JP6358499B2 - シート供給装置と同装置を組み込んだシート作業システム - Google Patents

シート供給装置と同装置を組み込んだシート作業システム Download PDF

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Description

本発明は、ストッカに積層して収容してあるシートを一枚ずつ取り出して供給位置へ搬送するシート供給装置に関する。さらに詳しくは、例えば、包装装置に組み込まれシート状の包装用紙(包装シート)を同装置内に設定された供給位置へと搬送するとともに、当該包装シートに接着用の糊を塗布しておく必要のある用途に好適なシート供給装置に関する。
特許文献1には、包装装置に組み込まれた従来のこの種のシート送り機構(シート供給装置)が開示されている。同文献1の明細書段落「0022」に記載されているとおり、シート送り機構(2)は、シート供給部(1)上に載置された最上位の包装シート(A)と当接する例えば摩擦ローラーなどの繰り出し部(2a)と、シート供給部(1)から繰り出した包装シート(A)を後述する一対の胴折りガイド(6,6)上方の所定位置まで水平搬送する例えばタイミングベルト等の移送部(2b)とを備えている。
また、同文献1の包装装置は、シート送り機構(2)とは別に、糊付け機構(3)が組み込まれおり、シート搬送工程中に、この糊付け機構(3)を用いて包装シートの適所に糊(3a)を点状に塗布している。箱状内容物(B)の表面に胴巻きされた包装シート(A)は、重ね合わせ部分が糊(3a)によって接着されて胴巻き状態を保持する(同文献1の明細書段落「0023」「0029」参照)。
特開平5−4611号公報 特開平9−207917号公報
上述したように特許文献1に開示された従来のシート供給装置は、シート供給部(1)上に載置された最上位の包装シート(A)に摩擦ローラーが当接し、当該摩擦ローラーの回転に伴い包装シート(A)をシート供給部(1)から繰り出す構成となっており、かかる繰り出し部(2a)は、繰り出す包装シート(A)に糊を塗布する機能を備えていなかった。
したがって、従来のシート供給装置を使用した包装装置では、包装シート(A)の適所に糊(3a)を塗布するために糊付け機構(3)を別途組み込む必要があり、装置構造が複雑且つ大形化するとともに、製作コストも高価格となる課題を有していた。
さて、特許文献2には、粘着テープ(T)を用いて包装材貯留部(6)から包装材としてのビニール袋(F)を取り出す構成を備えた包装材供給装置が開示されている。具体的には、包装材付着部(17a)にテープコイル(12)から繰り出した粘着テープ(T)を配置して、この包装材付着部(17a)を下降させることで、包装材付着部(17a)に配置された粘着テープ(T)の粘着部分が包装材貯留部(6)内のビニール袋(F)に貼り付いて、包装材付着部(17a)の上昇とともに包装材貯留部(6)から引き出される。粘着テープ(T)としては、セロハンテープや布テープを用いている(同文献2の明細書段落「0046」参照)。
しかしながら、同文献2で使用される粘着テープは(T)、単に包装材貯留部(6)内のビニール袋(F)に貼り付き、当該ビニール袋(F)を包装材貯留部(6)から引き出すためだけに用いている。したがって、同文献2には、粘着テープ(T)の粘着部分をビニール袋(F)に転写するような発想は何ら示唆されてなく、たとえ当業者といえども同文献2からそのような発想を導き出すことはできない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ストッカに積層して収容してあるシートを一枚ずつ取り出すとともに、ストッカから取り出したシートの適所に粘着糊を転写して供給位置へ搬送する機能を備えたシート供給装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、供給対象となるシートを積層して収容するストッカと、ストッカに積層して収容されたシートのうち、いちばん上に配置されたシートを取り出すシート取出手段と、取り出されたシートをシート取出手段から受け取り、あらかじめ設定された供給位置へと搬送するシート搬送手段と、を備えたシート供給装置であって、
シート取出手段は、フィルムテープの表面に粘着糊を重ね合わせた構成の糊転写テープを含み、
糊転写テープは、粘着糊のフィルムテープに対する粘着力が、当該粘着糊のシートに対する粘着力よりも小さく調整されており、
シート取出手段は、ストッカから取り出すシートの表面に粘着糊を押し当て、当該粘着糊を貼り付けた状態で当該シートをストッカから取り出しシート搬送手段に受け渡すとともに、当該受け渡したシートがシート搬送手段から受ける搬送力をもって当該シートに貼り付けた粘着糊をフィルムテープから剥離させて当該シートに転写する構成であることを特徴とする。
