JP6368154B2 - 生体情報測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脈波伝播速度等の生体情報を測定する生体情報測定装置に関する。
近年、益々の高齢化社会を迎え、動脈硬化性疾患の早期診断、早期治療への対策が急務とされている。動脈硬化を非観血的に定量診断する手法の1つとして大動脈について2点間の脈波伝播速度(PWV : Pulse Wave Velocity)を測定する大動脈脈波伝播速度検査法が知られている。
大動脈脈波伝播速度検査法は、脈波伝播速度は硬い物質中で速く、軟かい物質中では遅いといった性質を利用する。大動脈脈波伝播速度検査法では、先ず、脈波が心臓から見て同一方向の大動脈の2点間を伝搬するのに要する時間を測定し、次いで測定した時間と2点間の距離(動脈長)とから脈波伝播速度を算出する。そして、健康な動脈壁は柔かく弾力性に富み、動脈硬化の血管壁は硬くもろいといった事実から、測定した脈波伝播速度が速いほど動脈硬化が進んでいると診断する。
ここで脈波伝播速度(PWV)の種類としては、大動脈PWV(例えば、非特許文献1参照)やbaPWV(brachial-ankle Pulse Wave Velocity:上腕−足首間PWV)(例えば、非特許文献2参照)等がある。
大動脈PWVの計測方法としては、主に2つの方法がある。
第1の大動脈PWV計測方法は、例えば次の式(1)により大動脈PWVを求める。
PWV=(b+c−a)/ΔT ・・・(1)
ここで、ΔTは頸動脈部での脈波立ち上がり部と大腿動脈部での脈波立ち上がり部との時間差であり、aは胸骨上窩から頸動脈部までの距離であり、bは胸骨上窩から臍部までの距離であり、cは臍部から大腿動脈部までの距離である。
第2の大動脈PWV計測方法は、例えば次の式(2)により大動脈PWVを求める。
PWV=D×1.3/(ΔT+Tc) ・・・(2)
ここで、ΔTは頸動脈部での脈波立ち上がり部と大腿動脈部での脈波立ち上がり部との時間差であり、Tcは心II音(大動脈弁閉鎖の際に生じる心音)の開始から頸動脈部での脈波の切痕部(ノッチ)までの時間であり、Dは心II音を計測する心音マイクが置かれた第II肋間胸骨右縁から大腿動脈部までの直線距離であり、1.3は解剖学的補正値である。
baPWVは、例えば次の式(3)により求められる。
baPWV=(La−Lb)/Tba ・・・(3)
ここで、Tbaはカフを用いてそれぞれ計測される、上腕での脈波立ち上がり部と足首での脈波立ち上がり部との時間差であり、Laは大動脈弁口部から足首までの距離であり、Lbは大動脈弁口部から上腕までの距離である。
さらに、PWVを用いた動脈硬化度の指標として、CAVI(Cardio-Ankle Vascular Index)(例えば、非特許文献3参照)がある。CAVIは、上腕と足首(または膝窩)とにカフを装着して血圧及び脈波を計測すると共に、胸骨に心音マイクを装着して心音を計測する。CAVIは、例えば次の式(4)により求められる。
Figure 0006368154

ここで、Psは上腕の収縮期血圧であり、Pdは上腕の拡張期血圧であり、ρは血液密度であり、ΔPはPs−Pdである。PWVは例えば次の式(5)により求められる。
Figure 0006368154

ここで、Tbは心II音の開始から上腕での脈波の切痕部までの時間であり、Tbaは上腕での脈波立ち上がり部と足首での脈波立ち上がり部との時間差であり、Dは心II音を計測する心音マイクが置かれた胸骨右縁第II肋間から大腿動脈部までの直線距離であり、1.3は解剖学的補正値であり、L2は大腿動脈部から膝関節中央部までの直線距離であり、L3は膝関節中央部から足首カフ装着中央部までの直線距離である。
一方で、例えば特許文献1には、胸部を挟むように貼着された一対の電極を用いて胸郭インピーダンス脈波を検出し、この胸郭インピーダンス脈波を用いて脈波伝播速度を計算する技術が開示されている。この技術によれば、動脈が皮膚に近接している頸動脈、橈骨動脈、足背動脈などから脈波センサによって得た脈波だけを用いて脈波伝播速度を計算する場合と比較して、大動脈弁が開いて血液が実際に心臓から駆出されたタイミングを胸郭インピーダンス脈波から検出し、この駆出タイミングを用いて脈波伝播速度を得るようにしているので、精度の良い脈波伝播速度を得ることができる。
特許第3696978号公報
