JP6355013B2 - 中空部を有する実装構造体およびその製造方法 - Google Patents
中空部を有する実装構造体およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6355013B2 JP6355013B2 JP2014013685A JP2014013685A JP6355013B2 JP 6355013 B2 JP6355013 B2 JP 6355013B2 JP 2014013685 A JP2014013685 A JP 2014013685A JP 2014013685 A JP2014013685 A JP 2014013685A JP 6355013 B2 JP6355013 B2 JP 6355013B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit member
- lid
- rib
- conductive bump
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
感光性樹脂としては、光エネルギーによって硬化する樹脂であればよく、特に限定されない。例えば、アクリレート化合物やメタクリレート化合物、感光性ポリイミド樹脂等の光重合体が挙げられる。
まず、機能領域FA(圧電体11上に形成された、少なくとも一対の櫛形電極12を備える領域)を備える素子10(SAWフィルタ)を準備する。素子10には、導体15aが形成されている(図5(a))。導体15aは、素子10(ここでは、素子10を構成する櫛形電極12)と導通している。
次に、実施例に基づいて、本発明をより具体的に説明する。ただし、以下の実施例は、本発明を限定するものではない。
SAWフィルタ(厚み200μm、大きさ1.4×1.1mm)、リブ(高さ10μm、幅10μm)、および、SAWフィルタ上の櫛形電極と導通する導体、を備えたSAWチップを準備した。なお、リブの材質は感光性ポリイミド樹脂である。
◎:中空部を保持できており、蓋部の変位がないか、変位があっても小さい。
○:中空部を保持できているが、蓋部の変位が大きい。
×:中空部が保持できていない。
非導通バンプを形成しなかったこと以外は、実施例1と同様にして実装構造体を作製し、評価した。結果を表1に示す。
蓋部として、ポリイミドシート(厚み35μm、ヤング率9100MPa)および接着層であるエポキシ樹脂シート(厚み10μm、ヤング率:200MPa)を積層したシートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして実装構造体を作製し、評価した。結果を表1に示す。
予め、インクジェット法により非導通バンプを形成するための凸部(熱硬化性ポリイミド樹脂)が形成された、ポリイミドシートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして実装構造体を作製し、評価した。空間保持の結果は○であった。
なお、ポリイミドシートの一方の面には、ポリイミド樹脂を接着成分とする接着層が形成されており、他方の面には、非導通バンプの接着形状および接着面積が、表1の実施例1に示す条件となるように凸部が形成されていた。ポリイミドシートは、凸部と蓋部との接触領域の中心が、領域A上の交点Cとなるように、かつ、凸部を備えた面とは反対の面が櫛形電極と対向するように、リブの端部に載置した。
非導通バンプを、蓋部に替えて、シリコンウエハ(第一回路部材)上に形成したこと以外は、実施例1と同様にして実装構造体を作製し、評価した。空間保持の結果は○であった。
Claims (12)
- 第一回路部材と、前記第一回路部材に実装された第二回路部材とを具備し、
前記第二回路部材は、
機能領域を備える素子と、
前記機能領域に対向するように配置された平板状の蓋部と、
前記機能領域と前記蓋部との間に空間を形成するために、前記機能領域を取り囲むように形成されたリブと、
前記素子と導通する導体と、を備え、
前記蓋部と前記第一回路部材とが、複数のバンプで接合されており、
前記複数のバンプが、前記導体と導通する導通バンプと、前記導体と導通しない非導通バンプと、を含み、
前記蓋部と前記非導通バンプとの接着面積が、前記蓋部の前記リブで取り囲まれる領域の面積の0.1%以上、70%以下である、実装構造体。 - 前記非導通バンプが、樹脂を含む、請求項1に記載の実装構造体。
- 前記非導通バンプが、熱硬化性樹脂組成物を含む、請求項2に記載の実装構造体。
- 前記非導通バンプが、前記蓋部の前記リブで囲まれた部分の中央部に対応するように配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の実装構造体。
- 前記蓋部が、前記リブとの当接面の少なくとも一部に、前記リブと接着するための接着層を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の実装構造体。
- 前記蓋部と前記第一回路部材との間に充填される樹脂封止材を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の実装構造体。
- 前記蓋部と前記非導通バンプとの接着面積が、前記蓋部の前記リブで取り囲まれる領域の面積の0.2%以上、7.5%以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の実装構造体。
- 請求項1に記載の平板状の蓋部を形成するためのシート材料であって、
少なくとも前記非導通バンプを形成するための凸部を備えた、シート材料。 - 請求項1に記載の実装構造体を形成するための第二回路部材であって、
機能領域を備える素子と、
前記機能領域に対向するように配置された平板状の蓋部と、
前記機能領域と前記蓋部との間に空間を形成するために、前記機能領域を取り囲むように形成されたリブと、
前記素子と導通する導体と、を備え、
前記蓋部が、前記非導通バンプを備えた、第二回路部材。 - 請求項1に記載の実装構造体を形成するための第二回路部材の製造方法であって、
前記素子を準備する工程と、
前記素子上に、前記機能領域を取り囲むリブを形成する工程と、
前記リブを介して前記機能領域に対向する、平板状の蓋部を形成する工程と、
前記素子と導通する導体を形成する工程と、
前記蓋部に、前記導体と導通しない非導通バンプを形成する工程と、を有する、第二回路部材の製造方法。 - 請求項1に記載の実装構造体を形成するための第二回路部材の製造方法であって、
前記素子を準備する工程と、
前記素子上に、前記機能領域を取り囲むリブを形成する工程と、
少なくとも前記非導通バンプを形成するための凸部を備えた平板状物を準備する工程と、
前記平板状物を含み、前記リブを介して前記機能領域に対向する、平板状の蓋部を形成する工程と、
前記素子と導通する導体を形成する工程と、を有する、第二回路部材の製造方法。 - (i)第二回路部材を準備する工程と、
(ii)前記第二回路部材を第一回路部材に実装する工程と、
(iii)前記第一回路部材に実装された前記第二回路部材を樹脂封止材で封止する工程と、を具備し、
前記第二回路部材は、
機能領域を備える素子と、
前記機能領域に対向するように配置された平板状の蓋部と、
前記機能領域と前記蓋部との間に空間を形成するために、前記機能領域を取り囲むように形成されたリブと、
前記素子と導通する導体と、を備え、
前記工程(ii)は、前記蓋部および/または前記第一回路部材が有する複数のバンプにより、前記蓋部と前記第一回路部材とを接合することを含み、
前記工程(iii)は、少なくとも前記蓋部と前記第一回路部材との間の空隙を前記樹脂封止材で封止することを含み、
前記複数のバンプが、前記導体と導通する導通バンプと、前記導体と導通しない非導通バンプと、を含み、
前記蓋部と前記非導通バンプとの接着面積が、前記蓋部の前記リブで取り囲まれる領域の面積の0.1%以上、70%以下である、実装構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014013685A JP6355013B2 (ja) | 2014-01-28 | 2014-01-28 | 中空部を有する実装構造体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014013685A JP6355013B2 (ja) | 2014-01-28 | 2014-01-28 | 中空部を有する実装構造体およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015142228A JP2015142228A (ja) | 2015-08-03 |
JP6355013B2 true JP6355013B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=53772332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014013685A Active JP6355013B2 (ja) | 2014-01-28 | 2014-01-28 | 中空部を有する実装構造体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6355013B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6521059B2 (ja) * | 2015-03-27 | 2019-05-29 | 株式会社村田製作所 | 弾性波装置、通信モジュール機器及び弾性波装置の製造方法 |
KR20180064175A (ko) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 삼성전기주식회사 | 탄성파 필터 장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5104432B2 (ja) * | 2008-03-17 | 2012-12-19 | パナソニック株式会社 | 弾性表面波デバイス |
CN103460600B (zh) * | 2011-04-19 | 2016-01-13 | 京瓷株式会社 | 电子部件和弹性波装置 |
-
2014
- 2014-01-28 JP JP2014013685A patent/JP6355013B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015142228A (ja) | 2015-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2015151514A1 (ja) | 中空部を有する回路部材および実装構造体、ならびに実装構造体の製造方法 | |
JP4304163B2 (ja) | 撮像モジュールおよびその製造方法 | |
CN109863601B (zh) | 摄像模块 | |
US8138018B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device having underfill resin formed without void between semiconductor chip and wiring board | |
US20110115036A1 (en) | Device packages and methods of fabricating the same | |
US8252408B2 (en) | Electronic device and method of manufacturing the electronic device | |
JPH11204552A (ja) | 半導体装置のパッケージ方法および半導体装置 | |
JP2007173431A (ja) | 圧電デバイス | |
US20150116946A1 (en) | Electronic component, electronic apparatus, and method for manufacturing the electronic component | |
EP2136394A1 (en) | Semiconductor device | |
KR20140139902A (ko) | 이방성 도전 필름 적층체, 이를 포함하는 표시 장치 및 표시 장치 제조 방법 | |
JP2014017485A (ja) | ダイおよび基板を接続する剛性相互接続構造を有するデバイスパッケージならびにその方法 | |
JP6355013B2 (ja) | 中空部を有する実装構造体およびその製造方法 | |
JP6459019B2 (ja) | 封止用積層シートおよびその製造方法ならびに封止用積層シートを用いて封止された実装構造体およびその製造方法 | |
JP2008218744A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR20130137616A (ko) | 소자 및 소자의 제조 방법 | |
JPH11307659A (ja) | 電子部品及びその製造方法 | |
JPWO2017082178A1 (ja) | 非可逆回路素子、非可逆回路装置およびこれらの製造方法 | |
US9426897B2 (en) | Electronic component and method for manufacturing electronic component | |
CN108450036B (zh) | 摄像元件安装用基板及摄像装置 | |
JPWO2006090684A1 (ja) | 半導体素子搭載部材とそれを用いた半導体装置 | |
JP4853142B2 (ja) | マイクロデバイスモジュール及びその製造方法 | |
JP2012146947A (ja) | 光学デバイス | |
KR20050013936A (ko) | 반도체 장치 및 그 제조 방법 | |
JP5230578B2 (ja) | 電子部品搭載用基板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171215 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20171215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20171215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6355013 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |