JP6354261B2 - クラウドサービス料金提示システム及びクラウドサービス料金提示方法 - Google Patents

クラウドサービス料金提示システム及びクラウドサービス料金提示方法 Download PDF

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Description

本発明はクラウドサービス料金提示システム及びクラウドサービス料金提示方法に関する。
クラウドサービスは、ユーザが自身でネットワークやサーバ等のリソースを備えず、インターネットを介してそれらのリソースを使用することが可能なサービスであり、近年注目を集めている。
クラウドサービスを提供するサービスプロバイダは、サービスの提供の対価として顧客から利用料金を受け取る。ここでサービスプロバイダは、顧客のサービスの使用量に応じて従量課金を行うことがある。関連技術として、特許文献1には、倉庫管理業務を行うユーザ企業に対し、基本料金とユーザ企業の使用量に応じた従量料金とを合算することにより、課金額を算定する課金管理システムが開示されている。ここで、課金管理システムは、ユーザ企業が送信したメール件数及びファックス枚数のそれぞれにメール単価及びファックス単価を乗算することにより、従量料金を算出している。
他に関連する技術として、特許文献2には、オンライン商品取引においてユーザを認識した後、ユーザ分類(取引金額実績)に応じて割引サービス用のデータを設定することにより、ユーザに応じて割引サービスを異なるものに変更する商品取引管理装置が開示されている。特許文献3には、アプリケーション・プログラムが成果物を発生した場合に、成果物を得た日時に応じてユーザが支払う課金額の割引率を変更するアプリケーション・プログラム課金システムが開示されている。
特開2012−203556号公報 特開2005−004650号公報 特開2002−116835号公報
ここで、クラウドサービスが提供するサービスは多く、様々な構成のサーバ、ストレージ、ネットワークなどの種類がある。一例として、提供するサービスメニューの種類は100以上である。従量課金のサービスにおいて、顧客はこれらのサービスの中から必要なサービスを必要な時に必要なだけ利用し、利用量に利用した時間を乗算した料金を支払う。この顧客の数も、数千から数万の規模のように大規模であることが多い。また、顧客に応じて、又はサービスメニューの種類に応じて、契約価格の標準価格に対する値引き率が変化することも多い。さらに、値引き率は一定ではなく、変更される可能性もある。以上の事情があるため、従量課金制のクラウドサービスにおいて、契約価格を標準価格に基づいて設定又は再設定する処理はとても煩雑であった。また、処理が煩雑であるため、契約価格を誤って設定してしまう可能性もあった。
クラウドサービスは、誰でも使用が可能なパブリッククラウドと、企業などが自社内で利用するためのプライベートクラウドの2種類に大別される。プライベートクラウドでは、サービスの営業担当者が個々の顧客に対し、申込むサービスや追加又は変更するサービスについて直接注文を聞いて受注伝票処理を行った後、そのサービスを構築することがなされていた。上述の通り、多くの種類のサービスに対し、契約価格を標準価格に基づいて設定する処理は煩雑であるため、サービスの受注からサービスの利用可能となるまでの期間には数週間を要することも多い。また、請求書は、サービス提供後、受注情報に基づいて発行されていた。そのため、サービスプロバイダでの利用料金の決定と、顧客の利用料金の確認に関して、時間がかかってしまっていた。また、顧客の方でも、サービスの利用料金をリアルタイムに確認することができなかった。
また、顧客がウェブ上でサービスを申し込んだり、サービスを追加又は変更することが可能な従量課金制のクラウドサービスにおいては、サービス申込みや追加・変更時の直後から、顧客が新しく使用するサービスを使用可能にすることが要請される。そしてサービスメニューの契約価格(顧客に対して販売する価格)は、標準価格(サービスプロバイダが小売価格として表示する価格)と異なることが多い。例えば、標準価格からの値引きにより、契約価格が設定されることがしばしばなされる。そのため、クラウドサービスにおいては、顧客がサービスを申し込んだり、追加・変更する前に、全てのサービスメニューの契約価格を標準価格に基づいて設定しておく必要がある。また、顧客の方でも、サービスの利用料金をリアルタイムに確認したいという欲求がある。
特許文献1における課金管理システムでは、従量課金を行うに際して単価は一定であり、上述のような変動する契約価格の設定については何ら考慮されていない。特許文献2、3にかかる技術は、サービスメニューの種類が多数で、割引率がサービスメニューにより一律でないこともあるクラウドサービスシステムとは前提が異なる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、顧客毎のクラウドサービスの価格を容易に決定可能なクラウドサービス料金提示システム及びクラウドサービス料金提示方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、標準価格データベースと、契約価格テーブル作成部と、提示部を備える。標準価格データベースは、利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する。契約価格テーブル作成部は、前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。提示部は、前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上で提示する。
本発明の第2の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、標準価格データベースと、契約価格テーブル作成部と、利用量取得部と、計算提示部を備える。標準価格データベースは、利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する。契約価格テーブル作成部は、前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。利用量取得部は、前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する。計算提示部は、前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する。
本発明の第3の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、標準価格データベースと、契約価格テーブル作成部と、利用量取得部と、計算部と、請求書作成部を備える。標準価格データベースは、利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する。契約価格テーブル作成部は、前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。利用量取得部は、前記顧客の前記サービスメニュー毎の利用量を取得する。計算部は、前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算する。請求書作成部は、前記計算部が計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成する。
本発明の第4の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、標準価格データベースと、卸価格テーブル作成部と、契約価格テーブル作成部と、提示部を備える。標準価格データベースは、利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する。卸価格テーブル作成部は、前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する。契約価格テーブル作成部は、前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。提示部は、前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上に提示する。
