JP6361016B2 - 送風機器 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造工場や液晶パネル工場などの工場設備に用いられるファンフィルターユニットとして使用する送風機器において、分割配置された送風機としてのファンモーター部と送風機器を制御する主制御部間の配線長の影響を受けずに最大限の送風性能を引き出す電流制御機能に関するものである。
従来、この種の送風機としてのファンモーター部と送風機器を制御する主制御部が分割配置された送風機器は、ファンモーター部に設けたシャント抵抗器にファンモーター電流を流すことによって生じる端子電圧を主制御部に備えたマイコンにて電流値として読み取り、この電流値に応じて送風機の動作を制限する方法が知られている。
以下、その送風機器について図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、送風機器101は、送風機としてのファンモーター102を含むモーター部103と、外部の交流電源104から供給されるAC電圧をDC電圧に変換するAC/DCコンバーター105を含む主制御部106を備える。このモーター部103とこの主制御部106とは配線ケーブル107で連結して配置される。このモーター部103は、ファンモーター102に可変電圧を印加するインバーター回路108と、このインバーター回路108に駆動パルス信号を供給するインバーター駆動回路109とを含んでいる。前記主制御部106は、外部に設けた送風機の回転速度指令を行う回転速度指令装置110から回転指令信号を受信し、且つ、前記インバーター駆動回路109に運転制御信号Sを出力するマイコン111を備えている。インバーター駆動回路109は、マイコン111から出力される運転制御信号を受信し、インバーター回路108に供給する駆
動パルス信号を出力する。前記モーター部103は、前記インバーター回路108の出力側に接続されたシャント抵抗器112を備え、前記マイコン111は、このシャント抵抗器112に流れるファンモーター電流によって発生する端子電圧Esh検出する。前記マイコン111では、前記シャント抵抗器112の抵抗値Rshと前記配線ケーブル107の配線抵抗値Rcを加えた実抵抗値Rと、前記端子電圧Eshとからオームの法則によってファンモーター電流値Imを割出す。ここで、ファンモーター電流値Imとは、シャント抵抗器112に流れるファンモーター電流imの値である。このファンモーター電流値Imと、予めこのマイコン111に記憶させている所定電流値Isとを比較し、このファンモーター電流値Imがこの所定電流値Isを超えたときに、前記マイコン111は、前記運転制御信号Sの出力を制限または遮断する。この電流制御により、ファンモーター102の回転数は制限され、あるいはファンモーター102が停止することとなり、モーター部103を過電流による損傷から保護し、あるいはAC/DCコンバーター105を過出力による損傷や性能低下から保護している。
特開2013−158219号公報
このような従来の送風機器では、工場設備に合わせて様々な寸法となるため、モーター部と主制御部の配置を特定できず、モーター部と主制御部間の配線ケーブルの配線長も一定ではない。そのため、配線長に合わせた配線抵抗値を加味した所定電流値を設計毎に設定していた。加えて、昨今、モーター部のインバーター回路も高周波キャリア周波数のPWM制御方式が発展し、ファンモーター電流に高周波成分が多く含まれることとなった。そのため、表皮効果による抵抗値の増大傾向が顕著となり、配線ケーブルの配線抵抗値を加味しなければならず、設計期間の増大を招いていた。
一方、設計期間を短縮するために、特定の配線長に合わせた配線抵抗値を用いた所定電流値を設定することとなる。しかし、実際の送風機器の配線長が設定の長さより長い場合は、実配線抵抗値は設定の配線抵抗値より大きくなり、短い場合は、実配線抵抗値は設定の配線抵抗値より小さくなる。従って、主制御部で認識するファンモーター電流値は、実際のファンモーター電流値に比べ、前者では多く流れている、後者では少なく流れている、となる。