上述した構成の本発明は、糊転写テープを利用して、シート取出手段が、ストッカから取り出すシートの表面に粘着糊を押し当て、当該粘着糊を貼り付けた状態で当該シートをストッカから取り出しシート搬送手段に受け渡すとともに、当該受け渡したシートがシート搬送手段から受ける搬送力をもって当該シートに貼り付けた粘着糊をフィルムテープから剥離させて当該シートに転写するので、ストッカに積層して収容してあるシートを一枚ずつ取り出すとともに、ストッカから取り出したシートの適所に粘着糊を転写して供給位置へ搬送することができる。よって、本発明に係るシート供給装置を組み込んだ包装装置などのシート作業システムにあっては、シートの適所に糊を塗布するために糊付け機構を別途組み込む必要がなくなり、同システムの構造を簡素化することができ、同システムの小形化と低価格化に貢献することができる。
ここで、糊転写テープは、帯状をして、円形の外周をもつ供給リールに巻回されており、
シート取出手段は、供給リールと、当該供給リールから送りだされてきた糊転写テープの裏面を支持してストッカから取り出すシートの表面に粘着糊を押し当てる転写ヘッドと、当該転写ヘッドにて粘着糊が剥離されたフィルムテープを巻き取る巻取リールとを含む糊転写テープ装着ユニットを備えた構成とすることができる。
このように構成すれば、糊転写テープ装着ユニットの交換をもって糊転写テープをシート供給装置に装着できるので、その装着作業の容易化を図ることが可能となる。
また、シート取出手段は、転写ヘッドに支持された糊転写テープが、ストッカからシートを取り出す際、及び粘着糊を剥離する際に受ける引張力に抗して、転写ヘッドへの裏面接触状態を保持する弛み防止機構を備えた構成とすることができる。
このように構成することで、シートを取り出す際や粘着糊をシートに転写する際に、糊転写テープが抵抗力を受けても、糊転写テープが弛むことなく、安定して粘着糊の転写動作を繰り返し実行することが可能となる。
また、シート取出手段は、糊転写テープ装着ユニットが着脱自在に取り付けられる取付部材と、この取付部材に取り付けられた糊転写テープ装着ユニットを上下方向へ駆動する上下駆動機構と、取付部材に取り付けられた糊転写テープ装着ユニットを揺動させる揺動機構とを含み、これら糊転写テープ装着ユニットの上下駆動及び揺動をもって、ストッカからシートを取り出しシート取出手段へ受け渡す構成とすることができる。
このように糊転写テープ装着ユニットの単純な上下駆動及び揺動をもって、ストッカからシートを取り出しシート取出手段へ受け渡す構成とすることで、その動作制御の容易化を実現することができる。
さらに、揺動機構と連動して、糊転写テープ装着ユニットの供給リールと巻取リールを駆動し、供給リールから糊転写テープを繰り出すとともに、粘着糊が剥離されたフィルムテープを巻取リールに巻き取る糊転写テープの繰出機構を備えることが好ましい。
このような繰出機構を備えることで、糊転写テープの繰出しを揺動機構と連動して自動的に実行することができる。
さらに、シート取出手段は、少なくとも糊転写テープ装着ユニットを複数備えており、
各糊転写テープ装着ユニットは、それぞれストッカに収容されたシートに対し、粘着糊の押し当て部位を任意に移動調整可能に構成することもできる。
このように構成すれば、大判のシートであっても、その複数箇所に粘着糊を貼り付けて当該シートをストッカから適正な姿勢で取り出すことができるとともに、当該複数箇所に粘着糊を同時に転写することができる。
また、シート搬送手段は、一対の受取ローラを含み、これら受取ローラがシート取出手段から受け渡されたシートを挟持して、回転に伴い当該シートを搬送経路へと送り出すとともに、当該シートに転写された粘着糊が接触する一方の受取ローラの周面には、当該粘着糊が貼り着かない非粘着処理を施した構成とすることができる。
また、シート搬送手段は、一対の受取ローラを含み、これら受取ローラがシート取出手段から受け渡されたシートを挟持して、回転に伴い当該シートを搬送経路へと送り出すとともに、当該シートの粘着糊転写面に接触する一方の受取ローラは、粘着糊が移動する軌道と対向する部位に当該粘着糊の接触を回避する溝を形成した構成とすることもできる。
このように構成することで、シート搬送手段を構成する受取ローラへの粘着糊の付着を回避することができる。
さらに、シート搬送手段は、搬送経路に沿って複数対の搬送ローラが配設してあり、これら複数対の搬送ローラが回転駆動して搬送経路に送り出されてきたシートを供給位置へと搬送するとともに、当該シートの粘着糊転写面に接触する一方の各搬送ローラは、いずれも粘着糊が移動する軌道を避けた位置に配設した構成とすることができる。
このように構成することで、搬送ローラへの粘着糊の付着を回避することができる。
次に、上述した構成のシート供給装置がシステム本体に組み込まれ、当該シート供給装置によって供給位置に搬送されてきたシートに対してあらかじめ設定された作業を実行するシート作業システムに係る本発明は、