本発明の第5の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、標準価格データベースと、卸価格テーブル作成部と、契約価格テーブル作成部と、利用量取得部と、計算提示部を備える。標準価格データベースは、利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する。卸価格テーブル作成部は、前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する。契約価格テーブル作成部は、前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。利用量取得部は、前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する。計算提示部は、前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する。
本発明の第6の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、標準価格データベースと、卸価格テーブル作成部と、契約価格テーブル作成部と、利用量取得部と、計算部と、請求書作成部を備える。標準価格データベースは、利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する。卸価格テーブル作成部は、前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する。契約価格テーブル作成部は、前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。利用量取得部は、前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する。計算部は、前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算するか、又は、前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記サービスプロバイダの前記顧客が使用した分の前記クラウドサービスの販売料金を計算することの少なくともいずれかを実行する。請求書作成部は、前記計算部が計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成するか、又は、前記計算部が計算した前記販売料金を全顧客で合算した費用を算出し、当該費用を前記サービスプロバイダの前記代理店に対する費用として記載した請求書を作成することの少なくともいずれかを実行する。
本発明の第7の態様におけるクラウドサービス料金提示方法は、クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、以下のステップ(a)〜(b)を備える。
(a)利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップ、及び
(b)前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上で提示する提示ステップ。
本発明の第8の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、以下のステップ(a)〜(c)を備える。
(a)利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
(b)前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得ステップ、及び
(c)前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する提示ステップ。
本発明の第9の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、以下のステップ(a)〜(d)を備える。
(a)利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
(b)前記顧客の前記サービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得ステップと、
(c)前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算する料金計算ステップ、及び
(d)前記料金計算ステップにて計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成する請求書作成ステップ。
本発明の第10の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、以下のステップ(a)〜(c)を備える。
(a)利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成ステップと、
(b)前記卸価格テーブル作成ステップにて作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップ、及び
(c)前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上に提示する提示ステップ。
本発明の第11の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、以下のステップ(a)〜(d)を備える。
(a)利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成ステップ、
(b)前記卸価格テーブル作成ステップにて作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
(c)前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用料取得ステップ、及び
(d)前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用料取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する提示ステップ。
本発明の第12の態様におけるクラウドサービス料金提示システムは、クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、以下のステップ(a)〜(e)を備える。
(a)利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成ステップ、
(b)前記卸価格テーブル作成ステップにて作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップ、
(c)前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得するステップ、
(d)前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算するか、又は、作成した前記卸価格テーブル及び取得した前記利用量に基づいて、前記サービスプロバイダの前記顧客が使用した分の前記クラウドサービスの販売料金を計算することの少なくともいずれかを実行する料金計算ステップ、及び
(e)前記料金計算ステップにて計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成するか、又は、計算した前記販売料金を全顧客で合算した費用を算出し、当該費用を前記サービスプロバイダの前記代理店に対する費用として記載した請求書を作成することの少なくともいずれかを実行する請求書作成ステップ。
本発明により、顧客毎のクラウドサービスの価格を容易に決定可能なクラウドサービス料金提示システム及びクラウドサービス料金提示方法を提供することができる。
実施の形態1にかかるクラウドサービス料金提示システムの構成例を示したブロック図である。 実施の形態1にかかる標準価格データベースに格納されている標準価格データテーブルの一例である。 実施の形態1にかかる契約価格テーブル作成部が標準価格テーブルに基づいて作成した契約価格テーブルの一例である。 実施の形態1にかかる契約価格テーブル作成部が標準価格テーブルに基づいて作成した契約価格テーブルの一例である。 実施の形態1にかかる契約価格テーブル作成部が標準価格テーブルに基づいて作成した契約価格テーブルの一例である。 実施の形態1にかかる利用量取得部が取得したサービスメニュー毎の利用量のデータの一例である。 実施の形態1にかかる提示部が顧客の端末画面に契約価格を表示させる画面の一例である。 実施の形態1にかかる提示部が顧客の端末画面に利用料金を表示させる画面の一例である。 実施の形態1にかかる請求書作成部が顧客に対して作成する請求書の一例である。 実施の形態1にかかるクラウドサービス料金提示システムの処理の一例を示したフローチャートである。 実施の形態2にかかるクラウドサービス料金提示システムの構成例を示したブロック図である。 実施の形態2にかかるユーザインタフェースがシステムパターンに対応する標準価格及び契約価格を表示する画面の一例である。 実施の形態3にかかるクラウドサービス料金提示システムの構成例を示したブロック図である。 実施の形態3にかかるサービスプロバイダ側装置の構成例を示したブロック図である。 実施の形態3にかかる代理店側装置の構成例を示したブロック図である。 実施の形態3にかかるクラウドサービス料金提示システムの処理の一例を示したフローチャートである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1にかかるクラウドサービス料金提示システムの構成例を示したブロック図である。実施の形態1では、サービスプロバイダと顧客との間でサービスの提供及び利用料金の支払いが直接なされるモデルを説明する。
