JP6355932B2 - 光学フィルタおよびその製造方法 - Google Patents

光学フィルタおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6355932B2
JP6355932B2 JP2014018544A JP2014018544A JP6355932B2 JP 6355932 B2 JP6355932 B2 JP 6355932B2 JP 2014018544 A JP2014018544 A JP 2014018544A JP 2014018544 A JP2014018544 A JP 2014018544A JP 6355932 B2 JP6355932 B2 JP 6355932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refractive index
layer
thin film
optical filter
index material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014018544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015145956A (ja
Inventor
若林 小太郎
小太郎 若林
明則 伊東
明則 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2014018544A priority Critical patent/JP6355932B2/ja
Publication of JP2015145956A publication Critical patent/JP2015145956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6355932B2 publication Critical patent/JP6355932B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)

Description

本発明は光学フィルタおよびその製造方法に関し、特に光路長を短く、かつ分光透過率の入射角度依存性を小さくすることができる光学フィルタ等に関する。
デジタルカメラなどのような撮像装置において、ローパスフィルタ及び光学吸収フィルタを有する光学フィルタが使用されている。その場合、撮像素子の前面に、主に紫外線および赤外線カット(UV−IRカット)のための光学フィルタを配置していることが一般的である。
たとえば特許文献1に記載されているように、その光学フィルタはIR(赤外線)カットガラス上にTiO2(二酸化チタン)およびSiO2(二酸化ケイ素)を交互に成膜したUV(紫外線)−IRカットコートを形成し、紫外線と赤外線の両方を反射させる構造としている。かつ、それらのIRカットガラスとUV−IRカットコートとを合わせた分光透過率を、人間の視感度に近似したものとしている。
しかしながら、特許文献1に記載のこの技術ではIRカットガラスが必要であるので、光路長が長くなる。特に、携帯電話端末などに搭載される撮像装置のように、小型かつ低コストが要求される用途には適さない。
また、特許文献2には、光学多層膜を使用してIRカットガラスと同等の分光透過率を有するIRカットフィルタが記載されている。この技術を利用すれば、IRカットガラスを省略して小型かつ低コストな簡素な構造の撮像装置を実現することはできる。しかしながら、この光学多層膜を使用した光学フィルタは、多層膜による光の干渉を利用するものであるので、分光透過率の入射角度依存性が大きいという点に課題がある。
特許文献3には、光学多層膜の中に銀薄膜層を成膜することによって、分光透過率の入射角度依存性を抑制したというIRカットフィルタが記載されている。従って、特許文献1に記載の撮像装置に、特許文献2および特許文献3のIRカットフィルタを適用すれば、小型かつ低コストの簡素な構造で、かつ分光透過率の入射角度依存性を小さくして入射角度による画質の劣化の少ない撮像装置を実現することができると考えられる。
特開2013−130886号公報 特許3679268号公報 特開2010−032867号公報
前述のように、特許文献1に記載の撮像装置に、特許文献2および特許文献3のIRカットフィルタを適用すれば、光路長を低減し、かつ分光透過率の入射角度依存性を小さくして入射角度による画質の劣化の少ない撮像装置を実現することができると考えられる。
しかしながら、デジタルカメラなどに搭載される撮像装置では特に、特許文献1に記載されているような人間の視感度に近似した光学特性を得るためには「IRカット」と「UVカット」の両方の特性を持ち、分光透過率の入射角度依存性が小さく、かつ光路長を低減した光学フィルタが必要となる。
特許文献2の技術では分光透過率の入射角度依存性が大きくなる。また、特許文献3の技術ではIRカットガラスを省略することができるというだけであり、光路長を低減するには不十分である。さらに、単に銀薄膜を使用するだけでは、入射角度依存性を小さくする効果を十分に得ることができないことが、実験によって確かめられている。
