JP6353904B2 - 医薬品容器及び医薬品製剤 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、日本国特願2014−135138号の優先権を主張し、引用によって本願明細書の記載に組み込まれる。
本発明は、医薬品容器及び医薬品製剤に関する。
従来から、注射筒に薬剤が予め充填されたプレフィルドシリンジ製剤が知られている。この種のプレフィルドシリンジ製剤の注射筒に用いられる材料には、ポリプロピレン系樹脂や環状オレフィン系樹脂等が用いられている。なかでも、透明性、耐薬品性等の観点から、環状オレフィン系樹脂が好適に用いられている(特許文献1等)。
ところで、薬剤の中には、紫外線によって品質や性状が変化する薬剤がある。このような薬剤がプレフィルドシリンジ製剤の薬剤として用いられた場合、注射筒内に充填された薬剤が紫外線に曝されないようにする必要がある。
このような問題に対して、薬剤が充填された注射筒を遮光ラベルで被覆する方法や、遮光性を有する包装体の中にプレフィルドシリンジを収納する方法が提案されている(特許文献2、3等)。
日本国特開平10−152566号公報 日本国特許第5245189号公報 日本国特開2012−157703号公報
しかしながら、これまでに提案されている方法では、遮光ラベルが剥がれたり、遮光性を有する包装体からプレフィルドシリンジ製剤を取り出したりした場合に、注射筒内の薬剤が紫外線に曝されるおそれがある。この問題は、プレフィルドシリンジ製剤の注射筒に限られず、一般的な医薬品容器にも該当する。そのため、医薬品容器自体に紫外線遮光性を付与することが検討されており、透明性に優れ、かつ紫外線遮光性を有する医薬品容器が要望されている。
本発明は、上記問題点等に鑑みてなされたものであり、透明性に優れ、かつ紫外線遮光性を有する医薬品容器、及び、この医薬品容器を備えた医薬品製剤を提供することを課題としている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、環状オレフィン系樹脂と、ジベンゾイルメタン系化合物と、を含む樹脂組成物によって形成された、医薬品容器を提供する。
前記医薬品容器において、前記ジベンゾイルメタン系化合物は、2−メチルジベンゾイルメタン、4−メチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、2,4−ジメチルジベンゾイルメタン、2,5−ジメチルジベンゾイルメタン、4,4´−ジイソプロピルジベンゾイルメタン、4,4´−ジメトキシジベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、2−メチル−5−イソピロピル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、2−メチル−5−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、2,4−ジメチル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、及び2,6−ジメチル−4−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタンから選択される少なくとも一つであってもよい。
前記医薬品容器において、前記ジベンゾイルメタン系化合物は、4−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタンであってもよい。
前記医薬品容器において、前記ジベンゾイルメタン系化合物の含有量は、上記樹脂組成物中、0.01重量%以上5.0重量%以下であってもよい。
前記医薬品容器は、注射筒、バイアル、アンプル、又は輸液バックであってもよい。
また、本発明は、上記医薬品容器を備え、前記医薬品容器の内部に薬剤が充填されている、医薬品製剤を提供する。
図1Aは、本発明の一実施形態に係るプレフィルドシリンジ製剤の正面図を示す。 図1Bは、図1AのA−A線断面図を示す。 図2は、樹脂プレートA1〜A4の波長領域220〜780nmにおける光透過率を示す図である。 図3は、樹脂プレートB1〜B7の波長領域220〜440nmにおける光透過率を示す図である。 図4は、樹脂プレートB8〜B14の波長領域220〜440nmにおける光透過率を示す図である。
以下、本発明に係る医薬品容器及び医薬品製剤の一実施形態について、図1A及び図1Bを参照しつつ説明する。
本実施形態に係る医薬品製剤は、医薬品容器として注射筒を備えたプレフィルドシリンジ製剤である。具体的には、プレフィルドシリンジ製剤は、図1A及び図1Bに示すように、内部に薬剤Xが充填された筒状の注射筒1と、注射筒1の先端に装着されるキャップ2と、注射筒1内に挿入され、注射筒1の軸心方向にスライド移動可能なプランジャ3とを備える。このプレフィルドシリンジ製剤は、プランジャ3が押されると、注射筒1内で該注射筒1の先端に向けてプランジャ3がスライド移動し、注射筒1内に充填された薬剤が注射筒1の先端から押し出されるように構成されている。
注射筒1は、先端にノズル部を有する筒状の注射筒本体11と、注射筒本体11の基端にフランジ状に配置された、指を掛けるための指掛部12とを備える。注射筒本体11内には、薬剤Xが充填されている。本実施形態の注射筒1は、環状オレフィン系樹脂と、ジベンゾイルメタン系化合物と、を含む樹脂組成物によって形成されている。これにより、本実施形態の注射筒1は、優れた透明性を有し、かつ、紫外線遮光性を有することができる。
