JP6368991B2 - 印刷装置、印刷制御装置、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷装置、印刷制御装置、及び、印刷装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、印刷制御装置、及び、印刷装置の制御方法に関する。
従来、ラベル用紙等の印刷媒体に画像を印刷する印刷装置において、画像データに含まれる画像オブジェクトの解像度を、設定された解像度にして印刷する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の印刷装置は、複数のレイヤーで構成される画像データを処理する装置であり、各レイヤーの画像オブジェクトには画像データの解像度等を示す解像度情報が設定されている。印刷装置は、各レイヤーの画像オブジェクトを、解像度情報に従ってレイヤー毎に処理し、重ねて印刷する。
特開2009−130465号公報
特許文献1記載の印刷装置は、一つの画像データに含まれる各レイヤーの画像オブジェクトを重ねて印刷するものであり、各レイヤーの解像度等を指定する情報と複数のレイヤーの重なり合いに関する情報とを必要とする。従って、画像を重ねて印刷するための制約が多いので、適用可能な画像が限定される、処理の効率化が難しい、等の問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の画像データを容易に組み合わせて印刷することが可能な印刷装置、印刷制御装置、及び、印刷装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、印刷ヘッドと、画像データが展開されるバッファーメモリーと、端末に接続される通信インターフェースと、固定画像データを記憶する記憶部と、前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づき第1の画像データを取得し、前記記憶部に記憶される前記固定画像データに基づき第2の画像データを取得し、前記第1の画像データと前記第2の画像データ所定のサイズで前記バッファーメモリーに展開し、前記バッファーメモリーに展開した前記第1及び第2の画像データに基づき印刷画像データを生成し、生成された前記印刷画像データに基づき前記印刷ヘッドを制御して印刷させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の画像データに含まれる画素数と前記第2の画像データに含まれる画素数とが異なる場合に、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうち少なくとも一方の前記画像データの画素数を変換する解像度変換処理を行い、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを、所定の解像度で前記バッファーメモリーに展開することを特徴とする。
本発明によれば、外部から入力されるデータに基づく第1の画像データと内蔵するデータに基づく第2の画像データとが異なる画素数であっても、それぞれ、印刷時のサイズが適正なサイズとなるように展開し、合成して印刷できる。また、外部から入力されるデータに基づく第1の画像データに対する処理と、内蔵するデータに基づく第2の画像データに対する処理とを異なる条件で実行するので、画像データの展開元に合わせて異なる処理を使い分けて、速やかに処理を完了できる。そして、内蔵する画像データを利用して、外部から入力されるデータに基づく画像データを重ねて印刷することができ、この場合、入力されるデータに基づく画像データの解像度等が制限されないという利点がある。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記所定の解像度は前記印刷ヘッドの印刷解像度であること、を特徴とする。
本発明によれば、第1の画像データと第2の画像データとの各々について、印刷解像度と異なる解像度の画像データを印刷解像度に変換してバッファーメモリーに展開する。このため、印刷解像度と、第1及び第2の画像データの解像度とが異なっていても、印刷解像度に合わせた印刷画像データを生成して印刷できる。このため、第1及び第2の画像データの画素数(ピクセル数)や解像度と印刷解像度とが互いに制約されない。例えば、印刷解像度を高めて高品質の画像を印刷することも、印刷解像度を低くして高速化を図ることもできる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記第2の画像データに含まれる前記画素数は前記第1の画像データに含まれる画素数よりも多く、前記制御部は、前記第2の画像データを背景画像として前記印刷画像データを生成すること、を特徴とする。
本発明によれば、背景画像に別の画像を重ねて合成し、印刷できる。この場合、背景画像と、背景に重ねられる画像との画素数が揃っていなくても、適正なサイズに展開して合成できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記制御部は、前記通信インターフェースを介して受信する前記データに前記第1の画像データの解像度を指定するコマンドが含まれる場合前記コマンドにより指定される前記解像度を前記所定の解像度として前記画像データを前記バッファーメモリーに展開すること、を特徴とする。
本発明によれば、外部から入力されるデータに基づく画像データを処理する解像度が指定された場合も、指定されない場合も、画像データを適正に展開して印刷できる。
また、上記印刷装置において、前記記憶部はテンプレートを記憶し、前記制御部は、前記インターフェースを介して受信した前記データと、前記データにより指定される前記テンプレートとに基づき前記第1画像データを前記バッファーメモリーに展開することを特徴とする。
本発明によれば、外部から入力されるデータにより指定されるテンプレートを適用する印刷を行う場合に、当該テンプレートが第2の画像データと異なる画素数を想定したデータであっても、印刷時のサイズが適正なサイズとなるようにバッファーメモリーに展開し、合成して印刷できる。
また、上記目的を達成するために、本発明の印刷制御装置は、画像データが展開されるバッファーメモリーと、端末に接続する通信インターフェースと、固定画像データを記憶する記憶部と、前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づき第1の画像データを取得し、前記記憶部に記憶される前記固定画像データに基づき第2の画像データを取得し、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを所定のサイズで前記バッファーメモリーに展開し、前記所定のサイズで展開された前記第1の画像データ及び前記第2の画像データに基づき印刷画像データを生成する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の画像データに含まれる画素数と、前記第2の画像データに含まれる画素数とが異なる場合に、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうち少なくとも一方の前記画像データの画素数を変換する解像度変換処理を行い、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを、所定の解像度で前記バッファーメモリーに展開すること、を特徴とする。