これについてもう少し説明する。図5は、特許文献3に記載された技術による2層の銀薄膜を使用した光学フィルタの屈折率プロファイルについて示すグラフである。図6は、この図5に示した光学フィルタの入射光の波長に対する透過率を示すグラフである。図6に示されているように、特に波長500〜700nm付近で、入射角0度と30度との間で、波長−透過率曲線の形状に波長20〜30nm程度の違いが生じている。
本発明の目的は、光路長を低減し、かつ分光透過率の入射角度依存性を小さくすることを可能とする光学フィルタおよびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る光学フィルタは、基板と、基板上に複数の層が形成された光学薄膜部とを有する光学フィルタであって、光学薄膜部が、相対的な高屈折率を有する高屈折率材料と相対的な低屈折率を有する低屈折率材料とを交互に積層して構成されて成る全体繰り返し層を構成し、この全体繰り返し層の中に、第1および第2の銀薄膜層と、第1および第2の銀薄膜層の間のギャップ層と、第1および第2の銀薄膜層よりも基板側に位置する部分薄膜繰り返し層とを設けた構成とし、第1および第2の銀薄膜層は、光学薄膜部の空気側端部から3000[nm]以上4000[nm]以下の間に設けられ、それぞれの厚さが5[nm]以上15[nm]以下であり、ギャップ層は、高屈折率材料および前記低屈折率材料を交互に積層することによって得られ、全体の厚さが190[nm]以上250[nm]以下であり、部分薄膜繰り返し層、高屈折率材料と低屈折率材料とから成り1層あたりの厚が10[nm]以上50[nm]以下で交互に積層して構成され、全体の厚さが100[nm]以下であり、第2の銀薄膜層と部分薄膜繰り返し層との間の厚さが250[nm]以上310[nm]以下であること、を特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光学フィルタの製造方法は、本発明に係る光学フィルタを製造する方法であって、基板上に、相対的な高屈折率を有する高屈折率材料と相対的な低屈折率を有する低屈折率材料とを交互に積層して全体繰り返し層を形成し、この全体繰り返し層の形成途上にあって、部分薄膜繰り返し層と、第1の銀薄膜層と、ギャップ層と、第2の銀薄膜層とを、高屈折率材料および低屈折率材料を介して基板側から順次成膜すること、を特徴とする。
本発明は、上記した通り、2層の銀薄膜層と部分薄膜繰り返し層とを備える構成としたので、薄膜の積層のみでIRカットとUVカットの両方の特性を持つことができる。これによって、光路長を低減し、かつ分光透過率の入射角度依存性を小さくすることが可能であるという優れた特徴を持つ光学フィルタおよびその製造方法を提供することができる。
本実施形態に係る光学フィルタの概略構成について示す説明図である。 図1で示した光学フィルタの屈折率プロファイルについて示すグラフである。 図2に示した光学フィルタの屈折率プロファイルの、0〜900nm付近の横軸スケールを拡大して示すグラフである。 図1〜3に示した光学フィルタの、入射光の波長に対する透過率を示すグラフである。 銀薄膜を2層使用した場合の光学フィルタの屈折率プロファイルについて示すグラフである。 図5に示した光学フィルタの入射光の波長に対する透過率を示すグラフである。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態の構成について添付図1に基づいて説明する。
本実施形態に係る光学フィルタ10は、基板(ガラス基板11)と、基板上に複数の層(高屈折率層12と低屈折率層13)が形成された光学薄膜部とを備えている。この光学フィルタは、光学薄膜部が、相対的な高屈折率を有する高屈折率材料と相対的な低屈折率を有する低屈折率材料とを交互に積層して構成されて成る全体繰り返し層21を構成し、この全体繰り返し層21の中に、第1および第2の銀薄膜層23aおよび23bと、第1および第2の銀薄膜層よりも基板側に位置する部分薄膜繰り返し層22とが設けられている。そして、この部分薄膜繰り返し層が、高屈折率材料と低屈折率材料とから成り1層あたりの厚みが10nm以上50nm以下で交互に積層して構成されている。
ここで、第1および第2の銀薄膜層が光学薄膜部の空気側端部から3000nm以上4000nm以下の間に設けられ、部分薄膜繰り返し層の厚さが100nm以下である。また、第1および第2の銀薄膜層23aおよび23bの間に、高屈折率材料および低屈折率材料のうちの一方もしくはそれらを交互に積層することによって得られるギャップ層24が構成されている。
さらに、第2の銀薄膜層23bと部分薄膜繰り返し層22との間の厚さは250nm以上310nm以下であり、ギャップ層の厚さは190nm以上250nm以下である。そして、第1および第2の銀薄膜層23aおよび23bの厚さは5nm以上15nm以下である。
以上の構成を備えることにより、この光学フィルタ10は、光路長を低減し、かつ分光透過率の入射角度依存性を小さくすることが可能なものとなる。
