JP6357053B2 - 記録装置、およびインク残量検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は記録装置、およびインク残量検出方法に関する。
インクジェット式の記録装置では、インクカートリッジやインクタンク等のインク残量の有無を電気的に検出するために、インクカートリッジやインクタンク内に電極を設置する構成が採用されている。この構成によれば、設置した電極間のインピーダンスがインクの有無により変化することから、インピーダンスの変化分を測定することにより、インク残量有無を検出することができるようになっている。
例えば、特許文献1の構成では、インクカートリッジ内部のインクと接触している一対の電極間にパルス発生部から電圧を1パルスのみ印加している。パルス電圧を印加するタイミングで、フリップフロップはパルス電圧の印加時に電極間のインピーダンスに応じて現われる電圧をラッチし、このラッチ出力に基づいてインク残量有無を検出している。
特開平9-30005号公報
インクに電圧を印加すると、電圧印加を止めた後も数十秒間は電圧が測定される現象がある。そのため、電圧がインクに残った状態で、特許文献1の技術のように電圧をインクに印加すると、電圧印加前にインクに残っていた電圧が電極間の電圧に加算される。
さらに、インクはインピーダンスとしてkΩオーダの値を持っているためにノイズの影響を受けやすく、電圧印加前にインクに残っていた電圧の加算とノイズの影響とによりインクタンクに残存するインクの有無を誤検出してしまうという場合が生じ得る。
本発明は、パルス電圧印加前のインクの状態によらず正確なインク残量検知を行うことができる技術の提供を目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一つの側面に係る記録装置は、
インクを吐出する記録ヘッドと、
少なくとも2つの電極と、
前記2つの電極にパルス電圧を印加するパルス発生手段と、
前記パルス電圧を印加するタイミングを制御する制御手段と、
前記2つの電極に対する前記パルス電圧の印加を開始したときの前記2つの電極間の第1の電圧値と、前記2つの電極に対する前記パルス電圧の印加を終了したときの前記2つの電極間の第2の電圧値と、の差分電圧を取得する取得手段と、
前記差分電圧と閾値を比較することでインクの有無を判定する判定手段と、を備える記録装置であって、
前記パルス発生手段は、前記2つの電極に対して第1のパルス電圧を印加した後に、第2のパルス電圧を印加し、
前記判定手段は、前記第2のパルス電圧を印加したときの前記差分電圧に基づいてインクの有無を判定することを特徴とする。
本発明によれば、パルス電圧印加前のインクの状態によらず正確なインク残量検知を行うことが可能になる。
インク残量有無検出部の断面図である。 インク残量有無検出部のブロック図である。 サブタンク内にインクが十分にある時に、インクにパルス電圧印加時の電圧が全く残っていない状態で、パルス発生部からインク残量有無検出用ピン電極にパルス電圧を印加した時のパルス電圧の波形とAD部への入力電圧の波形である。 サブタンク内にインクが十分にある時に、インクにパルス電圧印加時の電圧が最も多く残っている状態で、パルス発生部からインク残量有無検出用ピン電極にパルス電圧を印加した時のパルス電圧の波形とAD部への入力電圧の波形である。 サブタンク内にインクが十分にある時に、インクにパルス電圧印加時の電圧が全く残っていない状態でのパルス電圧の印加を説明する図。 サブタンク内にインクが十分にある時に、インクにパルス電圧印加時の電圧が最も多く残っている状態でのパルス電圧の印加を説明する図。 プレパルス電圧とプレ入力電圧の波形と、パルス電圧と入力電圧の波形を示す図。 印加前電圧と差分電圧値の関係を示す図。 サブタンク内のインクが満タンの時のノイズ印加の影響を示す図。 サブタンク内のインクが減り始めた時のノイズ印加の影響を示す図。 インクタンクに残存するインクの有無を判定する手順を説明する図。 実施形態の記録装置の概略構成を説明する図。 実施形態の記録装置のブロック図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(記録装置の構成)
