JP6364903B2 - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、人体の局部を洗浄する洗浄ノズルを備える人体局部洗浄装置に関する。
このような人体局部洗浄装置として、下記特許文献1に記載されるものが公知である。特許文献1に記載の人体局部洗浄装置は、複数の洗浄ノズル(お尻ノズル、ビデノズル)、各洗浄ノズルへの水の供給を切り替えるバルブ装置(流路切替弁)、および洗浄ノズルとバルブ装置を繋ぐホースを備える。
特開2008−291491号公報
上記特許文献1に記載の人体局部洗浄装置では、バルブ装置が一方の洗浄ノズル側(ビデノズル側)に設けられており、ホースが接続される接続部(ポート)の位置が一方の洗浄ノズル側に偏って配置されている。したがって、他方の洗浄ノズルと接続部を繋ぐホースが長くなってしまう。また、ホースの配策構造が複雑化する。
本発明が解決しようとする課題は、ホースの配策構造を簡易化することができる人体局部洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明にかかる人体局部洗浄装置は、第一洗浄ノズルおよび第二洗浄ノズルと、一端が前記第一洗浄ノズルに接続されたホースの他端が接続される第一接続部、および一端が前記第二洗浄ノズルに接続されたホースの他端が接続される第二接続部と、を備え、前記第一接続部が前記第一洗浄ノズル側に配置され、前記第二接続部が前記第二洗浄ノズル側に配置されているものである。
前記各洗浄ノズルの幅方向外側に前記各接続部が配置されているとよい。
前記各洗浄ノズルの下側に前記各接続部が配置されているとよい。
前記各洗浄ノズルの上端縁より下側に前記ホースの全体が位置するとよい。
前記ホースの少なくとも一部と前記各洗浄ノズルとが同一平面に沿うように位置するとよい。
前記各洗浄ノズルの後端に前記ホースの一端が接続されているとよい。
水源から供給される水を制御するバルブ装置を備え、前記バルブ装置は、前記接続部が形成された本体と、前記本体内で回転するロータと、を有し、前記接続部は、前記ロータの回転軸に直交する方向に対して傾斜するように前記本体に形成されているとよい。
前記第一接続部と前記第二接続部は、その基端から先端にかけて互いに離れるように傾斜しており、前記洗浄ノズルは、その少なくとも一部が、前記第一接続部と前記第二接続部の間に位置するとよい。
前記ホースの外側に規制部が設けられているとよい。
本発明にかかる人体局部洗浄装置は、第一接続部が第一洗浄ノズル側に配置され、第二接続部が第二洗浄ノズル側に配置されているから、ホースの配策構造が簡易なものとなる。また、一方の洗浄ノズルに接続されるホースが長くなってしまうことが抑制される。
各洗浄ノズルの上端縁より下側にホースの全体が位置するようにすれば、装置の収容スペースの大型化が抑制される(ホースの逃がしスペースを設ける必要がない)。ホースの少なくとも一部と各洗浄ノズルとが同一平面に沿うようにすれば、ホースによってその他の部品の収容スペースが小さくなってしまうことが抑制される。このようなホースの配置を実現するためには、ホースの一端が洗浄ノズルの後端に接続されているとよい。
上記接続部が、ロータの回転軸に直交する方向に対して傾斜するように本体に形成されていれば、接続部を傾斜させた分、本体の長さを小さくすることができる。第一接続部と第二接続部が、その基端から先端にかけて互いに離れるように傾斜していれば、両者の間の空間が先端に向かって次第に大きくなるから、接続部を傾斜させたことによって洗浄ノズルの配置が制限されてしまうことが抑制される。
ホースの外側に規制部を設けておけば、洗浄ノズルが進退動作する際に、ホースが外側に広がってしまうことが防止される。
本発明の一実施形態にかかる人体局部洗浄装置が収容部に収容された状態を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる人体局部洗浄装置の外観斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる人体局部洗浄装置を前方から見た外観図である。 本発明の一実施形態にかかる人体局部洗浄装置を側方から見た外観図である。 上下方向から見たときにおける、各洗浄ノズルと各接続部(各ホース)の位置関係を模式的に示した図である。 バルブ装置の外観斜視図である。 バルブ装置を前方から見た外観図である。 バルブ装置の断面図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる人体局部洗浄装置1について説明する。なお、特に明示した場合を除き、以下の説明における前後方向とは洗浄ノズル10が進退動作する方向(図2〜図5に示すX方向)をいい、幅方向とは洗浄ノズル10の幅方向(図2、図3、図5に示すY方向)をいい、上下方向(高さ方向)とは前後方向および幅方向に直交する方向(図2、図4に示すZ方向)をいうものとする。これらの方向は人体局部洗浄装置1が設置される方向を限定するものではない。また、特に明示した場合を除き、以下の説明における各部材の形状や位置等は、洗浄ノズル10(第一洗浄ノズル11および第二洗浄ノズル12)が原位置に位置するときにおけるものをいう。
