JP6358554B2 - 楽音制御装置、楽音制御方法およびプログラム - Google Patents
楽音制御装置、楽音制御方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6358554B2 JP6358554B2 JP2013262053A JP2013262053A JP6358554B2 JP 6358554 B2 JP6358554 B2 JP 6358554B2 JP 2013262053 A JP2013262053 A JP 2013262053A JP 2013262053 A JP2013262053 A JP 2013262053A JP 6358554 B2 JP6358554 B2 JP 6358554B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- musical
- detected
- state
- sound generation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
A.外観
図1は、本発明の実施の一形態による楽音制御装置100の外観を示す外観図である。この図に図示する楽音制御装置100は、自然楽器のウクレレを模しており、ボディ1およびネック2から構成される。ネック2上には、後述する表示部12−1およびタッチパネル部13−1から構成されるフレット部3が敷設される。
図2は、楽音制御装置100の構成を示すブロック図である。CPU10は、フレット部3を構成するタッチパネル部13−1の検出出力と、撥弦部4を構成するタッチパネル部13−2の検出出力とに基づき音源部16に楽音波形データWの発生を指示する。本発明の要旨に係わるCPU10の特徴的な処理動作については追って詳述する。
次に、図5〜図9を参照して、上記構成による楽音制御装置100のCPU10が実行する発音処理の動作について説明する。図5は、CPU10が実行する発音処理の動作を示すフローチャートである。楽音制御装置100のパワーオンに応じて、CPU10が発音処理を実行すると、図5に図示するステップS1に進み、フレット部3(タッチパネル部13−1)にタッチ入力が有るか否かを判断する。タッチ入力が無ければ、判断結果は「NO」になり、タッチ入力待ちとなる。
なお、本実施形態では、ウクレレを例に説明したが、これに限らず、ギター等の他の弦楽器であっても良い。
[請求項1]
音高指定操作で指定された音高の楽音の発音を指示する発音指示手段と、
音高指定操作中の演奏者の身体の一部の移動量を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された演奏者の身体の一部の移動量に応じて、前記発音指示手段で発音が指示された楽音を制御する楽音制御手段と
を具備することを特徴とする楽音制御装置。
前記検出手段は、
操作パネルに対して音高指定操作中の演奏者の身体の一部が近接する領域を検出する近接領域検出手段と、
前記近接領域検出手段により検出された近接領域の重心位置の変化から演奏者の身体の一部の移動量を検出する移動量検出手段と
を具備することを特徴とする請求項1記載の楽音制御装置。
前記移動量検出手段は、操作パネルに対する演奏者の身体の一部の移動量を、直交座標のx軸成分とy軸成分とに分けて検出することを特徴とする請求項2記載の楽音制御装置。
前記検出手段は、
操作パネルに対して音高指定操作中の演奏者の身体の一部が近接する領域を検出する近接領域検出手段と、
前記近接領域検出手段により検出された近接領域の大きさから演奏者の身体の一部の移動量を検出する移動量検出手段と
を具備することを特徴とする請求項1記載の楽音制御装置。
前記検出手段は、
操作パネルに対して音高指定操作中の演奏者の身体の一部が近接する領域を検出する近接領域検出手段と、
前記近接領域検出手段により検出された近接領域の特定箇所の変位から演奏者の身体の一部の移動量を検出する移動量検出手段と
を具備することを特徴とする請求項1記載の楽音制御装置。
前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出された演奏者の身体の一部の移動量に応じて、前記発音指示手段で発音が指示された楽音の音高、音量および音色の何れかを制御することを特徴とする請求項1記載の楽音制御装置。
前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出された演奏者の身体の一部のx軸成分移動量とy軸成分移動量とに従って、前記発音指示手段で発音が指示された楽音の音高、音色及び音量の少なくとも2つを同時に制御することを特徴とする請求項3記載の楽音制御装置。
音高指定操作で指定された音高の楽音の発音を指示する発音指示手段と、
操作パネルに対して音高指定操作中の演奏者の身体の一部が近接する領域を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段により検出された近接領域の重心位置および大きさを検出する第2の検出手段と
前記第2の検出手段により検出された近接領域の重心位置および大きさに応じて、前記発音指示手段で発音が指示された楽音の音高、音色及び音量の少なくとも2つを同時に制御する楽音制御手段と
を具備することを特徴とする楽音制御装置。
楽音制御装置で実行される方法であって、
前記楽音制御装置は、
音高指定操作で指定された音高の楽音の発音を指示させ、
音高指定操作中の演奏者の身体の一部の移動量を検出し、
検出された演奏者の身体の一部の移動量に応じて発音が指示された楽音を制御する
ことを特徴とする楽音制御方法。
楽音制御装置に搭載されるコンピュータに、
音高指定操作で指定された音高の楽音の発音を指示する発音指示ステップと、
音高指定操作中の演奏者の身体の一部の移動量を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出された演奏者の身体の一部の移動量に応じて、前記発音指示ステップにより発音が指示された楽音を制御する楽音制御ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
2 ネック
3 フレット部
4 撥弦部
10 CPU
11 スイッチ部
12−1,12−2 表示部
13−1,13−2 タッチパネル部
14 ROM
15 RAM
16 音源部
17 サウンドシステム
100 楽音制御装置
Claims (12)
- 楽音の発音を指示する発音指示手段と、
前記発音指示手段による発音の指示に対応したタイミングで、操作パネルに対する操作位置の移動状態を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された操作位置の移動状態に応じて、前記発音指示手段の指示により発音される楽音の発音状態を制御する楽音制御手段と
