JP6359315B2 - 吸収性物品及び脚部用吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品及び脚部用吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP6359315B2
JP6359315B2 JP2014072064A JP2014072064A JP6359315B2 JP 6359315 B2 JP6359315 B2 JP 6359315B2 JP 2014072064 A JP2014072064 A JP 2014072064A JP 2014072064 A JP2014072064 A JP 2014072064A JP 6359315 B2 JP6359315 B2 JP 6359315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
crotch
absorber
sheet
absorbent article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014072064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015192746A (ja
Inventor
泰子 安達
泰子 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2014072064A priority Critical patent/JP6359315B2/ja
Publication of JP2015192746A publication Critical patent/JP2015192746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6359315B2 publication Critical patent/JP6359315B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

本発明は、吸収性物品及び脚部用吸収性物品に関する。
従来、吸収性物品の一つとして使い捨ておむつが知られている。使い捨ておむつとしては、パンツ型及び止着式紙おむつが知られており、これらは、何れも身体の腹側を被覆する腹側部、背側を被覆する背側部、及び股間を被覆する股間部を有するおむつ本体部を備え、着用者の身体に装着されて使用される。
こうした使い捨ておむつでは、特に、脚の細い着用者において、装着時に脚周りに隙間が生じ、体液等の漏れが発生してしまう場合があった。
そこで、おむつ本体部の股間部の両側部に、脚部に巻き付けるための脚部吸水性シートを備えた使い捨ておむつが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−165991号公報
しかしながら、特許文献1の使い捨ておむつは、脚部に巻き付けた脚部吸水性シートが脚の動きの妨げとなり、装着時に不快感を生じさせるものであった。
本発明の目的は、装着時に脚周りに生じる隙間からの漏れを防ぐことができ、脚の動きの妨げとならない吸収性物品及び脚部用吸収性物品を提供することである。
以上の課題を解決するため、
求項に記載の発明は、
着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部、前記腹側部と前記背側部の間に位置する股間部、及び前記股間部の側部に沿って延在するギャザーシートを有するおむつ本体部を備える吸収性物品において、
前記おむつ本体部の前記股間部の少なくとも一方の側部から側方に延出し、着用者の大腿部を覆う、前記おむつ本体部に着脱自在な脚部吸収部を備え、
前記脚部吸収部は、
透液性の表面シートと不透液性の裏面シートの間に吸収体が介装された脚部本体部と、
前記脚部本体部の脚周り方向の一端部に設けられた止着部と、
前記脚部本体部の前記脚周り方向の他端部外面において前記止着部を着脱自在に止着させる被止着部と、
前記脚部本体部の前記股間部側の側部において、前記股間部の方向に突出して設けられた突出部と、
を備え、
前記吸収体の前記股間部側の縁部から他方側の縁部に亘る延出方向の中央部には、前記吸収体を欠落させることで或いは前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部が、前記脚周り方向に延在して設けられており、
前記突出部を折り曲げた状態で前記ギャザーシートに引っ掛けることで、前記おむつ本体部と前記脚部本体部とが連結されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の吸収性物品において、
前記突出部及び/又は前記ギャザーシートには、互いに係止するための係止部が備えられることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の吸収性物品において、
前記突出部は、前記脚部本体部の前記股間部側の側部から前記股間部の方向に突出した前記表面シートと前記裏面シートとを貼り合わせて形成され、
