JP6360448B2 - 直角ステップゲージ - Google Patents

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Description

本発明は、3次元測定機の各機械軸方向の位置決め精度や真直度の検証と、各機械軸間の直角度の検証に用いられる直角ステップゲージに関する。
従来、自動車のエンジンや変速機のケース類のような機械部品類の寸法測定には、測定テーブル(ベッド)上にセッティングした被測定物に対してプローブ(測定子)の先端を接触させて測定を行うようにした3次元測定機が用いられている。
3次元測定機は、プローブ自体の摩耗による指示誤差や、当該プローブの各機械軸方向(X、Y、Z方向)への移動を案内するガイド部材等の歪みや摩耗によって、各機械軸の真直度や各機械軸間の直角度の誤差が生じるため、高精度に仕上げられた基準となる検証用ゲージを用いて、定期的な精度検査が行われている。
従来、このような、3次元測定機の精度検証用ゲージとしては、例えば、特許文献1に記載されているような、角棒状の長尺なゲージ本体の長手方向に沿って、3次元測定機のプローブが接触する内周面を基準測定面とする基準孔が、複数上下方向に貫通して配列されているものが提案されている。
特開2012−108100号公報
前述した特許文献1に記載されているような、従来の3次元測定機の検証用ゲージは、3次元測定機の各機械軸方向毎に指示誤差や当該機械軸の真直度を検証することは可能であるが、2つの機械軸間の直角度を検証する場合には、隣り合う直角な2辺を基準測定面とする3角形や4角形の直角ゲージを別途用意し、これにプローブを当てて測定する必要があった。
また、前記直角ゲージの一つの基準測定面にプローブを当てる場合には、当該基準測定面に対してプローブを常に同じ向きに当てて、プローブを3次元測定機の機械軸に沿った複数箇所に移動させて座標測定を行うため、測定される各座標値には、プローブを当てる向きによる指示誤差が含まれてしまう可能性があった。
そこで、本発明は、前述したような、従来の3次元測定機の精度検証用ゲージの問題を解消し、3次元測定機の各機械軸方向の指示誤差や真直度の検証と各機械軸間の直角度の検証を、一つのゲージで高精度に行うことのできる直角ステップゲージを提供することを目的とする。
前記目的のために提供される本発明の直角ステップゲージは、上下両面が平行な平坦面で構成された略角棒状の第1基準部材保持部と第2基準部材保持部どうしが、それぞれの長手方向の中央位置で直角に同一面内で交差して、平面視略十字形に結合されているとともに、前記第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の互いに直角に隣り合うそれぞれの側面間が筋交い状の補強リブで結合された、熱膨張係数が小さく寸法安定性に優れた素材からなるゲージ本体と、前記ゲージ本体の第1基準部材保持部と第2基準部材保持部のそれぞれの長手方向に沿って配列された、3次元測定機のプローブ先端が当接する基準測定面を有する複数の基準部材とを備え、前記複数の基準部材は、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部のそれぞれの上面と下面に平行でこれらの中間に位置する仮想中立平面に対して、上下対称に配置されていることを特徴としている。
本発明の直角ステップゲージにおいては、第1基準部材保持部及び第2基準部材保持部に配列される基準部材は、これらの基準部材保持部の上下両面を貫通する取付孔に嵌装固定される、内周面を基準測定面とした中空円筒状のブシュであることが望ましい。
また、第1基準部材保持部及び第2基準部材保持部に配列される基準部材は、これらの基準部材保持部の上下両面にそれぞれ形成された球面状凹部に接着保持された、表面を基準測定面とした球体であることも望ましい。
さらに、本発明の直角ステップゲージにおいては、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部のそれぞれの両端に、これらの上下面から両方向に垂直に突出する基準部材保持駒が固定され、これらの基準部材保持駒にはそれぞれ、仮想中立平面に対して対称的に配置された一対の基準部材が装着されていることも望ましい。
