JP6339505B2 - 座標位置決め機械をチェックするためのゲージ人工物および方法 - Google Patents

座標位置決め機械をチェックするためのゲージ人工物および方法 Download PDF

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Description

本発明は、座標位置決め機械をチェックするためのゲージ人工物および方法に関する。本発明は、特定の、しかし、排他的でないが、ゲージ人工物への適用、および非デカルト座標位置決め機械をチェックするゲージ人工物および方法への適用を有し、例えばそれらは特許文献1および特許文献2に記載されていて、それらは参照によってここに組み込まれる。
特許文献1および特許文献2は、座標位置決め機械を動かす方法を記載し、その方法は、座標位置決め機械に一連の名目上同一の部分のうちのマスター部分をマッピングし、そして(一般にゲージング(gauging)と呼ばれる)その一連のものの残りの部分を測定するための基礎としてそのマッピングを使用することを含む。
この方法は、図1に図式的に示される。第1に、マスター部分Mは、座標位置決め機械2のような校正済み座標位置決め機械において測定され、その校正済み座標位置決め機械は、マスター部分のための基準値を決定するために、例えばマスター部分Mによって占められる少なくともその量である測定の所要範囲全体で位置測定値が線形であることを確保するように校正されている。そして、マスター部分Mは、校正される座標位置決め機械3によって測定される。マップは、座標測定機械2を用いて測られた基準値に基づいて、座標位置決め機械3によりマスター部分Mについて測定された点の値から発生する。そして、一連のものの更なる部分Nは座標位置決め機械3で測られ、そして、これらの測定はマスター部分Mに対してなされたそれらと比較される。そして、テーブル4で例示されるように、各々の点、1、2、3・・・などに対するマスター部分Mからの部分Nのずれは決定されることができる。そのような方法の利点は、座標位置決め機械が全ての量全体で線形である必要がなく、マスター部分M上の対応する点からずれた部分N上で測られた点における量に関してのみ線形であることを必要とする。
国際公開第2011/107729号 国際公開第2011/107746号
本発明の一態様によれば、座標位置決め機械のテーブル上に取り付けるためのベースと、名目上同一の幾何学的特性を有する少なくとも2つの部分を備える壇部とを備えるゲージ人工物であって、該壇部は、名目上同一の幾何学的特性を有する少なくとも2つの部分の各々がベースに対して共通の位置で与えられることができるように少なくとも2つの位置においてベースに対して壇部は位置決め可能である、ゲージ人工物が提供される。
用語「名目上同一の幾何学的特性」は、全く同一というわけではないが、類似の幾何学的特性を意味することが理解されよう。さらに用語「名目上」は、違いが座標位置決め機械で測定される部分における許容できるずれ(プロセスバリエーション)までの比較できる大きさである範囲で、幾何学的特性が他の部分のそれと類似であるとき、使われる。それら部分の名目上同一の幾何学的特性における相違は、共通の位置にあるとき、球や穴のように、同一の大きさの形状の相対的な位置の小さな違い、または形状の寸法における小さな違い、のように小さい場合がある。一般的に、ずれは、何百または何十マイクロメートルまたはそれより小さいオーダーでないとしても、1mm未満であるだろう。
座標位置決め機械の測定は、一連の名目上同一の部分を少なくとも共通の位置で与えるべくベース上に壇部を位置付けること、各部分の幾何学的特性における測定されたずれを既知のずれと比較すること、および、測定されたずれと既知のずれとの間の任意の違いのために補正することによる本発明によれば、ゲージ人工物を用いてチェックされることができる。ゲージ人工物は、校正されたゲージ人工物であり、2つの部分の幾何学的特性における違いは知られている。例えば、既知のずれは、すでに校正された座標位置決め機械でゲージ人工物を測定することによって得られたかもしれない。特に、それら部分の名目上同一の幾何学的特性のずれは、測定される1つのセットの部分Nにおける予想されるずれに対して比較できる大きさであり得、ゲージ人工物はこの大きさのずれを測定するための座標位置決め機械をチェックするのに用いられることができ、できる限り、その補正に用いられることができる。
ここで用いられる用語「ゲージ人工物」は、寸法を測定するために用いられ得るデバイスに限定されず、チェックを行われ得る設定寸法を含むデバイスを意味する。