図2〜図4にその外観を示す本実施形態にかかる人体局部洗浄装置1は、洗浄ノズル10(第一洗浄ノズル11および第二洗浄ノズル12)と、ホース20(第一ホース21および第二ホース22)と、バルブ装置30(第一接続部311および第二接続部312)と、を備える。図1に示すように、人体局部洗浄装置1は、便座90の後方に設けられる収容部91内に収容される。
第一洗浄ノズル11および第二洗浄ノズル12は、人体の局部に向かって水を噴射する細長い軸状の部材である。第一洗浄ノズル11はおしり洗浄用のノズルであり、第二洗浄ノズル12はビデ洗浄用のノズルである。各洗浄ノズル10は、その軸方向(長手方向)に沿って原位置と原位置よりも前方の洗浄位置との間をスライド自在に設けられている。局部を洗浄する際には、ノズル駆動モータ50の動力によって洗浄ノズル10を洗浄位置まで前進させ(先端を収容部91外に位置させ)、その上部に設けられた噴射口から水を噴射させる。各洗浄ノズル10を駆動させるための構造および水を噴射させる構造については、公知の構造が適用できるから詳細な説明を省略する。本実施形態では、第一洗浄ノズル11と第二洗浄ノズル12は、幅方向に並ぶように設けられている。各洗浄ノズル10はノズルガイド51に誘導されつつ、その長手方向に進退動作する。進退動作させるための動力は、ノズル駆動モータ50からフレキシブルラック(図示せず)を介して各洗浄ノズル10に伝達される。フレキシブルラックは、その後端側(洗浄ノズル10に接続された側の反対側)の部分が下方にUターンするようにしてベース部材60に支持されている。
第一洗浄ノズル11には、第一ホース21の一端が接続されている。本実施形態にかかる人体局部洗浄装置1は、二つの第一ホース21(以下、外側第一ホース21a、内側第一ホース21bと称することもある)を備える。つまり、第一洗浄ノズル11には、二つの第一ホース21を通じて局部洗浄用の水が供給される。図示しないが、第一洗浄ノズル11は、一方の第一ホース21を通じて送られた水が噴出される噴出口と、他方の第一ホース21を通じて送られた水が噴出される噴出口が設けられている。これにより、第一洗浄ノズル11による洗浄がバリエーションに富んだものとなる(このような複数の噴出口が設けられた洗浄ノズルとしては、例えば特開2011−149216号等参照)。
本実施形態では、第一洗浄ノズル11の後端に第一ホース21の一端が接続されている。第一ホース21は、第一洗浄ノズル11の後端から後方に向かって延び、幅方向外側にUターンするようにして前方に向かって延びる。外側第一ホース21aよりも内側第一ホース21bの方が内側の経路を辿り、かつ両第一ホース21が並ぶように配置されている。第一ホース21の他端は、バルブ装置30の第一接続部311に接続されている。バルブ装置30には、外側第一ホース21aの他端が接続される外側第一接続部311a、内側第一ホース21bの他端が接続される内側第一接続部311bが設けられている。
第二洗浄ノズル12には、第二ホース22の一端が接続されている。本実施形態では、第二洗浄ノズル12の後端に第二ホース22の一端が接続されている。第二ホース22は、第二洗浄ノズル12の後端から後方に向かって延び、幅方向外側にUターンするようにして前方に向かって延びる。第二ホース22の他端は、バルブ装置30の第二接続部312に接続されている。
図6〜図8にその詳細を示すバルブ装置30は、ホース20を通じて各洗浄ノズル10に送られる水を制御する装置である。洗浄ノズル10への水の送給の可否(ON/OFF)のみを制御することができるバルブであってもよいし、流量まで制御可能なバルブであってもよい。本実施形態におけるバルブ装置30は、本体31およびこの本体31内で回転するロータ32を有するロータリーバルブである。