前記突出部の前記脚周り方向の両端部には、前記前記表面シートと前記裏面シートとの間に突出部吸収体が介装されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記易折り曲げ部は、前記脚部本体部の展開時における前記脚周り方向の中央部が、端部より幅が広く形成されていることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記吸収体の前記易折り曲げ部と隣接する部分には、前記易折り曲げ部より厚みが厚く、且つ前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くした薄肉部が前記脚周り方向に延在して設けられていることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記止着部は、前記脚部本体部の前記脚周り方向の一端部において、前記延出方向に沿って間欠的に複数設けられていることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部、及び前記腹側部と前記背側部の間に位置する股間部を有するおむつ本体部の前記股間部の少なくとも一方の側部に取り付けられて使用され、着用者の大腿部を覆う脚部用吸収性物品において、
透液性の表面シートと不透液性の裏面シートの間に吸収体が介装された脚部本体部と、
前記脚部本体部の脚周り方向の一端部に設けられた止着部と、
前記脚部本体部の前記脚周り方向の他端部外面において前記止着部を着脱自在に止着させる被止着部と、
を備え、
前記吸収体の前記股間部側の縁部から他方側の縁部に亘る延出方向の中央部であって、装着時に着用者の大腿部内側に当接する位置には、前記吸収体を欠落させることで或いは前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部が、前記脚周り方向に延在して設けられていることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、
着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部、前記腹側部と前記背側部の間に位置する股間部、及び前記股間部の側部に沿って延在するギャザーシートを有するおむつ本体部の前記股間部の少なくとも一方の側部に取り付けられて使用され、着用者の大腿部を覆う脚部用吸収性物品において、
透液性の表面シートと不透液性の裏面シートの間に吸収体が介装された脚部本体部と、
前記脚部本体部の脚周り方向の一端部に設けられた止着部と、
前記脚部本体部の前記脚周り方向の他端部外面において前記止着部を着脱自在に止着させる被止着部と、
前記脚部本体部の前記股間部側の側部において、前記股間部の方向に突出して設けられた突出部と、
を備え、
前記吸収体の前記股間部側の縁部から他方側の縁部に亘る延出方向の中央部には、前記吸収体を欠落させることで或いは前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部が、前記脚周り方向に延在して設けられており、
前記突出部を折り曲げた状態で前記ギャザーシートに引っ掛けることで、前記おむつ本体部と前記脚部本体部とが連結されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の吸収性物品において、
前記突出部には、互いに係止するための係止部が備えられることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項又はに記載の脚部用吸収性物品において、
前記突出部は、前記脚部本体部の前記股間部側の側部から前記股間部の方向に突出した前記表面シートと前記裏面シートとを貼り合わせて形成され、
前記突出部の前記脚周り方向の両端部には、前記前記表面シートと前記裏面シートとの間に突出部吸収体が介装されることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項7〜10の何れか一項に記載の脚部用吸収性物品において、
前記易折り曲げ部は、前記脚部本体部の展開時における前記脚周り方向の中央部が、端部より幅が広く形成されていることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7〜11の何れか一項に記載の脚部用吸収性物品において、
前記吸収体の前記易折り曲げ部と隣接する部分には、前記易折り曲げ部より厚みが厚く、且つ前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くした薄肉部が前記脚周り方向に延在して設けられていることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項7〜12の何れか一項に記載の脚部用吸収性物品において、
前記止着部は、前記脚部本体部の前記脚周り方向の一端部において、前記延出方向に沿って間欠的に複数設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、装着時に脚周りに生じる隙間からの漏れを防ぐことができ、脚の動きの妨げとならない吸収性物品及び脚部用吸収性物品を提供することができる
本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの装着時の状態を示す外観図である。 図1の使い捨ておむつの展開平面図である。 図2のIII-III線における断面図である。 脚部吸収部の展開平面図である。 脚部吸収部の装着時の状態を示す外観図である。 脚部吸収部が変形した状態を示す外観図である。 脚部吸収部の変形例を示す展開平面図である。 脚部吸収部の変形例を示す展開平面図である。 脚部吸収部の変形例を示す展開平面図である。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[使い捨ておむつ]
図1は、本実施形態における使い捨ておむつ(吸収性物品)1の装着時の状態を示す外観図である。
使い捨ておむつ1は、図1に示すように、身体の股間部を覆う止着式紙おむつ10と、身体の脚部を覆う脚部吸収部(脚部用吸収性物品)20と、を備えて構成される。
本実施形態においては、止着式紙おむつ10と脚部吸収部20とは別体として形成され、使用時に止着式紙おむつ10に脚部吸収部20が取り付けられる。