それら部分の名目上同一の幾何学的特性は、ベース上の共通の位置に取り付けられたとき、その形状、大きさ、特徴の相対的位置および/または姿勢において、異なり得る。1つの実施形態において、幾何学的特性の大きさは異なり、一方、形状は同じままである(すなわち、長さ、幅、高さ、半径のような寸法比は、形は同じままであるが大きさが変わるだけであることを定める)。例えば、名目上同一の幾何学的特性を有する部分は、共に、異なる半径を有する球体を含み得る。そのような構成では、各球体の中心がベースに対して共通の点に置かれることができるように、ベースと壇部は配置され得る。代替的にまたは付加的に、名目上同一の幾何学的特性を有する部分は、ベースに対して共通の位置に置かれているとき、同じ大きさの共通形状を有する特徴を備えるが、わずかに異なるこれら特徴の位置を有する。さらなる配置において、各部分は、2つの特徴を備えることができ、各特徴は大きさおよび形状において同一であるがそれらの相対的位置において異なる。この配置の例では、部分の一方は同心の穴を備え、他方の部分は偏心した穴を備え、代替的に、各部分は異なる量だけオフセットされた中心を有する偏心した穴を有する。さらなる構成では、それら部分は比較可能であるが異なる形状を備えることができる。例えば、各部分の表面は、大小の軸の間で異なる比率で楕円を定めてもよい(円は楕円の特別な場合である)。さらなる構成では、幾何学的特性の大きさ、形および位置は、部分間で異なる。
好ましくは、ベースに対して名目上同一の幾何学的特性を有する少なくとも2つの部分の位置が該少なくとも2つの位置の間での壇部の動きによって交替され得るように、壇部は配置される。このように、ゲージ人工物は、座標位置決め機械が座標位置決め機械におけるベースの1つの位置のためにチェックされることができる2つ以上の位置を提供する。
本発明の第2態様によれば、ベースと、ベース上の2つ以上の別個の位置において位置決め可能な壇部とを備えるゲージ人工物であって、該壇部は、名目上同一の幾何学的特性を有する少なくとも2つの部分を備え、ベースに対するその位置は2つ以上の別個の位置間の該壇部の動きによって交替され得る、ゲージ人工物が提供される。
用語「交替する」は、壇部のたった1つの再配置に基づく、2つの部分の交換に限定されない。例えば、部分が回転の中心の周りに三角形に間隔をおいて配置される場合のように、壇部が名目上同一の幾何学的特性を有する奇数の数の部分を含むとき、たった1つの再配置を通していずれかの2つの部分を交換することが可能でないかもしれない。
好ましくは、2つの位置の間で壇部を動かすために壇部が回転しなければならないように、壇部がベース上に取り付けられることができる位置は定められる。壇部の名目上対称形の部分の位置を交替するために壇部がベースに対して回転され得るように、壇部は、少なくとも部分は、名目上回転対称を示し得る。
本発明の第3態様によれば、座標位置決め機械のテーブル上に取り付けるためのベースと、該ベース上に位置決め可能な壇部とを備えるゲージ人工物であって、該壇部の少なくとも一部分は名目上回転対称を示し、該壇部の該名目上対称形の部分の位置を交替するべく該壇部はベースに対して回転され得る、ゲージ人工物が提供される。
壇部によって示される回転対称は、名目上同一の幾何学的特性を有する壇部の部分を交替するために単純な機械的配置を提供する。用語「名目上回転対称」は壇部の回転移動の下で、壇部が完全に同一ではないが少なくとも1つの類似の幾何学的特性を提示することを意味することが理解されよう。用語「名目上」は、特性が各位置で非同一であるようにたとえ壇部が故意に製造されたとしても、各位置での壇部が一連の名目上同一の部分と考えられることができる程度まで、回転に基づき与えられる幾何学的特性が回転前に与えられたものと類似であるので、用いられる。壇部の回転に基づいて与えられる小さな違いは、座標位置決め機械によって測定されることになっている一連の部分で、予想されるずれと比較可能な大きさであり得る。一般的に、ずれは、何百または何十マイクロメートルあるいはそれよりも小さいオーダーでないとしても、1mm未満であるだろう。さらに、用語「少なくとも一部分」は、壇部の部分だけが名目上回転対称を示す必要があることを意味する一方で、他の部分は回転対称を示さないかもしれない。
ゲージ人工物は、ベース上の形成物と、位置を定める壇部とを含むことができ、ゆえに、壇部は位置間で動かされるために回転しなければならない。壇部は、少なくとも1つの部分は、名目上鏡面対称を示すことができ、それらの位置は1対の位置を含み、1対の位置は対の位置の間で壇部を動かすためにベースに対して180°だけ壇部の回転を必要とする。
