JP6367101B2 - 吸収性パッド - Google Patents

吸収性パッド Download PDF

Info

Publication number
JP6367101B2
JP6367101B2 JP2014243227A JP2014243227A JP6367101B2 JP 6367101 B2 JP6367101 B2 JP 6367101B2 JP 2014243227 A JP2014243227 A JP 2014243227A JP 2014243227 A JP2014243227 A JP 2014243227A JP 6367101 B2 JP6367101 B2 JP 6367101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbent pad
region
identification
thickness direction
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014243227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016104091A (ja
Inventor
賢一 笹山
賢一 笹山
唯 近藤
唯 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2014243227A priority Critical patent/JP6367101B2/ja
Priority to PCT/JP2015/080962 priority patent/WO2016088497A1/ja
Publication of JP2016104091A publication Critical patent/JP2016104091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6367101B2 publication Critical patent/JP6367101B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

本発明は、吸収性パッドに関する。
従来、おむつと、当該おむつに装着される吸収性パッドと、を有する吸収性物品が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の吸収性パッドは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、表面シートと裏面シートの間に配置された吸収体と、おむつの表面に吸収性パッドを装着するための接合手段と、を有する。吸収性パッドの接合手段は、裏面シートに設けられている。よって、装着者は、装着時に吸収性パッドの接合手段の位置を直接視認することができない。特許文献1の吸収性物品は、吸収性パッドを装着するための装着位置決め用目印がおむつに設けられ、おむつの装着位置決め用目印に対応する位置合わせ用目印が吸収性パッドに設けられている。よって、装着者は、装着位置決め用目印と位置合わせ用目印の位置に基づいて、おむつの適切な位置に吸収性パッドを装着する。
特開2003−93438号公報
しかし、上述の吸収性物品には、以下の問題があった。
特許文献1の吸収性パッドをおむつに装着する際に、装着者は、装着位置決め用目印と位置合わせ用目印を視認して、装着位置決め用目印と位置合わせ用目印との位置を合わせる必要がある。しかし、例えば、高齢の装着者にあっては、装着位置決め用目印や位置合わせ用目印を視認し難いことがあり、吸収性パッドを適切な位置に装着できないことがあった。
そこで、本開示は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、吸収性パッドを視認し難い場合においても、下着やおむつの適切な位置に容易に装着できる吸収性パッドを提供することを目的とする。
本開示に係る吸収性パッド(吸収性パッド1)は、吸収体(吸収体4)と、下着又はおむつに対して着脱可能に係合する係合部(係合部6)と、を有する吸収性パッドであって、前記吸収性パッドの非肌対向面には、前記係合部が設けられ、前記吸収性パッドの肌対向面には、前記係合部に対応する領域に配置され、かつ周囲の前記吸収性パッドの肌対向面と触感が異なる識別部(識別部5)が設けられることを要旨とする。
本開示によれば、吸収性パッドを視認し難い場合においても、下着やおむつの適切な位置に容易に装着できる吸収性パッドを提供することができる。
本実施形態に係る吸収性パッドの平面図である。 図1に示した吸収性パッドの背面図である。 図1に示した吸収性パッドのA−A断面図である。 図1に示した吸収性パッドを下着に装着する動作を説明するための図である。
(1)吸収性パッドの構成
図1から図3を参照して、実施形態に係る吸収性パッド1について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、実施形態に係る吸収性パッド1の平面図である。図2は、図1に示す吸収性パッド1の背面図である。図3は、図1に示すA−A断面図である。吸収性パッド1としては、下着又はおむつに装着される尿とりパッド、パンティーライナー(おりものシート)等の吸収性パッド、又は使い捨ておむつ等の体液吸収性物品と組み合わせて使うことにより、該物品の吸収容量を向上させることが可能な吸収性パッドを例示できる。本実施形態では、かかる吸収性パッド1として尿とりパッドが用いられるケースについて説明する。
吸収性パッド1は、着用者の前側Fと後側Rとに延びる前後方向Lと、前後方向Lに直交する幅方向Wと、厚み方向と、を有する。厚み方向は、肌対向面側及びその反対側である非肌対向面側を有する。
吸収性パッド1は、装着者の前側に配置される前側域S1と、装着者の後側に配置される後側域S2と、前側域S1と後側域S2との間に位置する股下域S3と、を有する。前側域S1、後側域S2、及び股下域S3は、それぞれ吸収性パッドを前後方向に三等分した領域である。
吸収性パッド1は、下着に固定される非肌対向面1Bと、着用者の肌に当接する肌対向面1Aと、を有する。吸収性パッド1は、吸収体4と、吸収体4の肌対向面側に位置する表面シート2と、吸収体4の非肌対向面側に位置する裏面シート3と、吸収性パッド1の肌対向面1Aに位置する識別部5と、吸収性パッド1の非肌対向面1Bに位置する係合部6と、を有する。
吸収体4は、吸収性パッド1の幅方向の中央及び前後方向の中央に配置されている。吸収体4は、親水性繊維、高分子吸水ポリマー等の吸収材料を有する。また、吸収体4は、吸収材料を覆うコアラップを有していてもよい。吸収体4は、前側域S1、後側域S2、及び股下域S3に跨がって配置されている。
表面シート2は、体液等の液体を透過する液透過性のシートである。表面シート2は、少なくとも吸収体4の肌対向面を覆う。表面シート2は、通常吸収性パッドに使用されているものを使用することができ、例えば、不織布、開孔フィルムなどを用いることができる。
裏面シート3は、体液等の液体を透過しない液不透過性のシートである。裏面シート3は、少なくとも吸収体4の非肌対向面側を覆う。裏面シート3は、通常吸収性パッドに使用されているものを使用することができ、例えば、非通気性や通気性のフィルム、不織布等を用いることができる。
識別部5は、吸収性パッド1の肌対向面に配置されている。具体的には、識別部5は、表面シート2の肌対向面に設けられている。識別部5は、周囲の吸収性パッドの肌対向面(本実施の形態においては、表面シートの肌対向面)と触感が異なるように構成されている。周囲の吸収性パッドの肌対向面とは、識別部5の平面視における周囲に位置する吸収性パッドの肌対向面である。
識別部5は、例えば、表面シートに形成された凹部又は凸部、少なくとも吸収体が厚み方向に圧縮された圧搾部、周囲の表面シートの摩擦係数と異なる摩擦係数を有する領域等によって構成できる。識別部5は、装着者が手で触れた際に、装着者が識別部5とその周囲との違いを触感によって識別できるように構成されていればよい。
識別部5を構成する凹部又は凸部は、表面シート2に凹凸加工が施されていてもよいし、吸収体4に凹凸加工が施されていてもよいし、表面シート2と吸収体4とに凹凸加工が施されていてもよい。また、識別部5を構成する圧搾部は、表面シート2に圧搾加工が施されていてもよいし、吸収体4に圧搾加工が施されていてもよいし、表面シート2と吸収体4とに圧搾加工が施されていてもよい。吸収体4に凹凸加工や圧搾加工が施された構成においては、装着者が当該加工を、表面シートを介して認識できればよい。
識別部5を構成する周囲の表面シートの摩擦係数と異なる摩擦係数を有する領域は、表面シートの素材や表面加工を識別部5のみ異ならせることによって実現できる。また、識別部5は、装着者が触感と共に視覚によって周囲と識別できるように構成されていてもよい。具体的には、周囲の吸収性パッドの肌対向面と異なる色が識別部5に付される構成や、周囲の吸収性パッドの肌対向面と異なる模様や図柄が識別部5に付される構成を例示できる。
係合部6は、下着又はおむつに対して着脱可能に係合するように構成されている。係合部6は、下着やおむつに対して着脱可能に係合するフック部材(図示せず)を有する。係合部6は、下着等に設けられた雄部材に係合する雌部材であってもよいし、下着等のいずれの面にも係合するように構成されていてもよい。
識別部5は、係合部6に対応する領域に配置されている。係合部6に対する領域とは、少なくとも厚み方向において係合部6に重なる領域を含む。係合部6に対する領域は、厚み方向において係合部6に重なる領域、及び重なる領域から前後方向に20mm延びる領域であってもよい。
係合部6と識別部5は、前後方向Lにおいてずれて配置されていてもよいし、前後方向Lにおいて一致していてもよい。係合部6と識別部5が前後方向においてずれた状態とは、識別部5と係合部6が厚み方向において少なくとも一部が重なっている状態、及び識別部5と係合部6が厚み方向に重なっていない状態である。
本実施の形態においては、係合部6の一部と識別部5の一部が厚み方向において重なっている。係合部6の少なくとも一部は、識別部5の前後方向の外端縁(前端縁及び後端縁)よりも前後方向の外側に位置する。また、係合部6は、厚み方向に突出する凸部であり、識別部5は、厚み方向に凹む凹部である。
係合部6と識別部5は、前側域S1と後側域S2にそれぞれ設けられている。係合部6と識別部5は、股下域S3に設けられていない。
(2)作用・効果
吸収性パッドの肌対向面には、周囲と触感が異なる識別部5が設けられる。識別部5は、係合部6に対応する領域に設けられる。よって、装着者は、触感で識別部5の位置を把握することによって、吸収性パッド1の非肌対向面に位置する係合部6を直接視認できない場合であっても係合部6の位置を把握することができる。よって、吸収性パッドを視認し難い場合であっても、下着やおむつの適切な位置に吸収性パッドを容易に装着できる。例えば、視力が衰えた高齢の装着者においても、触感によって識別部5及び係合部6の位置を把握することができる。その結果、高齢者が自分で装着できるという意識を持つことができ、高齢者の自立を支援することができる。
図4に、吸収性パッドを下着に装着する動作を説明する図を示す。図4は、吸収性パッド1及び下着の前後方向に沿った断面を基準としている。吸収性パッドを下着等に装着する際は、一般的に、装着者が下着等を下ろし、腰をかけた状態で行われる。
具体的には、例えば、次の装着動作にとって下着等に吸収性パッドを装着できる。まず、装着者は、吸収性パッド1の前側域S1を一方の手で持ち、吸収性パッド1の後側域S2の他方の手で持つ(図4(a)参照)。装着者は、吸収性パッド1の股下域S3の肌対向面に手を当てて、下着Sの股下域に吸収性パッドの股下域を当接させる。次いで、装着者は、吸収性パッド1の股下域S3の肌対向面に当てた手を前側Fにスライド移動し、下着Sの前側域に吸収性パッド1の前側域S1の係合部6を止着する(図4(b)参照)。そして、装着者は、下着Sの後側域に吸収性パッド1の後側域S2の係合部6を止着する(図4(c)参照)。
係合部6が吸収性パッド1の非肌対向面側に位置するため、装着者は、吸収性パッド1の装着時に係合部6を直接視認できない。しかし、係合部6に対応する領域に識別部5が設けられているため、装着者は、吸収性パッドの肌対向面上の手を前後方向にスライド移動することにより、触感により識別部5を認識でき、係合部6の位置を把握できる。また、装着者が吸収性パッド1の識別部5を直接視認できない場合や識別部5を視認し難い場合においても、触感によって識別部5を認識でき、係合部6の位置を把握できる。加えて、吸収性パッド1に手を当ててスライド移動する一連の装着動作を行うことで、装着者が意図せずに識別部5を認識できるため、装着者の装着操作の負担を軽減できる。
識別部5は、厚み方向に突出する凸部又は厚み方向に凹む凹部であってもよい。装着者が吸収性パッドの肌対向面に沿って手を移動した際に、装着者の手が識別部5を構成する凸部又は凹部に当たる。装着者は、凸部や凹部に当たって手の動きを止めやすい。よって、感覚的に装着者に識別部5の位置を把握させることができる。
係合部6に対応する厚み方向において係合部6に重なる領域であってもよい。係合部6に重なる領域に識別部5が配置され、装着者は、識別部5の位置によって係合部6の正確な位置を把握できる。装着者は、識別部5を介して吸収性パッドの肌対向面側から非肌対向面側に吸収性パッドを押圧することにより、係合部6を下着等に止着できる。
係合部6の少なくとも一部は、識別部5の前後方向の外端縁よりも前後方向の外側に位置していてもよい。上述のように、下着等に吸収性パッド1を装着する際は、吸収性パッド1の股下域S3の肌対向面に当てた手を前側F及び後側Rにスライド移動し、下着Sの前側域に吸収性パッド1の前側域S1の係合部6を止着するとともに、下着Sの後側域S2に吸収性パッド1の後側域S2の係合部6を止着することができる。このとき、手の移動方向は、前後方向Lの外側に向かう方向である。装着者が、識別部5に当たった手を前後方向Lの外側かつ非肌対向面側に更に押すことにより、識別部5よりも前後方向の外側に位置する係合部6を下着等に押し当てることができる。吸収性パッドの股下域の肌対向面に当てた手を前側及び後側にスライドする一連の動作で、係合部6を下着等に適切に止着することができる。
係合部6は、厚み方向に突出する凸部であり、識別部5は、厚み方向に凹む凹部であってもよい。厚み方向において識別部5と係合部6の周囲とが重なった領域の厚みは、識別部5や係合部6が設けられていない領域の厚みよりも薄い。一方、厚み方向において識別部5の周囲と係合部6が重なった領域の厚みは、識別部5や係合部6が設けられていない領域の厚みよりも厚い。このように、凸部からなる係合部6と凹部からなる識別部5とを有することにより、吸収性パッドの厚み差を比較的大きくできる。よって、装着者は、識別部5や係合部6を認識し易くなる。
また、装着者は、吸収性パッド1を下着等に押し当てる際に、識別部5を押圧することができる。このとき、係合部6と識別部5が前後方向Lに一致している構成にあっては、係合部6は、装着者が識別部を押圧した際に厚み方向に押圧される。係合部6の係合フックは、その先端が下着に対して垂直に押し当たる。そのため、係合部6の係合フックが下着等に引っ掛かり難い。しかし、係合部6と識別部5が前後方向Lにずれている構成にあっては、係合部6は、装着者が識別部5を押圧した際に、厚み方向とともに前後方向に押圧される。係合部6の係合フックは、その先端が下着に対して斜めに押し当たる。そのため、係合部6の係合フックが下着等に引っ掛かり易くなる。更に、識別部5が凹部である構成にあっては、装着者が識別部5の凹部を指で押すことにより、係合フックを下着等に対して斜めに押し当てることができ、係合フックが下着等に掛かり易くなる。
(3)その他の実施形態
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
識別部5は、吸収体が厚み方向に圧搾された圧搾部によって形成されていてもよい。圧搾部は、周囲と比較して硬く、また周囲と比較して厚み方向に凹んでいる。よって、装着者は、厚み方向の変化と硬さの変化との両方によって識別部5を認識できる。更に、吸収性パッドの肌対向面に圧搾部を形成する際は、吸収性パッドの肌対向面側から非肌対向面側に向けて吸収性パッドを厚み方向に圧縮する。その結果、圧搾部の肌対向面は、周囲の肌対向面と比較して表面の模様や質感が異なる。よって、装着者は、視覚によっても識別部5を認識できる。
識別部5には、周囲の吸収性パッドの肌対向面と異なる色が付されていてもよい。周囲と異なる色が識別部5に付されているため、装着者は、視覚によっても識別部5を認識できる。
係合部6に対応する領域は、厚み方向において係合部6に重なる領域、及び重なる領域から前後方向に20mm延びる領域であってもよい。装着者は、吸収性パッド1を下着等に押し当てる際に、識別部5を指で押圧することができる。一般的に、指で押圧した際に、指によって力を掛けられる範囲は、10mm程度である。厚み方向において係合部6に重なる領域から10mmまでの範囲は、装着者が指で識別部5を押圧した際に、係合部6に対して力を掛けることができる範囲である。また、厚み方向において係合部6に重なる領域から10mmを超えた範囲では、装着者が指で識別部5を押圧した際に、係合部6を下着に対して斜めに押し当てることができる範囲である。係合部6を下着に対して斜めに押し当てることにより、係合部6が下着等に引っかかり易くなる。一方、厚み方向において係合部6に重なる領域から20mmを超えた範囲では、装着者が指で識別部5を押圧した際に、係合部6に力が伝達し難くなるおそれがある。
また、高齢者によっては、着用操作時に指が震えてしまうことがあり、意図した箇所を押圧できないことがある。しかし、係合部6に対応する領域が、係合部6に重なる領域から前後方向に20mm延びる領域であることにより、多少意図した箇所からずれた場合であっても、識別部5を介して係合部を押圧して、吸収性パッド1を下着に装着することができる。更に、係合部6に対応する領域が、係合部6に重なる領域から前後方向に20mm延びる領域であることにより、多少製造誤差が生じた場合であっても、識別部5を介して係合部6を押圧して、吸収性パッド1を下着に装着することができる。
また、変形例として、係合部6が厚み方向に凹む凹部であり、識別部5が厚み方向に突出する凸部であってもよいし、係合部6及び識別部5の両方が凹部であってもよいし、係合部6及び識別部5の両方が凸部であってもよい。該構成によっても、係合部6の有無、及び識別部5の有無によって、吸収性パッドの厚み差を比較的大きくできる。よって、装着者は、識別部5や係合部6を認識し易くなる。
1…吸収性パッド
1A…肌対向面
1B…非肌対向面
2…表面シート
3…裏面シート
4…吸収体
5…識別部
6…係合部
S1…前側域
S2…後側域
S3…股下域