[止着式紙おむつ]
まず、止着式紙おむつ10について説明する。
図2は、使い捨ておむつ1の展開平面図である。
止着式紙おむつ10は、図2に示すように、例えば、液保持性を有するおむつ本体部11と、おむつ本体部11の長手方向両側部から外側に延出する一対のテープ部12,12と、テープ部12,12を止着させるターゲット部13(図1参照)と、を備えている。
おむつ本体部11は、装着時に身体との接触面側(表側)に設けられる透液性のトップシート111と、装着時に身体との接触面と反対側の外部側(裏側)に設けられる不透液性のバックシート112と、トップシート111とバックシート112との間に介装される吸収体113と、トップシート111側の吸収体113の両側部に、おむつ本体部11の長手方向に沿って備えられるギャザーシート114,114と、を備えている。
また、おむつ本体部11の長手方向の一方の端部には、装着時に身体の腹側に配置されて腹周りを被覆する腹側部11aが形成され、他方の端部には、装着時に身体の背側に配置されて背周りを被覆する背側部11bが形成され、腹側部11aと背側部11bの間に、身体の股間部を被覆する股間部11cが形成されている。また、股間部11cの両側縁部には、腹側部11aから背側部11bに亘って、装着時に身体の脚周りに配置される二つの脚周り部11d,11dが形成されている。
一対のテープ部12,12は、背側部11bの両側部において、それぞれ外側に向かって突出するよう備えられている。一対のテープ部12,12は、伸縮自在であって、装着時に着用者の腹周りの寸法に合わせて引き伸ばされ、腹側部11aの外面に備えられたターゲット部13に着脱可能に止着される。
ターゲット部13は、腹側部11aにおいてバックシート112外面に備えられ、一対のテープ部12,12を止着させる。
[脚部吸収部]
次に、脚部吸収部20について説明する。
図3は、図2の使い捨ておむつ1のIII-III線における断面図である。図4は、脚部吸収部20の展開平面図である。図5は、脚部吸収部20の脚部(大腿部)に装着した状態を示す外観図である。図6は、脚部吸収部20が変形した状態を示す外観図である。なお、図4においては、表面シート211と裏面シート212の間に介装される吸収体213を破線で示し、裏面シート212の外面に備えられた被止着部23を一点鎖線で示している。また、図5、6においては、止着式紙おむつ10の図示は省略している。
脚部吸収部20は、図3、4に示すように、例えば、液保持性を有する脚部本体部21と、脚部本体部21の長手方向(脚周り方向)一端部から外側に延出する止着部22と、止着部22を止着させる被止着部23と、を備えている。
この脚部吸収部20は、図5に示すように、脚部本体部21を丸めて身体の大腿部に巻き付けた状態で、止着部22を被止着部23に止着させることで装着される。
なお、以下の説明では、装着時に、脚部本体部21の脚の付け根に近い方(股間部11cに近い方)の一側部側を上側とし、膝に近い方の他側部を下側とする。また、脚部本体部21の展開時において、止着部22が設けられた一端部側を右側とし、被止着部23が設けられ他端部側を左側とする。
脚部本体部21は、装着時に身体との接触面側(表側)に設けられる表面シート211と、装着時に身体との接触面と反対側の外部側(裏側)に設けられる裏面シート212と、表面シート211と裏面シート212との間に介装される吸収体213と、脚部本体部21の下側の端部に備えられるギャザーシート214と、を備えている。
また、脚部本体部21には、身体の大腿部に巻き付けるための平面視略長方形状の大腿被覆部21aと、脚部本体部21の上側部において股間部11cの方向に突出した突出部21bと、が形成されている。
突出部21bは、脚部吸収部20を、おむつ本体部11の脚周り部11dに連結するために用いられる。
突出部21bは、例えば、大腿被覆部21aよりも小さな平面視略長方形状であって、その長手方向の寸法は、止着式紙おむつ10の股間部11cの長さに対応させることが好ましい。
例えば、大腿被覆部21aと突出部21bを一体とする場合には、大腿被覆部21aと突出部21bを一体に同一の長さに形成した後、突出部21bの股間部11cに対応することとなる部分のみを残してそれ以外の部分を切り離すことで、突出部21bの長さを股間部11cの長さに対応させることができる。
また、大腿被覆部21aと突出部21bを一体とする場合には、大腿被覆部21aと突出部21bを一体に同一の長さに形成し、突出部21bにミシン目をいれておいても良い。この構成では、着用者への装着時に、突出部21bを止着式紙おむつ10の脚周り部11dに連結した際、突出部21bの股間部11cに対応する部分のみを残し、それ以外の部分をミシン目により切り離すことで、突出部21bの長さを股間部11cの長さに対応させることができる。
或いは、大腿被覆部21aと突出部21bを別体とする場合には、予め突出部21bを止着式紙おむつ10の股間部11cに対応する長さに形成し、この突出部21bを大腿被覆部21aの上側縁に接着することで、突出部21bの長さを股間部11cの長さに対応させることができる。なお、このように大腿被覆部21aと突出部21bを別体とした場合、製造時に切り離す手間やコストを抑えることができる。
そして、このように突出部21bの長さを股間部11cの長さに対応させることで、止着式紙おむつ10の股間部11cに対応した部分にのみ突出部21bが配置されることとなるため、脚部吸収部20の設置に伴う装着時の脚の付け根付近のごわつきを最低限に抑えることができる。
また、このようにすることで、突出部21bが止着式紙おむつ10の立体ギャザーのカーブ(脚の付け根の丸み)に沿い、大腿被覆部21aが大腿部の丸みに沿うので、突出部21b及び大腿被覆部21aが、脚の付け根と大腿部のそれぞれの丸みに沿って各部の動きに連動することが可能となるため、隙間が生じ難く、漏れをより防止しやすくすることができる。