つまり、配線長が長い場合は、電流制御が早動作となり機器の出し得る送風性能を抑えることとなり、配線長が短い場合は、電流制御が遅延動作となり、機器を過大電流から保護できずに損傷させてしまう課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、設計期間を増大させることなく、機器の損傷を防ぎ、最大限の送風性能を引き出すことができる簡単な構成の送風機器を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、送風機としてのファンモーターを含むモーター部と、外部の交流電源から供給されるAC電圧を前記モーター部の主電源となるDC電圧に変換するAC/DCコンバーターを含む主制御部を備え、前記モーター部と前記主制御部とは、任意の配線長の配線ケーブルで連結して配置した送風機器であって、前記モーター部は、ファンモーターに可変電圧を印加するインバーター回路と、このインバーター回路に駆動パルス信号を供給するインバーター駆動回路とを備え、前記インバーター回路の出力側に接続された前記ファンモーターのファンモーター電流値を検出するシャント抵抗器を備え、前記主制御部には、前記ファンモーターに対して所望の回転数で運転
させる運転制御信号を前記インバーター駆動回路に出力する電子制御装置を備え、前記配線ケーブルは、前記シャント抵抗器の端子電圧を検出するEsh信号線と、前記主制御部側で接地したGND線とを含み、前記GND線は、前記シャント抵抗器のGND側に接続し、前記Esh信号線は、前記シャント抵抗器の反GND側に接続し、前記電子制御装置は、所望の回転数で前記ファンモーターを運転したときに前記シャント抵抗器に流れるファンモーター電流によって発生する端子電圧を、前記Esh信号線、前記GND線を介して入力し、前記電子制御装置には、この端子電圧からファンモーター電流値を判断するために予めファンモーター電流値が判明している所定の一定回転数で前記ファンモーターを前記交流電源の印加後に所定時間駆動することによって、前記配線ケーブルの抵抗成分により発生するファンモーター電流値の誤差を補正する補正値を得て、この補正値を用いて真のファンモーター電流値を判断する電流判断装置を備え、前記電流判断装置は、前記真のファンモーター電流値を基にして前記ファンモーターの回転数制御を行うことにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、
送風機としてのファンモーターを含むモーター部と、外部の交流電源から供給されるAC電圧を前記モーター部の主電源となるDC電圧に変換するAC/DCコンバーターを含む主制御部を備え、前記モーター部と前記主制御部とは、任意の配線長の配線ケーブルで連結して配置した送風機器であって、前記モーター部は、ファンモーターに可変電圧を印加するインバーター回路と、このインバーター回路に駆動パルス信号を供給するインバーター駆動回路とを備え、前記インバーター回路の出力側に接続された前記ファンモーターのファンモーター電流値を検出するシャント抵抗器を備え、前記主制御部には、前記ファンモーターに対して所望の回転数で運転させる運転制御信号を前記インバーター駆動回路に出力する電子制御装置を備え、前記配線ケーブルは、前記シャント抵抗器の端子電圧を検出するEsh信号線と、前記主制御部側で接地したGND線とを含み、前記GND線は、前記シャント抵抗器のGND側に接続し、前記Esh信号線は、前記シャント抵抗器の反GND側に接続し、前記電子制御装置は、所望の回転数で前記ファンモーターを運転したときに前記シャント抵抗器に流れるファンモーター電流によって発生する端子電圧を、前記Esh信号線、前記GND線を介して入力し、前記電子制御装置には、この端子電圧からファンモーター電流値を判断するために予めファンモーター電流値が判明している所定の一定回転数で前記ファンモーターを前記交流電源の印加後に所定時間駆動することによって、前記配線ケーブルの抵抗成分により発生するファンモーター電流値の誤差を補正する補正値を得て、この補正値を用いて真のファンモーター電流値を判断する電流判断装置を備え、前記電流判断装置は、前記真のファンモーター電流値を基にして前記ファンモーターの回転数制御を行うという構成にしたことにより、配線ケーブルの抵抗成分によるファンモーター電流の測定誤差を生むことなくファンモーター電流を検出できることとなるので、予め設計段階で配線ケーブル長毎の設定値を検討することがなく設計期間を増大させることなく、正確なファンモーター電流値で所定の電流制限をかけるので機器の損傷を防ぎ、且つ、正確なファンモーター電流の把握により最大回転数での最大限の送風性能を引き出すという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の送風機器のブロック図 同制御ブロック図 同動作例の図 同効果を示す回転数−電圧特性図 本発明の実施の形態2の制御ブロック図 他の従来の送風機器のブロック図
