JP6352071B2 - ボトル容器およびボトル容器詰め商品 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトル容器およびボトル容器詰め商品に関する。
各種の内容物を収容するための容器の1つとして、口頸部と、口頸部よりも大径に形成されて内容物を収容する本体部と、を有するボトル型の容器(以下、ボトル容器)がある。
内容物を使い切った後でボトル容器を廃棄する際になるべく容積を減らすことができるように、ボトル容器は、容易に押しつぶすことができ、且つ、押しつぶされた状態を保持できるようになっていることが望まれている。
特許文献1には、口頸部の外周部に形成されたねじ山又はネックリングが不連続部を有し、この不連続部はプラスチックボトルの中心を通り且つ相互に直交する2つの仮想縦断面上に位置する部分に形成されているプラスチックボトルが記載されている。更に、このプラスチックボトルの底部には、付与される押しつぶし力に直交する仮想縦断面上に位置する部分を内側に陥没した凹状溝部が形成されている。更に、押しつぶし力に直交する仮想縦断面に沿うプラスチックボトルの一方の対向面には少なくとも1つの凹状部が、他方の対向面にはこの凹状部とプラスチックボトル扁平時に嵌合可能な凸状部が、それぞれ形成されている。
特許文献1には、口頸部に不連続部が形成されているとともに、底部に凹状溝部が形成されていることにより、プラスチックボトルを容易に押しつぶすことができる旨が記載されている。更に、特許文献1には、一方の対向面には凹状部が、他方の対向面にはこの凹状部とプラスチックボトル扁平時に嵌合可能な凸状部が、それぞれ形成されていることにより、プラスチックボトルの扁平状態を保持できる旨が記載されている。
なお、特許文献2には、口頸部の近傍部分に残った内容物を効率良く容易に押し出すことのできる可撓性容器について記載されている。
特開平07−101442号公報 特開2007−308195号公報
本発明者等の検討によれば、ボトル容器を押しつぶす際に最も押しつぶしにくい部分は、ボトル容器の形状にもよるが、本体部から口頸部にかけての部分である場合が多い。
特許文献1の技術では、上記の不連続部の存在により、口頸部については容易に押しつぶすことができると考えられる。しかしながら、本体部に関しては、底部を除き、押しつぶし易さについて考慮された構造とはなっていない。このため、本体部から口頸部にかけての一連の押しつぶし動作をスムーズに行うことが、必ずしも容易ではないと考えられる。
また、特許文献1の技術では、容器が押しつぶされた状態を保持するために、容器の一方の対向面には凹状部が、他方の対向面にはこの凹状部と嵌合可能な凸状部が、それぞれ形成されている。このため、容器の成形に際して複雑な形状の加工が必要となってしまうとともに、容器が嵩張る割には内容積が小さくなってしまうといった課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、本体部から口頸部にかけての部分をより容易に押しつぶすことと、押しつぶされた状態を保持し易くすることとを、簡単な構造によって実現することが可能なボトル容器およびボトル容器詰め商品に関する。
本発明は、
口頸部と、
前記口頸部よりも断面積が大きく内容物を収容する本体部と、
を有し、
前記口頸部の外周面に螺旋状のねじ山とねじ溝とが形成されていることにより、当該口頸部は雄ねじ形状に形成されており、
前記口頸部の外周面には、前記ねじ山を分断してなるねじ分断部が、前記口頸部の軸心と並列に延在して形成され、
前記本体部の外面には、前記ねじ分断部を正視したときにおける前記ねじ分断部の延長方向に延在する溝状部が形成され、
前記本体部において、前記溝状部における前記ねじ分断部側とは反対側の端部、前記溝状部の途中部分、または前記溝状部の延長上の部分には、当該ボトル容器を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部が形成されているボトル容器を提供する。
また、本発明は、
本発明のボトル容器と、
前記ボトル容器内に収容された内容物と、
前記ボトル容器の前記口頸部に装着された蓋部と、
を有するボトル容器詰め商品を提供する。
本発明によれば、本体部から口頸部にかけての部分をより容易に押しつぶすことと、押しつぶされた状態を保持し易くすることとを、簡単な構造によって実現することができる。
実施形態に係るボトル容器を示す図であり、このうち(a)は背面図、(b)は(a)の矢印B方向から見た側面図である。 実施形態に係るボトル容器の上部を示す図であり、このうち(a)は背面図、(b)は(a)の矢印B方向から見た側面図である。 実施形態に係るボトル容器を示す図であり、このうち(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のD−D線に沿った切断端面図、(e)は(b)のD−D線に沿った部分の上部の矢視断面図である。 実施形態に係るボトル容器を示す図であり、このうち(a)は(e)のA−A線に沿った切断端面図、(b)は(e)のB−B線に沿った切断端面図、(c)は(e)のC−C線に沿った切断端面図、(d)は(e)のD−D線に沿った切断端面図、(e)は図1(a)の矢印A方向から見た側面図である。 実施形態に係るボトル容器の口頸部を示す図であり、このうち(a)は平面図、(b)は斜視図、(c)は(a)の矢印C方向から見た背面図、(d)は(a)の矢印D方向から見た側面図である。 実施形態に係るボトル容器詰め商品の背面図である。 実施形態に係るボトル容器の押しつぶし動作の説明図であり、このうち(a)は第1段階を示し、(b)は第2段階を示す。 実施形態に係るボトル容器を押しつぶした状態を示す図であり、このうち(a)は口頸部の形状を示し、(b)は本体部の肩部の形状を示す。 図9(a)は変形例1に係るボトル容器の背面上部を示す図であり、図9(b)は変形例2に係るボトル容器の背面上部を示す図である。 変形例3に係るボトル容器を示す図であり、このうち(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のD−D線に沿った切断端面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
図1は実施形態に係るボトル容器100を示す図であり、このうち(a)は背面図、(b)は(a)の矢印B方向から見た側面図である。
図2はボトル容器100の上部を示す図であり、このうち(a)は背面図、(b)は(a)の矢印B方向から見た側面図である。
図3はボトル容器100を示す図であり、このうち(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のD−D線に沿った切断端面図、(e)は(b)のD−D線に沿った部分の上部(図3(d)のE部)の矢視断面図である。
図4はボトル容器100を示す図であり、このうち(a)は(e)のA−A線に沿った切断端面図、(b)は(e)のB−B線に沿った切断端面図、(c)は(e)のC−C線に沿った切断端面図、(d)は(e)のD−D線に沿った切断端面図、(e)は図1(a)の矢印A方向から見た側面図である。
図5はボトル容器100の口頸部10を示す図であり、このうち(a)は平面図、(b)は斜視図、(c)は(a)の矢印C方向から見た背面図、(d)は(a)の矢印D方向から見た側面図である。
図6は実施形態に係るボトル容器詰め商品200の背面図である。図7は実施形態に係るボトル容器100の押しつぶし動作の説明図であり、このうち(a)は第1段階を示し、(b)は第2段階を示す。
なお、図7(a)、(b)は、図1(b)に示すのと同じ向きにボトル容器100を見たときのボトル容器100の外形線を示す。
図8は実施形態に係るボトル容器100を押しつぶした状態を示す図であり、このうち(a)は口頸部10を口頸部10の軸心X方向に見たときの形状を示し、(b)は本体部20の肩部21の横断面形状を示す。