また、このとき、突出部21bの弾性部材215の伸張率は、止着式紙おむつ10の立体ギャザーに沿わせるため、止着式紙おむつ10の立体ギャザーと同等の伸張率(例えば、150%〜250%)とすることが好ましい。
表面シート211は、吸収体213の表側に設けられ、尿などの水様成分を含む体液等を受けて、吸収体213まで輸送する役割を果たす、透液性のシートである。
透液性シートとしては、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート等の糸を平織り等したネット状のシート素材、多数の透孔を形成したフィルムシート材、ポリエチレンやポリプロピレンなどのフィルムシート材、透液性を有する織布、不織布が適し、特に不織布が適する。不織布としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラなどの再生繊維、綿等の天然繊維を繊維素材として、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって加工したものを用いることができる。
裏面シート212は、吸収体213の裏側に設けられ、体液等の脚部吸収部20外部への染み出し、漏れ出しを防ぐ役割を果たす、不透液性のシートである。
不透液性シートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどの少なくとも遮水性を有するシート材であって、ムレ防止の観点から透湿性を有するシート材であることが好ましい。この遮水性と透湿性とを具備するシート材としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート材が好適に用いられる。
その他にも、不透液性を有するフィルム層と、通気性を有する不織布層と、からなるラミ不織布を用いても良い。ラミ不織布とは、例えばポリエチレンシート等に不織布を積層した、ラミネート不織布と呼ばれる不織布のことであり、不透液性と通気性を併せ持つ不織布である。
このような表面シート211と裏面シート212とは、略同一の形状に形成されており、何れも、大腿被覆部21a及び突出部21bを形成するための大小二つの長方形が上下に配された形状となっている。
そして、表面シート211と裏面シート212とが重ねられた状態において、大腿被覆部21aの周縁部となる部分が接着され、その内部に吸収体213が収納される。
また、突出部21bにおいては、当該突出部21bの上下方向中央部において、長手方向に沿って延在するよう糸ゴム等の弾性部材215が挟み込まれた状態で、表面シート211と裏面シート212が接着される。
このため、突出部21bは、弾性部材215を折り位置として折り曲げ易くなるので、図3に示すように、止着式紙おむつ10の股間部11c(脚周り部11d)のギャザーシート114に、突出部21bを折り曲げた状態で引っ掛けて被せ、止着式紙おむつ10と脚部吸収部20とを連結させることができる。
また、このとき、透液性の表面シート211と不透液性の裏面シート212を接着して突出部21bを形成しているため、止着式紙おむつ10の立体ギャザーを越えて尿などが漏れ出した際に、突出部21bの表面シート211により大腿被覆部21aまで当該尿などを誘導しつつも、突出部21bの裏面シート212が不透液性であるため、止着式紙おむつ10のギャザーシート114までこれが染み出すことがなく、止着式紙おむつ10が汚染されるのが防止される。
吸収体213は、装着時に、止着式紙おむつ10の脚周り部11dから漏れ出して、突出部21bを伝って脚部吸収部20に流れた体液等を吸収する役割を果たすものである。
吸収体213は、綿やパルプなどの吸収性素材や、繊維あるいはフィルム等のシート状基材に、高吸水性樹脂を混入したものが使用される。
なお、高吸水性樹脂としては、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸及びその塩類、アクリル酸塩重合体架橋物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、ポリオキシエチレン架橋物、カルボキシメチルセルロース架橋物、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド等の水膨欄性ポリマーを部分架橋したもの、あるいはイソブチレンとマレイン酸との共重合体等が好適に用いられる。
吸収体213の股間部11c側の縁部から他方側の縁部に亘る上下方向(延出方向)の中央部には、吸収体213を欠落させることで或いは吸収体213の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部Rが、吸収体213の長手方向(脚周り方向)に延在して設けられている。
具体的に、吸収体213は、股間部11c側に配された第1吸収部213Aと、第1吸収部213Aよりも下側(延出方向側)に配された第2吸収部213Bと、を備え、第1吸収部213A及び第2吸収部213Bの間に、易折り曲げ部Rが設けられている。
また、本実施形態では、この易折り曲げ部Rは、脚部本体部21の展開時における長手方向の中央部が、両端部より幅が広く形成されており、例えば、図4に示すように、下側に向かって凸となる平面視逆三角形状に形成される。
なお、易折り曲げ部Rの形状は、吸収体213の長手方向の一端から他端に亘って延在するものであれば良く、これ以外にも、例えば、五角形、逆五角形、菱型、楕円等であっても良い。
この易折り曲げ部Rは、装着時に着用者の大腿部内側に当接する位置に設けられている(図1参照)。このため、図6に示すように、着用者が脚部吸収部20を装着した状態で脚部を動かした際に、脚部の動きに伴って易折り曲げ部Rが折り曲げられ、吸収体213が変形できることとなる。
なお、本実施形態では、第1吸収部213A及び第2吸収部213Bが、長手方向両端部において連続していない形状を例示しているが、第1吸収部213A及び第2吸収部213Bは、長手方向両端部において連続していても良い。また、第1吸収部213A及び第2吸収部213Bは、形状保持等のため、例えば、クレープ紙や透液性の不織布や孔開きシートなどの透液性の被覆部材によって囲繞することとしても良い。また、第1吸収部213A及び第2吸収部213Bを、それぞれ異なる任意の厚みにしても良い。
ギャザーシート214は、例えば、一枚の不織布シートを二つに折り曲げ、一方の自由端部を表面シート211の上面に固着し、他方の自由端部を裏面シート212の下面に固着して、脚部本体部21の下側の側部を挟み込むように備えられている。
このギャザーシート214は、その長手方向に沿って配される糸ゴム等の弾性部材216を挟んだ状態で折り曲げられている。このため、脚部本体部21の下側部は伸縮性を有し、装着時に着用者の脚周りにあわせて変形可能となっている。
止着部22は、脚部本体部21の長手方向の一端部において、上下方向に沿って間欠的に複数設けられている。
本実施形態においては、止着部22は、3つの止着部材22a,22b,22cを備えている。
各止着部材22a,22b,22cは、脚部本体部21の一端部において、長手方向の外側に向かって突出するよう配され、例えば、基材にファスニングテープ221を備えて構成されている。
基材は、例えばポリエチレンやポリプロピレン等の各種のプラスチックフィルムを、所定の厚さに形成したシート材であり、その一端部が脚部本体部21に接合されている。
なお、基材は、裏面シート212の外面に貼り付けてもよいし、表面シート211と裏面シート212との間に挟んでもよい。
ファスニングテープ221は、基材の他端部側の内面(被止着部23と対向する面)に設けられている。ファスニングテープ221の表面には、面ファスナのオス材の係止要素である、鉤状、きのこ状、錨状等の多数の突起が形成されたフック材が設けられており、被止着部23の係止層と係合させるようになっている。
また、本実施形態においては、3つの止着部材22a,22b,22cのうち、上の2つの止着部材22a,22bは同一の幅を有し、最も下側の止着部材22cが上の2つの止着部材22a,22bと比して幅が狭く形成されている。なお、上の2つの止着部材22a,22bは被止着部23に止着され、最も下側の止着部材22cはギャザーシート214に止着される。
このようにすることで、大腿部の各部の太さに対応し、締め付け具合を調節することができると共に、大腿部の付け根近傍、大腿部の中間部を、2つの止着部材22a,22bにより強固に固定し、ギャザーシート214付近は比較的弱く固定するようになっている。
なお、上側から下側にいくにつれて止着部材の幅が狭くなるようにしても良い。また、止着部材の数は、3つに限定されない。
被止着部23は、脚部本体部21の他端部の外面である裏面シート212側に備えられている。被止着部23は、止着部22のファスニングテープ221を係止するためのメス材の係止要素である係止層を備えている。
係止層には、基材シートにループ状の繊維束が形成されてなるループ材が設けられている。このループ材は、ファスニングテープ221の表面に形成されたフック材と機械的に係合する。
係止層のループ材の表面にファスニングテープ221のフック材を重ね合わせ、フック材の多数の突起をループ材の表面に係合させることにより、止着部22と被止着部23の両部材を着脱可能な状態に係止させることができる。
次に、本実施形態の使い捨ておむつ1の着用者の身体に対する装着方法を説明する。
まず、最初の装着時において、止着式紙おむつ10の背側部11bを着用者の身体の背側に当接させるようにして、当該止着式紙おむつ10を着用者の身体の下側に載置する。
次に、股間部11c及び腹側部11aの中心を着用者の身体の中心に合わせながら当該腹側部11aを着用者の身体の手前側に配置させる。
次に、脚部吸収部20の大腿被覆部21aの長手方向中央部が着用者の大腿部の内側に当接するよう合わせた状態で、脚部吸収部20の突出部21bを、止着式紙おむつ10の脚周り部11dのギャザーシート114に引っ掛けて、止着式紙おむつ10と脚部吸収部20とを連結させる。
次に、大腿被覆部21aを着用者の大腿部に巻きつけ、止着部22を被止着部23に係止させる。
次に、止着式紙おむつ10の腹側部11aを着用者の身体の腹部に当接させた後、テープ部12,12を着用者の身体の腹周りに沿って伸長させ、ターゲット部13に係止させる。
このようにして、着用者の股間部及び大腿部に、止着式紙おむつ10及び脚部吸収部20が装着される(図1参照)。
装着時においては、脚部吸収部20の吸収体213には易折り曲げ部Rが形成されているため、図6に示すように、着用者の大腿部の動きに合わせて易折り曲げ部Rが折り曲げられ、第1吸収部213A及び第2吸収部213Bが接近するように吸収体213が変形するようになっている。このため、通常の厚みを有する吸収体213が折れ曲がったときと比較してごわつきが低減され、脚部吸収部20による装着時の不快感を低減することができる。
以上のように、本実施形態の使い捨ておむつ1は、止着式紙おむつ10のおむつ本体部11の股間部11cの少なくとも一方の側部から側方に延出し、着用者の大腿部を覆う脚部吸収部20を備え、脚部吸収部20は、透液性の表面シート211と不透液性の裏面シート212の間に吸収体213が介装された脚部本体部21と、脚部本体部21の長手方向(脚周り方向)の一端部に設けられた止着部22と、脚部本体部21の長手方向の他端部外面において止着部22を着脱自在に止着させる被止着部23と、を備え、吸収体231の股間部11c側の縁部から他方側の縁部に亘る延出方向の中央部には、吸収体213を欠落させることで或いは吸収体213の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部Rが、脚周り方向に延在して設けられている。