本発明の請求項1記載の送風機器は、送風機としてのファンモーターを含むモーター部と、外部の交流電源から供給されるAC電圧を前記モーター部の主電源となるDC電圧に変換するAC/DCコンバーターを含む主制御部を備え、前記モーター部と前記主制御部とは、任意の配線長の配線ケーブルで連結して配置した送風機器であって、前記モーター部は、ファンモーターに可変電圧を印加するインバーター回路と、このインバーター回路に駆動パルス信号を供給するインバーター駆動回路とを備え、前記インバーター回路の出力側に接続された前記ファンモーターのファンモーター電流値を検出するシャント抵抗器を備え、前記主制御部には、前記ファンモーターに対して所望の回転数で運転させる運転制御信号を前記インバーター駆動回路に出力する電子制御装置を備え、前記配線ケーブルは、前記シャント抵抗器の端子電圧を検出するEsh信号線と、前記主制御部側で接地したGND線とを含み、前記GND線は、前記シャント抵抗器のGND側に接続し、前記Esh信号線は、前記シャント抵抗器の反GND側に接続し、前記電子制御装置は、所望の回転数で前記ファンモーターを運転したときに前記シャント抵抗器に流れるファンモーター電流によって発生する端子電圧を、前記Esh信号線、前記GND線を介して入力し、前記電子制御装置には、この端子電圧からファンモーター電流値を判断するために予めファンモーター電流値が判明している所定の一定回転数で前記ファンモーターを前記交流電源の印加後に所定時間駆動することによって、前記配線ケーブルの抵抗成分により発生するファンモーター電流値の誤差を補正する補正値を得て、この補正値を用いて真のファンモーター電流値を判断する電流判断装置を備え、前記電流判断装置は、前記真のファンモーター電流値を基にして前記ファンモーターの回転数制御を行うという構成を有する。これにより配線ケーブルの抵抗成分によるファンモーター電流の測定誤差を生むことなくファンモーター電流を検出できることとなるので、予め設計段階で配線ケーブル長毎の設定値を検討することがなく設計期間を増大させることなく、正確なファンモーター電流値で所定の電流制限をかけるので機器の損傷を防ぎ、且つ、正確なファンモーター電流の把握により最大回転数での最大限の送風性能を引き出すという効果を奏する。
また、前記電流判断装置は、所定の一定回転数Roで運転したときに前記ファンモーターに流れる基準電流値Irefを予め記憶し、前記補正値を、前記回転数Roで運転したときの前記シャント抵抗器の端子電圧の測定値Eshoと、前記基準電流値Irefから求められる前記シャント抵抗器の端子電圧基準値としての基準電圧Erefを用いて算出するという構成にしてもよい。これにより、真のファンモーター電流を得る補正値を機器自身で自動的に得ることとなるので、予め設計段階で配線ケーブル長毎の設定値を検討することがなく設計期間を増大させることなく、正確なファンモーター電流値で所定の電流制限をかけるので機器の損傷を防ぎ、且つ、正確なファンモーター電流の把握により最大回転数での最大限の送風性能を引き出すという効果を奏する。
また、前記電流判断装置は、所定の一定回転数Roで運転したときに前記ファンモーターに流れる基準電流値Irefを予め記憶し、前記補正値を、前記回転数Roで運転したときの前記シャント抵抗器の端子電圧の測定値Eshoと、前記基準電流値Irefから求められる前記シャント抵抗器の抵抗値に加え前記配線ケーブルの抵抗値も加味した合成抵抗値Rrを用いて算出するという構成にしてもよい。これにより、真のファンモーター電流を得る補正値を機器自身で自動的に得ることとなるので、予め設計段階で配線ケーブル長毎の設定値を検討することがなく設計期間を増大させることなく、正確なファンモーター電流値で所定の電流制限をかけるので機器の損傷を防ぎ、且つ、正確なファンモーター電流の把握により最大回転数での最大限の送風性能を引き出すという効果を奏する。
また、前記AC/DCコンバーターの最大出力、または、前記モーター部の装置が損傷する過電流値の直前の電流値となる制限電流値Isを予め前記電子制御装置に記憶させ、前記電子制御装置は、前記真のファンモーター電流値が前記電流値Isを越えないように
前記ファンモーターの回転数制御を行うという構成にしてもよい。これにより、AC/DCコンバーターの出力限界あるいは、モーター部の装置が損傷しない限界の電流値までファンモーターを駆動することとなるので、機器の損傷を防ぎ、且つ、正確なファンモーター電流の把握により最大回転数での最大限の送風性能を引き出すという効果を奏する。