Claims (8)

  1. 吸収体と、下着又はおむつに対して着脱可能に係合する係合部と、を有する吸収性パッドであって、
    前記吸収性パッドの非肌対向面には、前記係合部が設けられ、
    前記吸収性パッドの肌対向面には、前記係合部に対応する領域に配置され、かつ周囲の前記吸収性パッドの肌対向面と触感が異なる識別部が設けられ
    前記識別部は、厚み方向に突出する凸部又は厚み方向に凹む凹部である、吸収性パッド。
  2. 前記吸収性パッドは、装着者の前側に配置される前側域と、装着者の後側に配置される後側域と、前記前側域と前記後側域との間に位置する股下域と、を有し、
    前記前側域、前記後側域、及び前記股下域は、それぞれ前記吸収性パッドを前後方向に三等分した領域であり、
    前記係合部及び前記識別部は、前記前側域と前記後側域にそれぞれ設けられる、請求項1の吸収性パッド。
  3. 前記識別部は、前記吸収体が厚み方向に圧搾された圧搾部によって形成される、請求項1又は請求項2に記載の吸収性パッド。
  4. 前記識別部には、周囲の前記吸収性パッドの肌対向面と異なる色が付される、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性パッド。
  5. 前記係合部に対応する領域は、厚み方向において前記係合部に重なる領域である、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性パッド。
  6. 前記係合部に対応する領域は、厚み方向において前記係合部に重なる領域、及び前記重なる領域から前後方向に20mm延びる領域である、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性パッド。
  7. 前記係合部の少なくとも一部は、前記識別部の前後方向の外端縁よりも前後方向の外側に位置する、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性パッド。
  8. 前記係合部と前記識別部は、前後方向においてずれて配置されており、
    前記係合部は、厚み方向に突出する凸部であり、
    前記識別部は、厚み方向に凹む凹部である、請求項1から請求項いずれかに記載の吸収性パッド。
JP2014243227A 2014-12-01 2014-12-01 吸収性パッド Active JP6367101B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014243227A JP6367101B2 (ja) 2014-12-01 2014-12-01 吸収性パッド
PCT/JP2015/080962 WO2016088497A1 (ja) 2014-12-01 2015-11-02 吸収性パッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014243227A JP6367101B2 (ja) 2014-12-01 2014-12-01 吸収性パッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016104091A JP2016104091A (ja) 2016-06-09
JP6367101B2 true JP6367101B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=56091451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014243227A Active JP6367101B2 (ja) 2014-12-01 2014-12-01 吸収性パッド