本体31は、内側に円柱形状の空間が形成された筒状の部分であり、各種ホース20が接続される接続部(ポート)が形成されている。具体的には、本体31には、上述した第一接続部311(外側第一接続部311a、内側第一接続部311b)および第二接続部312の他に、水源から送られる水を取り入れるための入水用接続部313、洗浄ノズル10を洗浄するための水を送るノズル洗浄用接続部314が形成されている。各接続部の内側に形成された流路は、上記円柱形状の空間と繋がっている。本体31の周方向における、外側第一接続部311a、内側第一接続部311bおよび第二接続部312の基端の位置は同じである。
ロータ32は、本体31内の円柱形状の空間に回転自在に設けられた筒状の部分である。ロータ32の外周面は、本体31の内周面に密着している。バルブ駆動モータ33によってロータ32が回転させられると、ロータ32はその外周面を本体31の内周面に密着させながら回転する(ロータ32の外周面と本体31の内周面が摺接する)。ロータ32の両端にはOリング34が嵌め込まれており、当該Oリング34によって本体31とロータ32の間に水が進入することやバルブ外部へ漏水してしまうことが阻止されている。ロータ32には周方向における位置が異なる貫通孔が形成されている。具体的には、外側第一接続部用孔321、内側第一接続部用孔322、第二接続部用孔323、および洗浄接続部用孔(図示せず)が形成されている。ロータ32の回転軸方向における位置は、外側第一接続部用孔321が外側第一接続部311aと、内側第一接続部用孔322が内側第一接続部311bと、第二接続部用孔323が第二接続部312と、洗浄接続部用孔がノズル洗浄用接続部314と一致する。ロータ32の先端側(バルブ駆動モータ33に接続された側とは反対側)は開口しており、水源から入水用ホース24を通じて送られた水は、入水用接続部313から当該開口を通じてロータ32の内側に入り込む。
バルブ駆動モータ33によってロータ32が回転することにより、外側第一接続部用孔321が外側第一接続部311aの回転方向位置が一致すると、ロータ32の内側に入り込んだ水は外側第一接続部用孔321と外側第一接続部311aを通じて外側第一ホース21aに流れ込む。内側第一接続部用孔322と内側第一接続部311bの回転方向位置が一致すると、ロータ32の内側に入り込んだ水は内側第一接続部用孔322と内側第一接続部311bを通じて内側第一ホース21bに流れ込む。第二接続部用孔323と第二接続部312の回転方向位置が一致すると、ロータ32の内側に入り込んだ水は第二接続部用孔323と第二接続部312を通じて第二ホース22に流れ込む。洗浄接続部用孔とノズル洗浄用接続部314の回転方向位置が一致すると、ロータ32の内側に入り込んだ水は洗浄接続部用孔とノズル洗浄用接続部314を通じて洗浄ノズル10を洗浄するための水を送る洗浄用ホース23に流れ込む。ロータ32に形成された各貫通孔の回転方向位置がいずれの接続部の回転方向位置とも一致しない場合には、水の送給が阻止される。このように、バルブ装置30のバルブ駆動モータ33の回転量(回転方向位置)を制御することで、各洗浄ノズル10や洗浄ノズル10を洗浄するための装置のいずれかに水を送給したり、水の送給を停止したりすることができる。
このバルブ装置30における第一接続部311(外側第一接続部311a、内側第一接続部311b)および第二接続部312は、次のように配置されている。上述したように、第一洗浄ノズル11と第二洗浄ノズル12は幅方向に並ぶ。この洗浄ノズル10が並ぶ幅方向で見て、第一接続部311は第一洗浄ノズル11側に、第二接続部312は第二洗浄ノズル12側に配置されている(図5等参照)。つまり、第一接続部311(外側第一接続部311a、内側第一接続部311b)は第二洗浄ノズル12よりも第一洗浄ノズル11に近く、第二接続部312は第一洗浄ノズル11よりも第二洗浄ノズル12に近くなるように配置されている。
より具体的には、第一接続部311および第二接続部312は、洗浄ノズル10組の幅方向外側に配置されている。第一接続部311(外側第一接続部311a、内側第一接続部311bの両方)は、第一洗浄ノズル11の幅方向外側であって、第二洗浄ノズル12が位置する側とは反対側に配置されている。第二接続部312は、第二洗浄ノズル12の幅方向外側であって、第一洗浄ノズル11が位置する側とは反対側に配置されている。したがって、装置全体を上下方向から見て、各ホース20は、ノズルの後端に接続された一端から幅方向外側に膨らむようにしてUターンし、前方に向かって延びて他端が対応する接続部に接続された配策構造となる(図5等参照)。
このように本実施形態では、第一接続部311および第二接続部312が対応する洗浄ノズル10側に配置されているから、ホース20の配策構造が簡易なものとなる。また、一方の洗浄ノズル10に接続されるホース20を大きく引き回す等して、当該ホース20が長くなってしまうことが抑制される。また、ホース20が長くなることによる圧力損失の増大が抑制される。