図12は、本発明の一実施形態に係る記録装置の概略構成を説明する図である。図12において、1は記録シートである。複数枚の記録シート1は給送トレイ11(積載部)に積載されている。2は給送トレイ11に積載された最上位の記録シート1に当接してこの記録シートをピックアップするピックアップローラである。3はピックアップローラ2によってピックアップされた記録シート1をシート搬送方向の下流側へ給送するための給送ローラである。4は給送ローラ3へ付勢され給送ローラ3とともに記録シート1を挟持して給送する給送従動ローラである。
5は給送ローラ3及び給送従動ローラ4によって給送された記録シート1を記録ヘッド108と対向する位置へ搬送する搬送ローラである。6は搬送ローラ5へ付勢され搬送ローラ5とともに記録シートを挟持して搬送するピンチローラである。108は搬送ローラ5及びピンチローラ6によって搬送された記録シート1に対して記録を行う記録ヘッドである。本実施形態では記録ヘッド108からインクを吐出して記録シート1に記録を行うインクジェット記録ヘッドであるとして説明する。8は記録ヘッド108と対向する位置で記録シート1の裏面を支持するプラテンである。10は記録ヘッド108を搭載してシート搬送方向と交差する方向へ移動するキャリッジである。
9は記録ヘッド108によって記録が行われた記録シートを装置外に排出するための排出ローラである。12、13は記録ヘッド108によって記録が行われた記録シートの記録面と接触して回転する拍車である。給送ローラ3及び給送従動ローラ4で形成される給送ニップ部と、搬送ローラ5及びピンチローラ6で形成される搬送ニップ部との間では、記録シート1は搬送ガイド15によって案内される。16は記録シート1の先端及び後端を検知するためのシート検知センサである。
図13は、本実施形態の記録装置のブロック図である。201は、各部動作やデータの処理などを制御する制御部である。202は、制御部201によって実行されるプログラムやデータを格納するROMである。203は、制御部201によって実行される処理データ及びホストコンピュータ214から受信したデータを一時的に記憶するRAMである。
記録ヘッド108は記録ヘッドドライバ207によって制御される。キャリッジ10を駆動するキャリッジモータ204は、キャリッジモータドライバ208によって制御される。搬送ローラ5及び排出ローラ9は搬送モータ205によって駆動される。搬送モータ205は搬送モータドライバ209によって制御される。ピックアップローラ2及び給送ローラ3は給送モータ206によって駆動される。給送モータ206は給送モータドライバ210によって制御される。
ホストコンピュータ214には、使用者によって記録動作の実行が命令された場合に、記録画像や記録画像品位等の記録情報を取りまとめて記録装置と通信するためのプリンタドライバ2141が設けられている。制御部201は、I/F部213を介してホストコンピュータ214と記録画像等のやり取りを実行する。
(インク残量有無検出処理)
図1は、本発明の実施形態である記録装置の記録ヘッドおよびインクタンクの概略構成を示す図である。インクタンク101はジョイントユニット103に設けられたニードル104に装着される。サブタンク107内部のインク残量を検出するために、ジョイントユニット103には、サブタンク107内部のインク102と接触しうる状態で一対の電極105、106が設けられている。電極105は記録装置側の制御部201に設けられたパルス発生部224とAD部225とに電気的に接続され、電極106はグランド側に接続されている。
インク102はニードル104を通ってインクタンク101からサブタンク107に供給された後、フィルター109を通って記録ヘッド108に供給され、ノズル110から吐出される。記録ヘッド108を後述のキャリッジ回路ユニット227に搭載した時に、両者の対向面に設けられた不図示の接続端子が電気的に接続して、記録装置の制御部201から記録ヘッド108へ制御信号を伝送できるようになっている。