注射筒本体11の最も肉厚が薄い部分(側壁部)の厚みは、通常、0.5mm〜3.0mmである。また、注射筒本体11の容量は、通常、0.5mLから2000mLである。
キャップ2は、注射筒本体11の先端に設けられたノズル部を封止する封止部21と、封止部21を内部に配置すると共に、封止部21を固定する筒状のキャップ本体22とを備える。また、キャップ2は、キャップ本体22を内周部に装着する筒状の接続部23を備える。封止部21は、例えば、ゴム等の樹脂で形成されている。キャップ本体22及び接続部23は、例えば、プラスチック製の樹脂で形成される。
プランジャ3は、注射筒本体11の内部に充填された薬剤Xを封止すべく注射筒本体11の内部に挿入されるガスケット31と、先端がガスケット31とネジ結合されるプランジャロッド32とを備える。ガスケット31は、例えば、ゴム、熱可塑性エラストマー等の弾性体により形成される。プランジャロッド32は、例えばプラスチック製の樹脂で形成される。
薬剤Xとしては、液剤、粉末からなる粒状剤、固形剤、粉剤等が挙げられる。液剤としては、水溶液に限定されず、懸濁液や油性液等も含まれる。
次に、本実施形態の注射筒1を構成する樹脂組成物について詳細に説明する。
(環状オレフィン系樹脂)
本実施形態の注射筒1を構成する樹脂組成物は、環状オレフィン系樹脂を主成分として含む。これにより、注射筒1の透明性及び耐薬品性を向上させることができる。
環状オレフィン系樹脂としては、環状オレフィンポリマー(COP)、環状オレフィンコポリマー(COC)等の医薬品容器用材料として一般的なものが挙げられる。COPとしては、例えば、下記式(1)で表される繰り返し単位を含むCOP、下記式(2)で表される繰り返し単位を含むCOPが挙げられる。市販されているCOPとしては、日本ゼオン社製の“ゼオネックス”、日本ゼオン社製の“ゼオノア”等が挙げられる。COCとしては、例えば、下記式(3)で表される繰り返し単位を含むCOC、下記式(4)で表される繰り返し単位を含むCOC、下記式(5)で表される繰り返し単位を含むCOCが挙げられる。市販されているCOCとしては、三井化学社製の“アペル”、ポリプラスチックス社製の“トパス”等が挙げられる。これらは、1種単独で又は2種以上を併用して使用できる。
Figure 0006353904

[式(1)中、R’、R”は炭化水素基を示し、nは1以上の整数である。]
Figure 0006353904

[式(2)中、nは1以上の整数である。]
Figure 0006353904

[式(3)中、R、R’、R”は炭化水素基を示し、m、m’、nは1以上の整数である。]
Figure 0006353904

[式(4)中、m、nは1以上の整数である。]
Figure 0006353904

[式(5)中、m、nは1以上の整数である。]
環状オレフィン系樹脂の含有量は、透明性、耐薬品性、防湿性等の観点から、注射筒1を構成する樹脂組成物中、90重量%以上が好ましく、95重量%以上がより好ましく、99重量%以上がさらに好ましい。また、99.99重量%以下が好ましく、99.98重量%以下がより好ましく、99.95重量%以下がさらに好ましい。
環状オレフィン系樹脂のガラス転移温度(Tg)は、高圧蒸気滅菌による変形が生じにくい観点から、115℃以上が好ましく、121℃以上がより好ましく、129℃以上がさらに好ましい。また、成形性の観点から、300℃以下が好ましく、250℃以下がより好ましく、200℃以下がさらに好ましい。
本明細書において、ガラス転移温度(Tg)は、日本工業規格(JIS)K7121:1987「プラスチックの転移温度測定方法」に記載されている方法に基づいて求めることができる。
(ジベンゾイルメタン系化合物)
本実施形態の注射筒1を構成する樹脂組成物は、ジベンゾイルメタン系化合物を含む。紫外線吸収剤であるジベンゾイルメタン系化合物を含むことによって、注射筒1の透明性を低下させずに、注射筒1に紫外線遮光性を付与し、注射筒1の内部に紫外線(波長領域:220〜380nm)が透過するのを抑制することができる。
ジベンゾイルメタン系化合物としては、例えば、2−メチルジベンゾイルメタン、4−メチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、2,4−ジメチルジベンゾイルメタン、2,5−ジメチルジベンゾイルメタン、4,4´−ジイソプロピルジベンゾイルメタン、4,4´−ジメトキシジベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、2−メチル−5−イソピロピル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、2−メチル−5−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、2,4−ジメチル−4´−メトキシジベンゾイルメタン、2,6−ジメチル−4−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタンが挙げられる。これらの中でも4−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタンが好ましい。
ジベンゾイルメタン系化合物の含有量は、紫外線遮光性の観点から、注射筒1を構成する樹脂組成物中、0.01重量%以上が好ましく、0.05重量%以上がより好ましい。また、透明性、溶出性の観点から、5.0重量%以下が好ましく、0.6重量%以下がより好ましい。
(その他の成分)
本実施形態の注射筒1を構成する樹脂組成物は、本実施形態の効果を著しく損ねない範囲において、例えば、安定剤、顔料、染料、ブロッキング防止剤、帯電防止剤、酸化防止剤等をさらに含有していてもよい。
(注射筒の成形方法)
本実施形態の注射筒1は、例えば、上記樹脂組成物を構成する各成分を混合し、射出成形、プレス成形、押出成形等の通常の成形方法により成形することにより製造される。
(プレフィルドシリンジ製剤の製造方法)
本実施形態のプレフィルドシリンジ製剤は、例えば、本実施形態の注射筒1を滅菌処理した後、無菌環境下で、注射筒1の先端にキャップ2を取り付け、注射筒1内に滅菌済みの薬剤を充填し、注射筒1内に充填された薬剤を封止するためにプランジャ3を取り付けることにより得られる。なお、滅菌処理は、本実施形態の注射筒1に薬剤を充填した後に行ってもよい。この場合、注射筒1への薬剤の充填や、キャップ2及びプランジャ3の取り付けは、無菌環境下で行わなくてもよい。
本発明に係る医薬品容器は、環状オレフィン系樹脂と、ジベンゾイルメタン系化合物と、を含む樹脂組成物によって形成される。
また、本発明に係る医薬品製剤は、上記医薬品容器を備え、前記医薬品容器の内部に薬剤が充填されている。
本発明によれば、透明性に優れ、かつ紫外線遮光性を有する医薬品容器、及び、この医薬品容器を備えた医薬品製剤が提供され得る。
なお、本発明に係る医薬品容器、及び医薬品製剤は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態において、医薬品容器としてプレフィルドシリンジ製剤の注射筒が採用されたが、これに限定されず、医薬品容器としては、例えば、一般的な注射器の注射筒、バイアル、アンプル、輸液バック等の注射剤容器のように直接薬剤に接触する容器であれば全て適用可能である。
また、上記実施形態において、医薬品製剤としてプレフィルドシリンジ製剤が採用されたが、これに限定されず、医薬品製剤としては、上述した医薬品容器を備え、該医薬品容器の内部に薬剤が充填されているものであれば全て適用可能である。
上記実施形態において、注射筒の先端に注射針が取り付けられていてもよい。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[試験A]
試験Aでは、次のようにして紫外線吸収剤の濃度と光透過率との関係を評価した。まず、下記に示す成分からなる樹脂組成物で構成された樹脂プレートA1〜A4(10mm×40mm×1mm)を準備した。そして、紫外・可視分光光度計(日本分光社製の“V−650”)を用いて全光線透過率を測定した。測定結果を図2に示した。なお、紫外線吸収剤として添加した各成分の含有量は、樹脂組成物全体に対する各成分の含有量を示したものである(以下の試験においても同様)。
樹脂プレートA1:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+紫外線吸収剤(4−tert−ブチル−4´−メトキシジベンゾイルメタン(以下、アボベンゾンともいう)、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートA2:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+紫外線吸収剤(アボベンゾン、含有量:0.68重量%)
樹脂プレートA3:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+紫外線吸収剤(酸化亜鉛、堺化学工業社製、商品名“NANOFINE 50A”、含有量:0.68重量%)
樹脂プレートA4:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)
図2に示す結果から、紫外線吸収剤が添加された樹脂プレートA1〜A3では、波長領域220〜380nmの光(紫外線)を略遮断できていることが確認された。
また、アボベンゾンの含有量が少ない樹脂プレートA1は、アボベンゾンの含有量が多い樹脂プレートA2と略同じ紫外線遮光性を示していた。つまり、アボベンゾンは少量であっても紫外線吸収性に優れることが分かった。
紫外線吸収剤としてアボベンゾンが添加された樹脂プレートA1及びA2では、紫外線吸収剤として酸化亜鉛が添加された樹脂プレートA3に比べて波長領域(380〜780nm)における光(可視光)の透過率が高いことが確認され、透明性に優れていることが分かった。
[試験B]
試験Bでは、次のようにして各種紫外線吸収剤による紫外線遮光効果について検討した。まず、下記に示す成分からなる樹脂組成物で構成された樹脂プレートB1〜B14(厚さ:1mm)を準備した。そして、各樹脂プレートB1〜B14の中央部を10mm×40mmの大きさに切り出した。そして、紫外・可視分光光度計(日本分光社製の“V−650”)を用いて全光線透過率を測定した。樹脂プレートB1〜B7についての波長220〜440nmにおける光透過率を図3に示した。また、樹脂プレートB8〜B14についての波長220〜440nmにおける光透過率を図4に示した。そして、図3及び図4において、波長220〜380nmにおける樹脂プレートB1〜B6、B8〜B13のピーク面積を求め、表1に示した。
