JP6357388B2 - リードタイム基準製造間接費配賦システム及びプログラム - Google Patents
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Description
また、上記基準では、加工費の配賦について、「予定加工費配賦率の計算は、予定製造間接費配賦率の計算による。」と記述されている。そして、直接作業時間を基準として予定製造間接費配賦率を定め、指図書に配賦する加工費としての固定費(間接労務費、減価償却費、旅費交通費、交際費、通信費、地代家賃等)を直接作業時間に基づいて配賦する規範が現在の慣行となっている。
このため、予定製造間接費を指図書に配賦する予定製造間接費配賦率は、予定総製造間接費を予定操業度で除して求められる。つまり、予定製造間接費配賦率は、経営資源(人や機械)が操業した時間、すなわち操業度を基準に設定される。そして、直接作業時間に基づいて加工費(製造間接費配賦額)を算定する仕組みが形成された。従来の原価管理システムでは、この直接作業時間に基づく製造原価の算出が前提とされている(例えば、特許文献1、2参照)。
工程における滞留時間にも等しく製造間接費を配賦するという構想は、過去に提案されている(例えば、非特許文献1参照)。しかし、多くの企業においては、依然として財務会計として定着した直接作業時間に基づく会計手法が採用されている。このため、工程におけるモノの停滞時間が原価に算入されない旧来の会計手法と、流れ重視の生産システムとのミスマッチが発生している。例えば、図15においては、直接作業時間の短いオーダーaの方がbよりも加工費が安いが、流れの観点からは、オーダーaには300分もの倉庫滞留時間があって明らかにキャッシュ損が大きいため、オーダーbの方が得であると把握される。
「流れ創り」は、小ロット化によるリードタイム短縮を命題としている。しかし、実際にリードタイム短縮を軌道に乗せるには困難な問題が存在する。リードタイム短縮を進めると、人、機械、スペース等の経営資源の余剰(ヒマ)が顕在化する。これは流れ創りの観点からは好ましい結果である場合にも、従来の原価計算のままでは会計上の損得が不明となる可能性がある。
その第1の要因として、加工費(予定製造間接費配賦額)が直接時間基準で計算されるため、停滞時間の長短が原価に反映されないことが挙げられる。小ロット化によって段取時間の個当り負担が増えた場合等には、製品原価がアップし、期間利益が減少することも珍しくない。
また第2の要因として、予定売上が達成された一方で期首予定の操業度が未達となるという現象が生じることが挙げられる。これも流れ創りの観点からは好ましい結果であるが、会計上は、原価差額(製造間接費配賦不足額)が「操業度損失」として表示されることになる。これは、予定ほど人や機械が稼働しなかった場合は損、という資源稼働中心の生産パラダイムが原価計算にも反映しているためといえる。
また、現行の企業会計実務においては、従来の方法に加えて新しい配賦基準を採用して併行実施する余裕はない、という実情がある。この実情に対応するには、現行方法を活用し、それを補完するように新しい配賦の枠組みを構築することが好ましい。
上記第2の要因を解決するためには、流れ創りの進化に伴う改善効果を算定することが必要である。リードタイムが短縮されることによって、人、機械、スペース等には余剰が生じる。その余剰量の測定は、潜在的な余剰を活用して受注増や内製化等を図ることにより収益を生む機会を与えることになる。流れ創りの会計的効果には、このような受注競争力の向上、ひいては売上高の増加、在庫低減を通じてのキャッシュフローの増加、結果としての中長期的利益の増加等がある。
2.前記リードタイム基準情報処理部は、前記原価情報として取得された前記直接時間基準予定製造間接費配賦率に、前記正味加工時間比率算出手段により算出された前記個当り平均正味加工時間比率を乗じることにより、リードタイム基準実際製造間接費配賦率を算出する実際製造間接費配賦率算出手段を備える前記1.記載のリードタイム基準製造間接費配賦システム。
3.前記リードタイム基準情報処理部は、前記実際製造間接費配賦率算出手段により算出された前記リードタイム基準実際製造間接費配賦率と、前記予定製造間接費配賦率算出手段により算出された前記リードタイム基準予定製造間接費配賦率との差に、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムを乗じた額を、リードタイム基準製造間接費配賦差額として算出する製造間接費配賦差額算出手段を備える前記2.記載のリードタイム基準製造間接費配賦システム。
4.1個又は2個以上をロットサイズとするロット毎に1又は2以上の工程により製造される1又は2以上の品目の製品について、各前記製品の製造が開始されてから終了するまでのリードタイムに基づいて製造間接費を配賦するためのリードタイム基準製造間接費配賦プログラムであって、別途設けられているマスタデータベースから原価情報、工程情報及び生産情報を取得するデータベースアクセス機能と、前記品目毎及び前記ロット毎に、前記製品1個当りについての平均リードタイムである個当り平均実際リードタイムを含むリードタイム基準情報を蓄積して記憶するリードタイム基準情報記憶機能と、前記データベースアクセス機能及び前記リードタイム基準情報記憶機能を用いて、リードタイムに基づいて製造間接費を配賦するための演算処理を行い、その算出値を前記リードタイム基準情報として記憶させるリードタイム基準情報処理機能と、をコンピュータに実現させ、前記原価情報は、期中の予定総製造間接費と、前記予定総製造間接費及び期中の予定総正味加工時間に基づいて設定された単位時間当り製造間接費である直接時間基準予定製造間接費配賦率とを含み、前記工程情報は、前記品目毎に設定されたロットサイズである標準ロットサイズと、前記製品1個当りについて設定された正味の加工時間である個当り標準正味加工時間とを含み、前記生産情報は、設定された期中の予定総リードタイムと、前記品目毎に設定された個当り標準リードタイムと、前記品目毎及び前記ロット毎の生産の予定日時及びその実際日時とを含み、前記リードタイム基準情報処理機能は、前記生産情報から前記ロットの部材が最初の前記工程に投入された実際日時を製造開始日時として取得し且つ最後の前記工程が終了した実際日時を製造終了日時として取得し、前記製造開始日時から前記製造終了日時までの時間と前記ロットサイズとに基づいて前記個当り平均実際リードタイムを算出する実際リードタイム測定機能と、前記原価情報として取得された前記予定総製造間接費を、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムで除した値を、リードタイム基準予定製造間接費配賦率として算出する予定製造間接費配賦率算出機能と、前記生産情報として取得された前記個当り標準リードタイムに対する、前記工程情報として取得された前記個当り標準正味加工時間の比を、個当り平均正味加工時間比率として算出する正味加工時間比率算出機能と、を備えることを特徴とするリードタイム基準製造間接費配賦プログラム。
5.前記リードタイム基準情報処理機能は、前記原価情報として取得された前記直接時間基準予定製造間接費配賦率に、前記正味加工時間比率算出機能により算出された前記個当り平均正味加工時間比率を乗じることにより、リードタイム基準実際製造間接費配賦率を算出する実際製造間接費配賦率算出機能を備える前記4.記載のリードタイム基準製造間接費配賦プログラム。
6.前記リードタイム基準情報処理機能は、前記実際製造間接費配賦率算出機能により算出された前記リードタイム基準実際製造間接費配賦率と、前記予定製造間接費配賦率算出機能により算出された前記リードタイム基準予定製造間接費配賦率との差に、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムを乗じた額を、リードタイム基準製造間接費配賦差額として算出する製造間接費配賦差額算出機能を備える前記5.記載のリードタイム基準製造間接費配賦プログラム。
また、前記リードタイム基準情報処理部は、前記リードタイム基準実際製造間接費配賦率と、前記リードタイム基準予定製造間接費配賦率との差に、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムを乗じた額を、リードタイム基準製造間接費配賦差額として算出する製造間接費配賦差額算出手段を備える場合には、リードタイム短縮によって生じた人、機械、スペース等の余剰の程度を、リードタイム基準製造間接費配賦差額によって知ることができる。システム使用者は、リードタイム基準製造間接費配賦差額の発生を、受注増や内製化により収益につなげる機会とすることが可能になる。これによって、本リードタイム基準製造間接費配賦システムは、リードタイム短縮効果を可視化し、「流れ創り」の改善をサポートすることができる。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
前記「製品」は最終製品に限らず、中間製品や部品であってもよい。