以下、これをより詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る光学フィルタ10の概略構成について示す説明図である。光学フィルタ10は、ガラス基板11上に相対的な高屈折率を有する高屈折率層12a,12b,…と相対的な低屈折率を有する低屈折率層13a,13b,…とを交互に積層して構成されている。以後、高屈折率層12a,12b,…を総称して高屈折率層12といい、同様に低屈折率層13a,13b,……を総称して低屈折率層13という。
典型的には、高屈折率層12の材料としてはたとえばTiO2(二酸化チタン、屈折率n=2.40)、低屈折率層13の材料としてはたとえばSiO2(二酸化ケイ素、屈折率n=1.46)を利用することができるが、必ずしもこの例に従う必要はない。
交互に積層される高屈折率層12と低屈折率層13により、ガラス基板11上に全体繰り返し層21が構成される。この全体繰り返し層21のうち銀薄膜層23aから空気側の高屈折率層12は1層あたり70〜120nm程度、ただし1層のみ20nm程度、低屈折率層13は1層あたり60〜200nm程度、高屈折率層12と低屈折率層13とを各々13層前後ずつ積層している。この層数は必要に応じて任意に変更することができる。
全体繰り返し層21の中に含まれている部分薄膜繰り返し層22は、高屈折率層12が2層と低屈折率層13とを1層、合計3層を積層し、かつ部分薄膜繰り返し層22全体としての厚さを100nm以下としている。部分繰返し層の1層あたりの厚みは10〜50nmの間である必要がある。ガラス基板11と部分薄膜繰り返し層22との間の間隔は500〜550nm程度である。ただし、部分薄膜繰り返し層22は必ず3層である必要は無く、2層以上あればよいことは実験によって確かめられている。
さらに、全体繰り返し層21の中、かつ部分薄膜繰り返し層22より空気側に、2つの銀薄膜23aおよび23bが含まれている。銀薄膜23aおよび23bの間は、高屈折率層12と低屈折率層13とを各2層ずつ、合計4層を積層したギャップ層24となっている。
最適値としては、ギャップ層24の厚さ(即ち銀薄膜23aおよび23bの間隔)は220nm程度であり、銀薄膜23bと部分薄膜繰り返し層22との間隔は280nm程度である。実験で確かめられた範囲では、ギャップ層24の厚さを190〜250nm程度、銀薄膜23bと部分薄膜繰り返し層22との間隔を250〜310nm程度とすれば効果的である。また、ギャップ層24は必ず4層である必要はなく、1層以上あればよいことも実験によって確かめられている。
図2は、図1で示した光学フィルタ10の屈折率プロファイルについて示すグラフである。図2の横軸は、ガラス基板11側(図2では左端側に相応)を0とした場合の厚さ方向位置(nm)を示し、縦軸はその位置における材料の屈折率を示す。ガラス基板11の屈折率は約1.55、高屈折率層12の屈折率は約2.40、低屈折率層13の屈折率は約1.46、かつ銀薄膜23aおよび23bの屈折率は約0.03である。図2の右端は空気であり、屈折率は1である。この図2からもわかるように、銀薄膜23aおよび23bは各々ガラス基板11側から1100および900nm付近に存在し、各々の厚さは5〜15nm程度である。
図3は、図2に示した光学フィルタ10の屈折率プロファイルの、0〜900nm付近の横軸スケールを拡大して示すグラフである。この図3からもわかるように、部分薄膜繰り返し層22が、ガラス基板11側から525nm付近に形成されている。
銀薄膜23aおよび23bの材料である銀は、前述の特許文献3(特開2010−032867号公報)にも記載されているように、複素屈折率(n+ik)における虚数部分の値(k)が大きく、使用波長が長くなるほど虚数部分の値が増加するような特性を有し、かつ実数部分の値(n)が0に近い値となるという特性を持つ材料である。
従って、これを全体繰り返し層21の中で使用することによって、赤外線領域において相対的に低い光透過特性(即ち高い光反射特性)を示し、可視光領域において相対的に高い光透過特性を示すという特性、即ちIRカットフィルタとしての特性を得ることができる。
そして、これを図1〜3に示した構造とすることによって、UVカットフィルタとしての特性を得ることができる。即ち、ガラス基板11上に薄膜を形成することだけで、「IRカット」と「UVカット」の両方の特性を持つ光学フィルタ10を得ることができる。これによって、光路長を短くし、かつ部品点数を減らすことができるので、撮像装置の小型化とコストダウンが可能となる。
図4は、図1〜3に示した光学フィルタ10の、入射光の波長に対する透過率を示すグラフである。図4の横軸は入射光の波長(nm)を示し、縦軸はその波長の入射光に対する透過率(%)を示す。
光学フィルタ10は、波長400nm以下の紫外光では透過率はほぼ0で、かつ可視光の青紫〜緑色に該当する420〜560nmでは85〜90%程度の高い透過率を示すが、可視光の緑〜赤色に該当する570〜700nmの領域で反射率が徐々に低下し、700〜1100nmではほぼ0となる。
