JP6357683B2 - ヒートシンクおよびその製法 - Google Patents

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本発明はヒートシンクおよびその製法に関する。
電子機器のパワー半導体などの発熱素子の熱を放熱(放散)するためにヒートシンクと呼ばれる放熱器または放熱板が用いられている。ヒートシンクとしては、例えば、図4に示されるような、板状のベース部30の一方の面に複数のフィン状または壁状の放熱部31が立設されたものや、図5に示されるような、同じく板状のベース部40に複数の柱状の放熱部41が立設されたものが知られている。
図4に示されるヒートシンク33は、例えば純アルミニウム系や、アルミニウムーマンガン系などの押出成形により作製することができる。また、図5に示されるヒートシンク43は、同じく例えば純アルミニウム系や、アルミニウムーマンガン系などの冷間鍛造により作製することができる。
図4〜5に示されるヒートシンク33、43では、ベース部30、40における放熱部31、41が形成された面と反対側の面が、半導体素子などの発熱素子が搭載される接触面32、42として機能する。
ところで、シリコン基板を含む半導体素子を冷却するヒートシンクの場合、以下の2つの特性が要求される。すなわち、シリコン基板の熱膨張係数に近い熱膨張係数を有すること、および、良好な熱拡散性を有することである。前者については、熱膨張係数の違いによりシリコン基板とヒートシンクとの接合(接触)箇所に応力が発生し、シリコン基板に歪が生じるのを防ぐためである。また、後者については、近年における半導体素子の大型化および集積度の増加に伴い、多量の熱が発生するようになったが、この熱による半導体素子の機能低下や寿命低下を防ぐためである。
そこで、前記ベース部と放熱部とで異なる材料を用いてヒートシンクを作製することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の複合放熱構造体では、基盤と固着される部位を、シリコンを30〜50質量%含有する高Si過共晶Al合金で作製し、放熱部を、主として展伸用Al合金で作製している。具体的に、Siを30〜50質量%含有するAl合金粉末を圧縮成形または押出成形した成形体の周囲に展伸用アルミニウム合金を外層とした複合ビレットを熱間押出することで複合放熱構造体を作製している。
特開昭62−1535号公報
しかし、前記のような複合構造体では、ベース部と放熱部との境界面において材料の組成が大きく異なっているので、半導体素子が発熱を繰り返す間に、当該境界面でベース部と放熱部とが剥離し、放熱性が低下する虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、異なる材料を用いることで所定の放熱性および被冷却物の熱膨張係数との近似性を確保しつつ、異種材料使用によるベース部と放熱部との剥離を防止することができるヒートシンクを提供することを目的としている。
本発明の一態様に係るヒートシンクは、被冷却物と接触する接触面を有する板状のベース部と、
このベース部における前記接触面と反対側の面に立設された複数の放熱部と
を備えたヒートシンクであって、
前記ベース部および放熱部が実質的に2種類の材質で構成されており、この2種類の材質の組成比が、前記ベース部の接触面から前記放熱部の先端に至る方向に連続的に変化する傾斜組成であり、
前記2種類の材質がアルミニウムとシリコンであり、
前記ベース部が、純シリコンと、少量のアルミニウムを含む低合金シリコンとで構成されており、かつ、前記接触面側がシリコンリッチとなる傾斜組成であり、かつ、
前記放熱部が、純アルミニウムと、少量のシリコンを含む低合金アルミニウムとで構成されており、かつ、前記先端側がアルミニウムリッチとなる傾斜組成である。
本発明の他の態様に係るヒートシンクの製法は、上記ヒートシンクの製法であって、3Dプリンターを用いて、前記ベース部および放熱部を構成する材料の粉末を所定のパターンで積層する工程、および積層した所定のパターンにレーザを照射して焼き固める工程を含む。
上記発明によれば、異なる材料を用いることで所定の放熱性および被冷却物の熱膨張係数との近似性を確保しつつ、異種材料使用によるベース部と放熱部との剥離を防止することができる。
本発明の一態様に係るヒートシンクの斜視説明図である。 本発明の他の態様に係るヒートシンクの斜視説明図である。 実験例で用いたヒートシンクの斜視説明図である。 従来のヒートシンクの一例の斜視説明図である。 従来のヒートシンクの他の例の斜視説明図である。
〔本発明の実施形態の説明〕
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係るヒートシンクは、
(1)被冷却物と接触する接触面を有する板状のベース部と、