上記工程の内容は問わず、例えば、切削工程、溶接工程、熱処理工程、組立工程等が挙げられる。実際の工程においては、同時に複数の品目の製品が混在して流れ得る。また、各工程には外注品や部品等が供給される場合もある。本発明においては、図示されているように、1つのロットの部材が最初の工程に投入されてから最後の工程が終了する(完成品が出庫される)までの時間を、「リードタイム」と呼んでいる。リードタイムは、個別工程毎に設定・測定することもできる。
「仕掛待ち」は、異品目、異ロットの原材料を一括して工場に投入する場合や、複数ロットをまとめて熱処理炉に入れる場合のように、別ロットの加工が済むまで又は別ロットが到来するまで、当該ロットの全数が待たされる工程間停滞時間である。このような場合には複数ロット間で待ち時間が異なるので、複数ロットの計測値を平均することによって、1個当りの平均仕掛待ち時間を算定することができる。
同図(b)は、本発明におけるリードタイムを基準として予定総製造間接費を指図書へ配賦するための「リードタイム基準予定製造間接費配賦率」を示している。「予定総リードタイム」は、当期において予定されるリードタイムの総量である。例えば、予定総製造間接費が10億円、予定総リードタイムが1,000万時間の場合、リードタイム基準予定製造間接費配賦率は100円となる。予定総リードタイムは、当期において予定される生産品目別のリードタイムの総計である。
本リードタイム基準製造間接費配賦システムは、1個又は2個以上をロットサイズとするロット毎に1又は2以上の工程により製造される1又は2以上の品目の製品について、各製品の製造が開始されてから終了するまでのリードタイムに基づいて製造間接費を配賦するためのリードタイム基準製造間接費配賦システムである。
本発明は、個別の管理会計システム又はプログラムとして構成することができるが、一般的な生産管理システム(MRP、Materials Requirements Planning)や、調達、製造、在庫管理、販売、会計等、企業業務を統一的に管理するERP(Enterprise Resource Planning)等において、リードタイム基準の情報を付加するものとして適用することができる。すなわち、本リードタイム基準製造間接費配賦システム又はプログラムの全部又は一部は、MRPやERPの一部として構成することができる。
予定総製造間接費、予定総正味加工時間等は、会計上は所定期間(期)毎に予め設定されるが、生産マスタ75と本リードタイム基準製造間接費配賦システム1との連携により、予定値及び実際値の期中における更新が可能となる。
これらの手段はロット毎の測定を基本として、リードタイム基準情報(個当り平均実際リードタイム、予定製造間接費配賦率、個当り平均正味加工時間比率、製造間接費配賦差額等)を生成し、生成されたデータは品目及び工程と関連付けてリードタイム基準情報記憶手段4に蓄積して記憶される。リードタイム基準情報は、後述するように「流れ創り」の改善の程度を評価するための指標となる。
以下、上記各手段について具体的に説明する。
実際リードタイム測定手段21は、前記生産情報からロットの部材が最初の工程に投入された実際日時を製造開始日時として取得し且つ最後の工程が終了した実際日時を製造終了日時として取得し、その製造開始日時から製造終了日時までの時間を個当り平均実際リードタイムとして算出するように構成されている。算出した前記個当り平均実際リードタイムは、製品の品目と関連付けて前記リードタイム基準情報としてリードタイム基準情報記憶手段4に記憶させるように構成されている。
個当り平均実際リードタイムは、リードタイム基準情報記憶手段4に蓄積される標準正味加工時間比率の精度検証や、生産マスタ75による標準値の検証・更新のために必要とされる。
本例においては、標準段取時間(30分)を標準ロットサイズ(20個)で除することによって個当り段取時間(1.5分)とし、正味加工時間として個当り標準正味加工時間(10分)を採用している。個当り平均実際リードタイム及び個当り正味加工時間の算定方法については、以下の例においても同様とする。
予定製造間接費配賦率算出手段22は、前記原価情報として取得された前記予定総製造間接費を、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムで除した値を、リードタイム基準予定製造間接費配賦率として算出するように構成されている。
なお、リードタイム基準予定製造間接費配賦率は、マスタデータベース7内のデータから算出可能であるが、原価情報として取得される直接時間基準予定製造間接費配賦率に、期中において算出された(リードタイム基準情報記憶手段4に記憶されている)個当り平均正味加工時間比率を乗じることによって、期中においても(例えば、毎月)リードタイム基準予定製造間接費配賦率の更新が可能である。
また、期中において算出された(リードタイム基準情報記憶手段4に記憶されている)個当り平均実際リードタイムに、上記リードタイム基準予定製造間接費配賦率を乗ずることにより、製品1個当りのリードタイム基準製造間接費配賦額を算出することができる。
正味加工時間比率算出手段23は、前記生産情報として取得された個当り標準リードタイムに対する、前記工程情報として取得された個当り標準正味加工時間の比を、個当り平均正味加工時間比率(NCTR、Net Conversion Time Rate)として算出するように構成されている。
また、期中においてリードタイムが短縮された場合、同図(b)のように、個当り標準正味加工時間を個当り平均実際リードタイムで除することによって、改善された個当り平均正味加工時間比率(実際NCTR)を求めることができる。リードタイム短縮によって実際NCTRの値は予定NCTRより大きくなる。実際NCTRは、日々算定することが可能である。図4に示した例では、個当り平均実際リードタイムは1,672分であり、個当り標準正味加工時間{(標準段取時間/ロットサイズ)+標準正味加工時間}は11.5分であるので、実際NCTR=0.0069となる。本リードタイム基準製造間接費配賦システムの運用においては、実測された個当り平均実際リードタイムに基づいて、個当り標準リードタイムを適宜更新するようにすることができる。それによって、予定NCTRは更新されることになる。
実際製造間接費配賦率算出手段25は、前記原価情報として取得された予定総製造間接費と予定総正味加工時間とに基づいて求められる直接時間基準の単位時間当り製造間接費である直接時間基準予定製造間接費配賦率に、正味加工時間比率算出手段23により算出された個当り平均正味加工時間比率(NCTR)を乗じることにより、リードタイム基準実際製造間接費配賦率を算出するように構成されている。
図7(b)の演算は、その直接時間基準予定製造間接費配賦率に前記個当り平均正味加工時間比率(NCTR)を乗じることによって、リードタイム基準実際製造間接費配賦率とすることを示している。例えば、NCTRが0.0069である場合(図6参照)、リードタイム基準実際製造間接費配賦率は69円(/時間)となる。
製造間接費配賦差額算出手段26は、実際製造間接費配賦率算出手段25により算出されたリードタイム基準実際製造間接費配賦率と、予定製造間接費配賦率算出手段22により算出されたリードタイム基準予定製造間接費配賦率との差に、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムを乗じた額を、リードタイム基準製造間接費配賦差額として算出するように構成されている。
上記配賦差額は、個当り加工費(個別製造間接費配賦額)に基づいて算定されてもよい。例えば、所定期間当初(期首)の個当り平均実際リードタイムに基づいて算出されたリードタイム基準予定製造間接費配賦額と、当該期中における改善後の個当り平均実際リードタイムに基づいて算出されたリードタイム基準製造間接費配賦額との差を、リードタイム基準個別製造間接費配賦差額として算出する個別製造間接費配賦差額算出手段(261)を備えることができる。
図9は、上記の場合について、個当り加工費(個別製造間接費配賦額)の差額を求める例を示している。同図(a)に示す計算により、期首における個別製造間接費配賦額A(=期首の個当り平均実際リードタイム×LTB予定製造間接費配賦率)が求められる。同図(b)に示す計算により、期中(1)において改善された個別製造間接費配賦額B(=期中の個当り平均実際リードタイム×LTB予定製造間接費配賦率)が求められる。そして、同図(c)に示す計算により、期中(1)と期首との個別製造間接費配賦額の差(B−A)を、LTB個別製造間接費配賦差額(配賦不足額)として求めている。これによって、品目別の流れ改善の効果を定量化することが可能になる。
更に、リードタイム基準情報処理部2には、リードタイム基準情報出力手段(29)を備えることができる。リードタイム基準情報出力手段29は、各上記手段により算出され、リードタイム基準情報記憶手段4に記憶されているデータやその値の推移等の情報を、システム使用者に提示(図14参照)したり別のシステムに出力したりするための手段である。具体的な項目や出力方法等は問わない。
(1)実際リードタイムの測定と可視化
