JP6364677B2 - 圃場状態測定方法 - Google Patents

圃場状態測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6364677B2
JP6364677B2 JP2014231130A JP2014231130A JP6364677B2 JP 6364677 B2 JP6364677 B2 JP 6364677B2 JP 2014231130 A JP2014231130 A JP 2014231130A JP 2014231130 A JP2014231130 A JP 2014231130A JP 6364677 B2 JP6364677 B2 JP 6364677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work vehicle
autonomous traveling
field
traveling work
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014231130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016095213A (ja
Inventor
敏史 平松
敏史 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2014231130A priority Critical patent/JP6364677B2/ja
Priority to KR1020177015637A priority patent/KR102121646B1/ko
Priority to AU2015347785A priority patent/AU2015347785B9/en
Priority to PCT/JP2015/081630 priority patent/WO2016076320A1/ja
Publication of JP2016095213A publication Critical patent/JP2016095213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6364677B2 publication Critical patent/JP6364677B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

本発明は、圃場状態として、圃場硬さを測定する方法に関し、特に、自律走行作業車両に併走して作業を行う随伴走行作業車両にカメラを搭載し、該カメラにて自律走行作業車両と圃場面とを撮影して、沈下量を測定することにより圃場硬さを連続的に測定する技術に関する。
従来、フレームに、土壌表面の硬さに応じて貫入深さが変わる円錐状の感知部と、この感知部の上部に固設さて上方に延びるシャフトと、このシャフトを常時は固定し測定時に開放する挟持部と、該シャフトの移動量を表示する表示部とを備え、測定しようとする土壌表面に接する高さになるように挟持部によりシャフトを固定し、その後シャフトの固定を開放して前記感知部を自然落下させて土壌中に貫入させ、この時の貫入深さにより土壌表面の硬度を測定するようにした技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−94723号公報
前記技術を用いて硬度を測定する場合、狭い圃場であれば数箇所を測定するだけで、大体の硬度は分かる。しかし、稲や麦やイモ類等を栽培する圃場は大きく、全体の硬度の分布を知りたい場合には、数十か所以上の地点を順番に測定しなければならず、前記測定装置を用いて硬度を測定するには、一回一回感知部を土壌中に貫入させなければならず、測定にかかる手間や時間は相当多くなっていた。
本発明は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、連続的に圃場の硬さを検知でき、圃場全体の硬さ分布を容易に得られる硬さ測定方法を提供しようとする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、自律走行作業車両に併走して作業を行う随伴走行作業車両に取り付けられ、前記自律走行作業車両の所定位置とその下方の圃場面とを撮影するカメラを備え、圃場面に対する自律走行作業車両の所定位置の高さを演算して、圃場への沈下量から圃場の硬さを測定する圃場状態測定方法である。
請求項2においては、前記測定された硬さは、圃場マップに連続的に書き込まれるものである。
以上のような手段を用いることにより、自律走行作業車両を走行させながら連続的に硬さを測定できるようになり、硬さ測定にかかる手間及び時間を格段に削減できるようになる。また、測定するための操作が殆どなく、取扱いが簡単となる。