また、前記補正値は、前記交流電源からAC電圧を供給された時点から所定の時間内に算出されるという構成にしてもよい。これにより、所定時間内に真のファンモーター電流を得る補正値を得ることができることとなるので、長期の運転における最大回転数での最大限の送風性能を引き出すという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、送風機器1は、送風機としてのファンモーター2を含むモーター部3と、外部の交流電源4から供給されるAC電圧をモーター部3の主電源となるDC電圧Vmに変換するAC/DCコンバーター5を含む主制御部6を備える。モーター部3は、ファンモーター2に可変電圧を印加するインバーター回路7と、このインバーター回路7に駆動パルス信号を供給するインバーター駆動回路8とを備えている。送風機器1の外部には、ファンモーター2の回転速度指令を行う回転速度指令装置9が設けられている。主制御部6は、回転速度指令装置9から回転指令信号Sorを受信し、前記インバーター駆動回路8に運転制御信号Sを出力する電子制御装置10を備えている。また、この主制御部6では、前記インバーター駆動回路8の動作電圧Vcおよび前記電子制御装置10の制御電圧Vccを、DC電圧Vmを入力電圧とするDC/DCコンバーター11により生成している。インバーター駆動回路8は、電子制御装置10から出力される運転制御信号Sを受信し、インバーター回路7に供給する駆動パルス信号を出力する。同時に、インバーター駆動回路8は、電子制御装置10に前記ファンモーター2の回転数情報Srを送信している。前記モーター部3は、前記インバーター回路7の出力側に接続されたシャント抵抗器12を備えている。このシャント抵抗器12に流れるファンモーター電流im(=ファンモーター2に流れる電流)によって発生する端子電圧Eshを前記電子制御装置10に送付している。電子制御装置10には、この端子電圧Eshからファンモーター電流値Imを判断する電流判断装置13を備えている。電流判断装置13は、予め電子制御装置10に記憶した制限電流値Isとファンモーター電流値Imとを比較する。制限電流値Isとは、前記AC/DCコンバーター5の過出力となる直前の電流値、あるいは、前記モーター部3の装置が損傷する過電流値の直前の電流値である。モーター部3と主制御部6とは、任意の配線長の配線ケーブル14で連結して配置される。この配線ケーブル14は、DC電圧Vm、動作電圧Vc、運転制御信号S、回転数情報Srと端子電圧Eshそれぞれのケーブルと、モーター部3と主制御部6との共通基準電位GND用のケーブルを束ねたものである。そして、配線ケーブル14は、モーター部3、主制御部6の設置状況に応じて、長さを変更するものである。
更に、図2に示すように、電子制御装置10の電流判断装置13内には、交流電源4が印加されたことを検知し電源印加信号Sinを送信する電源印加検知手段15がある。所定回転数運転指示手段17は、回転速度指令装置9に設けた目標回転数指令手段16から回転指令信号Sorと前記電源印加信号Sinを受信し、ファンモーター2を所定の一定回転数Roで運転する指示を行う。モーター回転数判断手段18は、モーター部3のインバーター駆動回路8に運転制御信号Sを送信すると共に、インバーター駆動回路8から前記ファンモーター2の回転数情報Srを受信している。第1タイマー手段19と第2タイマー手段20は、前記所定回転数運転指示手段17から送信される指示信号Stに応じてタイマーカウント動作をする。
電流偏差算出手段21は、第1タイマー手段19のタイマーカウント動作によるカウントアップ信号St1を受信し、ファンモーター電流値Imの補正値である電流偏差値αを算出する。この電流偏差算出手段21では、シャント抵抗器12の端子電圧Eshと、予め記憶した基準電流値Irefから求めた基準電圧Erefによって電流偏差値αを算出している。ここで、基準電流値Irefとは、ファンモーター2を所定の一定回転数Roで駆動した際に流れるファンモーター電流であって、設置前に予め測定(あるいは算出)し、記憶させておく。