ストッカが、システム本体に対して収納及び引き出し自在に装着され、
糊転写テープ装着ユニットを含むシート取出手段は、ストッカに設置されて当該ストッカと共にシステム本体に対して収納及び引き出し自在であり、
糊転写テープ装着ユニットは、システム本体から引き出した状態で交換可能な構成としてあることを特徴とする。
上述したとおり、本発明によれば、シートに貼り付けた粘着糊をフィルムテープから剥離させて当該シートに転写するので、ストッカに積層して収容してあるシートを一枚ずつ取り出すとともに、ストッカから取り出したシートの適所に粘着糊を転写して供給位置へ搬送することができる。
本発明の実施形態に係るシート供給装置を組み込んだシート作業システムの概要を示す概略正面図である。 本発明の実施形態に係るシート供給装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るシート供給装置を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るシート供給装置の要部を拡大して示す正面図である。 本発明の実施形態に係るシート供給装置の糊転写テープ装着ユニットを取付部材から取り外した状態を示す正面図である。 図5の状態から、本発明の実施形態に係るシート供給装置の糊転写テープ装着ユニットを取付部材に取り付ける過程を示す正面図である。 図6の状態から、本発明の実施形態に係るシート供給装置の糊転写テープ装着ユニットを取付部材に取り付けた状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るシート供給装置の弛み防止機構を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図9に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図10に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図11に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図12に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図13に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図14に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図15に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図16に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。 図17に続く、本発明の実施形態に係るシート供給装置の動作を説明するための正面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るシート供給装置1は、シート作業システムのシステム本体100に組み込まれ、ストッカ2からシートSを一枚ずつ取り出すとともに、当該シートSに接着用の糊を塗布し、システム本体100にあらかじめ設定された供給位置101へシートSを搬送する機能を有している。
シート供給装置が組み込まれるシート作業システムとしては、例えば、製品をシート状の包装用紙(シート)によって上包み包装する包装装置などがあり、包装用紙に接着用の糊を塗布した状態で、製品の胴巻き包装開始位置(シートの供給位置)へ当該包装用紙を自動搬送する機能をシート供給装置が担う。
なお、本発明のシート供給装置は、包装装置の他にも、ストッカからシートを一枚ずつ取り出すとともに、当該シートに接着用の糊を塗布し、システム本体にあらかじめ設定された供給位置へシートを搬送する機能を必要とする各種のシステムに組み込み可能であることは勿論である。
〔シート供給装置の構成〕
図1〜図3に示すように、シート供給装置は、供給対象となるシートSを積層して収容するストッカ2と、ストッカ2に積層して収容されたシートSのうち、いちばん上に配置されたシートSを取り出すシート取出手段3と、取り出されたシートSをシート取出手段3から受け取り、あらかじめ設定された供給位置101へと搬送するシート搬送手段4と、を備えている。
ストッカ2は、上面が開口した箱状に形成されており、内部に供給対象となるシートSを多数枚積層して収容することができる。このストッカ2は、シート作業システムのシステム本体100に対してスライド式に収納及び引き出し自在に装着されており、システム本体100から引き出すことで上面の開口部がシステム本体100の外部に配置され、この状態で開口部からシートSを収容することができる。