このベース部における前記接触面と反対側の面に立設された複数の放熱部と
を備えたヒートシンクであって、
前記ベース部および放熱部が実質的に2種類の材質で構成されており、この2種類の材質の組成比が、前記ベース部の接触面から前記放熱部の先端に至る方向に連続的に変化する傾斜組成であり、
前記2種類の材質がアルミニウムとシリコンであり、
前記ベース部が、純シリコンと、少量のアルミニウムを含む低合金シリコンとで構成されており、かつ、前記接触面側がシリコンリッチとなる傾斜組成であり、かつ、
前記放熱部が、純アルミニウムと、少量のシリコンを含む低合金アルミニウムとで構成されており、かつ、前記先端側がアルミニウムリッチとなる傾斜組成である。
本態様に係るヒートシンクでは、ベース部および放熱部を構成する材質の組成比が当該ベース部の接触面から前記放熱部の先端に至る方向に連続的に変化する傾斜組成であるので、ベース部に要求される特性を有する材質を主に含む材料で当該ベース部を構成するとともに、放熱部に要求される特性を有する材質を主に含む材料で当該放熱部を構成しつつ、材質が急変する界面が生じるのを防ぐことができる。その結果、ベース部と放熱部とが剥離するのを防止することができる。
また、ベース部をシリコンリッチの材料とすることで当該ベース部の熱膨張係数を小さくすることができ、被冷却物がシリコン基板であるときに、当該シリコン基板の熱膨張係数に近づけることができる。これにより、熱膨張係数の違いによりシリコン基板とヒートシンクとの接合(接触)箇所に応力が発生し、シリコン基板に歪が生じるのを防ぐことができる。一方、放熱部をアルミニウムリッチの材料とすることで当該放熱部の放熱性を確保することができる。
本発明の他の態様に係るヒートシンクの製法は、
)上記(1)のヒートシンクの製法であって、
3Dプリンターを用いて、前記ベース部および放熱部を構成する材料の粉末を所定のパターンで積層する工程、および積層した所定のパターンにレーザを照射して焼き固める工程を含む。
本態様に係るヒートシンクの製法では、3Dプリンターを用いてベース部と放熱部を作製するので、当該ベース部および放熱部を構成する材料の組成を容易に調整することができ、組成比が徐々に変化する傾斜組成を高精度に実現することができる。また、レーザを照射することでベース部および放熱部を焼き固めているので、冷却のための媒質を用いることなく自己冷却で十分冷やすことができる。これにより、微細なシリコン結晶を得ることができるので、相手攻撃性が低く、被冷却物と接触するベース部の接触面の後加工(研磨や切削など)を容易に行うことができる。
〔本発明の実施形態の詳細〕
以下、添付図面を参照しつつ、本発明のヒートシンクおよびその製法の実施形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本発明の一態様に係るヒートシンクの断面説明図である。
本態様に係るヒートシンク1は、ベース部2と、放熱部3とを備えている。ベース部2は板状を呈しており、半導体素子などの被冷却物と接触する接触面2aを有している。放熱部3は、ベース部2における前記接触面2aと反対側の面2bに立設されている。本態様では、複数の壁状の放熱部3が規則的に前記面2bに立設されている。
本態様における放熱部3は、ベース部2の面2bに垂直な方向に沿って、複数回ジグザグ状に折り曲げられた形状を呈している。具体的に、放熱部3は、ベース部2の面2bに対し斜め45°に折り曲げられた第1屈曲部3aと、この第1屈曲部3aの折り曲げ方向と直交する斜め45°方向に折り曲げられた第2屈曲部3bとが交互に設けられている。
ベース部2および放熱部3のサイズは、被冷却物のサイズなどに応じて適宜設定すればよく、本発明において特に限定されるものではないが、ベース部2としては、例えば40mm(幅)×30mm(奥行)×4mm(厚さ)とすることができる。また、放熱部3としては、例えば1mm(幅)×30mm(奥行)とし、高さ(ベース部2の面2bからの高さ)を10mmとすることができる。屈曲部の頂点4間の距離d1は、例えば3.3mmとすることができる。また、隣接する放熱部3間の距離d2は3.87mmとすることができる。
本態様に係るヒートシンク1では、被冷却部からの熱を放熱する放熱部3が、板状のベース部2の面2bに垂直な方向に沿って、複数回ジグザグ状に折り曲げられた形状を呈しているので、放熱に供される部分の面積を従来の放熱部よりも大きくすることができる。換言すれば比表面積を大きくすることができるので、単純な壁状の放熱部に比べ放熱性を向上させることができる。
ヒートシンク1は、3Dプリンターを用いて作製することができる。すなわち、3Dプリンターを用いて、ベース部2および放熱部3を構成する材料の粉末を所定のパターンで積層する工程、および積層した所定のパターンにレーザを照射して焼き固める工程を繰り返すことで作製することができる。3Dプリンターを用いてベース部2と放熱部3を作製することで、当該放熱部3の折り曲げられた形状を高精度に実現することができる。
本態様では、ベース部2および放熱部3が、アルミニウムとシリコンという実質的に2種類の材質で構成されている。そして、この2種類の材質の組成比が、前記ベース部2の接触面2aから前記放熱部3の先端に至る方向に連続的に変化する傾斜組成である。より詳細には、前記ベース部2が、純シリコンと、少量のアルミニウムを含む低合金シリコンとで構成されており、かつ、前記接触面2a側がシリコンリッチとなる傾斜組成である。また、前記放熱部3が、純アルミニウムと、少量のシリコンを含む低合金アルミニウムとで構成されており、かつ、前記先端側がアルミニウムリッチとなる傾斜組成である。これにより、ベース部2をシリコンリッチの材質として当該ベース部2の熱膨張係数を小さくすることができ、被冷却物がシリコン基板であるときに、当該シリコン基板の熱膨張係数に近づけることができる。その結果、熱膨張係数の違いによりシリコン基板とヒートシンクとの接合(接触)箇所に応力が発生し、シリコン基板に歪が生じるのを防ぐことができる。一方、放熱部3をアルミニウムリッチの材質とすることで当該放熱部3の放熱性を確保することができる。
前述したベース部2における少量のアルミニウムを含む低合金シリコンの具体的な材料としては、例えば純シリコンやアルミ40mass%シリコンを例示することができる。また、放熱部3における少量のシリコンを含む低合金アルミニウムの具体的な材料としては、例えば純アルミニウムやアルミ2mass%シリコンを例示することができる。
また、ベース部2における傾斜組成としては、例えば接触面2a側の組成を純シリコンやアルミ40mass%シリコンとし、ベース部2の面2b側の組成をアルミ10mass%シリコンやアルミ17mass%シリコンとすることができる。一方、放熱部3における傾斜組成としては、例えばベース部2の面2b側の組成をアルミ17mass%シリコンやアルミ20mass%シリコンとし、放熱部3の先端側の組成を純アルミニウムとすることができる。
本態様では、前記ベース部2の接触面2aから前記放熱部3の先端に至る方向に連続的に変化する傾斜組成であるので、ベース部2と放熱部3に対して、それぞれに適した材質を採用して当該ベース部2と放熱部3に所望の特性(ベース部2に対してはシリコン基板と近い熱膨張係数を有すること。放熱部3に対しては良好な放熱性を有すること。)を与えつつも、材質が急変する界面が生じるのを防ぐことができる。これにより、被冷却物が発熱を繰り返すことに起因する、ベース部2と放熱部3との境界面における剥離を防止することができる。
図2は、本発明の他の態様に係るヒートシンク11の斜視説明図である。本態様に係るヒートシンク11も、図1に示される態様と同様にベース部12と、放熱部13とを備えているが、当該放熱部13の構成が図1における放熱部3の構成と異なっている。
本態様における放熱部13は角柱状の部材であり、ベース部12の面12b(被冷却物と接触する接触面12aと反対側の面)にマトリクス状に規則的に立設されている。
本態様における放熱部13は、ベース部12の面12bに垂直な方向に沿って、複数回ジグザグ状に折り曲げられた形状を呈している。具体的に、放熱部13は、ベース部12の面12bに対し斜め45°に折り曲げられた第1屈曲部13aと、この第1屈曲部13aの折り曲げ方向と直交する斜め45°方向に折り曲げられた第2屈曲部13bとが交互に設けられている。
ベース部12および放熱部13のサイズは、被冷却物のサイズなどに応じて適宜設定すればよく、本発明において特に限定されるものではないが、ベース部2としては、例えば40mm(幅)×40mm(奥行)×4mm(厚さ)とすることができる。また、放熱部3としては、例えば2mm(幅)×2mm(奥行)とし、高さ(ベース部12の面12bからの高さ)を10mmとすることができる。屈曲部の頂点14間の距離d3は、例えば3.3mmとすることができる。また、隣接する放熱部3間の距離d4は、幅方向および奥行方向ともに1.7mmとし、最も外側の放熱部13とベース部12の縁との距離は0.5mmとすることができる。
本態様に係るヒートシンク11においても、前記ヒートシンク1と同様に、ベース部12および放熱部13が、アルミニウムとシリコンという実質的に2種類の材質で構成されている。そして、この2種類の材質の組成比が、前記ベース部12の接触面12aから前記放熱部13の先端に至る方向に連続的に変化する傾斜組成である。これにより、ベース部12と放熱部13に対して、それぞれに適した材質を採用して当該ベース部12と放熱部13に所望の特性(ベース部12に対してはシリコン基板と近い熱膨張係数を有すること。放熱部13に対しては良好な放熱性を有すること。)を与えつつも、材質が急変する界面が生じるのを防ぐことができる。これにより、被冷却物が発熱を繰り返すことに起因する、ベース部12と放熱部13との境界面における剥離を防止することができる。