また、前記第2タイマー手段20のタイマーカウント動作によるカウントアップ信号St2を前記モーター回転数判断手段18に送信している。メモリー手段22は、前記電流偏差算出手段21で算出した電流偏差値αを格納する。電流検出手段23は、前記端子電圧Eshを常に監視し、メモリー手段22に格納された電流偏差値αを使って、ファンモーターに流れるファンモーター電流値Imを算出し、電流制限比較手段24に送信している。この電流制限比較手段24では、算出したファンモーター電流値Imと、電子制御装置10に記憶した制限電流値Isと比較する。そして、ファンモーター電流値Imが制限電流値Isを越えた場合に、前記モーター回転数判断手段18に、過電流信号Sieを送信するようになっている。
このような構成によれば、送風機器1に交流電源4が印加されると、AC/DCコンバーター5でDC電圧Vmが生成される。さらにDC/DCコンバーター11により制御電圧Vccや動作電圧Vcが生成され、電子制御装置10およびインバーター駆動回路8は、動作準備状態となる。電源印加検知手段15では交流電源4の印加を検知して、電流判断装置13は、初期起動動作を開始する。
電流判断装置13の初期起動動作では、電源印加信号Sinが所定回転数運転指示手段17に送信される。その後、目標回転数指令手段16は、回転指令信号Sorを所定回転数運転指示手段17に送信する。所定回転数運転指示手段17では、ファンモーター2を初期起動時の所定の一定回転数Ro(例えば、500r/min)で運転させるべく、指示信号Stをモーター回転数判断手段18に送信する。同時に、タイマーカウント動作を行う第1タイマー手段19および第2タイマー手段20へも指示信号Stを送信し、第1タイマー手段19および第2タイマー手段20のそれぞれがタイマーカウント動作を始める。モーター回転数判断手段18では、指示信号Stが受信されたことにより、初期起動時の所定の一定回転数Ro(例えば、500r/min)で駆動するようにインバーター駆動回路8に運転制御信号Sを送信する。
ここで、初期起動時の所定の一定回転数Roでファンモーター2を駆動したときに、ファンモーター2に流れる電流値は、予め測定する、あるいは算出して電流判断装置13に記憶させておく。
インバーター駆動回路8では、運転制御信号Sに基づきインバーター回路7によって所定の一定回転数Roに対応した所定の電圧がファンモーター2に印加される。そして、ほどなく(例えば20秒)して、ファンモーター2は所定の一定回転数Roで駆動することとなる。一方、前記第1タイマー手段19では、予め設定されている時間T1(例えば、30秒)が経過するとタイマーカウントアップ状態となり、カウントアップ信号St1を電流偏差算出手段21に送信する。この電流偏差算出手段21では、ファンモーター2の駆動によりシャント抵抗器12に発生したファンモーター電流imが流れて誘起された端子電圧Eshを検出する。ここで、第1タイマー手段19でカウントする時間T1は、ファンモーター2が所定の一定回転数Roで十分に回り得る経過時間に設定する。従って、カウントアップ信号St1を受信した時に検出された端子電圧Eshは十分安定した値である。前記電流偏差算出手段21では、この時に入力される端子電圧Eshoと予め設
定された基準電圧Erefと比較し、その比である電流偏差値α(Esho/Eref)をメモリー手段22に格納する。なお、この時に入力される端子電圧Eshoは、シャント抵抗器12と配線ケーブル14の合成抵抗値にファンモーター電流値が乗算されたものであるので、必ず基準電圧Erefより大きい値を取ることになる。
その後、前記第2タイマー手段20では、予め設定されている時間T2(例えば、1分)が経過するとタイマーカウントアップ状態となり、カウントアップ信号St2をモーター回転数判断手段18に送信する。モーター回転数判断手段18では、このカウントアップ信号St2により、目標回転数指令手段16からの回転指令信号Sorに基づく運転制御信号Sをインバーター駆動回路8に送付する。これにより、ファンモーター2は、ファンモーター2を所定の一定回転数Roではなく、回転速度指令装置9からの回転指令信号Sorに基づいた目標回転数Rsで駆動することとなる。
以上の動作例を図3に示しており、時刻の経過を横軸に、縦軸にファンモーター2の回転数の変化を表している。交流電源4が印加された後、回転指令信号Sorが送信されるとファンモーター2は所定の一定回転数Roで駆動するように起動する。ファンモーター2が起動してから時間T1が経過した時には、所定の一定回転数Roで十分回転している。この時に、電流偏差算出手段21で、電流偏差値αを算出している。更に、ファンモーター2が起動してから時間T2が経過した後に、回転指令信号Sorに基づく目標回転数Rsに向って回転数を変化させることになる。