本発明によれば、外部から入力されるデータに基づく第1の画像データと内蔵するデータに基づく第2の画像データとが異なる画素数であっても、それぞれ、印刷時のサイズが適正なサイズとなるように展開し、合成して印刷できる。また、外部から入力されるデータに基づく第1の画像データに対する処理と、内蔵するデータに基づく第2の画像データに対する処理とを異なる条件で実行するので、画像データの展開元に合わせて異なる処理を使い分けて、速やかに処理を完了できる。そして、内蔵する画像データを利用して、外部から入力されるデータに基づく画像データを重ねて印刷することができ、この場合、入力されるデータに基づく画像データの解像度等が制限されないという利点がある。
また、上記目的を達成するために、本発明は、印刷ヘッドと、画像データが展開されるバッファーメモリーと、端末に接続する通信インターフェースと、固定画像データを記憶する記憶部と、を備えた印刷装置の制御方法であって前記記憶部に記憶される前記固定画像データに基づき第2の画像データを取得し、前記第1の画像データに含まれる画素数と、前記第2の画像データに含まれる画素数とが異なる場合に、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうち少なくとも一方の前記画像データの画素数を変換する解像度変換処理を行い、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを所定のサイズで前記バッファーメモリーに展開し、前記バッファーメモリーに展開した前記第1及び第2の画像データに基づき印刷画像データを生成し、生成された前記印刷画像データに基づき前記印刷ヘッドを制御して印刷すること、を特徴とする。
本発明によれば、外部から入力されるデータに基づく第1の画像データと内蔵するデータに基づく第2の画像データとが異なる画素数であっても、それぞれ、印刷時のサイズが適正なサイズとなるように展開し、合成して印刷できる。また、外部から入力されるデータに基づく第1の画像データに対する処理と、内蔵するデータに基づく第2の画像データに対する処理とを異なる条件で実行するので、画像データの入力元に合わせて異なる処理を使い分けて、速やかに処理を完了できる。そして、内蔵する画像データを利用して、外部から入力されるデータに基づく画像データを重ねて印刷することができ、この場合、入力されるデータに基づく画像データの解像度等が制限されないという利点がある。
本発明によれば、外部から入力されるデータに基づく画像データと内蔵する画像データとを、入力されるデータに基づく画像データの解像度等に制限されることなく、印刷時のサイズが適正なサイズとなるように合成して、印刷できる。
実施形態に係る印刷システムの機能ブロック図である。 プリンターで使用されるラベル用紙の平面図である。 ラベル用紙への印刷例を示す平面図である。 テンプレートDBに記憶されるテンプレートの構成例を示す図である。 画像データを展開する処理の説明図である。 プリンターの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る印刷システム8(制御システム)の機能ブロック図である。
印刷システム8は、プリンター5(印刷装置)と、プリンター5を制御するホストコンピューター1(制御装置)とを接続して構成される。
印刷システム8は、オペレーターの操作によりホストコンピューター1が印刷データをプリンター5に出力し、プリンター5が、印刷データに基づいて印刷媒体に印刷するシステムである。
ホストコンピューター1は、ホストコンピューター1の各部を制御するホスト制御部45を備えている。ホスト制御部45は、アプリケーション実行部45aと、プリンタードライバー実行部45bと、を備えている。アプリケーション実行部45aは、文書作成プログラム、画像編集プログラム、或いはPOSアプリケーション等のアプリケーションプログラムを実行する。アプリケーション実行部45aは、オペレーターの操作により印刷実行が指示された場合に、作成した文書や画像を印刷するためのデータを生成して出力する。プリンタードライバー実行部45bは、プリンター5を制御するためのデバイスドライバープログラムを実行する。プリンタードライバー実行部45bは、プリンター5を制御するコマンドと、このコマンドに関連するデータとを生成して、プリンター5に出力し、プリンター5の動作を制御する。例えば、プリンタードライバー実行部45bは、アプリケーション実行部45aが出力するデータをもとに、プリンター5に対して印刷を指示する印刷コマンドと、印刷を行うための画像データや文字データ等のデータとを生成して、出力する。また、後述するようにプリンター5が記憶しているデータを印刷に使用する場合、プリンタードライバー実行部45bは、使用するデータを指定する指定データを生成する。そして、プリンタードライバー実行部45bが生成して出力する印刷コマンド、印刷を行うためのデータ、および、指定データ等の印刷に係る各種データをまとめて印刷データと呼ぶ。プリンタードライバー実行部45bが生成する印刷データの詳細については後述する。さらに、プリンタードライバー実行部45bは、印刷データ以外に、プリンター5を制御する制御コマンドを生成して、この制御コマンドに関連するデータとともに出力することも可能である。
なお、プリンタードライバー実行部45bが実行するデバイスドライバープログラムは、プリンター5に最適化されたプログラムに限らず、汎用のデバイスドライバープログラムであってもよい。また、他の機種のプリンター向けのデバイスドライバープログラムであってもよい。この場合、プリンター5は、他の機種のプリンターに対応したプリンタードライバー実行部45bが出力するコマンドやデータ等を処理可能であればよい。
ホストコンピューター1は、各種情報を表示するホスト表示部46と、接続された入力デバイスに対する操作を検出するホスト入力部47と、各種データを記憶するホスト記憶部48と、プリンター5に接続される通信インターフェース(I/F)49とを備えている。ホスト表示部46及びホスト入力部47はオペレーターの操作に供される。ホスト記憶部48は、ホスト制御部45が実行する制御プログラム、アプリケーションプログラム、デバイスドライバープログラム等の各種のプログラム、及び、これらのプログラムに関するデータ等を不揮発的に記憶する。
本実施形態のプリンター5は、一例として、インクジェット式のプリンターを示す。プリンター5は、インクを吐出するノズルを有するラインインクジェットヘッド12(印刷ヘッド)を備えている。ラインインクジェットヘッド12は、印刷媒体の搬送方向に直交する方向において印刷範囲全体にわたって、ノズルが列をなして配置されたラインヘッドである。ラインインクジェットヘッド12は、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、及びブラック(K)の4色の色毎にノズル列を有し、フルカラーで印刷媒体に印刷を行うことができる。また、ラインインクジェットヘッド12が、さらに多色のインクを使用する構成であってもよいし、2色またはモノクロのインクを使用する構成であってもよい。
プリンター5で使用する印刷媒体は、所定サイズにカットされたカットシートまたは連続シートであり、これらのシートは紙または合成樹脂製であって、表面加工が施されていてもよい。連続シートは、例えばロール紙やファンフォールド紙である。
本実施形態では、印刷媒体として、裏面に粘着剤が付された定型サイズのラベルを、剥離紙(台紙)に並べたラベル用紙を用いる。図2は、プリンター5で使用するラベル用紙14の平面図である。
