JP6368877B1 - 収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の収納体を連動して同一方向に回転することができる収納装置を提供すること。
【解決手段】収納装置100は、上面視において互いに交差するX軸及びY軸方向に拡がる収納空間を有する複数の収納体10〜40、複数の収納体のそれぞれの+X方向の+Y側に位置する第1箇所11〜41をY軸方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する連結軸51、複数の収納体のそれぞれの−X方向の−Y側に位置する第2箇所12〜42をY軸方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する連結軸52を備える。連結軸51,52により連結された複数の収納体において、連結軸51に対してそれぞれの第1箇所11〜41を回動するとともに、連結軸52に対してそれぞれの第2箇所12〜42を回動することで、複数の収納体をY軸方向に並ぶ状態からZ軸方向に並ぶ状態にそれぞれを連動して回転することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、収納装置に関する。
住宅内の収納スペースを確保するために、天井下のスペースを利用することが考えられている。例えば特許文献1には、天井開閉板上に吊りベルトで吊持された収納庫を設け、吊りベルトを巻き出す及び巻き戻すことで天井開閉板を開閉し、天井開閉板が開いたときに収納庫(収納体)が上下移動する可動式天井収納装置が開示されている。しかし、水平面に対する収納庫の角度が変動するため、内部の被収納物が移動してしまう可能性がある。また、特許文献2には、天井裏のスペースにケースを設置し、電動の駆動装置により物入箱(収納体)をその向きを維持して天井裏のケースの中に引き込む天井物入箱が開示されている。しかし、物入箱が1つのみであるため、収納容量が小さい。
特開平5−156798号公報 特開2007−309065号公報
本発明は、複数の収納体を連動して同一方向に回転することができる収納装置を提供することを課題とする。
本発明の収納装置は、上面視において互いに交差する第1及び第2方向(X及びY)に拡がる収納空間を有する複数の収納体(10,20,30,40)と、前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向(X)の一側(+X)の前記第2方向(Y)の一側(+Y)に位置する第1箇所(11,21,31,41)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第1連結軸(51)と前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向の他側(−X)の前記第2方向の他側(−Y)に位置する第2箇所(12,22,32,42)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第2連結軸(52)との2のみの連結軸と、前記第1連結軸と前記収納体の前記第1箇所を連結する各々の前記収納体について設けられ前記第1方向に延伸される第1軸体(71,73,75,77)と、前記第2連結軸と前記収納体の前記第2箇所を連結する各々の前記収納体について設けられ前記第1方向に延伸される第2軸体(72,74,76,78)と、を備え、前記収納体は上面視において前記第1方向及び前記第2方向の辺を有する長方形形状であり、1つの前記収納体とそれに隣接する前記収納体との間における前記第1連結軸に沿った前記第1軸体の間隔及び前記第2連結軸に沿った前記第2軸体の間隔は少なくとも前記長方形の前記第2方向の辺の長さよりも長く、前記複数の収納体が互いに衝突することなく回動できることを特徴とする。
これによれば、第1及び第2連結軸(51,52)により連結された複数の収納体(10,20,30,40)において、第1連結軸(51)に対してそれぞれの第1箇所(11,21,31,41)を回動するとともに、第2連結軸(52)に対してそれぞれの第2箇所(12,22,32,42)を回動することで、複数の収納体(10,20,30,40)を第2方向(Y)に並ぶ状態から第1及び第2方向のそれぞれに直交する方向(Z)に並ぶ状態にそれぞれを連動して回転することができる。ここで、「連結軸」とは、複数(3以上)の収納体の全てを第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する軸を言う。
本発明の収納装置は、前記第1及び第2箇所は、前記長方形の互いに対向する一対の頂点近傍にそれぞれ配されることを特徴とする。
これによれば、第1及び第2連結具により複数の収納体を安定に支持することができる。