本実施形態では、ホース20の幅方向外側への所定量以上の膨らみを抑えるため、ホース20の幅方向外側に位置する規制部41が設けられている(図3、図5等参照)。規制部41は、装置を支持するベース部材60に固定された規制部材40の一部である。規制部41は、各洗浄ノズル10が原位置に位置するときにおいて、第一ホース21(外側第一ホース21a)と第二ホース22の幅方向外側に最も膨らんだ部分よりも前側に設けられていればよい。洗浄ノズル10が進退動する際、進退動する洗浄ノズル10に引っ張られることでホース20がその形態を変化させようとするが、このような規制部41を設けることにより、所定量以上幅方向外側へ膨らんでしまうことが防止される。
なお、規制部41は、幅方向外側以外の方向へのホース20の膨らみを防止するものであってもよい。装置構成上、ホース20の膨らみが許容されない方向(例えば、他の部材との干渉を防止しなければならない方向)へのホース20の膨らみを抑えるように、ホース20の外側に規制部41を設ければよい。
また、上下方向で見て、各接続部は各洗浄ノズル10の下側に配置されている。より具体的には、各接続部は各洗浄ノズル10の前後方向における略中央より前側かつ下側に配置されている(図4参照)。したがって、装置全体を幅方向外側から見て、ホース20は、その一端から後方に向かって延び、そこからUターンするようにして前方に向かって延びて接続部に接続される態様となる。つまり、上述した特許文献1に記載されるような装置(ホースが二箇所で屈曲している)と異なり、各ホース20の屈曲する部分は一箇所のみとなる。そのため、その分ホース20の長さを短くすることができる。なお、「屈曲する部分」とは、前後方向において、ホース20の延びる方向が変化する部分をいう。
また、本実施形態では、各ホース20の全体が、各洗浄ノズル10の上端縁よりも下側に位置する(図4参照)。つまり、各ホース20は、各洗浄ノズル10の後端に接続されているが、その接続部分の位置よりも上側に位置する部分が存在しない。ホース20の一部が洗浄ノズル10の上端縁よりも上側に位置していれば、装置を収容する収容部91にその逃がしスペースを設けなければならないところ、本実施形態にかかる人体局部洗浄装置1によれば、当該収容部91の上側の壁面911を洗浄ノズル10の上端縁に沿った形状とすることができる。
特に、本実施形態では、各ホース20の少なくとも一部と各洗浄ノズル10とが同一平面に沿うように位置する。具体的には、各ホース20の接続部に接続される側の一部を除いた所定範囲の部分が、各洗浄ノズル10の長手方向に沿う。したがって、ホース20における洗浄ノズル10に沿う部分の下側に、各種部材を配置することができ、収容効率が向上する。本実施形態では、ホース20における洗浄ノズル10に沿う部分の下側に、洗浄ノズル10を進退動させるためのノズル駆動モータ50が配置されている。
また、各接続部は、ロータ32の回転軸に直交する方向に対して傾斜するように本体31に形成されている。図3、図5〜図8等に示すように、第一接続部311である外側第一接続部311aと内側第一接続部311bの両方は、その基端から先端にかけて第一洗浄ノズル11から離れるように(幅方向外側に向かうように)傾斜している。本実施形態では、外側第一接続部311aと内側第一接続部311bは略平行である。第二接続部312は、その基端から先端にかけて第二洗浄ノズル12から離れるように(幅方向外側に向かうように)傾斜している。つまり、第一接続部311と第二接続部312は、その基端から先端にかけて互いに離れるように傾斜している。
各接続部をこのような傾斜させた形状とすることによる作用は次の通りである。上述したように、本体31の内周面とロータ32の外周面の間に水が進入しないようにシールされる必要がある。本実施形態では、ロータ32の端部にOリング34が設けられている。本体31の各接続部およびロータ32の貫通孔によって形成される流路は、Oリング34等のシール部材が設けられた箇所よりも内側に設ける必要がある。単にバルブ装置30(本体31やロータ32)の長さを短くすると、その分、第一接続部311(本実施形態では内側第一接続部311b)と第二接続部312の間の領域(空間)が小さくなってしまう。