リードタイム基準製造間接費配賦システム1は、前記のとおり「個当り平均実際リードタイム」を測定する。これによって、リードタイム基準製造間接費配賦システム1はリードタイムを可視化させることが可能になる。
図10は、期中において小ロット化を図った場合の、リードタイムに基づく各指標の変化をシミュレーションした表である。従来の直接時間基準(DTB)により、当期の予定総製造間接費a、予定総正味加工時間b等は期首において予定され、DTB予定製造間接費配賦率eは10,000円と設定されている。一方、リードタイム基準(LTB)により、予定総リードタイムhに基づいて当期のLTB予定製造間接費配賦率iは25円と設定されている。また、個当り標準正味加工時間d(ここでは個当り標準段取時間を含む。)は、1時間とされている。
しかし、実際リードタイムjは、期首の400時間から期中(2)の100時間まで、1/4に短縮されている。リードタイムの短縮は「よどみのない流れ創り」につながるので、これを会計的に可視化することには、ものづくり側からの強いニーズがある。
このように、実際正味加工時間比率は、「よどみのない流れ創り」における生産性(すなわち「よどみの程度」)の尺度とすることができる。
このように、「流れ創り」の効果を表すリードタイム基準の製造間接費配賦法は、従来の直接作業時間基準の配賦率の算定を前提として成立する。すなわち、リードタイム基準製造間接費配賦法は、従来の全部原価計算法を否定するものではなく、その枠組みの内で構築される点に特徴がある。個当り平均正味加工時間比率は、従来の直接作業時間基準配賦率をリードタイム基準に変換するパラメータである。これによって、現行原価計算基準に従いながら、従来の直接作業時間基準とリードタイム基準の両者を有機的に使いこなすことが可能になる。
所謂「ジャストインタイム生産」における流れ創りは、ロットサイズを小さくするほど「よどみの程度」は小さく、物流の速度は早くなり、究極的にロットサイズ1個のときが「よどみの程度」は最少、物流は最速となることを前提としている。このため、生産プロセスの不断の小ロット化を促すことが必要となる。
同図(a)は、初期に製品のロットサイズが20個であるときの工程の経過時間を表している。本例において、製品の部材投入から完成品の運搬終了までに要した時間から、個当り実際リードタイムは1,672分となる。そのうち正味加工時間は11.5分{=(標準段取時間30分/標準ロットサイズ20個)+標準作業時間10分}である。したがって、個当り平均実際正味加工時間比率は0.007と算出される。
なお、上記(b)の条件において、更に「仕掛待ち」だけを減らすことによって、個当り実際リードタイムは大幅に減らすことができる。例えば、「仕掛待ち」を360分から180分に半減させれば、個当り実際リードタイムは242分、個当り平均実際正味加工時間比率は0.050に上昇する。「仕掛待ち」を減らすことは、MRPシステムのタイムバケットの圧縮(週毎から日毎へ)や、生産計画の設定条件(パラメータ)の変更(材料投入時点、工程間停滞時間)等の非製造部門の工夫によっても実現し得る。
売れるものに限定し、速いペースでよどみなく流すことを命題とする「限量生産」においては、リードタイム基準の製造間接費配賦によれば小ロット化するほど原価が低くなる。リードタイム基準の製造間接費配賦法によって、上記のような流れ改善効果を可視化し、会計的に評価可能にすることができる。
以上のように、リードタイム基準製造間接費配賦システムは、個当り平均実際リードタイムの測定を根拠として、ものづくりの流れの中核指標である個当り平均正味加工時間比率を導き出す。そして、その個当り平均正味加工時間比率をパラメータとして、製造間接費配賦率の従来会計基準からの自動的な変換が可能となる。これによって、本システムの使用者は、従来の原価計算基準に従いながら、直接作業時間基準とリードタイム基準の両者を有機的に連携させて運用することが可能になる。
リードタイム基準製造間接費配賦システムの適用分野は特に限定されないが、個当り平均正味加工時間比率が低い製品(例えば、自動車、工作機械、建設等)と製造工程(例えば、部品加工等)において、より効果を発揮することができる。
直近の生産の実力を評価するために、過去の一定期間(月、四半期、年度等)の個当り標準正味加工時間比率を算定することができる。この個当り標準正味加工時間比率は、直接時間基準製造間接費配賦率のリードタイム基準への変換に使用することができる。
