JP6353813B2 - 材料の除去によってカバー要素に弱化線を生産する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特許文献1から一般的に知られているように、レーザによる材料の除去によってカバー要素に弱化線(line of weakness)を生産する方法に関する
現在では、車又は輸送手段でエアバッグ装置の使用は、一般的に標準である。エアバッグは、乗客の美的感性を侵さないように、車の内装の部品の背後に、できるだけ目立たないように配置される。内装、以下カバー要素は、一般的に、安定した、プラスチック又は合成材料の二次元的に大規模な成型部品より成る。エアバッグは、起動時に、カバー要素を通じて放出されるので、エアバッグフラップ(airbag flap)は、カバー要素の中に備えられなければならない。エアバッグフラップの縁に沿って導入され、カバー要素が所定の方法で、確かに引き裂けることを確実にする、所定の破断点を有するカバー要素の特別な構成された領域によって、エアバッグフラップは、多くの場合形成される。
カバー要素の高品質の構造では、安定した、形状付与層は、被覆材料を備えられ、それを通じて、乗客空間に向けて呈するカバー要素の表面は、視覚的に触覚的に感じられる。これらの被覆材料は、一般的に、発砲体、又はプラスチックシート、模造皮、織物ニット、マイクロファイバーウェブや本革のような柔軟で、薄肉材料である。エアバッグの確かな展開のため、被覆材料は、エアバッグフラッグの範囲に所定の破断点を備えられなければならない。この目的のため、弱化線は、安定した形状付与層に、正確に同じ方法で、導入される。視覚的な理由のため、これらの弱化線は、一般的に乗客室から見えない被覆材料の裏面から導入される。弱化線の正確に定義可能な残存引裂強度に加えて、表面のための非常に高品質な基準は、弱化線が、乗客に示された被覆材料の視認側に視覚的又は触覚的に認識できない場合にだけ、満たされる。
弱化線を導入する様々な方法がある。
特許文献2は、弱化領域が、レーザによって、層を含むカバー要素(上記文献では、装飾複合物(decorative composite)と称される)の中に導入される方法を開示する。装飾複合物は、視認側上に、装飾材料と装飾材料サポートを含み、それらの間に、1つ又はそれ以上の詰め物(padding)の層を配置されている。弱化は、複数の連続するワークサイクルで導入される。第1ワークサイクルにおいて、装飾サポートの非貫通の予備弱化(pre-weakening)は、実行され、装飾サポートを貫通する貫通孔の形態で、後弱化(post-weakening)は、少なくとも1つの第2ワークサイクルで予備弱化領域に実行される。予備弱化領域又は貫通孔の間には、第2ワークステップにおいて、少なくとも1つのポケット孔で、後弱化される非弱化ブリッジ(unweakened bridge)が残っている。上記文献は、貫通孔の実施に関し、又は、貫通深さを、装飾材料の厚みにおけるバリエーションに適合させることに関する特性を提供しない。
更なるレーザ方法は、特許文献3に記載されている。この場合、貫通孔は、カバー要素(上記文献では、エアバッグカバーと称される)、例えばインストルメントパネルに、パルスレーザビームによって導入される。インストルメントパネルは、基材とプラスチックの薄い表皮層(視認側)で形成される。貫通孔は、基層側から導入され、表皮層に伸びる。深い主凹部と、より浅い補助凹部は、異なったパルス幅(パルス継続時間(pulse duration))を有するレーザパルスによって形成される。この文献も、層における可能性のある厚みのバリエーションに、貫通深さを適応させることに言及していない。
ルスレーザによって、レザー装飾層を有するカバー要素(内装部品と称される)を貫通することによって、弱化線が生産される方法は、特許文献4に開示される。貫通は、残ブリッジ(remaining bridge)によって分離されるように、弱化線に沿って配置される複数の個々の貫通孔によって形成される。
上記特許文献4に従来技術として認められる刊行物のように、弱化線は、1回実行される被覆材料に関するレーザの移動中に導入され、貫通孔は、この1回の相対移動中に、次々に1つずつ作られる。相対移動の速度に関してパルス幅とレーザパワーを対応して適合させることによって、それぞれ、貫通の深さは、影響され、被覆材料の残る残留壁厚は、調整される。
さらに、レーザ加工時に、被覆材料の熱負荷をできるだけ少なくするためのステップが提案されている。この目的のため、弱化線上に連続して配置された貫通孔は、短レーザパルス及び超短レーザパルスによって、個々のレーザパルス間の対応する間隔で、それぞれ生産される。開示された方法によれば、より高い周波数で、別に衝突するレーザパルスのエネルギー入力が、規定外時間合算できないように、これらの間隔は、パルス周波数を低減することによって達成されることが、考えられなければならない。
上記方法とは対照的に、所定の引裂強度を有する弱化線と引裂強度のバリエーションのかなり減少された範囲は、この方法によって生産され得る。加工方法は、この目的のために、レーザパルス間の間隔とレーザの低減されたパルス周波数のために延長される。
同様の方法は、特許文献5に開示されている。この場合に、貫通されるカバー要素は、生産される貫通線のコースにわたって、厚い材料と薄い材料の互い違いの領域を有し、その中で、ポケット孔の所望の残留壁厚を生成するために、パルスレーザは、第1のレーザ型又は第2のレーザ型で、それぞれ作動される。材料厚の領域は、第1レーザ型において、貫通孔ごとの開始で適用されるレーザビームの所定の、均一の指示パルスシーケンス(indication pulse sequence)によって検出される。薄厚材料の領域では、透過レーザ照射が検出されるまで、指示パルスシーケンスは、ポケット孔を生産するのに十分である。十分な貫通は、厚い材料の領域では、指示パルスシーケンスによって達成できないので、より高いレーザパワーを有する第2レーザ型が、ポケット孔を生産するために指示パルスシーケンスの終わりで切替えられる。この方法は、残留壁の厚みを調整するのに本来的に適していない。
特許文献1は、所定の弱化線を被覆材料に、材料の除去によって、導入するための方法を記載し、その中で、上記文献から分かるように、パルスレーザビーム等のライン形状のガイドが複数回繰り返される走査運動であり、その中で、1つのレーザパルスだけが、各衝突位置のために、線に沿って放射される。レーザパルスのパラメータは、このレーザパルスが、被覆材料の加熱に導くエネルギーの入力をもたらすような方法で、各衝突位置でアブレーション閾値以上の温度に、選択されるが、各衝突位置に隣接する被覆材料の領域における温度は、被覆材料の構造に変化をもたらす制限温度以下に維持される。
現在伝達されるレーザ照射が、センサによって検出されるので、走査移動の複数の繰り返しは、小さい残留壁厚が達成されるまで実行される。最小許容残留壁厚が、個々の衝突位置で達せられると、レーザビームの空間的に分けられたカットオフ(spatially resolved cutoff)が走査移動の間に起こる。
走査移動の速度とパルスレーザビームのパルス繰返し周波数は、1つのレーザパルスだけが、衝突位置ごとに衝突するように、相互に適合される。
あるいは、レーザビームは、固定レジームに対応する走査移動を繰り返される間、有利にスイッチをオン・オフできる。ライン(線)に沿って導入される弱化線は、交互に連続するスリット及びブリッジを有するスリット/ブリッジ線の形状を有する。
検出することにより、最小の残留壁厚が、衝突位置ごとに達成され、対応する空間的に分けられたカットオフをもたらす場合、材料厚における変化に関わらず、その長さに沿って一定である引裂強度を有する弱化線は、生産される。したがって、耐引裂性(tear resistance)の量(合計)は、この場合、残る残留壁厚を介して影響されず、結果として、衝突位置の量や残留壁まで貫通するように形成される貫通孔を介して、これら貫通孔の距離やブリッジの長さによって、調整されなければならない。異なる残留壁厚を有し、又は、未だ検出不可能である残留壁厚を有する貫通孔又はスリットは、おそらく透過レーザ照射が、まだセンサの閾値以下であるので、この方法を用いて生産されない。したがって、残留壁厚は、所望の引裂強度や弱化の程度を調整するために、非常に制限された範囲にだけ使用され、該方法は、多くの材料のために完全に不適切である。全体の弱化線に沿って最小残留壁厚は、後者が、常に目に見えないことを保証しないからである。
特許文献6に開示された方法及びエアバッグカバーにおいて、弱化線は、パルスレーザビームによって、複数の連続して生産された貫通孔の連続によって発生される。貫通孔は、相互に重なり合うように、また残ブリッジによって、相互から離隔するように、導入され得る。貫通孔は、レーザ照射の透過が残ブリッジを通じて検出されるとすぐに、完成される。弱化線、弱化線におけるセクション又は個々のくぼみ(穴)も、材料を完全に貫通することなく、貫通に加えて、生産され得る。この非貫通弱化の深さは、評価され得、貫通を生産するために要求されたパルスの量及び/又はパルス幅に基づいて調整され得る。この文献は、深さを調整するためのより明確な教えを開示しない。
独国特許発明第102013104138号明細書 独国特許発明第102006054592号明細書 独国特許発明第112006000443号明細書 国際公開第2005049261号明細書 独国特許発明第102007013108号明細書 欧州特許第0991551号明細書
自由に選択可能な残留壁厚を有するスリットを備える弱化線がこの方法によって、カバー要素に生産されるように、特許文献1や特許文献6に係る方法を改良することが本発明の目的である。
この目的は、視認側と視認側に対して裏面を有するカバー要素に材料の除去によって弱化線を生産する方法により達成される。従来技術のように、パルス振幅やパルス長によって決定されたエネルギーを有するレーザパルスは、裏面に向けられ、加工サイクルで前方供給速度(forward feed speed)で、仮想線に沿って繰り返してガイドされる。そうすることで、レーザパルスのエネルギーは、カバー要素に入力される。弱化線は、スリット長(slit length)を有する少なくとも1つのスリットの形態で、材料の除去の結果として形成される。少なくとも1つのスリットの下方に存在し、視認側に隣接する残留壁は、残留壁を透過するレーザパルスのエネルギー部分が視認側に配置されたセンサ装置によって検出されるほど小さくなるまで、各加工サイクルで規則的に(絶え間なく)減少する残留壁厚を有する。
本発明の鍵は以下のようである。つまり、仮想線に沿って、少なくとも1つのスリットに沿って、1点1点(逐一)入力されるエネルギーが、第2長さを有する少なくとも1つの第2セグメントにおけるより、第1長さを有する少なくとも1つの第1セグメントにおける方が大きく、そのためそれぞれの場合において、少なくとも1つの第1セグメントに沿った残留壁の第1残留壁セグメントの第1残留壁セグメント厚が、少なくとも1つの第2セグメントに沿った残留壁の第2残留壁セグメントの第2残留壁セグメント厚より速く減少する。そのためそれぞれの場合において、少なくとも1つの第2セグメントに沿った第2残留壁セグメントのための第2残留壁セグメント厚が検出される前に、少なくとも1つの第1セグメントに沿った第1残留壁セグメントの第1残留壁セグメント厚が検出される。これから、この第2残留壁セグメント厚を検出することなく、少なくとも1つの第2セグメントに沿った第2残留壁セグメントの第2残留壁セグメント厚が推測される。
少なくとも加工サイクルの最初で、少なくとも1つの第セグメントのスリット長に沿ったスリットごとのエネルギー入力は、少なくとも1つのレーザパルスによって有利に実行される。このレーザパルスは、比較的短いパルス長を有し、スリットのスリット長に沿った更なる加工サイクルにおけるエネルギー入力は、比較的長いパルス長を有する1つのレーザパルスによって実行される。
これに関連して、レーザパルスのパルス振幅が、少なくとも1つの加工サイクルにわたって同じである場合有利である。
あるいは、スリットごとの及び加工サイクルごとのエネルギー入力はそれぞれ、少なくとも1つの第1セグメントの長さに沿ったエネルギー入力のために比較的大きいパルス振幅と、少なくとも1つの第2セグメントの長さに沿ったエネルギー入力のために比較的小さいパルス振幅とで、そのパルス長にわたって振幅変調される少なくとも1つの同じレーザパルスによって、有利に実行される。
また、スリットごとの及び加工サイクルごとのエネルギー入力は、少なくとも1つのレーザパルスが、少なくとも1つの第1セグメントの長さに沿っエネルギー入力のために比較的大きいパルス振幅を有し、少なくとも1つの第2セグメントの長さに沿っエネルギー入力のために比較的小さいパルス振幅を有する複数のレーザパルスが、相互にすぐに続く、レーザパルスの同じシーケンスで、有利に実行される。
また、スリットごとの及び加工サイクルごとのエネルギー入力が、少なくとも1つのレーザパルスが、少なくとも1つの第1セグメントの長さに沿っエネルギー入力のために比較的長いパルス長を有し、少なくとも1つの第2セグメントの長さに沿っエネルギー入力のために比較的小さいパルス振幅を有する複数のレーザパルスが交互にすぐに続く、レーザパルスの同じシーケンスで実行される場合有利である。比較的長いパルス長を有するレーザパルスのパルス振幅は、比較的短いパルス長を有するレーザパルスのパルス振幅より大きくない。
少なくとも1つの第1セグメントの長さに沿ったスリットごとエネルギー入力が、少なくとも1つのレーザパルスによって、少なくとも加工サイクルの最初において実行され、加工サイクルの更なる加工サイクルにおいて、スリットのスリット長に沿って、エネルギー入力が、レーザパルスの同じシーケンスで実行され、レーザパルスのシーケンスが、加工サイクルの少なくとも第1加工サイクルにおいてスリットごとにエネルギー入力において加わるレーザパルスより多い量のレーザパルスを含み、全てのレーザパルスのパルス長とパルス振幅が、少なくとも1つの加工サイクルにわたって一定である場合、特に有利である。
第2セグメントの更なる加工は、方法を定義する加工サイクルの次に実行される。
本発は、実施形態を参照して、以下に、より詳細に記載される。
方法の第1実施形態に係るスリットを生産するためのレーザパルスの出力・時間図と、本方法によって生産される例示的な弱化線の断面図と平面図である。 方法の第2実施形態に係るスリットを生産するためのレーザパルスの出力・時間図と、本方法によって生産される例示的な弱化線の断面図と平面図である。 方法の第3実施形態に係るスリットを生産するためのレーザパルスの出力・時間図と、本方法によって生産される例示的な弱化の線の断面図と平面図である。 方法の第4実施形態に係るスリットを生産するためのレーザパルスの出力・時間図と、本方法によって生産される例示的な弱化線の断面図と平面図である。 方法の第5実施形態に係るスリットを生産するためのレーザパルスの出力・時間図と、本方法によって生産された例示的な弱化線の断面図と平面図である。 方法の第6実施形態に係るスリットを生産するためのレーザパルスの出力・時間図と、本方法によって生産された例示的な弱化線の断面図と平面図である。 本方法を実行するための装置の概略図である。
所定の弱化線2は、カバー要素1に本方法によって生産される。カバー要素1は、弱化線2に沿って所定の引裂強度を有し、したがって、所定の引裂き力で引きちぎられる。ここで、カバー要素1は、車の任意の内装部品を意味し、その後ろに、エアバッグは、それが1つ以上の層を含むかどうかに関わらず、配置され得る。
弱化線2は、パルスレーザビーム7を用いて材料の除去によって導入される。弱化線2は、取付後の状態で、観察者から離れて面するカバー要素1の裏面12に導入され、観察者に面する視認側11に対して、見られたり感じられたりしない。
弱化線2は、個々のスリット21又は、ブリッジ22によってそれぞれ相互から分離された複数のスリット21から形成され得る。スリット21の生産本発明の鍵である。
基本的に、レーザ6によって放射されるパルスレーザビーム7は、カバー要素1の裏面12に向けられ、弱化線2が導入される仮想線20に沿って、繰り返して、前方供給速度で、それに関連してガイドされる。
高い前方供給速度を達成するために、パルスレーザビーム7は、好ましくは固定されたカバー要素1にわたって、好ましくはスキャナ9によって、移動される。加工は、同じ方向に又は交互方向に常に実行される。
パルスレーザビーム7を形成するレーザパルス3は、仮想線20に沿って、カバー要素1に衝突する。仮想線20に沿ったレーザビーム7の1回のガイドは、本方法が複数の加工サイクルZを含むので、以下に、加工サイクルZとして、みなされる。材料は、少なくとも1つのレーザパルス3の作用によって、したがって、レーザパルスのエネルギーのカバー要素1への導入によっても、加工サイクルZごとに除去される。
カバー要素1の材料の中の不均質性のために、材料の除去は、例えば、形成されるスリット21の範囲内で、そして同一の方法パラメータにも関わらず、スリット21間で、異なった速度で、実行され得る。したがって、加工サイクルZの数が増加する限りでは、スリット21の深さは、均一に増加しないし、また、スリット21の下方に残っている残留壁の厚み、以下残留壁厚は、カバー要素1の一定の厚みで、及びカバー要素1の均質な材料で、同じように減少しない。材料パラメータの情報で、残留壁厚は、検出されたエネルギー部分又はセンサ信号から決定され得る。
仮想線20は、仮想点の合わさった一群としてみなされる場合、本発明の背後にある思想は、スリット21が形成される仮想線20の点が、比較的高いエネルギー又は比較的低いエネルギーのいずれにも作用されるという点で説明され、本方法の全加工サイクルZの総加工時間にわたって考慮される。スリット21の第1セグメント4は、比較的高いエネルギーが適用される個々の又はすぐに隣接した点に沿って形成される。スリット21の第2セグメント5は、比較的低いエネルギーが適用されるすぐに隣接した点に沿って形成される。点は、例えば、最小のパルス長wで衝突するレーザパルス3の可能な限り小さな断面によって、表現され得る。
したがって、どのスリット21も、仮想線20の1つ以上の点にわたってそれぞれ広がる少なくとも1つの第1セグメント4と、少なくとも1つの第2セグメント5を有する。第2セグメント5又は複数の第2セグメント5は、比較的低いエネルギー入力が起こる仮想線20の全て点を含む。
その結果、スリット21の残留壁は、第1セグメント4の下方に第1残留壁セグメント厚rを有する第1残留壁セグメントRと、第2セグメント5の下方に第2残留壁セグメント厚rを有する第2残留壁セグメントRと、から構成される。第1残留壁セグメント厚rと第2残留壁セグメント厚rは、各加工サイクルZの後に、スリット21の範囲内又は間で、変化し得る。弱化線2に沿った第1残留壁セグメント厚rと第2残留壁セグメント厚rは、方法の最後においてだけ、同じである。