図2のラベル用紙14は、所定幅の帯状の剥離紙の印刷面15に、裏面に粘着剤が付されたラベル部Sが所定間隔をあけて配置された構成となっている。ラベル部Sは表面が普通紙で構成され、裏面に粘着剤が付され、剥離紙に張り合わされている。ラベル用紙14において、ラベル部Sのサイズ、及び、ラベル部Sとラベル部Sの間隔は一定である。このラベル部Sの表面に、ラインインクジェットヘッド12によりインクが吐出される。
ラベル用紙14は、プリンター5により印刷される際に、図中YJ1で示す搬送方向(搬送正方向)に搬送される。ラベル用紙14は搬送方向YJ1に長い用紙であり、ラベル部Sは搬送方向YJ1に沿って並べられている。ラベル用紙14の裏面には、ブラックマークBMが形成されている。ブラックマークBMは、黒または濃色で着色された矩形のマークであり、図2の例では一つのラベル部Sに対応して一つのブラックマークBMが付されている。ブラックマークBMは、ラベル用紙14の幅方向において、例えば図2のように端部に設けられている。ブラックマークBMは、ラベル用紙14の裏面とは明らかに光の反射率又は透過率が異なるため、プリンター5が有する光センサーによって光学的に検出できる。プリンター5は、ブラックマークBMを検出することにより、ラベル部Sの先頭の位置を特定する。
図1に示すように、プリンター5は、プリンター5の各部を制御するプリンター制御部27(印刷制御装置)を備えている。プリンター制御部27は、図示しない演算実行部としてのCPU、ROM、RAM等を備えている。プリンター制御部27のROMには、CPUによって実行可能なファームウェア、ファームウェアに係るデータ等が不揮発的に記憶される。また、RAMにはCPUが実行するファームウェアに係るデータ等が一時的に記憶される。プリンター制御部27は、その他の周辺回路等を備えていてもよい。
プリンター制御部27には、上述したラインインクジェットヘッド12の他、モーター36、プリンター表示部39、プリンター入力部40、通信インターフェース41、ブラックマークセンサー42、及び、プリンター記憶部50の各部が接続される。
プリンター表示部39は、プリンター制御部27の制御によりプリンター5の動作状態等を表示するLEDインジケーターや液晶表示パネルを備える。プリンター入力部40は、各種スイッチを備え、これらスイッチの操作に応じた信号をプリンター制御部27に出力する。通信インターフェース41は、ホストコンピューター1に接続される。ブラックマークセンサー42は、プリンター5の内部でラベル用紙14が搬送される搬送経路上に設けられ、ラベル用紙14のブラックマークBM(図2)を検出する光センサーである。通信インターフェース(I/F)41は、プリンター制御部27の制御の下、ホストコンピューター1との間で所定のプロトコルに準拠した通信を行う。
モーター36は、プリンター制御部27の制御に従って搬送ローラー(図示略)を回転させて、ラベル用紙14を搬送する。モーター36は、例えばステッピングモーターにより構成され、プリンター制御部27によってモーター36の回転量及び回転方向を制御できる。モーター36が正方向に回転中は、ラベル用紙14は図2に示す搬送方向YJ1に搬送される。プリンター制御部27がモーター36を逆方向に回転させると、ラベル用紙14は搬送方向YJ1とは反対方向に搬送される。ブラックマークセンサー42は、ラベル用紙14の搬送中にブラックマークBMの検出を行い、検出値をプリンター制御部27に出力する。
プリンター制御部27は、機能ブロックとして、印刷制御部27a、画像処理部27b及びバッファーメモリー27cを備えている。印刷制御部27a及び画像処理部27bはCPUがファームウェアを実行した場合の機能である。また、バッファーメモリー27cは、プリンター制御部27のRAM(図示略)の一部の記憶領域に設けられる。バッファーメモリー27cをプリンター記憶部50に設けることも、プリンター制御部27に外部接続されるRAMにバッファーメモリー27cを設けることも可能である。
印刷制御部27a(印刷制御手段)は、通信インターフェース41を介してホストコンピューター1から入力された印刷データに基づいて、印刷を実行する。すなわち、印刷制御部27aは、ホストコンピューター1から入力された印刷データに含まれるコマンドを解析して実行し、印刷データに含まれる画像データや文字データを取得して後述する処理を行い、印刷する画像データを生成する。また、印刷データに、プリンター5が内蔵するデータを指定する指定データが含まれている場合、この指定データにより指定されるデータを処理する。ここで、プリンター5が内蔵するデータとは、プリンター5が備える記憶装置(例えば、プリンター記憶部50)に予め記憶され、プリンター5のプリンター制御部27が処理可能なデータを指す。
印刷制御部27aは、モーター36を制御してラベル用紙14を搬送させるとともに、ラインインクジェットヘッド12を駆動してインクを吐出させる。
また、印刷制御部27aは、ホストコンピューター1から入力された印刷データに含まれる画像データや文字データを処理する際に画像処理部27bを呼び出す。画像処理部27b(画像処理手段)は、印刷データに画像データが含まれる場合、この画像データをバッファーメモリー27cにラスターデータとして展開する。また、画像処理部27bは、印刷データに文字データが含まれる場合、この文字データに基づいてフォントデータをプリンター記憶部50から読み出して文字部分の画像データを生成し、バッファーメモリー27cにラスターデータとして展開する。印刷データに含まれる文字データは、例えば文字コードとフォントを指定するデータとで構成され、指定されたフォントの指定された文字コードに対応するフォントデータを用いることで、ラインインクジェットヘッド12により印刷する文字の画像を生成できる。バッファーメモリー27cは、ラインインクジェットヘッド12の印刷解像度、及び、プリンター5の印刷可能領域のサイズに合わせて形成された記憶領域である。
印刷制御部27aは、バッファーメモリー27cに展開された画像データ(印刷画像データ、印刷用の画像データ)を、ラインインクジェットヘッド12により印刷させる。バッファーメモリー27cに展開される画像データは、プリンター5の印刷可能領域をカバーする所定ドット数の画素について、画素毎に印刷色のデータを設定したラスター画像データである。印刷制御部27aは、バッファーメモリー27cに展開された画像データの画素毎の色情報を、予め設定されたLUTに従って、ラインインクジェットヘッド12が吐出するインク色毎のインク量に変換する。その後、印刷制御部27aは、変換後のインク量に基づき、ラインインクジェットヘッド12がインク滴を吐出して形成するドットの位置及びサイズを、インクの色毎に決定し、印刷を実行する。
プリンター記憶部50は、EEPROMやフラッシュメモリー等の半導体記憶素子、或いは、ハードディスク等の記憶媒体を備え、各種データを書き換え可能に不揮発的に記憶する。プリンター記憶部50の記憶領域には、テンプレートDB(データベース)50a及び固定画像データDB(データベース)50bが設けられる。また、プリンター記憶部50には、対応テーブル50cが記憶される。これらの各DB及び対応テーブル50cの詳細については後述する。
図3は、ラベル用紙14への印刷例を示す平面図である。
印刷システム8は、ラベル用紙14の複数のラベル部Sに連続して画像を印刷できる。図3(A)及び(B)には、印刷システム8が、工業製品のパッケージ等に貼付されるラベルを発行(印刷)する場合の例を示す。