代替的に、または、付加的に、少なくとも2つの位置の間での壇部の動きは、ベースに対する壇部の線形の動きを必要とし得る。
ゲージ人工物はベースと壇部との上に協力取付形成物を備えることができ、係合するとき、それらは、壇部が位置付けられ得るベース上の2つ以上の位置を定める。ベースと壇部のうちの一方は、2つ以上の定められた位置を提供するために壇部とベースとのうちの他方における3つの対応する形成物の2つ以上のセットと協力するように配置された3つの形成物の1つのセットを備えることができる。1つの実施形態において、各形成物は、ベースおよび壇部のうちの一方におけるスロットまたはボール(もしかすると半球)であって、該壇部および該ベースのうちの他方におけるボールまたはスロットとそれぞれ協力するべく配置されている、ベースおよび壇部のうちの一方におけるスロットまたはボールを備えることができる。
取付形成物は、1つ以上の運動学的位置を定めることができる。ここで用いられる用語「運動学的位置」は例えばベースである体部上の位置を意味し、その体部において、例えば壇部である別の体部はそれら体部の相対的位置が6つの自由度で定められるように位置付けられることができることが理解されよう。
ゲージ人工物は、形成物により提供される定義済みの位置の総計の可能性がある数のサブセットへ、ベース上の壇部の位置を限定するための調整要素を備えることができる。例えば、調整要素なしで、形成物は6つの可能性がある定義済みの位置を提供し得、調整要素は壇部の位置決めをこれらの位置のうちの2つに限定することができる。
ゲージ人工物は、壇部とベースとを一緒に推し進めるためのバイアスを備える。例えば、バイアスは、形成物を一緒に促すための磁石を含むことができる。
本発明の第4態様によれば、ベースと、2つ以上の構成間で該ベースに対して再構成可能な1つ以上の要素とを備えたゲージ人工物であって、各構成において、該1つ以上の要素は、該ベースに対する同じ位置での座標位置決め機械による測定のための、全く同一というわけではないが類似の部分を与える、ゲージ人工物が提供される。
本発明の第5態様によれば、ゲージ人工物の壇部であって、該壇部は、名目上同一の幾何学的特性を有すると共に該ゲージ人工物のベースの取付形成物と協力するように定められた取付形成物を有する少なくとも2つの部分を備え、ゆえに、該壇部は、少なくとも2つの位置で該ベースに対して位置決め可能であり、よって、前記名目上同一の幾何学的特性を有する前記少なくとも2つの部分の各々を、該ベースに対して共通の位置で出現させることができる、壇部が提供される。
本発明の第6態様によれば、第1体部と第2体部との組み合わせであって、該第1体部と該第2体部とは、協力する形成物を備え、該形成物が係合するとき、協力する形成物は複数の運動学的位置に第1体部および第2体部の相対的位置を制限するためのマウントを形成する、組み合わせを提供する。
マウントは、形成物が係合するとき、2つの運動学的位置へ、第1および第2体部の相対的位置を制限することができる。
第1体部と第2体部とは、該形成物によって提供される複数の運動学的位置の、例えば2つである、1つのサブセットに、それら体部の位置を制限するための協力する調整要素を備えることができる。
本発明の第7態様によれば、座標位置決め機械をチェックする方法であって、ゲージ人工物が第1および第2構成にあるとき、該座標位置決め機械で再構成可能な該ゲージ人工物の幾何学的特性を測定すること、該ゲージ人工物が前記第1および第2構成にあるときに得られる前記幾何学的特性の前記測定における相違を既知のずれと比べること、および、該比較に基づいて前記座標位置決め機械が満足に動いているか否かを判別することを含む、方法が提供される。
この方法によって、座標位置決め機械は、機械が一連の部分での幾何学的特性の小さなずれを、必要とされる正確さで、測定することができるかどうかを判別するべく、チェックされることができる。1つの実施形態において、この方法は、比較に基づき、機械によりとられた寸法のために補正係数を決定することをさらに含むことができる。ゲージ人工物がさらなる構成にあるとき、この方法は、座標位置決め機械で、再構成可能なゲージ人工物の幾何学的特性を測定することを含むことができる。さらなる構成は、第1および第2構成の間に提供されるずれと異なる幾何学的特性におけるさらなるずれを提供することができる。例えば、ずれの測定値におけるエラーが誤差の大きさで線形に変化しないならば、幾何学的特性において複数のずれを測定することはより正確な補正係数が定められることを可能にし得る。