本発明の収納装置は、上面視において互いに交差する第1及び第2方向(X及びY)に拡がる収納空間を有する複数の収納体(10,20,30,40)と、前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向(X)の一側(+X)の前記第2方向(Y)の一側(+Y)に位置する第1箇所(11,21,31,41)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第1連結軸(51)と、前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向の他側(−X)の前記第2方向の他側(−Y)に位置する第2箇所(12,22,32,42)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第2連結軸(52)と、前記複数の収納体のうちの互いに隣接する2つの収納体のそれぞれの前記第1方向の一側(+X)の前記第1箇所に対して前記第2方向の他側(−Y)に位置する第3箇所(13,23,33,43)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に、該2つのみの収納体を連結する2つ以上の第3連結軸(53)と、を備えることを特徴とする
これによれば、第3連結軸(53)により、第1及び第2連結軸(51,52)により連動して回転する複数の収納体のうちの互いに隣接する2つの収納体を安定に支持することができる。
本発明の収納装置は、前記複数の収納体のうちの互いに隣接する2つの収納体のそれぞれの前記第2方向の他側(−Y)の前記第2箇所(12,22,32,42)に対して前記第2方向の一側(+Y)に位置する第4箇所(14,24,34,44)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に、該2つのみの収納体を連結する2つ以上の第4連結軸(54)をさらに備えることを特徴とする。
これによれば、第4連結軸(54)により、第1及び第2連結軸(51,52)により連動して回転する複数の収納体のうちの互いに隣接する2つの収納体を安定に支持することができる。
本発明によれば、複数の収納体を連動して同一方向に回転することができる収納装置を提供することが可能となる。
図1は、本実施形態に係る収納装置の構成を示す斜視図である。 図2は、本実施形態に係る収納装置の構成を示す分解斜視図である。 図3は、収納庫が支持部材に支持された収納状態を示す。 図4は、支持部材の係止部と収納箱の軸体の位置関係を示す図である。 図5は、一側の収納箱を支持部材から外した状態を示す図である。 図6は、一側の収納箱を支持部材から外した状態を示す斜視図である。 図7は、一側の収納箱を降ろした状態を示す斜視図である。 図8は、他側の収納箱を支持部材から外した状態を示す図である。 図9は、他側の収納箱を支持部材から外した状態を示す図である。 図10は、他側の収納箱を降ろした状態を示す図である。 図11は、変形例に係る収納装置の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1及び図2は、それぞれ、本実施形態に係る収納装置100の全体構成及び構成各部を示す。収納装置100は、複数の収納体を連動して回転することができる装置であり、複数の収納体10,20,30,40、連結軸51,52、軸体71〜78、及び支持部材61,62を備える。
複数の収納体10,20,30,40は、一例として4つの収納体を含み、荷物等を収納することのできる収納空間を有する箱体である。収納空間は、上面視において互いに交差するX軸方向及びY軸方向に拡がる。収納体10,20,30,40の+X側面の+Y側に位置する第1箇所11,21,31,41にそれぞれ円形状の開口が形成され、+Y側面の内側にそれらの開口に内部空間を連ねる角筒15,25,35,45が設けられている。同様に、収納体10,20,30,40の−X側面の−Y側に位置する第2箇所12,22,32,42にそれぞれ円形状の開口が形成され、−Y側面の内側にそれらの開口に内部空間を連ねる角筒(不図示)が設けられている。さらに、収納体10の−X側面の+Y側に位置する第4箇所14に角筒15の内部に連なる円形状の開口が形成され、収納体40の+X側面の−Y側に位置する第3箇所43に角筒(不図示)の内部に連なる円形状の開口が形成されている。
本実施形態では、収納空間は、上面視において矩形状に拡がり、第1箇所11,21,31,41及び第2箇所12,22,32,42は矩形の互いに対向する一対の頂点近傍にそれぞれ配されることとする。それにより、後述する連結軸51,52により複数の収納体10,20,30,40を安定に支持することができる。なお、収納空間の上面視形状は矩形状に限られるものではなく、円形、楕円形、多角形等、X軸方向の一側及び他側が対称な形状であれば任意の形状であってよい。
連結軸51,52は、後述する軸体71〜78により、それぞれ収納体10,20,30,40の第1箇所11,21,31,41及び第2箇所12,22,32,42をY軸方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する部材であり、一軸方向を長手とする矩形板状の部材である。