この後、電流検出手段23によって、メモリー手段22に格納された電流偏差値αを用いて、入力された端子電圧Eshに対して電流偏差値α分で除算することにより、真のファンモーター電流値Irmを算出する。電流検出手段23は、この真のファンモーター電流値Irmを電流制限比較手段24に送付し続ける。真のファンモーター電流値Irmが所定の制限電流値Isを越えた場合は、直ちにモーター回転数判断手段18に過電流信号Sieを送信する。モーター回転数判断手段18では、ファンモーター電流imを下げるため、ファンモーター2の回転数を下げるように現在の回転数情報Srより低回転となる運転制御信号Sをインバーター駆動回路8に送信する。以上の動作を所定の制限電流値Is以下になるまで、つまりモーター回転数判断手段18に過電流信号Sieが受信されなくなるまで繰り返す。
こうして図4に示す様に、電子制御装置10に入力される端子電圧Eshは、配線ケーブル14の抵抗成分の影響により誤差を持つファンモーター電流による電圧特性線となり、真のファンモーター電流による電圧特性線より高い電圧値となる。制限電流値Isにシャント抵抗器12の抵抗値を乗算した電圧Esが予め設定しているファンモーター2の最大回転数RmaxよりもΔR低い回転数R1の状態で誘起されてしまうのを、補正値である電流偏差値αを用いて、真のファンモーター電流による電圧特性線に合わせることとなり、最大回転数Rmaxつまり最大限の送風性能まで駆動できる。
また、上述の様に電流偏差値αは自動的に識別されるので、配線ケーブル長の異なる機種毎にファンモーター電流の高周波成分により表皮効果を含めた配線ケーブルの抵抗成分を加味した設計検討することもない。
加えて、予め設定した制限電流値にて想定通り電流制限が行われるので、送風機器の損傷も防ぐこととなる。
以上により、設計期間を増大させることなく、機器の損傷を防ぎ、最大限の送風性能を引き出すことができる簡単な構成の送風機器を提供することができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について、図5を用いて説明する。なお、実施の形態1と同一構成部分については、同一符号を用いてその詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、図5に示すとおり、実施の形態1に対し、電流偏差算出手段21に代わって合成抵抗値算出手段25を設けたものである。合成抵抗値算出手段25は、入力される端子電圧Eshを基準電流値Irefで除算する。基準電流値Irefは、所定の一定回転数Roでファンモーター2が駆動した際にファンモーター2に流れる電流値であって、予め測定あるいは算出したものである。合成抵抗値算出手段25は、シャント抵抗器12の抵抗値に加え配線ケーブル14の抵抗値も加味した補正値としての合成抵抗値Rrを計算し、この合成抵抗値Rrをメモリー手段22に格納するものである。
これにより、送風機器1に交流電源4が印加されると、電源印加検知手段15では交流電源4の印加を検知して、電流判断装置13は、初期起動動作を開始する。
電流判断装置13の初期起動動作では、電源印加信号Sinが所定回転数運転指示手段17に送信される。その後、目標回転数指令手段16は、回転指令信号Sorを所定回転数運転指示手段17に送信する。
所定回転数運転指示手段17では、ファンモーター2を初期起動時の所定の一定回転数Ro(例えば、500r/min)で運転させるべく、指示信号Stをモーター回転数判断手段18に送信する。同時に、タイマーカウント動作を行う第1タイマー手段19および第2タイマー手段20へも指示信号Stを送信し、第1タイマー手段19および第2タイマー手段20のそれぞれがタイマーカウント動作を始める。モーター回転数判断手段18では、指示信号Stが受信されたことにより、初期起動時の所定の一定回転数Ro(例えば、500r/min)で駆動するようにインバーター駆動回路8に運転制御信号Sを送信する。
ここで、初期起動時の所定の一定回転数Roでファンモーター2を駆動したときに、ファンモーター2に流れる電流値は、第1の実施の形態と同様、予め測定する、あるいは算出して電流判断装置13に記憶させておく。
インバーター駆動回路8では、この運転制御信号Sに基づきインバーター回路7によって所定の一定回転数Roに対応した所定の電圧がファンモーター2に印加さる。そして、ほどなく(例えば20秒)して、ファンモーター2は所定の一定回転数Roで駆動することとなる。