この方法は、各構成でゲージ人工物の1つより多い幾何学的特性を測定することを含むことができる。1つより多い幾何学的特性の測定は、ゲージ人工物の上の離れた位置にあり得る。別々の補正係数は、幾何学的特性が測定される各位置のために決定されてよい。ゲージ人工物を再構成することは、座標位置決め機械で測定される幾何学的特性に対応する名目上同一の幾何学的特性を有する2つ以上の部分を交替することを含むことができる。
この方法は、座標位置決め機械を通じて複数の位置で実行されてよい。それら位置は、1つのセットの部分の上で測定される点の位置に対応してよい。
この方法は、本発明の第1、第2、第3または第4の態様によれば、ゲージ人工物を使用することを含み得る。
既知のずれは、校正された座標位置決め機械でゲージ人工物を測定することによって決定され得る。
添付の図面を参照して、一例としてのみ、これから本発明の実施形態が説明される。
座標位置決め機械を用いて1セットの名目上同一の部分を測定する方法を示す。 本発明の一実施形態によるゲージ人工物の斜視図である。 図2に示されるゲージ人工物の分解斜視図である。 図2に示されるゲージ人工物の分解側面視である。 図1に示されるゲージ人工物の側面図である。 図1に示されるゲージ人工物の平面図である。 図6に示された線A−Aに沿ったゲージ人工物の断面図である。 図1に示されるゲージ人工物の壇部の斜視図である。 本発明の一実施形態にしたがう方法を表すフローチャートである。
図2から7を参照して、ゲージ人工物101は、座標位置決め機械に取り付けるためのベース102、および、マウント105によって要求されるような定められた位置であって各位置がゲージ人工物の構成を定める位置で、このベース102上に取付可能な壇部108とを備えて示されている。
壇部108は、座標位置決め機械の測定をチェックするために使われることができる表面特徴を有する。この実施形態では、壇部108の表面は、図6に示されて壇部のコーナー間に延びる二点破線190、191周りに名目上鏡面対称を有する(それ故、名目上、180°回転対称)。したがって、壇部108は名目上同一の幾何学的特性を有する少なくとも2つの部分を有し、そして、名目上同一の幾何学的特性がある少なくとも2つの部分の各々がベース102に対して共通の位置で与えられることができるように、壇部108は定められた位置においてベース102に対して位置を定められる。この実施形態では、チェックが基づくかもしれない表面の多数の幾何学的特性がある。これらの幾何学的特性は、一連の部分で特定の予想されるずれ(プロセスバリエーション)のために座標位置決め機械のチェックを許すために異なる大きさの量にわたって広がる。予想されるプロセスバリエーションだけにチェックを制限することは、プロセスの速度を上げ得る、あるいは、予想されるプロセスバリエーション内での測定についてよりすばらしいチェックを許し得る。
この実施形態では、壇部108の表面は、2つの球体部103、104と、2つの複合形状突出部106、107とを含む。球体部103、104は、わずかに異なる半径を有し、25mmの球体部103に対して球体部104の半径は25.4mmである。突出部106、107は、複数の類似の穴と球状面および平面とを備え、1つの突出部106の平面と穴の中心との相対位置は以下により詳細に説明されるように他の突出部107のそれに対してわずかにオフセットされている。
この実施形態では、突出部106、107が壇部108の一体部分を形成するように成形されるか機械加工されるのに対して、球体部103、104はそれぞれ壇部108に球体部103、104を取り外し可能に接続するために固定手段を備える。固定手段は、球体部103、104を支持する軸部と壇部108上の共働するねじ山(不図示)によって提供される。穴103a、104aは、壇部108上の所定位置に球体部を締めるために工具を受け容れるために各球体部103、104の軸部に設けられる。ねじ山は壇部108上の球体部103、104の運動学的位置(kinematic location)を提供しない。したがって、球体部103、104の一方または両方が緩められるおよび/または取り外される場合には、締め直される/再び付けられるとき、壇部108は校正済み座標位置決め機械で再計測されるべきである。必要であるならば、球体部103、104を壇部108に取り外し可能に固定することは、球体部103、104を入れ替えたり交換したりすることを可能にする。
突出部106、107は、多くの面で異なる。各突出部106、107の下方部分は、互いに直角に位置する2つの段付セクションを備える。このように、各突出部106、107は、x、yおよびz方向において測定用の一対の平面(またはz方向における測定の場合、穴に対して4つの平面外部)を提供する。対応する平面間の相対的距離は、突出部106、107毎に異なる。段付平面セクションの上部に、楕円円筒形セクションが備え付けられ、そこに一連の円形穴が形成される。両方の突出部106、107の穴は、同じサイズであるが、突出部106の穴は同軸であるのに対して、突出部107の穴は偏心している。それらの穴は、(明らかに図7に示されるように)垂直(z方向)壁と、垂直に対して角度をつけられた壁とを含む。突出部106、107の楕円セクションの外面は、大小の軸の間で異なる比率を有してもよい。
壇部108には壇部108の異なる部分に名目上同一の対応物を有する多数の幾何学的特性があり、壇部108がこれらの幾何学的特性を交替するためにベース102に対して回転可能である。例えば、チェックが基づく一つ以上の比較できる幾何学的特性は、球体部103、104または突出部106、107の幾何学的特性、あるいは、球体部103、104の中心と突出部106、107の穴の中心との距離のような球体部と突出部の組み合わせの幾何学的特性との比較にあり得る。
さて図3および図8を参照すると、マウント105は、壇部108上の3つの対応する形成物111の2つのセットと協力するように配置されるベース102上の3つの形成物110の1つのセットを備える。
ベース102上の各形成物110は、スロットを有し、これら3つのスロットは、異なる方向に延び、この実施形態では、各々は同じ円と直角になっている。各スロットは、ベース102に平行に一対の円筒形ロッドを固定することによって形成される。この実施形態では、ロッドの各対は、適当な樹脂によってベース102にH形状くぼみに固定される。
壇部108上の各形成物111は、ボールの半球が露出するように、壇部108の円形形状くぼみに取り付けられるボールを備える。この実施形態では、ボール111aは1つの運動学的位置を提供するべく形成物110と協力するための1セットの形成物を形成し、ボール111bは第2の運動学的位置を提供するべく形成物110と協力するための第2セットの形成物を形成する。あるセットのボール111a、111bは、それらがベース102に形成されたスロットと一緒に係合することができるように離れて配置され、運動学的位置間で壇部108を動かすために壇部108が180°まで回転されることを必要とする一対の運動学的位置を定めるべく、一方のセットのボール111aは他方のセットのボール111bから間隔をおいて配置される。これを達成するために、一方のセットの各ボール111aは、正反対にあり意図された回転の中心から等距離である他のセットの対応するボール111bを有する。この実施形態では、スロット110は互いから等距離であり、各セットのボール111aまたは111bは互いから等距離であり、両セットの6つのボール111a、111bは一緒に回転中心で中心に位置決めされた円の周りに等距離に間隔をおいて配置される。製造の間のボール111のわずかな意図的でない置き誤りは、全く180°で離れていない2つの運動学的位置をもたらし得る。しかし、ボール111が壇部108に取り付けられることができる許容範囲は、座標位置決め機械の測定をチェックするために使われる壇部108の幾何学的特性の小さな違いと比較して小さい。当然のことながら、別の実施形態において、意図されたずれが壇部の回転に基づいてベース102に対して幾何学的特性の位置決めにおいてあるために、運動学的位置が180°まさに離れていないことが望ましい場合があり、それは座標位置決め機械のチェックのために使われることができる。
マウント105は、形成物110、111によって提供される運動学的位置の総計の可能性がある数のサブセットへ、ベース102上の壇部108の位置決めを限定するべく、一緒に協力する調整要素112、113をさらに備える。この実施形態では、調整要素112、113なしで、形成物110、111は、6つの可能性のある運動学的位置を提供するのに対して、調整要素112、113は壇部の位置決めをこれらの運動学的位置のうちの2つに限定する。この実施形態の調整要素は、ベース102から突出する一対の突起部112を含み、ベース102上の壇部108の位置決めを制限するために、壇部108の凹部113に受け入れられる。さらなる実施形態では、単一の突起部112が提供されてよい。
磁石114、115は、運動学的装着へ、一緒になるように形成物110、111を促すために、ベース102と壇部108とに提供される。
ベース102は、座標位置決め機械のテーブルにベース102を固定するために栓部116をさらに備える。この実施形態では、ベース102はゲージ人工物ホルダ117によって座標位置決め機械のテーブルに取り付けられる。ゲージ人工物ホルダ117は、一対の着脱可能のコネクタ119、120を含む。コネクタ119に栓部116を固定するためにコネクタ119にロックデバイス(不図示)によって係合され得る中心溝118を栓部116は含み、コネクタ119に対する栓部116の回転を許容する。ロックデバイスは、穴121を通して挿入される適切なロック用工具を使用して動かされる。穴122にねじ込まれる止めねじ(不図示)は、栓部116をロックするために締められることができ、それ故、ベース102を所定の位置にロックする。コネクタ120は、座標位置決め機械のテーブルにゲージ人工物ホルダ117をロックするために、さらなるロックデバイス(不図示)を備える。さらなるロックデバイスは、穴123を通して挿入される適切なロック用工具を使用して動かされる。異なる座標位置決め機械のテーブルは、パーツをテーブルに取り付けるために、異なる特徴を有する。したがって、コネクタ119から分離できるコネクタ120を有することによって、適切なコネクタ120は、ゲージ人工物が付けられることになっているテーブルに基づいて選ばれることができる。
さて図9を参照して、ゲージ人工物を使って座標位置決め機械をチェックする方法は、示される。この方法は、校正済み座標位置決め機械上でこれらの幾何学的特性を測定すること201によって壇部108の関連した名目上同一の幾何学的特性間のずれを決定することを含む。その座標位置決め機械は、マスター要素からの観念的に同一の部分の相対的な単なるずれよりもむしろ壇部の実際の寸法を計るタイプであるとよい。ベース102上の壇部108の両方の運動学的位置での壇部108の測定は、壇部108が2つの位置間で切り替えられるとき、起こり得る位置変化を考慮するように行われ得る。名目上同一の幾何学的特性の間のずれのための基準値は、これらの測定から決定される202。校正済み座標位置決め機械でゲージ人工物を測定することに代わるものとして、デザイン・データは、基準値を決定するのに用いられてよい。
そして、壇部108の同じ幾何学的特性は、チェックされる座標位置決め機械で測定される。これは、名目上同一の幾何学的特性を含む壇部108の座標位置決め機械部分において共通の位置で測定することを含む。ゲージ人工物101に対して、これは、ベース102上での第1および第2の運動学的位置で壇部108を測定することを含む。したがって、各位置に対して、名目上同一の幾何学的特性を有する部分間のずれは測定され205、校正済み座標位置決め機械を用いて決定された基準値とつき合わされる206。測定されたずれと基準値との間に相違がある場合、補正係数のような座標位置決め機械の校正は決定されることができる。
この方法は、一連の部分上で測定される点の位置に対応する、複数の位置で、座標位置決め機械を通して実行されることができる。マッピングは、位置に補正係数を結びつけて決定されることができる。
記述された実施形態にしたがうゲージ人工物の利点は、2つの(または、できる限り4つ)の領域が壇部108のたった1つの動きでチェックされ得ることである。これは、運動学的位置間での壇部の回転が、以前に他の部分によって占められていた空間に、壇部108の別の部分に対する名目上同一の幾何学的特性を有する部分を位置付けるからである。座標位置決め機械の新しい領域をチェックするために、いずれかの止めねじが緩められてベース102が異なる方向に回転されることができ、または、コネクタ120はテーブル上の異なる位置にゲージ人工物を置くためにテーブルからゲージ人工物を自由にするために操作されることができる。
本発明の方法は、異なる種類の座標位置決め機械に実装されることができる。座標位置決め機械は、測定と機械加工操作の両方のために用いられることができる測定または工作機械専用の座標測定機械を含むことができる。好ましくは、座標位置決め装置は、非デカルト座標位置決め機械を含む。非デカルト座標位置決め機械は、複数の伸長可能な支柱で可動壇部に接続しているベース・壇部を備えてよい。平行な支柱の拡張は、可動壇部(例えばx、yおよびz方向で)の必須の運動を生じる。これは、複数の(例えば3つの)相互に直角の線形軸に沿った線形動作が連続して線形スライドを取り付けることによって成し遂げられる伝統的なシリアルまたはブリッジ型座標測定機械に対比されるべきである。この方法は非デカルト座標位置決め機械に適用されたとき特に有利であり、そのような機械の測定が反復可能であり小さい距離に対して線形であるがそのような線形がより大きな違いのために達成するのが難しいからである。