軸体71〜78は、連結軸51,52に接続され、収納体10,20,30,40を連結軸51,52に回動可能に固定する棒状部材である。
軸体71は、+X端を連結軸51の+Z端近傍に貫通して固定される。ここで、連結軸51から+X側に突出する軸体71の+X端を軸体11aとする。軸体71は、−X端を順に座金71a、収納体10の+X側面の第1箇所11の開口、及び角筒15の内部を通して、収納体10の−X側面の第4箇所14の開口を介して−X側に突出する。ここで、−X側面の−X側に突出する軸体71の−X端を軸体14aとする。それにより、収納体10はその第1箇所11にて連結軸51の+Z端側に連結され、軸体11aは収納体10の第1箇所11に設けられ、軸体14aは収納体10の第2箇所12より+Y側に位置する第4箇所14に設けられたこととなる。
軸体72は、−X端を連結軸52の+Z端近傍に貫通して固定される。ここで、連結軸52から−X側に突出する軸体72の−X端を軸体12aとする。軸体72は、+X端を順に座金72a及び収納体10の−X側面の第2箇所12の開口を通して角筒(不図示)内に挿入される。それにより、収納体10はその第2箇所12にて連結軸52の+Z端側に連結され、軸体12aは収納体10の第2箇所12に設けられたこととなる。
軸体73,75は、それぞれ、+X端を連結軸51の中央から+Z側及び−Z側に固定される。軸体73,75は、それぞれ、−X端を順に座金73a,75a、収納体20,30の+X側面の第1箇所21,31の開口を通して、角筒25,35内に挿入される。それにより、収納体20,30はそれらの第1箇所21,31にて連結軸51に連結される。
軸体74,76は、それぞれ、−X端を連結軸52の中央から+Z側及び−Z側に固定される。軸体74,76は、それぞれ、+X端を順に座金74a,76a及び収納体20,30の−X側面の第2箇所22,32の開口を通して角筒(不図示)内に挿入される。それにより、収納体20,30はそれらの第2箇所22,32にて連結軸52に連結される。
軸体77は、+X端を連結軸51の−Z端近傍に貫通して固定される。ここで、連結軸51から+X側に突出する軸体77の+X端を軸体41aとする。軸体71は、−X端を順に座金77a及び収納体40の+X側面の第1箇所41の開口を通して、角筒45内に挿入される。それにより、収納体40はその第1箇所41にて連結軸51の−Z端側に連結され、軸体41aは収納体40の第1箇所41に設けられたこととなる。
軸体78は、−X端を連結軸52の−Z端近傍に貫通して固定される。ここで、連結軸52から−X側に突出する軸体78の−X端を軸体42aとする。軸体78は、+X端を順に座金78a、収納体40の−X側面の第2箇所42の開口、及び角筒(不図示)の内部を通して、収納体40の+X側面の第3箇所43の開口を介して+X側に突出する。ここで、+X側面の+X側に突出する軸体78の+X端を軸体43aとする。それにより、収納体40はその第2箇所42にて連結軸52の−Z端側に連結され、軸体42aは収納体40の第2箇所42に設けられたこととなり、軸体43aは収納体40の第1箇所41より−Y側に位置する第3箇所43に設けられたこととなる。
支持部材61,62は、例えば屋内の対向する壁面上部の間に架設されて(図4参照)、複数の収納体10,20,30,40を支持する棒状部材である。図3に示すように、収納状態において収納体10,20,30,40は支持部材61,62により天井下に支持される。
図4に、図3の収納状態において支持部材61,62の係止部61a,61b,61c,62a,62b,62cと収納体10,20,30,40の軸体11a,12a,14a,41a,42a,43aの位置関係を示す。
図4(B)に示すように、支持部材61は、軸体11a,41a,43aをそれぞれY軸方向に移動可能に係止する係止部61a,61b,61cを有する。係止部61aは、支持部材61の+Y端部近傍の下端から+Y方向に延びる。係止部61b,61cは、それぞれ支持部材61の中央から−Y側寄り及び−Y端部近傍の下端から−Y方向に延びる。なお、係止部61a,61cの先端には、軸体11a,43aを係止する+Z方向に突出する爪片が形成されている。係止部61b,61cの離間距離は軸体41a,43aの離間距離に等しく、係止部61aの先端と係止部61cの先端との離間距離は軸体11a,43aの離間距離より長い、ただし係止部61aの先端と係止部61cの基端の左端との離間距離及び係止部61aの基端の右端と係止部61cの先端との離間距離は軸体11a,43aの離間距離より短い。
図4(A)に示すように、支持部材62は、軸体12a,42a,14aをそれぞれY軸方向に移動可能に係止する係止部62a,62b,62cを有する。係止部62a,62cは、それぞれ支持部材62の中央から+Y側寄り及び+Y端部近傍の下端から+Y方向に延びる。係止部62bは、支持部材62の−Y端部近傍から−Y方向に延びる。なお、係止部62b,62cの先端には、軸体42a,14aを係止する+Z方向に突出する爪片が形成されている。係止部62a,62cの離間距離は軸体12a,14aの離間距離に等しく、係止部62bの先端と係止部62cの先端との離間距離は軸体14a,42aの離間距離より長い、ただし係止部62bの先端と係止部62cの基端の右端との離間距離及び係止部62bの基端の左端と係止部62cの先端との離間距離は軸体14a,42aの離間距離より短い。