クラウドサービス料金提示システム10はサービスプロバイダが備えるシステムであり、サービスプロバイダは、利用量に基づいて利用料金が決定される従量課金制のクラウドサービスを顧客に対して提供する。クラウドサービス料金提示システム10は、その顧客の利用料金についての管理を行う。上述の通り、プライベートクラウドでは、営業担当者が受注伝票処理を行ってからサービスを使用可能になるまでに時間がかかる。また、顧客がウェブ上でサービスを申し込んだり、サービスを追加又は変更することが可能な従量課金制のクラウドサービスでは、顧客がウェブ上でサービスを申し込んだ場合に、新しく使用するサービスを顧客が即時使用できるようにすることが要請される。そのため、顧客からのサービスメニューの申込みがなくとも、そのサービスメニューの契約価格を予め決定しておく必要がある。なおクラウドサービスは、複数の(特に多数の)サービスメニューから構成されており、サービスメニューは、顧客がクラウドサービスで従量使用をするサービスのメニューである。実施形態1では、サーバ、ストレージ、ネットワークといった種類のサービスメニューを例示して説明するが、サービスメニューの種類はこれらに限られるものではない。
クラウドサービス料金提示システム10は、標準価格データベース11と、契約価格テーブル作成部12と、契約価格データベース13と、利用量取得部14と、利用量データベース15と、利用料金計算部16と、提示部17と、請求書作成部18を備える。以下、各部について説明する。
標準価格データベース11には、複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルが格納されている。ここで標準価格テーブルには、クラウドサービスが有する全てのサービスメニューについて、単位当たりの標準価格が保持されていてもよい。
図2は、標準価格データベース11に格納されている標準価格データテーブルの一例である。標準価格データテーブルには、サーバ、ストレージ、ネットワークの各種類のサービスメニューが記載され、サーバ、ストレージ、ネットワークは、それぞれ松、竹、梅の3つの種類に、さらに分かれている。なお、松、竹、梅はサービスの等級をランク付けしたものであり、松、竹、梅の順にランクが高いサービスを示している。松、竹、梅の等級は、例えば、金、銀、銅と言い換えることができる。サーバ、ストレージ、ネットワークの単位は、それぞれ時間、GB(Gigabyte)・時間、GBである。図2の標準価格データテーブルにおける各サービスメニューの単位当たりの金額(円)は、松サーバが30、竹サーバが20、梅サーバが10、松ストレージが60、竹ストレージが50、梅ストレージが40、松ネットワークが90、竹ネットワークが80、梅ネットワークが70である。
契約価格テーブル作成部12は、標準価格データベース11から取得した標準価格テーブルに基づいて、顧客に応じた複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。契約価格テーブル作成部12は、例えば、所定のサービスメニューについて、顧客に応じて値引き率や値引き価格といった値引き幅を決定し、標準価格テーブルに記載してあるそのサービスメニューの標準価格から値引き幅分を差し引くことにより、そのサービスメニューの契約価格を決定する。契約価格テーブル作成部12は他のサービスメニューについても同様の計算をすることにより、標準価格テーブルに記載がある全てのサービスメニューについて契約価格テーブルを作成する。契約価格テーブル作成部12は、作成した契約価格テーブルを、契約価格データベース13に出力し、契約価格データベース13は契約価格テーブルを内部に格納する。このようにして、契約価格データベース13は、顧客毎にサービスメニュー毎の単価を管理する。
図3、図4及び図5は、契約価格テーブル作成部12が図2に記載の標準価格テーブルに基づいて作成した契約価格テーブルの一例である。図3の契約価格テーブルは、契約価格テーブル作成部12が特定の顧客(ここではA商事とする)に対して作成したものである。契約価格テーブル作成部12は、A商事については、標準価格データベース11に記載された全てのサービスメニューの契約価格を標準価格の1割引に設定することにより、契約価格テーブルを作成する。図3の標準価格データテーブルにおける各サービスメニューの単位当たりの金額(円)は、松サーバが27、竹サーバが18、梅サーバが9、松ストレージが54、竹ストレージが45、梅ストレージが36、松ネットワークが81、竹ネットワークが72、梅ネットワークが63である。
図4の契約価格テーブルは、契約価格テーブル作成部12が他の顧客(ここではB自動車とする)に対して作成したものである。契約価格テーブル作成部12は、B自動車については、サーバの契約価格を標準価格の2割引、ストレージの契約価格を標準価格の1割引、ネットワークの契約価格を標準価格の3割引にそれぞれ設定することにより、契約価格テーブルを作成する。図4の標準価格データテーブルにおける各サービスメニューの単位当たりの金額(円)は、松サーバが24、竹サーバが16、梅サーバが8、松ストレージが54、竹ストレージが45、梅ストレージが36、松ネットワークが63、竹ネットワークが56、梅ネットワークが49である。
図5の契約価格テーブルは、契約価格テーブル作成部12が他の顧客(ここではC工業とする)に対して作成したものである。契約価格テーブル作成部12は、C工業については、サーバ及びストレージについて、松の契約価格を標準価格の2割引、竹の契約価格を標準価格の1割引、梅の契約価格を標準価格の0割引(つまり契約価格が標準価格に等しい)にそれぞれ設定する。また契約価格テーブル作成部12は、ネットワークの契約価格を標準価格の1割引に設定する。図5の標準価格データテーブルにおける各サービスメニューの単位当たりの金額(円)は、松サーバが24、竹サーバが18、梅サーバが10、松ストレージが48、竹ストレージが45、梅ストレージが40、松ネットワークが81、竹ネットワークが72、梅ネットワークが63である。
このように、契約価格テーブル作成部12は、顧客に応じて異なる値引き幅を設定することにより、契約価格を決定することができる。また契約価格テーブル作成部12は、サーバ、ストレージ、ネットワークといったサービスメニューの種類に応じて異なる値引き幅を設定することにより、契約価格を決定してもよい。さらに契約価格テーブル作成部12は、サーバ、ストレージ、ネットワークにおける松、竹、梅といった種類に応じて異なる値引き幅を設定することにより、契約価格を決定することもできる。このような値引き幅の設定は、契約価格テーブル作成部12内部に格納されていてもよいし、図示しないデータベースに格納されていてもよい。
図1に戻り、説明を続ける。利用量取得部14は、顧客の複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する。具体的には、利用量取得部14は、A商事、B自動車、C工業のそれぞれが、クラウドサービスのサービスメニューについて、何時間又は何GB使用したかを示す情報を取得する。例えば、サービスプロバイダが保有するクラウドサービスを構成するコンピュータは、各顧客がそのコンピュータをアクセスしたこと(利用したこと)を検出することにより、顧客の複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する。あるいは、クラウドサービスにアクセスしたことを顧客側のコンピュータが検出することにより、利用量を取得してもよい。利用量取得部14は、利用を検出したコンピュータから、利用量のデータを取得することができる。つまり、利用量取得部14は、一例として、クラウドサービスを構成するコンピュータ又は顧客側のコンピュータから複数のサービスメニュー毎の利用量のデータを受信するインタフェースであってもよい。なお、顧客が利用しているサービスメニューは、図3〜図5の契約価格テーブルに記載があるサービスメニューの全部であってもよいし、一部であってもよい。