修正と変更が、ここに記述されて、特許請求の範囲において定められる本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態になされ得ることが理解されよう。例えば、マウント105は2つ以上の定義済みの位置をベース102上の壇部108に提供することができる。

Claims (22)

  1. 座標位置決め機械をチェックするために、名目上同一の部分の組を測定するゲージング方法に使用される校正されたゲージ人工物であって、
    座標位置決め機械のテーブル上に取り付けるためのベースと、名目上同一の幾何学的特性を有する少なくとも2つの部分を備える壇部とを備えており、
    該壇部は、名目上同一の幾何学的特性を有する前記少なくとも2つの部分の各々が該ベースに対して共通の位置で与えられることができるように少なくとも2つの位置において該ベースに対して位置決め可能であり、前記共通の位置に位置づけられるときの前記少なくとも2つの部分の前記名目上同一の幾何学的特性におけるずれは、既知であり、前記座標位置決め機械によって測定されることになる前記目上同一の部分における予想されるずれの大きさである、
    校正されたゲージ人工物。
  2. 前記少なくとも2つの部分の名目上同一の幾何学的特性は、前記共通の位置に置かれたときに、特徴の形状、大きさ、および/または相対的位置において異なる、請求項に記載の校正されたゲージ人工物。
  3. 前記ベースに対して名目上同一の幾何学的特性を有する前記少なくとも2つの部分の位置が前記少なくとも2つの位置間の前記壇部の動きによって交替されることができるように前記壇部は配置されている、請求項1または2に記載の校正されたゲージ人工物。
  4. 座標位置決め機械をチェックするために、名目上同一の部分の組を測定するゲージング方法に使用される校正されたゲージ人工物であって、
    ベースと、該ベース上の2つ以上の別個の位置において位置決め可能な壇部とを備えており、
    該壇部は、名目上同一の幾何学的特性を有する少なくとも2つの部分を備え、前記ベースに対するその位置は前記2つ以上の別個の位置間の該壇部の動きによって交替され得、交替されるときの前記少なくとも2つの部分の前記名目上同一の幾何学的特性におけるずれは、既知であり、前記座標位置決め機械によって測定されることになる前記目上同一の部分における予想されるずれの大きさである、
    校正されたゲージ人工物。
  5. 前記2つの位置の間で前記壇部を動かすために該壇部が回転されなければならないように、前記位置は定められている、請求項1から4のいずれか一項に記載の校正されたゲージ人工物。
  6. 前記壇部の少なくとも一部分は名目上回転対称を示す、請求項5に記載の校正されたゲージ人工物。
  7. 座標位置決め機械をチェックするために、名目上同一の部分の組を測定するゲージング方法に使用される校正されたゲージ人工物であって、
    座標位置決め機械のテーブル上に取り付けるためのベースと、該ベース上に位置決め可能な壇部とを備えており、
    該壇部の少なくとも一部分は名目上回転対称を示し、該壇部は該壇部の該名目上対称形の部分の位置を交替するべく該ベースに対して回転され得、交替されるときの前記壇部の名目上対称形の部分におけるずれは、既知であり、前記座標位置決め機械によって測定されることになる前記目上同一の部分における予想されるずれの大きさである、
    校正されたゲージ人工物。
  8. 前記ベースと前記壇部とに協力する取付形成物を備え、係合するとき、それは該ベース上の該壇部のための2つ以上の位置を定める、請求項1から7のいずれか一項に記載の校正されたゲージ人工物。
  9. 前記取付形成物は、前記ベース上の前記壇部のための2つ以上の運動学的位置を定める、請求項8に記載の校正されたゲージ人工物。
  10. 前記ベースおよび前記壇部のうちの一方における3つの形成物の1セットであって、前記少なくとも2つの位置を提供するべく、該壇部および該ベースのうちの他方における3つの対応する形成物の2つ以上のセットと協力するように定められた、前記ベースおよび前記壇部のうちの一方における3つの形成物の1セットを備える、請求項8または請求項9に記載の校正されたゲージ人工物。