上述の支持部材61,62の係止部61a,61b,61c,62a,62b,62cと収納体10,20,30,40の軸体11a,12a,14a,41a,42a,43aの位置関係により、図5(A)及び(B)並びに図6に示すように、収納体10を+Y方向に移動することで、支持部材61の係止部61a及び支持部材62の係止部62a,62cからそれぞれ軸体11a,12a,14aを外して支持部材61,62から収納体10を外し、支持部材61,62に支持されている収納体40に対して収納体10を含むその他の収納体10,20,30を白抜き矢印の方向に回転することができる。そして、図7に示すように、収納体10を下方に降ろして、収納体10,20,30,40を高さ方向に並べることができる。このとき、支持部材61の係止部61b,61c及び支持部材62の係止部62bにより軸体41a,43a,42aを係止することで支持部材61,62により収納体40及び連結軸51,52により収納体40に連結する収納体10,20,30を安定に支持することができる。
なお、支持部材61の係止部61bは、−Y方向に向かって下る傾斜を有する。それにより、収納体10が+Y方向に引かれた際に、ともに収納体40が+Y方向に引かれて軸体41aを係止する係止部61bの傾斜により収納体40の+Y側が上方に傾く。従って、収納体40が支持部材61,62に支持されて、収納体40に対して収納体10を含むその他の収納体10,20,30が+Y側の下方に向かって回転した際に、それぞれの収納体の+Y側が下方に傾くのを防止することができる。
また、図8(A)及び(B)並びに図9に示すように、収納体40を−Y方向に移動することで、支持部材61の係止部61b,61c及び支持部材62の係止部62bからそれぞれ軸体41a,43a,42aを外して支持部材61,62から収納体40を外し、支持部材61,62に支持されている収納体10に対して収納体40を含むその他の収納体20,30,40を白抜き矢印の方向に回転することができる。そして、図10に示すように、収納体40を下方に降ろして、収納体10,20,30,40を高さ方向に並べることができる。このとき、支持部材61の係止部61a及び支持部材62の係止部62a,62cにより軸体11a,12a,14aを係止することで支持部材61,62により収納体10及び連結軸51,52により収納体10に連結する収納体20,30,40を安定に支持することができる。
なお、支持部材62の係止部62aは、+Y方向に向かって下る傾斜を有する。それにより、収納体40が−Y方向に引かれた際に、ともに収納体10が−Y方向に引かれて軸体12aを係止する係止部62aの傾斜により収納体10の−Y側が上方に傾く。従って、収納体10が支持部材61,62に支持されて、収納体10に対して収納体40を含むその他の収納体20,30,40が−Y側の下方に向かって回転した際に、それぞれの収納体の−Y側が下方に傾くのを防止することができる。
なお、収納体10,20,30,40を天井下に収納する場合には、上述の手順を逆順で行えばよい。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る収納装置100は、上面視において互いに交差するX軸及びY軸方向に拡がる収納空間を有する複数の収納体10,20,30,40、複数の収納体10,20,30,40のそれぞれの+X方向の+Y側に位置する第1箇所11,21,31,41をY軸方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する連結軸51、複数の収納体10,20,30,40のそれぞれの−X方向の−Y側に位置する第2箇所12,22,32,42をY軸方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する連結軸52を備える。連結軸51,52により連結された複数の収納体10,20,30,40において、連結軸51に対してそれぞれの第1箇所11,21,31,41を回動するとともに、連結軸52に対してそれぞれの第2箇所12,22,32,42を回動することで、複数の収納体10,20,30,40をY軸方向に並ぶ状態からZ軸方向に並ぶ状態にそれぞれを連動して回転することができる。
なお、本実施形態に係る収納装置100では、2つの連結軸51,52を用いて複数の収納体10,20,30,40を連結することとしたが、さらに1以上の連結軸を用いて複数の収納体10,20,30,40を連結してもよい。
図11に、変形例に係る収納装置200の構成を示す。収納装置200は、複数の収納体110,120,130,140、軸体11a,12a,14a,41a,42a,43a、連結軸51〜54、及び支持部材61,62を備える。これらのうち、連結軸51,52及び支持部材61,62は先述の収納装置100におけるそれらと同様に構成されている。
