JP6352558B2 - 減速機 - Google Patents

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Description

本発明は、入力軸及び出力軸の径方向に小さく形成された減速機を提供するものである。
特許文献1には、第1減速機構20と第2減速機構30によって構成された減速機構10を有する可変バルブタイミング装置が開示されている。減速機構10は、電動モーター3の出力軸4(減速機構10の入力軸)の回転を減速してスプライン接続されたカムシャフト1(減速機構10の出力軸)に伝達し、ハウジング5に固定されたスプロケット2に対してカムシャフト1を相対回転させる。
具体的には、電動モーター3の出力軸4に一体化された第1入力軸21(第1減速機構20の入力軸)がハウジング5に対して相対回転すると、偏心軸部22が出力軸4の回動中心軸周りに偏心回動する。偏心軸部22が出力軸4の回動中心軸周りに1回偏心回転すると、複数のローラ24が、それぞれ偏心軸部22の球軸受11からトルクを受けることにより、第1内歯車23の歯23a(仮に第1内歯車23の歯数をnaとする)に沿って転がる。複数のローラ24は、歯23aの1歯分だけ転がりつつ、ポケット25を介して保持器部26を押し、保持器部26に一体化された第1中間軸27(第1減速機構20の出力軸)を出力軸4の回動中心軸線周りに1/na回転させる。
また、第1減速機構20には、第1中間軸27を第2入力軸31とし、第2中間軸37を出力軸とした第1減速機構20と同様の構成を有する第2減速機構30が連結される。第2減速機構30においては、第2入力軸31(第1中間軸27)の偏心軸部32が1回偏心回転すると、複数のローラ34が、第2内歯車33の歯33a(仮に第2内歯車33の歯数をnbとする)に沿って1歯分転がることにより、ポケット35を介して保持器部36の第2中間軸37及び第2中間軸にスプライン結合されたカムシャフト1を1/nb回転させる。その結果、特許文献1の減速機構10は、第1減速機構20と第2減速機構30を直列に連結することによってハウジング5及びスプロケット2に対する電動モーター3の出力軸4の一回転をカムシャフト1の1/na×1/nb回転に減速して伝達している。
特開2010−242595号
特許文献1の第1内歯車23の歯23a及び第2内歯車33の歯33aの凹凸は、共に第1及び第2内歯車(23,33)の半径方向に形成されているため、第1減速機構20のローラ24と、第2減速機構30のローラ34は、それぞれ歯23a及び歯33aに沿って回転する際に前記半径方向の内向きまたは外向きに往復揺動する。そのため、特許文献1の減速機構10においては、ローラ24及び34を半径方向に揺動させる空間を確保するためにハウジング5の径を大きく形成する必要があった。
入力軸及び出力軸の径方向に大きく形成された減速機は、減速機の径方向に余裕のある配置空間を内側に持たない装置に当該減速機を配置出来ない点で問題がある。
上記課題に鑑み、本願発明は、入力軸及び出力軸の径方向に小さく形成しつつ所望の減速比を実現した減速機を提供するものである。
本願の減速機において、ケースと、前記ケースによって回動可能に支持された入力軸と、前記ケースによって回動可能に支持され、かつ前記入力軸と同軸かつ相対回動可能に配置された出力軸と、前記入力軸の回転を減速して前記出力軸に伝達する減速機構と、有する減速機において、前記減速機構は、揺動板と、前記入力軸の外周の周方向に設けられ、前記入力軸の第1回動中心軸線に対して傾斜した第2回動中心軸線回りに前記揺動板を回動可能に支持する傾斜軸受と、前記揺動板の表面に対向した状態で前記入力軸と同軸に配置され、入力軸によって回動可能に支持され、かつ出力軸に一体化されたベースプレートと、第1回動中心軸線の軸方向に凸となるように前記揺動板の表面またはベースプレートのうち一方に設けられた3以上の歯数からなる歯数nの傘歯車と、前記揺動板の表面またはベースプレートのうち前記傘歯車を設けられていないもう一方に設けられた、nに対して1以外の公約数を有さない最大n−1個の複数の支持溝を有する転動体支持部と、前記複数の支持溝にそれぞれ挿入され、前記傘歯車と前記転動体支持部との間に挟持される、複数の前記支持溝と同数以下の個数でありnに対して1以外の公約数を有さない最大n−1個の複数の転動体からなる転動体群と、を備えるように構成した。
(作用)入力軸がケースに対して相対回転すると、傾斜した状態で傾斜軸受に回動可能に支持された揺動板は、ケースに対して相対回動せず、第1回動中心軸線と第2回動中心軸線との交点を中心に第1回動中心軸線の軸方向に往復揺動する。入力軸が1回転することで揺動板が第1回動中心軸線の軸方向に1回往復揺動すると、転動体支持部の複数の支持溝にそれぞれ保持された転動体は、第1回動中心軸線に沿って凹凸形状を有する傘歯車の歯に沿って転がりつつ、入力軸の径方向では無く軸方向に往復揺動する。複数の転動体は、それぞれ傘歯車の1歯分だけ転がりつつ、ベースプレートを押し、ベースプレートに一体化された出力軸を第1回動中心軸線周りに入力軸に対して相対的に1/n回転させ、本願の減速機は、減速比nを実現する。
つまり、入力軸及び径方向の径方向では無く軸方向に往復揺動する転動体が、減速比nの減速機を実現する。
更に本願の減速機において、 前記減速機構は、第2の減速機構を有し、前記第2の減速機構は、前記ケースに固定され、前記揺動板の裏面に対向した状態で前記入力軸と同軸に配置され、かつ前記入力軸を回動可能に保持する第2のベースプレートと、第1回動中心軸線の軸方向に凸となるように前記揺動板の裏面または前記第2のベースプレートのうち一方に設けられた歯数n+1の第2の傘歯車と、前記揺動板の裏面または前記第2のベースプレートのうち前記第2の傘歯車を設けられていないもう一方に設けられた、n+1に対して1以外の公約数を有さない最大n個の複数の第2の支持溝を有する第2の転動体支持部と、複数の前記第2の支持溝にそれぞれ挿入され、前記第2の傘歯車と前記第2の転動体支持部との間に挟持される、複数の前記支持溝と同数以下の個数でありnに対して1以外の公約数を有さない最大n+1個の複数の転動体からなる第2の転動体群と、を備えるようにした。
(作用)入力軸がケースに対して相対回転すると、傾斜した状態で傾斜軸受に回動可能に支持された揺動板は、第1回動中心軸線と第2回動中心軸線との交点を中心に第1回動中心軸線の軸方向に往復揺動する。入力軸が1回転することで揺動板が第1回動中心軸線の軸方向に1回往復揺動すると、第2の支持溝にそれぞれ保持された第2の転動体は、第1回動中心軸線に沿って凹凸形状を有する傘歯車の歯に沿って転がりつつ、入力軸の径方向では無く軸方向に往復揺動する。第2のベースプレートがケースに固定されているため、複数の第2の転動体は、それぞれ第2の傘歯車の1歯分だけ転がりつつ、支持溝を介して揺動板を第2回動中心軸線回りに押し、揺動板をケースに対して相対的に1/(n+1)回転させる。その結果、本願の減速機は、揺動板の裏と表に一対の減速機構を直列に設け、ケースに対する入力軸の一回転を出力軸の1/na×1/nb回転に減速して伝達することにより、大減速比n×(n+1)を実現する。
つまり、入力軸及び径方向の径方向では無く軸方向に往復揺動する転動体が、大減速比n×(n+1)となる減速機を実現する。
更に本願の減速機において、前記複数の転動体をそれぞれ円錐台ころ形状または円錐ころ形状に形成した。
(作用)揺動板、ベースプレート及び傘歯車の歯に対する転動体の接触面積が、大きくなるため、揺動板、ベースプレート、傘歯車の歯及び転動体に発生する面圧が低減され、減速機の剛性、寿命向上に寄与する。
更に本願の減速機において、前記傾斜軸受を転がり軸受とした。
(作用)傾斜軸受と揺動板との間に発生する摩擦力が低減される。
更に本願の減速機において、前記揺動板と転動体支持部を一体とした。
(作用)減速機に必要な機構部品の点数が削減される。
本願の減速機によれば、複数の転動体が入力軸及び出力軸の軸方向に揺動するため、径方向に小さく形成されることに加え、歯数nに応じた所望の減速比が実現され、減速機の径方向に余裕のある配置空間を内側に持たない装置にも配置出来る。
本願の減速機によれば、減速機を径方向に小さく形成しつつ、歯数nと歯数n+1に応じた所望の大減速比が実現される。
本願の減速機によれば、摩耗の低減により、各転動体、傘歯部の歯、揺動板及びベースプレートの寿命が向上する。
本願の減速機によれば、面圧の低減により、減速機の剛性と寿命が向上する。
本願の減速機によれば、機構部品点数の削減により、原価低減が図れる。