増田善昭、金井寛著、「動脈脈波の基礎と臨床」、共立出版、15〜19ページ、2000年 小澤利男、増田善昭著、「脈波速度」、メジカルビュー社、28〜29ページ Kohji Shirai, Junji Utino, Kuniaki Ohtsuka, Masanobu Takada, "A Novel Blood Pressure-independent Arterial Wall Stiffness Parameter; Cardio-Ankle Vascular Index (CAVI)", Journal of Atherosclerosis and Thrombosis, Vol.13, No.2
ところで、特許文献1に記載された脈波伝播速度測定装置は、確かに、測定精度は向上するが、カフとは別にインピーダンス脈波を測定するための電極を被検者の体表の所定位置に貼着する必要がある。このため、医療従事者は、その分だけ検査に手間がかかるようになる。
また、特許文献1の図1、図10、図14等からも分かるように、カフとは別に、インピーダンス脈波を測定するための電極66、心電図を得るための電極62を設ける必要があるので、装置形態が煩雑化する。装置本体からは、カフに繋がる配管20及び、電極66や電極62に繋がるリード線などが引き出されることになるので、全体の構成が煩雑であり、持ち運びや収納にも不便である。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、測定具の装着の手間が少なく、かつ、簡易な構成でありながら、脈波伝播速度等の生体情報を精度良く測定することができる生体情報測定装置を提供する。
本発明の生体情報測定装置の一つの態様は、
少なくとも1つ以上の電極からなる第1電極と、
少なくとも1つ以上の電極からなる第2電極と、
前記第1電極が設けられたカフと、
被検者に装着された前記カフの前記第1電極及び前記被検者に取り付けられた前記第2電極に高周波定電流電源から高周波定電流を供給し、そのときの前記第1電極及び前記第2電極間の電圧に基づいてインピーダンス脈波を計測するインピーダンス脈波計測部と、
前記カフの圧力に基づいて、前記カフが装着された部位における圧脈波を検出する圧脈波検出部と、
前記インピーダンス脈波に基づいて心臓から血液が駆出される第1タイミングを検出すると共に、前記圧脈波に基づいて前記カフが装着された部位に脈が到達する第2タイミングを検出し、前記第2タイミングと前記第1タイミングとの差から脈波伝播時間を算出する演算部と、
を具備し、
前記第1電極及び前記第2電極は、前記高周波定電流電源から前記高周波定電流を供給したときに前記高周波定電流が前記被検者の心臓を通るような位置に配置される
本発明の生体情報測定装置の一つの態様は、
少なくとも1つ以上の電極からなる第1電極が設けられた第1カフと、
少なくとも1つ以上の電極からなる第2電極が設けられた第2カフと、
被検者の上肢に装着された前記第1カフの前記第1電極及び前記被検者の下肢に装着された前記第2カフの前記第2電極に高周波定電流電源から高周波定電流を供給し、そのときの前記第1電極及び前記第2電極間の電圧に基づいてインピーダンス脈波を計測するインピーダンス脈波計測部と、
前記第1カフ及び又は前記第2カフの圧力に基づいて、前記第1カフ及び又は前記第2カフが装着された部位における圧脈波を検出する圧脈波検出部と、
前記インピーダンス脈波に基づいて心臓から血液が駆出される第1タイミングを検出すると共に、前記圧脈波に基づいて前記第1カフ及び又は前記第2カフが装着された部位に脈が到達する第2タイミングを検出し、前記第2タイミングと前記第1タイミングとの差から脈波伝播時間を算出する演算部と、
を具備する。
本発明によれば、インピーダンス脈波を測定するための第1電極及び第2電極のいずれか一方或いは両方をカフに設けたので、従来と比較して被検者に電極を容易かつ正確に装着できるようになる。この結果、測定具の装着の手間が少なく、かつ、簡易な構成でありながら、脈波伝播速度を精度良く測定できるようになる。さらには、第1電極及び第2電極を用いて、心電図を計測することも可能となる。
実施の形態に係る生体情報測定装置の全体構成を示すブロック図 インピーダンス脈波と圧脈波とを用いた脈波伝播速度の算出手順を示すフローチャート インピーダンス脈波と圧脈波とから脈波の伝播時間を求めるための説明に供する図 第1カフ及び第2カフを内面(装着面)方向から見た平面図 図4のA−A’断面図 各電極の電気的接続及び作用の説明に供する図 各カフに1つの電極を設けた場合の構成を示す図 絶縁物がある場合に対処するための構成を示す図 絶縁物がある場合に対処するための構成を示す図 電極を腕帯(足帯)の内部に配置した状態を示す断面図 電極を布で覆った状態を示す断面図 他の実施の形態における電極の配置を示す平面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る生体情報測定装置の全体構成を示す概略図である。
