JP6943318B1 - プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】クラウドサービスを利用する機能の運用コストを適切に把握できる技術を提供すること。【解決手段】コンピュータに、クラウドサービスにより提供され、第1機能で利用される第1サービスと第2サービスとの入出力の関連性を示す第1情報と、前記クラウドサービスにより提供され、第2機能で利用される前記第1サービスと第3サービスとの入出力の関連性を示す第2情報とに基づいて、前記第1機能と前記第2機能とのうち、少なくとも一方による前記クラウドサービスの利用料金を算出する処理と、を実行させる。【選択図】図7

Description

本開示は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置に関する。
従来、クラウドサービス(パブリッククラウドサービス)を利用して、システムを構築する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2018−170715号公報
しかしながら、従来技術では、例えば、クラウドサービスを利用してシステムを構築する場合に、当該システムにて提供する機能(サービス)毎の運用コストを適切に把握できない場合があるという問題がある。本開示は、クラウドサービスを利用する機能の運用コストを適切に把握できる技術を提供することを目的とする。
本開示の第1の態様によるプログラムは、コンピュータに、クラウドサービスにより提供され、第1機能で利用される第1サービスと第2サービスとの入出力の関連性を示す第1情報と、前記クラウドサービスにより提供され、第2機能で利用される前記第1サービスと第3サービスとの入出力の関連性を示す第2情報とに基づいて、前記第1機能と前記第2機能とのうち、少なくとも一方による前記クラウドサービスの利用料金を算出する処理と、を実行させる。これにより、クラウドサービスを利用する機能の運用コストを適切に把握できる。
また、本開示の第2の態様は、第1の態様に記載のプログラムであって、前記算出する処理では、前記第1情報と、前記第2情報と、前記クラウドサービスにより提供される複数のサービスのそれぞれの利用料金と、に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する。
また、本開示の第3の態様は、第1または2の態様に記載のプログラムであって、前記算出する処理では、前記第1サービス及び前記第2サービスのそれぞれの料金表の情報と、前記第1機能による前記第1サービス及び前記第2サービスのそれぞれの利用量とに基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する。
また、本開示の第4の態様は、第1から3のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記算出する処理では、前記第1サービスの利用料金と、前記第1機能による前記第1サービスの利用量と、前記第2機能による前記第1サービスの利用量とに基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する。
また、本開示の第5の態様は、第1から4のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記算出する処理では、前記第1サービスの利用料金と、前記第1機能による前記第2サービスの利用料金と、前記第2機能による前記第3サービスの利用料金と、に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する。
また、本開示の第6の態様は、第1から5のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記コンピュータに、算出された前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金が閾値以上である場合、警告を出力する処理を実行させる。
また、本開示の第7の態様は、第1から6のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記コンピュータに、算出された前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金が閾値以上である場合、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金が当該閾値未満となる前記第2サービスの構成を提示する処理を実行させる。
また、本開示の第8の態様は、第1から7のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記算出する処理では、ユーザに入力された、前記第1機能を利用する利用者の数、及び機器の数の少なくとも一方と、前記第1サービス、及び前記第2サービスのそれぞれの料金表の情報とに基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する。
また、本開示の第9の態様は、第8の態様に記載のプログラムであって、前記算出する処理では、ユーザに入力された、前記第1機能を利用する利用者の数、及び機器の数の少なくとも一方に基づいて、前記第1サービス、及び前記第2サービスの少なくとも一方のグレードを決定し、決定したグレードの料金表の情報に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する。
また、本開示の第10の態様は、第1から9のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記コンピュータに、算出された前記第1機能による前記クラウドサービスの実績額と予測額との乖離度が閾値以上である場合、警告を出力する処理を実行させる。
また、本開示の第11の態様は、第1から10のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記第1サービスは、第1閾値以下の利用量に対しては第1単価で課金され、前記第1閾値を超える部分の利用量に対しては前記第1単価よりも低い第2単価で課金されるサービスであり、前記コンピュータに、前記第1機能、及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第1閾値を超える場合、前記第1機能により前記第2機能による前記第1サービスの利用料金が低減されている額に基づく情報を出力する処理を実行させる。
また、本開示の第12の態様は、第1から11のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記第1サービスは、第1閾値以下の利用量に対しては第1単価で課金され、前記第1閾値を超える部分の利用量に対しては前記第1単価よりも低い第2単価で課金されるサービスであり、前記算出する処理では、前記第1機能による前記第1サービスの利用量のうち、前記第1機能、及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第1閾値を超える部分に対して、当該第2単価に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する。
また、本開示の第13の態様は、第1から12のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記第1サービスは、第2閾値以下の利用量に対しては非課金とされるサービスであり、前記コンピュータに、前記第1機能及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第2閾値を超える場合、前記第1機能により前記第2機能による前記第1サービスの利用料金が増加されている額に基づく情報を出力する処理を実行させる。
また、本開示の第14の態様は、第1から12のいずれかの態様に記載のプログラムであって、前記第1サービスは、第2閾値以下の利用量に対しては非課金とされ、前記第2閾値を超える部分の利用量に対しては第3単価で課金されるサービスであり、前記算出する処理では、前記第1機能による前記第1サービスの利用量のうち、前記第1機能及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第2閾値を超える部分に対して、当該第3単価に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する。
本開示の第15の態様による情報処理方法は、情報処理装置が、クラウドサービスにより提供され、第1機能で利用される第1サービスと第2サービスとの入出力の関連性を示す第1情報と、前記クラウドサービスにより提供され、第2機能で利用される前記第1サービスと第3サービスとの入出力の関連性を示す第2情報とに基づいて、前記第1機能と前記第2機能とのうち、少なくとも一方による前記クラウドサービスの利用料金を算出する処理を実行する。
本開示の第16の態様による情報処理装置は、クラウドサービスにより提供され、第1機能で利用される第1サービスと第2サービスとの入出力の関連性を示す第1情報と、前記クラウドサービスにより提供され、第2機能で利用される前記第1サービスと第3サービスとの入出力の関連性を示す第2情報とに基づいて、前記第1機能と前記第2機能とのうち、少なくとも一方による前記クラウドサービスの利用料金を算出する算出部を有する。
実施形態に係る通信システムのシステム構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置、サーバ、端末、及び機器のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る遠隔制御機能での処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る機器DBに記憶される情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る遠隔監視機能での処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る設計データに含まれる情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る料金表データに含まれる情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る実績データに含まれる情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る情報処理装置の表示画面の一例について説明する図である。
以下、各実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
<システム構成>
