JP6356257B2 - プラグ式コネクタのためのハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のおいて書きに記載のプラグ式コネクタのためのハウジングに関する。
このようなハウジングは、第1のハウジング部材と、第1のハウジング部材に接続されるべき第2のハウジング部材であって、電気ケーブルをハウジングに固定するための固定装置を有する第2のハウジング部材と、を含んでいる。第2のハウジング部材は、第1のハウジング部材と接続するために、取り付け方向において、第1のハウジング部材に取り付けられることが可能であり、接続された位置において、第2のハウジング部材が、取り付け方向とは反対に、第1のハウジング部材に保持されているように、第1のハウジング部材と機械的に接続されている。
このようなハウジングの場合、プラグ式コネクタの種類及び用途に応じて異なる構成を有している第1のハウジング部材を、一様な第2のハウジング部材に接続することができる。このようなハウジングの場合、第2のハウジング部材を通じて、電気ケーブルのハウジングへの接続が形成される。第2のハウジング部材が、ケーブルの固定のための固定装置として、例えばスクリューナットを有しており、スクリューナットを用いて、ケーブルの第2のハウジング部材でのクランプによる保持が形成され得る。一様な第2のハウジング部材が、様々な型の第1のハウジング部材と共に使用され得ることによって、容易な、可変的な方法で、プラグ式コネクタのための様々なハウジングを製造することが可能である。
このようなハウジングは、特に、いわゆるヘビーデューティコネクタで用いられる。その際、第1のハウジング部材には、プラグ部材が配置されており、当該プラグ部材は、プラグ又はソケットの種類の差し込み部分を有しており、配設された別のプラグ式コネクタ部材に差し込むことによって係合し得る。従って、プラグ式コネクタを通じて、電気的接触を形成することができる。その際、ヘビーデューティコネクタは、高い負荷に耐えることが可能であり、それに対応して、安定し、抵抗力を有するように構成されていることを特徴としている。
この種類の、従来のプラグ式コネクタの場合、ハウジングは、例えばプラスチックから形成されている。それによって、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に容易かつ確実に固定することが、例えば第2のハウジング部材を第1のハウジング部材にネジで固定することによって可能になり、ハウジングがプラスチックから形成されている場合、ハウジング部材同士が締め付けられ得るので、当該ハウジング部材は、接続された状態で、安全かつ堅固に、特に回転しないように、互いに接して保持されている。
しかしながら、アルミニウム等の金属から形成されたハウジングに対して、プラスチック製ハウジングは、一般的に、熱的及び機械的抵抗力が小さい。このようなハウジングの使用に応じては、金属、特にアルミニウムから成るハウジングを製造することが望まれる可能性がある。しかしながら、その場合、ハウジング部材同士を接続する際に、ハウジング部材が堅く互いに接して保持されており、いかなる意図しない方法によっても、容易には互いに分離し得ないことを保証しなければならない。
本発明の課題は、プラグ式コネクタのハウジングを提供することにあり、当該ハウジングは、ハウジング部材同士の堅固かつ確実な接続、特に回転が防止された接続を可能にするので、当該ハウジング部材は、接続された位置において、堅固かつ確実に、互いに接して保持されている。
本課題は、請求項1の特徴を有する対象によって解決される。
それに従って、弾性的に位置を調節できるロック要素が付加的に設けられており、当該ロック要素は、複数のハウジング部材の内一方のハウジング部材に配置されており、ハウジング部材の接続された位置において、ロックする位置を占めており、ロックする位置では、ロック要素は、複数のハウジング部材の内他方のハウジング部材の係合部分と係合しており、それによって、第2のハウジング部材は、取り付け方向の周囲に向けられた回転方向とは反対に、第1のハウジング部材に対してロックされている。
本発明は、付加的に設けられた、弾性的に位置を調節できるロック要素によって、回転防止がもたらされるという思想から出発している。この回転防止は、ハウジング部材が、接続された位置において、ハウジング部材が接続のために互いに接して取り付けられ得る取り付け方向の周りで、互いに対して回転可能であることを防止するものである。従って、回転防止をもたらすロック要素によって、接続された位置におけるハウジング部材は、互いに対して位置を保持している。
ハウジング部材が取り付け方向において互いに接して取り付けられ、さらに取り付け方向の周りで互いに対して回転することによって、ハウジング部材同士が接続のために、ネジで固定される場合、ロック要素は、ハウジング部材同士の接続が容易には解除され得ないことを保証する。ロック要素を用いて、互いに接してネジで固定されているハウジング部材が、その互いに対する回転位置に保持されるので、ハウジング部材間のネジ接続は、容易には解除できないことが保証されている。
ハウジングのハウジング部材は、特に金属、例えばアルミニウムから形成することが可能である。
それによって、安定した、負荷に耐え得る、耐久性を有するハウジングが供給され、そのハウジング部材は、特に抵抗力を有するように形成され得る。ロック要素の供給によって、ハウジング部材同士を接続した後は、ハウジング部材を互いに対して回転させることは(もはや)不可能であり、従って、例えばネジによって形成される接続を用いる際、例えばバヨネットロックを用いる際、当該接続は容易には解除され得ないことが保証されている。
ロック要素は、有利には少なくとも部分的に、弾性を有するように形成されており、従って、弾性要素を提供している。ロック要素は、例えば第1のハウジング部材に配置されていて良く、ハウジング部材を接続すると、他方の、第2のハウジング部材の係合部分と係合するので、これらのハウジング部材は、互いに対する回転から守られている。ハウジング部材を互いから分離させるために、ロック要素は、弾性的に、そのロック位置から出るように動かされ得るので、係合部分との係合は解除され、ハウジング部材は互いに対して動くこと、特に互いに対して回転することが可能であり、それによって、必要に応じて、ハウジング部材間のネジ接続が解除される。
ロック要素は、複数のハウジング部材の内の一方に配置されており、係合部分は、複数のハウジング部材の内の他方に配置されている。ロック要素が、例えば第1のハウジング部材に配置されている場合、係合部分は第2のハウジング部材に存在している。逆に、ロック要素が第2のハウジング部材に配置されている場合、係合部分は第1のハウジング部材に存在している。当該係合部分は、例えばくぼみによって形成可能であり、くぼみには、ロック要素が、ハウジング部材の接続された位置において係合するので、この接続された位置では、ロック要素と係合部分との間の回転を防止するために、形状接続的な係合が存在している。
好ましくは、ロック要素は、取り付け方向に沿って弾性的に可動な部分で、複数のハウジング部材の内一方のハウジング部材の取り付け面から突出している。当該取り付け面では、複数のハウジング部材の内他方のハウジング部材が、ハウジング部材を接続するために取り付けられている。例えば、ロック要素が第1のハウジング部材に配置されている場合、ロック要素は、第1のハウジング部材の取り付け面から、取り付け方向とは反対に、第2のハウジング部材の方向において突出しており、第2のハウジング部材は、接続された位置において、第1のハウジング部材の取り付け面に接している。逆に、ロック要素が第2のハウジング部材に配置されている場合、ロック要素は、取り付け方向において、第1のハウジング部材の方向における第2のハウジング部材の取り付け面から突出している。その際、それぞれ他方のハウジング部材には、係合部分が、例えばくぼみの形で設けられているので、ハウジング部材の接続された位置では、取り付け方向に沿って突出したロック要素が、形状接続的に係合部分と係合している。
ロック要素が取り付け面から突出している、弾性的に可動な部分は、好ましくは取り付け方向に沿って、弾性的に動くことができる。それによって、例えば弾性的に可動な部分を取り付け面に押し付けることによって、一方のハウジング部材のロック要素と、他方のハウジング部材の係合部分との間の形状接続を解除することができるので、ハウジング部材は互いから分離することができる。
ロック要素は、全く異なるように構成され得る。例えば、ロック要素は、自身が弾性的に、従ってバネ要素として構成され得る;又は、ロック要素は、例えば弾性的に位置を調節することが可能なピンのような、それ自身は弾性を有さない、バネ要素によって弾力を加えられる要素を有することも可能である。
第1の具体的な変型例では、ロック要素は、バネ要素として構成され、固定部分で、配設されたハウジング部材の受容装置内に受容され、バネ部分で、取り付け面から突出し得る。バネ部分を、例えば固定部分に対して折り曲げることが可能なので、固定部分は、取り付け面の平面に延在しているが、それに対して、バネ部分は、取り付け面の平面から外へ曲げられている。バネ部分は、特に取り付け方向に沿って、弾性を有するように構成され得るので、バネ部分は、一方では、ハウジング部材同士を接続する際に、弾性的に、係合部分と係合することが可能であり、他方では、ハウジング部材を互いから分離させる際に、係合部分との係合を解除するために、位置を調節することができる。
第2の変型例では、ロック要素は例えばプレート要素として構成され、取り付け面を構成する壁に取り付けられ得る。壁内には、例えば、第2のハウジング部材から第1のハウジング部材に電気ケーブル芯線等を誘導するための開口部が形成されており、ロック要素は、好ましくは開口部を取り囲んでおり、少なくとも1つのバネトングで、取り付け面から突出している。バネトングは、例えばプレート要素から自由に切り取られ得るので、バネトングを、フラップ要素の本体に対して、弾性的に動かすことが可能である。ロック要素が、取り付け面に背向する壁の面に配置されている場合、バネトングは壁内の凹部を貫通して延在しており、それによって、他方のハウジング部材に対向する壁の面において、他方のハウジング部材の方向において、取り付け面から突出している。
第3の変型例では、ロック要素は、取り付け方向に沿って弾性的に可動なピンを有している。ピンは、例えば、ピンハウジング内に配置され、ピンハウジングに対して、適切なバネ要素によって弾性的にプレテンションを加えられ得るので、ピンは、ピンハウジング内で、取り付け方向に沿って動くことができる。通常の位置において、ピンは、配設されたハウジング部材の取り付け面から突出しており、ハウジング部材の接続された位置において、他方のハウジング部材の配設された係合部分と係合しているので、これらのハウジング部材は、互いに対する回転から守られている。ハウジング部材の接続を解除するために、ピンは、ピンハウジング内に押し付けられ得るので、ピンと係合部分との間の形状接続は解除され、従って、ハウジング部材は互いに対して回転することができる。
第4の変型例では、ロック要素は、取り付け方向に対して横に、及び、取付方向に沿って、弾性的に可動なバネピンを含んでおり、当該バネピンは、ハウジング部材の接続の際に、取り付け方向に対して横に、基本位置から動かされ得る。バネピンは、例えば、第2のハウジング部材を、ハウジング部材同士を接続するために、回転方向において、第1のハウジング部材に対して回転させる際に、係合部分の開口部を通って係合部分に入り、係合部分との係合に至る。バネピンは、係合部分に入る際に、取り付け面の平面において動かされ、ハウジング部材を互いに対してさらに回転させる際に、最終的に係合部分と係合するので、ハウジング部材の接続された位置において、係合部分の壁部分にロックするように接している。
接続された位置において、バネピンの係合部分への係合は、ハウジング部材が互いに対する回転から守られているように行われている。ハウジング部材の接続を解除するために、バネピンは、取り付け方向に沿って取り付け面に押し付けられ得るので、このような方法で、バネピンの係合部分との係合は解除され得る。
さらなる変型例では、ロック要素は、環状要素によって構成されており、当該環状要素は、少なくとも1つの、取り付け方向に対して径方向に弾性的に可動なバネトングを有している。環状要素の形のロック要素は、例えば、配設されたハウジング部材の取り付け面に取り付けられ得るものであり、ハウジング部材の接続された位置において、他方のハウジング部材のくぼみの内に位置している。その際、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材でロックするための少なくとも1つの、径方向に可動であるバネトングは、取り付け方向に対して径方向に、他方のハウジング部材の係合部分に係合しているので、この係合によって、ハウジング部材間における回転防止がもたらされている。
環状要素の1つ又は複数のバネトングが、周方向に延在しており、当該バネトングが、環状要素の環状体から径方向外側に突出するように曲げられている場合、環状要素によって、一種のフリーホイールが供給され得る。当該フリーホイールは、ハウジング部材間に例えばネジ接続を形成するために、回転方向における回転を可能にし、回転方向の反対に回転を戻すことを阻止する。逆回転の際、バネトングは、他方のハウジング部材の係合部分と形状接続されており、このような方法で、ハウジング部材の互いに対する動きを阻止する。
これらの変型例では、ロック要素は、例えばバネ鋼から形成され得る。ハウジングが、アルミニウムから成るハウジング部材を有して製造されている場合、ロック要素が配設されたハウジング部材と面的に接することによる腐食が生じないことが保証されるべきである。そのために、ロック要素には、例えば適切な耐食コーティング、ニス、又は、亜鉛メッキを設けることが可能である。
代替的に、ロック要素をプラスチック又はアルミニウムから形成することも考えられるし、可能である。
基本的に、他方のハウジング部材に係合部分が形成されていれば十分である。当該係合部分と、ロック要素は、ハウジング部材の接続された位置において、ロックするように係合する。このような方法で、ハウジング部材を、正確に1つの位置において、互いに接続することができる。しかしまた、他方のハウジング部材に、回転方向に沿って互いに離間した複数の係合部分を設けることも考えられるし、可能である。当該係合部分は、第2のハウジング部材の、様々な回転位置における、第1のハウジング部材との接続を可能にする。このような方法で、第2のハウジング部材は、可変的に、様々な位置において、第1のハウジング部材に取り付けられ得るので、例えば、ケーブルがハウジングから様々な方向に延在することが可能になる。
上述したように、ハウジング部材同士を接続するために、第2のハウジング部材は、好ましくは取り付け方向において、第1のハウジング部材に取り付けられ、さらに、例えば第1のハウジング部材に対して回転させられ、それによって、ネジで固定するように、ハウジング部材間の接続が形成される。その際、第1のハウジング部材及び第2のハウジング部材には、閉鎖部分を設けることが可能であり、当該閉鎖部分は、適切な方法で、バヨネットロック等を形成するためのネジ山又はアンダーカットを構成している。ハウジング部材が互いに接して取り付けられており、互いに対してネジで固定されている場合、そのような方法で、取り付け方向とは反対に、ハウジング部材が互いに接して確実に保持され、ロック要素及びその係合部分との係合によって、付加的に、ハウジング部材の互いに対する回転防止がもたらされる。
ネジ接続を形成するための閉鎖部分、例えばバヨネットロックのような閉鎖部分は、第1のハウジング部材及び第2のハウジング部材に、例えば固定的に配置されている。例えば、複数のハウジング部材の内1つは、突出したカラーを有することが可能であり、当該カラーは、ハウジング部材を接続するために、他方のハウジング部材の開口部に挿入される。その際、カラーと、開口部を取り囲む周縁部とには、閉鎖部分が形成されており、当該閉鎖部分は、ハウジング部材を互いにネジで固定することによって、ハウジング部材を互いに接続するために、形状接続的に係合し得る。