また、本発明の直角ステップゲージにおいては、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の何れか一方に、その上下両面に開口する第1のねじ孔が形成されているとともに、当該ねじ孔に対して、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の交差位置の反対側で左右両側に位置する一対の補強リブの上下両面にそれぞれ、第2のねじ孔と第3のねじ孔が形成され、第1のねじ孔は、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の交差位置の中央を図心とする二等辺三角形の頂点に対応する位置に配置されているとともに、第2のねじ孔と第3のねじ孔は、当該二等辺三角形の底辺の両端に対応する位置に配置され、前記第1乃至第3のねじ孔にはゲージ本体の上下両側からそれぞれ、当該ゲージ本体を3次元測定機の測定テーブル上に支持する支持脚が螺着されていることも望ましい。
請求項1に記載された発明に係る直角ステップゲージによれば、3次元測定機のプローブの位置決め精度や各機械軸の真直度の検証と併せて、2つの機械軸間の直角度の検証を一つのゲージのみで行うことが可能であるとともに、ゲージの上下面を反転して行う反転測定法による測定が可能であるため、3次元測定機の精度検証を高精度で行うことができる。
請求項2に記載された発明に係る直角ステップゲージによれば、請求項1の発明から得られる効果に加えてさらに、機械製品の多くで、品質管理上寸法公差の許容範囲が厳しく定められている孔径を測定する場合と同様なプローブの動きにより3次元測定機の精度検証を行うことができるため、本発明の直角ステップゲージで精度検証した3次元測定機で測定した製品の孔径の信頼性を高めることができる。
請求項3に記載された発明に係る直角ステップゲージによれば、請求項1の発明から得られる効果に加えてさらに、基準測定面が球面であるため、3次元測定機のプローブを様々な方向から当てることが可能であり、測定テーブルに対する直角ステップゲージの取付姿勢の自由度を高めることができる。
請求項4に記載された発明に係る直角ステップゲージによれば、前記各請求項の発明から得られる効果に加えてさらに、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部のそれぞれの両端に、仮想中立平面に対して上下対称に配置された一対の基準部材が装着された基準部材保持駒が固定されているため、3次元測定機に対する直角ステップゲージのセッティング姿勢を変えることなく、前記仮想中立平面と直交する方向の機械軸の精度確認を簡単に行うことができる。
請求項5に記載された発明に係る直角ステップゲージによれば、前記各請求項の発明から得られる効果に加えてさらに、ゲージ本体の上下各面に支持脚が3カ所ずつ螺着されているため、直角ステップゲージの重量を均等に分散して支持することができ、3次元測定機の測定テーブル上に、がたつきなく安定してセッティングすることができる。
本発明の直角ステップゲージを3次元測定機にセッティングした状態を示す斜視図である。 本発明の直角ステップゲージの1実施形態を示す斜視図である。 本発明の直角ステップゲージの1実施形態を示す平面図である。 本発明の直角ステップゲージの1実施形態を示す側面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 第1基準部材保持部の支持脚と取付治具の連結部分を示す部分断面図である。 第1基準部材保持部と取付治具との連結部分の分解斜視図である。 図4のC−C断面図である。 図4のD−D断面図である。 本発明の直角ステップゲージの別の実施形態を示す斜視図である。 球体のゲージ本体への取付構造を示す部分断面図である
以下、図面に基づいて本発明の1実施形態を説明する。
図1は、本発明の直角ステップゲージを3次元測定機にセッティングした状態を示す斜視図であって、同図に示すように、本発明の直角ステップゲージ1によって精度検査が行われる3次元測定機2は、被測定物を載せる測定テーブル3を有している。
この測定テーブル3の両側には、門型の可動フレーム4がX方向の水平な機械軸に沿ってスライド自在に支持されている。また、前記可動フレーム4には、ヘッド部5が前記X方向と直交する水平なY方向の機械軸に沿ってスライド自在に支持されており、さらに、前記ヘッド部5には、昇降筒6がZ方向の垂直な機械軸に沿って昇降自在に支持されている。