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6367101B2 (ja)
WO (1) WO2016088497A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7341888B2 (ja) * 2017-09-27 2023-09-11 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品
JP7351664B2 (ja) * 2019-07-30 2023-09-27 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP7169692B2 (ja) * 2020-02-14 2022-11-11 株式会社サンコー パッド及びパッドセット

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244506A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Oji Nepia Kk パンツ型おむつ及び尿取りパッド
RU2519957C2 (ru) * 2009-01-15 2014-06-20 Дзе Проктер Энд Гэмбл Компани Двухкомпонентные носимые абсорбирующие изделия
JP6137911B2 (ja) * 2013-03-29 2017-05-31 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て着用物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016104091A (ja) 2016-06-09
WO2016088497A1 (ja) 2016-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6442274B2 (ja) 吸収性物品
JP2012050626A (ja) 吸収性物品及び生理用ナプキン
TW201742608A (zh) 吸收性物品
JP6367101B2 (ja) 吸収性パッド
JP2008188349A (ja) テープファスナを備える使い捨ておむつ
JP6128599B2 (ja) 吸収性物品
JP6162506B2 (ja) 吸収性物品
KR100474143B1 (ko) 일회용 기저귀
JP2017060635A (ja) 女性用吸収性物品
KR101831753B1 (ko) 흡수성 물품
JP6261794B2 (ja) 吸収性物品
JP2016104089A (ja) 吸収性物品
JP5838240B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6346262B1 (ja) 吸収性物品
JP5211378B2 (ja) 着用物品
WO2016199581A1 (ja) パンツ型の吸収性物品
WO2019244891A1 (ja) 吸収性物品
JP6346261B1 (ja) 吸収性物品
JP3216869U (ja) 吸収性物品
JP6986494B2 (ja) 吸収性物品
JP6093828B1 (ja) 吸収性物品
JP3818923B2 (ja) 吸収性物品
JP5969156B1 (ja) 母乳パッド
JP5297210B2 (ja) 保形部材
JP6313633B2 (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6367101

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250