を具備し、
前記検出手段は、前記操作パネルに対する接触による操作と近接による操作とを区別して検出し、
前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出される接触による操作に応じて、楽音の発音に係る第1の発音状態を制御するとともに、前記検出手段により検出される近接による操作に応じて、楽音の発音に係る前記第1の発音状態とは異なる第2の発音状態を制御することを特徴とする楽音制御装置。 - 前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出される操作位置に応じて、前記第1の発音状態を制御するとともに、前記検出手段により検出される操作位置の移動状態に応じて、前記第2の発音状態を制御することを特徴とする請求項1記載の楽音制御装置。
- 前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出される操作位置に応じて、発音する楽音の音高を決定するとともに、前記検出手段により検出される操作位置の移動状態に応じて、前記決定した音高で発音中の楽音の音高を更に変化させることを特徴とする請求項1または2に記載の楽音制御装置。
- 前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出される操作位置の移動方向に応じて、音高を低い方に変化させるか高い方に変化させるかを決定するとともに、前記操作位置の移動量に応じて、音高の変化量を決定することを特徴とする請求項3に記載の楽音制御装置。
- 前記検出手段は、前記操作パネルに対する操作が検出された複数個所を含む領域を検出するとともに、前記検出された領域に基づいて前記移動状態の決定に係る位置を特定し、
前記決定した位置の移動状態を前記操作パネルに対する操作位置の移動状態として検出し、
前記検出された領域全体の重心位置を、前記移動状態の決定に係る位置として特定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の楽音制御装置。 - 前記検出手段は、前記操作パネル上の各操作位置で検出される検出強度が、第1の閾値以上である場合に接触による操作と判断し、前記検出強度が、前記第1の閾値以下でかつ第2の閾値以上である場合に近接による操作と判断することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の楽音制御装置。
- 前記検出手段は、操作パネルに対する操作位置の移動状態を、直交座標のx軸成分の移動量とy軸成分の移動量とに分けて検出し、
前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出される前記x軸成分の移動量に応じて、
楽音の発音に係る第3の発音状態を制御するとともに、前記y軸成分の移動量に応じて、
楽音の発音に係る前記第3の発音状態とは異なる第4の発音状態を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の楽音制御装置。 - 前記楽音制御手段は、前記発音指示手段の指示により発音される楽音の発音状態として、音高、音量および音色の何れかを制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の楽音制御装置。
- 前記検出手段は、前記操作パネルに対する操作が行われた領域の大きさを検出し、
前記楽音制御手段は、前記検出手段により検出された領域の大きさに応じて、前記発音指示手段の指示により発音される楽音の発音状態を制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の楽音制御装置。 - 前記検出手段は、前記操作パネルに対して音高指定操作中の演奏者の身体の一部が近接する領域を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された近接領域の重心位置および大きさを検出する第2の検出手段とを有し、
前記楽音制御手段は、前記第2の検出手段により検出された近接領域の重心位置および大きさに応じて、前記発音指示手段で発音が指示された楽音の音高、音色及び音量の少なくとも2つを同時に制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の楽音制御装置。 - 楽音制御装置で実行される方法であって、前記楽音制御装置は、
楽音の発音を指示し、
前記発音の指示に対応したタイミングで、操作パネルに対する操作位置の移動状態を検出し、
前記検出された操作位置の移動状態に応じて、前記発音の指示により発音される楽音の発音状態を制御し、
前記検出において、前記操作パネルに対する接触による操作と近接による操作とを区別して検出し、
前記発音状態の制御において、前記検出される接触による操作に応じて、楽音の発音に係る第1の発音状態を制御するとともに、前記検出される近接による操作に応じて、楽音の発音に係る前記第1の発音状態とは異なる第2の発音状態を制御することを特徴とする楽音制御方法。 - 楽音制御装置に搭載されるコンピュータに、
楽音の発音を指示する発音指示処理と、
前記発音の指示に対応したタイミングで、操作パネルに対する操作位置の移動状態を検出する検出処理と、
前記検出処理で検出された操作位置の移動状態に応じて、前記発音指示処理により発音される楽音の発音状態を制御する楽音制御処理と
を実行させ、
前記検出処理は、前記操作パネルに対する接触による操作と近接による操作とを区別して検出し、
前記楽音制御処理は、前記検出処理により検出される接触による操作に応じて、楽音の発音に係る第1の発音状態を制御するとともに、前記検出処理により検出される近接による操作に応じて、楽音の発音に係る前記第1の発音状態とは異なる第2の発音状態を制御することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013262053A JP6358554B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | 楽音制御装置、楽音制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013262053A JP6358554B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | 楽音制御装置、楽音制御方法およびプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015118292A JP2015118292A (ja) | 2015-06-25 |