一方、前記第1タイマー手段19では、予め設定されている時間T1(例えば、30秒)が経過するとタイマーカウントアップ状態となり、カウントアップ信号St1を合成抵抗値算出手段25に送信する。
この合成抵抗値算出手段25では、ファンモーター2の駆動によりシャント抵抗器12に発生したファンモーター電流imが流れて誘起された端子電圧Eshを検出する。ここで、第1タイマー手段19でカウントする時間T1は、ファンモーター2が所定の一定回転数Roで十分に回り得る経過時間に設定する。従って、検出された端子電圧Eshは十分安定した値である。前記合成抵抗値算出手段25では、この時に入力される端子電圧Eshoを予め設定された基準電流値Irefで除算し、その解であるシャント抵抗器12の抵抗値に加え配線ケーブル14の抵抗値も加味した合成抵抗値Rrをメモリー手段22に格納する。この合成抵抗値Rrは、シャント抵抗器12の抵抗値に加え配線ケーブル14の抵抗値も加味したものとなっている。ここで、予め設定された基準電流値Irefと
は、シャント抵抗器12の抵抗値に所定の一定回転数Roで駆動することにより判明しているファンモーター電流値Imのことである。
その後、前記第2タイマー手段20では、予め設定されている時間T2(例えば、1分)が経過するとタイマーカウントアップ状態となり、カウントアップ信号St2をモーター回転数判断手段18に送信する。モーター回転数判断手段18では、このカウントアップ信号St2により、目標回転数指令手段16からの回転指令信号Sorに基づく運転制御信号Sをインバーター駆動回路8に送付する。これにより、ファンモーター2は、ファンモーター2を所定の一定回転数Roではなく、回転速度指令装置9からの回転指令信号Sorに基づいた目標回転数Rsで駆動することとなる。
この後、電流検出手段23によって、メモリー手段22に格納された合成抵抗値Rrを用いて、入力された端子電圧Eshに対して合成抵抗値Rrを乗算することにより、真のファンモーター電流値Irmを算出する。電流検出手段23では、真のファンモーター電流値Irmを電流制限比較手段24に送付し続ける。ここで真のファンモーター電流値Irmが所定の制限電流値Isを越えた場合は、直ちにモーター回転数判断手段18に過電流信号Sieを送信する。モーター回転数判断手段18では、ファンモーター電流imを下げるためにファンモーター2の回転数を下げるように現在の回転数情報Srより低回転となる運転制御信号Sをインバーター駆動回路8に送信する。以上の動作を所定の制限電流値Is以下になるまで、つまりモーター回転数判断手段18に過電流信号Sieが受信されなくなるまで繰り返す。
こうして、電子制御装置10に入力される端子電圧Eshは、配線ケーブル14の抵抗成分の影響により誤差を持つファンモーター電流による電圧特性線となり、真のファンモーター電流による電圧特性線より高い電圧値となる。制限電流値Isにシャント抵抗器12の抵抗値を乗算した電圧Esがファンモーター2の最大回転数RmaxよりもΔR低い回転数R1の状態で誘起されてしまうのを、補正値としての合成抵抗値Rrを用いて予め設定された真のファンモーター電流による電圧特性線に合わせることとなり、最大回転数Rmaxつまり最大限の送風性能まで駆動できる。
また、上述の様に合成抵抗値Rrは自動的に識別されるので、配線ケーブル長の異なる機種毎にファンモーター電流の高周波成分により表皮効果を含めた配線ケーブルの抵抗成分を加味した設計検討することもない。
加えて、予め設定した制限電流値にて想定通り電流制限が行われるので、送風機器の損傷も防ぐこととなる。
以上により、設計期間を増大させることなく、機器の損傷を防ぎ、最大限の送風性能を引き出すことができる簡単な構成の送風機器を提供することができる。
本発明にかかる送風機器は、配線ケーブルの抵抗成分の影響を受けないファンモーター電流の自動的に識別される補正値を用いて最大回転数Rmaxつまり最大送風性能まで駆動でき、配線ケーブル長の異なる機種毎にファンモーター電流の高周波成分により表皮効果を含めた配線ケーブルの抵抗成分を加味した設計検討することもなく、加えて、予め設定した制限電流値にて想定通り電流制限が行われるので、送風機器の損傷も防ぐことを可能とするものであるので、急激に目標回転数で駆動する必要のない装置であって、送風機としてのファンモーター部と送風機器を制御する主制御部が分割配置された装置に使用される送風機と主制御部間の配線長の影響を受けずに最大限の送風性能を引き出す電流制御機能に関する送風機器等として有用である。
1 送風機器
2 ファンモーター
3 モーター部
4 交流電源
5 AC/DCコンバーター
6 主制御部
7 インバーター回路
8 インバーター駆動回路
9 回転速度指令装置
10 電子制御装置
11 DC/DCコンバーター
12 シャント抵抗器
13 電流判断装置
14 配線ケーブル
15 電源印加検知手段
16 目標回転数指令手段
17 所定回転数運転指示手段
18 モーター回転数判断手段
19 第1タイマー手段
20 第2タイマー手段
21 電流偏差算出手段
22 メモリー手段
23 電流検出手段
24 電流制限比較手段
25 合成抵抗値算出手段
101 送風機器
102 ファンモーター
103 モーター部
104 交流電源
105 AC/DCコンバーター
106 主制御部
107 配線ケーブル
108 インバーター回路
109 インバーター駆動回路
110 回転速度指令装置
111 マイコン
112 シャント抵抗器

Claims (5)

  1. 送風機としてのファンモーターを含むモーター部と、
    外部の交流電源から供給されるAC電圧を前記モーター部の主電源となるDC電圧に変換するAC/DCコンバーターを含む主制御部を備え、
    前記モーター部と前記主制御部とは、任意の配線長の配線ケーブルで連結して配置した送風機器であって、
    前記モーター部は、ファンモーターに可変電圧を印加するインバーター回路と、このインバーター回路に駆動パルス信号を供給するインバーター駆動回路とを備え、
    前記インバーター回路の出力側に接続された前記ファンモーターのファンモーター電流値を検出するシャント抵抗器を備え、
    前記主制御部には、前記ファンモーターに対して所望の回転数で運転させる運転制御信号を前記インバーター駆動回路に出力する電子制御装置を備え、
    前記配線ケーブルは、前記シャント抵抗器の端子電圧を検出するEsh信号線と、前記主制御部側で接地したGND線とを含み、
    前記GND線は、前記シャント抵抗器のGND側に接続し、
    前記Esh信号線は、前記シャント抵抗器の反GND側に接続し、
    前記電子制御装置は、所望の回転数で前記ファンモーターを運転したときに前記シャント抵抗器に流れるファンモーター電流によって発生する端子電圧を、前記Esh信号線、前記GND線を介して入力し、
    前記電子制御装置には、この端子電圧からファンモーター電流値を判断するために予めファンモーター電流値が判明している所定の一定回転数で前記ファンモーターを前記交流電源の印加後に所定時間駆動することによって、前記配線ケーブルの抵抗成分により発生するファンモーター電流値の誤差を補正する補正値を得て、この補正値を用いて真のファンモーター電流値を判断する電流判断装置を備え、
    前記電流判断装置は、前記真のファンモーター電流値を基にして前記ファンモーターの回転数制御を行う送風機器。
  2. 前記電流判断装置は、所定の一定回転数Roで運転したときに前記ファンモーターに流れる基準電流値Irefを予め記憶し、
    前記補正値を、前記回転数Roで運転したときの前記シャント抵抗器の端子電圧の測定値
    Eshoと、前記基準電流値Irefから求められる前記シャント抵抗器の端子電圧基準値としての基準電圧Erefを用いて算出する請求項1記載の送風機器。
  3. 前記電流判断装置は、所定の一定回転数Roで運転したときに前記ファンモーターに流れる基準電流値Irefを予め記憶し、
    記回転数Roで運転したときの前記シャント抵抗器の端子電圧の測定値Eshoと、前記基準電流値Irefから求められる前記シャント抵抗器の抵抗値に加え前記配線ケーブルの抵抗値も加味した合成抵抗値Rrを算出し、前記合成抵抗値Rrを用いて、前記補正値を算出する請求項1記載の送風機器。
  4. 前記AC/DCコンバーターの最大出力、または、前記モーター部の装置が損傷する過電流値の直前の電流値となる制限電流値Isを予め前記電子制御装置に記憶させ、
    前記電子制御装置は、前記真のファンモーター電流値が前記電流値Isを越えないように前記ファンモーターの回転数制御を行う請求項1乃至3記載の送風機器。
  5. 前記補正値は、前記交流電源からAC電圧を供給された時点から所定の時間内に算出される請求項1〜4いずれかひとつに記載の送風機器。
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