図3(A)には、プリンター5がラベル部Sにラベル画像G1を印刷する例を示す。ラベル画像G1は、ラベル部Sの外縁に沿って形成された赤色の枠形状の固定画像G3を含む。固定画像G3は、全てのラベル部Sに共通して印刷される。また、ラベル画像G1は、固定画像G3の枠内に印刷される可変画像G2を含む。可変画像G2は、例えば製品の機種毎または個体毎に一意に割り当てられた、バーコード及び識別番号の文字列(この例では5桁の数字。)を含んでいる。可変画像G2は、ラベル部S毎に異なっている。
このように、ラベル部Sに印刷されるラベル画像G1は、ラベル部S毎に異なる可変画像G2と、複数のラベル部Sにおいて同じ固定画像G3とを含んでいる。
ところで、固定画像G3が全てのラベル部Sに共通である場合、予め、別の装置により固定画像G3を全てのラベル部Sに印刷しておけばよい。即ち、ラベル用紙14をプリンター5にセットする時点で、既に固定画像G3が印刷された状態とすればよい。この種のラベル用紙への印刷は、プレプリントとして一般に知られている。プレプリントが施されたラベル用紙14を使えば、プリンター5は可変画像G2のみを印刷すればよい。しかしながら、複数種類の固定画像G3を使い分けてラベルを発行する場合、固定画像G3がプレプリントされていると、固定画像G3を切り換えるたびに、ラベル用紙14を交換する必要がある。また、固定画像G3が変更された場合には未使用のラベル部Sが無駄になってしまう。このため、複数の固定画像G3を使って少量多品種のラベルを発行する場合には、プレプリントは無駄が多く不向きである。
そこで、印刷システム8では、固定画像G3と可変画像G2とをプリンター5で印刷することにより、多品種のラベルを効率よく発行できる。
印刷システム8では、ホストコンピューター1が出力する印刷データに、印刷を指示するコマンドと、ラベル部S毎に異なる可変画像G2の画像データや文字データと、プリンター5が記憶する固定画像G3を指定する指定データとが含まれる。プリンター5の画像処理部27bは、指定データにより指定された固定画像G3の画像データをプリンター記憶部50から読み出す。また、画像処理部27bは、印刷データに含まれる画像データ、または、印刷データに含まれる文字データに基づき生成した画像データを、可変画像G2の画像データとして取得する。そして、画像処理部27bは、プリンター記憶部50から読み出した固定画像G3の画像データと、可変画像G2の画像データとをバッファーメモリー27cに展開して合成し、印刷用のラベル画像G1の画像データ(印刷画像データ、印刷用の画像データ)を生成する。つまり、プリンター制御部27は、プリンター記憶部50に記憶された固定画像G3の画像データと、ホストコンピューター1から入力される可変画像G2のデータとを用いて、ラベル画像G1の画像データを生成する。
可変画像G2は1または複数の印刷オブジェクトを含む。印刷オブジェクトとは、文字列、バーコード等、印刷される要素を指し、可変画像G2に記号や画像が含まれる場合はこれらの記号や画像も印刷オブジェクトと呼ぶことができる。
ホストコンピューター1がプリンター5に出力する可変画像G2のデータは、可変画像G2の画像データであってもよい。すなわち、バーコードや文字列を含む画像の画像データとすることができ、可変画像G2全体を一つの画像とした画像データであってもよいし、印刷オブジェクト毎に独立した画像データとすることもできる。
また、ホストコンピューター1が、可変画像G2を構成する文字列やバーコードのデータをプリンター5に出力し、プリンター5が、入力されたデータに基づいて画像を生成することもできる。例えば、ホストコンピューター1が出力する印刷データに、文字列を構成する文字の文字コードとフォントを指定するデータとを有する文字データが含まれる構成としてもよい。この場合、バーコードのデータは、バーコードフォントを指定するデータと数字を指定する文字コードのデータとの組合せにより構成される。この場合、ホストコンピューター1からプリンター5へ出力するデータに画像を含めないため、データ容量が小さくて済むという利点がある。この例について、本実施形態で説明する。
画像処理部27bは、ホストコンピューター1から入力された文字コード及びフォントを指定するデータに基づき、プリンター記憶部50に記憶されたフォントデータを呼び出して、文字列の画像やバーコードの画像を生成する。
また、画像処理部27bは、生成した文字列やバーコードの画像を、テンプレートDB50aに記憶しているテンプレートに従って配置し、可変画像G2を生成する。
テンプレートとは、少なくとも、画像を印刷する位置に関する情報を含むデータである。印刷位置に関する情報は、例えばラベル部Sの印刷可能領域に仮想的に設定される座標系に従って、印刷開始位置の座標を示す情報である。本実施形態では、ラベル部Sの印刷可能領域に、仮想的に形成されるエリア(印刷領域)として、印刷位置が指定される。本実施形態のテンプレートは、印刷可能領域に形成される1または複数のエリアについて、位置とサイズを指定する情報を含む。なお、印刷可能領域とは、1つのラベル部Sにラインインクジェットヘッド12が画像を印刷(ドットの形成)できる領域を指す。
本実施形態では、プリンター記憶部50に設けられたテンプレートDB50aに、複数のテンプレートが記憶されている。各テンプレートには固有の名称や番号等からなる識別情報が付されていて、この識別情報によってホストコンピューター1がプリンター5に対し、特定のテンプレートを指定できる。
図4は、テンプレートDB50aに記憶されるテンプレートの構成例を示す図である。図4(A)はテンプレートの具体例を印刷イメージにより示し、図4(B)はテンプレートに含まれる情報の記述例を示す。
図4(A)に示すテンプレートには、識別情報として名称T1が付されている。テンプレートT1は3つのエリアを含み、各エリアには識別情報として名称A1、A2、A3が付されている。エリアA1、A3は文字列が配置されるエリアであり、エリアA2はバーコードが配置されるエリアである。
テンプレートDB50aに記憶されるテンプレートT1は、図4(B)に示すように、テンプレートT1が含むエリアの属性を記述したデータとなっている。このデータには、テンプレートT1が含む各エリアの名称(エリア名称)と、各エリアの基準位置の座標(エリア基準座標)と、各エリアのサイズと、各エリアに配置されるデータの属性(画像種類)とが設定(定義)されている。エリア基準位置は、例えば、ラベル部Sの印刷可能領域に仮想的に設定されたX−Y直交座標系における、各エリアの左上隅の座標で示される。サイズは基準位置からの横方向及び縦方向の座標またはドット数(画素数)で記述される。さらに、画像種類は、この例ではテキスト(文字列)とバーコードが設定されている。
画像処理部27bは、ホストコンピューター1から入力される印刷データにテンプレートを指定する指定データが含まれている場合、この指定データに対応するテンプレートをテンプレートDB50aから読み出す。印刷データに、テンプレートを指定する指定データが含まれていない場合、及び、指定されたテンプレートがテンプレートDB50aに記憶されていない場合、画像処理部27bは、デフォルトのテンプレートをテンプレートDB50aから読み出す。デフォルトのテンプレートは、予め設定されている。