はじめに、通信システム1のシステム構成について説明する。図1は、実施形態に係る通信システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信システム1は、情報処理装置10を有する。また、通信システム1は、サーバ20A−1、サーバ20A−2、サーバ20A−3、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に、「サーバ20A」と称する。)、サーバ20B−1、サーバ20B−2、サーバ20B−3、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に、「サーバ20B」と称する。)、サーバ20C−1、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に、「サーバ20C」と称する。)、サーバ20D−1、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に、「サーバ20D」と称する。)を有する。なお、以下で、サーバ20A、サーバ20B、サーバ20C、サーバ20Dを区別する必要がない場合は、単に、「サーバ20」と称する。)
また、通信システム1は、端末30A、端末30B、端末30C、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に、「端末30」と称する。)を有する。
また、通信システム1は、機器40A、機器40B、機器40C、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に、「機器40」と称する。)を有する。なお、情報処理装置10、サーバ20、端末30、及び機器40の数は、図1の例に限定されない。
情報処理装置10、サーバ20、端末30、及び機器40は、例えば、インターネット、無線LAN(Local Area Network)、及び携帯電話網等のネットワークNW(「第2ネットワーク」の一例。)を介して通信できるように接続されてもよい。なお、携帯電話網には、例えば、LTE(Long Term Evolution)及び5G(第5世代移動通信システム、5th Generation)等の無線通信システムが含まれてもよい。
情報処理装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ、またはサーバ用のコンピュータでもよい。情報処理装置10は、例えば、端末30、及び機器40のユーザに所定の機能(サービス)を提供する事業者により運用されてもよい。
情報処理装置10は、例えば、端末30、及び機器40のユーザに提供する1以上の機能毎に、クラウドサービスの運用コストの予測値、及び実績値を算出する。
サーバ20は、例えば、パブリッククラウドサービス事業者により提供されるサーバでもよい。なお、サーバ20は、クラウドサービスにおける仮想的なコンピュータ(インスタンス)でもよい。また、サーバ20は、CPU、メモリ、及びストレージサイズ等のスペックの値を、端末30、及び機器40のユーザに所定の機能(サービス)を提供する事業者(パブリッククラウドサービスの利用者)が指定できるようされていてもよい。
サーバ20Aは、例えば、API(Application Programming Interface)の公開、端末30のユーザの認証、及びルーティング等の機能を提供するAPIゲートウェイサービスのインスタンスでもよい。
サーバ20Bは、例えば、発生したイベントに応じて、パブリッククラウドサービスの利用者により予め設定されているコード(プログラム、スクリプト、コンパイル済みの実行コード)を実行するサービスのインスタンスでもよい。
サーバ20Cは、例えば、データベースサービスのインスタンスでもよい。サーバ20Dは、例えば、IoT(Internet of Things)機器の認証、データ取得、管理等を行うIoTサービスを提供するインスタンスでもよい。
端末30は、例えば、ユーザが利用するスマートフォン、タブレット端末、及びパーソナルコンピュータ等の情報処理端末でもよい。機器40は、例えば、エッジサーバ、空気調和装置、及び各種センサ等の機器でもよい。
<ハードウェア構成>
次に、実施形態に係る通信システム1の情報処理装置10、サーバ20、端末30、及び機器40のハードウェア構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置10、サーバ20、端末30、及び機器40のハードウェア構成の一例を示す図である。以下では、情報処理装置10を例として説明する。なお、サーバ20、端末30、及び機器40のハードウェア構成は、情報処理装置10のハードウェア構成と同様でもよい。
図2に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103を有する。また、情報処理装置10は、補助記憶装置104、表示装置105、操作装置106、I/F(Interface)装置107、ドライブ装置108を有する。情報処理装置10の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続される。
CPU101は、補助記憶装置104にインストールされている各種プログラム(例えば、機械学習プログラム等)を実行する演算デバイスである。ROM102は、不揮発性メモリである。ROM102は、主記憶デバイスとして機能し、補助記憶装置104にインストールされている各種プログラムをCPU101が実行するために必要な各種プログラムやデータ等を格納する。具体的には、ROM102はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する。
RAM103は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM103は、主記憶デバイスとして機能し、補助記憶装置104にインストールされている各種プログラムがCPU101によって実行される際に展開される作業領域を提供する。
補助記憶装置104は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する。
表示装置105は、各種の情報を表示する表示デバイスである。操作装置106は、各種操作を受け付けるための操作デバイスである。I/F装置107は、外部の機器と通信する通信デバイスである。
ドライブ装置108は記録媒体110をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体110には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体110には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置104にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体110がドライブ装置108にセットされ、該記録媒体110に記録された各種プログラムがドライブ装置108により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置104にインストールされる各種プログラムは、不図示のネットワークよりダウンロードされることで、インストールされてもよい。
<機能構成>
次に、図3を参照し、実施形態に係る情報処理装置10の機能構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。
≪情報処理装置10≫
情報処理装置10は、記憶部11、受付部12、取得部13、算出部14、出力部15、及び制御部16を有する。これら各部は、例えば、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムと、情報処理装置10のCPU101等のハードウェアとの協働により実現されてもよい。
記憶部11は、各種の情報を記憶する。受付部12は、管理者からの各種の操作を受け付ける。取得部13は、サーバ20等の外部装置、及び記憶部11から情報を取得する。
算出部14は、サーバ20の運用コストの算出を行う。出力部15は、算出部14により算出された運用コストに基づく表示等を行う。出力部15は、例えば、外部装置の画面に表示させてもよい。制御部16は、情報処理装置10の各部を制御する。
<処理>
次に、図4から図11を参照し、実施形態に係る通信システム1の処理の一例について説明する。
《遠隔制御》
まず、図4、及び図5を参照し、遠隔制御機能(「第1機能」の一例。)を提供する際の処理の一例について説明する。図4は、実施形態に係る遠隔制御機能での処理の一例を示すシーケンス図である。図5は、実施形態に係る機器DB501に記憶される情報の一例について説明する図である。
ステップS101において、端末30Aは、機器40Aを制御する操作をユーザAから受け付ける。続いて、端末30Aは、当該操作に応じた制御リクエストをサーバ20A−1に送信する(ステップS102)。ここで、端末30Aは、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による制御リクエストを送信してもよい。
続いて、サーバ20A−1は、受信した制御リクエストに応じたサーバ20B−1に、当該制御リクエストを転送する(ステップS103)。ここで、サーバ20A−1は、例えば、端末30Aから受信した制御リクエストのURL(Uniform Resource Locator)に基づいて、当該制御リクエストの転送先を決定してもよい。
続いて、サーバ20B−1は、受信した制御リクエストに基づいて、機器DB501に記憶されている機器40Aに関する機器データを取得する要求(検索クエリ)をサーバ20C−1に送信する(ステップS104)。
続いて、サーバ20C−1は、要求された機器データをサーバ20B−1に送信する(ステップS105)。ここで、サーバ20C−1は、サーバ20C−1の機器DB501に記録されている機器データを、サーバ20B−1に送信する。図5の例では、機器DB501には、機器IDに対応付けて、機器データが記録されている。機器IDは、機器40の識別情報である。機器データには、例えば、機器40の各種の状態を示す情報等が含まれてもよい。機器40が空気調和装置である場合、機器データには、例えば、当該空気調和装置の設定温度、及び当該空気調和装置により測定された室内温度等の情報が含まれてもよい。
続いて、サーバ20B−1は、当該データと当該制御リクエストとに応じた制御コマンドをサーバ20D−1に送信する(ステップS106)。
続いて、サーバ20D−1は、当該制御コマンドを機器40Aに送信する(ステップS107)。続いて、機器40Aは、受信した制御コマンドに応じた制御を実行する(ステップS108)。これにより、端末30AのユーザAは、例えば、空気調和装置の設定温度を1℃高くする等の操作を遠隔から行うことができる。
《遠隔監視》
図5、及び図6を参照し、遠隔監視機能(「第2機能」の一例。)を提供する際の処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る遠隔監視機能での処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS201において、端末30Aは、機器40Aを遠隔監視する操作をユーザAから受け付ける。続いて、端末30Aは、当該操作に応じた監視リクエストをサーバ20A−2に送信する(ステップS202)。ここで、端末30Aは、例えば、HTTPによる監視リクエストを送信してもよい。