生体情報測定装置100は、第1カフ110と第2カフ120とを有する。第1カフ110及び第2カフ120のそれぞれには第1電極111及び第2電極121が設けられている。第1カフ110は被検者の上肢に装着され、第2カフ120は被検者の下肢に装着される。本実施の形態では、第1カフ110は左上腕に装着され、第2カフ120は右足首に装着される。
さらに、生体情報測定装置100は、血圧脈波計測部130、インピーダンス脈波計測部140、心電図計測部150、制御・演算部160、記憶部171、入力部172、表示部173、音声部174及び印字部175を有する。
制御・演算部160は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ等を有し、メモリに記憶された生体情報測定プログラムをCPUで実行することにより、装置内各部の動作を制御するほか、各種の生体情報を得るために必要な演算を行う。
記憶部171は、ハードディスク等の記憶装置であり、制御・演算部160の制御に従って測定結果等を記憶する。入力部172は、キーボード、マウス或いはボタン等の入力装置から構成されており、ユーザの操作に応じた操作信号を制御・演算部160に出力する。制御・演算部160は操作信号に応じた制御及び演算を行う。表示部173は、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置であり、制御・演算部160の制御に従って設定画面、操作ガイダンス或いは生体情報検査結果レポート等を表示する。なお、表示部173をタッチパネルにより構成して、表示機能に加えて入力機能も備えたものとしてもよい。音声部174は、スピーカ装置であり、制御・演算部160の制御に従って操作ガイダンス或いはアラーム音等を出力する。印字部175は、サーマルプリンタ等のプリンタ装置であり、制御・演算処理部160の制御に従って生体情報検査結果レポート等を印字する。
血圧脈波計測部130は、各カフ110、120に対する給排気を行うポンプ及び排気弁、各カフ110、120の圧力を検出する圧力センサ、及び、圧力センサによる検出信号に対して増幅等の所定の信号処理を施す信号処理回路等から構成されている。血圧脈波計測部130は、ホースを介してカフ110、120の空気袋に空気を導入することでカフ110、120の内圧(以下、カフの内圧を「カフ圧」という)を加圧すると共に、空気袋から空気を排出することでカフ110、120のカフ圧を減圧する。加圧後のカフ圧の目標値は、圧脈波計測の場合と血圧計測の場合とで異なり、それぞれ個別に設定可能である。
本実施の形態の場合には、圧脈波の計測とインピーダンス脈波の計測とが同時に行われる。
圧脈波の計測は、第1カフ110及び第2カフ120の両方、或いは、第1カフ110又は第2カフ120のいずれかを用いて行うことができるが、本実施の形態の場合には、心臓200から遠い部位に装着された第2カフ120を用いて圧脈波を測定する。これにより、脈波の伝播経路が長くなるので、PWVの測定精度が向上する。
圧脈波及びインピーダンス脈波を計測する場合、血圧脈波計測部130は、先ず、カフ110、120のカフ圧が所定値になるまで加圧する。ここで、圧脈波を計測しない方のカフ110も加圧するのは、カフ110に設けられた電極111をインピーダンス脈波の測定のために被検者にできるだけ密着させるためである。本実施の形態では、圧脈波及びインピーダンス脈波を計測する場合のカフ圧を、30〜40mHgに制御する。
血圧脈波計測部130は、加圧後のカフ120のカフ圧の変動を圧脈波信号として圧力センサで検出し、検出した圧脈波信号を制御・演算部160に出力する。
一方、血圧計測の場合、血圧脈波計測部130は、減圧中にカフ110及び又は120のカフ圧の振動を圧力センサにより検出しながら、振幅の増大が始まる時点のカフ圧を収縮期血圧として検出すると共に、振動の減少が最も顕著なカフ圧を拡張期血圧として検出する。そして、血圧脈波計測部130は、検出した収縮期血圧及び拡張期血圧をそれぞれ示す血圧信号を制御・演算部160に出力する。