JP2015118292A5 JP2015118292A5 (ja) | 2017-02-02 |
JP6358554B2 true JP6358554B2 (ja) | 2018-07-18 |
Family
ID=53531036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013262053A Active JP6358554B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | 楽音制御装置、楽音制御方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6358554B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3183385B2 (ja) * | 1996-01-09 | 2001-07-09 | 株式会社河合楽器製作所 | 電子楽器の演奏情報入力装置 |
JP3899927B2 (ja) * | 2001-12-25 | 2007-03-28 | カシオ計算機株式会社 | 楽音制御装置及び楽音制御処理プログラム |
JP2004271783A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Kenzo Akazawa | 電子楽器および演奏操作装置 |
FR2866726B1 (fr) * | 2004-02-23 | 2006-05-26 | Jazzmutant | Controleur par manipulation d'objets virtuels sur un ecran tactile multi-contact |
JP2011141753A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Sony Corp | 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
JP2014500517A (ja) * | 2010-06-17 | 2014-01-09 | ピュア・イマジネーション・エルエルシー | 一面式薄膜容量性タッチセンサを有する楽器 |
US20110316793A1 (en) * | 2010-06-28 | 2011-12-29 | Digitar World Inc. | System and computer program for virtual musical instruments |
-
2013
- 2013-12-19 JP JP2013262053A patent/JP6358554B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015118292A (ja) | 2015-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9805705B2 (en) | Multi-touch piano keyboard | |
US9299330B2 (en) | Apparatus and method to enhance the expressive qualities of digital music | |
JP7095246B2 (ja) | 電子楽器、その制御方法及び制御プログラム | |
JP2004251926A (ja) | 電子楽器 | |
US20180350337A1 (en) | Electronic musical instrument with separate pitch and articulation control | |
WO2017125006A1 (zh) | 一种电声乐器节奏可控的方法及其对卡拉ok的改进 | |
JP2015163982A (ja) | 音声合成装置及びプログラム | |
US20150013529A1 (en) | Music user interface | |
JP6358554B2 (ja) | 楽音制御装置、楽音制御方法およびプログラム | |
JP2022001950A (ja) | パラメータ制御装置、電子楽器、パラメータ制御方法及び制御プログラム | |
JP6566380B2 (ja) | 楽音発生装置、楽音発生方法、プログラムおよび電子楽器 | |
WO2022224065A1 (en) | Musical instrument with keypad implementations | |
JP4765705B2 (ja) | 楽音制御装置 | |
JP6268674B2 (ja) | 楽音発生装置、電子楽器、楽音発生方法およびプログラム | |
Michon et al. | faust2smartkeyb: a tool to make mobile instruments focusing on skills transfer in the Faust programming language | |
Overholt | Advancements in violin-related human-computer interaction | |
JP2019200428A (ja) | 楽音発生装置、楽音発生方法、プログラムおよび電子楽器 | |
JP2008165098A (ja) | 電子楽器 | |
JP5825056B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP6634897B2 (ja) | 歌詞生成装置および歌詞生成方法 | |
Ogata et al. | Keyboard Interface with Shape-Distortion Expression for Interactive Performance | |
JP2017009788A (ja) | 楽音発生装置、楽音発生方法、プログラムおよび電子楽器 | |
KR101813557B1 (ko) | 디지털 음악의 표현적 특성을 개선하는 장치 및 방법 | |
Bisby et al. | A Tactile Audio Visual Instrument using Sound Source Localisation. | |
JP3846298B2 (ja) | 演奏情報表示装置及び演奏情報表示プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161219 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6358554 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180610 |