図6は、利用量取得部14が取得したサービスメニュー毎の利用量のデータの一例である。図6におけるサービスIDは、顧客が利用しているサービスメニューを特定するためのID番号である。図6において、A商事は松サーバを680時間、松ストレージを523GB・時間、竹ネットワークを257GB利用している。B自動車は梅サーバを680時間、竹ストレージを12.375GB・時間、梅ネットワークを35GB利用している。また、C工業は梅サーバを900時間、梅ストレージを135GB・時間、松ネットワークを100GB利用している。
利用量取得部14は、以上のように取得した複数のサービスメニュー毎の利用量のデータを利用量データベース15に出力し、利用量データベースはそのデータを格納する。このようにして、利用量データベース15は、顧客毎にサービスメニュー毎の利用量を管理する。
利用料金計算部16は、契約価格データベース13に格納された契約価格テーブル(契約価格テーブル作成部12が作成した契約価格テーブル)及び利用量データベース15に格納された利用量のデータ(利用量取得部14が取得した利用量のデータ)に基づいて、顧客毎に、クラウドサービスの利用料金を計算する。ここで利用料金計算部16は、顧客が利用した各サービスメニューの利用料金を計算してもよいし、顧客が利用した全てのサービスメニューの利用料金を合計したものを計算してもよいし、その両方を計算してもよい。
例えば、利用料金計算部16がA商事のクラウドサービスの利用料金を計算する場合、利用料金計算部16は、A商事が松サーバを680時間、松ストレージを523GB・時間、竹ネットワークを257GB使用していることを、図3に示した利用量のデータから認識する。また利用料金計算部16は、A商事が利用しているサービスメニューの単位当たりの利用金額が、松サーバが27、松ストレージが54、竹ネットワークが72であることを、図2の標準価格データテーブルから認識する。
利用料金計算部16は、現在のA商事の松サーバの利用料金を、27×680=18.360(円)であると計算する。同様に、利用料金計算部16は、松ストレージの利用料金を54×523=28.242(円)、竹ネットワークの利用料金を72×257=18.504(円)であると計算する。以上から、利用料金計算部16は、A商事の全サービスメニューの利用料金を、18.360+28.242+18.504=65.106(円)であると集計する。利用料金計算部16は、B自動車、C工業の利用料金についても、同様に計算することができる。
提示部17は、契約価格データベース13に格納された契約価格テーブル(契約価格テーブル作成部12が作成した契約価格テーブル)を顧客の画面上で提示することができる。例えば、提示部17は、A商事側の端末(コンピュータ、携帯端末等)からのアクセスがクラウドサービス料金提示システム10に対してなされた場合に、図3に示したA商事の契約価格テーブルのデータを、A商事側の端末画面に表示させることができる。ここで提示部17は、利用量データベースを参照してA商事が現在利用しているサービスメニューを認識することにより、図3に示した契約価格テーブルのデータのうち、現在A商事が利用しているサービスメニューに関する契約価格データのみを抜粋して、A商事の端末画面に表示させてもよい。
図7は、提示部17が顧客(A商事)の端末画面に契約価格を表示させる画面の一例である。提示部17は、上述の処理を行うことにより、松サーバ、松ストレージ、竹ネットワークの単位時間当たりの利用料金のデータのみを、図7に示した画面に表示させる。この処理により、A商事は、単位あたりの利用料金を即時に確認することができる。
また、提示部17は、利用料金計算部16が計算した顧客の利用料金を顧客の画面上に提示することもできる。例えば、提示部17は、A商事側の端末からのアクセスがクラウドサービス料金提示システム10に対してなされた場合に、A商事の利用料金を、A商事側の端末画面に表示させることができる。
図8は、提示部17が顧客(A商事)の端末画面に利用料金を表示させる画面の一例である。提示部17は、現在(4月)分の料金として、上述の通り算出した全利用料金65.106(円)を表示させる。なお、提示部17は、全利用料金の代わりにA商事が利用したサービスメニュー毎の利用料金を表示させてもよいし、その両方を表示させてもよい。このようにして、A商事は利用料金をリアルタイムに確認することができる。
また、提示部17は、現在(未決済)のクラウドサービスの利用料金だけでなく、過去(決済済)のクラウドサービスの利用料金を画面上に表示させてもよい。図8では、過去の利用料金として、1月〜3月分の利用料金が画面上に表示されている。なお、過去の利用料金のデータは、例えば利用量データベース15内に格納されている。
請求書作成部18は、利用料金計算部16を参照することにより、クラウドサービスの所定の利用期間経過後(特に請求の〆日の経過後)に、所定の利用期間内に顧客が利用したクラウドサービスの利用料金を記載した請求書を顧客に対して作成する。
図9は、請求書作成部18が顧客(A商事)に対して作成する請求書の一例である。請求書作成部18は、利用料金計算部16を参照し、A商事の松サーバの利用料金が18.360(円)、松ストレージの利用料金が28.242(円)、竹ネットワークの利用料金が18.504(円)であり、全サービスメニューの利用料金が65.106(円)であることを取得して、その情報を請求書に記載する。また、請求書作成部18は、利用量取得部14からA商事の利用量を取得し、その情報を請求書に記載することもできる。
なお、請求書作成部18は、A商事の各サービスメニューの利用料金は取得せず、A商事の全サービスメニューの利用料金65.106(円)のみを取得して、その情報を請求書に記載してもよい。請求書作成部18が作成した請求書は、紙形式で発行されてもよいし、提示部17により、A商事側の端末画面に表示されてもよい。請求書作成部18は、以上の処理を行うことにより、顧客向けの請求書を容易に用意することができる。
なお、様々な処理を行う機能ブロックとして図1に記載されたクラウドサービス料金提示システム10の各要素は、ハードウェア的には、メモリやその他のIC(Integrated Circuit)等の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。これは、実施の形態2、3にかかる各要素についても同様である。
図10は、以上に示したクラウドサービス料金提示システム10の処理の一例を示したフローチャートである。以下に、クラウドサービス料金提示システム10が行う処理の流れについて、改めて説明する。なお、処理の詳細な説明については上述の通りであるため、適宜省略する。
契約価格テーブル作成部12は、標準価格データベース11に格納された標準価格テーブルに基づき、顧客に応じた複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成し、契約価格データベース13に格納する(ステップS1)。提示部17は、契約価格データベース13に格納された契約価格テーブルを顧客の画面上で提示する(ステップS2)。
利用量取得部14は、顧客の複数のサービスメニュー毎の利用量を取得し、利用量データを利用量データベース15に格納する(ステップS3)。利用料金計算部16は、契約価格データベース13に格納された契約価格テーブル及び利用量データベース15に格納された利用量のデータに基づいて、顧客のクラウドサービスの利用料金を計算する(ステップS4)。
提示部17は、利用料金計算部16が計算した顧客のクラウドサービスの利用料金を顧客の画面上で提示する(ステップS5)。請求書作成部18は、利用料金計算部16が計算した計算した顧客のクラウドサービスの利用料金を記載した請求書を顧客に対して作成する(ステップS6)。
以上のようにして、クラウドサービス料金提示システム10は、顧客毎のクラウドサービスの価格を容易に決定することができる。特に、クラウドサービス料金提示システム10は、顧客毎、サービス毎にサービスメニューの契約価格が異なるようなサービス契約についても、容易に利用料金を確認することができる。
クラウドサービスにおいて、顧客毎、サービス毎に利用料金(契約価格)が異なるサービスの個別契約をする場合には、顧客毎、サービス毎に値引きを行った見積もりを営業が作成し、受注伝票処理を行うことがなされていた。また、請求書は、サービス提供後、受注情報に基づいて発行されていた。そのため、サービスプロバイダでの利用料金の決定と、顧客の利用料金の確認に関して、時間がかかってしまっていた。
また、クラウドサービスの利用料金は、顧客の種類にかかわらず均一であることが多かった。また、顧客毎、サービス毎に利用料金が異なる場合であっても、顧客が予め必要なサービスを選定し、固定課金にて長期契約を行うことが多かった。従って、利用料金の変更ということは考慮されていなかった。しかしながら、顧客がウェブ上でサービスを申し込んだり、追加又は変更するような従量課金制のクラウドサービスでは、料金の設定及び再設定の即時性や、利用料金をリアルタイムに確認することが要求される。実施の形態1に示したクラウドサービス料金提示システム10は、この要求に対応したものである。