(a)減速機の第1実施例に関する軸方向断面図。(b)入力軸を180度回動させた際の減速機の軸方向断面図。 ベースプレート上の転動体群の配置に関する説明図。 (a)初期位置における転動体群及び傘歯車の各歯の配置説明図。(b)入力軸を180度回動させた際の転動体群及び傘歯車の各歯の配置説明図。 (a)減速機の第2実施例に関する軸方向断面図。(b)入力軸を180度回動させた際の減速機の軸方向断面図。 第2ベースプレート上の第2の転動体群の配置に関する説明図。 (a)初期位置における第2の転動体群及び傘歯車の各歯の配置説明図。(b)入力軸を180度回動させた際の第2の転動体群及び傘歯車の各歯の配置説明図。
図1から図3により第1実施例の減速機の構成と動作を説明する。図1から図6においては、それぞれ減速機の前方をFr、後方をRe、上方をUp、下方をLwとして説明する。
図1(a)及び図1(b)に示す通り、第1実施例の減速機40は、ケース41、入力軸42、出力軸43及び減速機構44を有する。
図1(a)に示す通り、ケース41は、ケース本体41a、入力軸支持部41b、裏蓋41c及び複数の雄ねじ41dを有する。ケース本体41aは、円筒部41eの前端に前板41fを一体に備え、後端の外周にフランジ部41gを有する。前板41fの中央には円孔41hが設けられる。また、入力軸支持部41bは、中央に円孔41iを備えた板状部材であり、複数の雄ねじ41dによって前板41fの内側に固定される。裏蓋41cは、円板状に形成され、中央に円孔41jを有する。また裏蓋41cは、後述する入力軸42、出力軸43及び減速機構44をケース本体41aの内側に収納した状態でフランジ部41gに複数の雄ねじ41kで固定される。また、円筒部41e、円孔41i、円孔41h及び円孔41jは、それぞれ後述する入力軸42の第1回動中心軸線L1と同軸に配置される。
入力軸42は、第1回動中心軸線L1に沿って前方から順番に第1軸部42a、第2軸部42b、傾斜軸受46及び第3軸部42cを一体化した形状を有する。入力軸42の中央には、貫通円孔42dが設けられ、円筒形の第1軸部42aの外周または貫通円孔42dの内側には、図示しない駆動源(電磁クラッチ機構やモーター等)の駆動軸が前方から固定される。第2軸部42bは、第1軸部より外径の大きな円筒形状に形成され、第3軸部42cは、第1軸部より外径の小さな円筒形状に径瀬される。入力軸42は、転がり軸受42e(球軸受やころ軸受け等)によってケース41の入力軸支持部41bの円孔41i内に第1回動中心軸線L1を中心として回動可能に保持される。
図1(a)に示す通り、傾斜軸受46は、軸受本体46aと、支持部46bによって構成される。支持部46bは、第1回動中心軸線L1に対して角度θ傾斜した第2回動中心軸線L2を中心とする円筒形状を有し、外周に転がり軸受である軸受本体46aを固定される。
また、減速機構44は、揺動板45、傾斜軸受46、ベースプレート47、傘歯車48、転動体支持部49及び転動体群50を有する。
図1(a)に示すベースプレート47は、円板形状に形成され、中央に円孔47aを有する。また、ベースプレート47には、出力軸43が固定される。出力軸43は、円板部43aの後面に円筒部43bを同軸に一体化した形状を有し、それぞれの中央には、円孔43cが設けられる。円孔43c及び円孔47aは、それぞれ入力軸42の第3軸部42cの外径よりも大きな内径を有する。また、出力軸43は、ベースプレート47と同軸になるように複数の雄ねじ43d(図1においては、一部を省略している)によって円板部43aをベースプレート47の後面47cにネジ止めされる。ベースプレート47と出力軸43は、共に入力軸42の第1回動中心軸線L1と同軸に配置され、かつ転がり軸受47bを介して入力軸42の第3軸部42cに回動可能に支持される。更に出力軸43の円板部43aは、転がり軸受43eを介してケース41のフランジ部41gの内側に回動可能に保持される。
尚、図2は、ベースプレート47と転動体群50のみを前方から後方に向けて見た(図1(a)の矢視S1方向を参照)仮想図を示す。ベースプレート47の前面には、3以上の歯数からなる歯数n(第1実施例では、一例として歯数を6としているが、歯数は6に限られない)の傘歯車48が設けられる。符号48a〜48fは、前方に向けて凸形状を有する傘歯車48の6つの歯を示す。