このため、脚の動きに伴って易折り曲げ部Rが折り曲げられて脚部吸収部20が変形するので、脚の動きが妨げられることがなく、脚部吸収部20による装着時の不快感が生じづらい構成でありながら、装着時に脚周りに生じる隙間からの漏れを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、易折り曲げ部Rは、脚部本体部21の展開時における長手方向の中央部が、端部より幅が広く形成されている。
このため、吸収体213が大腿部内側の窪みに追従しやすく、フィット性をより高めることができる。
また、本実施形態によれば、止着部22は、脚部本体部21の長手方向の一端部において、上下方向(延出方向)に沿って間欠的に複数設けられている。
このため、大腿部の位置に応じて締め付け具合を調整できるので、フィット性をより高めることができる。
また、本実施形態によれば、おむつ本体部11は、股間部11cの側部に沿って延在するギャザーシート114,114を備え、脚部本体部21の股間部11c側の側部には、股間部11cの方向に突出した突出部21bが備えられ、突出部21bを折り曲げた状態でギャザーシート114に引っ掛けることで、おむつ本体部11と脚部本体部21とが連結される。
このため、止着式紙おむつ10と脚部吸収部20とを別体として形成し、装着時に必要に応じて連結させることができる。また、着用者に応じて、左右両方または何れか一方を選択して脚部吸収部20を連結させることができる。また、着用者の脚の形状に応じて脚部吸収部20の連結位置の微調整を行うことができる。また、脚部吸収部20のみ取り外して交換することが可能となる。また、ギャザーシート114の上から突出部21bを被せて連結するため、ギャザーシート114が汚れるのを防止することができる。
なお、上記実施形態の詳細な部分については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、図7に示すように、第2吸収部213Bにおいて、易折り曲げ部Rと隣接する部分に、易折り曲げ部Rより厚みが厚く且つ第2吸収部213Bの他の部分に比して厚みを薄くした薄肉部213Cを長手方向に延在するよう設けることとしても良い。
また、図示は省略するが、第2吸収部213Bの代わりに、第1吸収部213Aにおける易折り曲げ部Rと隣接する部分に上記した薄肉部213Cを設けても良いし、第1吸収部213Aの及び第2吸収部213Bにおける易折り曲げ部Rと隣接する部分に上記した薄肉部213Cを設けても良い。
このようにすることで、脚部吸収部20の大腿部へのフィット性をより良好にすることができる。
また、図8に示すように、突出部21b又はギャザーシート114に、互いに係止するための係止部31を備えることとしても良い。
係止部31は、例えば、両面テープからなり、突出部21b又はギャザーシート114の何れかに設けられ、一方を他方に固定する。
なお、係止部31としては、これ以外にも、例えば、フック材を有するファスニングテープと、フック材と機械的に係合するループ材を有する係止層と、からなる構成としても良い。この場合、突出部21b及びギャザーシート114の何れか一方にファスニングテープを設け、他方に係止層を設けることとなる。
このようにすることで、止着式紙おむつ10と脚部吸収部20とを強固に連結することができ、脚部を動かすことで止着式紙おむつ10と脚部吸収部20と外れてしまうのを防止することができる。
また、図9に示すように、表面シート211と裏面シート212とを貼り合わせて形成された突出部21bの長手方向の両端部に、突出部吸収体32が介装される構成としても良い。
このようにすることで、股間部11cから漏れ出した体液を脚部吸収部20に誘導することができる。よって、突出部21bにおける漏れを防止することができる。
また、上記実施形態においては、止着部22が間欠的に形成された構成を例示して説明したが、止着部22を連続的に構成しても良い。
また、上記実施形態においては、止着部22が脚部本体部21から外側へ突出した構成を例示して説明したが、脚部本体部21から外側へ突出させず、脚部本体部21に止着部22を設けることとしても良い。この場合、例えば、脚部本体部21の一端部にファスニングテープ221を備える構成等とすれば良い。
また、上記実施形態においては、被止着部23を備えた構成を例示したが、裏面シート212の外面に不織布シートを備え、かかる不織布シートに止着部22が止着される構成としても良い。
また、上記実施形態においては、止着式紙おむつ10と脚部吸収部20とが別体として形成された構成を例示して説明したが、止着式紙おむつ10と脚部吸収部20とが一体の構成であっても良い。この場合には、股間部11cの両側部に脚部吸収部20を備える構成とすることが好ましい。
また、上記実施形態においては、止着式紙おむつ10に脚部吸収部20が備えられた構成を例示して説明したが、止着式紙おむつの代わりにパンツ型使い捨ておむつであっても良い。
1 使い捨ておむつ(吸収性物品)
10 止着式紙おむつ
11 おむつ本体部
11a 腹側部
11b 背側部
11c 股間部
11d 脚周り部
111 トップシート
112 バックシート
113 吸収体
114 ギャザーシート
12 テープ部
13 ターゲット部
20 脚部吸収部(脚部用吸収性物品)
21 脚部本体部
21a 大腿被覆部
21b 突出部
211 表面シート
212 裏面シート
213 吸収体
R 易折り曲げ部
213A 第1吸収体
213B 第2吸収体
213C 薄肉部
214 ギャザーシート
215 弾性部材
216 弾性部材
22 止着部
22a,22b,22c 止着部材
221 ファスニングテープ
23 被止着部
31 係止部
32 突出部吸収体

Claims (13)

  1. 着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部、前記腹側部と前記背側部の間に位置する股間部、及び前記股間部の側部に沿って延在するギャザーシートを有するおむつ本体部を備える吸収性物品において、
    前記おむつ本体部の前記股間部の少なくとも一方の側部から側方に延出し、着用者の大腿部を覆う、前記おむつ本体部に着脱自在な脚部吸収部を備え、
    前記脚部吸収部は、
    透液性の表面シートと不透液性の裏面シートの間に吸収体が介装された脚部本体部と、
    前記脚部本体部の脚周り方向の一端部に設けられた止着部と、
    前記脚部本体部の前記脚周り方向の他端部外面において前記止着部を着脱自在に止着させる被止着部と、
    前記脚部本体部の前記股間部側の側部において、前記股間部の方向に突出して設けられた突出部と、
    を備え、
    前記吸収体の前記股間部側の縁部から他方側の縁部に亘る延出方向の中央部には、前記吸収体を欠落させることで或いは前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部が、前記脚周り方向に延在して設けられており、
    前記突出部を折り曲げた状態で前記ギャザーシートに引っ掛けることで、前記おむつ本体部と前記脚部本体部とが連結されることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記突出部及び/又は前記ギャザーシートには、互いに係止するための係止部が備えられることを特徴とする請求項に記載の吸収性物品。
  3. 前記突出部は、前記脚部本体部の前記股間部側の側部から前記股間部の方向に突出した前記表面シートと前記裏面シートとを貼り合わせて形成され、
    前記突出部の前記脚周り方向の両端部には、前記前記表面シートと前記裏面シートとの間に突出部吸収体が介装されることを特徴とする請求項又はに記載の吸収性物品。
  4. 前記易折り曲げ部は、前記脚部本体部の展開時における前記脚周り方向の中央部が、端部より幅が広く形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収体の前記易折り曲げ部と隣接する部分には、前記易折り曲げ部より厚みが厚く、且つ前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くした薄肉部が前記脚周り方向に延在して設けられていることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記止着部は、前記脚部本体部の前記脚周り方向の一端部において、前記延出方向に沿って間欠的に複数設けられていることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の吸収性物品。
  7. 着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部、及び前記腹側部と前記背側部の間に位置する股間部を有するおむつ本体部の前記股間部の少なくとも一方の側部に取り付けられて使用され、着用者の大腿部を覆う脚部用吸収性物品において、
    透液性の表面シートと不透液性の裏面シートの間に吸収体が介装された脚部本体部と、
    前記脚部本体部の脚周り方向の一端部に設けられた止着部と、
    前記脚部本体部の前記脚周り方向の他端部外面において前記止着部を着脱自在に止着させる被止着部と、
    を備え、
    前記吸収体の前記股間部側の縁部から他方側の縁部に亘る延出方向の中央部であって、装着時に着用者の大腿部内側に当接する位置には、前記吸収体を欠落させることで或いは前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部が、前記脚周り方向に延在して設けられていることを特徴とする脚部用吸収性物品。
  8. 着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部、前記腹側部と前記背側部の間に位置する股間部、及び前記股間部の側部に沿って延在するギャザーシートを有するおむつ本体部の前記股間部の少なくとも一方の側部に取り付けられて使用され、着用者の大腿部を覆う脚部用吸収性物品において、
    透液性の表面シートと不透液性の裏面シートの間に吸収体が介装された脚部本体部と、
    前記脚部本体部の脚周り方向の一端部に設けられた止着部と、
    前記脚部本体部の前記脚周り方向の他端部外面において前記止着部を着脱自在に止着させる被止着部と、
    前記脚部本体部の前記股間部側の側部において、前記股間部の方向に突出して設けられた突出部と、
    を備え、
    前記吸収体の前記股間部側の縁部から他方側の縁部に亘る延出方向の中央部には、前記吸収体を欠落させることで或いは前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くすることで折り曲げ易くした易折り曲げ部が、前記脚周り方向に延在して設けられており、
    前記突出部を折り曲げた状態で前記ギャザーシートに引っ掛けることで、前記おむつ本体部と前記脚部本体部とが連結されることを特徴とする脚部用吸収性物品。
  9. 前記突出部には、互いに係止するための係止部が備えられることを特徴とする請求項に記載の脚部用吸収性物品。
  10. 前記突出部は、前記脚部本体部の前記股間部側の側部から前記股間部の方向に突出した前記表面シートと前記裏面シートとを貼り合わせて形成され、
    前記突出部の前記脚周り方向の両端部には、前記前記表面シートと前記裏面シートとの間に突出部吸収体が介装されることを特徴とする請求項又はに記載の脚部用吸収性物品。
  11. 前記易折り曲げ部は、前記脚部本体部の展開時における前記脚周り方向の中央部が、端部より幅が広く形成されていることを特徴とする請求項7〜10の何れか一項に記載の脚部用吸収性物品。
  12. 前記吸収体の前記易折り曲げ部と隣接する部分には、前記易折り曲げ部より厚みが厚く、且つ前記吸収体の他の部分に比して厚みを薄くした薄肉部が前記脚周り方向に延在して設けられていることを特徴とする請求項7〜11の何れか一項に記載の脚部用吸収性物品。
  13. 前記止着部は、前記脚部本体部の前記脚周り方向の一端部において、前記延出方向に沿って間欠的に複数設けられていることを特徴とする請求項7〜12の何れか一項に記載の脚部用吸収性物品。
JP2014072064A 2014-03-31 2014-03-31 吸収性物品及び脚部用吸収性物品 Active JP6359315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014072064A JP6359315B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 吸収性物品及び脚部用吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014072064A JP6359315B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 吸収性物品及び脚部用吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015192746A JP2015192746A (ja) 2015-11-05
JP6359315B2 true JP6359315B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=54432378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014072064A Active JP6359315B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 吸収性物品及び脚部用吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6359315B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3131265U (ja) * 2007-02-14 2007-04-26 株式会社光洋 トランクス型のおむつ
JP5528750B2 (ja) * 2009-09-17 2014-06-25 大王製紙株式会社 パンツ型紙おむつ
JP2012165991A (ja) * 2011-02-09 2012-09-06 Masaya Futaki 使い捨ておむつ
JP2013013682A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Kami Shoji Kk テープ式の使い捨ておむつ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015192746A (ja) 2015-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089269B2 (ja) 吸収パッド、及び吸収性物品
EP0873738B1 (en) Disposable absorbent article
TWI533856B (zh) 拋棄式尿布
US20120238989A1 (en) Disposable diaper
JP6037370B2 (ja) 吸収パッドおよび吸収性物品
JP6095385B2 (ja) 吸収性物品
JP5464883B2 (ja) 吸収性物品
JP5721987B2 (ja) 吸収性物品
JP6212289B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6168687B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5978244B2 (ja) 吸収性物品
JP2015186547A (ja) 吸収性物品
KR102315292B1 (ko) 일회용 기저귀
JP6074927B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP5715865B2 (ja) 紙おむつ
JP5102438B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP5590939B2 (ja) インナーパッド
JP6359315B2 (ja) 吸収性物品及び脚部用吸収性物品
JP5405254B2 (ja) 吸収性物品
JP5872201B2 (ja) 紙おむつ
JP6208598B2 (ja) 吸収性物品
JP5623596B2 (ja) 吸収性物品
JP5329102B2 (ja) 吸収パッド
JP4958711B2 (ja) 吸収パッド
JP5405227B2 (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6359315

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250