複数の収納体110,120,130,140は、先述の収納装置100における収納体10,20,30,40に固定片17,27,37,28,38,48が設けられたものである。ただし、角筒15,25,35,45を除く。固定片17,27,37,28,38,48は上面視においてL字状に屈曲する板片である。固定片17,27,37は、それぞれ、収納体110,120,130の−X側面と平行に−X及び+Y角部に固定されている。固定片17,27,37の先端にそれぞれ第2箇所12,22,32が位置する。固定片28,38,48は、それぞれ、収納体120,130,140の+X側面と平行に+X及び−Y角部に固定されている。固定片28,38,48の先端にそれぞれ第1箇所21,31,41が位置する。
軸体11a,12a,14a,41a,42a,43aは、支持部材61,62に収納体110及び140を支持するための部材である。軸体11a,12a,14aは、それぞれ、収納体110の第1箇所11、第2箇所12、第4箇所14に固定されている。ここで、軸体11a,12aは、それぞれ、収納体110の+X側面及び固定片17に固定されている。軸体14aは収納体110の−X側面に固定片17を介して−X側に先端を突出して固定されている。軸体41a,42a,43aは、それぞれ、収納体140の第1箇所41、第2箇所42、第3箇所43に固定されている。ここで、軸体41a,42aは、それぞれ、固定片48及び収納体140の−X側面に固定されている。軸体43aは収納体140の+X側面に固定片48を介して+X側に先端を突出して固定されている。
連結軸51,52は、不図示の軸体とともにそれぞれ軸体11a,41a及び12a,42aにより、それぞれ収納体10,20,30,40の第1箇所11,21,31,41及び第2箇所12,22,32,42をY軸方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する。
連結軸53,54は、収納体110,120,130,140のうちの互いに隣接する2つの収納体のそれぞれの第3箇所13,23,33,43及び第4箇所14,24,34,44をY軸方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する部材であり、先端に段部が設けられた一軸方向を長手とする矩形板状の部材である。それらの先端には、収納体110,120,130の第3箇所13,23,33及び収納体120,130,140の第4箇所24,34,44に回動可能に連結するための軸体(不図示)が固定されている。それらの基端には、収納体110,120,130,140の第3箇所13,23,33,43及び収納体110,120,130,140の第4箇所14,24,34,44に設けられた軸体(軸体14a,43a及び不図示の軸体)を通すための開口が形成されている。
1つの連結軸53は、基端の開口(不図示)を収納体120の第3箇所23に設けられた軸体(不図示)に通して、+X側面と固定片28の間で回動可能に固定され、先端の段部に固定された軸体(不図示)を収納体110の第3箇所13に回動可能に固定されている。2つの連結軸53は、それぞれ、基端の開口(不図示)を収納体130,140の第3箇所33,43に設けられた軸体(不図示)に通して、+X側面と固定片38,48の間で回動可能に固定され、先端の段部に固定された軸体(不図示)を収納体120,130の固定片28,38の第3箇所23,33に回動可能に固定されている。
1つの連結軸54は、基端の開口(不図示)を収納体130の第4箇所34に設けられた軸体(不図示)に通して、−X側面と固定片37の間で回動可能に固定され、先端の段部に固定された軸体(不図示)を収納体140の第4箇所44に回動可能に固定されている。2つの連結軸54は、それぞれ、基端の開口(不図示)を収納体110,120の第4箇所14,24に設けられた軸体(不図示)に通して、−X側面と固定片17,27の間で回動可能に固定され、先端の段部に固定された軸体(不図示)を収納体120,130の固定片27,37の第4箇所24,34に回動可能に固定されている。
上述の構成における連結軸53,54により、第1及び第2連結軸51,52により連動して回転する複数の収納体110,120,130,140のうちの互いに隣接する2つの収納体をそれぞれ連結して、収納体110,120,130,140をさらに安定に支持することができる。
なお、本実施形態に係る収納装置100では、複数の収納体10,20,30,40の第1箇所11,21,31,41,及び第21箇所12,22,32,42はそれぞれ+X側面の+Y側及び−X側面の−Y側に位置することとしたが、これに限らず、+X側面の−Y側及び−X側面の+Y側に位置することとしてもよい。これとともに、連結軸51は、複数の収納体10,20,30,40のそれぞれの+X側面の−Y側に位置する箇所を回動可能に連結し、連結軸52は、複数の収納体10,20,30,40のそれぞれの−X側面の+Y側に位置する箇所を回動可能に連結することとしてもよい。