また、画像処理部27bは、印刷データに含まれる文字データに基づいて、文字列やバーコードを、テンプレートDB50aから読み出したテンプレートの各エリアに配置する。ここで、画像処理部27bは、印刷データに、文字列やバーコードのデータとともに、テンプレート中で各データを配置するエリアを指定するデータが含まれる場合は、このデータに従って文字列やバーコードを配置する。また、各データを配置するエリアを指定するデータがない場合、及び、デフォルトのテンプレートを使用する場合は、画像処理部27bは各データの属性と、テンプレートで定義された画像種類とに基づき、文字列やバーコードを各エリアに割り当てて配置する。
印刷制御部27aは、ホストコンピューター1から入力される文字コード及びフォントを指定するデータに基づき、文字列および/またはバーコードの画像を生成する。そして、文字列の画像および/またはバーコードの画像を、テンプレートで指定された位置に従ってバッファーメモリー27cに展開(描画)する。
また、プリンター記憶部50の対応テーブル50cには、複数の固定画像G3の画像データが記憶されている。固定画像G3の画像データは、予めホストコンピューター1や他のコンピューターの操作により作成され、プリンター5に登録される。ここで、固定画像G3を登録する処理は、固定画像G3の画像データがプリンター記憶部50に記憶される処理、固定画像G3に関する情報が対応テーブル50cに追加される処理を含む。
固定画像データDB50bに記憶された複数の固定画像G3のうち、どの固定画像G3を使用するかは、対応テーブル50cの設定により決めることができる。
対応テーブル50cは、テンプレートDB50aに記憶された各テンプレートと、固定画像データDB50bに記憶された固定画像G3の画像データとの対応付けが設定されたテーブルである。対応テーブル50cは、テンプレートの名称と、固定画像G3の名称とにより、対応付けが定義されている。
画像処理部27bは、印刷データに含まれる指定データにより指定されたテンプレート、または、デフォルトのテンプレートに従って各エリアに画像データを配置した後、使用したテンプレートに対応する固定画像G3を特定する。これにより、可変画像G2の形態に対応した固定画像G3が選択される。 固定画像G3は、プリンター5が内蔵するデータに基づく画像データということができし、可変画像G2はプリンター5がホストコンピューター1から入力されたデータに基づく画像データということができる。
プリンター5は、他の機種のプリンターをエミュレートして印刷を行う機能を有する。すなわち、ホストコンピューター1が旧機種のプリンターに対応したデバイスドライバープログラムを実行し、旧機種のプリンターの印刷解像度に合わせた印刷データを出力する場合に、この印刷データに従ってプリンター5が印刷できる。従って、ホストコンピューター1に接続された旧機種のプリンターを取り外し、代わりに、プリンター5を接続すれば、ホストコンピューター1の設定やプログラムの更新等を行わずに、プリンターを入れ替えることができる。
この機能を実現するため、プリンター5は、旧機種のプリンターで使用されたテンプレートをテンプレートDB50aに記憶している。また、プリンター5は、旧機種と共通の文字コードで使用できるフォントデータ及びバーコードフォントのデータを、プリンター記憶部50に記憶している。従って、ホストコンピューター1が出力した印刷データに基づき、旧機種のプリンターで印刷した場合と同じ見た目になるように、ラベル部Sに印刷を行うことができる。
プリンター5は高精細の印刷が可能であり、本実施形態では、一例として600dpi(dot per inch)の印刷解像度に対応する場合を説明する。なお、本実施形態の説明において、解像度とは、画像の密度を示す指標であり、相対解像度(Relative Resolution)とも呼ばれる。
ラインインクジェットヘッド12は600dpiで印刷を行う。バッファーメモリー27cは、600dpiの解像度で、印刷可能領域全体に印刷を行う場合のドット数(画素数)に合わせた記憶領域を有する。
旧機種のプリンターの印刷解像度が低い場合、プリンター5は、この旧機種のプリンターと同じ印刷解像度で印刷することも可能である。例えば、旧機種のプリンターの印刷解像度が200dpiでこの場合、プリンター5は、例えば200dpiモードを実行する。200dpiモードでは、画像処理部27bは、文字列、バーコード、固定画像G3等の画像データを生成した後で、この画像データを、200dpiで印刷した場合と同様の見た目になるように、解像度を変換する。
図5は、画像処理部27bが画像データを展開する処理の説明図である。図5(A)は600dpiモードでラベル画像G1全体の画像データを展開した例を示す。ここで、600dpiモードとは、プリンター5が標準印刷解像度で印刷する場合の、プリンター5の動作モードである。プリンター5では特に理由がなければ最高解像度(この例では600dpi)で印刷を行うので、標準印刷解像度は最高解像度に設定される。図5(B)は、200dpiモードでラベル画像G1全体の画像データを展開した例を示す。また、図5(C)は本発明を適用した処理により画像データを展開する例を示す。
上述したように、バッファーメモリー27cは600dpiで印刷可能領域に印刷する場合に対応したドット数を有する。ラベル部Sに印刷される場合のサイズが同じであると仮定した場合、200dpiの解像度で印刷するように構成された画像データのドット数は、600dpiで印刷するように構成された画像データの1/3である。
従って、画像処理部27bが印刷解像度200dpiに合わせて生成した文字列やバーコードの画像データを、バッファーメモリー27cにそのまま配置すると、これらの文字列やバーコードの印刷サイズは想定されたサイズの1/3となる。図5(A)に示すように、600dpiで印刷することを企図して固定画像データDB50bに記憶された固定画像G3は、本来意図されたサイズ、すなわちラベル部Sいっぱいに印刷される。これに対し、可変画像G2の画像データは、200dpiで印刷された場合にラベル部Sの中央に収まるようなドット数のデータである。このため、ドット数を維持してバッファーメモリー27cに展開するとサイズが1/3になるので、可変画像G2の文字列やバーコードは、図5(A)に示すように、印刷開始位置の座標が1/3になり、縦横方向のサイズも1/3となる。
固定画像G3は、上記のように、ラベル用紙14にプレプリントされていた画像の代替として、プリンター5が可変画像G2とともに印刷する画像である。プレプリントは大型のオフセット印刷機等を用いて行われるので、高精細かつ高品位の印刷となっている。プリンター5がプレプリントの代替として固定画像G3を印刷する場合、プレプリントに比較して品質低下を感じさせないように、できるだけ高解像度で印刷することが望ましい。従って、固定画像データDB50bには、プリンター5の印刷解像度である600dpiで印刷した場合に、ラベル部Sの印刷可能領域に適合するドット数の固定画像G3の画像データが記憶されている。
このため、図5(A)の例では、ラベル部Sに固定画像G3が適正なサイズで印刷される一方で、可変画像G2は小さく印刷されてしまう。
これに対し、上記の200dpiモードで画像処理部27bが画像データを展開する場合、図5(B)に示すように、固定画像G3の印刷サイズがラベル部Sに収まらないサイズとなってしまう。200dpiモードでは画像処理部27bが画像データの解像度を変換して、バッファーメモリー27cに展開する。具体的には、ドット数を縦方向および横方向に3倍(200dpi→600dpiの場合)にする。この解像度変換処理で、画像処理部27bは、ドット数の拡大に伴い補完処理等を行ってもよい。