また、昇降筒6の先端に設けられたプローブヘッド6Aには、プローブ7が先端を同図のように鉛直下方に向けた姿勢と水平方向に90°回動させた姿勢との間で、姿勢変更可能に保持されている。
前記したように構成されている3次元測定機2の精度検査を行う場合には、同図に示すように、直角ステップゲージ1を測定テーブル3上にセッティングして、当該直角ステップゲージ1に配列されている基準部材のそれぞれの基準測定面にプローブ7の先端を当接させて各測定点の座標値を測定し、これらの測定値を、より高度な測定機で精密に測定された、この直角ステップゲージ1の基準値と比較することにより、各機械軸方向(X、Y、Zの各方向)の位置決め精度や真直度、ならびに、各機械軸間の直角度の検証を行う。
また、この3次元測定機2によって、エンジンブロック等のワークの仕上げ面の寸法測定等を行う場合には、直角ステップゲージ1の代わりに、測定テーブル3上に測定対象とするワーク(図示せず)をセッティングし、可動フレーム4、ヘッド部5、及び、昇降筒6をそれぞれX、Y、Z方向に移動させてプローブ7の先端をワークの被測定面に当接させることで、当該被測定面の座標値を測定する。
図2は、本発明の直角ステップゲージの1実施形態を示す斜視図、図3は平面図、図4は側面図であって、これらの図に示す直角ステップゲージ1は、上下両面が高精度に仕上げられた平行な平坦面でそれぞれ構成されている、略角棒状の第1基準部材保持部8と第2基準部材保持部9を備えている。
なお、直角ステップゲージ1は、上下反転したり縦にして使用する場合もあるため、ここでは、当該直角ステップゲージ1の「上面」という語は、図3に示す表側の面を意味し、また、「下面」という語は、同図の裏側の面を意味している。
これらの基準部材保持部8、9どうしは、それぞれの長手方向の中央位置で直角に同一面内で交差して、平面視略十字形に一体に結合されている。また、第1基準部材保持部8と第2基準部材保持部9の互いに直角に隣り合うそれぞれの側面間は、剛性を高めるために、筋交い状の補強リブ10、11、12、13によって結合されている。
また、それぞれの基準部材保持部8、9には、重量軽減のために上下両面を貫通する複数の肉抜き孔h、h’が形成されており、第1基準部材保持部8と第2基準部材保持部9、ならびに補強リブ10、11、12、13によって、一体化されたゲージ本体14が構成されている。
また、本実施形態の直角ステップゲージ1においては、第1基準部材保持部8と第2基準部材保持部9のそれぞれの両端には、これらの上下両面から垂直両方向に突出する、直方体状の基準部材保持駒15が固定されている。
本実施形態のものにおいては、ゲージ本体14とこれらの基準部材保持駒15は、スーパーインバーで製作されている。なお、これらの素材はスーパーインバーに限定するものではなく、例えば、工具鋼やガラス、御影石等、熱膨張係数が小さく寸法安定性に優れた素材を用いることができる。
第1基準部材保持部8と第2基準部材保持部9にはそれぞれの長手方向に、等間隔に5つのブシュ16が基準部材として配列されていて、これらの基準部材保持部8、9が交差する中央位置には、両方の配列に共通のブシュ16が配置されている。また、同様のブシュ16が前記それぞれの基準部材保持駒15にも縦に2つずつ配置されている。なお、これらの基準部材保持駒15の詳細構造については後述する。
図5は、図3のA−A断面図であって、同図に示すようにブシュ16は、第2基準部材保持部9の上下両面を垂直に貫通している取付孔17内に嵌装されている円筒部16Aと、当該第2基準部材保持部9の上面側で前記取付孔17の周縁部に当接している鍔部16Bから構成されている。
ブシュ16には、中心部に取付孔17と同心状の貫通孔が形成され、その内周面は高精度に仕上げられている。前記内周面は、第2基準部材保持部9の上面に突出している鍔部16Bの内側部分を除いて、図1に示す3次元測定機2のプローブ7先端が当接する基準測定面Sとして使用される。
ここで用いているブシュ16の素材には、基準測定面Sの発錆を避けるため、ステンレス鋼が用いられており、ねじやナットの緩み止めに使用される接着剤によって取付孔17に固定されている。なお、図示は省略するが、直角ステップゲージ1の他の箇所に設けられているブシュ16も、同様にして固定されている。