樹脂プレートB1:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+紫外線吸収剤(アボベンゾン、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB2:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(BASF社製、“Chimassorb81”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB3:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+ベンゾエート系紫外線吸収剤(BASF社製、“Tinuvin120”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB4:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(BASF社製、“Tinuvin326”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB5:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+トリアジン系紫外線吸収剤(BASF社製、“Tinuvin1577ED”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB6:環状オレフィン系樹脂(COP,日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(BASF社製、“Uvinul3049”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB7:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)
樹脂プレートB8:環状オレフィン系樹脂(COC、ポリプラスチックス社製、商品名“TOPAS6013S−04”)+紫外線吸収剤(アボベンゾン、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB9:環状オレフィン系樹脂(COC、ポリプラスチックス社製、商品名“TOPAS6013S−04”)+ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(BASF社製、“Chimassorb81”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB10:環状オレフィン系樹脂(COC、ポリプラスチックス社製、商品名“TOPAS6013S−04”)+ベンゾエート系紫外線吸収剤(BASF社製、“Tinuvin120”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB11:環状オレフィン系樹脂(COC、ポリプラスチックス社製、商品名“TOPAS6013S−04”)+ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(BASF社製、“Tinuvin326”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB12:環状オレフィン系樹脂(COC、ポリプラスチックス社製、商品名“TOPAS6013S−04”)+トリアジン系紫外線吸収剤(BASF社製、“Tinuvin1577ED”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB13:環状オレフィン系樹脂(COC、ポリプラスチックス社製、商品名“TOPAS6013S−04”)+ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(BASF製、“Uvinul3049”、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートB14:環状オレフィン系樹脂(COC、ポリプラスチックス社製、商品名“TOPAS6013S−04”)
Figure 0006353904
表1に示す結果から、アボベンゾンが添加された樹脂プレートB1、B8は、他の紫外線吸収剤が添加された樹脂プレートB2〜B6、B9〜B13に比べて、波長220〜380nmにおけるピーク面積が少なかった。このことから、アボベンゾンは、他の紫外線吸収剤に比べて紫外線吸収性に優れていることが分かった。
また、図3、図4に示すように、アボベンゾンは、他の紫外線吸収剤に比べて、波長380〜400nm付近における透過率の傾きが垂直に近いことが確認された。また、アボベンゾンは、他の紫外線吸収剤に比べて、400nm以上の可視光領域の光はほとんど吸収しないことが確認された。つまり、樹脂プレートの透明性をほとんど低下させないことが分かった。
以上のことから、医薬品容器を構成する樹脂組成物に紫外線吸収剤としてアボベンゾンを添加した場合、医薬品容器の透明性を低下させずに、医薬品容器注射筒に紫外線遮光性を付与できることが分かった。
[溶出物試験]
医薬品容器、特に注射剤容器には、該容器内に充填される薬剤の安全性、安定性に影響を与えないように、日本薬局方の「プラスチック製水性注射剤容器の規格」に適合することが求められる。そのため、下記に示す溶出物試験を行い、「プラスチック製水性注射剤容器の規格」を満たしているかを評価した。
<サンプルの調整>
まず、下記に示す成分からなる樹脂組成物で構成された樹脂プレートC1〜C4(80.0mm×50.0mm×1.0mm)を準備し、それぞれの樹脂プレートのできるだけ厚さが均一な部分をとって切断した。厚さは約1mmであった。