これにより、可変画像G2及び固定画像G3のドット数が拡大されるため、固定画像G3の画像データのドット数及び印刷サイズは、縦横とも3倍になり、バッファーメモリー27cのドット数を超えてしまう。
このため、印刷結果は、図5(B)に示すように、可変画像G2がラベル部Sのサイズに対して適正なサイズで印刷される一方、固定画像G3はラベル部Sの印刷可能領域からはみ出してしまう。
そこで、本実施形態の画像処理部27bは、600dpiで印刷するように構成された画像データは、そのままバッファーメモリー27cに展開する。一方、200dpiで印刷するように構成された画像データは、600dpiへの解像度変換処理を行ってバッファーメモリー27cに展開する。
別の言い方をすれば、プリンター5の標準印刷解像度で印刷された場合に、印刷媒体であるラベル部Sの印刷可能領域に適した印刷サイズとなる画像データは、そのままバッファーメモリー27cに展開する。一方、プリンター5の標準印刷解像度(または最高印刷解像度)より低い解像度で印刷された場合に、印刷可能領域に適した印刷サイズとなる画像データは、標準印刷解像度に変換してバッファーメモリー27cに展開する。
印刷に適した印刷解像度が不明な画像データについては、画像処理部27bは、ラベル部Sの印刷可能領域に標準印刷解像度で印刷する場合のドット数と画像データのドット数とを比較することで、印刷解像度を判定する。単に、バッファーメモリー27cのドット数と画像データのドット数を比較して判定してもよい。
この場合、図5(C)に示すように、可変画像G2の画像データは解像度が変換されてバッファーメモリー27cに展開され、固定画像G3の画像データは解像度を維持してバッファーメモリー27cに展開される。これにより、バッファーメモリー27cには、可変画像G2と固定画像G3とを適正なサイズで重ね合わせたラベル画像G1のラスター画像データが生成される。この画像データは、プリンター5の印刷解像度である600dpiに対応した画像データであり、印刷制御部27aにより印刷される。
図6は、印刷に係る印刷システム8の動作を示すフローチャートであり、(A)はホストコンピューター1の動作を示し、(B)はプリンター5の動作を示す。
ホストコンピューター1およびプリンター5は、ラベル用紙14を一定の速度で搬送しつつ、ラベル部Sごとに、適切なタイミングで図6の動作を実行することにより、ラベル用紙14のラベル部Sに、ラベル画像G1を連続して印刷する。
ホストコンピューター1のアプリケーション実行部45aは、可変画像G2に関する情報を生成し、プリンタードライバー実行部45bに出力する(ステップSA1)。アプリケーション実行部45aが生成する可変画像G2に関する情報は、可変画像G2中の文字列の文字コードやバーコードのコード、或いは、これらの画像データを含む。また、テンプレートを指定する情報を含んでいてもよい。
プリンタードライバー実行部45bは、アプリケーション実行部45aから入力された情報に基づいて、可変画像G2の印刷を指示する印刷データを生成し(ステップSA2)、プリンター5に送信する(ステップSA3)。
プリンター5のプリンター制御部27は、ホストコンピューター1が送信した印刷データを受信する(ステップSB1)。ここで、画像処理部27bは、受信した印刷データにテンプレートを指定する指定データが含まれている場合は、この指定データに基づきテンプレートの名称を取得する(ステップSB2)。ステップSB2で、印刷データにテンプレートを指定する指定データが含まれていない場合、画像処理部27bは、デフォルトのテンプレートを選択する。
画像処理部27bは、対応テーブル50cを参照し(ステップSB3)、ステップSB2で取得したテンプレート名称またはデフォルトのテンプレートに対応する固定画像G3の識別情報を取得する(ステップSB4)。
画像処理部27bは、固定画像データDB50bを参照し(ステップSB5)、ステップSB4で取得した識別情報に基づいて固定画像G3の画像データを取得する(ステップSB6)。
画像処理部27bは、ステップSB6で取得した固定画像G3の画像データを、バッファーメモリー27cに展開する(ステップSB7)。このステップSB7で、画像処理部27bは、固定画像G3の印刷に適した印刷解像度を判定し、判定した印刷解像度とプリンター5の標準印刷解像度とに基づき、解像度変換処理の要否を判定する。そして、解像度変換処理が必要と判定した場合には、解像度変換処理を行ってバッファーメモリー27cに固定画像G3の画像データを展開する。画像処理部27bは、解像度変換処理が不要と判定した場合、バッファーメモリー27cに固定画像G3の画像データを展開する。
画像処理部27bは、テンプレートDB50aを参照し(ステップSB8)、ステップSB2で取得したテンプレート名称に対応するテンプレートまたはデフォルトのテンプレートを取得する(ステップSB9)。画像処理部27bは、ステップSB1で受信した印刷データに含まれる可変画像G2の文字データと、ステップSB9で取得したテンプレートとに基づき、可変画像G2の画像データを生成する(ステップSB10)。
このステップSB10で、画像処理部27bは、テンプレートのエリアの位置および形状を特定し、各エリアに印刷される画像の種類を認識する。画像処理部27bは、予め記憶しているフォントデータ及びバーコードフォントのデータを用いて、文字列とバーコードの画像データを生成する。画像処理部27bは、生成した画像データをテンプレートの各エリアに配置した画像データを作成する。
さらに、画像処理部27bは、生成した可変画像G2の画像データを印刷バッファーに展開する(ステップSB11)。このステップSB11で、画像処理部27bは、可変画像G2の画像データの印刷に適した印刷解像度を判定し、判定した印刷解像度とプリンター5の標準印刷解像度とに基づき、解像度変換処理の要否を判定する。そして、解像度変換処理が必要と判定した場合には、解像度変換処理を行ってバッファーメモリー27cに可変画像G2の画像データを展開する。画像処理部27bは、解像度変換処理が不要と判定した場合、解像度変換処理を行わずにバッファーメモリー27cに可変画像G2の画像データを展開する。
このステップSB11で、画像処理部27bが可変画像G2をバッファーメモリー27cに展開する前に、既に固定画像G3の画像データがバッファーメモリー27cに展開されている。このため、ステップSB11では、固定画像G3の画像データに重ねて可変画像G2の画像データを展開することにより、可変画像G2と固定画像G3とが合成され、ラベル画像G1の画像データがバッファーメモリー27cに展開される。
印刷制御部27aは、バッファーメモリー27cにおいて合成された画像データを、LUTに基づきラインインクジェットヘッド12のインク量に変換し、ラインインクジェットヘッド12及びモーター36を駆動して印刷する(ステップSB12)。これにより、ラベル部Sに、固定画像G3と可変画像G2とが重畳されたラベル画像G1が印刷される。