シート取出手段3には、後に詳述するとおり、フィルムテープの表面に粘着糊を重ね合わせた構成の糊転写テープ35が組み込まれており、ストッカ2から取り出すシートSの表面に粘着糊を押し当て、粘着糊を貼り付けた状態でシートSをストッカ2から取り出し、シート搬送手段4へ受け渡す機能を有している。ここで、粘着糊は、シート搬送手段4への受け渡しに際してシートSが受ける搬送力をもって、フィルムテープから剥がして当該シートSに転写されるように構成されている。
シート搬送手段4は、一対の受取ローラ11,12と、搬送経路を構成する搬送機構とを備えている。
一対の受取ローラ11,12は、ストッカ2におけるシート取出側端部の斜め上方に配置してあり、一方の受取ローラ11が図示しない駆動モータからの回転駆動力を受けて回転する駆動ローラとなっている。これら一対の受取ローラ11,12がシート取出手段3から受け渡されたシートSを挟持して、回転に伴いそのシートSを搬送経路へと送り出す。図1に示す構造では、搬送経路は、縦方向の搬送経路(縦搬送路13)とそれに続く横方向の搬送経路(横搬送路14)とで構成されており、縦搬送路13が複数対の搬送ローラ13a,13bにより構成され、横搬送路14がベルトコンベア14aにより構成されている。
ここで、一対の受取ローラ11,12のうち、シートSに転写された粘着糊が接触する側に配置された受取ローラ12の周面には、粘着糊が貼り着かないように非粘着処理(トシカル処理)が施してある。
また、縦搬送路13を構成する複数対の搬送ローラ13a,13bのうち、シートSの粘着糊転写面に接触する一方の各搬送ローラ13bは、いずれも粘着糊が移動する軌道を避けた位置に配設してある。さらに、横搬送路14を構成するベルトコンベア14aも、粘着糊が移動する軌道を避けた位置でシートSを支持して搬送する構成としてある。
次に、図4〜図8を主に参照して、シート取出手段の構成をさらに詳細に説明する。
シート取出手段3は、ストッカ2におけるシート取出側の端部近くに組み込まれており、ストッカ2と一体にシート作業システムのシステム本体100に対して収納及び引き出し自在となっている。
図4に示すように、このシート取出手段3は、シート取出本体20と、糊転写テープ装着ユニット30と、同ユニット30が着脱自在に取り付けられる取付部材40と、この取付部材40に取り付けられた同ユニット30を上下方向へ駆動する上下駆動機構と、取付部材40に取り付けられた同ユニット30を揺動させる揺動機構と、糊転写テープの繰出機構と、糊転写テープの弛み防止機構と、を含む構成となっている。
図5に示すように、糊転写テープ装着ユニット30は、ユニットケース31に供給リール32と、転写ヘッド33と、巻取リール34を装着した構成となっており、円形の外周をもつ供給リール32に糊転写テープ35が巻回してある。
糊転写テープ35は、帯状のフィルムテープの表面に粘着糊を重ね合わせた構成としてあり、特に粘着糊のフィルムテープに対する粘着力が、粘着糊のシートS(供給対象)に対する粘着力よりも小さく調整されている点を特徴としている。この種の糊転写テープ35は、文房具にはすでに使用されており、例えば、特開平8−156497号公報に開示されたテープ(3)や、特開2005−212404号公報に開示された転写テープ(41)は、本実施形態の糊転写テープ35としても使用することができる。
転写ヘッド33は、供給リール32と巻取リール34の中間部に配置してあり、供給リール32から送りだされてきた糊転写テープ35の裏面を支持して、ストッカ2から取り出すシートSの表面に粘着糊を押し当てる機能を有している。ここで、シートSの表面に押し当てられた粘着糊は、受取ローラ11,12に受け渡す際にフィルムテープから剥離されてシートSへ転写される。
巻取リール34は、転写ヘッド33にて粘着糊が剥離されたフィルムテープを巻き取る機能を有している。
図5に示すように、取付部材40は、シート取出本体20に支軸41を中心に回動自在な状態で組み付けられている。取付部材40の先端部には、糊転写テープ装着ユニット30に設けられた取付ピン42が差し込まれる支持孔43が形成してあり、さらに取付部材40の中央部付近には、糊転写テープ35装着に設けられた締付ねじ44が嵌め込まれる切欠き部45が形成してある。なお、締付ねじ44には、あらかじめナット46が螺合してある。
図6に示すように、糊転写テープ装着ユニット30は、取付部材40の支持孔43に取付ピン42を差し込み、次いで図7に示すように取付ピン42を中心に回動して締付ねじ44を取付部材40の切欠き部45に嵌め込み、続いて締付ねじ44を回して、締付ねじ44とナット46とで取付部材40を挟持して固定する。また、糊転写テープ装着ユニット30は、この逆の操作で取付部材40から取り外すことができ、糊転写テープ35を使い切った際には容易に交換が可能である。
この交換作業は、シート作業システムのシステム本体100から、ストッカ2と一体にシート取出手段3を引き出した状態で行う。
図3に戻り、ストッカ2には両脇に支持板2a,2bが装着してあり、これらの支持板2a,2bに形成した軸受に駆動支持ロッド61の両端部が回転自在に支持されている。シート取出本体20は、この駆動支持ロッド61に回動自在に装着してある。本実施形態では、図3に示すとおり、2組のシート取出本体20がシートSの幅方向に並べて設けられており、各シート取出本体20がそれぞれ駆動支持ロッド61に回動自在に装着されている。各シート取出本体20は、駆動支持ロッド61に対して軸方向に装着位置を移動調整できるように構成されており、これより各シート取出手段3の糊転写テープ装着ユニット30は、それぞれストッカ2に収容されたシートSに対し、粘着糊の押し当て部位を任意に移動調整できるようになっている。
なお、駆動支持ロッド61には、必要に応じて1組だけのシート取出本体20を装着したり、又は3組以上のシート取出本体20を装着したりすることができる。
図4に示すように、各シート取出本体20には、ベアリング51に当て付けられる当て板52が設けられており、ベアリング51の正逆方向の揺動に伴いシート取付本体20がが駆動されて、シート取出本体20が駆動支持ロッド61を中心に回動する。このシート取出本体20の回動に伴い、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30は、上下方向に移動する。なお、ベアリング51と当て板52は、コイルばね53の付勢力により噛み合い状態を保持している。
ベアリング51は、図3に示すように、上下駆動用ロッド54に装着されている。この上下駆動用ロッド54は、支持板2a,2bに形成した軸受に回転自在に支持されており、図示しない駆動モータからの回転駆動力により作動する上下駆動用カム機構55を介して、あらかじめ設定したタイミングで正逆方向に揺動する。
上述した上下駆動用カム機構55、上下駆動用ロッド54、ベアリング51、当て板52及びシート取出本体20が、糊転写テープ装着ユニット30を上下方向へ駆動する上下駆動機構を構成している。
次に、図4に示すように、各シート取出本体20には、一対のタイミングプーリ62,63が回転自在に装着してあり、これら一対のタイミングプーリ62,63にタイミングベルト64が巻回されている。一対のタイミングプーリ62,63のうち、一方のタイミングプーリ62は駆動プーリであり、駆動支持ロッド61に取り付けられて同ロッド61の回転に伴って回転する。また、従動プーリとなる他方のタイミングプーリ63は取付部材40とともに支軸41に固定してあり、このタイミングプーリ63の正逆方向の回動に伴い、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30が支軸41を中心に揺動する構成となっている。
駆動支持ロッド61は、図示しない駆動モータからの回転駆動力により作動する揺動用カム機構65を介して、あらかじめ設定したタイミングで正逆方向に回転する。
上述した揺動用カム機構65、駆動支持ロッド61、一対のタイミングプーリ62,63とタイミングベルト64が、糊転写テープ装着ユニット30を揺動させる揺動機構を構成している。
また、従動プーリとなる他方のタイミングプーリ63には、同軸状に歯車63aが取り付けてあり、この歯車63aの周囲には、アーム71を介して遊星歯車部材72が設けてある。遊星歯車部材72には、大径の遊星歯車(繰出ギヤ73)と小径の繰出ローラ74とが同軸状に設けてあり、繰出ギヤ73が歯車63aに噛み合っている。よって、タイミングプーリ63の回転力は、歯車63aを介して繰出ギヤ73に伝えられ、繰出ギヤ73が回転(自転)する。
アーム71は、押付けばね75により図4の時計方向に付勢されており、この付勢力をもって繰出ローラ74の周面が、巻取リール34に巻き取られたフィルムテープに摩擦接触している。このため、タイミングプーリ63の正逆方向への回転に伴い、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30が支軸41を中心に揺動するとき、アーム71と遊星歯車部材72もこの糊転写テープ装着ユニット30と一緒に揺動して、歯車63aの周囲を公転する。
ここで、遊星歯車部材72は、ワンウエイクラッチ(図示せず)を内蔵し、図4の時計方向に繰出ギヤ73が回転(自転)しても空回りして繰出ローラ74に回転力が伝わらず、一方、図4の反時計方向に繰出ギヤ73が回転(自転)したときは繰出ローラ74にその回転力が伝えられ、繰出ローラ74が反時計方向へ回転する構成となっている。
したがって、タイミングプーリ63が図4の反時計方向に回転し糊転写テープ装着ユニット30を同方向へ揺動させるときは、繰出ギヤ73が時計方向に空回りして、繰出ローラ74にその回転力は伝えられない。一方、タイミングプーリ63が図4の時計方向に回転し糊転写テープ装着ユニット30を同方向へ揺動させるときは、繰出ギヤ73が反時計方向に回転(自転)して、その回転力が繰出ローラ74に伝えられる。
