管6を有する給湯口アダプタをL型状態(図1参照)で使用する場合には特に、有効である。
もっとも、給湯口アダプタは、一般的に、内部の水路が非常に複雑であるため、湯水の挙動が不安定となる場合がある。従って既述したようにジョイント管6をS型状態に設定していようとも、内側流路A等において渦巻き流が発生する可能性はある。よって本発明は、ジョイント管6をS型状態に配置する給湯口アダプタに対しても、何ら支障なく、採用することができる。
参考までに、上記のような給湯口アダプタにおいては、通常、邪魔板7がない場合には、ジョイント管6の軸心Zが内側流路Aの軸心Xに対し45°以上の場合には、渦巻き流が顕著に発生するようになる。
以上のように本実施形態の給湯口アダプタによれば、内側流路Aに邪魔板7を形成しているため、渦巻き流の発生を防止でき、流量低下等の不具合を確実に防止できて、湯水を安定状態にスムーズに流通させることができる。
また本実施形態のような給湯口アダプタは、内部の管路構造が複雑であり、湯水の流れが非常に複雑となるため、適切な流動特性を得るのが困難であり、渦巻き流の発生等を抑制するのが困難である。従ってこのように管路構造が複雑な給湯口アダプタに、邪魔板7を採用することによって、渦巻き流抑制の効果が顕著に現れて、流動特性を飛躍的に向上させることができる。
特に給湯口アダプタの内側流路Aは、外管からの導入管路構造が、一層複雑であるため、本実施形態のように内側流路Aで渦巻き流の発生を抑制することによって、より一層、流動特性を向上させることができる。
なお、上記実施形態においては、槽外取付部材1に対しジョイント管6が別体に設けられた給湯口アダプタを例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明は、例えば図11に示すように、槽外取付部材1の導入管部14に、ジョイント管6または挿入固定部61に相当する外管接続部60が一体に形成された給湯口アダプタにも適用することができる。
また上記実施形態において、渦巻き流抑制部として、邪魔板7が採用されているが、本発明においては、渦巻き流抑制部は板状に限定されるものではなく、どのような形状に形成していも良い。
さらに上記実施形態においては、渦巻き流抑制部としての邪魔板を槽外取付部材1に一体に形成しているが、それだけに限られず、渦巻き流抑制部を槽外取付部材に対し別体に形成し、その別体の渦巻き流抑制部を槽外取付部材に接着剤等の固定手段によって固定するようにしても良い。
さらに本発明においては、渦巻き流抑制部を複数形成しても良く、例えば渦巻き流抑制部を内側流路Aの外周壁面に周方向に間隔をおいて複数形成するようにしても良いし、渦巻き流抑制部を内側流路Aの軸心方向に間隔をおいて複数形成するようにしても良い。
さらに上記実施形態においては、渦巻き流抑制部を内側流路Aに形成する場合を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明においては、渦巻き流抑制部を外側流路Bに形成しても良いし、内側流路Aと外側流路Bとの双方に形成しても良い。もっとも給湯口アダプタは、内側流路Aに導入される湯水は、外側流路Bに導入される湯水と比較して偏流が発生し易いため、渦巻き流抑制部を内側流路Aに形成する方が、より効果的である。
また上記実施形態においては、槽外取付部材1側に雌側管部14を形成するとともに、ジョイント管6側に雄側管部64を形成する場合を例に挙げて説明したが、本発明はそれだけに限られず、槽外取付部材側に雄側管部を形成するとともに、ジョイント管側に雌側管部を形成しておいて、槽外取付部材の雄側管部をジョイント管の雌側管部に挿入するように構成しても良い。
また上記実施形態の槽外取付部材1においては、内側流路Aに接続された雌側管部14aが下向きに配置されるとともに、外側流路Bに接続された雌側管路14bが上向きに配置されているが、それだけに限られず、本発明においては、内側流路A側の雌側管路14aを上向きに、外側流路B側の雌側管路14bを下向きに配置したり、雌側管路14a,14bを横向きや斜め向きに配置するようにしても良い。
この発明の浴槽用給湯口アダプタは、浴槽内に湯水を供給するための浴槽用給湯金具として利用可能である。
1:槽外取付部材
14,14a,14b:雌側管部(導入管部)
6a:往き管(外管)
6b:戻り管(外管)
6:ジョイント管
A:内側流路
B:外側流路
U:湯水
W:側壁(壁部)
X,Y,X:軸心

Claims (5)

  1. 浴槽の壁部に貫通状態に取り付けられる一方、内部に外周断面円形の湯水流通用の流路が設けられて、浴槽外から外管を介して前記流路の後部に供給された湯水が前記流路を通ってその流路の前部から浴槽内に吐出されるようにした浴槽用給湯口アダプタであって
    前記流路の外周壁面に、前記流路の軸心方向に延び、かつ内径方向に突出する渦巻き流抑制部が設けられ、
    前記流路の後端部における外周壁に、その流路内に湯水を導入するための導入管部が形成されるとともに、前記導入管部の軸心が前記流路の軸心に対し略直交して配置され、
    前記流路の外周壁面における前記導入管部に対向する位置に、前記渦巻き流抑制部が配置されていることを特徴とする浴槽用給湯口アダプタ。
  2. 前記流路は、断面円形の内側流路と、その内側流路の外周に設けられた断面円環状の外側流路とを有し、前記内側流路および前記外側流路のうち少なくともいずれか一方に、前記渦巻き流抑制部が設けられている請求項1に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  3. 前記内側流路に前記渦巻き流抑制部が設けられている請求項2に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  4. 一端側が前記導入管部に連結され、かつ他端側に前記外管が連結されるジョイント管を備え、
    前記ジョイント管の一端側が前記導入管部にその軸心回りに回転自在に連結され、
    前記ジョイント管の前記導入管部に対する回転操作によって、前記ジョイント管が、その軸心が前記流路の軸心に対し平行に配置される平行状態と、直角に配置される直角状態との間で可動自在に構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
  5. 前記流路の後端面が閉塞され、その後端閉塞面に前記渦巻き流抑制部の後端部が接触している請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプタ。
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