また、本実施形態のものにおいては、組み付けを容易にするため、ブシュ16には取付孔17の周縁部に当接する鍔部16Bを設けているが、鍔部16Bには、3次元測定機2のプローブ7を当接させることはないので、ブシュ16は実質的に貫通孔内周面を基準測定面Sとする上下対称な中空円筒状であればよく、円筒部16Aのみで構成してもよい。
また、直角ステップゲージ1には、3次元測定機の測定テーブル上に設置するための支持脚18が取り付けられている。前記支持脚18は、本実施形態のものにおいては、第1基準部材保持部8の上下両面間を垂直に貫通して形成されているねじ孔と、2つの補強リブ10、11のそれぞれの上下両面間を垂直に貫通して形成されているねじ孔の合計3カ所のねじ孔に、それぞれゲージ本体14の上下両側から各一本ずつ、合計6本取り付けられている。
なお、これらの支持脚18をゲージ本体14の上下両側に3本ずつ取り付けた理由は、直角ステップゲージ1を測定テーブル3上にこれらの支持脚18で水平に置いて3次元測定機の精度測定を行う際に、直角ステップゲージ1の上面側でそれぞれのブシュ16の中心の座標値を測定してから上下を反転して下面側でこれらのブシュ16の貫通孔中心の座標値を再度測定し、上下両面でそれぞれの座標値の平均値を求める反転測定法を利用できるようにするためである。前記反転測定法を用いることによって、直角ステップゲージ1自体の製作誤差が打ち消されるため、3次元測定機1の精度測定をより正確に行うことができる。
第1基準部材保持部8に形成されている、支持脚18を螺着されるねじ孔(第1のねじ孔)は、第1基準部材保持部8と第2基準部材保持部9の交差位置の中央を図心とする仮想的な二等辺三角形の頂点に対応する位置に形成されている。
また、補強リブ10に形成されている、支持脚18を螺着するねじ孔(第2のねじ孔)と、補強リブ11に形成されている、支持脚18を螺着するねじ孔(第3のねじ孔)はそれぞれ、前記仮想的な二等辺三角形の底辺の両端に対応した位置に形成されている。
支持脚18を取り付ける3つのねじ孔の位置をこのように配置することによって、各支持脚18が直角ステップゲージ1の重量を均等に受けることができ、直角ステップゲージ1を上下何れの面を上にしても、測定テーブル3の上にがたつきなくセッティングすることができる。なお、直角ステップゲージ1を測定テーブル3上に安定して支持するためには、前記二等辺三角形を正三角形とすることが望ましい。
図6は、図3のB−B断面図であって、同図に示すように、補強リブ11の上面側には、前述した第1基準部材保持部8及び第2基準部材9の上面と同一レベルとなるように、補強リブ11の他の部分よりも突出した支持脚取付面11Aが形成されている。
また、補強リブ11の下面11Bは、第1基準部材保持部8及び第2基準部材9の下面と同一レベルの平坦面になっており、前記支持脚取付面11Aと下面11B間には、これらの面に垂直に、ねじ孔N1が貫通して形成されている。
前記ねじ孔N1には、その両側にそれぞれ支持脚18が取り付けられている。これらの支持脚18は、その長手方向中央部に大径部aが形成され、両端部にそれぞれねじ部b、cが形成されている支持脚本体18Aを有している。
支持脚本体18Aのねじ部bと大径部aとの間にはねじが切られていない平滑部dが形成されている。また、支持脚本体18Aには、大径部aの両側にそれぞれ、平座金18B、凹面状球面座金18C、凸面状球面座金18Dが順に装着されており、一方のねじ部bは、支持脚取付面11Aと下面11Bのそれぞれの側から補強リブ11のねじ孔N1内に平滑部dとの境界位置まで螺入されて、ボルトナット等の緩み止めに用いる接着剤により固定されている。
また、支持脚本体18Aの他方のねじ部cには、凸面状球面座金18Dの平坦な裏面側に、平座金18Eを介して取付ナット18Fが螺着されている。この取付ナット18Fは、直角ステップゲージ1を図1に示す3次元測定機2の測定テーブル3上に取付治具を用いて縦向き姿勢でセッティングする際に、支持脚本体18Aを取付治具に固定するために用いる。なお、取付治具への固定については後述する。
図6に示すように、これらの支持脚18は、前記支持脚取付面11Aならびに第1基準部材保持部8及び第2基準部材9の上面が共通に含まれる仮想平面P1と、補強リブ11の下面11Bならびに前記第1基準部材保持部8及び第2基準部材9の下面が共通に含まれる仮想平面P2に平行で、これらの中間に位置する仮想中立平面Pnに対して、上下に対称的に配置されている。なお、前述した補強リブ10、12、13のそれぞれの下面も、前記仮想平面P2と同一レベルにある。