図2は、インクタンクに残存するインクの有無を判定するための記録装置のブロック図である。記録装置のメイン回路ユニット221の内部には、制御部201が設けられている。制御部201はCPU223とパルス発生部224とAD部225を有する。CPU223は、パルス電圧を印加するタイミングおよびパルス電圧を印加する印加時間を制御する。AD部225は、2つの電極にパルス電圧を印加したとき、およびパルス電圧の印加終了時の電極間の電圧値を取得する。メイン回路ユニット221はケーブル226(FFC)を介してキャリッジ回路ユニット227と接続されている。キャリッジ回路ユニット227には記録ヘッド108が装着されている。
制御部201のCPU223は、パルス発生部224によるパルス電圧の発生時間とパルス電圧の発生間隔を制御している。パルス発生部224は、サブタンク107内に設けられた少なくとも2つの電極にパルス電圧を印加する。CPU223は、パルス発生部224を制御して、パルス電圧を印加するタイミングおよびパルス電圧を印加する印加時間(印加時および印加終了時)を制御する。CPU223は、パルス発生部224を制御して、同一電圧のパルス電圧を複数回発生させることが可能である。
パルス電圧は、メイン回路ユニット221、ケーブル226(FFC)、キャリッジ回路ユニット227及び記録ヘッド108を介して、電極105に印加され、電極105、106間にそのインピーダンスに応じた出力電圧が現れる。このインピーダンスはサブタンク107内部のインク残量に応じて変化する。
また、電極105、106間のインピーダンスに応じた出力電圧は、記録ヘッド108、キャリッジ回路ユニット227、ケーブル226(FFC)及びメイン回路ユニット221を介してAD部225へ入力される入力電圧になる。AD部225は入力電圧をアナログデータからデジタルデータに変換する。制御部201のCPU223は変換された値を取得して、インク残量有無の判定を行う。例えば、CPU223は、パルス発生部224を制御して、第1のパルス電圧を発生させた後、待機時間を経過した後に第2のパルス電圧を発生させる。AD部225は、第2のパルス電圧の印加終了時の電圧値と第2のパルス電圧の印加時の電圧値との差分電圧値を取得し、CPU223は、差分電圧値と閾値との比較結果により、インクタンクに残存するインクの有無を判定する。
図3は、サブタンク107内にインク102が十分にある時に、インク102にパルス電圧印加時の電圧が全く残っていない状態で、パルス発生部224から電極105にパルス電圧を印加した時のパルス電圧と入力電圧の波形を示す図である。
301はパルス電圧の波形であり、302は入力電圧の波形である。縦軸の左側はパルス電圧を示しており1デビジョン(1目盛)が1Vでありで、縦軸の右側は入力電圧を示しており1デビジョンが500mVである。また横軸は時間を示しており1デビジョンが5msである。
パルス電圧301は15msの間だけ電圧値3.3Vが印加され、それ以外の期間の電圧値は0Vである。パルス電圧301の印加時の入力電圧302は0Vであり、パルス電圧301の印加終了時の入力電圧302は820mVである。ここで、パルス電圧301の印加時間の15msは、入力電圧302が安定した電圧を得るための必要最低限の時間である。パルス電圧301の印加時間は15ms以上であればよい。
図4は、サブタンク107内にインク102が十分にある時に、インク102にパルス電圧印加時の電圧が最も多く残っている状態で、パルス発生部224から電極105にパルス電圧を印加した時のパルス電圧と入力電圧の波形を示す図である。
401はパルス電圧の波形であり、402は入力電圧の波形である。縦軸の左側はパルス電圧を示しており1デビジョン(1目盛)が1Vであり、縦軸の右側は入力電圧を示しており1デビジョンが500mVである。また横軸は時間を示しており1デビジョンが5msである。
パルス電圧401は15msの間だけ電圧値3.3Vが印加され、それ以外の期間の電圧値は0Vである。パルス電圧401の印加時の入力電圧402は660mVであり、パルス電圧401の印加終了時の入力電圧402は1250mVである。
ここで、AD部225への入力電圧の差分を取ることの効果を説明する。なお、説明の便宜上、AD部225への入力電圧の値を使ってCPU223がインク残量有無の判定を行うと記載している。実際には、AD部225への入力電圧をAD部225がアナログデータからデジタルデータに変換し、変換した値を使って、CPU223がインクタンク(サブタンク107)に残存するインクの有無の判定を行っている。なおサブタンク107内に入っているインク102の量は図3と図4で同じである。