そして、繰出ローラ74の反時計方向の回転に伴い、巻取リール34が回転してフィルムテープを巻き取っていくとともに、フィルムテープを介して供給リール32の糊転写テープ35が引っ張られ、供給リール32から糊転写テープ35が繰り出される。
上述した一対のタイミングプーリ62,63とタイミングベルト64、アーム71、遊星歯車部材72(繰出ギヤ73と繰出ローラ74)は、糊転写テープ35の繰出し機構を構成している。
図3に戻り、ストッカ2の両脇に設けた支持板2a,2bには、軸受を介してブレーキ解除用の駆動ロッド(ブレーキ解除用ロッド81)が回転自在に支持されおり、このブレーキ解除用ロッド81に図4に示すような形状をしたブレーキ解除レバー82が装着されている。ここで、ブレーキ解除レバー82は、2組の糊転写テープ装着ユニット30に対応して2枚装着されている。
また、糊転写テープ装着ユニット30には、図8に示すように、ユニットケース31にブレーキヘッド83が摺動自在に組み付けられており、このブレーキヘッド83は、コイルばね84の付勢力によって常時、供給リール32の軸部に圧接して同リール32の回転を規制している。
また、ユニットケース31には、スライド部材85が組み付けてあり、このスライド部材85にブレーキ解除ローラ86が装着してある。コイルばね84は、スライド部材85に搭載されており、スライド部材85が図8の上方向へ移動したとき、ブレーキヘッド83への付勢力が解除され、供給リール32が回転可能となる。すなわち、図4に示したブレーキ解除レバー82が、ブレーキ解除ローラ86に係合して同ローラ86とスライド部材85を図8の上方向へ移動させ、供給リール32が回転可能となる。
なお、スライド部材85は、コイルばね87によって、図8の下方向へ常時付勢されており、ブレーキ解除レバー82がブレーキ解除ローラ86から離間すると、スライド部材85はコイルばね87の付勢力によって図8の下方向へ移動して、ブレーキヘッド83がコイルばね84の付勢力によって供給リール32の軸部に圧接し、同リール32の回転を規制する。
図3に示すように、ブレーキ解除用ロッド81は、図示しない駆動モータからの回転駆動力により作動するブレーキ解除用カム機構88を介して正逆方向に回動する。このブレーキ解除用ロッド81の回動に伴いブレーキ解除レバー82が作動して、ブレーキ解除ローラ86に係合したり、離間したりする。
上述したブレーキ解除用ロッド81、ブレーキ解除用カム機構88、ブレーキ解除レバー82、ブレーキヘッド83、コイルばね84、スライド部材85、ブレーキ解除ローラ86、コイルばね87等の部品は、糊転写テープ35の弛み防止機構を構成しており、この弛み防止機構によって、転写ヘッド33に支持された糊転写テープ35が、ストッカ2からシートSを取り出す際、及び粘着糊を剥離する際に受ける引張力に抗して、転写ヘッド33への裏面接触状態を保持する。
〔シート供給装置の動作〕
次に、図9〜図18を主に参照して、上述したシート供給装置の動作を説明する。
まず、図9に示すように、ブレーキ解除レバー82がブレーキ解除ローラ86から離間し、糊転写テープ装着ユニット30が上昇位置にある状態を待機状態とし、この状態からシートSの取り出し動作を開始する。
すなわち、図10に示すように、ベアリング51の同図反時計方向への揺動に伴い、シート取出本体20が上下駆動用ロッド54を中心に同図の反時計方向に回動すると、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30が下方向へ移動して、図11に示すように、ストッカ2に収容されたいちばん上のシートSの端部付近に、転写ヘッド33が糊転写テープ35を押し当てる。
次いで、図12に示すように、ベアリング51の同図時計方向への揺動に伴い、シート取出本体20が上下駆動用ロッド54を中心に同図の時計方向に回動し、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30を上方向へ移動させると、糊転写テープ35が貼り付いたシートSの端部がストッカ2から持ち上げられる。
続いて、図13に示すように、駆動側のタイミングプーリ62が同図反時計方向に回転すると、タイミングベルト64を介して従動側のタイミングプーリ63も同図反時計方向に回転し、この回転とともに、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30が支軸41を中心にして同図反時計方向に揺動する。この揺動動作によって、シートSの端部が一対の受取ローラ11,12に受け渡される。受取ローラ11,12は、受け取ったシートSを回転に伴い縦搬送路13へと送り出す。
既述したとおり、タイミングプーリ63が図13の反時計方向に回転し糊転写テープ装着ユニット30を同方向へ揺動させるときは、繰出ギヤ73が時計方向に空回りして、繰出ローラ74にその回転力は伝えられない。