また、図2及び図3に示すように、補強リブ10にも前記支持脚取付面11Aと同様な支持脚取付面10Aが形成されており、前記支持脚取付面10Aとその下面との両側にそれぞれ同様にして支持脚18が取り付けられている。また、第1基準部材保持部8の上下両面に取り付けられている支持脚18も、前記仮想中立平面Pnに対して対称的に配置されている。
なお、直角ステップゲージ1を前記3次元測定機2の測定テーブル3上にセッティングする場合に、上向きの支持脚18のねじ部cから取付ナット18Fを取り外して、代わりに図示しないアイナットを取り付け、当該アイナットにワイヤを連結することにより、ステップゲージ1をワイヤで吊り下げて測定テーブル3上に移動させることも可能である。
図7は、第1基準部材保持部8の下面側に取り付けられている支持脚18を取付治具19に連結したときの、連結部分を示す部分断面図、図8は、前記連結部分の分解斜視図であって、これらの図においては、取付治具19はその構造の一部しか図示していないが、取付治具19は、図1に示す3次元測定機2の測定テーブル3上に直角ステップゲージ1を縦向き姿勢で保持する支持台としての機能を有するものである。
取付治具19には取付孔19Aが形成されている。前記取付孔19Aは、支持脚本体18Aの大径部a全体をその内側に収容可能な内径と奥行きを有しており、図7に示すように支持脚本体18Aの大径部を挿入し、平滑部dに遊嵌されている平座金18Bとねじ部cに遊嵌されている平座金18Bとの間に取付治具19を挟み込んで取付ナット18Fを締め付けることで、支持脚18を介して第1基準部材保持部8を取付治具19に固定することができる。
この際、取付治具19を間に挟み込んでいる両側の平座金18Bは、それぞれの背後に配置されている、凹面状球面座金18Cと凸面状球面座金18Dによって、取付治具19の表面又は裏面に密着するように自動的に傾きが調整されるため、支持脚18と取付治具19が直角になっていなくても支持脚18に曲げ荷重が作用することはなく、第1基準部材保持部8は支持脚18を介して取付治具19に確実に固定される。
なお、本実施形態のものにおいては、取付孔19Aへの大径部aの組み込みを容易にするために、大径部aのねじ部c側は円錐面としてある。また、ここでは、取付治具19の全体形状は図示していないが、直角ステップゲージ1の2つの補強リブ10、11の下面にそれぞれ取り付けられている2本の支持脚18(図2又は図3参照)も同様にして、当該取付治具19にそれぞれ固定される。
また、図7に示す取付治具19は、第1基準部材保持部8の下面側の支持脚18に取り付けているが、上面側の支持脚18に取り付けることも可能である。この場合には補強リブ10、11は、これらの上面側の支持脚18を取付治具19に取り付ければよい。
図9は、図4のC−C断面図、図10はD−D断面図であって、これらの図に示すように、基準部材保持駒15は、ボルト孔15Aに通した連結ボルト20を、第1基準部材保持部8及び第2基準部材保持部9の各端面にそれぞれ形成されているねじ穴N2に螺着してこれらの端面に固定されている。
図10に示すように、第1基準部材保持部8と基準部材保持駒15の間には、連結ボルト20の両側に一対のノックピン21が組み込まれており、これらのノックピン21で第1基準部材保持部8に対する基準部材保持駒15の取付位置が位置決めされている。
また、基準部材保持駒15の第1基準部材保持部8との対向面には、接着剤保持溝15Bが刻設されており、この溝内に接着剤を充填して第2基準部材保持部8との結合をより確実にしている。
なお、前記接着剤は、取付孔17へブシュ16を固定する際に用いている接着剤と同様なものを使用している。また、図示は省略しているが、第2基準部材保持部9と基準部材保持駒15間の取付構造は、第1基準部材保持部8と同様である。
図2及び図3に示すように、各基準部材保持駒15の上端面には2箇所ずつ、測定ポイントkが設けられている。なお、測定ポイントは、これらの図からは見えない下端面にも、上端面と同様に2箇所ずつ設けられている。
測定ポイントkは高精度の平面に仕上げられている円形領域であって、図1に示すように直角ステップゲージ1を3次元測定機2の測定テーブル3上にセッティングした後、後述するように、プローブ7の先端をこれらの測定ポイントkに当てて、基準座標系の座標面を決定するために用いられる。