  11. 各形成物は、前記ベースおよび前記壇部のうちの一方におけるスロットまたはボールであって、該壇部および該ベースのうちの他方におけるボールまたはスロットとそれぞれ協力するべく配置されている、前記ベースおよび前記壇部のうちの一方におけるスロットまたはボールを備える、請求項8から10のいずれか一項に記載の校正されたゲージ人工物。
  12. 前記形成物によって提供される総計の可能性がある数の定められた位置のサブセットへ、前記ベース上の前記壇部の位置決めを限定するために、調整要素を備える、請求項8から11のいずれか一項に記載の校正されたゲージ人工物。
  13. 前記ベースに前記壇部を推し進めるためのバイアスを備える、請求項1から12のいずれか一項に記載の校正されたゲージ人工物。
  14. 座標位置決め機械をチェックするために、名目上同一の部分の組を測定するゲージング方法に使用される校正されたゲージ人工物であって、
    ベースと、2つ以上の構成間で該ベースに対して再構成可能な2つ以上の要素とを備えており、
    各構成において、該2つ以上の要素は、該ベースに対する同じ位置での座標位置決め機械による測定のための、同一でないが類似の部分を与え、前記同じ位置で与えられるときの各要素の非同一の部分ではないが類似の部分におけるずれは、既知であり、前記座標位置決め機械によって測定されることになる前記目上同一の部分における予想されるずれの大きさである、
    ゲージ人工物。
  15. 座標位置決め機械をチェックするために、名目上同一の部分の組を測定するゲージング方法に使用される校正されたゲージ人工物の壇部であって
    該壇部は、名目上同一の幾何学的特性を有すると共に該校正されたゲージ人工物のベースの取付形成物と協力するように定められた取付形成物を有する少なくとも2つの部分を備え、
    該壇部は、少なくとも2つの位置で該ベースに対して位置決め可能であり、よって、前記名目上同一の幾何学的特性を有する前記少なくとも2つの部分の各々を、該ベースに対して共通の位置で出現させることができ、前記共通の位置に位置づけられるときの前記少なくとも2つの部分の前記名目上同一の幾何学的特性におけるずれは、既知であり、前記座標位置決め機械によって測定されることになる前記目上同一の部分における予想されるずれの大きさである、
    壇部。
  16. 座標位置決め機械をチェックする方法であって、
    第1構成と第2構成との間のゲージ人工物の再構成を通じて、前記座標位置決め機械内の共通の位置に位置づけられているとき、該座標位置決め機械で再構成可能な該ゲージ人工物の異なる部分の幾何学的特性を測定すること、
    該ゲージ人工物が前記第1および第2構成にあるときに得られる前記幾何学的特性の前記測定における相違を既知のずれと比べること、および、
    該比較に基づいて前記座標位置決め機械が満足に動いているか否かを判別することを含む、方法。
  17. 前記ゲージ人工物が1つ以上のさらなる構成にあるとき、再構成可能な前記ゲージ人工物の幾何学的特性を、前記座標位置決め機械で、測定すること、を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 各構成において、前記ゲージ人工物の1つよりも多い幾何学的特性を測定することを含む、請求項16または請求項17に記載の方法。
  19. 前記1つよりも多い幾何学的特性の前記測定は前記ゲージ人工物上の相隔たる位置であり、別々の補正係数は幾何学的特性が測定される各位置に対して定められる、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ゲージ人工物を再構成することは、前記座標位置決め機械によって測定される前記幾何学的特性に対応する名目上同一の幾何学的特性を有する2つ以上の部分を交替することを含む、請求項16から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記方法は、前記座標位置決め機械を通じて前記ゲージ人工物の複数の位置に対して実行される、請求項16から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記位置は、一連の部分において測定される位置の場所に対応する、請求項21に記載の方法。
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