本実施形態では、第一接続部311と第二接続部312は、その基端から先端にかけて互いに離れるように傾斜しているため、その分、各接続部に繋がる貫通孔をロータ32の回転軸方向における内側に形成することができる。つまり、傾斜させることにより、Oリング34等のシール部材が設けられる場所を確保することができる(図8参照)。そして、第一接続部311と第二接続部312がその基端から先端にかけて互いに離れるように傾斜しているため、第一接続部311(本実施形態では内側第一接続部311b)と第二接続部312の間の領域(空間)は、接続部の基端側は狭小になるものの、先端側はその狭小化が抑制される。したがって、第一洗浄ノズル11および第二洗浄ノズル12の少なくとも一部が、第一接続部311と第二接続部312の間に入り込んで位置するように構成することができる(図7参照)。つまり、第一接続部311と第二接続部312は、その先端が第一洗浄ノズル11および第二洗浄ノズル12から構成される洗浄ノズル10組の幅方向外側に位置するように傾斜させられる。
このように、第一接続部311と第二接続部312がその基端から先端にかけて互いに離れるように傾斜する構造とすることにより、ロータ32の回転軸方向におけるバルブ装置30の長さを短くすることができる。また、バルブ装置30が短くなっても、傾斜した第一接続部311と第二接続部312の間に、第一洗浄ノズル11および第二洗浄ノズル12の少なくとも一部が入り込む構造とすることができるため、装置が大型化してしまうことが抑制される。つまり、バルブ装置30を小型化することによって、洗浄ノズル10が第一接続部311と第二接続部312の間に配置することができなくなってしまうことが防止される。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、第一洗浄ノズル11に水を送給するための第一接続部311として複数の接続部(外側第一接続部311a、内側第一接続部311b)が設けられていることを説明したが、一つであってもよい。同様に、第二洗浄ノズル12に水を送給するための第二接続部312が複数設けられていてもよい。
1 人体局部洗浄装置
10 洗浄ノズル
11 第一洗浄ノズル
12 第二洗浄ノズル
20 ホース
21 第一ホース
21a 外側第一ホース
21b 内側第一ホース
22 第二ホース
30 バルブ装置
31 本体
311 第一接続部
311a 外側第一接続部
311b 内側第一接続部
312 第二接続部
32 ロータ
321 外側第一接続部用孔
322 内側第一接続部用孔
323 第二接続部用孔
41 規制部
91 収容部
911 (収容部の)上側の壁面

Claims (7)

  1. 第一洗浄ノズルおよび第二洗浄ノズルと、
    一端が前記第一洗浄ノズルに接続されたホースの他端が接続される第一接続部、および一端が前記第二洗浄ノズルに接続されたホースの他端が接続される第二接続部を有する、水源から供給される水を制御するバルブ装置と、
    を備え、
    前記第一接続部が前記第一洗浄ノズル側に配置され、前記第二接続部が前記第二洗浄ノズル側に配置されており、
    前記バルブ装置は、
    前記第一接続部および前記第二接続部が形成された本体と、
    前記本体内で回転するロータと、
    を有し、
    前記第一接続部および前記第二接続部は、その基端から先端にかけて互いに離れるようにして、前記ロータの回転軸に直交する方向に対して傾斜するように前記本体に形成されており、
    前記第一洗浄ノズルおよび前記第二洗浄ノズルのそれぞれは、その少なくとも一部が、前記第一接続部と前記第二接続部の間に位置する、人体局部洗浄装置。
  2. 前記各洗浄ノズルの幅方向外側に前記各接続部が配置されている、請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  3. 前記各洗浄ノズルの下側に前記各接続部が配置されている、請求項1または請求項2に記載の人体局部洗浄装置。
  4. 前記各洗浄ノズルの上端縁より下側に前記ホースの全体が位置する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の人体局部洗浄装置。
  5. 前記ホースの少なくとも一部と前記各洗浄ノズルとが同一平面に沿うように位置する、請求項4に記載の人体局部洗浄装置。
  6. 前記各洗浄ノズルの後端に前記ホースの一端が接続されている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の人体局部洗浄装置。
  7. 前記ホースの外側に規制部が設けられている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の人体局部洗浄装置。
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