次に、前述したように構成されている直角ステップゲージ1を用いて、図1に示す3次元測定機2の直角度を反転測定法により検証する手順を以下に説明する。なお、各機械軸方向の位置決め精度や真直度を検証する手順については、従来公知のステップゲージと同様であるため、ここでは説明を省略する。
(手順1)
まず、直角ステップゲージ1を図1に示すように3次元測定機2の測定テーブル3上にセッティングする。ここでは、直角ステップゲージ1の第1基準部材保持部8(図2参照)の長手方向を3次元測定機2のY方向の機械軸と平行にセッティングしている。
(手順2)
次に、図2または図3に示す4つの基準部材保持駒15のそれぞれの上端面2箇所ずつ、合計8箇所の測定ポイントkにプローブ7を当てて、これらの測定ポイントkを含む平面を、直角ステップゲージ1に付随する基準座標系(x、y、z)の基準座標面(x−y座標面)として設定する。
(手順3)
次に、第1基準部材保持部8の長手方向に配列されている5つのブシュ16の各基準測定面Sに、前記基準座標面から2箇所の異なる所定の深さで円周方向に8箇所ずつプローブ7を当ててこれらの基準測定面Sの中心軸線を求め、5箇所の中心軸線の基準座標面から所定の深さの各座標値に基づいて、当該基準座標系のy軸の基準軸線を求める。
(手順4)
次に、第2基準部材保持部9の長手方向に配列されている5つのブシュ16の各基準測定面Sの中心軸線を前記手順3と同様にして求め、これら5箇所の中心軸線の所定の深さの各座標値に基づいて、前記基準座標系のx軸の基準軸線を求める。
(手順5)
次に、手順3と手順4で求めたx軸とy軸の基準軸線から、3次元測定機2の機械座標系(直角座標系)(X、Y、Z)と座標変換で対応付けられた基準座標系(x、y、z)を決定する。
(手順6)
次に、直角ステップゲージ1の表(上面)側で設定された前記基準座標系(x、y、z)に基づいて、X軸とY軸間の直角度αを算出する。ここで、直角度αは、当該基準座標系(x、y、z)のx−y面を機械座標系(X、Y、Z)のX−Y面に平行にしてy軸とY軸が一致するように回転させたときの、X軸とx軸間の角度誤差を表している。
(手順7)
次に、直角ステップゲージ1を、第1基準部材保持部8の長手方向を軸にして上下反転した後、前述した手順1と同様にして、第1基準部材保持部8の長手方向を3次元測定機2のY方向の機械軸と平行になるように測定テーブル3上にセッティングする。
(手順8)
次に、前述した手順2と同様にして、4つの基準部材保持駒15のそれぞれの上端面(なお、直角ステップゲージ1は上下反転しているので、図2及び図3においては下端面)の2箇所ずつ、合計8箇所の測定ポイントkにプローブ7を当てて、これらの測定ポイントkを含む平面を基準座標系(x、y、z)の基準座標面(x−y座標面)として設定する。
(手順9)
次に、前述した手順3と同様にして、第1基準部材保持部8の長手方向に配列されている5つのブシュ16の各基準測定面Sに、前記基準座標面から2箇所の異なる所定の深さで円周方向に8箇所ずつプローブ7を当ててこれらの基準測定面Sの中心軸線を求め、5箇所の中心軸線の基準座標面から所定の深さの各座標値に基づいて、当該基準座標系のy軸の基準軸線を求める。
(手順10)
次に、前述した手順4と同様にして、第2基準部材保持部9の長手方向に配列されている5つのブシュ16の各基準測定面Sの中心軸線を求め、これら5箇所の中心軸線の所定の深さの各座標値に基づいて、前記基準座標系のx軸の基準軸線を求める。
(手順11)
次に、手順9と手順10で求めたx軸とy軸の基準軸線から、3次元測定機2の機械座標系(直角座標系)(X、Y、Z)と座標変換で対応付けられた基準座標系(x、y、z)を決定する。
(手順12)
次に、前述した手順6と同様にして、直角ステップゲージ1の裏(下面)側で設定された前記基準座標系(x、y、z)に基づいて、X軸とY軸間の直角度βを算出する。
(手順13)
次に、手順6で算出した直角度αと手順12で算出した直角度βから、3次元測定機2のX−Y軸間の真の直角度γを、γ=(α+β)/2として求める。
ここで、αとβには直角ステップゲージ1自体の誤差が含まれるが、これら2つの値を平均することによって、直角ステップゲージ1自体の誤差は除かれて、3次元測定機2の直角度γを高精度で算出することができる。