心電図計測部150は、各カフ110、120内に設けられた電極111、121に接続されている。心電図計測部150は、電極111、121により検出された検出信号に対して増幅等の所定の信号処理を施す信号処理回路を有する。心電図計測部150は、信号処理後の検出信号を心電図信号として制御・演算部160に出力する。
インピーダンス脈波計測部140は、電極111、121に高周波定電流を供給する高周波定電流電源と、高周波定電流を供給したときの電極111、121間の電圧を計測する電圧計と、計測された電圧に基づいてインピーダンス脈波を得るインピーダンス脈波形成部と、を有する。
インピーダンス脈波の計測原理は、既に知られているように、心臓200を通る経路でのインピーダンスは、血流量と血液の赤血球の配列とに応じて変化するといった事実に基づく。具体的には、インピーダンスは、血流量が多いほど、血液の赤血球が整列するほど、小さくなる。ここで、大動脈弁開放前には、大動脈血流はほとんどなく血液の配列もランダムなので、インピーダンスは大きくなる。これに対して、大動脈弁開放後には、大動脈拍動流が生じて血流量が多くなり、大動脈弁を通過する時の血液の赤血球も整列するので、インピーダンスは小さくなる。インピーダンス脈波は、このような大動脈弁からの拍動流によって変動するインピーダンスを計測したものである。インピーダンス脈波を観察することで、大動脈弁から血液が駆出されたタイミングを検出できる。インピーダンス脈波を用いて心臓からの血液の駆出タイミングを検出すれば、血流を直接検出しているので心臓からの血液の駆出タイミングを高精度で検出できる。これに対して、圧電センサ等を用いて心臓の動きを検出することで心臓からの血液の駆出タイミングを検出する方法では、心臓疾患の有無や血圧等に応じて心臓が動き始めてから血液が駆出されるまでの時間間隔が異なるため、心臓の動きから血液の駆出タイミングを正確に推測することは困難である。
ここで、一般にインピーダンス脈波を計測するために用いる高周波定電流の周波数は50kHz前後であり、一方、心電図の成分は高くとも100Hz程度であり、周波数帯域が大きく離れている。よって、これらが混ざり合ったとしても、インピーダンス脈波の成分と心電図の成分はフィルタリングなどでの手法で容易に分離可能なので、インピーダンス脈波測定部140による計測と心電図計測部150による計測は同時に行うことができる。
次に、図2及び図3を用いて、インピーダンス脈波と圧脈波とを用いたPWVの算出の方法について説明する。なお、このインピーダンス脈波と圧脈波とを用いたPWVの算出については、例えば特許文献1でも開示された既知の方法なので、ここでは簡単に説明する。
PWVを算出するにあたって、制御・演算部160は、図2に示す処理手順を実行する。制御・演算部160は、ステップS0でPWV算出処理を開始すると、ステップS1において血圧脈波計測部130が加圧するカフ110、120のカフ圧を設定する。本実施の形態の場合には、カフ圧を30〜40mHgに設定する。続く、ステップS2においてインピーダンス脈波計測部140で計測されたインピーダンス脈波を読み込み、ステップS3において血圧脈波計測部130で計測された圧脈波を読み込む。
ステップS2及びS3で読み込まれるインピーダンス脈波及び圧脈波の様子を、図3に示す。図3では、インピーダンス脈波と圧脈波の時間軸を同一時間軸に合わせて示してある。また、インピーダンス脈波の縦軸は、インピーダンスが小さくなる方向が上方向となるように示してある。
ステップS4において、制御・演算部160は、インピーダンス脈波のインピーダンスが小さくなる変化点、及び、圧脈波の圧力が大きくなる変化点を検出する。この変換点を検出するにあたっては、例えば微分法等を用いることができる。図3の例では、インピーダンス脈波は時点t1の点が上述の変化点となっており、圧脈波は時刻t2の点が上述の変化点となっている。
制御・演算部160は、ステップS5において、t2−t1を計算することで、心臓200から第2カフ120の装着部位までの脈波の伝播時間Tを算出する。次に、制御・演算部160は、ステップS6において、予め設定された心臓200から第2カフ120の装着部位までの距離Lを用いて、T/Lを計算することで、PWVを算出する。
図4は、本実施の形態の第1カフ110及び第2カフ120を内面(装着面)方向から見た平面図であり、図5は、図4のA−A’断面を示す断面図である。
第1カフ110は腕に巻回させる腕帯112と、腕帯112内に設けられた空気袋113と、腕帯112の表面に固定して設けられた電極111と、を有する。電極111は、第1カフ110の幅方向に所定間隔だけ隔てられて設けられた2つの電極111a、111bからなる。
各電極111a、111bは、第1カフ110の長手方向に延在するように設けられている。電極111a、111bは銅などの金属箔により構成されている。なお、電極111a、111bを導電性の布により形成すれば、肌触りが良くなるので好適である。導電性の布は導電性の高い繊維から作成すればよい。
空気袋113には、血圧脈波計測部130へと繋がるホース114が取り付けられている。また、各電極111a、111bには、リード線(図示せず)が取り付けられている。各電極111a、111bに取り付けられたリード線は両方ともインピーダンス脈波計測部140に接続されていると共に、各電極111a、111bに取り付けられたリード線のうちいずれか一つは心電図計測部150に接続されている。
同様に、第2カフ120は足首に巻回させる足帯122と、足帯122内に設けられた空気袋123と、足帯122の表面に固定して設けられた電極121と、を有する。電極121は、第2カフ120の幅方向に所定間隔だけ隔てられて設けられた2つの電極121a、121bからなる。各電極121a、121bは、第2カフ120の長手方向に延在するように設けられている。電極121a、121bは銅などの金属箔により構成されている。なお、電極121a、121bを導電性の布により形成すれば、肌触りが良くなるので好適である。空気袋123には、血圧脈波計測部130へと繋がるホース124が取り付けられている。また、各電極121a、121bには、リード線(図示せず)が取り付けられている。各電極121a、121bに取り付けられたリード線は両方ともインピーダンス脈波計測部140に接続されていると共に、各電極121a、121bに取り付けられたリード線のうちいずれか一つは心電図計測部150に接続されている。
図6は、各電極111a、111b、121a、121bの電気的接続及び作用の説明に供する図である。
高周波定電流電源141及び電圧計142は、インピーダンス脈波計算部140に設けられている。高周波定電流電源141には電極111b、121bが接続され、これにより電極111b、121b間に高周波定電流が供給される。電極111b、121bよりも内側(心臓200に近い方)に配置された電極111a、121a間の電圧が電圧計142により測定され、インピーダンス脈波計測部140は測定された電圧に基づいてインピーダンス脈波(つまり心臓200を通る経路でのインピーダンス)を計測する。なお、インピーダンス脈波の求め方は、特許文献1でも開示されたように既知の技術なのでここでの説明は省略する。例えば、インピーダンス脈波は、測定されたインピーダンスから心拍同期性成分を基本波とする成分をフィルタリングにより抽出することで検出することができる。
このように、電極111b、121bに高周波定電流を供給すると、電極111b、121b間に電流が流れる。電極111b、121bに流れる電流値は、一定電流であるので、電圧値は上述したように心臓から駆出される血液によって変化する。インピーダンス脈波計測部140は、この電圧値の変化を電圧計によって検出し、それを基にインピーダンス脈波を得る。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1カフ110及び第2カフ120にそれぞれ電極111、121を設け、この電極111、121を用いてインピーダンス脈波を測定するようにしたので、第1カフ110及び第2カフ120を被検者の所定部位に装着するだけで、インピーダンス脈波及び圧脈波を計測でき、それに基づいて精度の良い脈波伝播速度を算出できる。この結果、測定具の装着の手間が少なく、かつ、簡易な構成でありながら、脈波伝播速度を精度良く測定できるようになる。すなわち、従来のようにカフと別体にインピーダンス脈波測定用の電極を設ける場合と比較して、カフ110、120を所定部位に取り付けさえすれば、高周波定電流供給用の電極111b、121bと、電圧検出用の電極111a、121aとの位置関係も自ずと決まるので、医療従事者が電極の取り付け位置に気を遣わなくても、良好なインピーダンス脈波を得ることができるようになる。
さらには、第1カフ110及び第2カフ120を用いて、心電図及び血圧を計測することも可能となる。
また、カフ110、120の圧力を用いて、電極111、121を人体に押し付けることができるので、電極を皮膚に貼着させるなどの手間がかからない。なお、発明者らは、実験により、圧脈波を検出するのに好適な30〜40mHgのカフ圧の条件下で、電極111、121により良好なインピーダンス脈波を得ることができることを確認している。
さらに、本実施の形態の生体情報測定装置100は、カフ110、120を装着するだけで、PWVと、心臓から血液が駆出されるタイミングと、血圧とを測定できるので、上述したCAVI(Cardio-Ankle Vascular Index)を容易に得ることができるようになる。
なお、上述の実施の形態では、各カフ110及び120に2つの電極111a、111b及び121a、121bを設けた場合について述べたが、各カフ110、120に1つの電極を設け、その電極間に高周波定電流を供給し、その電極間の電圧を検出することで、インピーダンス脈波を検出することもできる。図7は、そのときの各電極111、121の電気的接続及び作用の説明に供する図である。電圧計142を高周波定電流電源141に並列に接続し、電極111、121間に高周波定電流を供給したときの電圧降下を電圧計142で測定することで、電極111、121間のインピーダンスの変化を測定すればよい。但し、測定の安定度の点では、実施の形態のように各カフ110及び120に2つの電極111a、111b及び121a、121bを設ける方が好ましい。測定の安定度とは、測定対象である心臓から駆出される血液によるインピーダンスの変化以外の、呼吸や体動などのような動きによる測定値への影響の受けにくさのことを意味する。つまり、実施の形態のように、高周波定電流供給用の電極111b、121bと電圧測定用の電極111a、121aとを分けた方が、図7のように高周波定電流供給用の電極と電圧測定用の電極とを共用するよりも、測定の安定度が高くなり、呼吸や体動などによる測定値への影響が小さいSNの良い測定値を得ることができるようになる。
また、図6との対応部分に同一符号を付した図8に示すように、高周波定電流電源141と直列にコイル300を接続することで、直列共振回路を構成すれば、電極111と皮膚の間に布や着衣などの絶縁物301、302が介在した場合でも、インピーダンス脈波を測定できるようになる。なお、図8では、高周波定電流電源141と第1電極111との間にコイル300を接続しているが、高周波定電流電源141と第2電極121との間にコイルを接続してもよい。図9の回路は、図8の回路に関する等価回路を示すものである(電圧計142は省略してある)。第1電極111及び第2電極121は、被検者とその他の布や着衣などを挟んだコンデンサ400と見なすことができる。そして、被検者の人体及びその他の物質(布や着衣など)はコンデンサ400の誘電体と見なすことができる。このとき、コイル300のインダクタンスを、コイル300とコンデンサ400とによる直列LC回路の共振周波数が供給する高周波定電流の周波数に一致するように設定するか、あるいは、高周波定電流電源の周波数をコイル300とコンデンサ400とによる直列LC回路の共振周波数に一致するように設定する。このようにすることで、電極111、121と人体(被検者)との間に、布や着衣などが介在した場合でも、人体にインピーダンス脈波の計測に必要な高周波定電流を流すことができるようになるので、インピーダンス脈波を測定可能となる。
また、このような共振構成を採用すれば、図5との対応部分に同一符号を付した図10に示すように、電極111a(111b、121a、121b)を、カフ110(120)の腕帯112(足帯122)の内部に配置しても、インピーダンス脈波を測定できるようになる。同様に、図11に示すように、電極111a(111b、121a、121b)を布500などで覆ってもインピーダンス脈波を測定できるようになる。このようにすれば、電極を被検者の肌に直接触れさせずにインピーダンス脈波を測定できるようになるので、被検者に不快感をもたせずに測定を行うことができるようになる。また電極の損傷を防止することもできる。ただし、測定感度の点からは、電極のうち、電圧を測定する電極(実施の形態の場合、電極111a、121a)は被検者の肌に直接触れていた方がよい。つまり、高周波定電流が供給される一対の電極111b、121bは布などを介在させ、電圧を測定する電極111a、121aは被検者の肌に直接触れるようにすれば、測定感度を維持しつつ、被検者の肌に触れる電極の面積を小さくすることができ、被検者の不快感を低減できる。上述の共振構成を採用すれば、空気袋113、123を導電材料によって形成して、空気袋113、123を電極として用いることができるようになる。