[実験例]
図3に示される形状のヒートシンク20を用いて剥離実験を行った。ヒートシンク20は、板状のベース部21の一方の面21bに複数(11×11=121)の柱状の放熱部22が立設されたものである。ベース部21における放熱部22が形成された面21bと反対側の面、すなわち下面21aが、半導体素子などの発熱素子が搭載される接触面として機能する。
ベース部21のサイズは、40mm(幅)×40mm(奥行)×4mm(厚さ)である。一方、放熱部22のサイズは、2mm(幅)×2mm(奥行)×10mm(高さ)である。また、隣接する放熱部21間の隙間gは1.7mmであり、最も外側の放熱部22の側面22bとベース部21の上面21bとが交差する交線と、ベース部21の縁21cとの距離tは0.5mmである。
前記形状およびサイズを有するヒートシンクに関し、以下の4種類のサンプルを用意した。サンプルA〜Cは、3Dプリンターを用いて所定の傾斜組成となるように作製した。一方、サンプルDは冷間鍛造により作製した。
サンプルA:ベース部21の下面21aから放熱部22の上端面22aまで、100%Siから100%Alに組成を直線的に傾斜させた。
サンプルB:ベース部21の下面21aから放熱部22の上端面22aまで、Al−60mass%Siから100%Alに組成を直線的に傾斜させた。
サンプルC:ベース部21の下面21aをAl−60mass%Siとし、放熱部22の上端面22aに向けて10%ずつ6段階に渡って組成を変化させ、当該上端面22aの組成を100%Alとした。
サンプルD:全体を100%Alとした。
各サンプルにおけるベース部21の下面21aに厚さ2mmの純Si基板(サイズ:40mm×40mm)を2液タイプのエポキシ樹脂を用いて貼り付けた。エポキシ樹脂の厚さは50ミクロン狙いとし、150℃で120分間加熱して純Si基板のベース部21への接着を行った。
ついで、各サンプルを、室温と200℃の間で100回の熱サイクルを与え、接着状態を観察した。
組成を傾斜させたサンプルA〜Cについては、ベース部21と純Si基板との剥離は観察されなかったが、サンプルDについては、純Si基板のベース部21への接触面の約30%で剥離が観察された。
〔その他の変形例〕
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態では、ベース部および放熱部それぞれにおいて、アルミニウムとシリコンの組成比を直線的に変化させているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば階段状に組成比を変化させてもよいし、また、部分的に組成比が変化しない領域が存在していてもよい。本発明における「連続的に変化する」には、これらの態様が含まれる。
1 :ヒートシンク
2 :ベース部
2a:接触面
2b:面
3 :放熱部
3a:第1屈曲部
3b:第2屈曲部
4 :頂点
11 :ヒートシンク
12 :ベース部
13 :放熱部
14 :頂点
20 :ヒートシンク
21 :ベース部
21a:下面(接触面)
21b:上面
21c:縁
22 :放熱部
22a:上端面
22b:側面
30 :ベース部
31 :放熱部
32 :接触面
33 :ヒートシンク
40 :ベース部
41 :放熱部
42 :接触面
43 :ヒートシンク
d1 :距離
d2 :距離
d3 :距離
d4 :距離
t :距離
g :隙間















Claims (2)

  1. 被冷却物と接触する接触面を有する板状のベース部と、
    このベース部における前記接触面と反対側の面に立設された複数の放熱部と
    を備えたヒートシンクであって、
    前記ベース部および放熱部が実質的に2種類の材質で構成されており、この2種類の材質の組成比が、前記ベース部の接触面から前記放熱部の先端に至る方向に連続的に変化する傾斜組成であり、
    前記2種類の材質がアルミニウムとシリコンであり、
    前記ベース部が、純シリコンと、少量のアルミニウムを含む低合金シリコンとで構成されており、かつ、前記接触面側がシリコンリッチとなる傾斜組成であり、かつ、
    前記放熱部が、純アルミニウムと、少量のシリコンを含む低合金アルミニウムとで構成されており、かつ、前記先端側がアルミニウムリッチとなる傾斜組成である、ヒートシンク。
  2. 請求項1に記載のヒートシンクの製法であって、
    3Dプリンターを用いて、前記ベース部および放熱部を構成する材料の粉末を所定のパターンで積層する工程、および積層した所定のパターンにレーザを照射して焼き固める工程を含む、ヒートシンクの製法。
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