すなわち、直角ステップゲージ1自体の誤差(直角度)をδとすると、γ=α+δであり、一方、直角ステップゲージ1をy軸回りに反転すると、δの符号の正負が反転するため、γ=β−δとなる。
したがって、αとβの平均値が真の直角度γとなる。例えば、α=0.02、β=0.03であれば、3次元測定機2の機械軸X、Y間の直角度γは、γ=0.025となる。このとき、直角ステップゲージ1自体の直角度δは、δ=(β−α)/2=0.005となる。
なお、直角ステップゲージ1は、第1基準部材保持部8を3次元測定機2のX方向の機械軸と平行にセッティングして測定してもよい。また、第2基準部材保持部9の長手方向を軸にして上下反転してもよい。
また、3次元測定機2のY方向とZ方向の機械軸間、ならびに、Z方向とX方向の機械軸間の直角度の検証は、直角ステップゲージ1を、前述した図7及び図8に示す取付治具19を用いて測定テーブル3上に縦向き姿勢でセッティングすることで、前述したX方向とY方向の機械軸間の直角度を求める手順と同様にして行うことができる。
また、本実施形態の直角ステップゲージ1においては、第1基準部材保持部8と第2基準部材保持部9のそれぞれの両端に固定されている基準部材保持駒15にそれぞれ縦に2つずつ装着されているブシュ16を用いて、直角ステップゲージ1を測定テーブル3上に水平にセッティングしたままで、Z軸方向の位置決め精度の確認を行うことができる。
さらに、直角ステップゲージ1を、取付治具を用いて上面または下面が3次元測定機2のY−Z平面またはZ−X平面と平行になるように、測定テーブル3上に縦向きにセッティングしたままで、X軸方向またはY軸方向の位置決め精度の確認を行うことができる。
また、前述した実施形態のものにおいては、基準座標面を決定する際に、基準部材保持駒15の上下の端面に設けた測定ポイントkにプローブ7を当てているが、測定ポイントの位置は基準部材保持駒15に限定するものではない。
例えば、測定ポイントを、直角ステップゲージ1の上面(表)側では第1基準部材保持部8の上面の支持脚18近傍の点と、補強リブ10の支持脚取付面10A上の点、及び、補強リブ11の支持脚取付面11A上の点とし、下面(裏)側では、第1基準部材保持部8の下面の支持脚18近傍の点と、補強リブ10下面の支持脚18近傍の点、及び、補強リブ11下面の支持脚18近傍の点としてもよい。
また、直角ステップゲージ1のプローブ7を当接させる測定ポイントや、ブシュ16の基準測定面S以外の部分には、錆止め塗料を塗布する等、発錆を防止する処理を施してもよい。
図11は、本発明の直角ステップゲージの別の実施形態を示す斜視図であって、同図に示す直角ステップゲージ1’は、基準部材として表面を基準測定面S’としたジルコニアの球体16’を用いたものである。
前記直角ステップゲージ1’は、球体16’の取付構造を除けば、ゲージ本体14’と基準部材部材保持駒15’の構造や素材は前述した直角ステップゲージ1と共通であり、また支持脚18についても共通である。
図12は、直角ステップゲージ1’の第1基準部材保持部8’と第2基準部材保持部9’の交差部の縦断面図であって、同図に示すように、球体16’は、前記交差部の上下両面に形成されている当該球体16’に適合した球面状凹部17’にそれぞれ、接着剤を用いて仮想中立平面Pnに対して上下対称的に固定されている。
また、その他の箇所に配置されている球体16’についても同様に、仮想中立平面Pnに対して上下に対称的に固定されている。また、図11に示すように、第1基準部材保持部8’と第2基準部材保持部9’のそれぞれ端に取り付けられている基準部材保持駒15’は、外側の面にのみ球体16’が上下に2つずつ固定されている。
なお、以上に説明した各実施形態における直角ステップゲージ1、1’は、何れも基準部材保持駒15、15’を備えているが、これらは省略してもよい。また、支持脚18は取付治具19への取付部材を兼用した構造としているが、本発明はこれに限定するものではなく、取付治具には、ゲージ本体を直接ねじ止め等の手段で連結するようにしてもよい。
なお、図11に示す直角ステップゲージ1’を用いた、図1に示す3次元測定機2の精度検査は、基本的には、前述した直角ステップゲージ1による検査手順と同様であるが、直角ステップゲージ1’を用いる場合には、プローブ7を球体16’の基準測定面S’上の複数の点(例えば、基準測定面S’(球面)の赤道上で互いに離れた4点と、一方の極点))に当接し、これらの座標値から当該球体16’の中心の座標値を求める。