複数の収納体を連動して同一方向に回転することができる収納装置である。多くの家庭及び建設会社による利用が考えられる。
10 収納体
11 第1箇所
11a 軸体
12 第2箇所
12a 軸体
13 第3箇所
14 第4箇所
14a 軸体
15 角筒
17 固定片
20 収納体
21 第1箇所
22 第2箇所
23 第3箇所
24 第4箇所
25 角筒
27 固定片
28 固定片
30 収納体
31 第1箇所
32 第2箇所
33 第3箇所
34 第4箇所
35 角筒
37 固定片
38 固定片
40 収納体
41 第1箇所
41a 軸体
42 第2箇所
42a 軸体
43 第3箇所
43a 軸体
44 第4箇所
45 角筒
48 固定片
51 連結軸
52 連結軸
53 連結軸
54 連結軸
61 支持部材
61a 係止部
61b 係止部
61c 係止部
62 支持部材
62a 係止部
62b 係止部
62c 係止部
71 軸体
71a 座金
72 軸体
72a 座金
73 軸体
73a 座金
74 軸体
74a 座金
75 軸体
75a 座金
76 軸体
76a 座金
77 軸体
77a 座金
78 軸体
78a 座金
100 収納装置
110 収納体
120 収納体
130 収納体
140 収納体
200 収納装置

Claims (4)

  1. 上面視において互いに交差する第1及び第2方向(X及びY)に拡がる収納空間を有する複数の収納体(10,20,30,40)と、
    前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向(X)の一側(+X)の前記第2方向(Y)の一側(+Y)に位置する第1箇所(11,21,31,41)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第1連結軸(51)と、前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向の他側(−X)の前記第2方向の他側(−Y)に位置する第2箇所(12,22,32,42)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第2連結軸(52)と、の2のみの連結軸と、
    前記第1連結軸と前記収納体の前記第1箇所を連結する、各々の前記収納体について設けられ、前記第1方向に延伸される、第1軸体(71,73,75,77)と、
    前記第2連結軸と前記収納体の前記第2箇所を連結する、各々の前記収納体について設けられ、前記第1方向に延伸される、第2軸体(72,74,76,78)と、を備え、
    前記収納体は上面視において前記第1方向及び前記第2方向の辺を有する長方形形状であり、
    1つの前記収納体とそれに隣接する前記収納体との間における前記第1連結軸に沿った前記第1軸体の間隔及び前記第2連結軸に沿った前記第2軸体の間隔は少なくとも前記長方形の前記第2方向の辺の長さよりも長く、前記複数の収納体が互いに衝突することなく回動できることを特徴とする収納装置。
  2. 前記第1及び第2箇所は、前記長方形の互いに対向する一対の頂点近傍にそれぞれ配されることを特徴とする、請求項1に記載の収納装置。
  3. 上面視において互いに交差する第1及び第2方向(X及びY)に拡がる収納空間を有する複数の収納体(10,20,30,40)と、
    前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向(X)の一側(+X)の前記第2方向(Y)の一側(+Y)に位置する第1箇所(11,21,31,41)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第1連結軸(51)と、前記複数の収納体のそれぞれの前記第1方向の他側(−X)の前記第2方向の他側(−Y)に位置する第2箇所(12,22,32,42)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に連結する第2連結軸(52)と、
    前記複数の収納体のうちの互いに隣接する2つの収納体のそれぞれの前記第1方向の一側(+X)の前記第1箇所に対して前記第2方向の他側(−Y)に位置する第3箇所(13,23,33,43)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に、該2つのみの収納体を連結する2つ以上の第3連結軸(53)と、
    備えることを特徴とする、収納装置。
  4. 前記複数の収納体のうちの互いに隣接する2つの収納体のそれぞれの前記第2方向の他側(−Y)の前記第2箇所(12,22,32,42)に対して前記第2方向の一側(+Y)に位置する第4箇所(14,24,34,44)を前記第2方向に平行な回転軸に対して回動可能に、該2つのみの収納体を連結する2つ以上の第4連結軸(54)をさらに備えることを特徴とする、請求項に記載の収納装置。
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