シートSを受け渡した後、図14に示すように、ベアリング51が同図時計方向へ揺動し、シート取出本体20を上下駆動用ロッド54を中心に同図の時計方向に回動させ、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30を斜め上方向へ移動させる。この上昇動作によって、シートSの端部から転写ヘッド33が離間する。このとき、一対の受取ローラ11,12から受ける搬送力によって、シートSに貼り付いた糊転写テープ35の粘着糊がフィルムテープから剥離し、粘着糊だけがシートSに転写される。
次に、図15に示すように、ブレーキ解除レバー82が同図反時計方向に回動して、糊転写テープ装着ユニット30に設けたブレーキ解除ローラ86と係合する。続いて、図16に示すように、駆動側のタイミングプーリ62を同図時計方向に回転し、タイミングベルト64を介して従動側のタイミングプーリ63も同図時計方向に回転させ、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30を支軸41を中心にして同図時計方向へさらに揺動させる。この揺動動作に伴い、ブレーキ解除レバー82がブレーキ解除ローラ86を押圧する。これにより、図8に示したスライド部材85が摺動して、供給リール32の軸部に対するブレーキヘッド83の当接状態が解除され、供給リール32が回転可能な状態となる。
その後、従動側のタイミングプーリ63が図16の時計方向に回転し、糊転写テープ装着ユニット30を同方向へ揺動させる。既述したとおり、タイミングプーリ63が図16の時計方向に回転し糊転写テープ装着ユニット30を同方向へ揺動させるときは、繰出ギヤ73が反時計方向に回転(自転)して、その回転力が繰出ローラ74に伝えられる。そして、糊転写テープ装着ユニット30に設けた巻取リール34が繰出ローラ74とともに連れ回りする。これにより、巻取リール34にフィルムテープが巻き取られるとともに、フィルムテープを介して供給リール32の糊転写テープ35が引っ張られ、供給リール32から糊転写テープ35が繰り出される。この動作をもって新しい粘着糊が転写ヘッド33に配置される。
次に、図17に示すように、ブレーキ解除レバー82を同図時計方向に回動して、糊転写テープ装着ユニット30に設けたブレーキ解除ローラ86との係合を解除する。これにより、図8に示したスライド部材85が戻り、供給リール32の軸部にブレーキヘッド83が当接して、供給リール32の回転を規制する。
その後、図18に示すように、駆動側のタイミングプーリ62を同図反時計方向に回転し、タイミングベルト64を介して従動側のタイミングプーリ63も同図反時計方向に回転させ、取付部材40と糊転写テープ装着ユニット30を支軸41を中心にして同図反時計方向へ揺動させる。このときは繰出ギヤ73が時計方向に空回りして、繰出ローラ74にその回転力は伝えられない。
これにより図9に示した待機状態となり、シート供給装置の1サイクルの動作が終了する。
〔変形例・応用例〕
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、一対の受取ローラ11,12のうち、シートSに転写された粘着糊が接触する側に配置された受取ローラ11,12の周面を、粘着糊が貼り着かないように非粘着処理(トシカル処理)したが、この構成に代えて同受取ローラ11,12は、粘着糊が移動する軌道と対向する部位に、当該粘着糊の接触を回避する溝を形成してもよい。
2:ストッカ、2a,2b:支持板、S:シート
3:シート取出手段、4:シート搬送手段
11,12:一対の受取ローラ、13:縦搬送路、13a,13b:搬送ローラ、14:横搬送路、14a:ベルトコンベア
20:シート取出本体
30:糊転写テープ装着ユニット、31:ユニットケース、32:供給リール、33:転写ヘッド、34:巻取リール、35:糊転写テープ
40:取付部材、41:支軸、42:取付ピン、43:支持孔、44:締付ねじ、45:切欠き部、46:ナット
51:ベアリング、52:当て板、53:コイルばね、54:上下駆動用ロッド、55上下駆動用カム機構
61:駆動支持ロッド、62,63:タイミングプーリ、63a:歯車、64:タイミングベルト、65:揺動用カム機構
71:アーム、72:遊星歯車部材、73:繰出ギヤ、74:繰出ローラ、75:押付けばね
81:ブレーキ解除用ロッド、82:ブレーキ解除レバー、83:ブレーキヘッド、84:コイルばね、85:スライド部材、86:ブレーキ解除ローラ、87:コイルばね、88:ブレーキ解除用カム機構
100:システム本体、101:供給位置

Claims (10)

  1. 供給対象となるシートを積層して収容するストッカと、前記ストッカに積層して収容されたシートのうち、いちばん上に配置されたシートを取り出すシート取出手段と、前記取り出されたシートを前記シート取出手段から受け取り、あらかじめ設定された供給位置へと搬送するシート搬送手段と、を備えたシート供給装置であって、
    前記シート取出手段は、フィルムテープの表面に粘着糊を重ね合わせた構成の糊転写テープを含み、