1、1’ 直角ステップゲージ
2 3次元測定機
3 測定テーブル
4 可動フレーム
5 ヘッド部
6 昇降筒
6A プローブヘッド
7 プローブ
8、8’ 第1基準部材保持部
9、9’ 第2基準部材保持部
10、11、12、13 補強リブ
10A、11A 支持脚取付面
11B 下面
14、14’ ゲージ本体
15、15’ 基準部材保持駒
15A ボルト孔
15B 接着剤保持溝
16 ブシュ(基準部材)
16’ 球体(基準部材)
16A 円筒部
16B 鍔部
17 取付孔
17’ 球面状凹部
18 支持脚
18A 支持脚本体
a 大径部
b、c ねじ部
d 平滑部
18B 平座金
18C 凹面状球面座金
18D 凸面状球面座金
18E 平座金
18F 取付ナット
19 取付治具
19A 取付孔
20 連結ボルト
21 ノックピン
h、h’ 肉抜き孔
k 測定点
N1 ねじ孔
N2 ねじ穴
P1、P2 仮想平面
Pn 仮想中立平面
S、S’ 基準測定面

Claims (5)

  1. 上下両面が平行な平坦面で構成された略角棒状の第1基準部材保持部と第2基準部材保持部どうしが、それぞれの長手方向の中央位置で直角に同一面内で交差して、平面視略十字形に結合されているとともに、前記第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の互いに直角に隣り合うそれぞれの側面間が筋交い状の補強リブで結合された、熱膨張係数が小さく寸法安定性に優れた素材からなるゲージ本体と、
    前記ゲージ本体の第1基準部材保持部と第2基準部材保持部のそれぞれの長手方向に沿って配列された、3次元測定機のプローブ先端が当接する基準測定面を有する複数の基準部材とを備え、
    前記複数の基準部材は、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部のそれぞれの上面と下面に平行でこれらの中間に位置する仮想中立平面に対して、上下対称に配置されていることを特徴とする直角ステップゲージ。
  2. 第1基準部材保持部及び第2基準部材保持部に配列される基準部材は、これらの基準部材保持部の上下両面を貫通する取付孔に嵌装固定される、内周面を基準測定面とした中空円筒状のブシュであることを特徴とする請求項1に記載の直角ステップゲージ。
  3. 第1基準部材保持部及び第2基準部材保持部に配列される基準部材は、これらの基準部材保持部の上下両面にそれぞれ形成された球面状凹部に接着保持された、表面を基準測定面とした球体であることを特徴とする請求項1に記載の直角ステップゲージ。
  4. 第1基準部材保持部と第2基準部材保持部のそれぞれの両端に、これらの上下面から両方向に垂直に突出する基準部材保持駒が固定され、これらの基準部材保持駒にはそれぞれ、仮想中立平面に対して対称的に配置された一対の基準部材が装着されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の直角ステップゲージ。
  5. 第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の何れか一方に、その上下両面に開口する第1のねじ孔が形成されているとともに、当該ねじ孔に対して、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の交差位置の反対側で左右両側に位置する一対の補強リブの上下両面にそれぞれ、第2のねじ孔と第3のねじ孔が形成され、
    第1のねじ孔は、第1基準部材保持部と第2基準部材保持部の交差位置の中央を図心とする二等辺三角形の頂点に対応する位置に配置されているとともに、第2のねじ孔と第3のねじ孔は、当該二等辺三角形の底辺の両端に対応する位置に配置され、
    前記第1乃至第3のねじ孔にはゲージ本体の上下両側からそれぞれ、当該ゲージ本体を3次元測定機の測定テーブル上に支持する支持脚が螺着されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の直角ステップゲージ。
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