樹脂プレートC1:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+紫外線吸収剤(アボベンゾン、含有量:0.1重量%)
樹脂プレートC2:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+紫外線吸収剤(酸化亜鉛、堺化学工業社製、商品名“NANOFINE 50A”、含有量:0.68重量%)
樹脂プレートC3:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)
樹脂プレートC4:環状オレフィン系樹脂(COP、日本ゼオン社製、商品名“ZEONEX 690R”)+紫外線吸収剤(アボベンゾン、含有量:0.6重量%)
次に、各樹脂プレートC1〜C4のそれぞれについて、表裏の表面積の合計が約600cmになるように切断片を集め、さらにこれらを長さ約5cm、幅0.5cmの大きさに細断し、水で洗浄した後、室温で乾燥させて各試験片とした。そして、各試験片をフラスコ(容量:約300mL)内に入れ、さらに精製水200mLを正確に加え、フラスコを密栓した。そして、高圧蒸気滅菌器を用いて121℃で1時間加熱した後、室温になるまで放置し、この内容液を各試験液とした。
また、水について、同様の方法で操作し空試験液を調製した。そして、各試験液及び空試験液について下記の試験を行った。
<泡立ち試験>
試験液5mLを、内径約15mm、長さ約200mmの共栓試験管に入れ、3分間激しく振り混ぜ、生じた泡がほとんど消失するまでの時間を測定した。測定時間が3分以内であれば、適正と判定した。泡立ち試験の結果を表2に示した。
Figure 0006353904
<pH試験>
試験液及び空試験液を20mLずつ採り、それぞれに濃度0.1%の塩化カリウム1.0mLを加えた。そして、pHメータを使用して、試験液と空試験液のpHを測定し、その差を算出した。算出した差が1.5以下であれば、適正と判定した。pH試験の結果を表3を示した。
Figure 0006353904
<過マンガン酸カリウム還元性物質検出試験>
試験液20mLを共栓三角フラスコに採り、0.002moL/Lの過マンガン酸カリウム液20.0mL及び希硫酸1mLを加えた後、栓をして3分間煮沸した。フラスコを水で冷却した後、ヨウ化カリウム液0.10gを加えて密栓し、よく混合してから10分間静置した。その後、指示薬としてデンプン試薬5滴を加え、0.01moL/Lのチオ硫酸ナトリウム液で滴定した。
また、空試験液20mLについても、試験液と同様に操作した。
そして、試験液と空試験液の0.002moL/Lの過マンガン酸カリウム液の消費量の差を算出した。消費量の差が1.0mL以下であれば適正と判定した。過マンガン酸カリウム還元性物質検出試験の結果を表4に示した。
Figure 0006353904
<紫外吸収スペクトル吸収物質検出試験>
試験液の吸光度について、空試験液を対照として分光光度計を用いて測定した。ここでは、220nm、240nm、241nm、350nmの4波長の固定波長測定を行った。そして、波長220nm以上241nm未満における吸光度が0.08abs以下で、かつ、波長241nm以上350nm以下における吸光度が0.05abs以下であれば、適正と判定した。紫外吸収スペクトル吸収物質検出試験の結果を表5に示した。
Figure 0006353904
<蒸発残留物検出試験>
蒸発皿を感熱し、室温まで徐冷した後、空重量を測定した。そして、試験液10mLを蒸発皿に採り、水浴上で蒸発乾固した。そして、残留物を105℃に設定した恒温槽内で1時間乾燥した。その後、蒸発皿を取り出して室温まで徐冷し、重量を測定した。測定した重量と空重量との差から、蒸発残留物の重量を求めた。試験液10mL中における蒸発残留物の重量が1.0mg以下であれば適正と判定した。蒸発残留物検出試験の結果を表6に示した。
Figure 0006353904
表2〜6に示すように、樹脂プレートC1〜C4は、上記各試験の判定結果が全て適正であることが確認された。また、上記した試験Bで用いた樹脂プレートB2〜B6についても、上記樹脂プレートC1〜C4と同様にして溶出物試験を行ったところ、いずれも適正であることが確認された。
以上のことから、医薬品容器を構成する樹脂組成物に紫外線吸収剤としてアボベンゾンを採用することで、医薬品容器の透明性を低下させずに医薬品容器に紫外線遮光性を付与できるだけでなく、医薬品容器としての安全性を確保できることが分かった。
1…注射筒、11…注射筒本体、12…指掛部、2…キャップ、21…封止部、22…キャップ本体、23…接続部、3…プランジャ、31…ガスケット、32…プランジャロッド、X…薬剤

Claims (4)

  1. 環状オレフィン系樹脂と、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンと、を含む樹脂組成物によって形成された、医薬品容器。
  2. 前記4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンの含有量は、上記樹脂組成物中、0.01重量%以上5.0重量%以下である請求項に記載の医薬品容器。
  3. 注射筒、バイアル、アンプル、又は輸液バックである請求項1または2に記載の医薬品容器。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の医薬品容器を備え、前記医薬品容器の内部に薬剤が充填されている、医薬品製剤。
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