なお、図8及び図9では、高周波定電流の供給側を共振回路構成とした場合を示したが、電圧計142と電極111aとの間、或いは、電圧計142と電極121aとの間にコイルを接続することで、電圧の測定側を共振回路構成としてもよい。このようにすれば、電極111、121と人体(被検者)との間に、布や着衣などが介在した場合でも、電圧計142によって電圧を検知することができるようになるので、インピーダンス脈波を測定可能となる。この場合には、電圧計142に対してコイルを並列に接続することで並列LC共振回路としてもよい。
また、上述の実施の形態では、電極111及び121を、それぞれ、カフ110、120の幅方向に所定間隔だけ隔てられ、カフ110、120の長手方向に延在するように設けられた2つの電極111a、111b及び121a、121bにより構成した場合について述べたが、電極111及び121の配置はこれに限らない。例えば、図4との対応部分に同一符号を付した図12に示すように、電極111及び121を、それぞれ、カフ110、120の長手方向に所定間隔だけ隔てられ、カフ110、120の幅方向に延在するように設けられた2つの電極111a、111b及び121a、121bにより構成してもよい。但し、図4に示したように、電極111、121は、カフ110、120の長手方向に延在するように設けると、人体に密着又は対向する面積が大きくなるので、より良好なインピーダンス脈波を計測できるようになる。
因みに、インピーダンス脈波を測定する観点からは、高周波定電流が供給される一対の電極111b、121bは、電圧が測定される一対の電極111a、121aよりも、心臓から離れた位置に配置されることが好ましい。よって、カフ110、120の装着時に医療従事者が各電極がそのような位置関係となるようにカフ110、120を装着できるように、カフ110、120を装着させる向きをカフ110、120に明示しておくとよい。
さらに、上述の実施の形態では、カフ110が左腕に装着されるものでありかつカフ120が右足に装着されるものである場合について述べたが、カフ110が右腕に装着されるものでありかつカフ120が左足に装着されるものであってもよい。要は、一方のカフ110を被検者の上肢に装着し、他方のカフ120を被検者の下肢に装着すればよい。換言すれば、カフ110、120は、人体を介してカフ110とカフ120に電流を流したときに、その電流が心臓200を通過するような位置に装着すればよい。
さらに、上述の実施の形態では、インピーダンス脈波を測定する2つの電極111、121をそれぞれカフ110、120に設けた場合について述べたが、インピーダンス脈波を測定する一方の電極のみをカフに設け、もう一方の電極はカフに設けずに被検者に取り付けるようにしてもよい。例えば図1において、電極121は実施の形態で説明したようにカフ120に設けてカフ120と共に被検者に下肢に装着するのに対して、電極111はカフ110に設けずに、被検者の頭部や頸部、上肢などにカフ110に依らず取り付ける。この電極111の被検者への取り付けは、例えば従来と同様に粘着テープなどを用いて被検者の体表に貼着すればよい。電極111を取り付ける位置は、人体を介して電極121と電極111との間に電流を流したときに、その電流が心臓200を通過するような位置であればよい。換言すれば、電極121と電極111が心臓200を挟んだ位置に配置されるように、電極111を取り付ければよい。
このように、一方の電極をカフに設けない場合には、両方の電極をカフに設ける場合と比較すると、装着の自由度が増すといった利点がある。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、脈波伝播速度等の生体情報を測定する生体情報測定装置に適用し得る。
100 生体情報測定装置
110、120 カフ
111、121 電極
112 腕帯
113、123 空気袋
122 足帯
130 血圧脈波計測部
140 インピーダンス脈波計測部
150 心電図計測部
160 制御・演算部
200 心臓

Claims (11)

  1. 少なくとも1つ以上の電極からなる第1電極と、
    少なくとも1つ以上の電極からなる第2電極と、
    前記第1電極が設けられたカフと、
    被検者に装着された前記カフの前記第1電極及び前記被検者に取り付けられた前記第2電極に高周波定電流電源から高周波定電流を供給し、そのときの前記第1電極及び前記第2電極間の電圧に基づいてインピーダンス脈波を計測するインピーダンス脈波計測部と、
    前記カフの圧力に基づいて、前記カフが装着された部位における圧脈波を検出する圧脈波検出部と、