続いて、サーバ20A−2は、受信した監視リクエストに応じたサーバ20B−2に、当該監視リクエストを転送する(ステップS203)。ここで、サーバ20A−2は、例えば、端末30Aから受信した監視リクエストのURLに基づいて、当該監視リクエストの転送先を決定してもよい。
続いて、サーバ20B−2は、受信した監視リクエストに基づいて、機器DB501に記憶されている、機器40Aの機器データを取得する要求(クエリ)をサーバ20C−1に送信する(ステップS204)。なお、サーバ20C−1の機器DB501には、サーバ20D等により、機器40Aの機器データが所定のタイミングで記録されていてもよい。
続いて、サーバ20C−1は、要求された機器データをサーバ20B−2に送信する(ステップS205)。ここで、サーバ20C−1は、機器DB501に機器40Aの機器IDに対応付けて記録されている機器データを、サーバ20B−1に送信する。
続いて、サーバ20B−2は、当該機器データを、サーバ20A−2に送信する(ステップS206)。続いて、サーバ20A−2は、当該機器データを、端末30Aに送信する(ステップS207)。続いて、端末30Aは、受信した機器データを画面に表示させる(ステップS208)。これにより、端末30AのユーザAは、例えば、空気調和装置の設定温度、及び室内温度等を遠隔から把握することができる。
《運用コスト算出》
図7から図11を参照し、情報処理装置10が各サーバ20の運用コスト(利用料金)を算出する際の処理の一例について説明する。図7は、実施形態に係る情報処理装置10の処理の一例を示すフローチャートである。図8は、実施形態に係る設計データ801に含まれる情報の一例について説明する図である。図9は、実施形態に係る料金表データ901に含まれる情報の一例について説明する図である。図10は、実施形態に係る実績データ1001に含まれる情報の一例について説明する図である。図11は、実施形態に係る情報処理装置10の表示画面の一例について説明する図である。
ステップS301において、算出部14は、設計データ801と、料金表データ901とに基づき、各サーバ20の運用コストの予測額を算出する。なお、設計データ801、及び料金表データ901は、例えば、管理者の操作等により、予め情報処理装置10の記憶部11に設定されていてもよい。
図8の例では、設計データ801には、機能IDに対応付けて、機能利用量、及び各サーバ20間のデータの入出力の関連性を示す情報が設定されている。機能IDは、例えば、端末30、及び機器40のユーザに提供される機能(サービス)の識別情報である。機能利用量は、例えば、各機能が1月当たりに利用される回数の予測値でもよい。図8の例では、「遠隔制御」機能が1回利用される毎に、サーバ20A−1、サーバ20B−1、サーバ20C−1、及びサーバ20D−1が1回ずつ利用される。
算出部14は、管理者(情報処理装置10のユーザ)に入力された、各機能を利用する利用者の数、及び機器の数の少なくとも一方に基づいて、機能利用量を算出してもよい。この場合、算出部14は、例えば、入力された数に、機能毎に設定されている所定の係数を乗算した値を、各機能の機能利用量として算出してもよい。
また、算出部14は、管理者に入力された、各機能を利用する利用者の数、及び機器の数の少なくとも一方に基づいて、各サーバ20のグレードを決定し、決定したグレードの料金表の情報に基づいて、各機能によるクラウドサービスの利用料金の予測額を算出してもよい。この場合、算出部14は、例えば、入力された数に、機能毎に設定されている所定の係数を乗算した値を、各機能の機能利用量として算出してもよい。そして、算出部14は、算出した機能利用量と、各サーバ20間のデータの入出力の関連性を示す情報とに基づいて、各サーバ20の利用量を推定してもよい。そして、算出部14は、推定した利用量と、予め設定されている利用量とグレードとの対応表のデータとに基づいて、各サーバ20のグレードを決定してもよい。なお、当該グレードは、例えば、サーバ20のCPU、メモリ、及びストレージサイズ等のスペックに応じて、パブリッククラウドサービス事業者により規定されていてもよい。
また、図8の例では、端末30から送信されたデータがサーバ20A−1に受信されると、サーバ20A−1からサーバ20B−1にデータが送信されることが示されている。
図9の例では、料金表データ901には、サーバ種別に対応付けて、各料金表のデータが記録されている。サーバ種別は、サーバ20により提供されるサービスに応じた種別である。料金表データ901は、例えば、パブリッククラウドサービス事業者により提供されてもよい。サーバ20の料金は、例えば、月間でのリクエスト数が閾値以下の場合は100万リクエスト当たり第1額(例えば、300円)、月間でのリクエスト数が当該閾値を超過した場合は100万リクエスト当たり第1額よりも安い第2額(例えば、200円)と設定されてもよい。
続いて、算出部14は、実績データ1001に基づき、各サーバ20の運用コストの実績額を算出する(ステップS302)。ここで、実績データ1001は、例えば、サーバ20から取得され、予め情報処理装置10の記憶部11に記録されていてもよい。
図10の例では、実績データ1001には、サーバID(リソースID、インスタンスID)毎の請求額と利用量とが含まれている。サーバIDは、各サーバ20の識別情報である。請求額は、パブリッククラウドサービス事業者から請求された各サーバ20の利用料金(利用料金の実績値)である。利用量は、端末30等のユーザにより各サーバ20が使用された量を示す情報である。利用量には、データの送信元の情報が含まれていてもよい。
ステップS301、及びステップS302において、算出部14は、各機能で利用される各サーバ20の入出力の関連性を示す情報に基づいて、各機能によるクラウドサービスの利用料金を算出してもよい。
この場合、まず、取得部13は、例えば、「遠隔制御」機能で利用されるサーバ20A−1、サーバ20B−1、サーバ20C−1、及びサーバ20D−1の間の入出力の関連性を示す情報を、設計データ801または実績データ1001から取得してもよい。また、取得部13は、例えば、「遠隔監視」機能で利用されるサーバ20A−2、サーバ20B−2、及びサーバ20C−1の間の入出力の関連性を示す情報を、設計データ801または実績データ1001から取得してもよい。
また、取得部13は、例えば、各サーバの利用量の予測値を、設計データ801に含まれる機能利用量、及び各サーバ20間のデータの入出力の関連性を示す情報に基づいて算出してもよい。また、取得部13は、例えば、実績データ1001に含まれる各サーバ20の利用量を、各サーバの利用量の実績値として用いてもよい。
そして、算出部14は、料金表データ901に含まれる各サーバ20の料金表の情報と、各機能による各サーバ20の利用量の予測値に基づいて、各機能によるクラウドサービスの利用料金の予測値を算出してもよい。また、算出部14は、料金表データ901に含まれる各サーバ20の料金表の情報と、各機能による各サーバ20の利用量の実績値とに基づいて、各機能によるクラウドサービスの利用料金の実績値を算出してもよい。
また、算出部14は、各機能で利用される各サーバ20の入出力の関連性を示す情報と、各サーバ20の利用料金とに基づいて、各機能によるクラウドサービスの利用料金を算出してもよい。この場合、算出部14は、例えば、複数の機能により使用される一のサーバ20の利用料金の実績値を、各機能による当該サーバ20の使用量に応じて配分(按分)してもよい。例えば、「遠隔制御」機能と「遠隔監視」機能とで共通に利用されるサーバ20C−1の利用料金の実績値が30万円であり、「遠隔制御」機能にてサーバ20B−1がサーバ20C−1を1万回利用し、「遠隔監視」機能にてサーバ20B−2がサーバ20C−1を2万回利用したとする。この場合、算出部14は、「遠隔制御」機能によるサーバ20C−1の利用料金は10万円(=30万円/3万回×1万回)、「遠隔監視」機能によるサーバ20C−1の利用料金は20万円(=30万円/3万回×2万回)と算出してもよい。
また、算出部14は、第1機能及び第2機能で共に利用される各サーバ20(以下で、適宜「共通サービス」とも称する。)の利用料金と、第1機能で利用される各サーバ20の利用料金と、第2機能で利用される各サーバ20の利用料金とに基づいて、第1機能によるクラウドサービスの利用料金を算出してもよい。この場合、算出部14は、例えば、複数の機能により使用される一のサーバ20の利用料金の実績値を、各機能による当該サーバ20の利用料金の実績値に応じて配分(按分)してもよい。この場合、算出部14は、例えば、複数の機能にて共通で利用される、セキュリティ監視やログ監視等のサービスの請求額を、各機能のみで利用される各サービスの請求額の合計額の比に応じて配分してもよい。
(ボリュームディスカウントに対する対応)
また、算出部14は、共通サービスの請求額が、ボリュームディスカウントにより、第1閾値以下の利用量に対しては第1単価で課金され、第1閾値を超える部分の利用量に対しては第1単価よりも低い第2単価で課金される場合、以下のような処理を実行してもよい。
算出部14は、共通サービスの利用量が第1閾値を超える場合、第1機能により第2機能による前記第1サービスの利用料金が低減されている額を算出し、出力部15に出力させてもよい。これにより、例えば、採算が合わない第1機能を廃止してボリュームディスカウントが減少することによる第2機能の利用料金への影響を把握できる。
また、算出部14は、第1機能による共通サービスの利用量のうち、前記第1機能、及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が第1閾値を超える部分に対して、当該第2単価に基づいて、第1機能によるクラウドサービスの利用料金の予測額を算出してもよい。これにより、例えば、共通サービスが第1機能によりボリュームディスカウントされている場合、当該ボリュームディスカウントされている額は、すべて第1機能の分として配分される。これにより、例えば、採算が合わない第1機能を廃止するか判断する場合に、第1機能が新規に追加されたとみなした場合のコストを把握できる。
(無料枠への対応)
共通サービスが、第2閾値以下の利用量に対しては非課金(無料、請求額無し)とされるサービスである場合、算出部14は、共通サービスの利用量が第2閾値を超える場合に、第1機能により第2機能による共通サービスの利用料金が増加されている額を算出し、出力部15に出力させてもよい。これにより、例えば、採算が合わない第1機能を廃止して無料枠が第1機能により消費されなくなることによる第2機能の利用料金への影響を把握することができる。
共通サービスが、第2閾値以下の利用量に対しては非課金とされ、第2閾値を超える部分の利用量に対しては第3単価で課金されるサービスである場合、算出部14は、第1機能による共通サービスの利用量のうち、第1機能及び第2機能による共通サービスの利用量が第2閾値を超える部分に対して、当該第3単価に基づいて、第1機能によるクラウドサービスの利用料金の予測額を算出してもよい。これにより、無料枠は、すべて第1機能の分として割り当てられる。そのため、例えば、採算が合わない第2機能を廃止するか判断する場合に、第2機能が新規に追加されたとみなした場合のコストを把握できる。
続いて、出力部15は、算出部14により算出されたデータに基づいたグラフ等を画面に表示させる(ステップS303)。ここで、出力部15は、算出部14により算出された、第1機能によるクラウドサービスの利用料金の予測値または実績値が、第1機能に応じた閾値以上である場合、警告を出力してもよい。これにより、例えば、端末30、及び機器40のユーザに所定の機能を提供する事業者は、当該第1機能による運用コストが許容限度額を超えることを把握することができる。
図11の例では、出力部15は、表示画面1101において、設計データ801に基づき、各機能で利用される各サーバ20の入出力の関連性を示すシステム構成図を表示させている。また、各機能の運用コスト1111から1114と、各機能で利用される各サーバ20の運用コスト1112から1115、1122、及び1123を表示させている。
図11の例では、「遠隔制御」機能のみで利用されるサーバ20A−1、及びサーバ20B−1の運用コスト1112及び1113は、それぞれ「10.2」ドル及び「4.3」ドルであることが示されている。また、「遠隔制御」機能で利用されるサーバ20D−1の利用量に応じた運用コスト1115と、サーバ20D−1が外部に送信するメッセージの利用量に応じた運用コスト1116とは、それぞれ「2.3」ドルと「7.3」ドルであることが示されている。
また、「遠隔監視」機能のみで利用されるサーバ20A−2、及びサーバ20B−2の運用コスト1122及び1123は、それぞれ「6.1」ドル及び「50.8」ドルであることが示されている。
また、「遠隔制御」機能と「遠隔監視」機能とで共通に利用されるサーバ20C−1(共通サービス)の運用コスト1114は「18.0」ドルであることが示されている。また、サーバ20B−1からのサーバ20C−1へのアクセス数(リクエスト数、利用量)は3000回であり、サーバ20B−2からのサーバ20C−1へのアクセス数は6000回であることが示されている。
また、運用コスト1114の「18.0」ドルが、各機能によるアクセス数の比の値に応じて配分され、「遠隔制御」機能の運用コスト1111は「30.1」ドルと算出され、「遠隔監視」機能の運用コスト1121は「68.9」ドルと算出されていることが示されている。また、運用コスト1121を示すオブジェクトを、通常の表示態様とは異なる所定の表示態様(例えば、赤色)で表示することにより、管理者に警告を報知している。
また、出力部15は、算出部14により算出された第1機能によるクラウドサービスの利用料金が第1機能に応じた閾値以上である場合、第1機能によるクラウドサービスの利用料金が当該閾値未満となる各サーバ20の構成(グレード)を提示してもよい。この場合、出力部15は、例えば、第1機能で利用される各サーバ20の各グレードの料金表の情報に基づいて、第1機能によるクラウドサービスの利用料金の予測額が当該閾値未満となる当該各サーバ20のグレードをそれぞれ判定して出力してもよい。これにより、例えば、端末30、及び機器40のユーザに所定の機能を提供する事業者は、当該第1機能による運用コストが許容限度額を超えない、サーバ20のグレードを把握することができる。
また、出力部15は、算出部14により算出された第1機能によるクラウドサービスの実績額と予測額との乖離度が閾値以上である場合、警告を出力してもよい。この場合、出力部15は、例えば、当該実績額と当該予測額との比の値が閾値以上である場合、警告を出力してもよい。
<変形例>
情報処理装置10の各機能部は、例えば1以上のコンピュータにより実行されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。この場合、例えば、運用コスト等の計算をクラウド上の算出部14にて実行させ、その結果を端末に表示させてもよい。
以上、実施形態を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 通信システム
10 情報処理装置
11 記憶部
12 受付部
13 取得部
14 算出部
15 出力部
16 制御部
20 サーバ
30 端末
40 機器

Claims (16)

  1. コンピュータに、
    クラウドサービスにより提供され、第1機能で利用される第1サービスと第2サービスとの入出力の関連性を示す第1情報と、前記クラウドサービスにより提供され、第2機能で利用される前記第1サービスと第3サービスとの入出力の関連性を示す第2情報とに基づいて、前記第1機能と前記第2機能とのうち、少なくとも一方による前記クラウドサービスの利用料金を算出する処理と、
    を実行させるプログラム。
  2. 前記算出する処理では、
    前記第1情報と、前記第2情報と、前記クラウドサービスにより提供される複数のサービスのそれぞれの利用料金と、に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記算出する処理では、
    前記第1サービス及び前記第2サービスのそれぞれの料金表の情報と、前記第1機能による前記第1サービス及び前記第2サービスのそれぞれの利用量とに基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する、
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記算出する処理では、
    前記第1サービスの利用料金と、前記第1機能による前記第1サービスの利用量と、前記第2機能による前記第1サービスの利用量とに基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記算出する処理では、
    前記第1サービスの利用料金と、
    前記第1機能による前記第2サービスの利用料金と、
    前記第2機能による前記第3サービスの利用料金と、に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金を算出する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    算出された前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金が閾値以上である場合、警告を出力する処理を実行させる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータに、
    算出された前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金が閾値以上である場合、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金が当該閾値未満となる前記第2サービスの構成を提示する処理を実行させる、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記算出する処理では、
    ユーザに入力された、前記第1機能を利用する利用者の数、及び機器の数の少なくとも一方と、前記第1サービス、及び前記第2サービスのそれぞれの料金表の情報とに基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 前記算出する処理では、
    ユーザに入力された、前記第1機能を利用する利用者の数、及び機器の数の少なくとも一方に基づいて、前記第1サービス、及び前記第2サービスの少なくとも一方のグレードを決定し、決定したグレードの料金表の情報に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する、
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記コンピュータに、
    算出された前記第1機能による前記クラウドサービスの実績額と予測額との乖離度が閾値以上である場合、警告を出力する処理を実行させる、
    請求項1から9のいずれか一項に記載のプログラム。
  11. 前記第1サービスは、第1閾値以下の利用量に対しては第1単価で課金され、前記第1閾値を超える部分の利用量に対しては前記第1単価よりも低い第2単価で課金されるサービスであり、
    前記コンピュータに、
    前記第1機能、及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第1閾値を超える場合、前記第1機能により前記第2機能による前記第1サービスの利用料金が低減されている額に基づく情報を出力する処理を実行させる、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のプログラム。
  12. 前記第1サービスは、第1閾値以下の利用量に対しては第1単価で課金され、前記第1閾値を超える部分の利用量に対しては前記第1単価よりも低い第2単価で課金されるサービスであり、
    前記算出する処理では、
    前記第1機能による前記第1サービスの利用量のうち、前記第1機能、及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第1閾値を超える部分に対して、当該第2単価に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する、
    請求項1から11のいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記第1サービスは、第2閾値以下の利用量に対しては非課金とされるサービスであり、
    前記コンピュータに、
    前記第1機能及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第2閾値を超える場合、前記第1機能により前記第2機能による前記第1サービスの利用料金が増加されている額に基づく情報を出力する処理を実行させる、
    請求項1から12のいずれか一項に記載のプログラム。
  14. 前記第1サービスは、第2閾値以下の利用量に対しては非課金とされ、前記第2閾値を超える部分の利用量に対しては第3単価で課金されるサービスであり、
    前記算出する処理では、
    前記第1機能による前記第1サービスの利用量のうち、前記第1機能及び前記第2機能による前記第1サービスの利用量が前記第2閾値を超える部分に対して、当該第3単価に基づいて、前記第1機能による前記クラウドサービスの利用料金の予測額を算出する、
    請求項1から13のいずれか一項に記載のプログラム。
  15. 情報処理装置が、
    クラウドサービスにより提供され、第1機能で利用される第1サービスと第2サービスとの入出力の関連性を示す第1情報と、前記クラウドサービスにより提供され、第2機能で利用される前記第1サービスと第3サービスとの入出力の関連性を示す第2情報とに基づいて、前記第1機能と前記第2機能とのうち、少なくとも一方による前記クラウドサービスの利用料金を算出する処理を実行する情報処理方法。
  16. クラウドサービスにより提供され、第1機能で利用される第1サービスと第2サービスとの入出力の関連性を示す第1情報と、前記クラウドサービスにより提供され、第2機能で利用される前記第1サービスと第3サービスとの入出力の関連性を示す第2情報とに基づいて、前記第1機能と前記第2機能とのうち、少なくとも一方による前記クラウドサービスの利用料金を算出する算出部を有する情報処理装置。
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