自律走行作業車両に硬さを測定するカメラを設けた概略側面図。 制御ブロック図。 自律走行作業車両による作業時の状態を示す図。 随伴走行作業車両に硬さを測定するカメラを設け、自律走行作業車両の沈下を測定する概略側面図。 制御ブロック図。
無人で自動走行可能な自律走行作業車両1をトラクタとし、自律走行作業車両1に装着される作業機としてロータリ耕耘装置24が装着された実施形態について説明する。なお、F方向を前方として説明する。
図1、図2において、自律走行作業車両1となるトラクタの全体構成について説明する。ボンネット2内にエンジン3が内設され、該ボンネット2の後部のキャビン11内にダッシュボード14が設けられ、ダッシュボード14上に操向操作手段となるステアリングハンドル4が設けられている。該ステアリングハンドル4の回動により操向装置を介して前輪9・9の向きが回動される。自律走行作業車両1の操向方向は操向センサ20により検知される。操向センサ20はロータリエンコーダ等の角度センサからなり、前輪9の回動基部に配置される。但し、操向センサ20の検知構成は限定するものではなく操舵方向が認識されるものであればよく、ステアリングハンドル4の回動を検知したり、パワーステアリングの作動量を検知してもよい。操向センサ20により得られた検出値は制御装置30に入力される。制御装置30はCPU(中央演算処理装置)やRAMやROM等の記憶装置30mやインターフェース等を備え、記憶装置30mには自律走行作業車両1を動作させるためのプログラムやデータ等が記憶される。
前記ステアリングハンドル4の後方に運転席5が配設され、運転席5下方にミッションケース6が配置される。ミッションケース6の左右両側にリアアクスルケース8・8が連設され、該リアアクスルケース8・8には車軸を介して後輪10・10が支承される。エンジン3からの動力はミッションケース6内の変速装置(主変速装置や副変速装置)により変速されて、後輪10・10を駆動可能としている。変速装置は例えば油圧式無段変速装置で構成して、可変容量型の油圧ポンプの可動斜板をモータ等の変速手段44により作動させて変速可能としている。変速手段44は制御装置30と接続されている。後輪10の回転数は車速センサ27により検知され、走行速度として制御装置30に入力される。但し、車速の検知方法や車速センサ27の配置位置は限定するものではない。
ミッションケース6内にはPTOクラッチやPTO変速装置が収納され、PTOクラッチはPTO入切手段45により入り切りされ、PTO入切手段45は制御装置30と接続され、PTO軸への動力の断接を制御可能としている。
前記エンジン3を支持するフロントフレーム13にはフロントアクスルケース7が支持され、該フロントアクスルケース7の両側に前輪9・9が支承され、前記ミッションケース6からの動力が前輪9・9に伝達可能に構成している。前記前輪9・9は操向輪となっており、ステアリングハンドル4の回動操作により回動可能とするとともに、操向装置の駆動手段となるパワステシリンダからなる操舵アクチュエータ40により前輪9・9が左右操向回動可能となっている。操舵アクチュエータ40は制御装置30と接続され、自動走行手段により制御されて駆動される。
制御装置30にはエンジン回転制御手段となるエンジンコントローラ60が接続され、エンジンコントローラ60にはエンジン回転数センサ61や水温センサや油圧センサ等が接続され、エンジンの状態を検知できるようにしている。エンジンコントローラ60では設定回転数と実回転数から負荷を検出し、過負荷とならないように制御する。
また、ステップ81近傍に配置した燃料タンク15には燃料の液面を検知するレベルセンサ29が配置されて制御装置30と接続され、自律走行作業車両1のダッシュボードに設ける表示手段49には燃料の残量を表示する燃料計が設けられ制御装置30と接続されている。前記ダッシュボード14上にはエンジンの回転計や燃料計や油圧等や異常を示すモニタや設定値等を表示する表示手段49が配置されている。
また、トラクタ機体後方に作業機装着装置23を介して作業機としてロータリ耕耘装置24が昇降自在に装設させている。前記ミッションケース6上に昇降シリンダ26が設けられ、該昇降シリンダ26を伸縮させることにより、作業機装着装置23を構成する昇降アームを回動させてロータリ耕耘装置24を昇降できるようにしている。昇降シリンダ26は昇降アクチュエータ25の作動により伸縮され、昇降アクチュエータ25は制御装置30と接続されている。
制御装置30には衛星測位システムを構成する移動通信機33が接続されている。移動通信機33には移動GPSアンテナ34とデータ受信アンテナ38が接続され、移動GPSアンテナ34とデータ受信アンテナ38は前記キャビン11上に設けられる。該移動通信機33には、位置算出手段を備えて緯度と経度を制御装置30に送信し、現在位置を把握できるようにしている。なお、GPS(米国)に加えて準天頂衛星(日本)やグロナス衛星(ロシア)等の衛星測位システム(GNSS)を利用することで精度の高い測位ができるが、本実施形態ではGPSを用いて説明する。
自律走行作業車両1は、機体の姿勢変化情報を得るためにジャイロセンサ31、および進行方向を検知するために方位センサ32を具備し制御装置30と接続されている。但し、GPSの位置計測から進行方向を算出できるので、方位センサ32を省くことができる。ジャイロセンサ31は自律走行作業車両1の機体前後方向の傾斜(ピッチ)の角速度、機体左右方向の傾斜(ロール)の角速度、および旋回(ヨー)の角速度、を検出するものである。該三つの角速度を積分計算することにより、自律走行作業車両1の機体の前後方向および左右方向への傾斜角度、および旋回角度を求めることが可能である。ジャイロセンサ31の具体例としては、機械式ジャイロセンサ、光学式ジャイロセンサ、流体式ジャイロセンサ、振動式ジャイロセンサ等が挙げられる。ジャイロセンサ31は制御装置30に接続され、当該三つの角速度に係る情報を制御装置30に入力する。
方位センサ32は自律走行作業車両1の向き(進行方向)を検出するものである。方位センサ32の具体例としては磁気方位センサ等が挙げられる。方位センサ32は制御装置30に接続され、機体の向きに係る情報を制御装置30に入力する。
こうして制御装置30は、上記ジャイロセンサ31、方位センサ32から取得した信号を姿勢・方位演算手段により演算し、自律走行作業車両1の姿勢(向き、機体前後方向及び機体左右方向の傾斜、旋回方向)を求める。
次に、自律走行作業車両1の位置情報をGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を用いて取得する方法について説明する。GPSは、元来航空機・船舶等の航法支援用として開発されたシステムであって、上空約二万キロメートルを周回する二十四個のGPS衛星(六軌道面に四個ずつ配置)、GPS衛星の追跡と管制を行う管制局、測位を行うための利用者の通信機で構成される。GPSを用いた測位方法としては、単独測位、相対測位、DGPS(ディファレンシャルGPS)測位、RTK−GPS(リアルタイムキネマティック−GPS)測位など種々の方法が挙げられ、これらいずれの方法を用いることも可能であるが、本実施形態では測定精度の高いRTK−GPS測位方式を採用し、この方法について図1、図2より説明する。
RTK−GPS(リアルタイムキネマティック−GPS)測位は、位置が判っている基準局と、位置を求めようとする移動局とで同時にGPS観測を行い、基準局で観測したデータを無線等の方法で移動局にリアルタイムで送信し、基準局の位置成果に基づいて移動局の位置をリアルタイムに求める方法である。
本実施形態においては、自律走行作業車両1に移動局となる移動通信機33と移動GPSアンテナ34とデータ受信アンテナ38が配置され、基準局となる固定通信機35と固定GPSアンテナ36とデータ送信アンテナ39が圃場の作業の邪魔にならない所定位置に配設される。本実施形態のRTK−GPS(リアルタイムキネマティック−GPS)測位は、基準局および移動局の両方で位相の測定(相対測位)を行い、基準局の固定通信機35で測位したデータをデータ送信アンテナ39からデータ受信アンテナ38に送信する。
自律走行作業車両1に配置された移動GPSアンテナ34はGPS衛星37・37・・・からの信号を受信する。この信号は移動通信機33に送信され測位される。そして、同時に基準局となる固定GPSアンテナ36でGPS衛星37・37・・・からの信号を受信し、固定通信機35で測位し移動通信機33に送信し、観測されたデータを解析して移動局の位置を決定する。こうして得られた位置情報は制御装置30に送信される。
こうして、この自律走行作業車両1における制御装置30は自動走行させる自動走行手段を備えて、自動走行手段はGPS衛星37・37・・・から送信される電波を受信して移動通信機33において設定時間間隔で機体の位置情報を求め、ジャイロセンサ31及び方位センサ32から機体の変位情報および方位情報を求め、これら位置情報と変位情報と方位情報に基づいて機体が予め設定した設定経路Rに沿って走行するように、操舵アクチュエータ40、変速手段44、昇降アクチュエータ25、PTO入切手段45、エンジンコントローラ60等を制御して自動走行し自動で作業できるようにしている。なお、作業範囲となる圃場Hの外周の位置情報も周知の方法によって予め設定され、記憶装置30mに記憶されている。
また、自律走行作業車両1には障害物センサ41が配置されて制御装置30と接続され、障害物に当接しないようにしている。例えば、障害物センサ41はレーザセンサや超音波センサで構成して機体の前部や側部や後部に配置して制御装置30と接続し、機体の前方や側方や後方に障害物があるかどうかを検出し、障害物が設定距離以内に近づくと走行を停止させるように制御する。
前記自律走行作業車両1の走行経路Rや作業工程は遠隔操作装置112により設定可能としている。また、遠隔操作装置112は自律走行作業車両1を遠隔操作したり、自律走行作業車両1の走行状態や作業機の作動状態を監視したり、作業データを記憶したりすることができ、制御装置(CPUやメモリ)119や通信装置111や表示装置113等を備える。
遠隔操作装置112は、自律走行作業車両1のダッシュボード等の操作部に着脱可能に構成されている。遠隔操作装置112は自律走行作業車両1の外に持ち出して携帯して操作することも可能としている。遠隔操作装置112は例えばノート型やタブレット型のパーソナルコンピュータで構成することができる。本実施形態ではタブレット型のコンピュータで構成している。
さらに、遠隔操作装置112と自律走行作業車両1は無線で相互に通信可能に構成しており、自律走行作業車両1と遠隔操作装置112には通信するための通信装置110・111がそれぞれ設けられている。前記通信装置111は遠隔操作装置112に一体的に構成されている。通信手段は例えばWiFi等の無線LANで相互に通信可能に構成されている。遠隔操作装置112は画面に触れることで操作可能なタッチパネル式の操作画面とした表示装置113を筐体表面に設け、筐体内に通信装置111やCPUや記憶装置やバッテリ等を収納している。
このような構成において、図3に示すような圃場Hに設定走行経路Rを予め設定して記憶装置30mに記憶し、自動走行開始制御モードのとき自律走行作業車両1が設定走行経路Rに沿って走行させることができる。なお、前記圃場Hの位置を定めたり、衛星測位システムを利用して走行したり、走行経路Rを設定したりするために地図データ(情報)が参照されるが、この地図データは、インターネットに公開されている地図データや地図メーカ等が配信している地図データやカーナビ地図データ等が用いられる。本実施形態での作業はロータリ耕耘装置24による耕耘作業とし、設定走行経路Rは往復耕耘とし、枕地旋回した後に隣接の条に移動して作業を行う。
そして、図1に示すように、前記自律走行作業車両1には、圃場面Gと自律走行作業車両1の所定位置として後輪10の中心を撮影するカメラ42を備えている。この後輪10の中心と圃場面Gとを同時に撮影して制御装置30に入力して画像処理を行い、作業車両後輪10の中心と圃場面Gの間の距離を演算して高さL1を得る。なお、予め機体が沈まない状態での後輪10の中心の高さが測定されて標準高さL0としている。そして、標準高さL0と測定高さL1との差L2を演算して、圃場への沈下量L2を求め、圃場の硬さを測定するようにしている。但し、沈下量と圃場の硬さの関係は、柔らかいほど深く沈む関係にあるため、予めマップ等としてその関係が記憶装置30mに記憶されている。また、所定位置としては、本実施形態では、後輪10の中心としているが、限定するものではなく、図4位示すように機体前後略中央に位置しているステップ81の下端であってもよく、圃場面Gとの高さを測定できる部分であればよく、機体の前後左右の中央が最も好ましい。
こうして、走行(作業)しながらカメラ42により圃場面Gと自律走行作業車両1の所定位置を撮影して、高さを求めて、沈下量L2を測定し、この沈下量L2に応じて作業機となるロータリ耕耘装置24の高さを制御する。即ち、圃場面が柔らかく沈下量L2が大きいと、昇降アクチュエータ25を作動させて昇降シリンダ26を伸長させてロータリ耕耘装置24を沈下量L2に合わせて上昇させる。圃場面が硬く沈下量L2が小さい場合には前記と逆にロータリ耕耘装置24を下降させるのである。よって、耕深制御がさらに正確に行えるようになり、耕深を一定にすることができる。また例えば、播種作業では播種深さ、施肥作業では施肥深さ、移植作業では植付深さを一定に保つことができ、作業性能を高めることができるようになる。
また、走行(作業)しながら所定距離毎に沈下量L2を測定し、その測定値、または、測定値から演算した硬さを圃場Hの地図(圃場マップ)上の測定位置に連続的に書き込んで硬さ分布を作成していく。この書き込みは、数字であっても、点や着色等であってもよく限定するものではない。こうして、表示手段49または遠隔操作装置112の表示装置113に圃場マップを表示させ、硬さ分布を重ねることで、圃場Hのどの位置が硬いか柔らかいかが容易に認識できるようになり、雨の後の作業などでは、柔らかい位置が容易に判るので、その場所を避けたり浅く作業したりして負荷がかからないようにしてスタックすることを未然に防止することが可能となる。
さらに、前記制御装置30には、通信回線401を介して管理サーバ400と通信可能とされ、通信回線401を介して管理サーバ400に作業(測定)終了後に前記の測定操作により得られた硬さ分布を送信し、圃場における硬さ分布データとして記憶する。管理サーバ400では、圃場データとしてとしてデータベースに保存し、今後の作業等に役立てられるようにする。
また、図4、図5に示すように、前記沈下量の撮影は、自律走行作業車両1に併走して作業を行う随伴走行作業車両100にカメラ42を取り付けて、該カメラ42は前記自律走行作業車両1の所定位置としてのステップ81(または後輪10の中心)と圃場面Gとを撮影するようにし、自律走行作業車両1のステップ81の圃場面Gに対する高さを測定するように構成することも可能である。ただし、所定位置は前記同様に後輪10や機体フレーム等であってもよい。
そして、自律走行作業車両1のステップ81と圃場面Gの映像は随伴走行作業車両100の制御装置130に送信されて、制御装置130において、沈下量L2は圃場面Gとステップ81の距離と、沈下しない路面からのステップ81の高さの差を演算して沈下量L2として求め、硬さを演算する。この沈下量L2は通信装置133・110を介して自律走行作業車両1の制御装置30に送信されて、ロータリ耕耘装置24の耕深制御に利用される。また、遠隔操作装置112にも送信して、圃場マップに自律走行作業車両1の走行位置に合わせて硬さが書き込まれるようにしている。更に、前記同様に硬さは通信回線401を介して管理サーバ400に送信されて書きこまれ、硬さ分布データとして保存される。
以上のように、自律走行作業車両1に取り付けられ、該自律走行作業車両1の機体のステップ81または後輪10の中心等の所定位置と、その下方の圃場面Gとを撮影するカメラ42を備え、圃場面Gに対する自律走行作業車両1のステップ81または後輪10の高さを走行しながら演算して、任意位置の圃場面Gに対する機体の沈下量から圃場の硬さを測定するので、自律走行作業車両1を走行させながら連続的に硬さを測定できるようになり、硬さ測定にかかる手間及び時間を格段に削減できるようになる。また、測定するための操作が殆どなく、取扱いが簡単となる。また、測定して得られた圃場の硬さを耕深制御等に適用することで、作業精度を高くすることができる。
また、自律走行作業車両1に併走して作業を行う随伴走行作業車両100に取り付けられ、前記自律走行作業車両1の所定位置としてのステップ81または後輪10の中心等とその下方の圃場面Gとを撮影するカメラ42を備え、任意位置の圃場面Gに対する自律走行作業車両1のステップ81または後輪10の中心等の高さを演算して、圃場への沈下量から圃場の硬さを測定するので、自律走行作業車両1から離れた側方位置から測定することになり、誤差が小さくなり、所定位置の高さを正確に測定することができる。
また、前記測定された硬さは圃場マップに連続的に書き込まれるので、作業機の高さ制御が追随して可能となり、作業精度を向上することができる。また、圃場の硬さ分布が容易に分かるようになる。
1 自律走行作業車両
30 制御装置
42 カメラ
100 随伴走行作業車両
112 遠隔操作装置
130 制御装置

Claims (2)

  1. 自律走行作業車両に併走して作業を行う随伴走行作業車両に取り付けられ、前記自律走行作業車両の所定位置とその下方の圃場面とを撮影するカメラを備え、
    圃場面に対する自律走行作業車両の所定位置の高さを演算して、圃場への沈下量から圃場の硬さを測定する
    ことを特徴とする圃場状態測定方法。
  2. 前記測定された硬さは、圃場マップに連続的に書き込まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の圃場状態測定方法。
JP2014231130A 2014-11-13 2014-11-13 圃場状態測定方法 Active JP6364677B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014231130A JP6364677B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 圃場状態測定方法
KR1020177015637A KR102121646B1 (ko) 2014-11-13 2015-11-10 포장 상태 검지 시스템
AU2015347785A AU2015347785B9 (en) 2014-11-13 2015-11-10 Field state detection system
PCT/JP2015/081630 WO2016076320A1 (ja) 2014-11-13 2015-11-10 圃場状態検知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014231130A JP6364677B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 圃場状態測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016095213A JP2016095213A (ja) 2016-05-26
JP6364677B2 true JP6364677B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=56070671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014231130A Active JP6364677B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 圃場状態測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6364677B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072066A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 ヤンマー株式会社 運転支援システム
SE541527C2 (en) 2017-01-19 2019-10-29 Scania Cv Ab Method and control unit for avoiding that an autonomus vehicle get stuck in a soft soil segment
JP6704865B2 (ja) * 2017-01-20 2020-06-03 株式会社クボタ 作業地情報作成システム
JP7123381B2 (ja) * 2017-07-20 2022-08-23 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 圃場における土壌物理性診断方法
JP7013170B2 (ja) * 2017-08-24 2022-01-31 株式会社クボタ 作業機
JP7034208B2 (ja) * 2020-05-12 2022-03-11 株式会社クボタ 作業地情報作成システム及びプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2688977B2 (ja) * 1989-03-20 1997-12-10 ヤンマー農機株式会社 農作業機の圃場硬度検出装置
JP3864511B2 (ja) * 1997-09-03 2007-01-10 井関農機株式会社 コンバイン
NL1007225C2 (nl) * 1997-10-08 1999-04-09 Maasland Nv Voertuigcombinatie.
JP4627507B2 (ja) * 1999-07-08 2011-02-09 農工大ティー・エル・オー株式会社 散布量制御装置及び方法並びに散布量決定装置並びにシステム並びに記録媒体
JP4746384B2 (ja) * 2005-09-01 2011-08-10 株式会社クボタ 作業機の自動制御システム
JP2014178759A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Kubota Corp 作業車協調システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016095213A (ja) 2016-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6339427B2 (ja) 併走作業システム
KR102287412B1 (ko) 병주 작업 시스템
CN106132187B (zh) 作业车辆的控制装置
JP6364677B2 (ja) 圃場状態測定方法
JP6550617B2 (ja) 農用作業車
WO2016076320A1 (ja) 圃場状態検知システム
JP6267627B2 (ja) 操作端末
JP2016095660A (ja) 無人作業システム
JP6253565B2 (ja) 操作端末
JP6296926B2 (ja) 併走作業システム
JP6078025B2 (ja) 併走作業システム
JP6297436B2 (ja) 併走作業システム
JP7065170B2 (ja) 自律走行システム
JP2016095659A (ja) 複数台併走作業システム
JP2015186473A (ja) 作業車両の制御装置
JP6258781B2 (ja) 緊急停止装置
JP7060497B2 (ja) 農業用自律走行作業車両
JP2015222502A (ja) 緊急停止装置
JP6618056B2 (ja) 作業システム
JP2021074007A (ja) 走行経路生成方法、走行経路生成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6364677

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350