しかしながら、複数のハウジング部材の内1つのハウジング部材に、少なくとも部分的に弾性的な閉鎖要素を設けることも考えられるし、可能であり、当該閉鎖要素は、接続された位置において、複数のハウジング部材の内他方のハウジング部材の閉鎖部分と形状接続的に係合しているので、第2のハウジング部材は、取り付け方向とは反対に、第1のハウジング部材に保持されている。このような弾性的な閉鎖要素は、接続を形成するためにハウジング部材同士を付加的にネジで固定せずとも、例えば、ハウジング部材同士を互いに取り付けること、及び、ハウジング部材同士の接続を形成することを可能にする。弾性的な閉鎖要素を用いて、ラチェットのような接続を、取り付け方向において、ハウジング部材同士を単純に取り付けることによって形成することが可能である。
複数のハウジング部材の内一方のハウジング部材に、弾性的な閉鎖要素を設ける態様は、独立した発明思想であり、基本的には、回転防止にロック要素を設けるということとは無関係に適用することができる。この場合、一般的に、プラグ式コネクタのためのハウジングは、第1のハウジング部材と、第1のハウジング部材と接続されるべき第2のハウジング部材と、を有しており、第2のハウジング部材は、電気ケーブルをハウジングに固定するための固定装置を有しており、第2のハウジング部材は、第1のハウジング部材と接続するために、取り付け方向において、第1のハウジング部材に取り付けられ、接続された位置において、第2のハウジング部材が、取り付け方向とは反対に、第1のハウジング部材に保持されているように、第1のハウジング部材と機械的に接続されている。その際、複数のハウジング部材の内一方のハウジング部材が、少なくとも部分的に弾性的な閉鎖要素を有しており、当該閉鎖要素は、接続された位置において、複数のハウジング部材の内の他方のハウジング部材の少なくとも1つの閉鎖部分と係合しているので、第2のハウジング部材は、取り付け方向とは反対に、第1のハウジング部材に保持されていることが規定されている。
上述した利点及び有利な態様は、基本的に、当該ハウジングに適用されるので、上述した内容を参照すべきである。特に、記載された詳細と変型例とを、当該ハウジングと組み合わせて用いることも可能である。
好ましくは、閉鎖要素が係合させられる、少なくとも1つの閉鎖部分は、弾性を有さないように形成されている。その際、少なくとも1つの閉鎖部分は、例えば開口部を取り囲む、閉鎖要素が形状接続的に取り付けられるべき周縁部分によって形成され得る。当該周縁部分には、例えば、ラッチリップを設けることが可能であり、ハウジング部材同士を互いに接するように取り付けることによって、弾性的な閉鎖要素をラッチリップと形状接続的に係合させることが可能である。
閉鎖要素は、例えば、取り付け方向の周囲に延在するリングによって形成されており、当該リングは、少なくとも部分的に、弾性的に形成されている。
一変型例において、リングは、少なくとも1つの、径方向に突出した部分を有し得る。その際、リングは、例えば、配設されたハウジング部材のカラーに配置されており、リングは、少なくとも1つの径方向に突出した部分で、径方向にカラーから突出しており、他方のハウジング部材の少なくとも1つの閉鎖部分と係合し得る。
径方向に突出した部分が、径方向に弾性的に回避し得るので、ハウジング部材同士を互いに接するように取り付けることによって、閉鎖要素の径方向に突出した部分が、他方のハウジング部材の配設された閉鎖部分と係合し得ることが考えられる。
しかしまた、径方向に突出した部分が、径方向において弾性的ではないことも考えられる。この場合、径方向に突出した部分は、ハウジング部材同士を接するように取り付けるために、例えば閉鎖部分の適切な凹部を貫通するように導かれ、その後、ハウジング部材が共に回転することによって、閉鎖部分と係合し得る。
具体的な、有利な態様において、リングは、周方向に見て、波形を有しており、この波形は、取り付け方向に対して軸方向において、互いにずらされている、互いに続く、異なる部分から形成されている。従って、リングは、様々な高さの間において、周方向に沿って、波形に延在している。その結果、リングを接続された位置において取り付け方向に沿って軸方向に弾性的に締め付けることによって、ハウジング部材の接続された位置における軸方向遊びの解消を行うことが可能になる。リングが、弾性的に締め付けられて、ハウジング部材の接続された位置において、他方のハウジング部材の閉鎖部分との形状接続的な係合を形成する場合、このような方法で、ハウジング部材間の(取り付け方向に沿った)軸方向遊びが解消されており、従って、ハウジング部材が、取り付け方向に沿って、遊びを有さずに互いに接して保持されることが保証される。
別の変型例では、リングは環状体を有し得る。当該環状体は、少なくとも1つの、環状体に対して折り曲げられた、環状体から径方向に突出したバネ部分を担持している。当該バネ部分は、径方向において弾性的であり、このような方法で、ハウジング部材同士が接するように単純に取り付けることによって、取り付け方向において、閉鎖部分と係合させられ得る。
環状体が、複数の、同様に離間したバネ部分を有している場合、そのような方法で、ハウジング部材同士の有利な接続を形成することができる。その際、基本的には、1つ又は複数のバネ部分が、他方のハウジング部材における、配設された凹部に形状接続的に係合することによって、バネ部分を通じてハウジング部材の互いに対する回転防止がもたらされ得る。
さらなる変型例では、閉鎖要素は、取り付け方向に対して横に摺動可能なように、配設されたハウジング部材に配置され、ハウジング部材間に接続を形成するために、配設されたハウジング部材上を摺動し得る。この場合、閉鎖要素は、例えばバネ要素によって形成され得るものであり、当該バネ要素は、取り付け方向に対して横に延在する2つのアームを有しており、これらのアームは、接続された位置において、少なくとも1つの閉鎖部分と係合しており、ハウジング部材間の接続を解除するために、取り付け方向に対して横に変位し得る。
接続された位置において、バネ要素のアームは、例えば閉鎖部分のアンダーカットに係合しており、それによって、取り付け方向に沿って、ハウジング部材を互いに接するように保持している。ハウジング部材を互いから分離させるために、バネ要素の位置を調節することが可能であり、そのような方法で、アームはアンダーカットとの係合を解除され、ハウジング部材は互いから分離し得る。
以下に、本発明の基礎を成す思想を、図示された実施例を用いて詳細に説明する。示されているのは以下の図である。
第1のハウジング部材と第2のハウジング部材とを有する、プラグ式コネクタのためのハウジングの図であって、第2のハウジング部材が、第1のハウジング部材に対して第1の位置にある場合の図である。 第2のハウジング部材が、第1のハウジング部材に対して第2の、第1の位置に対して回転した位置にある場合のハウジングの図である。 第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に取り付けた場合のハウジングの図である。 第2のハウジング部材が接続のために取り付けられる取り付け面の領域における、第1のハウジング部材の拡大図であって、取り付け面に取り付けられたロック要素を共に示した図である。 図3Aに係る図であるが、ロック要素は存在しない図である。 ロック要素を個別に示した図である。 ロック要素を個別に示した図である。 第2のハウジング部材の図である。 第2のハウジング部材の図である。 ハウジング部材の接続された位置における、ハウジングのさらなる実施例の図である。 図6Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に取り付ける前の図である。 第2のハウジング部材を個別に示した図である。 第1のハウジング部材に取り付けられるロック要素を個別に示した図である。 