図3および図4において、パルス電圧の印加終了時の電圧値の絶対値を使う場合について説明をする。図3ではパルス電圧301の印加終了時のAD部225への入力電圧302は820mVであり、図4ではパルス電圧401の印加終了時のAD部225への入力電圧402は1250mVである。これより、AD部225への入力電圧は820mV〜1250mVの間で変動し、パルス電圧印加前の電圧印加の影響は1250−820=430mVである。
次に、図3と図4において、パルス電圧の印加終了時の入力電圧と印加時の入力電圧との差分(差分電圧値)を使う場合について説明をする。図3ではパルス電圧301の印加時のAD部225への入力電圧302は0Vであり、パルス電圧301の印加終了時のAD部225への入力電圧302は820mVである。そのため、制御部201のCPU223では820−0=820mVを、インクタンク(サブタンク107)に残存するインクの有無の判定のための電圧値として使用可能である。
図4では、パルス電圧401の印加時のAD部225への入力電圧402は660mVで、パルス電圧401の印加終了時のAD部225への入力電圧402は1250mVである。そのため、制御部201のCPU223では1250−660=590mVをインクタンク(サブタンク107)に残存するインクの有無の判定のための電圧値として使用可能である。
これより、印加終了時の入力電圧と印加時の入力電圧との差分を使った時のAD部225への入力電圧の差分は590mV〜820mVの間で変動し、パルス電圧印加前の電圧印加の影響は820−590=230mVである。つまり、インク残量有無検出において、印加終了時の入力電圧と印加時の入力電圧との差分(差分電圧値)を使う方が、絶対値を使うよりもAD部225へのパルス電圧印加前の電圧印加の影響を小さくすることができる。
このように、パルス電圧の印加終了時の電圧値とパルス電圧の印加時の電圧値との差分(差分電圧値)を使ったインクの有無の判定は、パルス電圧の印加後(印加終了時の電圧値)の値だけを使う場合と比較して、AD部225への入力電圧においてパルス電圧印加前の影響を小さくできる。このため、インクタンク(サブタンク107)に残存するインクの有無の判定において、インク102のパルス電圧印加前の影響を受け難くすることができる。以下の説明では、パルス電圧の印加終了時の入力電圧と印加時の入力電圧との差分を使用したインク残量検出処理について説明する。
図5は、サブタンク107内にインク102が十分にある時に、インク102にパルス電圧印加時の電圧が全く残っていない状態でのパルス電圧の印加を説明する図である。パルス発生部224から電極105にプレパルス電圧(第1のパルス電圧)を印加し、プレパルス電圧印加後に、本測定用のパルス電圧(第2のパルス電圧)を印加した時のプレパルス電圧とプレ入力電圧の波形と、パルス電圧と入力電圧の波形を示す図である。
501はプレパルス電圧の波形であり、502はプレ入力電圧の波形であり、503はパルス電圧の波形であり、504は入力電圧の波形である。縦軸の左側はパルス電圧とプレパルス電圧とを示しており1デビジョン(1目盛)が1Vであり、縦軸の右側は入力電圧とプレ入力電圧とを示しており1デビジョン(1目盛)が500mVである。また横軸は時間を示しており1デビジョン(1目盛)が5msである。
プレパルス電圧501は15msの間だけ電圧値が3.3Vであり、次の15ms間(インターバル時間)は電圧値が0Vであり、次にパルス電圧503は15msの間だけ電圧値が3.3Vになる。プレパルス電圧501の印加時のプレ入力電圧502は0Vであり、プレパルス電圧501の印加終了時のプレ入力電圧502は770mVである。パルス電圧503の印加時の入力電圧504は320mVであり、パルス電圧503の印加終了時の入力電圧504は1000mVである。ここで、プレパルス電圧501とパルス電圧503との間のインターバル時間は、プレ入力電圧502の変化が落ち着くまでの必要最低時間である。パルス発生部による、プレパルス電圧(第1のパルス電圧)の印加時間、インターバル時間(待機時間)および本測定用のパルス電圧(第2のパルス電圧)の印加時間は同一時間である。例えば、プレパルス電圧(第1のパルス電圧)の印加時間、インターバル時間(待機時間)および本測定用のパルス電圧(第2のパルス電圧)の印加時間は15ms以上である。
図6は、サブタンク107内にインク102が十分にある時に、インク102にパルス電圧印加時の電圧が最も多く残っている状態でのパルス電圧の印加を説明する図である。
パルス発生部224から電極105にプレパルス電圧(第1のパルス電圧)を印加し、プレパルス電圧印加後に、本測定用のパルス電圧(第2のパルス電圧)を印加した時のプレパルス電圧とプレ入力電圧の波形と、パルス電圧と入力電圧の波形を示す図である。
601はプレパルス電圧の波形であり、602はプレ入力電圧の波形であり、603はパルス電圧の波形であり、604は入力電圧の波形である。縦軸の左側はパルス電圧とプレパルス電圧を示しており1デビジョン(1目盛)が1Vであり、縦軸の右側は入力電圧とプレ入力電圧とを示しており1デビジョンが500mVである。また横軸は時間を示しており1デビジョン(1目盛)が5msである。
プレパルス電圧601は15msの間だけ電圧値が3.3Vであり、次の15ms間(インターバル時間)は電圧値が0Vであり、次にパルス電圧603は15msの間だけ電圧値が3.3Vになる。プレパルス電圧601の印加時のプレ入力電圧602は600mVであり、プレパルス電圧601の印加終了時のプレ入力電圧602は1250mVである。パルス電圧603の印加時の入力電圧604は700mVであり、パルス電圧603の印加終了時の入力電圧604は1300mVである。
ここで、プレパルス電圧を使った時のインクタンクに残存するインクの有無判定手順について説明する。なお、説明の便宜上、AD部225への入力電圧の値を使ってCPU223がインク残量有無検出を行うと記載している。実際には先に述べたとおり、AD部225への入力電圧をAD部225でアナログデータからデジタルデータに変換した値を使って、CPU223が判定処理を行っている。なおサブタンク107内に入っているインク102の量は図3と図4と図5と図6で同じである。
図5および図6において、プレパルス電圧を使わないでインク残量有無検出を行う場合について説明する。この場合は先に説明した図3と図4で述べたとおり、印加終了時の入力電圧と印加時の入力電圧との差分を使った時のAD部225への入力電圧の差分は、590mV〜820mVの間で変動する。パルス電圧印加前の電圧印加の影響は820−590=230mVである。
次に図5と図6でプレパルス電圧(第1のパルス電圧)と本測定用のパルス電圧(第2のパルス電圧)の差分電圧値を使った判定処理を説明する。図5では、プレパルス電圧501の印加終了後において、本測定用のパルス電圧(第2のパルス電圧)として、パルス電圧503を印加する。パルス電圧503の印加時のAD部225への入力電圧504は320mVであり、パルス電圧503の印加終了時のAD部225への入力電圧504は1000mVである。そのため、制御部201のCPU223は1000−320=680mVを判定処理のための電圧値として使用可能である。
図6では、プレパルス電圧601の印加終了後において、本測定用のパルス電圧(第2のパルス電圧)として、パルス電圧603を印加する。パルス電圧603の印加時のAD部225への入力電圧(パルス電圧603)は700mVであり、パルス電圧603の印加終了時のAD部225への入力電圧604は1300mVである。そのため、制御部201のCPU223は1300−700=600mVを判定処理のための電圧値として使用可能である。
図7(a)は、サブタンク107内のインク102が空になった時において、電極105にプレパルス電圧とパルス電圧を印加した時の、プレパルス電圧とプレ入力電圧の波形と、パルス電圧と入力電圧の波形を示す図である。また、図7(b)は、サブタンク107内にインク102が十分にある時において、電極105にプレパルス電圧とパルス電圧を印加した時のプレパルス電圧とプレ入力電圧の波形と、パルス電圧と入力電圧の波形とを示す図である。図7(a)、(b)において、縦軸は電圧を示しており、横軸は時間を示している。
図7(a)の701はプレパルス電圧の波形であり、702はプレ入力電圧の波形である。703はパルス電圧の波形であり、704は入力電圧の波形である。また、図7(b)の711はプレパルス電圧の波形であり、712はプレ入力電圧の波形である。713はパルス電圧の波形であり、714は入力電圧の波形である。
サブタンク107内にインク102が十分にある時に、インク102にパルス電圧印加時の電圧の影響が全く残っていない状態では、プレ入力電圧712と入力電圧714の値を得ることができる。一方、サブタンク107内のインク102が空の時は、プレパルス電圧701の印加後のパルス電圧703印加時の入力電圧704は0Vであり、パルス電圧703の印加終了時の入力電圧704は3.3Vである。パルス電圧703の印加終了時の入力電圧704とパルス電圧703印加時の入力電圧704との差分を取ると3.3−0=3.3Vとなる。
図8は、印加前電圧(横軸)と差分電圧値(縦軸)の関係を示す図である。図9は、サブタンク内のインクが満タンの時のノイズ印加の影響を示す図であり、図10は、サブタンク内のインクが減り始めた時のノイズ印加の影響を示す図である。801はプレパルス電圧無し(サブタンク満タン)のグラフであり、802はプレパルス電圧有り(サブタンク満タン)のグラフである。803はプレパルス電圧無し(サブタンク減り始め)のグラフであり、804はプレパルス電圧有り(サブタンク減り始め)のグラフである。805は閾値のグラフであり、806はインク無しの状態を示すグラフである。
また縦軸はプレパルス電圧無しのグラフではパルス印加時の電圧値とパルス印加終了時の電圧値の差分を示している。また、プレパルス電圧有りのグラフでは本測定用のパルス印加時の電圧値と本測定用のパルス印加終了時の電圧値の差分を示している。横軸は、プレパルス電圧無しのグラフではパルス印加前電圧を示しており、プレパルス電圧有りのグラフではプレパルス電圧印加前電圧を示している。閾値805とインク無しの状態を示すグラフ806についてはパルス電圧の印加前電圧の状態に関わらず常に同じ値になる。
プレパルス電圧無し(サブタンク満タン) 801のグラフは、図3や図4を使って作成したグラフに基づくものである。グラフの印加前電圧0mVのポイントは図3から求めたもので、グラフの中の印加前電圧の最大値のポイントは図4から求めたものである。プレパルス電圧有り(サブタンク満タン)802のグラフは、図5や図6を使って作成したグラフである。グラフの印加前電圧0mVのポイントは図5から求めたもので、グラフの中の印加前電圧の最大値のポイントは図6から求めたものである。
プレパルス電圧無し(サブタンク減り始め) 803とプレパルス電圧有り(サブタンク減り始め)804は、プレパルス電圧無し(サブタンク満タン) 801やプレパルス電圧有り(サブタンク満タン) 802と同様に実験から求めたグラフである。閾値805は実験から求めた値であり、グラフの値は、例えば、1500mVである。制御部201のCPU223は、入力電圧の差分電圧値が閾値805よりも低い値ならば、インクタンク101にインクが残っていると判定し、入力電圧が閾値805以上の値ならば、インクタンク101にインクは無いと判定する。また、インク無しの状態を示すグラフ806は、図7のインク無しの波形の結果から求めた値である。
801のグラフと802のグラフから、インク102にパルス電圧印加時の電圧が残っていない時と残っている時のどちらの状態でも、印加前電圧値が同じ値の時は、802のグラフの差分電圧の値は常に801のグラフの差分電圧の値よりも低いことが分かる。802のグラフは801のグラフに比べて、常に閾値805と802のグラフの差分電圧の値との差分を大きくすることができる。閾値805と差分電圧の値との差分を大きくすることにより、電圧印加前にインクに残っていた電圧やノイズによる影響を受けにくくし、精度よくインク残量の有無の判定を行うことを可能にする。
ここで、ノイズの影響について説明する。プレパルス電圧や入力電圧にノイズが加わると、300mV程度の電圧が加算されることがある。サブタンク107のインク102が十分にある時は入力電圧と閾値の値に大きな差がある。そのため、プレパルス電圧無し(サブタンク満タン)801のグラフとプレパルス電圧有り(サブタンク満タン)802のグラフにノイズ印加の影響により電圧300mV程度が加算されると、図9に示すように、801のグラフでは最大値が800mVから1100mVに変化する。また、802のグラフでは最大値が650mV から950mVに変化する。どちらも閾値805の1500mVよりも低い値であるため、グラフ801およびグラフ802の場合において、制御部201のCPU223はインク有りと正しく判定することができる。この場合、CPU223はインク無しと誤判定することはない(図9のサブタンク満タン時のノイズ印加の影響を参照)。