図1(a)に示す揺動板45は、金属や樹脂等で円板形状に形成され、表面(後面)45aに円板形状の転動体支持部49を設けられ、裏面(前面)45bに円板形状の軸受保持部45cを設けられる。揺動板45は、傾斜軸受46の軸受本体46aの外径と同じ内径の円孔45dを中央に備える。揺動板45は、軸受本体46aを円孔45dに嵌め合わされ、入力軸42の傾斜軸受46によって第2回動中心軸線L2周りに回動可能に支持される。
また、転動体支持部49及び軸受保持部45cは、それぞれ円孔45dよりも内径が小さく、円孔45dと同軸となる円孔49f及び円孔45eを有し、各外周を揺動板45の外周と面一にした状態で揺動板45の表裏に一体化されることによって軸受本体46aを挟持することにより、揺動板45を軸受本体46aに対して第2回動中心軸線L2方向に抜け止めする。尚、転動体支持部49及び軸受保持部45cは、本実施例のように別部材として形成されて揺動板45に接着等で一体化される他、揺動板45とともに一体成形されても良い。尚、第1実施例の減速機40においては、転がり軸受からなる軸受本体46aを設けずに支持部46bを滑り軸受とし、揺動板45及び転動体支持部49を直接支持部46bに回動可能に支持させても良い。
転動体支持部49は、第2回動中心軸線L2に沿って後方に凹凸を形成する複数の支持溝(49a〜49e)と、転動体が転動体支持部49の半径方向外側に抜けないようにする抜止用の突起49gを有する。複数の支持溝は、円孔49fの中心から放射方向に伸びかつ周方向に等間隔で形成され、かつ傘歯車48の歯数nに対して1以外の公約数を有さない最大n−1個形成される。第1実施例では、一例として5本の支持溝(49a〜49e)を転動体支持部49に設けている。
5つの転動体支持溝(49a〜49e)には、それぞれ図2の二点鎖線部分に示す複数の転動体(50a〜50e)が挿入され、かつ保持されている。複数の転動体(50a〜50e)は、それぞれ本実施例のような円錐台ころ形状または円錐ころ形状に形成され、転動体群50を構成する。また、複数の転動体(50a〜50e)は、複数の支持溝(49a〜49e)と同数以下の個数であり、かつnに対して1以外の公約数を有さない最大n−1個設けられる。第1実施例においては、図2に示すように一例として支持溝(49a〜49e)と同数の5つの転動体(50a〜50e)を設けている。転動体(50a〜50e)は、それぞれ図1(a)及び図2に示す通り、傘歯車48と、転動体支持部49との間に挟持され、6つの歯(48a〜48f)に対して転動する。
尚、図3(a)及び図3(b)は、揺動板45、傘歯車48及び転動体群50の動作を説明するための仮想図であり、図2の傘歯車48を切断線I−Iの位置で切断し、転動体50aの位置を基準として直線状に歯(48a〜48f)と転動体(50a〜50e)を直線状に並べたものと仮定して上方から見た(図1(a)及び図2の矢視S2を参照)仮想図である。符号49hは、歯(48a〜48f)及び転動体(50a〜50e)に対する転動体支持部49の底部の位置関係を示す曲線を示す。転動体支持部49の底部は、等間隔で支持溝(49a〜49e)に保持された転動体(50a〜50e)を歯(48a〜48f)に押し付ける。
次に図1から図3により、第1実施例の減速機40の動作を説明する。図1(a)に示す入力軸42が回動すると、傾斜軸受46の第2回動中心軸線L2及びこの軸線L2に平行な支持部46bは、第1回動中心軸線L1に対して角度θを保ったまま第1回動中心軸線L1の周りを回動する。揺動板45及び転動体支持部49は、転がり軸受である軸受本体46aを介して支持部46bに対して相対回動可能に取り付けられている。従って、揺動板45及び転動体支持部49は、支持部46bが第1回動中心軸線L1周りに回動してもケース41に対して相対回動せず、第1回動中心軸線及び第2回動中心軸線の交点O1を中心として第1回動中心軸線L1に沿って往復揺動する。
具体的には、図1(a)に示す入力軸42が180度回転すると、初期位置において揺動の最後端に配置された揺動板45及び転動体支持部49は、交点O1を中心としてD1の方向、つまり後方から前方に揺動して図1(b)の揺動の最前端まで移動する。更に図1(b)に示す入力軸42が180度回転すると、揺動板45及び転動体支持部49は、交点O1を中心としてD2の方向、つまり揺動の最前端から最後端に揺動して図1(a)の初期位置に戻る。即ち、第1実施例の揺動板45及び転動体支持部49は、入力軸1回転につき前後に一往復揺動する。
その際、図3(a)の転動体(50a〜50e)は、図3(a)の正弦波曲線形状を保ちつつ右方向に移動するような動作をする転動体支持部49の底部49hによって歯(48a〜48f)に押圧される。図3(a)において、転動体50aは、初期位置において揺動の最後端に位置し、転動体50cは、初期位置において揺動の最前端に位置する。入力軸42が180度、つまり半回転すると、底部49hは、正弦波曲線形状の半位相分だけ右方向に移動し、転動体(50b、50c)を後方(Re方向)に押圧し、転動体50cは、図3(a)に示す揺動の最前端の位置から図3(b)に示す最後端位置まで移動する。その際、図3(a)の転動体(50b、50c)は、それぞれ歯(48b、48c)を左側から右方向(Ri方向)に押圧することにより、図3(b)に示すように各歯(48a〜48f)を各歯の半ピッチ分だけ右側に移動させる。その結果、入力軸42を半回転させると、傘歯車48に一体化された出力軸43は、各歯(48a〜48f)の半ピッチ分だけ入力軸42に対して相対回転する。
また図3(b)の状態において入力軸42が更に180度、つまり半回転すると、底部49hは、更に正弦波曲線形状の半位相分だけ右方向に移動し、転動体(50d、50e、50a)を後方(Re方向)に押圧し、転動体50aは、図3(b)に示す揺動の最前端の位置から図3(a)に示す最後端位置(初期位置)まで戻る。その際、転動体(50d、50e、50a)は、それぞれ歯(48d、48e、48f)を左側から右方向(Ri方向)に押圧することにより、傘歯車48を更に各歯(48a〜48f)の半ピッチ分だけ入力軸42に対して相対回転させる。
入力軸42が一回転すると、転動体(50a〜50e)が歯(48a〜48f)に沿って入力軸42と同方向に回転しつつ、それぞれ前後に一往復する。その結果、転動体(50a〜50e)は、出力軸43を入力軸42に対し、入力軸42の回転方向に各歯(48a〜48f)の1ピッチ分だけ相対回動させる。つまり、第1実施例の減速機40は、傘歯車の歯数をnとすると、入力軸42の1回転を出力軸の1/n回転に減速して伝達することにより、減速比nを実現する。本実施例の傘歯車48は、歯数6であるため、減速機40は、減速比6を実現する。
尚、第1実施例の減速機40においては、傘歯車48をベースプレート47に形成するとともに支持溝(49a〜49e)を揺動板45に設けたが、逆に傘歯車48を揺動板45の表面に設け、傘歯車に対向する支持溝(49a〜49e)を有する転動体支持部49をベースプレートに設けても良い。
次に図4から図6により第2実施例の減速機の構成と動作を説明する。図4(a)及び図4(b)に示す第2実施例の減速機56は、減速機構44に第2の減速機構52を設け、ケース41の入力軸支持部41bを第2のベースプレート57に変更し、揺動板45の軸受保持部45cを第2の転動体支持部59に変更した他、第1実施例の減速機40と共通の構成を有する。
具体的には、第2実施例の減速機56は、第1実施例の揺動板45、傾斜軸受46、ベースプレート47、傘歯車48、転動体支持部49及び転動体群50によって揺動板45の表面45a側に構成される第1の減速機構51に加え、更に揺動板45の裏面45b側に図4(a)に示す第2の減速機構52を追加し、第1及び第2の減速機構(51,52)を直列に並べた減速機構44’を構成したものである。
図4(a)に示す第2の減速機構52は、揺動板45、傾斜軸受46、第2のベースプレート57、第2の傘歯車58、第2の転動体支持部59及び第2の転動体群60を有する。
図4(a)に示すように第2実施例のケース41の前板41fの内側には、第1実施例の入力軸支持部41bではなく、第2のベースプレート57が固定される。第2のベースプレート57は、円板形状に形成され、中央に円孔57aを有し、複数の雄ねじ41dによって前板41fに固定される。その際、円孔57aは、ケース41の円孔41hと同軸に配置される。入力軸42は、転がり軸受42e(球軸受やころ軸受け等)によってケース41に固定された第2のベースプレート57の円孔57a内に第1回動中心軸線L1を中心として回動可能に保持される。
尚、図5は、第2のベースプレート57と第2の転動体群60のみを後方から前方に向けて見た(図4(a)の矢視S3方向を参照)仮想図を示す。第2のベースプレート57の後面には、3以上の歯数からなる歯数n+1(nは、第1の減速機構51の傘歯車48の歯数)の第2の傘歯車58が設けられる。尚、第2実施例では、一例として傘歯車48の歯数を6としたことに基づいて第2の傘歯車58の歯数を7としているが、歯数は7に限られない。符号58a〜58gは、後方に向けて凸形状を有する第2の傘歯車58の7つの歯を示す。
図4(a)に示すように第2実施例の揺動板45の裏面(前面)45bには、第1実施例の軸受保持部45cではなく、図4(a)に示す円板形状の第2の転動体支持部59が設けられる。第2の転動体支持部59は、揺動板45と同様に金属や樹脂等で形成される。第2の転動体支持部59は、本実施例のように別部材として形成されて揺動板45に接着等で一体化される他、揺動板45とともに一体成形されても良い。また、第2の転動体支持部59の中央には、揺動板45の円孔45dよりも内径が小さく、円孔45dと同軸となる円孔59gが設けられる。転動体支持部49及び第2の転動体支持部59は、各外周を揺動板45の外周と面一にした状態で揺動板45の表裏に一体化されることによって軸受本体46aを挟持することにより、揺動板45を軸受本体46aに対して第2回動中心軸線L2方向に抜け止めする。
第2の転動体支持部59は、第1回動中心軸線L1に対して傾斜する傾斜軸受46の第2回動中心軸線L2に沿って後方に凹凸を形成する複数の支持溝(59a〜59f)と、転動体が転動体支持部49の半径方向外側に抜けないようにする抜止用の突起59hを有する。複数の支持溝は、円孔59gの中心から放射方向に伸び、かつ周方向に等間隔で形成され、かつ第2の傘歯車58の歯数n+1に対して1以外の公約数を有さない最大n個形成される。第1実施例では、一例として6本の支持溝(59a〜59f)を第2の転動体支持部59に設けている。
6つの転動体支持溝(59a〜59f)には、それぞれ図5の二点鎖線部分に示す複数の転動体(60a〜60f)が挿入され、かつ保持されている。複数の転動体(60a〜60f)は、それぞれ本実施例のような円錐台ころ形状または円錐ころ形状に形成され、第2の転動体群60を構成する。また、複数の転動体(60a〜60f)は、複数の支持溝(59a〜59f)と同数以下の個数であり、かつnに対して1以外の公約数を有さない最大n個設けられる。第2実施例においては、図4に示すように一例として支持溝(59a〜59f)と同数の6つの転動体(60a〜60f)を設けている。転動体(60a〜60f)は、それぞれ図4(a)及び図5に示す通り、第2の傘歯車58と、第2の転動体支持部59との間に挟持され、7つの歯(58a〜58g)に対して転動する。
尚、図6(a)及び図6(b)は、揺動板45、第2の傘歯車58及び第2の転動体群60の動作を説明するための仮想図であり、図4の第2の傘歯車58を切断線II−IIの位置で切断し、転動体60aの位置を基準として直線状に歯(58a〜58g)と転動体(60a〜60f)を直線状に並べたものと仮定して上方から見た(図4(a)及び図5の矢視S4を参照)仮想図である。符号59iは、歯(58a〜58g)及び転動体(60a〜60f)に対する第2の転動体支持部59の底部の位置関係を示す曲線を示す。第2の転動体支持部59の底部は、等間隔で支持溝(59a〜59f)に保持された転動体(60a〜60f)を歯(58a〜58g)に押し付ける。
次に図4から図6により、第4実施例の減速機56の動作を説明する。図4(a)に示す入力軸42が回動すると、傾斜軸受46の第2回動中心軸線L2及びこの軸線L2に平行な支持部46bは、第1回動中心軸線L1に対して角度θを保ったまま第1回動中心軸線L1の周りを回動する。揺動板45、転動体支持部49及び第2の転動体支持部59は、転がり軸受である軸受本体46aを介して支持部46bに対して相対回動可能に取り付けられる。揺動板45、転動体支持部49及び第2の転動体支持部59は、支持部46bが入力軸42と共に第1回動中心軸線L1周りに半回転(180°回転)すると、第1回動中心軸線及び第2回動中心軸線の交点O1を中心として初期位置である後端部位置から図4(b)の前端部位置まで揺動し、更に支持部46bが半回転すると、図4(a)の初期位置である後端部位置まで揺動する。即ち、転動体支持部49及び第2の転動体支持部59は、入力軸42が1回転すると、第1回動中心軸線L1に沿って1回往復揺動する。
図4(a)に示す入力軸42が半回転(180°回転)することにより、第2の転動体支持部59が初期位置である後端部位置から図4(b)の前端部位置まで揺動すると、第2の転動体群60のうち転動体(60b〜60d)は、第2の転動体支持部59の底部59iから前方(Fr方向)に向けた力を受ける。第2の傘歯車58は、ケース41に固定されているため、図4(a)の転動体(60b〜60d)は、第2の支持溝(59b〜59d)を介して図4(a)の第2の転動体支持部59を各歯(58a〜58g)の半ピッチ分だけ左方向(Le方向)に押す。その結果、入力軸42を半回転させると、一体化された第2のベースプレート57、揺動板45及び転動体支持部49は、入力軸42に対し、各歯(58a〜58g)の半ピッチ分だけ入力軸42の回転方向に対して逆向きに相対回転する。
また、図4(b)に示す入力軸42が更に半回転(180°回転)することにより、第2の転動体支持部59が後端部位置から図4(a)の前端部位置(初期位置)まで戻ると、第2の転動体群60のうち転動体(60a、60e、60f)は、第2の転動体支持部59の底部59iから前方(Fr方向)に向けた力を受ける。図4(b)の転動体(60a、60e、60f)は、第2の支持溝(60a、60e、60f)を介して図4(b)の第2の転動体支持部59を各歯(58a〜58g)の半ピッチ分だけ更に左方向(Le方向)に押す。その結果、第2の転動体支持部59、揺動板45及び転動体支持部49は、入力軸42に対して、各歯(58a〜58g)の半ピッチ分だけ入力軸42の回転方向に対して更に逆向きに相対回転する。
つまり、入力軸42が一回転すると、転動体(60a〜60f)がそれぞれ前後に一往復することにより、第2の転動体支持部59、揺動板45及び転動体支持部49を入力軸42に対して第2の傘歯車の各歯(58a〜58g)の1ピッチ分だけ、入力軸42の回転方向に対して逆向きに相対回動させる。つまり、第2実施例の減速機56は、第1の減速機構51の傘歯車48の歯数をnとし、第2の減速機構52の第2の傘歯車58の歯数をn+1とし、揺動板45及び転動体支持部49を出力軸と仮定すると、入力軸42の1回転を出力軸(揺動板45及び転動体支持部49)の1/(n+1)回転として減速して伝達する減速比n+1の減速機となる。第2実施例の第2の傘歯車58は、歯数7であるため、第2の減速機構52は、減速比7の減速機構を実現する。
尚、第1の減速機構51は、第1実施例と同様に揺動板45、傾斜軸受46、ベースプレート47、歯数nの傘歯車48、転動体支持部49及び転動体群50によって減速比6の減速機構を実現する。従って、第1の減速機構51の転動体(50a〜50e)は、入力軸が1回転し、ケース41に対して相対回動することなく一往復揺動した揺動板45から前後方向の力を受けた場合、出力軸43を入力軸42に対し、入力軸の回転方向に1/n回転させる。しかし、第2実施例においては、第2の減速機構52が揺動板45及び転動体支持部49をケース41及び入力軸42に対し、入力軸の回転方向と逆向きに1/(n+1)回転させるため、第1の減速機構51の歯(48a〜48f)に対する転動体(50a〜50e)の転動距離を減じさせる。その結果、第2実施例の減速機56は、減速比nの第1の減速機構51と減速比n+1の第2の減速機構52を直列して配置した構成となり、減速機56の減速比は、n(n+1)となり、傘歯車48の歯数nと第2の傘歯車58の歯数n+1に比例した大減速比を有する減速機となる。
尚、第2実施例の減速機56においては、第2の傘歯車58を第2のベースプレート57に形成するとともに第2の支持溝(59a〜59f)を揺動板45に設けたが、逆に第2の傘歯車58を揺動板45の表面に設け、第2の傘歯車58に対向する第2の支持溝(59a〜59f)を有する第2の転動体支持部59を第2のベースプレート57に設けても良い。また、第2実施例の減速機56においては、転がり軸受からなる軸受本体46aを設けずに支持部46bを滑り軸受とし、揺動板45、転動体支持部49及び第2の転動体支持部59を直接支持部46bに回動可能に支持させても良い。
第1実施例の減速機40によれば、揺動板45及び複数の転動体(50a〜50e)が入力軸42及び出力軸43の軸方向、つまり第1回動中心軸線L1に沿った方向に揺動するため、歯数nに基づいた所望の減速比を実現しつつ、ケース41を含めた減速機40の大きさを径方向に小さく形成出来るため、減速機の径方向に余裕のある配置空間を内側に持たない装置に減速機40を設置出来る。
また、第2実施例の減速機56によれば、第1の減速機構51に加え、第1回動中心軸線L1に沿った方向に揺動する転動体(60a〜60f)を有する第2の減速機構52を揺動板45の表裏に直列的に設けたことにより、減速機の大きさを径方向に拡大することなく傘歯車48の歯数nと第2の傘歯車58の歯数n+1に比例した大減速比の減速機が実現される。
40 減速機
41 ケース
42 入力軸
43 出力軸
44、44’ 減速機構
45 揺動板
45a 揺動板の表面
45b 揺動板の裏面
46 傾斜軸受
47 ベースプレート
48 傘歯車
49 転動体支持部
49a〜49e 支持溝
50 転動体群
50a〜50e 転動体
51 第1の減速機構
52 第2の減速機構
56 減速機
57 第2のベースプレート
58 第2の傘歯車
59 第2の転動体支持部
59a〜59f 第2の支持溝
60 第2の転動体群
60a〜60f 転動体
L1 第1回動中心軸線
L2 第2回動中心軸線

Claims (5)

  1. ケースと、
    前記ケースによって回動可能に支持された入力軸と、
    前記ケースによって回動可能に支持され、かつ前記入力軸と同軸かつ相対回動可能に配置された出力軸と、
    前記入力軸の回転を減速して前記出力軸に伝達する減速機構と、
    を有する減速機において、
    前記減速機構は、
    揺動板と、
    前記入力軸の外周の周方向に設けられ、前記入力軸の第1回動中心軸線に対して傾斜した第2回動中心軸線回りに前記揺動板を回動可能に支持する傾斜軸受と、
    前記揺動板の表面に対向した状態で前記入力軸と同軸に配置され、入力軸によって回動可能に支持され、かつ出力軸に一体化されたベースプレートと、
    第1回動中心軸線の軸方向に凸となるように前記ベースプレートに設けられた3以上の歯数からなる歯数nの傘歯車と、
    前記揺動板の表面に設けられた、nに対して1以外の公約数を有さない最大n−1個の複数の支持溝と、平面状の底部を有する転動体支持部と、
    前記複数の支持溝にそれぞれ挿入され、前記傘歯車と前記転動体支持部の底部との間に挟持される、複数の前記支持溝と同数以下の個数でありnに対して1以外の公約数を有さない最大n−1個の複数の転動体からなる転動体群と、
    を備えたことを特徴とする、減速機。
  2. 前記減速機構は、第2の減速機構を有し、
    前記第2の減速機構は、
    前記ケースに固定され、前記揺動板の裏面に対向した状態で前記入力軸と同軸に配置され、かつ前記入力軸を回動可能に保持する第2のベースプレートと、
    第1回動中心軸線の軸方向に凸となるように前記第2のベースプレートに設けられた歯数n+1の第2の傘歯車と、
    前記揺動板の裏面に設けられた、n+1に対して1以外の公約数を有さない最大n個の複数の第2の支持溝と平面状の底部を有する第2の転動体支持部と、
    複数の前記第2の支持溝にそれぞれ挿入され、前記第2の傘歯車と前記第2の転動体支持部の底部との間に挟持される、複数の前記支持溝と同数以下の個数でありnに対して1以外の公約数を有さない最大n+1個の複数の転動体からなる第2の転動体群と、
    を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の減速機。
  3. 前記複数の転動体は、それぞれ円錐台ころ形状または円錐ころ形状を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の減速機
  4. 前記傾斜軸受が転がり軸受であることを特徴とする、請求項1または2に記載の減速機。
  5. 前記揺動板と転動体支持部が一体である、請求項1または2に記載の減速機。
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