    前記インピーダンス脈波に基づいて心臓から血液が駆出される第1タイミングを検出すると共に、前記圧脈波に基づいて前記カフが装着された部位に脈が到達する第2タイミングを検出し、前記第2タイミングと前記第1タイミングとの差から脈波伝播時間を算出する演算部と、
    を具備し、
    前記第1電極及び前記第2電極は、前記高周波定電流電源から前記高周波定電流を供給したときに前記高周波定電流が前記被検者の心臓を通るような位置に配置される、
    生体情報測定装置。
  2. 少なくとも1つ以上の電極からなる第1電極が設けられた第1カフと、
    少なくとも1つ以上の電極からなる第2電極が設けられた第2カフと、
    被検者の上肢に装着された前記第1カフの前記第1電極及び前記被検者の下肢に装着された前記第2カフの前記第2電極に高周波定電流電源から高周波定電流を供給し、そのときの前記第1電極及び前記第2電極間の電圧に基づいてインピーダンス脈波を計測するインピーダンス脈波計測部と、
    前記第1カフ及び又は前記第2カフの圧力に基づいて、前記第1カフ及び又は前記第2カフが装着された部位における圧脈波を検出する圧脈波検出部と、
    前記インピーダンス脈波に基づいて心臓から血液が駆出される第1タイミングを検出すると共に、前記圧脈波に基づいて前記第1カフ及び又は前記第2カフが装着された部位に脈が到達する第2タイミングを検出し、前記第2タイミングと前記第1タイミングとの差から脈波伝播時間を算出する演算部と、
    を具備する生体情報測定装置。
  3. 前記第1電極及び前記第2電極は、それぞれ、2つの電極からなり、
    前記インピーダンス脈波計測部は、前記第1電極のうちの一方の電極と前記第2電極のうちの一方の電極に前記高周波定電流を供給し、前記第1電極のうちの他方の電極と前記第2電極のうちの他方の電極との間の電圧を測定し、この測定電圧に基づいて前記インピーダンス脈波を計測する、
    請求項1又は請求項2に記載の生体情報測定装置。
  4. 前記高周波定電流が供給される一対の電極は、前記電圧が測定される一対の電極よりも、心臓から離れた位置に配置される、
    請求項3に記載の生体情報測定装置。
  5. 前記高周波定電流を供給する回路、又は、前記電圧を検出する回路にはコイルが設けられ、
    前記第1電極及び前記第2電極によって電気的に挟まれる被検者の人体及びその他の物質を、前記第1電極及び前記第2電極からなるコンデンサの誘電体と見なしたときに、前記コイルのインダクタンスを、前記コイルと前記コンデンサとによるLC回路の共振周波数が前記高周波定電流の周波数に一致するように設定する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  6. 前記高周波定電流を供給する回路、又は、前記電圧を検出する回路にはコイルが設けられ、
    前記第1電極及び前記第2電極によって電気的に挟まれる被検者の人体及びその他の物質を、前記第1電極及び前記第2電極からなるコンデンサの誘電体と見なしたときに、前記高周波定電流の周波数を、前記コイルと前記コンデンサとによるLC回路の共振周波数に一致するように設定する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  7. 前記第1電極又は前記第2電極の少なくとも一部分は、前記カフの腕帯、足帯又はその他の物質によって覆われている、
    請求項5又は請求項6に記載の生体情報測定装置。
  8. 前記第1電極及び前記第2電極のうち、前記高周波定電流が供給される部分は、前記カフの腕帯、足帯又はその他の物質によって覆われている、
    請求項5又は請求項6に記載の生体情報測定装置。
  9. 前記第1電極及び前記第2電極は、導電性の布である、
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  10. 前記第1電極及び前記第2電極を用いて心電図を計測する心電図計測部を、さらに具備する、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  11. 前記カフを用いて血圧を計測する血圧計測部を、さらに具備する、
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
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