なお、実施の形態1において、図10に示したフローチャートの処理は、適宜順番を入れ替えることが可能である。例えば、ステップS2の処理は、ステップS1の処理の後であれば、どの段階で実行されてもよい。また、ステップS5とステップS6の順番は逆でもよい。
クラウドサービス料金提示システム10は、1つの装置(コンピュータ)により構成されてもよい。あるいは、クラウドサービス料金提示システム10の各構成要素を2つ以上の複数の装置に分散させることにより、クラウドサービス料金提示システム10は複数の装置により構成されてもよい。
提示部17が顧客の端末画面に契約価格を表示する際、提示部17は、利用量取得部14から顧客の利用量を取得し、その情報を画面に表示させてもよい。提示部17は、利用量取得部14から現在(未決済)の利用量の情報又は過去(決済済)の利用量の情報、あるいはその両方の情報を取得して画面に表示させることができる。
実施の形態2
以下、図面を参照して本発明の実施の形態2について説明する。図11は、実施の形態2にかかるクラウドサービス料金提示システムの構成例を示したブロック図である。実施の形態2でも、サービスプロバイダと顧客との間で、サービスの提供及び利用料金の支払いが直接行われる。
クラウドサービス料金提示システム20も、クラウドサービス料金提示システム10と同様、サービスプロバイダの顧客の利用料金についての管理を行う。
クラウドサービス料金提示システム20は、クラウドサービス料金提示システム10の構成と比較して、パターンデータベース19をさらに備える。このパターンデータベース19は、複数のサービスメニューについて、契約価格テーブル作成部12が設定する契約価格の算出パターンを複数格納する。この算出パターンは、サービスメニュー毎に割引幅を予め設定したものである。
一般に、顧客がクラウドサービスを利用して構築するシステムは、数種類のパターンに大別できる。例えば、
・販売管理、生産管理、会計、人事、給与などの基幹業務パターン
・社員間の情報共有、Web会議などのコラボレーション基盤パターン
・様々な情報を収集して、分析、価値化する情報分析基盤パターン
・社員個々へ文書作成やメール環境を提供するデスクトップサービスパターン
などにシステムは分類できる。実際には、これらのシステムパターンが決まれば、利用される頻度が高いサーバなどの種類、利用量といった、クラウドサービスの需要を推定することができる。また、一般に、顧客は利用する頻度が高いサービスや、大量に利用するサービスの価格に対して、敏感である(より安い価格を望む)ことが多い。従って、以上のシステムパターンにおいて利用頻度が高いサービスメニュー、又は大量に利用するサービスメニューの契約価格を低めに設定することにより、顧客のニーズを的確に把握したクラウドサービスの利用料金(モデル販売契約価格)の設定が可能となる。
パターンデータベース19は、例えば以上の各パターンに関連付けて、利用頻度が高い又は大量に利用するサービスメニューの割引幅を、他のサービスメニューの割引幅よりも大きく設定するような契約価格の算出パターン(計算式)をパターン毎に予め格納する。
契約価格テーブル作成部12は、契約価格テーブル作成の際に、パターンデータベース19に格納された複数の算出パターンの中から選択された1の前記算出パターンに応じて契約価格を算出し、その契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。
ここで、契約価格テーブル作成部12が備わるコンピュータ(例えばクラウドサービス料金提示システム10が備わるコンピュータ)には、基幹業務パターン、コラボレーション基盤パターン、情報分析基盤パターン、デスクトップサービスパターン等の各種パターンを表示可能なユーザインタフェースが備えられている。顧客に対してのユーザメニューの契約価格を決定する際、契約価格を決定する営業担当者がそのコンピュータを操作して、表示された各種パターンのうちから1を選択すると、ユーザインタフェースは、選択されたパターンを契約価格テーブル作成部12に出力する。契約価格テーブル作成部12は、パターンデータベース19に格納された算出パターンの中から、選択されたパターンに関連付けられた算出パターンを選択する。そして、契約価格テーブル作成部12は、その算出パターンにより決定される値引き幅に基づいて、標準価格データベース11に格納された標準価格テーブルの標準価格を値引きした契約価格を算出する。このようにして、契約価格テーブル作成部12は契約価格テーブルを作成する。
図12は、営業担当者がシステムパターンを選択した場合に、ユーザインタフェースがそのシステムパターンに対応する標準価格及び契約価格を表示する画面の一例である。図12の画面では、上述のシステムパターンのうち「基幹業務パターン」が選択されている。パターンデータベース19には、選択された「基幹業務パターン」に対応して、「全てのサービスメニューを1割引で提供する」という算出パターンが格納されている。契約価格テーブル作成部12は、その算出パターンにより決定される値引き幅に基づいて、標準価格データベース11に格納された標準価格テーブルの標準価格を値引きした契約価格を算出し、その契約価格を画面上に表示している。従って、松サーバの標準価格が30円、松ストレージの標準価格が60円、竹ネットワークの標準価格が80円なのに対し、松サーバの契約価格が27円、松ストレージの契約価格が54円、竹ネットワークの契約価格が72円と表示されている。
なお、クラウドサービス料金提示システム20におけるその他の構成要素が行う処理については、実施の形態1にかかるクラウドサービス料金提示システム10と同様であるため、説明を省略する。
クラウドサービスにおいて、顧客毎やサービス毎の契約価格を決める作業が困難化する理由の1つとして、顧客がどのサービスの価格を重視するのかを推測することが困難であることが挙げられる。これに関して、実施の形態2におけるクラウドサービス料金提示システム20では、パターンに応じたサービスメニューの契約価格の算出式(例えば当該パターンにおいて利用頻度が高いサービスや、大量に利用するサービスの契約価格を低めに設定するような計算式)により、サービス毎の販契約価格格のモデルを自動的に算出して提示できる。以上の構成により、サービスメニューの契約価格を決定する営業担当者は、パターンにより決定されるモデル販契約価格格を利用することで、顧客毎、サービス毎の契約価格を容易に決めることができる。
実施の形態3
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1及び2では、サービスプロバイダと顧客との間でサービスの提供及び利用料金の支払いが直接なされるモデルを説明したが、実施の形態3では、サービスプロバイダと顧客との間に代理店(販売会社等も含む)を介したモデルを説明する。なお、実施の形態1の説明と同様の説明については適宜省略する。
図13は、実施の形態3にかかるクラウドサービス料金提示システムの構成例を示したブロック図である。クラウドサービス料金提示システム30は、サービスプロバイダ側装置31と、代理店側装置32により構成されている。サービスプロバイダ側装置31は、クラウドサービスを提供する(クラウドサービスの設備を実際に有する)サービスプロバイダが有する装置であり、代理店側装置32は、サービスプロバイダの提供するクラウドサービスを顧客に対して販売(リセール)を行う代理店が有する装置である。
図14は、サービスプロバイダ側装置31の構成例を示したブロック図である。サービスプロバイダ側装置31は、標準価格データベース33と、卸価格テーブル作成部34と、利用量取得部38と、利用量データベース39と、販売料金計算部43と、請求書作成部44を備える。
図15は、代理店側装置32の構成例を示したブロック図である。代理店側装置32は、卸価格データベース35と、契約価格テーブル作成部36と、契約価格データベース37と、利用料金計算部40と、提示部41と、請求書作成部42を備える。
以下、各部の実行する処理について説明する。なお、標準価格データベース33の詳細な説明は、実施の形態1にかかる標準価格データベース11と同様であるため省略する。
卸価格テーブル作成部34は、標準価格データベース33から取得した標準価格テーブルに基づいて、複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する。卸価格テーブル作成部34は、例えば、サービスプロバイダの利益を考慮した上で、標準価格テーブルに記載された各サービスメニューの標準価格からの割引幅を設定し、その割引幅に基づいて各サービスメニューの単位当たりの卸価格を算出する。この算出した卸価格を記載することにより、卸価格テーブル作成部34は、卸価格テーブルを作成する。卸価格テーブル作成部34は、作成した卸価格テーブルを代理店側装置32の卸価格データベース35に出力し、卸価格データベース35は卸価格テーブルを内部に格納する。このようにして、卸価格データベース35は、サービスメニュー毎の卸価格を管理する。
契約価格テーブル作成部36は、卸価格データベース35から取得した卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する。契約価格テーブル作成部36は、例えば、所定のサービスメニューについて、代理店側の利益等を考慮した基準となる契約価格(値引きなしの契約価格)を決定した後に、顧客に応じて値引き率や値引き価格といった値引き幅を決定し、基準となる契約価格から値引き幅分を差し引くことにより、そのサービスメニューの契約価格を決定する。契約価格テーブル作成部36は他のサービスメニューについても同様の計算をすることにより、標準価格テーブルに記載がある全てのサービスメニューについて契約価格テーブルを作成する。契約価格テーブル作成部36は、作成した契約価格テーブルを契約価格データベース37に出力し、契約価格データベース37は、契約価格テーブルを内部に格納する。このようにして、契約価格データベース37は、顧客毎にサービスメニュー毎の単価を管理する。
利用量取得部38及び利用量データベース39の詳細な説明は、実施の形態1にかかる利用量取得部14及び利用量データベース15と同様であるため省略する。
利用料金計算部40は、契約価格データベース37から契約価格テーブル(契約価格テーブル作成部36が作成した契約価格テーブル)を取得するとともに、代理店側装置32の利用量データベース39にアクセスして利用量のデータ(利用量取得部38が取得した利用量のデータ)を取得する。利用料金計算部40は、取得した契約価格テーブル及び利用量のデータに基づいて、顧客毎に、クラウドサービスの利用料金を計算する。ここで利用料金計算部40は、顧客が利用した各サービスメニューの利用料金を計算してもよいし、顧客が利用した全てのサービスメニューの利用料金を計算してもよいし、その両方を計算してもよい。利用料金計算部40の具体的な計算については、実施の形態1にかかる利用料金計算部16の説明で記載した通りであるため、説明を省略する。
提示部41は、契約価格データベース37に格納された契約価格テーブル(契約価格テーブル作成部36が作成した契約価格テーブル)を顧客の画面上で提示することができる。また、提示部41は、利用料金計算部40が計算した顧客の利用料金を顧客の画面上に提示することもできる。例えば、提示部41は、A商事側の端末からのアクセスが代理店側装置32に対してなされた場合に、図3に示したA商事の契約価格テーブルのデータ又は図8に示したA商事の利用料金のデータを、A商事側の端末画面に表示させることができる。提示部41が表示する内容の詳細については、実施の形態1にかかる提示部17と同様であるため、説明を省略する。
請求書作成部42の詳細な説明は、実施の形態1にかかる請求書作成部18と同様であるため省略する。
販売料金計算部43は、卸価格テーブル作成部34が作成した卸価格テーブル及び利用量データベース39に格納された利用量のデータ(利用量取得部38が取得した利用量のデータ)に基づいて、サービスプロバイダの顧客が使用した分のクラウドサービスの販売料金を計算する。なお、「販売料金」とは、サービスプロバイダが代理店に対し販売したサービスの分の料金である。ここで利用料金計算部40は、顧客毎に、少なくとも顧客が利用した全てのサービスメニュー分の代理店に対する販売料金を計算する。販売料金計算部43のその他の計算の詳細については、利用料金計算部40と同様であるため、説明を省略する。
請求書作成部44は、販売料金計算部43が計算した販売料金を全顧客で合算した費用を算出し、算出した全費用をサービスプロバイダの代理店に対する費用として記載した請求書を作成する。その他の請求書作成部44の詳細な説明については、実施の形態1にかかる請求書作成部18と同様であるため省略する。
図16は、以上に示したクラウドサービス料金提示システム30の処理の一例を示したフローチャートである。以下に、クラウドサービス料金提示システム30が行う処理の流れについて、改めて説明する。なお、図10に示したフローチャートと同じ処理については、説明を省略する。
卸価格テーブル作成部34は、標準価格データベース33から取得した標準価格テーブルに基づいて、複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する(ステップS11)。契約価格テーブル作成部36は、卸価格データベース35から取得した卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する(ステップS12)。
ステップS13〜ステップS16については、図10のステップS2〜ステップS5と同様であるため、説明を省略する。
販売料金計算部43は、卸価格テーブル作成部34が作成した卸価格テーブル及び利用量データベース39に格納された利用量のデータに基づいて、サービスプロバイダの顧客が使用した分のクラウドサービスの販売料金を計算する(ステップS17)。
請求書作成部18は、利用料金計算部16が計算した計算した顧客のクラウドサービスの利用料金を記載した請求書を顧客に対して作成する。さらに、請求書作成部44は、販売料金計算部43が計算した販売料金を全顧客で合算した費用を算出し、算出した全費用をサービスプロバイダの代理店に対する費用として記載した請求書を作成する(ステップS18)。
なお、図16に示したフローチャートの処理は、適宜順番を入れ替えることが可能である。例えば、ステップS17及びステップS18の処理は、ステップS14の処理の後であれば、どの段階で実行されてもよい。
以上のようにして、クラウドサービス料金提示システム10は、顧客毎のクラウドサービスの価格を容易に決定することができる。
上述の通り、従量課金制のクラウドサービスにおいて、契約価格を標準価格に基づいて設定又は再設定する処理はとても煩雑であった。さらに、サービスプロバイダが代理店を介して顧客にサービスを提供する場合には、代理店毎に卸価格が異なる上に、利用料金及び販売料金の対象となるのは最終顧客が使用した使用量分であるため、さらに処理が複雑となって、対応が困難であった。実施の形態3にかかるクラウドサービス料金提示システム30は、この要求に対応したものである。特に、クラウドサービス料金提示システム30は、卸価格テーブル作成部34及び利用量取得部38により、サービスプロバイダから代理店への販売料金を容易に算出することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態1にかかる契約価格テーブル作成部12は、契約価格の標準価格に対する値引き幅の設定が変更可能であってもよい。この場合、変更日時が設定され、その日時に顧客毎、サービス毎の単価に関する値引き幅の設定内容が更新される機能を、クラウドサービス料金提示システム10は備える。換言すれば、値引き幅の設定が格納されている契約価格テーブル作成部12内部のメモリ又はデータベース等の内容が、設定された変更日時に更新される。
契約価格テーブル作成部12が備わるコンピュータには、標準価格(標準価格)に対して一律の値引き幅を定義することにより、サービスメニュー毎の契約価格を自動設定する入力補助機能を有するユーザインタフェースが備えられていてもよい。営業担当者がインタフェースを介して値引き幅を入力することにより、契約価格テーブル作成部12は、その値引き幅に基づいて契約価格を算出する。
契約価格テーブル作成部12は、標準価格データベース11が更新されて標準価格テーブルに新しいサービスメニューが加わった場合には、そのサービスメニューについても、定義された値引き幅に基づいて契約価格を算出することができる。値引き幅が一律に定義されている際には、契約価格テーブル作成部12は、その定義された値引き幅に基づいて契約価格を算出することができる。
さらに、クラウドサービス(複数のサービスメニュー)は、第1の時間(例えば時間単位)の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、第1の時間よりも長い第2の時間(例えば月単位)の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューの2種類のサービスメニューがあってもよい。ここで、契約価格テーブル作成部12は、第1のサービスメニュー又は第2のサービスメニューに応じて異なる値引き幅を設定する。なお、クラウドサービスは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、第2の時間よりも長い第3の時間の経過毎に利用料金を加算する第3のサービスメニューの3種類(又は4種類以上)のサービスメニューがあってもよいし、
提示部17は、契約価格テーブル作成部12が作成した契約価格テーブルを顧客の画面上で提示するか、又は利用料金計算部16が計算した顧客の利用料金を顧客の画面上に提示することのいずれかのみを実行してもよい。
クラウドサービス料金提示システム10は、契約価格データベース13及び利用量データベース15を必ずしも備えなくてもよい。また、クラウドサービス料金提示システム10は、契約価格テーブルを提示部17で提示すること、利用料金計算部16で計算したクラウドサービスの利用料金を提示部17が顧客の画面上に提示すること、計算した利用料金を記載した請求書を請求書作成部18が顧客に対して作成すること、の少なくともいずれかのみを実行してもよい。いずれかの処理のみが実行される場合、それ以外の処理に必要な各要素はクラウドサービス料金提示システム10に備えられていなくともよい。
以上に説明した実施の形態1のバリエーションは、実施の形態2、3においても同様に実施できる。
実施の形態3にかかるクラウドサービス料金提示システム30において、実施の形態2にかかるパターンデータベース19が代理店側装置32に備えられていてもよい。これによる効果は、実施の形態2で上述した通りである。
また、サービスプロバイダ側装置31及び代理店側装置32が備える構成要素は、図14及び図15に示した通りに限られない。例えば、利用量取得部38及び利用量データベース39は代理店側装置32に設けられてもよい。
クラウドサービス料金提示システム30は、卸価格データベース35を必ずしも備えなくてもよい。請求書作成部42、44は、いずれかのみが設けられていてもよい。
上述したクラウドサービス料金提示システムの処理は、制御方法の1つとして、コンピュータに実行させることができる。例えば、実施の形態1に示した処理のフローを、制御プログラムとしてコンピュータに実行させてもよい。その他の処理フローについても同様にしてコンピュータに実行させることができる。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
10、20、30 クラウドサービス料金提示システム
11 標準価格データベース
12 契約価格テーブル作成部
13 契約価格データベース
14 利用量取得部
15 利用量データベース
16 利用料金計算部
17 提示部
18 請求書作成部
19 パターンデータベース
31 サービスプロバイダ側装置
32 代理店側装置
33 標準価格データベース
34 卸価格テーブル作成部
35 卸価格データベース
36 契約価格テーブル作成部
37 契約価格データベース
38 利用量取得部
39 利用量データベース
40 利用料金計算部
41 提示部
42 請求書作成部
43 販売料金計算部
44 請求書作成部

Claims (13)

  1. 利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する標準価格データベースと、
    前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成部と、
    前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上で提示する提示部と、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成部は、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成する、
    クラウドサービス料金提示システム。
  2. 利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する標準価格データベースと、
    前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成部と、
    前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得部と、
    前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する計算提示部と、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成部は、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成する、
    クラウドサービス料金提示システム。
  3. 利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する標準価格データベースと、
    前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成部と、
    前記顧客の前記サービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得部と、
    前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算する計算部と、
    前記計算部が計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成する請求書作成部と、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成部は、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成する、
    クラウドサービス料金提示システム。
  4. 利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する標準価格データベースと、
    前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成部と、
    前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成部と、
    前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上に提示する提示部と、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成部は、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成する、
    クラウドサービス料金提示システム。
  5. 利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する標準価格データベースと、
    前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成部と、
    前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成部と、
    前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得部と、
    前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する計算提示部と、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成部は、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成する、
    クラウドサービス料金提示システム。
  6. 利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルを格納する標準価格データベースと、
    前記標準価格データベースから取得した前記標準価格テーブルに基づいて、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成部と、
    前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成部と、
    前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得部と、
    前記契約価格テーブル作成部が作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算するか、又は、前記卸価格テーブル作成部が作成した前記卸価格テーブル及び前記利用量取得部が取得した前記利用量に基づいて、前記サービスプロバイダの前記顧客が使用した分の前記クラウドサービスの販売料金を計算することの少なくともいずれかを実行する計算部と、