スリット21のスリット長lは、1つの第1セグメント4の第1長さlによって拡大した第1セグメント4の量と、1つの第2セグメント5の第2長さlによって拡大した第2セグメント5の量とから構成される。
原則として、スリット21が、第1セグメント4だけを有し、この第1セグメント4が非常に短い、ほぼ点状である場合、十分である。
仮想線20に沿ってカバー要素1の視認側11の面に配置されたセンサ装置8は、第2残留壁セグメントR透過するエネルギー部分が検出される前に、第1残留壁セグメントR透過する少なくとも1つのレーザパルス3のエネルギー部分を検出する。センサ信号が放出された時点でレーザビーム7の位置が分かれば、第1残留壁セグメントRは、このセンサ信号に関連付けられる。第1セグメント4に沿ったエネルギー入力は、第1残留壁セグメント厚rが、検出された場合、又は、それが、事前に定義された見込みしろに達した場合、停止される。これは、異なった加工サイクルZにおいて、異なった第1セグメント4について起こり得る。なぜなら、すでに説明されているように、例えば、カバー要素1は、その視認側11に構造化されるので、いずれかの材料の除去は、均質に起こらない、又は、サイズにおいて変化しなければならないからである。
検出された第1残留壁セグメント厚rは、全ての第1セグメント4に関して少なくとも、ほとんど同じである。
方法パラメータの情報で、各隣接する第2セグメント5の下方の第2残留壁セグメント厚rは、検出された第1残留壁セグメント厚rから推測され得る。エネルギー入力の作用に関して得られる情報は、この目的のために利用される。特に、カバー要素1が、例えば、視認側11の構造化された面から生じる、一定の厚みを有しない場合、又は、カバー要素1が不均質な材料層を含む場合、第1残留壁セグメント厚rが検出されるスリット21に沿って相互から離隔する複数の第1セグメント4があれば有利である。したがって、第2残留壁セグメントRの第2残留壁セグメント厚rは、より正確に調整され、それは、同数の加工サイクルZ後に、全体のスリット21にわたって、第2残留壁セグメント厚rにおいて、幅広いバリエーションに関して特に有利である。
したがって、弱化線2の引裂強度は、カバー要素1の特徴に適合される第2残留壁セグメント厚rによって、スリット21の領域で調整され得る。方法は、特に、カバー要素1が、レーザパルス3のために、単にわずかに透過性である視認側11に耐引裂層を有する場合、非常に有利である。
スリット長lに比例して、少なくとも1つのレーザパルス3のエネルギーの要素が、残っている第1残留壁セグメントR透過するような深さに、材料の除去が実行されることが、短い第1長さlの第1セグメント4においてだけであるという事実は、より長い第2長さlの第2セグメント5に沿って、更なる材料の除去について決定するための自由をあたえる。
結果として、更なる材料の除去は、停止され、したがって、残っている第2残留壁セグメント厚rは、第1残留壁セグメント厚rより大きいままである。また、第2セグメント5に沿った更なる材料の除去は、現在の一定の第1残留壁セグメント厚rに達する第2残留壁セグメント厚rの外側で、又は第2残留壁セグメント厚rが、現在の一定の第1残留壁セグメント厚rに達するまで、方法の次の追加的な加工サイクルZで起こる。
そしてまた、例えば、第2残留壁セグメント厚rが、現在の一定の第1残留壁セグメント厚rに、よりゆっくり接近するように、方法パラメータは、追加的な加工のために変更される。
方法の利点は、特に、材料の除去が、先行技術のように、複数の加工サイクルZにわたって、その全体で、全体のスリット長lに沿った残留壁厚が、検出され、それに応じて、非常に小さくなるまで、実行された場合より、引裂強度は、第1残留壁セグメント厚rを変えることによって、比較的好ましく影響され、残留壁厚が検出された場合、加工が、局所的な方法で停止される、という点にある。
方法の実施形態は、レーザパルス3の異なった量、個々の加工サイクルZの範囲及び/又はスリット21の形成で加わる加工サイクルZの間、異なったパルス長w及び/又はパルス振幅Aを有するレーザパルス3、を通じて、実質的に相互から異なる。したがって、第1セグメント4に沿ってカバー要素1の中に高いエネルギーの導入は、異なったパルスレジーム(パルス型(pulse regime))を通じて、実行される。
全体のスリット21が、1つの加工サイクルZにおけるエネルギーによって作用される前に、エネルギーは、前の加工サイクルZで、第1セグメント4にだけ適用され、それは、時間(time)に関して、予備加工に対応する。
また、第2セグメント5に沿ってより高いエネルギー入力も、パルス振幅変調及び/又はパルス長変調によって実行される。
より多くのエネルギーは、加工サイクルZにわたって、第1セグメント4に沿って導入されるということは、きわめて重要である。
スリット長lにわたって、異なったエネルギー配分の導入は、方法の種々の実施形態を参照する以下において、特に説明される。
図1a〜図1gは、方法の第1実施形態の複数の加工サイクルZのための出力・時間図(図1a〜図1d)と、全ての加工サイクルZの合計のための出力・時間図(図1e)と、第1実施形態に係る方法によって、生産され、スリット21とブリッジ22を含む弱化線2の断面図(図1f)と平面図(図1g)と、を示す。分かり易さのため、レーザパルス3又は個々のスリット21の形成で加わるレーザパルス3だけが出力・時間図に示されている。
第1加工サイクルZ(図1a)において、比較的短いパルス長wを有する第1レーザパルス3は、第1加工サイクルZの開始に関する第1時点tから始まる仮想線20に向けられる。第2加工サイクルZ(図1b)の範囲内で、同一の比較的短いパルス長wを有する第2レーザパルス3は、第1レーザパルス3と第2レーザパルス3を通じたエネルギー入力が、重なり合うように、第2加工サイクルZの開始に関する同じ第1時点tから始まるカバー要素1に向けられる。
第3加工サイクルZから始まり、第nレーザパルス3のエネルギーの部分が検出される第n加工サイクルZまで、更なるレーザパルス3はそれぞれ、各加工サイクルZの開始に関する同じ第1時点tから始まる仮想線20に向けられる。この更なるレーザパルス3は、与えられた前方供給速度で、それらが、同じ第2時点tで終わり、加工サイクルZの各開始に関して、そこで、この更なるレーザパルス3は、スリット長lにわたってガイドされるように、比較長いパルス長wを有する。
前方供給速度が一定であるので、レーザパルス3は、加工サイクルZの開始に関して、同時点で、仮想線20に沿って同じ挿入要素(insertion element)に衝突する。
全ての第n加工サイクルZにわたるレーザパルス3の合計は、加工サイクルZの開始に関して、第1時点tと第2時点tの間の期間エネルギー入力を示す。
比較的短いパルス長wに対する比較的長いパルス長wの比は、この場合、第1セグメント4の第1長さlに対するスリット長lの比を決定する。透過エネルギー部分が検出される場合、所望の最小第1残留壁セグメント厚rが達成されるように、短いパルス長wは、カバー要素1の視認側11に隣接する材料の透過特徴と前方供給速度と協調して選択される。
図1fと図1gは、1つの層だけを含む代表的なカバー要素1に形成する弱化線2を示す。
第1実施形態と類似した第2実施形態は、図2a〜図2gに示されている。第2実施形態は、比較的短いパルス長wを有する1つだけのレーザパルス3の替わりに、この種の2つのレーザパルス3が、第1の2つの加工サイクルZで、スリット21ごとに作用するという点で、第1実施形態と異なっている。この利点は、既に言及されている。
図2fと図2gは、3つの層を含む代表的なカバー要素1に形成する弱化線2を示す。第1残留壁セグメント厚rは、この場合、例えば、第2残留壁セグメント厚rが、視認側11に隣接する層の厚みより、まだ大きい時点で、検出される。
上記2つの実施形態は、特に、比較的短いパルス長wのレーザパルス3で、1つの加工サイクルZだけが、実行され、又は、2以上の加工サイクルZが、実行されるという点で、変化されてもよい。
パルス振幅Aにわたって示され、この場合、加工時間tにわたってレーザパルス3のために、一定になると考えられる、レーザパルス3のパワーPは、また、個々の加工サイクルZで異なっても良い。
前の実施形態に類似する、図3a〜図3gに示された第3実施形態によると、スリット21の加工は、そのパルス長wにわたって振幅変調される1つの同じレーザパルス3だけを有する全ての加工サイクルZで実行される。材料の除去は、時間のロスなしに、リアルタイムで起こり得るので、これは、時間に関する利点を提供する。レーザパルス3は、各加工サイクルZの開始に関する同じ第1時点tで、加工サイクルZごとに開始する。図示に反して、レーザパルス3は、また、1つだけの振幅ピーク又は2つ以上の振幅ピークを有しても良い。2つの連続したレーザパルス3の間の間隔は、パルスレーザビーム7の前方供給運動をバックにする(反対方向に変える)ため、ここで利用され、それは、使用されるレーザ6の高いエネルギー効率に帰着する。
前の実施形態に類似する図4a〜図4gに示された第4実施形態によると、スリット21の加工は、同じパルス長wを有するレーザパルス3の同じシーケンスを有する全ての加工サイクルZで実行される。2つずつ隣り合ったレーザパルス3は、小さいパルス振幅A2を有する他のレーザパルス3と比較して大きいパルス振幅Aを有する。レーザパルス3のシーケンスは、各加工サイクルZの開始に関する同じ第1時点tで、加工サイクルZごとに開始する。
パルス長w、前方供給速度、パルス繰返し周波数は、好ましくは、個々の貫通が形成されないが、スリット21が形成されるように、相互に適合される。図5a〜図5gに示される前の実施形態に類似する第5実施形態は、2つずつ隣り合ったレーザパルス3が、短いパルス長wを有する他のレーザパルス3と比較して、長いパルス長wを有するという点で第4実施形態と異なる。この場合、第2セグメント5に沿った、より小さいエネルギー入力は、好ましくは、エネルギー入力が、まだスリット21に至り、相互から分離された貫通孔に至っていない、十分に短い、比較的短いパルス長wのレーザパルス3の間の間隔によってもたらされる。
方法の非常に単純な構成は、前の実施形態に類似する第6実施形態を参照して、図6a〜図6gに記載される。
この場合、レーザパルス3の同じより短いシーケンスは、より長いシーケンスで、次の加工サイクルZに使用されるより少ない量のレーザパルス3を有する2つの第1加工サイクルZに使用される。レーザパルス3は、全体のプロセスにわたって、それらのパルス長wに関して、少なくとも一定であり、各加工サイクルZの範囲内で、それらのパルス振幅Aにわたって、少なくとも一定である。レーザパルス3のシーケンスは、各加工サイクルZの開始に関する同じ第1時点tで、加工サイクルZごとに開始する。レーザパルス3のより長いシーケンスは、加工サイクルZの各開始に関して、与えられた前方供給速度で、それらが同じ第2時点tで終わるような長さを有し、それにおいて、レーザパルス3は、スリット長lにわたってガイドされる。
第4、第5、第6実施形態に係る方法は、また、重なり合い、互いにすぐに(直接に)隣接し、又は、残存材料によって少なくとも部分的にスリット21の深さにわたって相互から分離される、近接した貫通孔のシーケンスによって、スリット21が形成されるように変更しても良い。
図7は、方法が実行され得る装置の概略図を示す。それは、移動装置、この場合スキャナ9を介してパルスレーザビーム7を固定されたカバー要素1の裏面12に向けるレーザ6を有する。パルスレーザビーム7は、弱化線2が生産される仮想線20(図7には不図示)に沿って繰り返して案内される。センサ装置は、カバー要素1の下方に仮想線20に沿って置かれる。センサ装置8は、レーザ6のように、制御演算部10に接続される。
1 カバー要素
11 カバー要素1の視認側
12 カバー要素1の裏面
2 弱化線
20 仮想線
21 スリット
22 ブリッジ
3 レーザパルス
4 スリット21の第1セグメント
5 スリット21の第2セグメント
6 レーザ
7 レーザビーム
8 センサ装置
9 スキャナ
10 制御演算部
l スリット長
第1セグメント4の第1長さ
第2セグメント5の第2長さ
第1セグメント4に沿った第1残留壁セグメント
第2セグメント5に沿った第2残留壁セグメント
第1残留壁セグメントR4に沿った第1残留壁セグメント厚
第2残留壁セグメントR5に沿った第2残留壁セグメント厚
P パワー
A パルス振幅
(比較的)長いパルス振幅
(比較的)短いパルス振幅
w パルス長
短いパルス長
長いパルス長
Z 加工サイクル
第1加工サイクル
第2加工サイクル
第3加工サイクル
第n加工サイクル
t 加工サイクルZにわたる加工時間
第1時点
第2時点

Claims (8)

  1. 視認側(11)と該視認側(11)に対して裏面(12)を有するカバー要素(1)、材料の除去によって弱化線(2)を生産する方法であって、
    パルス振幅(A)とパルス長(W)によって決定されたエネルギーを有するレーザパルス(3)が、前記裏面(12)に向けられ、
    前記弱化線(2)が、スリット長(l)を有する少なくとも1つのスリット(21)を通じて材料の除去の結果として形成されるように、前記エネルギーが、加工サイクル(Z)において、前方供給速度で、仮想線(20)に沿って繰り返して、前記カバー要素(1)に入力され、
    前記少なくとも1つのスリット(21)の下方の前記視認側(11)に隣接する残留壁の残留壁厚が、各加工サイクル(Z)で規則的に減少し、非常に小さくなり、前記残留壁を透過する前記レーザパルス(3)のエネルギー部分がセンサ装置(8)によって検出され、前記残留壁厚が検出される方法において、
    前記仮想線(20)に沿って前記少なくとも1つのスリット(21)に沿って1点1点入力されるエネルギーが、第2長さ(l)を有する少なくとも1つの第2セグメント(5)におけるより、第1長さ(l)を有する少なくとも1つの第1セグメント(4)における方が大きく、
    それぞれの場合において、前記少なくとも1つの第1セグメント(4)に沿った前記残留壁の第1残留壁セグメント(R)の第1残留壁セグメント厚(r)が、前記少なくとも1つの第2セグメント(5)に沿った前記残留壁の第2残留壁セグメント(R)の第2残留壁セグメント厚(r)より速く減少し、
    それぞれの場合において前記少なくとも1つの第2セグメント(5)に沿った前記第2残留壁セグメント(R )のための前記第2残留壁セグメント厚(r )が検出される前に、前記少なくとも1つの第1セグメント(4)に沿った前記第1残留壁セグメント(R)の前記第1残留壁セグメント厚(rが検出され、
    これから、この第2残留壁セグメント厚(r)を検出することなしに、前記少なくとも1つの第2セグメント(5)に沿った前記第2残留壁セグメント(R)の前記第2残留壁セグメント厚(rが推測されることを特徴とする方法。
  2. 少なくとも前記加工サイクル(Z)の最初における、前記少なくとも1つの第1セグメント(4)の前記第1長さ(l)に沿ったスリット(21)ごとのエネルギー入力は、比較的短いパルス長(w)を有する少なくとも1つの前記レーザパルス(3)によって、実行され、
    前記スリット(21)の前記スリット長(l)に沿った更なる加工サイクル(Z)におけるエネルギー入力が、比較的長いパルス長(w)を有する1つの前記レーザパルス(3)によって実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記レーザパルス(3)の前記パルス振幅(A)は、少なくとも1つの前記加工サイクル(Z)にわたって同じであることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. スリット(21)ごと及び加工サイクル(Z)ごとのエネルギー入力はそれぞれ、前記少なくとも1つの第1セグメント(4)の前記第1長さ(l)に沿ったエネルギー入力のための比較的大きいパルス振幅(A)と、前記少なくとも1つの第2セグメント(5)の前記第2長さ(l)に沿ったエネルギー入力のための比較的小さいパルス振幅(A)とで、レーザパルス(3)のパルス長(w)にわたって振幅変調される少なくとも1つの同じレーザパルス(3)で実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. スリット(21)ごと及び加工サイクル(Z)ごとのエネルギー入力は、少なくとも1つの前記レーザパルス(3)が、前記少なくとも1つの第1セグメント(4)の前記第1長さ(l)に沿ったエネルギー入力のための比較的大きいパルス振幅(A)を有し、複数の前記レーザパルス(3)が、相互にすぐに続き、前記少なくとも1つの第2セグメント(5)の前記第2長さ(l)に沿ったエネルギー入力のための比較的小さいパルス振幅(A)を有する、レーザパルス(3)の同じシーケンスで実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. スリット(21)ごと及び加工サイクル(Z)ごとのエネルギー入力は、少なくとも1つの前記レーザパルス(3)が、前記少なくとも1つの第1セグメント(4)の前記第1長さ(l)に沿ったエネルギー入力のための比較的長いパルス長(w)を有し、複数の前記レーザパルス(3)が、相互にすぐに続き、前記少なくとも1つの第2セグメント(5)の前記第2長さ(l)に沿ったエネルギー入力のための比較的小さいパルス振幅(A)を有する、レーザパルス(3)の同じシーケンスで実行され、
    前記比較的長いパルス長(w)を有する前記レーザパルス(3)の前記パルス振幅(A)は、比較的短いパルス長(w)を有する前記レーザパルス(3)の前記パルス振幅(A)より大きくないことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの第1セグメント(4)の前記第1長さ(l)に沿ったスリット(21)ごとのエネルギー入力は、少なくとも前記加工サイクル(Z)の最初において、少なくとも1つの前記レーザパルス(3)によって実行され、
    更なる加工サイクル(Z)において、前記スリット(21)の前記スリット長(l)に沿ったエネルギー入力が、レーザパルス(3)の同じシーケンスで実行され、
    レーザパルス(3)の前記シーケンスが、前記加工サイクル(Z)の少なくとも第1加工サイクル(Z)においてスリット(21)ごとのエネルギー入力において加わるレーザパルス(3)より多い量のレーザパルス(3)を含み、
    全ての前記レーザパルス(3)の前記パルス長(w)及び前記パルス振幅(A)が、少なくとも1つの前記加工サイクル(Z)にわたって一定であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2セグメント(5)の更なる加工は、前記加工サイクル(Z)の次に実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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