    前記糊転写テープは、前記粘着糊の前記フィルムテープに対する粘着力が、当該粘着糊の前記シートに対する粘着力よりも小さく調整されており、
    前記シート取出手段は、前記ストッカから取り出すシートの表面に前記粘着糊を押し当て、当該粘着糊を貼り付けた状態で当該シートを前記ストッカから取り出し前記シート搬送手段に受け渡すとともに、当該受け渡したシートが前記シート搬送手段から受ける搬送力をもって当該シートに貼り付けた粘着糊を前記フィルムテープから剥離させて当該シートに転写する構成であることを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記糊転写テープは、帯状をして、円形の外周をもつ供給リールに巻回されており、
    前記シート取出手段は、前記供給リールと、当該供給リールから送りだされてきた糊転写テープの裏面を支持して前記ストッカから取り出すシートの表面に前記粘着糊を押し当てる転写ヘッドと、当該転写ヘッドにて粘着糊が剥離された前記フィルムテープを巻き取る巻取リールとを含む糊転写テープ装着ユニットを備えたことを特徴とする請求項1のシート供給装置。
  3. 前記シート取出手段は、前記転写ヘッドに支持された糊転写テープが、前記ストッカからシートを取り出す際、及び前記粘着糊を剥離する際に受ける引張力に抗して、前記転写ヘッドへの裏面接触状態を保持する弛み防止機構を備えたことを特徴とする請求項2のシート供給装置。
  4. 前記シート取出手段は、前記糊転写テープ装着ユニットが着脱自在に取り付けられる取付部材と、この取付部材に取り付けられた前記糊転写テープ装着ユニットを上下方向へ駆動する上下駆動機構と、前記取付部材に取り付けられた前記糊転写テープ装着ユニットを揺動させる揺動機構とを含み、これら前記糊転写テープ装着ユニットの上下駆動及び揺動をもって、前記ストッカからシートを取り出し前記シート取出手段へ受け渡す構成であることを特徴とする請求項2又は3のシート供給装置。
  5. 前記揺動機構と連動して、前記糊転写テープ装着ユニットの供給リールと巻取リールを駆動し、前記供給リールから前記糊転写テープを繰り出すとともに、粘着糊が剥離されたフィルムテープを前記巻取リールに巻き取る糊転写テープの繰出機構を備えたことを特徴とする請求項4のシート供給装置。
  6. 前記シート取出手段は、少なくとも前記糊転写テープ装着ユニットを複数備えており、
    前記各糊転写テープ装着ユニットは、それぞれ前記ストッカに収容されたシートに対し、前記粘着糊の押し当て部位を任意に移動調整可能に構成してあることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載のシート供給装置。
  7. 前記シート搬送手段は、一対の受取ローラを含み、これら受取ローラが前記シート取出手段から受け渡されたシートを挟持して、回転に伴い当該シートを搬送経路へと送り出すとともに、当該シートに転写された粘着糊が接触する一方の受取ローラの周面には、当該粘着糊が貼り着かない非粘着処理を施してあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシート供給装置。
  8. 前記シート搬送手段は、一対の受取ローラを含み、これら受取ローラが前記シート取出手段から受け渡されたシートを挟持して、回転に伴い当該シートを搬送経路へと送り出すとともに、当該シートの粘着糊転写面に接触する一方の受取ローラは、粘着糊が移動する軌道と対向する部位に当該粘着糊の接触を回避する溝が形成してあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシート供給装置。
  9. 前記シート搬送手段は、前記搬送経路に沿って複数対の搬送ローラが配設してあり、これら複数対の搬送ローラが回転駆動して搬送経路に送り出されてきたシートを前記供給位置へと搬送するとともに、当該シートの粘着糊転写面に接触する一方の各搬送ローラは、いずれも粘着糊が移動する軌道を避けた位置に配設してあることを特徴とする請求項7又は8のシート供給装置。
  10. 請求項2乃至6のいずれか一項に記載のシート供給装置がシステム本体に組み込まれ、当該シート供給装置によって前記供給位置に搬送されてきたシートに対してあらかじめ設定された作業を実行するシート作業システムであって、
    前記ストッカは、前記システム本体に対して収納及び引き出し自在に装着され、
    前記糊転写テープ装着ユニットを含む前記シート取出手段は、前記ストッカに設置されて当該ストッカと共に前記システム本体に対して収納及び引き出し自在であり、
    前記糊転写テープ装着ユニットは、前記システム本体から引き出した状態で交換可能な構成としてあることを特徴とするシート作業システム。
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