    前記計算部が計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成するか、又は、前記計算部が計算した前記販売料金を全顧客で合算した費用を算出し、当該費用を前記サービスプロバイダの前記代理店に対する費用として記載した請求書を作成することの少なくともいずれかを実行する請求書作成部と、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成部は、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成する、
    クラウドサービス料金提示システム。
  7. 前記クラウドサービス料金提示システムは、前記複数のサービスメニューの前記契約価格の算出パターンを複数格納するパターンデータベースをさらに備え、
    前記契約価格テーブル作成部は、前記パターンデータベースに格納された複数の前記算出パターンの中から選択された1の前記算出パターンに応じて前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成する、
    請求項1〜6いずれか一項に記載のクラウドサービス料金提示システム。
  8. クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、
    利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
    前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上で提示する提示ステップと、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成ステップは、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成するステップを含む、
    クラウドサービス料金提示方法。
  9. クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、
    利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
    前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得ステップと、
    前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する提示ステップと、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成ステップは、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成するステップを含む、
    クラウドサービス料金提示方法。
  10. クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、
    利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
    前記顧客の前記サービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得ステップと、
    前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算する料金計算ステップと、
    前記料金計算ステップにて計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成する請求書作成ステップと、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成ステップは、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成するステップを含む、
    クラウドサービス料金提示方法。
  11. クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、
    利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成ステップと、
    前記卸価格テーブル作成ステップにて作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
    前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブルを前記顧客の画面上に提示する提示ステップと、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成ステップは、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成するステップを含む、
    クラウドサービス料金提示方法。
  12. クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、
    利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成ステップと、
    前記卸価格テーブル作成ステップにて作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
    前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用料取得ステップと、
    前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用料取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算して前記顧客の画面上に提示する提示ステップと、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成ステップは、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成するステップを含む、
    クラウドサービス料金提示方法。
  13. クラウドサービス料金提示システムが実行するクラウドサービス料金提示方法であって、
    利用量に基づいて利用料金が決定されるクラウドサービスを構成する複数のサービスメニューについて、当該複数のサービスメニューを提供するサービスプロバイダの当該複数のサービスメニュー毎の単位あたりの標準価格を保持した標準価格テーブルに基づき、前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの代理店の卸価格を保持した卸価格テーブルを作成する卸価格テーブル作成ステップと、
    前記卸価格テーブル作成ステップにて作成した前記卸価格テーブルに基づいて、顧客に応じた前記複数のサービスメニュー毎の単位あたりの契約価格を保持した契約価格テーブルを作成する契約価格テーブル作成ステップと、
    前記顧客の前記複数のサービスメニュー毎の利用量を取得する利用量取得ステップと、
    前記契約価格テーブル作成ステップにて作成した前記契約価格テーブル及び前記利用量取得ステップにて取得した前記利用量に基づいて、前記顧客の前記クラウドサービスの利用料金を計算するか、又は、作成した前記卸価格テーブル及び取得した前記利用量に基づいて、前記サービスプロバイダの前記顧客が使用した分の前記クラウドサービスの販売料金を計算することの少なくともいずれかを実行する料金計算ステップと、
    前記料金計算ステップにて計算した前記利用料金を記載した請求書を前記顧客に対して作成するか、又は、計算した前記販売料金を全顧客で合算した費用を算出し、当該費用を前記サービスプロバイダの前記代理店に対する費用として記載した請求書を作成することの少なくともいずれかを実行する請求書作成ステップと、を備え
    前記複数のサービスメニューは、第1の時間の経過毎に利用料金を加算する第1のサービスメニューと、前記第1の時間よりも長い第2の時間の経過毎に利用料金を加算する第2のサービスメニューと、を少なくとも有し、
    前記契約価格テーブル作成ステップは、前記第1のサービスメニュー又は前記第2のサービスメニューに応じて前記標準価格からの異なる値引き幅を設定し、設定した当該値引き幅を用いて前記標準価格から顧客に応じた前記契約価格を算出し、当該契約価格を保持した前記契約価格テーブルを作成するステップを含む、
    クラウドサービス料金提示方法。
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