ハウジング部材を接続する際のハウジングの図である。 接続された位置におけるハウジングの別の図である。 図6FのIの部分におけるハウジングの拡大図である。 ハウジングのさらなる実施例の図である。 図7Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に接続する前の図である。 第2のハウジング部材を個別に示した図である。 第2のハウジング部材に取り付けられる、リングの形をしたロック要素を個別に示した図である。 ハウジングのさらなる実施例の図である。 図8Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に接続する前の図である。 第2のハウジング部材を個別に示した図である。 ピンハウジングと、ピンハウジング内に配置された、弾性的に位置を調節することが可能なピンとを含むロック要素を個別に示した図である。 ロック要素の概略図である。 ハウジングのさらなる実施例の図である。 図9Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に接続する前の図である。 第2のハウジング部材を個別に示した図である。 図9BのIIの部分における、第1のハウジング部材の取り付け面におけるバネピンの拡大図である。 図9Aに係るハウジングのハウジング部材同士を接続する際の図である。 図9Aに係るハウジングのハウジング部材同士を接続する際の図である。 図9Aに係るハウジングのハウジング部材同士を接続する際の図である。 図9Aの線III−IIIに沿って切断した第2のハウジング部材を共に示したハウジングの図である。 ハウジング部材同士を接続する際のハウジングの異なる図であって、図11のように切断された第2のハウジング部材を共に示した図である。 ハウジング部材同士を接続する際のハウジングの異なる図であって、図11のように切断された第2のハウジング部材を共に示した図である。 ハウジング部材同士を接続する際のハウジングの異なる図であって、図11のように切断された第2のハウジング部材を共に示した図である。 ハウジング部材同士を接続する際のハウジングの異なる図であって、図11のように切断された第2のハウジング部材を共に示した図である。 ハウジング部材同士を接続する際のハウジングの異なる図であって、図11のように切断された第2のハウジング部材を共に示した図である。 ハウジング部材同士を接続する際のハウジングの異なる図であって、図11のように切断された第2のハウジング部材を共に示した図である。 ハウジングのさらなる実施例の図である。 図13Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に接続する前の図である。 第2のハウジング部材を個別に示した図である。 第2のハウジング部材に取り付けられるべき弾性的な閉鎖要素を個別に示した図である。 ハウジングのさらなる実施例の図である。 図14Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に接続する前の図である。 接続された位置における、第2のハウジング部材を個別に示した図である。 第2のハウジング部材の接続された位置に沿って、横方向に位置を調節できるように第2のハウジング部材に配置される弾性的な閉鎖要素を個別に示した図である。 接続されていない位置における、第2のハウジング部材を個別に示した図である。 第2のハウジング部材の接続されていない位置に沿って、横方向に位置を調節できるように第2のハウジング部材に配置される弾性的な閉鎖要素を個別に示した図である。 ハウジングのさらなる実施例の図である。 図15Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に取り付ける前の図である。 第2のハウジング部材を個別に示した図である。 第2のハウジング部材に取り付けられるべき弾性的な閉鎖要素を個別に示した図である。 第2のハウジング部材における閉鎖要素の側面図である。 ハウジングのさらなる実施例の図である。 図16Aに係るハウジングの、第2のハウジング部材を第1のハウジング部材に取り付ける前の図である。 第2のハウジング部材を個別に示した図である。 第2のハウジング部材に取り付けられるべき弾性的な閉鎖要素を個別に示した図である。
図1A、図1Bから図5A、図5Bまでは、ハウジング1の第1の実施例を示しており、当該ハウジングは、2つのハウジング部材2、3を有しており、当該ハウジング部材は、ハウジング1を構成するために、取り付け方向Aに沿って、互いに接して取り付けられ、ハウジング部材2、3を接続するために、回転方向Sにおいて互いにネジで固定される。
ハウジング1は、プラグ式コネクタ部材の構成要素であり、他方のプラグ式コネクタ部材との電気的接続を形成するために、差し込みによって係合させられ得る。第1のハウジング部材2には、第2のハウジング部材3に背向する面に、開口部202が形成されており、当該開口部にはプラグ部材が挿入可能であり、当該プラグ部材は、プラグ又はソケットの形で、差し込み部分を形成している。従って、ハウジング1の開口部202を担持している面を通じて、プラグ式コネクタ部材は、他方のプラグ式コネクタ部材と接続され得るが、それは、ハウジング1を、差し込み方向Eに差し込み、他方のプラグ式コネクタ部材と係合させることによる。
第1のハウジング部材2は、ほぼ直方体の、空洞を包囲するハウジング本体20を有しており、当該ハウジング本体には、差し込み方向Eに対して例えば45°の角度で、取り付け面200が形成されており、当該取り付け面には、第2のハウジング部材3が取り付けられる。同様に、第2のハウジング部材3も、取り付け面300を有しており、当該取り付け面は、ハウジング部材2、3の接続された位置において、第1のハウジング部材2の取り付け面200に面的に接している。
第2のハウジング部材3は、スクリューナットの形の固定装置31を支持しており、当該固定装置は、電気ケーブルを第2のハウジング部材3に接続かつ固定するために用いられる。固定装置31を用いて、電気ケーブルを第2のハウジング部材3に固定することが可能であり、電気ケーブルは、スクリューナットの開口部32を貫通して延在しており、スクリューナットを第2のハウジング部材3のハウジング本体30にネジで固定することによって、クランプするように、第2のハウジング部材3と接続され得る。
図1A及び図1Bに示したように、第2のハウジング部材3は、基本的に、様々な位置において、第1のハウジング部材2と接続され得る。
図1Aに示したように、第2のハウジング部材3は、第1の位置において、電気ケーブルを接続するための固定装置31が、差し込み方向Eに沿って上に向かって、第1のハウジング部材2から突出するように、第1のハウジング部材2に取り付けられ得る。このような方法で、電気ケーブルは、差し込み方向Eに沿って、ハウジング1から延在することが可能である。
図1Bに示した、別の位置では、第2のハウジング部材3は、図1Aに係る位置に対して、取り付け方向Aの周りに180°回転しているので、固定装置31は、差し込み方向Eに対して横に、第1のハウジング部材2から離れる方向を指している。
第2のハウジング部材3の第1のハウジング部材2への様々な取り付けによって、電気ケーブルをハウジング1から、様々な方法で延在させることができる。
一般的に、2つのハウジング部材2、3からハウジング1を構成することによって、一様で普遍的な第2のハウジング部材3を、具体的な要求に応じて構成される、様々な第1のハウジング部材1と共に用いることが可能になる。その際、ハウジング部材2、3は、好ましくは金属、例えばアルミニウムから製造されており、例えばプラスチック製のハウジングと比較して、良好な熱的及び機械的抵抗力を有しており、それによって、ハウジング1を極端な条件下でも使用することが可能になる。
ハウジング部材2、3同士を接続するために、第2のハウジング部材3は、取り付け方向Aにおいて、第1のハウジング部材2に取り付けられ、その後、回転方向Sにおいて、第1のハウジング部材2にネジで固定される。図5A及び図5Bからわかるように、第2のハウジング部材3は、その取り付け面300に、突出したカラー330を有しており、当該カラーには、閉鎖部分331が形成されており、当該閉鎖部分は、その中に成形されたアンダーカットの種類の凹部332を有している。当該カラー330によって、第2の閉鎖部材3は、第1の閉鎖部材20の取り付け面200内の開口部21に挿入され得るので(図3A、図3Bを参照のこと)、閉鎖部分331は、径方向内側に突出した閉鎖部分211を用いて、開口部21の周方向の周縁部210に係合させられ、そのような方法で、ハウジング部材2、3同士はネジで固定される。
カラー330は、第2のハウジング部材3の取り付け面300内の開口部33を取り囲んでおり、当該開口部は、ハウジング部材2、3の接続された位置において、第1のハウジング部材2の取り付け面200内の開口部21と並んでいる。開口部33、21を通って、電気ケーブル芯線は、第2のハウジング部材3から、第1のハウジング部材2によって包囲された空洞まで誘導され得る。
第1のハウジング部材2の取り付け面200には、ロック要素4が取り付けられており、当該ロック要素は、固定部分40で、取り付け面200におけるくぼみ部分221に嵌め込まれており、ペグの形をした固定要素220によって、取り付け面200に保持されている。ロック要素4は、バネ部分41を有しており、当該バネ部分は、取り付け方向Aに沿って、取り付け面200から突出するように、固定部分40に対して曲げられている。その際、バネ部分41は、固定部分40の第1の部分411で、取り付け面200から離れて延在しており、部分412を有する固定部分40から離れた端部において、部分412が、ハウジング2の取り付け面200に対して横に延在する壁におけるくぼみ部分222内に嵌め込まれるように折り曲げられている。
部分412には、工具の係合を実現するための開口部410が設けられているので、工具を用いて、バネ部分41を取り付け面200に押し付けることができる。
ロック要素4は、回転防止をもたらすために用いられる。ハウジング部材2、3同士を接続する際、ハウジング部材2、3は、回転方向Sにおいてネジで固定される。それによって、ロック要素4は、取り付け面200において、第2のハウジング部材3の取り付け面300と接するようになり、取り付け面300に乗り上げる。第2のハウジング部材3が、閉鎖部分211、331が形状接続的に互いに係合している接続された位置に到達した場合、ロック要素4は、そのバネ部分41で、第2のハウジング部材3の取り付け面300内のくぼみ34にはまり込むので、ハウジング部材2、3の回転面、すなわち取り付け面200、300の面において、形状接続が形成されており、従って、ハウジング部材2、3は、(もはや)互いに対して回転することができない。従って、ハウジング部材2、3の間のネジ接続の解除は、容易には可能ではなく、いずれにせよ、ロック要素4を、ロック要素4の凹部34との係合が解除されるように位置調節せずに、ネジ接続を解除することは不可能である。
ハウジング部材2、3の接続を解除すべき場合には、例えばドライバー等の工具を用いて、ロック要素4の開口部410に係合させることが可能であり、そのような方法で、バネ部分41が、第1のハウジング部材2の取り付け面200に押し付けられるので、ロック要素4は、凹部34との係合を解除される。さらに、第1のハウジング部材2に対して、第2のハウジング部材3の回転方向Sとは反対に、回転を戻すことができるので、ハウジング部材2、3の間のネジ接続を解除することが可能である。
第2のハウジング部材3の取り付け面300には、開口部33に対して直径上に向かい合って存在する、2つの凹部34が配置されており、当該凹部は、図1A、図1Bに示すように、2つの異なる位置において、第2のハウジング部材3を、回転防止を実現しながら、第1のハウジング部材2と接続することを可能にする。
基本的に、この関連において、複数の、例えば4つの凹部34を設けることも考えられるので、第2のハウジング部材3は、さらに別の位置においても、回転を防止した方法で、第1のハウジング部材2に配置され得る(ハウジング部材2、3に、そのような接続を可能にする対応する閉鎖部分211、331が設けられていることを前提とする)。
図6Aから図6Gは、ハウジング1のさらなる実施例を示しており、当該ハウジングは、ロック要素4の構成に関して、上述の実施例とは異なっているが、その他の点では類似しているので、これまでの記載を参照すべきである。
図6Aから図6Gに係る実施例では、ロック要素4は、プレート要素42として構成されており、内側において、取り付け面200を形成している、第1のハウジング部材2の壁203に取り付けられている。プレート要素42は、2つの部分的に切り離されたバネトング420を有しており、当該バネトングは、取り付け方向Aに沿って、第1のハウジング部材2の取り付け面200内の開口部を貫通して延在し、取り付け方向Aに沿って取り付け面200から第2のハウジング部材3に向かって突出するように、折り曲げられている。
バネトング420は、ロック要素4が取り付けられている場合、取り付け面200内の開口部21に関して直径上に、向かい合って存在している。第2のハウジング部材3の取り付け面300には、2つの凹部34が形成されており、これらの凹部は、取り付け面300内の開口部33に関して直径上で向かい合っており、第1のハウジング部材2と接続された第2のハウジング部材3において、バネトング420と係合している。
ハウジング部材2、3の接続のために、第2のハウジング部材3は、再び取り付け方向Aにおいて、第1のハウジング部材2に取り付けられ、図1A、図1Bから図5A、図5Bに係る実施例に関してすでに述べたように、ネジ留めによって、第1のハウジング部材2と接続される。接続された位置において、ロック要素4のバネトング420は、凹部34と係合しているので、ハウジング部材2、3は、互いに対して回転しないように守られており、ハウジング部材2、3間のネジ接続は、容易には、いずれにしても回転防止を解除しないことには、解除され得ない。
ハウジング部材2、3の接続を解除するために、工具を、第2のハウジング部材3の工具係合部35に係合させることが可能であり(図6Gを参照のこと)、そのような方法で、バネトング420に作用し、バネトングは取り付け面200に押し付けられる。
図7Aから図7Dに示された実施例では、ロック要素4は、リング43によって構成されており、当該リングは、差し込み部分431によって、第2のハウジング部材3の取り付け面300に取り付けられ、それによって、第2のハウジング部材3に堅く接続されている。リング43は、周方向に延在する、径方向外側に曲げられた、バネトング430の種類のバネ部分を有しており、図7Cに示したように、取り付けられた位置において、第2のハウジング部材3の取り付け面300から突出している。
ハウジング部材2、3を互いが接するように取り付けるために、第2のハウジング部材3は、取り付け方向Aにおいて、第1のハウジング部材に取り付けられるので、第2のハウジング部材3の取り付け面300に配置された、取り付け方向Aにおいて突出したカラー330は、第1のハウジング部材2の取り付け面200内の開口部21に挿入され、カラー330の閉鎖部分331は、開口部21の周縁部210における閉鎖部分211と係合させられる。
それによって、リング43も、第1のハウジング部材2の取り付け面200におけるロック受容部23内に挿入され、ハウジング部材2、3を互いに対してネジ留めすることによって、バネトング430は、ロック受容部23の内周面に沿って摺動し、接続された位置(図7A)において、ロック受容部23の内周面における径方向に成形された係合部分230と係合する。
周方向に延在するバネトング430の造型に基づいて、係合部分230との係合は、回転方向Sとは反対の方向における、ハウジング部材2、3の互いに対する回転が阻止されているように行われる。第2のハウジング部材3を回転方向Sとは反対に回転させる場合、バネトング430は、その端部で、鋸歯状に造型された係合部分230上に動くので、回転方向Sと反対の回転運動は阻止されている。しかしながら、基本的に、回転方向Sにおける回転は阻止されていないので、フリーホイールのように、接続を閉鎖するための、ハウジング部材2、3の互いに対する、回転方向Sにおける回転は、容易に可能である。
その他の点では、ハウジング1は、上述した実施例と類似しているので、すでに記載された内容を参照すべきである。
図8Aから図8Eに示された実施例では、第1のハウジング部材2の取り付け面200に、ロック要素4が配置されており、当該ロック要素は、ピン440で、取り付け面200から突出しており、ハウジング部材2、3の接続された位置では、第2のハウジング部材3の取り付け面300内における、穴の形をした係合部分34に係合しているので、ハウジング部材2、3は、互いに対する回転を阻止されている。
図8D及び図8Eにおいて明らかであるように、ピン440は、取り付け方向Aに沿って位置を調節できるように、ピンハウジング44内に配置されており、その際、例えば圧縮バネの形状のバネ要素441を通じて、ピンハウジング44に対してプレテンションが加えられている。ピンハウジング44は、図8Bに示されているように、ピン440が、取り付け面200から、取り付け方向Aとは反対に突出するように、第1のハウジング部材2に嵌め込まれる。
ハウジング部材2、3間の接続を解除するために、工具を用いて、工具係合部35(図8Bを参照のこと)を通じて、ピン440に作用が加えられ、当該ピンは取り付け面200に押し付けられるので、ハウジング部材2、3間の回転防止は解除され、ハウジング部材2、3は、回転方向Sとは反対に、ネジ接続を解除するために、互いに対して回転することが可能である。
その他の点では、当該実施例は、上述した実施例と類似しているので、すでに記載された内容を参照すべきである。
さらなる一実施例は、図9A−図9Bから図12A−図12Fに示されている。当該実施例では、ロック要素4として、第1のハウジング部材2の取り付け面200に、バネピン45が設けられており、当該バネピンは、一方では、取り付け方向Aに沿って弾性的に、他方では、取り付け面200の面で、すなわち取り付け方向Aに対して横に、弾性的に位置を調節することが可能である。そのために、バネピン45は、図12Aから図12Fに概略的に示されているように、バネ要素450を通じて、第1のハウジング部材2のハウジング部分に対してバネによって力を加えられている。
ハウジング部材2、3同士を接続する際、すでに述べたように、第2のハウジング部材3が、取り付け方向Aにおいて、第1のハウジング部材2に取り付けられ、回転方向Sにおいて、第1のハウジング部材2にネジで固定され、それによって、閉鎖部分211、331は、螺合するように、互いに係合する。ハウジング部材2、3を互いに対して回転させる際、バネピン45も、第2のハウジング部材3における係合部分34に係合するので、ハウジング部材2、3の接続された位置では、ハウジング部材2、3は、互いに対する回転を阻止されている。
図12Aから図12Fの図から明らかであるように(第2のハウジング部材3は、ここでは、図9Aの線III−IIIに沿って切断されている)、ハウジング部材2、3同士を接続するために、回転方向Sにおいて、第2のハウジング部材3を第1のハウジング部材2に対して回転させる場合、バネピン45は、第2のハウジング部材3の取り付け面300に、くぼみとして形成された係合部分34に係合する。その際、バネピン45は、まず、側面の開口部340を通って係合部分34に入り(図12B、12C)、回転方向Sにおいて弾性的に位置を調節するので、バネピン45は、横方向へ動く。さらに回転する際(図12D、図12E)、バネピン45は、係合部分34内に滑り込み、第2のハウジング部材3が、第1のハウジング部材2に対してその端部位置に到達した場合、係合部分34と係合し、その結果、バネピン45は、係合部分34の、開口部340から離れた壁341に接触する。当該位置において、バネピン45は、ハウジング部材2、3の互いに対する回転を阻止するので、ハウジング部材2、3間のネジ接続は、容易には解除できない。
ネジ接続の解除のために、利用者は、工具で、開口部340を通って、係合部分34に介入し、バネピン45を、取り付け方向Aにおいて、第1のハウジング部材2の取り付け面200に押し付けることができるので、バネピン45の係合部分34との係合が解除され、ハウジング部材2、3は、ネジ接続の解除によって、互いから分離し得る。
上述の実施例では、弾性的に位置を調節できるロック要素4を用いて、ハウジング部材2、3間の回転位置を保護するための回転防止がもたらされる。以下に、図13A−図13Dから図16A−図16Dを用いて、実施例を記載する。これらの実施例では、弾性的な閉鎖要素を用いて、取り付け方向Aと反対に作用する、ハウジング部材2、3間の閉鎖がもたらされる。このとき、弾性的な閉鎖要素を用いたこのような閉鎖は、上述の実施例に係る回転防止と組み合わせることが可能である。
図13Aから図13Dに係る実施例では、第2のハウジング部材3の取り付け面300におけるカラー330には、弾性のリング50の形をした閉鎖要素5が配置されている。リング50は、カラー330を取り囲んでおり、軸方向において、取り付け方向Aに沿ってカラー330に固定されており、径方向内側を向いた突起500を通じて、カラー330に対する回転から守られている。リング50は、周方向の一箇所において開いており、凹部501を有しているので、リングは、径方向に圧縮可能である。対応して、リング50は、リング50が径方向において少なくとも一定の距離分だけ圧縮され得るように、カラー330に保持されている。
ハウジング部材2、3同士を接続するために、カラー330を第1のハウジング部材2の取り付け面200内の開口部21に差し込むことによって、第2のハウジング部材3が、取り付け方向Aにおいて、第1のハウジング部材2に嵌め込まれる。その際、カラー330は、径方向外側に突出したペグ333で、開口部21の内側の周縁部210に形成されたラッチリップ212における凹部213に挿入され、リング50はラッチリップ212の上に動き、その際に径方向内側へ動き、ラッチリップ212の通過後、径方向に再び広がるので、リング50は、ラッチリップ212の後部に形状接続的に係合し、それによって、取り付け方向Aの反対における、ハウジング部材2、3間の形状接続が形成されている。
ペグ333が凹部213に係合することによって、ハウジング部材2、3間の回転防止ももたらされるので、ハウジング部材2、3は、その回転位置において、互いに対して固定されている。リング50が、ペグ333に対して軸方向にずらされてカラー330に配置されていることによって、ペグ333は凹部213内に位置する一方で、リング50はラッチリップ212の後部に係合するので、ハウジング部材2、3間の回転が防止された形状接続が形成されている。
カラー330には、取り付け方向Aの周囲に互いに90°離れた4つのペグ333が設けられており、これらのペグは、開口部21の内側の周縁部210における4つの凹部213と係合している。ペグ333及び凹部213を等距離に配置することによって、それぞれ取り付け方向Aの周囲に互いに対して90°回転させられた、4つの異なる回転位置において、ハウジング部材2、3を互いに接続することが可能になる。
この、閉鎖要素5を用いた閉鎖が、上述の実施例の内1つと組み合わされる場合、ペグ333及び凹部212を通じた回転防止を省略し、上述した実施例の内1つに係る回転防止で代替することが可能である。
図14Aから図14Fに示された実施例では、第2のハウジング部材3に、プレート状のバネ要素51の形をした閉鎖要素5が配置されており、当該閉鎖要素は、位置調節方向Vに沿って、取り付け方向Aに対して横に、第2のハウジング部分3において位置を調節することができる。バネ要素51はアーム510、511を有しており、当該アームは、横方向部分512を介して互いに接続されており、取り付け方向Aに対して横に少なくともわずかに動くことができるように、弾性的に力を加えられている。
ハウジング部材2、3同士を接続するために、第2のハウジング部材3は、取り付け面300内に形成された開口部33で、第1のハウジング部材2の取り付け面200におけるカラー24に取り付けられる。その際、バネ要素51は、図14Eに示された、部分的にのみハウジング本体30内に押し込まれた位置に存在しているので、アーム510、511の端部は、開口部33の側方縁部においてほぼ中央で(位置調節方向Vに沿って見て)、開口部33内に突出している。当該位置において、アーム510、511は、その端部で、第1のハウジング部材2のカラー24の上側縁部240における凹部242を、取り付け方向Aにおいて貫通するように導かれ得る。
第2のハウジング部材3が、取り付け方向Aにおいて、第1のハウジング部材2に取り付けられている場合、閉鎖要素5は、バネ要素51の横方向部分512における突起513が、第2のハウジング部材3の取り付け面300における凹部334と係合し、アーム510、511が、カラー24をアーム510、511の間に受容するように、第2のハウジング部材3に押し込められる。アーム510、511は、図14Cに示した位置に存在し、カラー24の周りを取り巻く、ノッチ様のくぼみ241内に位置するので、アーム510、511を通じて、カラー24との形状接続が形成され、従って、第2のハウジング部材3は、第1のハウジング部材2に保持されている。
接続を解除するために、閉鎖要素5を再び、図14Eに示した位置に動かすことが可能であり、それによって、アーム510、511が、その端部で、カラー24の縁部240における凹部242を貫通することが可能であり、第2のハウジング部材3を第1のハウジング部材2から取り外すことが可能である。
バネ要素51は、例えばバネ鋼から形成されており、少なくともそのアーム510、511の領域において弾性を有する。その際、接続された位置において、アーム510、511は、カラー24を取り囲んでおり、カラー24におけるくぼみ241内に存在しており、アームは、互いに対して間隔Wを有しており、可能な限り緩められている(図14Dを参照のこと)。
バネ要素51が、第2のハウジング部材を取り外すために、図14Eに示された位置に移動する場合、アーム510、511の互いに対する間隔W’は、図14Fに示されたように広がっている。このために、第2のハウジング部材3のハウジング本体30には、例えば適切なガイドが設けられており、当該ガイドを用いて、バネ要素51は、位置調節方向Vに沿って摺動可能なように、第2のハウジング部材3上を導かれている。
図15Aから図15Eに示された実施例では、第2のハウジング部材3の取り付け面300におけるカラー330には、バネ座金52の形をした閉鎖要素5が配置されている。バネ座金52は、周方向において連続する異なった部分520、521を有しており、これらの部分は、一方では、径方向に異なった距離で外側に向かって突出しており、他方では、軸方向で異なった高さに位置している(図15D及び図15Eを参照のこと)。それによって、バネ座金52は、周方向に見て、軸方向にも径方向にも異なって位置する部分520、521を備えた波形を有している。
図15Cに示されているように、バネ座金52が、第2のハウジング部材3のカラー330に取り付けられている組立位置では、バネ座金52の径方向外側の部分520は、径方向外側にカラー330から突出している。ハウジング部材2、3同士を接続するために、第2のハウジング部材3は、カラー330で、第1のハウジング部材2の取り付け面200内の開口部21に嵌め込まれ、バネ座金52は、その径方向外側の部分520で、開口部21の内側の周縁部210における凹部214に挿入される。凹部214の通過後、第2のハウジング部材3は、回転方向Sにおいて、第1のハウジング部材2に対して回転し得るので、バネ座金52の径方向外側の部分520は、周縁部210の後部に形状接続的に係合しており、従って、ハウジング部材2、3の間の形状接続を形成している。
接続された位置において、バネ座金52は、軸方向に、取り付け方向Aに沿って、圧力を加えられており、従って、カラー330と周縁部210との間で弾性的に固定されている。そのような方法で、ハウジング部材2、3間における軸方向の遊びが解消されるので、ハウジング部材2、3は、取り付け方向Aに沿って、張力を受けて、従って、遊びを有さずに、互いに接して保持される。
図16Aから図16Dに係る実施例では、バネ座金53の形をした閉鎖要素5が設けられており、当該バネ座金は、環状体531に対して折り曲げられた、弾性的なバネ部分530を有しており、これらのバネ部分は、周方向において等間隔で環状体531に配置されており、径方向に弾性を有するように構成されている。このバネ部分530で、バネ座金53は、バネ座金53が第2のハウジング部材3の取り付け面300におけるカラー330に取り付けられている場合(図16Cを参照のこと)、径方向にカラー330から突出しているので、取り付け方向Aにおける、第2のハウジング部材3の、第1のハウジング部材2への取り付けによって、バネ部分530を、第1のハウジング部材2の取り付け面200における開口部21の内側の周縁部210と、ラッチ係合させることが可能である。
図13から図16に係る実施例は、ハウジング部材2、3の間に軸方向の形状接続を形成するための閉鎖要素5に関するものである。すでに述べたように、このような閉鎖要素を、図1から図12に係る実施例の内1つに係る回転防止と組み合わせて用いることができる。しかしながら、このような閉鎖要素5を、基本的に、回転防止を用いずに、又は、他の性質の回転防止を用いて、使用することも可能である。
本発明の基礎となる思想は、上述した実施例に限定されるものではなく、基本的に、全く異なる性質の方法でも実現され得る。
バネ要素としてロック要素が例えばバネ鋼から形成され、ハウジングのハウジング部材が金属、特にアルミニウムから形成されている場合、ロック要素を配設されたハウジング部材に取り付ける場合に、腐食が生じないことが保証されるべきである。このような腐食は、ロック要素が鋼から形成され、ハウジングがアルミニウムから形成されている場合に、特に生じ得る。腐食を回避するために、ロック要素は、例えば、ロック要素とハウジング部材との間の接触面における腐食に抵抗する適切なコーティング、ニス、又は、亜鉛メッキも有し得る。
しかしまた、ロック要素を、例えばプラスチック又はアルミニウムから形成することも考えられるし、可能であるので、ハウジングをアルミニウムから形成する際の腐食は、最初から回避されている。
同じことが、バネ鋼から形成する場合には適切な耐食コーティング等が設けられ得るような、又は、プラスチック若しくはアルミニウムから形成され得るような、弾性的な閉鎖要素に当てはまる。
様々なロック要素及び様々な閉鎖要素に関する上述の実施例は、基本的に、組み合わせても用いられ得るので、例えば、適切な弾性的な閉鎖要素による閉鎖と、適切な弾性的なロック要素による回転防止とがもたらされる。
1 ハウジング
2 ハウジング部材
20 ハウジング本体
200 取り付け面
201 凹部
202 開口部
203 壁
21 開口部
210 周縁部分
211 閉鎖部分
212 ラッチリップ
213 凹部
214 凹部
22 受容装置
220 固定要素(ペグ)
221、222 くぼみ部分
23 ロック受容部
230 係合部分
24 カラー
240 縁部
241 くぼみ
242 凹部
3 ハウジング部材
30 ハウジング本体
300 取り付け面
31 固定装置(スクリューナット)
32 開口部
33 開口部
330 カラー
331 閉鎖部分
332 凹部
333 ペグ
334 凹部
34 係合部分
340 開口部
341 壁部分
35 工具係合部
4 ロック要素
40 固定部分
400 開口部
41 バネ部分
410 係合開口部
411、412 部分
42 プレート要素
420 バネ部分(バネトング)
43 環状要素
430 バネ部分(バネトング)
431 差し込み部分
44 ピンハウジング
440 ピン
441 バネ要素
45 バネピン
450 バネ要素