生産管理システムの工程マスタに記憶されている一定期間の完了実績から、当該期間の個当り標準正味加工時間の総和と個当り標準リードタイムの総和を求め、個当り標準正味加工時間比率(=個当り標準正味加工時間の総和/個当り標準リードタイムの総和)を算出することができる。算出された個当り標準正味加工時間比率は、その生産現場の直近の実力を示すものといえる。
次に、上記一定期間の期中に、流れ改善で個当り平均正味加工時間比率が0.003に増大したとする。そうすると、実際のLTB製造間接費配賦率は60円(=20000円×0.003)と算定されるので、初期の40円に対して単位時間当り配賦差額20円が発生する。この配賦差額は、売上を一定とする条件の下で、作り出された資源余剰(ヒマ)の活用による将来の付加価値増機会の発生(機会収益)を意味する。
リードタイム基準の製造間接費配賦額の予定と実際の差額(図8又は図9参照)は、会計的には操業度差額の一種であるが、製造現場がより短いリードタイムで予定売上を達成したことによって生じた成果であるといえる。そこで、上記配賦額の差異を、売上高不足による操業度損失と峻別して「機会収益」(Opportunity Revenue)と定義する。機会収益は流れ創りにより生み出された「人、機械、スペース等の余剰」であり、これを活用することによって、受注増や内製化を通じて「実現収益」に転化する可能性を秘める。したがって、機会収益は競争力・成長力の源泉となる。
例えば、本リードタイム基準製造間接費配賦システムは、生産管理システムの工程マスタ等に蓄積された情報と合わせて、製造部門に対して、図14に示すような日々の実績データをトレンド情報としてグラフ化して提示することができる。システム使用者は、これらの情報から種々の解釈や検討が可能になる。例えば、「ある工程について、個当り実際リードタイムb及び個当り正味加工時間比率cが改善していれば、累積正味加工時間aが低下していても得である」、「DTB製造間接費配賦額fがアップしていてもLTB製造間接費配賦額gが低減していれば得である」、「LTB製造間接費配賦額gの期首との差額はリードタイム短縮による機会収益(余力創出)であって操業度損失ではない」等の、流れ創りと整合する会計解釈を浸透させることができる。
Claims (6)
- 1個又は2個以上をロットサイズとするロット毎に1又は2以上の工程により製造される1又は2以上の品目の製品について、各前記製品の製造が開始されてから終了するまでのリードタイムに基づいて製造間接費を配賦するためのリードタイム基準製造間接費配賦システムであって、
別途設けられているマスタデータベースから原価情報、工程情報及び生産情報を取得するデータベースアクセス手段と、
前記品目毎及び前記ロット毎に、前記製品1個当りについての平均リードタイムである個当り平均実際リードタイムを含むリードタイム基準情報を蓄積して記憶するリードタイム基準情報記憶手段と、
前記データベースアクセス手段及び前記リードタイム基準情報記憶手段を用いて、リードタイムに基づいて製造間接費を配賦するための演算処理を行い、その算出値を前記リードタイム基準情報として記憶させるリードタイム基準情報処理部と、
を備え、
前記原価情報は、期中の予定総製造間接費と、前記予定総製造間接費及び期中の予定総正味加工時間に基づいて設定された単位時間当り製造間接費である直接時間基準予定製造間接費配賦率とを含み、
前記工程情報は、前記品目毎に設定されたロットサイズである標準ロットサイズと、前記製品1個当りについて設定された正味の加工時間である個当り標準正味加工時間とを含み、
前記生産情報は、設定された期中の予定総リードタイムと、前記品目毎に設定された個当り標準リードタイムと、前記品目毎及び前記ロット毎の生産の予定日時及びその実際日時とを含み、
前記リードタイム基準情報処理部は、
前記生産情報から前記ロットの部材が最初の前記工程に投入された実際日時を製造開始日時として取得し且つ最後の前記工程が終了した実際日時を製造終了日時として取得し、前記製造開始日時から前記製造終了日時までの時間と前記ロットサイズとに基づいて前記個当り平均実際リードタイムを算出する実際リードタイム測定手段と、
前記原価情報として取得された前記予定総製造間接費を、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムで除した値を、リードタイム基準予定製造間接費配賦率として算出する予定製造間接費配賦率算出手段と、
前記生産情報として取得された前記個当り標準リードタイムに対する、前記工程情報として取得された前記個当り標準正味加工時間の比を、個当り平均正味加工時間比率として算出する正味加工時間比率算出手段と、
を備えることを特徴とするリードタイム基準製造間接費配賦システム。 - 前記リードタイム基準情報処理部は、
前記原価情報として取得された前記直接時間基準予定製造間接費配賦率に、前記正味加工時間比率算出手段により算出された前記個当り平均正味加工時間比率を乗じることにより、リードタイム基準実際製造間接費配賦率を算出する実際製造間接費配賦率算出手段を備える請求項1記載のリードタイム基準製造間接費配賦システム。 - 前記リードタイム基準情報処理部は、
前記実際製造間接費配賦率算出手段により算出された前記リードタイム基準実際製造間接費配賦率と、前記予定製造間接費配賦率算出手段により算出された前記リードタイム基準予定製造間接費配賦率との差に、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムを乗じた額を、リードタイム基準製造間接費配賦差額として算出する製造間接費配賦差額算出手段を備える請求項2記載のリードタイム基準製造間接費配賦システム。 - 1個又は2個以上をロットサイズとするロット毎に1又は2以上の工程により製造される1又は2以上の品目の製品について、各前記製品の製造が開始されてから終了するまでのリードタイムに基づいて製造間接費を配賦するためのリードタイム基準製造間接費配賦プログラムであって、
別途設けられているマスタデータベースから原価情報、工程情報及び生産情報を取得するデータベースアクセス機能と、
前記品目毎及び前記ロット毎に、前記製品1個当りについての平均リードタイムである個当り平均実際リードタイムを含むリードタイム基準情報を蓄積して記憶するリードタイム基準情報記憶機能と、
前記データベースアクセス機能及び前記リードタイム基準情報記憶機能を用いて、リードタイムに基づいて製造間接費を配賦するための演算処理を行い、その算出値を前記リードタイム基準情報として記憶させるリードタイム基準情報処理機能と、
をコンピュータに実現させ、
前記原価情報は、期中の予定総製造間接費と、前記予定総製造間接費及び期中の予定総正味加工時間に基づいて設定された単位時間当り製造間接費である直接時間基準予定製造間接費配賦率とを含み、
前記工程情報は、前記品目毎に設定されたロットサイズである標準ロットサイズと、前記製品1個当りについて設定された正味の加工時間である個当り標準正味加工時間とを含み、
前記生産情報は、設定された期中の予定総リードタイムと、前記品目毎に設定された個当り標準リードタイムと、前記品目毎及び前記ロット毎の生産の予定日時及びその実際日時とを含み、
前記リードタイム基準情報処理機能は、
前記生産情報から前記ロットの部材が最初の前記工程に投入された実際日時を製造開始日時として取得し且つ最後の前記工程が終了した実際日時を製造終了日時として取得し、前記製造開始日時から前記製造終了日時までの時間と前記ロットサイズとに基づいて前記個当り平均実際リードタイムを算出する実際リードタイム測定機能と、
前記原価情報として取得された前記予定総製造間接費を、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムで除した値を、リードタイム基準予定製造間接費配賦率として算出する予定製造間接費配賦率算出機能と、
前記生産情報として取得された前記個当り標準リードタイムに対する、前記工程情報として取得された前記個当り標準正味加工時間の比を、個当り平均正味加工時間比率として算出する正味加工時間比率算出機能と、
を備えることを特徴とするリードタイム基準製造間接費配賦プログラム。 - 前記リードタイム基準情報処理機能は、
前記原価情報として取得された前記直接時間基準予定製造間接費配賦率に、前記正味加工時間比率算出機能により算出された前記個当り平均正味加工時間比率を乗じることにより、リードタイム基準実際製造間接費配賦率を算出する実際製造間接費配賦率算出機能を備える請求項4記載のリードタイム基準製造間接費配賦プログラム。 - 前記リードタイム基準情報処理機能は、
前記実際製造間接費配賦率算出機能により算出された前記リードタイム基準実際製造間接費配賦率と、前記予定製造間接費配賦率算出機能により算出された前記リードタイム基準予定製造間接費配賦率との差に、前記生産情報として取得された前記予定総リードタイムを乗じた額を、リードタイム基準製造間接費配賦差額として算出する製造間接費配賦差額算出機能を備える請求項5記載のリードタイム基準製造間接費配賦プログラム。
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