以上説明したように、本実施形態に係るプリンター5は、ラインインクジェットヘッド12と、ラインインクジェットヘッド12の印刷解像度に合わせて設けられるバッファーメモリー27cと、画像処理部27bと、印刷制御部27aとを備える。画像処理部27bは、ホストコンピューター1から入力されるデータに基づく可変画像G2を、第1の解像度としてバッファーメモリー27cに展開し、内蔵するデータに基づく固定画像G3を第2の解像度としてバッファーメモリー27cに展開する。そして、画像処理部27bは、バッファーメモリー27cに展開した可変画像G2及び固定画像G3を合成して印刷用の画像データであるラベル画像G1の画像データを生成する。印刷制御部27aは、画像処理部27bにより生成されたラベル画像G1の画像データをラインインクジェットヘッド12により印刷させる。これにより、ホストコンピューター1から入力されるデータに基づく可変画像G2の画像データと内蔵するデータに基づく固定画像G3の画像データとが異なる画素数であっても、それぞれ、印刷時のサイズが適正なサイズとなるように展開する。そして、適正な印刷サイズの画像データを合成して印刷できる。また、画像処理部27bは、可変画像G2の画像データに対する処理と、固定画像G3の画像データに対する処理とを異なる条件で実行するので、データの入力元に合わせて異なる処理を使い分けて、速やかに処理を完了できる。さらに、ホストコンピューター1から入力される印刷データに基づく可変画像G2の画像データの解像度と、これに合成される固定画像G3の画像データの解像度等が制限されないという利点もある。
また、画像処理部27bは、可変画像G2の画像データ及び固定画像G3の画像データをバッファーメモリー27cに展開する処理において、必要に応じて印刷解像度に合わせて解像度変換を行う。すなわち、可変画像G2の画像データの解像度が印刷解像度と異なる場合は印刷解像度に合わせて可変画像G2の画像データの解像度変換処理を行ってからバッファーメモリー27cに展開する。固定画像G3の画像データの解像度が印刷解像度と異なる場合は印刷解像度に合わせて固定画像G3の画像データの解像度変換処理を行ってから、バッファーメモリー27cに展開する。このため、可変画像G2の画像データと固定画像G3の画像データの解像度が印刷解像度と異なっていても、印刷解像度に合わせた印刷画像データを生成して印刷できる。このため、ラインインクジェットヘッド12の印刷解像度と、可変画像G2及び固定画像G3の画像データの画素数(ピクセル数)や解像度とが互いに制約されない。これにより、例えば印刷解像度を高めて高品質の画像を印刷することも、印刷解像度を低くして高速化を図ることもできる。
また、固定画像G3の画像データは可変画像G2よりも画素数が多い高解像度の画像データであり、可変画像G2の背景となる背景画像である。プリンター5は、この背景画像の画像データに可変画像G2の画像データを重ねて合成して印刷する。この場合、背景画像と、背景に重ねられる画像との画素数が揃っていなくても、適正なサイズに展開して合成できる。
また、画像処理部27bは、可変画像G2の解像度を指定する情報がホストコンピューター1から入力された場合は、指定された解像度でバッファーメモリー27cに展開する。また、可変画像G2の解像度を指定する情報がホストコンピューター1から入力されない場合は、予め設定された解像度でバッファーメモリー27cに展開する。このため、ホストコンピューター1から入力されるデータに基づく画像データを処理する解像度が指定された場合も、指定されない場合も、画像データを適正に展開して印刷できる。
そして、ホストコンピューター1が、プリンター5よりも印刷解像度の低い旧機種のプリンターに接続されている場合に、このプリンターをプリンター5に置き換えても、ホストコンピューター1の設定変更やソフトウェアの構成変更は不要である。従って、高性能なプリンター5への置き換えを容易に行い、置き換え前と同様の見た目となるように印刷を行うことができる。
さらに、ホストコンピューター1は、プレプリントが施されたラベル用紙を用いる場合と、プレプリントの代替として固定画像G3をプリンター5が印刷する場合とで、動作を変える必要がない。つまり、ホストコンピューター1の機能の設定やソフトウェアの構成変更を何ら行うことなく、プレプリントされたラベル用紙をラベル用紙14に置き換えて、効率化を図ることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ラベル部Sに印刷されるラベル画像G1が可変画像G2と固定画像G3とにより構成され、画像処理部27bが、固定画像G3の画像データと可変画像G2の画像データとの各々について解像度変換の要否を判定した。本発明はこれに限定されず、例えば、画像処理部27bが3以上の画像データを合成して、一つの画像データを生成し、合成された画像データを印刷制御部27aにより印刷してもよい。この場合、画像処理部27bは、各画像データの印刷に適した解像度とプリンター5の標準印刷解像度とに基づき、解像度変換の要否を判定すればよい。また、画像処理部27bが実行する解像度変換処理は、200dpiから600dpiへの変換に限らない。さらに、例えば画像処理部27bが、複数種類の解像度変換処理を実行可能であり、合成する前の各画像データの印刷に適した解像度に合わせて、複数種類の解像度変換処理を使い分けて実行してもよい。また、プリンター5が印刷する印刷媒体はラベル用紙に限らず、印刷される画像はラベル画像に限定されないし、バッファーメモリー27cのサイズはラベル部Sのサイズに限定されないことは勿論である。
また、図1に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、ホストコンピューター1、プリンター5の各機能を、これら装置に外部接続される別の装置に持たせるようにしてもよい。また、ホストコンピューター1、プリンター5は、外部接続される記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、各種動作を実行してもよい。また、プリンター5は、インクジェット式のプリンターに限定されず、ドットインパクト式、レーザー式、サーマル式等の各種の印刷装置、及び、この種の印刷ユニットを内蔵した複合機等にも本発明を適用可能である。
1…ホストコンピューター、14…ラベル用紙(印刷媒体)、27…プリンター制御部(印刷制御装置)、27a…印刷制御部(印刷制御手段)、27b…画像処理部(画像処理手段)、27c…バッファーメモリー、45…ホスト制御部、50…プリンター記憶部、S…ラベル部。

Claims (6)

  1. 印刷ヘッドと、
    画像データが展開されるバッファーメモリーと、
    端末に接続される通信インターフェースと、
    前記印刷ヘッドの印刷解像度である第2解像度に適合する解像度の固定画像データと、少なくとも前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づく画像を印刷する位置を指定する情報を含み、前記第2解像度よりも低い印刷解像度である第1解像度に対応するテンプレートと、を記憶する記憶部と、
    前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づく画像を前記テンプレートに従って配置することにより前記第1解像度に合わせて第1の画像データを生成し、第2の画像データとして前記記憶部に記憶された前記固定画像データを取得し、前記第1の画像データと前記第2の画像データとに基づき印刷画像データを生成し、生成された前記印刷画像データに基づき前記印刷ヘッドを制御して前記印刷画像データを印刷させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第2の画像データ及び前記第1解像度に合わせて生成された前記第1の画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で印刷するように変換した画像データに基づく前記印刷画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で印刷する第1モードと、前記第2の画像データ及び前記印刷ヘッドの印刷解像度より低い前記第1解像度に合わせて生成された前記第1の画像データに基づく前記印刷画像データを前記第1解像度で印刷する第2モードと、を実行可能であり、
    前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記第1の画像データに含まれる画素数と前記第2の画像データに含まれる画素数とが異なる場合に、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうち少なくとも一方の前記画像データの画素数を変換する解像度変換処理を行い、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で前記バッファーメモリーに展開し、前記バッファーメモリーに展開された前記第1の画像データ及び前記第2の画像データに基づき前記印刷画像データを生成することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記バッファーメモリーは前記印刷ヘッドの印刷解像度に対応するドット数の画像を記憶するよう構成され、
    前記制御部は、前記解像度変換処理により、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうち少なくとも一方の前記画像データの画素数を前記バッファーメモリーのドット数に合わせて変換することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記記憶部は、前記第1解像度で印刷する他の機種の印刷装置で使用される前記テンプレートを記憶し、
    前記制御部は、前記第2モードで前記他の機種の印刷装置で使用される前記テンプレートを用いて生成された前記第1の画像データの画素数を、前記解像度変換処理により前記印刷ヘッドの解像度に合わせて変換すること、を特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記記憶に記憶される前記テンプレートは、前記通信インターフェースを介して受信する前記データに基づく画像を印刷する位置を前記印刷ヘッドにより印刷される印刷媒体の印刷可能領域において指定する情報を含むこと、を特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  5. 画像データが展開されるバッファーメモリーと、
    端末に接続する通信インターフェースと、
    印刷ヘッドの印刷解像度である第2解像度に適合する解像度の固定画像データと、少なくとも前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づく画像を印刷する位置を指定する情報を含み、前記第2解像度よりも低い印刷解像度である第1解像度に対応するテンプレートと、を記憶する記憶部と、
    前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づく画像を前記テンプレートに従って配置することにより前記第1解像度に合わせて第1の画像データを生成し、第2の画像データとして前記記憶部に記憶された前記固定画像データを取得し、前記第1の画像データと前記第2の画像データとに基づき印刷画像データを生成し、生成された前記印刷画像データに基づき前記印刷ヘッドを制御して前記印刷画像データを印刷させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第2の画像データ及び前記第1解像度に合わせて生成された前記第1の画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で印刷するように変換した画像データに基づく前記印刷画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で印刷する第1モードと、前記第2の画像データ及び前記印刷ヘッドの印刷解像度より低い前記第1解像度に合わせて生成された前記第1の画像データに基づく前記印刷画像データを前記第1解像度で印刷する第2モードと、を実行可能であり、
    前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記第1の画像データに含まれる画素数と、前記第2の画像データに含まれる画素数とが異なる場合に、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうち少なくとも一方の前記画像データの画素数を変換する解像度変換処理を行い、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で前記バッファーメモリーに展開し、前記バッファーメモリーに展開された前記第1の画像データ及び前記第2の画像データに基づき前記印刷画像データを生成すること、を特徴とする印刷制御装置。
  6. 印刷ヘッドと、画像データが展開されるバッファーメモリーと、端末に接続する通信インターフェースと、前記印刷ヘッドの印刷解像度である第2解像度に適合する解像度の固定画像データ、及び、少なくとも前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づく画像を印刷する位置を指定する情報を含み、前記第2解像度よりも低い印刷解像度である第1解像度に対応するテンプレートを記憶する記憶部と、を備え、
    前記通信インターフェースを介して受信するデータに基づく画像を前記テンプレートに従って配置することにより前記第1解像度に合わせて第1の画像データを生成し、
    第2の画像データとして前記記憶部に記憶された前記固定画像データを取得し、
    前記第1の画像データと前記第2の画像データとに基づき印刷画像データを生成し、生成した前記印刷画像データに基づき前記印刷ヘッドを制御して前記印刷画像データを印刷する印刷装置の制御方法であって、
    前記第2の画像データ及び前記第1解像度に合わせて生成された前記第1の画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で印刷するように変換した画像データに基づく前記印刷画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で印刷する第1モードと、前記第2の画像データ及び前記印刷ヘッドの印刷解像度より低い前記第1解像度に合わせて生成された前記第1の画像データに基づく前記印刷画像データを前記第1解像度で印刷する第2モードと、を実行可能であり、
    前記第2モードにおいて、前記第1の画像データに含まれる画素数と、前記第2の画像データに含まれる画素数とが異なる場合に、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうち少なくとも一方の前記画像データの画素数を変換する解像度変換処理を行い、前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを前記印刷ヘッドの印刷解像度で前記バッファーメモリーに展開し、前記バッファーメモリーに展開した前記第1の画像データ及び第2の画像データに基づき前記印刷画像データを生成すること、
    を特徴とする印刷装置の制御方法。
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