5 閉鎖要素
50 バネ座金
500 突起
501 凹部
51 バネ要素
510、511 アーム
512 横方向部分
513 突起
52 バネ座金
520、521 部分
522 凹部
53 リング
530 バネ部分
531 環状体
A 取り付け方向
E 差し込み方向
S 回転方向
V 位置調節方向
W、W’ 間隔

Claims (17)

  1. プラグ式コネクタのためのハウジングであって、
    − 第1のハウジング部材と、
    − 電気ケーブルを前記ハウジングに固定するための固定装置を有している、前記第1のハウジング部材と接続されるべき第2のハウジング部材であって、第2のハウジング部材は、前記第1のハウジング部材と接続するために、取り付け方向において、前記第1のハウジング部材に取り付けられ、接続された位置において、第2のハウジング部材が取り付け方向の反対方向に動かないようにするために第2のハウジング部材が前記第1のハウジング部材に保持されているように、前記第1のハウジング部材と機械的に接続されている、第2のハウジング部材と、
    を有するハウジングにおいて、
    弾性的に位置を調節することができるロック要素(4)が、ハウジング部材(2、3)のうち一方のハウジング部材に配置されており、前記ハウジング部材(2、3)の接続された位置において、ロックする位置をとっており、前記位置において、前記ロック要素(4)は、前記ハウジング部材(2、3)のうち他方のハウジング部材の係合部分(34)と、前記第2のハウジング部材(3)が、取り付け方向(A)の周りに向けられた回転方向(S)の反対方向に動かないようにするために、前記第2のハウジング部材(3)が前記第1のハウジング部材(2)に対してロックされているように係合しており、
    前記ロック要素(4)が、弾性的に可動な部分(41、420、440、45)で、取り付け方向(A)に沿って、前記ハウジング部材(2、3)のうち一方のハウジング部材の取り付け面(200)から突出しており、前記ハウジング部材(2、3)のうち他方のハウジング部材の取り付け面(300)が、前記ハウジング部材(2、3)が接続された位置において、前記一方のハウジング部材の前記取り付け面(200)に面的に接しており、前記他方のハウジング部材の前記取り付け面(300)には、前記係合部分(34)が形成されており
    前記弾性的に可動な部分(41、420、440、45)が、取り付け方向(A)に沿って弾性的に移動できることを特徴とするハウジング。
  2. 前記ロック要素(4)が、少なくとも部分的に弾性的であることを特徴とする、請求項1に記載のハウジング。
  3. 前記ロック要素(4)が、前記ハウジング部材(2、3)を互いから分離させるために、ロックする位置から離れて弾性的に移動できることを特徴とする、請求項1又は2に記載のハウジング。
  4. 前記係合部分(34)が、前記ハウジング部材(2、3)のうち他方のハウジング部材におけるくぼみによって形成されており、前記くぼみには、前記ロック要素()が、前記ハウジング部材(2、3)の接続された位置において係合していることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のハウジング。
  5. 前記ロック要素(4)が、固定部分(40)で、前記ハウジング部材(2、3)のうち一方のハウジング部材の受容装置(22)に受容されており、バネ部分(41)で、前記取り付け面(200)から突出していることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のハウジング。
  6. 前記ハウジング部材(2、3)のうち他方のハウジング部材が、取り付け方向(A)の周りで互いに対して回転した異なる位置において、前記ハウジング部材(2、3)同士を接続するために、複数の係合部分(34)を有していることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のハウジング。
  7. 前記第1のハウジング部材(2)及び前記第2のハウジング部材(3)には、それぞれ少なくとも1つの閉鎖部分(211、331)が配置されており、前記閉鎖部分は、接続された位置において、互いに機械的に係合しており、それによって、前記第2のハウジング部材(3)を前記第1のハウジング部材(2)で保持していることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のハウジング。
  8. 前記ハウジング部材(2、3)のうち一方のハウジング部材が、少なくとも部分的に弾性的な閉鎖要素(5)を有しており、前記閉鎖要素は、接続された位置において、前記ハウジング部材(2、3)のうち他方のハウジング部材の閉鎖部分(210、212、240)と形状接続的に係合しているので、前記第2のハウジング部材(3)が取り付け方向(A)の反対方向に動かないようにするために、前記第2のハウジング部材(3)が前記第1のハウジング部材(2)に保持されていることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のハウジング。
  9. 前記少なくとも1つの閉鎖部分(210、212、240)が、弾性を有さないように形成されていることを特徴とする、請求項に記載のハウジング。
  10. 前記少なくとも1つの閉鎖部分(210、212、240)が、開口部(21)を取り囲んでいる、前記閉鎖要素(5)が形状接続的に取り付けられる周縁部分(210)によって形成されていることを特徴とする、請求項またはに記載のハウジング。
  11. 前記閉鎖要素(5)が、取り付け方向(A)の周りに延在するリング(50、52、53)によって形成されており、前記リングは、少なくとも部分的に弾性的に形成されていることを特徴とする、請求項から10のいずれか一項に記載のハウジング。
  12. 前記リング(52、53)が、少なくとも1つの径方向に突出した部分(520、530)を有しており、前記リング(52、53)は、前記リング(52、53)が少なくとも1つの径方向に突出した部分(520、530)で径方向にカラー(330)から突出し、前記少なくとも1つの径方向に突出した部分(520、530)で他方のハウジング部材(2、3)の少なくとも1つの閉鎖部分(210)と係合し得るように、配設されたハウジング部材(2、3)のカラー(330)に配置されていることを特徴とする、請求項11に記載のハウジング。
  13. 前記リング(52)が、互いに接続された異なる部分(520、521)を有しており、前記部分は、軸方向において、取り付け方向(A)に対して互いにずらされていることを特徴とする、請求項11又は12に記載のハウジング。
  14. 接続された位置において、前記リング(52)は、軸方向において取り付け方向(A)に沿って、弾性的に締め付けられていることを特徴とする、請求項13に記載のハウジング。
  15. 前記リング(53)が、環状体(531)を有しており、前記環状体は、少なくとも1つの、前記環状体(531)に対して折り曲げられた、前記環状体(531)から径方向に突出したバネ部分(531)を支持していることを特徴とする、請求項11に記載のハウジング。
  16. 前記閉鎖要素(5)が、取り付け方向(A)に対して横に変位可能なように、配設されたハウジング部材(2、3)に配置されていることを特徴とする、請求項から10のいずれか一項に記載のハウジング。
  17. 前記閉鎖要素(5)が、取り付け方向(A)に対して横に延在する2つのアーム(510、511)を有するバネ要素(51)によって形成されており、前記アームは、接続された位置において、前記少なくとも1つの閉鎖部分(240)と係合しており、前記ハウジング部材(2、3)の接続を解除するために、取り付け方向(A)に対して横に、前記バネ要素(51)の移動によって、位置調節可能であることを特徴とする、請求項16に記載のハウジング。
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