しかし、サブタンク107のインク102が減り始めた時は、サブタンク107のインク102が十分にある時と比べて入力電圧の値が高くなっているので、入力電圧の差分電圧値と閾値との差が小さくなっている(図8のグラフ803、804)。そのため、プレパルス電圧無し(サブタンク減り始め) 803とプレパルス電圧有り804(サブタンク減り始め)のグラフにノイズ印加の影響による電圧300mV程度が加算されると、803のグラフでは最大値が1300mVから1600mVに変化する。また、804のグラフでは最大値が1150mV から1450mVに変化する。プレパルス電圧有り804(サブタンク減り始め)では閾値の1500mVよりも低い値であるため、CPU223はインク有りと正しく判定することができる。グラフ804の場合において、CPU223は誤判定することはない。一方、プレパルス電圧無し(サブタンク減り始め) 803では閾値の1500mVを超えているので、この場合、CPU223はインク無しと誤判定してしまう(図10のサブタンクが減り始めた時のノイズ印加の影響参照)。このように、本測定用のパルス電圧の印加前にプレパルス電圧の印加を行ってからインク残量有無を判定することで、プレパルス電圧を使用しない場合と比較して、電圧印加前にインクに残っていた電圧の影響、およびノイズの影響を受け難くすることができる。
図11は、インクタンクに残存するインクの有無を判定する手順(残量有無検出処理)を説明するフローチャートである。ステップS1101で、インク残量有無検出処理を開始する。ステップS1102ではプレパルス電圧(第1のパルス電圧)を出力する。プレパルス電圧は、例えば、図5の501、図6の601に対応する電圧である。プレパルス電圧(第1のパルス電圧)の印加時間は、例えば15msである。ステップS1103では、プレパルス電圧の出力後、本測定用パルス電圧を出力するまでのインターバル時間(待機時間)として、例えば、15msの経過まで待機する。
ステップS1104で、本測定用パルス電圧(第2のパルス電圧)を出力する。本測定用パルス電圧は、例えば、図5の503、図6の603に対応する電圧である。本測定用パルス電圧(第2のパルス電圧)の印加時間は、例えば15msである。ステップS1105では、本測定用のパルス電圧の印加時の入力電圧の値を取得する。ステップS1106では本測定用のパルス電圧の印加終了時の入力電圧の値を取得する。ステップS1107で、本測定用のパルス電圧の印加終了時の入力電圧の値と、本測定用のパルス電圧の印加時の入力電圧の値との差分(差分電圧値)を計算する。
ステップS1108では、ステップS1107で計算した差分(差分電圧値)と閾値とを比較してインク残量有無の判定を行う。CPU223は、入力電圧の差分電圧値が閾値805よりも低い値ならば、インクタンク101にインクが残っていると判定し、入力電圧が閾値805以上の値ならば、インクタンク101にインクは無いと判定する。ステップS1108の判定で、インク無しと判定された場合(インク残量が所定量以下と判定された場合)、処理をステップS1109に進める。ステップS1109ではインク無しの処理として、記録装置を使用しているユーザーに対して、例えば、インク無しの警告表示やインクタンク交換の表示などを行い、インクが所定量以下の状態を報知する。
一方、ステップS1108の判定でインク有りと判定された場合、ステップS1110で、インクの有無を判定する手順(残量有無検出処理)を終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、インクのパルス電圧印加前の影響を受け難くすることができ、かつ、本測定用のパルス電圧の印加前にプレパルス電圧の印加することで、ノイズの影響を受け難くすることができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101・・・インクタンク、105、106・・・電極
202・・・制御部、204・・・パルス発生部、205・・・AD部

Claims (10)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、
    少なくとも2つの電極と、
    前記2つの電極にパルス電圧を印加するパルス発生手段と、
    前記パルス電圧を印加するタイミングを制御する制御手段と、
    前記2つの電極に対する前記パルス電圧の印加を開始したときの前記2つの電極間の第1の電圧値と、前記2つの電極に対する前記パルス電圧の印加を終了したときの前記2つの電極間の第2の電圧値と、の差分電圧を取得する取得手段と、
    前記差分電圧と閾値を比較することでインクの有無を判定する判定手段と、を備える記録装置であって、
    前記パルス発生手段は、前記2つの電極に対して第1のパルス電圧を印加した後に、第2のパルス電圧を印加し、
    前記判定手段は、前記第2のパルス電圧を印加したときの前記差分電圧に基づいてインクの有無を判定することを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記パルス発生手段が前記第1のパルス電圧を印加した後、所定の待機時間が経過した後に、前記パルス発生手段に前記第2のパルス電圧を印加させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第1のパルス電圧の印加時間と前記第2のパルス電圧の印加時間は同一時間であることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記待機時間は、前記第1のパルス電圧の印加時間及び前記第2のパルス電圧の印加時間と同一時間であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記第1のパルス電圧の印加時間と前記待機時間と前記第2のパルス電圧の印加時間とは、15ms以上であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記第1のパルス電圧と前記第2のパルス電圧の電圧値は同一であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記取得手段は、前記2つの電極間の電圧値として入力されたアナログデータをデジタルデータに変換する変換手段を有し、
    前記判定手段は、前記変換手段で変換された電圧値に基づく差分電圧値と前記閾値とを比較することでインクの有無を判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインクタンクを備え、前記2つの電極は前記インクタンクに設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記判定手段によって前記インクタンクに残存するインクが所定量以下と判定された場合、前記インクが所定量以下の状態を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. インクを吐出する記録ヘッドと、
    少なくとも2つの電極と、
    前記2つの電極にパルス電圧を印加するパルス発生手段と、
    前記パルス電圧を印加するタイミングを制御する制御手段と、
    前記2つの電極に対する前記パルス電圧の印加を開始したときの前記2つの電極間の第1の電圧値と、前記2つの電極に対する前記パルス電圧の印加を終了したときの前記2つの電極間の第2の電圧値と、の差分電圧を取得する取得手段と、
    前記差分電圧と閾値を比較することでインクの有無を判定する判定手段と、を備える記録装置におけるインク残量検出方法であって、
    前記パルス発生手段により、前記2つの電極に対して第1のパルス電圧を印加した後に、第2のパルス電圧を印加する工程と、
    前記判定手段により、前記第2のパルス電圧を印加したときの前記差分電圧に基づいてインクの有無を判定する工程と、
    を有ることを特徴とするインク残量検出方法。
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