図4では、入射角度が0°、20°、30°の3通りの場合の曲線を示しているが、特に可視光線の領域においては入射角度0〜30°で似通った特性を示していることがわかる。1100nm以上の領域では入射角度0〜30°で示される特性の違いが比較的大きくなるが、この領域は可視光線ではないので、可視光線を扱う光学デバイスにおいては特に大きな影響はない。これは即ち、たとえば撮像装置においては、入射角度依存性に起因する画質の低下が発生しにくいということを意味する。
このUVカットおよびIRカットの周波数は、薄膜の材料や膜の構成を事前にシミュレートすることによって調整することができるので、人間の視感度に近似させた特性を得ることも容易にできる。
以上で説明した光学フィルタは、薄膜の積層のみによってIRカットとUVカットの両方の特性を得ることができる。従って、光学フィルタのみで1個もしくは複数個の光部品とする必要はなく、撮像素子に組み合わせられる非球面レンズ、あるいはその他の光部品の片面にこの薄膜を積層コーティングするのみの構成とすることができる。従って、この光学フィルタは構造光路長の低減や部品点数の削減に大きく貢献することができる。
かつ、この光学フィルタは入射角度依存性を小さくしてその特性を得ている。従って、構造光路長や部品点数を低減および削減しつつ、良好な画質の撮像装置などを得ることが可能となる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができる。
光学フィルタを含む機器一般において幅広く利用することが可能であるが、特に撮像装置、その中でも小型軽量や低コストであることが要求される用途の撮像装置における利用に適している。より具体的には、前述のような携帯電話端末などに搭載される撮像装置などである。
10 光学フィルタ
11 ガラス基板
12、12a、12b 高屈折率層
13、13a、13b 低屈折率層
21 全体繰り返し層
22 部分薄膜繰り返し層
23a、23b 銀薄膜
24 ギャップ層

Claims (3)

  1. 基板と、前記基板上に複数の層が形成された光学薄膜部とを有する光学フィルタであって、
    前記光学薄膜部が、
    相対的な高屈折率を有する高屈折率材料と相対的な低屈折率を有する低屈折率材料とを交互に積層して構成されて成る全体繰り返し層を構成し、
    この全体繰り返し層の中に、第1および第2の銀薄膜層と、前記第1および第2の銀薄膜層の間のギャップ層と、前記第1および第2の銀薄膜層よりも前記基板側に位置する部分薄膜繰り返し層とを設けた構成とし、
    前記第1および第2の銀薄膜層は、前記光学薄膜部の空気側端部から3000[nm]以上4000[nm]以下の間に設けられ、それぞれの厚さが5[nm]以上15[nm]以下であり、
    前記ギャップ層は、前記高屈折率材料および前記低屈折率材料を交互に積層することによって得られ、全体の厚さが190[nm]以上250[nm]以下であり、
    前記部分薄膜繰り返し層、前記高屈折率材料と前記低屈折率材料とから成り、1層あたりの厚が10[nm]以上50[nm]以下で交互に積層して構成され、全体の厚さが100[nm]以下であり、
    前記第2の銀薄膜層と前記部分薄膜繰り返し層との間の厚さが250[nm]以上310[nm]以下であること、を特徴とする光学フィルタ。
  2. 前記高屈折材料が二酸化チタンであり、前記低屈折率材料が二酸化ケイ素であること、を特徴とする請求項1記載の光学フィルタ。
  3. 請求項1又は2記載の光学フィルタを製造する方法であって、
    前記基板上に、前記高屈折率材料と前記低屈折率材料とを交互に積層して前記全体繰り返し層を形成し、
    この全体繰り返し層の形成途上にあって、
    前記部分薄膜繰り返し層と、前記第1の銀薄膜層と、前記ギャップ層と、前記第2の銀薄膜層とを、前記高屈折率材料および前記低屈折率材料を介して前記基板側から順次成膜すること、を特徴とする光学フィルタの製造方法。
JP2014018544A 2014-02-03 2014-02-03 光学フィルタおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP6355932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014018544A JP6355932B2 (ja) 2014-02-03 2014-02-03 光学フィルタおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014018544A JP6355932B2 (ja) 2014-02-03 2014-02-03 光学フィルタおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015145956A JP2015145956A (ja) 2015-08-13
JP6355932B2 true JP6355932B2 (ja) 2018-07-11

Family

ID=53890204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014018544A Expired - Fee Related JP6355932B2 (ja) 2014-02-03 2014-02-03 光学フィルタおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6355932B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110333567A (zh) * 2019-07-05 2019-10-15 电子科技大学 利用非对称结构实现高性能的f-p薄膜滤波器及制备方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043245A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Canon Inc 光学フィルター
JP2004334012A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Nobumasa Nanbu 反射防止膜及び光学フィルター
JP2006011408A (ja) * 2004-05-24 2006-01-12 Olympus Corp 光学素子及び光学機器
US7597965B2 (en) * 2006-09-18 2009-10-06 Guardian Industries Corp. Coated article with low-E coating having absorbing layer designed to neutralize color at off-axis viewing angles
JPWO2008065962A1 (ja) * 2006-11-27 2010-03-04 独立行政法人産業技術総合研究所 可視光透過熱線反射シート
JP2010032867A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Enplas Corp Irカットフィルタ
US20100182678A1 (en) * 2009-01-21 2010-07-22 Southwell William H Absorbing layers for the control of transmission, reflection, and absorption
JPWO2012008587A1 (ja) * 2010-07-16 2013-09-09 旭硝子株式会社 赤外線反射基板および合わせガラス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015145956A (ja) 2015-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6241419B2 (ja) 近赤外線カットフィルタ
JP6003895B2 (ja) 近赤外線カットフィルター
Lee et al. Omnidirectional Flexible Transmissive Structural Colors with High‐Color‐Purity and High‐Efficiency Exploiting Multicavity Resonances
JP6206410B2 (ja) 近赤外線カットフィルタ
US9726797B2 (en) Near-infrared cut filter
WO2014104370A1 (ja) 近赤外線カットフィルタ
TWI509292B (zh) 鏡片及具有該鏡片的鏡頭模組
CN103718070A (zh) 光学部件
JP5973747B2 (ja) 近赤外線カットフィルター
WO2019189039A1 (ja) 光学フィルタ
JP6383980B2 (ja) 近赤外線カットフィルタ
JP2015227963A (ja) 光学フィルタ及びその製造方法
JP2010032867A (ja) Irカットフィルタ
JP2016218436A (ja) 回折光学素子、光学系、および、光学機器
JP6355932B2 (ja) 光学フィルタおよびその製造方法
JP6174379B2 (ja) 可視光透過フィルタ
US20140327966A1 (en) Antireflection film
JP2015011319A (ja) 近赤外線カットフィルタ
KR20130047634A (ko) 반사 방지막 및 광학 소자
TWI629516B (zh) 抗光暈低翹曲之光學低通濾波片
JP2006201450A (ja) 光学フィルタ及び光学機器
JP2015165265A (ja) 光学フィルタおよびその製造方法
JP6247033B2 (ja) Irカットフィルタ
JP7305439B2 (ja) 光学素子、およびそれを有する光学系、撮像装置
JP2016080943A (ja) 反射防止膜及び光学素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161213

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6355932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees