JP6361133B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙を収納した複数の給紙トレイが上下方向に重ねられ、それぞれ装置本体に水平方向に引き出し可能に配置された画像形成装置に関する。
画像形成装置では、用紙補充のとき装置本体から最大限に引き出した場合でも、給紙トレイが装置本体から外れて落下しないように、装置本体に配置されたレールに保持される延長部が設けられている。また、近年では画像形成装置の小型化に伴い、延長部が装置本体内部に配置された後側板に形成された挿入穴から大きく後側に突出する構成を採用することが多い。
図16は従来の画像形成装置における給紙トレイの配置状態を示す模式図である。画像形成装置200の装置本体210には、給紙部220と、電子写真式の画像形成部を備える画像形成部270と、交流電力が入力されるインレット部やBCU(主制御部)等の電子基板が配置される電装部280と配置されている。この画像形成装置200では、画像形成部270を給紙部220の上方に、電装部280を給紙部220の奥側に設け、給紙部220と電装部280の間には後側板221を配置している。
給紙部220には、上下2段の給紙トレイ230、240が配置されている。給紙トレイ230、240は、装置本体210に水平方向に沿って配置されたレール部材250、260に沿って抜き出せるように構成される。そして、給紙トレイ230、240には、トレイ本体231、241から奥側に向け延長部232、242が配置されている。この延長部232、242は、給紙トレイ230、240が装置本体210に収納されたとき、後側板221に開設された挿入穴222、223に挿入され電装部280側に突出する。図16(a)中、給紙トレイ230は装置本体210内に収納された状態、給紙トレイ240は装置本体210から引き出した状態を示している。給紙トレイ240が装置本体210から引き出された状態でも、延長部242がレール部材250で保持され装置本体210から外れない。
このような画像形成装置200では、ユーザーが給紙トレイ230、240を装置本体210から抜き去って手指を給紙部220の内部に差し込んだとき、後側板221に設けられた挿入穴222から後側板221の裏側、すなわち電装部280に手指が入り電子基板等に触れてしまうことがある。このため、安全上の理由でその穴および延長部232、242を覆うような合成樹脂で一体成型されたカバー部材290、290が配置される。
ここで、画像形成装置の小型化に伴って、電子基板、電源入力用のインレット部等の電子部品を設置するための空間が減少している。画像形成装置の小型化の過程においては、まず必須の空間、すなわち給紙トレイ、紙搬送経路、画像形成部等の空間を優先的に確保した後、残りの空間に電子基板などを配置するのが一般的である。このように小型化が進むと、給紙トレイの延長部が、装置本体後方の外装カバー近傍まで空間を占めてしまうことがあり、電子部品の設置空間は非常に限られる。
このように、電子部品を配置する空間自体が減少しているので、例えばインレット部から電源ユニットまでを結ぶ1次ハーネスと、その他2次ハーネスも他の部材とが接触してしまう可能性があり、レイアウトによっては1次ハーネスを2重被覆する場合がある。
また、インレット部の配置は先に述べたように周囲の2次ハーネスとの位置関係に関連し、可能であればインレット部の近くに2次ハーネスを配置しないことが望ましい。これにより、1次ハーネスを2重被覆しなくて済むためコスト面で優れる。一方で近傍に電子基板を配置すると1次ハーネスおよび2次ハーネスが接触する危険があるため、レイアウト上での制約が発生する。
このため、インレット部は、電源コードを画像形成装置の装置本体の外側、例えば外装カバーの外側から接続するため、外装カバー面からへこんだ凹部に設置される。すなわち、電源コードを差し込んだ際に、コードの取手部分が装置本体の外装カバー面よりも外側に出ていると、移動する際に引っかけてしまったりしてインレット部が故障したり、あるいは設置箇所の壁や什器を破損させたりすることがある。このため、インレット部を設置する箇所は、その裏側に配置される空間が狭くなってしまい、その利用用途に関しても限定的になる。
給紙トレイサイズを紙種類によって自在に調節し、マシン小型化および操作性を向上するため、特許文献1には、装置本体の内外へ出し入れ自在に支持され、かつ互いに接近離間自在に連結されて収容する用紙サイズに応じて前後方向全長を伸縮自在に構成されたトレイ前部材およびトレイ後部材を備えた給紙トレイと、を備え、装置本体内には、少なくとも装置本体後面から突出するトレイ後部材の上部開口を閉止する給紙トレイカバーを前後方向へ進退自在に設け、前記給紙トレイカバーは、装置本体側に支持された引っ張りスプリングによって常時前方へ押し付けられ、かつ、装置本体内に設けたガイドレールによりトレイ後部材に連動して前後方向へ移動可能に支持されている画像形成装置が開示されている。
しかし従来の画像形成装置では、1次ハーネスや2次ハーネスが接触してしまう箇所に関してガイド部材や2重被覆を採用して接触を回避しなければならず、レイアウト上の空き空間を効率的に活用できず、電子基板配置や他の部品の配置に関して限定的となってしまう。このため、コストダウンや小型化を進める過程に影響を及ぼしてしまうという問題があった。また、特許文献1に記載のものも、装置本体内部の空き空間を効率的に活用できないという問題がある。
そこで、本発明は、装置本体中の空き空間を有効に利用して小型化を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、用紙を収納した複数の給紙トレイが上下方向に重ねて、それぞれ装置本体に水平方向に配置されたレール部材に案内されて出し入れ可能に配置されており、前記給紙トレイは、前記給紙トレイを前記レール部材に沿って引き出したとき、前記レール部材に保持され、前記給紙トレイが前記レール部材から外れて落下するのを防止する延長部を備え前記装置本体の前記レール部材より奥には、前記給紙トレイを前記装置本体内に格納状態したとき前記延長部が挿入される挿入穴が形成された奥側板部材を備える画像形成装置において、前記奥側板部材よりも奥側の外装には、前記画像形成装置に電力を供給するためのプラグが挿入されるインレット部が設けられ該インレット部は複数の前記給紙トレイの前記延長部の前記上下方向における間の位置に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、インレット部を複数配置された給紙トレイの延長部の間の空間に配置するので、空き空間を効率的に活用できる小型化を図ることができる。
本発明に係る画像形成装置実施形態に係る画像形成装置に使用する給紙トレイを示す斜視図である。 同給紙トレイの延長部が貫通する後板部を示す画像形成装置の前方からの斜視図である。 同給紙トレイの延長部が貫通する後板部を示す画像形成装置の後方からの斜視図である。 同実施形態に係る画像形成装置のカバー部材、電子基板およびインレット部を示す後方からの斜視図である。 同画像形成装置のインレット部、電子基板、1次ハーネス、および2次ハーネスの配置状態を示す後方からの斜視図である。 同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、およびカバー部材の配置状態を示す斜視図である。 同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、およびカバー部材の配置状態を示す後方からの一部を切断して示す斜視図である。 同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、およびカバー部材の配置状態を示す断面図である。 同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、電源ユニットおよびカバー部材を示す後方個法からの斜視図である。 同画像形成装置の1次ハーネスおよび電源ユニットを示す側方からの斜視図である。 同画像形成装置の2つの給紙トレイに間に形成される空間部を示す模式図である。 同画像形成装置の2つの給紙トレイに間に配置されたインレット部を示す模式図である。 同画像形成装置の2つの給紙トレイに間に配置されたカバー部材およびインレット部を示す模式図である。 同画像形成装置におけるインレット部の装置本体への取り付け状態を示す斜視図である。 同画像形成装置のインレット部が配置される外装部材の形状を示す斜視図である。 従来の画像形成装置における給紙トレイの配置状態を示す模式図である。
本発明を実施するための形態に係る画像形成装置について説明する。まず、実施形態に係る画像形成装置の特徴を簡単に説明する。画像形成装置は、画像形成装置のインレット部を、2段に重ねて配置した給紙トレイの1段目および2段目の落下防止用の延長部の間に配置する。有効に活用されていない空間にインレット部を配置できるので、空間を効率的に活用でき、画像形成装置の小型化が図れる。
また、画像形成装置の用紙トレイが配置される給紙部の奥側の後側板に開設された給紙トレイ落下防止用の延長部が貫通する挿入穴をふさぐカバー部材に、凹溝とガイド部を設ける。凹溝にはインレット部からの1次ハーネスを通過させ、ガイド部で1次ハーネスを案内する。これにより、1次ハーネスと2次ハーネスとの接触を防止でき、1次ハーネスに2重被覆等を用いる必要がなくなる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施形態について説明する。実施形態に係る画像形成装置100は、従来例で示した画像形成装置200と基本的に同じ構造を備える。すなわち画像形成装置100は、給紙部に上下2段の給紙トレイを備える。また、給紙部の上側には公知、例えば電子写真方式の画像形成部を備える。また、給紙部の奥には後側板を隔てて電装部を配置する。
次に、本発明に係る画像形成装置の実施形態に係る画像形成装置に使用する給紙トレイについて説明する。図1は本発明に係る画像形成装置実施形態に係る画像形成装置に使用する給紙トレイを示す斜視図、図2は同給紙トレイの延長部が貫通する後板部を示す画像形成装置の前方からの斜視図である。また、図3は同給紙トレイの延長部が貫通する後板部を示す画像形成装置の後方からの斜視図である。
実施形態に係る画像形成装置100は、上側給紙トレイ110、下側給紙トレイ120を備えている。上側給紙トレイ110および下側給紙トレイ120は上下に重なるように画像形成装置100の給紙部130に配置される。上側給紙トレイ110はトレイ本体111に例えば最大A3サイズの複数枚の用紙を重ねた用紙束を格納する。トレイ本体111には、用紙のサイズにあわせて位置決めをする可動壁112、113が配置されている。また、上側給紙トレイ110の奥側の幅方向の両端には、延長部114、114が形成されている。なお、下側給紙トレイ120は上述した上側給紙トレイ110と同一の構成を備える。すなわち下側給紙トレイ120は、トレイ本体121、可動壁122、123、延長部124、124を備える。
図2および図3に示すように、画像形成装置100の給紙部130には、上側給紙トレイ110を案内する一対の上側レール部材131、131と、下側給紙トレイ120を案内する一対の下側レール部材132、132とが設けられている。なお、図2および図3には、それぞれ一方の側の上側レール部材131および下側レール部材132だけが示されている。ユーザーが給紙を行うとき、延長部114、114は、上側給紙トレイ110が一杯に引き出されても、上側レール部材131、131に支持され、上側給紙トレイ110は画像形成装置100から外れ落ちない。下側給紙トレイ120も同様である。
給紙部130には、この給紙部130の上側レール部材131、131および下側レール部材132より奥側には、電装部140との間を区切る奥側板部材141が配置されている。奥側板部材141には、上側給紙トレイ110を格納状態としたとき、延長部114、114が挿入される挿入穴である上側挿入穴142、142、および下側給紙トレイ120の延長部124、124が挿入される下側挿入穴143、143が開設されている。なお、図2には、一方の側の上側挿入穴142および下側挿入穴143、143だけが示されている。
上側給紙トレイ110および下側給紙トレイ120を画像形成装置100内に収納したとき、上側給紙トレイ110の延長部114、114は上側挿入穴142、142から電装部140側に進入して飛び出る。同様に、下側給紙トレイ120の延長部124、124は下側挿入穴143、143から電装部140側に進入して飛び出る。また電装部140には、画像形成装置100に交流電力を供給するプラグが挿入されるインレット部150が配置されている。図5に示すようにインレット部150は、インレット保持部材155を介して本体フレーム101に取り外し可能に配置されている。図7に示すようにインレット部150には、1次ハーネス151が配置されている。なお、符号152は電子基板を示している。
次に挿入穴142、143とこの挿入穴142、143に挿入された延長部114、124とを覆うカバー部材について説明する。図4は同実施形態に係る画像形成装置のカバー部材、電子基板およびインレット部を示す後方からの斜視図である。図4(a)はカバー部材を取り付けた状態、図4(b)はカバー部材を取り外した状態を示している。
カバー部材160は、2つが奥側板部材141に配置されている。一方(図4(a)中右側)のカバー部材160は、一方側に配置された上側挿入穴142、下側挿入穴143および挿入された延長部114、124を覆うように上下方向に延びて形成される。同様に他方のカバー部材は他方側に配置された上側挿入穴142、下側挿入穴143および挿入された延長部114、124を覆うように上下方向に延びて形成される。2つのカバー部材160、160は合成樹脂で一体成型された部材である。
カバー部材160、160により、下側給紙トレイ120と、電装部140とは隔離される。これにより、ユーザーが上側給紙トレイ110や下側給紙トレイ120を引き抜いて電装部140内に手を入れたとしても、奥側板部材141の裏側に設置された電装部140の電子基板152等に触れることを防止できる。
次にインレット部150から配置される1次ハーネス151について説明する。図5は同画像形成装置のインレット部、電子基板、1次ハーネス、および2次ハーネスの配置状態を示す後方からの斜視図である。インレット部150は、一方のカバー部材160の直後に配置される。インレット部150は、画像形成装置100の本体フレーム101にねじ止めされたインレット保持部材155に保持される。ここで、電子基板152は中央に配置されており、多数本の2次ハーネス153が接続されている。なお、符号102は電源ユニット156等が固定される電装ラックを示している。
図6は同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、およびカバー部材の配置状態を示す斜視図、図7は同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、およびカバー部材の配置状態を示す後方からの一部を切断して示す斜視図である。図6(a)は後方からの斜視図、同(b)は側方からの斜視図である。実施形態に係る画像形成装置100では、カバー部材160には、1次ハーネス151を配置する凹溝161を設けている。また、この凹溝161には、凹溝161内の1次ハーネス151を保持する保持爪部162を形成している。インレット部150およびインレット部150からの1次ハーネス151は、カバー部材160の凹溝161内に配置される。凹溝161は、カバー部材160の内側に水平方向に沿って配置される。
また、1次ハーネス151は、保持爪部162で位置が固定される。なお、インレット部に設けたアース線154は、本体フレーム101にアース線取り付けねじ173で接続されている。図7に本箇所の断面図を示す。なお、図7にはカバー部材160に設けた凹溝161に、インレット部からの1次ハーネス151だけが通過しているように示している。1次ハーネスは、こしが強いため、本実施形態では1次ハーネスだけを凹溝161に通過させているが、凹溝161の中にインレット部150自体が入るように配置することができる。
次に電子基板152と1次ハーネス151との位置関係について説明する。図8は同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、およびカバー部材の配置状態を示す断面図である。電子基板152はインレット保持部材155に取り付けられている。インレット保持部材155は、本体フレーム101に着脱自在に固定される。カバー部材160の凹溝161を通過した1次ハーネス151は、奥側板部材141の背面を通過する。この場合、電子基板152の背面の空間Aには2次ハーネス153が配置されていないため、1次ハーネス151には被覆やガイド部材は必要なく、簡単なクランプ等の追加だけで安全性を確保できる。
次に1次ハーネス151と電源ユニット156との位置関係について説明する。図9は同画像形成装置のインレット部、1次ハーネス、電源ユニットおよびカバー部材を示す後方個法からの斜視図である。また、図10は同画像形成装置の1次ハーネスおよび電源ユニットを示す側方からの斜視図である。1次ハーネス151は図8で示した2次ハーネス153が配置されていない領域を電源ユニット156に向かって配置される。図9中では電源ユニット156は後の機器左側面に配置している(図10参照)。なお、符号103は外装カバーに形成された取手部を示している。このため、1次ハーネス151が機器前側へ周囲にヘミング加工が施されたハーネス貫通穴157を通過して配置される。しかし、電源ユニット156の位置は図9および図10に示したような位置に限らず、2次ハーネスを回避させながら配置することができる箇所であれば、機器のどこに配置していても良い。
図10に示すように、機器左側面に電源ユニット156を配置した場合、1次ハーネス151は図示したような経路で電源ユニット156に接続される。このように、1次ハーネス151は2次ハーネス153とは完全に隔離された経路をとっており、2重被覆やガイド部材等を設置することなく1次ハーネス151を配置できる。
次にインレット部150とカバー部材160との位置関係について説明する。図11は同画像形成装置の2つの給紙トレイに間に形成される空間部を示す模式図、図12は同画像形成装置の2つの給紙トレイに間に配置されたインレット部を示す模式図である。また、図13は同画像形成装置の2つの給紙トレイに間に配置されたカバー部材およびインレット部を示す模式図である。
図11に示すように、上側給紙トレイ110と下側給紙トレイ120との間には空間Sが存在している。なお、図中158は、インレット部150に挿入される電源プラグを示している。実施形態に係る画像形成装置100では、図12に示すように、この空間Sにインレット部150を設置する。そして、図13に示すように、カバー部材160を配置し、カバー部材160に形成した凹溝161に1次ハーネス151を配置する。
次にインレット部150の本体フレーム101への取り付けについて説明する。図14は同画像形成装置におけるインレット部の装置本体への取り付け状態を示す斜視図である。インレット部150は、インレット保持部材155を用いて本体フレーム101にねじ締結されている。インレット保持部材155は、引っかけ突起部171、171を本体フレーム101の長穴に引っかけて、ねじ172、172で本体フレーム101に固定されている。
インレット保持部材155は、ねじ172、172を取り外すことで本体フレーム101に着脱可能である。このとき、図6で示したようにインレット部150からのアース線154は、本体フレーム101に接続されている。アース線154は、組立工場において耐圧試験を行い、メーカーとしてアース接続を保証している。このため、インレット部150およびインレット保持部材155を着脱する際に、アース線154をアース線取り付けねじ173を緩めて取り外したりすると、保証がなくなってしまう。このため、アース線154はインレット保持部材155およびインレット保持部材155が本体フレーム101から取り外されたとしても、本体フレーム101(必ず固定されている部品)に固着されている必要がある。このため、カバー部材160が破損した場合、インレット保持部材155およびインレット保持部材155が本体フレーム101から着脱可能であるので、交換作業性が良くなる。
次にインレット部150の画像形成装置100の外装部材への配置状態について説明する。図15は同画像形成装置のインレット部が配置される外装部材の形状を示す斜視図である。実施形態に係る画像形成装置100において、インレット部150を装置本体に配置する場合、インレット部150の差込口近傍の外装カバー104には凹部105を設ける。この状態は従来技術と同じである。なお、図15中符号106は側面外装パネル、107は各種ケーブルの接続部を示している。
凹部105を設けないで、外装カバー104の表面にインレット部150を配置すると、電源コードが接続された電源プラグ158をインレット部150に差し込んだとき、外装カバー104から電源コードが出てしまう。このため、例えば機器を移動の際に引っかけて、インレット部150の故障、あるいは客先の壁や什器の破損を起こすこととなる。実施形態に係る画像形成装置によれば、インレット部150が凹部105内に入り込んでいるため、このような事態を防止できる。
100:画像形成装置
101:本体フレーム
102:電装ユニット
103:取手部
104:外装カバー
105:凹部
106:側面外装カバー
110:上側給紙トレイ
111:トレイ本体
112、113:可動壁
114:延長部
120:下側給紙トレイ
121:トレイ本体
122、123:可動壁
124:延長部
130:給紙部
131:上側レール部材(レール部材)
132:下側レール部材(レール部材)
140:電装部
141:奥側板部材
142:上側挿入穴
143:下側挿入穴
150:インレット部
151:1次ハーネス
152:電子基板
153:2次ハーネス
154:アース線
155:インレット保持部材
156:電源ユニット
157:ハーネス貫通穴
158:電源プラグ
160:カバー部材
161:凹溝
162:保持爪部
171:突起部
172:取り付けねじ
173:アース線取り付けねじ
特開2003−192152公報

Claims (3)

  1. 用紙を収納した複数の給紙トレイが上下方向に重ねて、それぞれ装置本体に水平方向に配置されたレール部材に案内されて出し入れ可能に配置されており、
    前記給紙トレイは、前記給紙トレイを前記レール部材に沿って引き出したとき、前記レール部材に保持され、前記給紙トレイが前記レール部材から外れて落下するのを防止する延長部を備え、
    前記装置本体の前記レール部材より奥には、前記給紙トレイを前記装置本体内に格納状態としたとき前記延長部が挿入される挿入穴が形成された奥側板部材を備える画像形成装置において、
    前記奥側板部材よりも奥側の外装には、前記画像形成装置に電力を供給するためのプラグが挿入されるインレット部が設けられ、該インレット部は複数の前記各給紙トレイの、前記各延長部の前記上下方向における間の位置に配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記奥側板部材と前記奥側の外装との間に、前記奥側板部材の挿入穴に挿入され、前記奥側板部材から飛び出る前記給紙トレイの前記延長部を囲うカバー部材を備え、前記カバー部材に、前記インレット部から電力を供給するハーネスを案内する凹溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記インレット部を保持するインレット保持部材を備え、前記インレット保持部材は前記画像形成装置の本体フレームに着脱自在に保持され、前記インレット部に配置されたアース線は前記本体フレームに接続されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
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