本実施形態に係るボトル容器100は、口頸部10と、口頸部10よりも断面積が大きく、内容物を収容する本体部20と、を有する。ここで、口頸部10の断面積は、例えば、口頸部10の軸心Xに対して直交する平面で切断したときの口頸部10の断面積を意味する。この場合、本体部20の断面積は、口頸部10の軸心Xの延長線に対して直交する平面で切断したときの本体部20の断面積を意味する。口頸部10の外周面に螺旋状のねじ山15とねじ溝16とが形成されていることにより、口頸部10は雄ねじ形状に形成されている。口頸部10の外周面には、ねじ山15を分断してなるねじ分断部31が、口頸部10の軸心Xと並列に延在するように形成されている。本体部20の外面には、ねじ分断部31を正視したときにおけるねじ分断部31の延長方向に延在する溝状部40が形成されている。本体部20において、溝状部40におけるねじ分断部31側とは反対側の端部、溝状部40の途中部分、または溝状部40の延長上の部分には、ボトル容器100を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部50が形成されている。
ここで、本明細書において、「正視する」とは、対象となる部分に正対した状態で、当該対象の部分を視ることを意味する。例えば、ねじ分断部31を正視するとは、ねじ分断部31に正対した状態で、ねじ分断部31を視ることを意味する。
また、本実施形態に係るボトル容器詰め商品200は、本実施形態に係るボトル容器100と、ボトル容器100内に収容された内容物160と、ボトル容器100の口頸部10に装着された蓋部153と、を有する。
なお、本明細書において、ボトル容器100およびボトル容器詰め商品200における各構成要素の上下の位置関係は、水平な面上にボトル容器100を立てて置いたときにおける位置関係であるものとして説明する。ただし、この位置関係は、ボトル容器100およびボトル容器詰め商品200の使用時、保管時、運搬時や、製造時等における位置関係とは必ずしも一致しない。
先ず、図1乃至図5を参照してボトル容器100の構造を説明する。
ボトル容器100は、手で容易に押しつぶすことができるように、可撓性の材料によって、薄肉に形成されている。ボトル容器100において、外面が凸形状となっている部分では、内面が凹形状となっている。
ボトル容器100は、例えば、樹脂材料を用いてブロー成形により作製することができる。
ただし、ボトル容器100の材料は、樹脂に限らない。ボトル容器100は、例えば、金属材料を用いて薄肉に形成されたものであっても良い。
ボトル容器100は、口頸部10と、本体部20と、を有する。口頸部10は、円筒状の中空形状に形成されている。口頸部10の上端は、開口部10aとなっている。口頸部10の下端には、本体部20が連接されている。本体部20は、底を有する中空体であり、その内部に内容物を収容可能となっている。口頸部10の内部空間と本体部20の内部空間とは相互に連通している。
口頸部10は、より具体的には、例えば、円筒形状の大径部11と、大径部11よりも上方に位置しているとともに大径部11よりも小径の円筒形状に形成されている小径部13と、小径部13と大径部11との間に位置しているとともに小径部13と大径部11とを相互に接続しているテーパー部12と、を有している。テーパー部12の下端の径は、大径部11の径と同じであり、テーパー部12の上端の径は、小径部13の径と同じである。テーパー部12は、その下端から上端に向けて徐々に縮径するテーパー形状に形成されている。小径部13、テーパー部12および大径部11は、互いに同軸に配置されている。
口頸部10の外周面には、口頸部10の軸心Xを中心とする螺旋状のねじ山15が形成されている。口頸部10の外周面にねじ山15が形成されている結果、口頸部10の外周面において、隣り合うねじ山15どうしの間の部分が、ねじ溝16を構成している。具体的には、例えば、ねじ山15は、大径部11の外周面に形成されており、ねじ溝16は、大径部11の外周面の一部分により構成されている。
このようにねじ山15とねじ溝16とが形成されていることにより、口頸部10は雄ねじ形状をなしている。
更に、大径部11の外周面において、ねじ山15が形成されている部分の下方に位置する部分には、ネックリング17が形成されている。ネックリング17は、環状の凸条であり、口頸部10の軸心Xに対して直交する平面に沿って形成されている。例えば、大径部11の外周面からの突出高さは、ネックリング17とねじ山15とで互いに等しくなっている。
ネックリング17は、ボトル容器100の成形加工時、および、ボトル容器100への内容物の充填時に、製造装置(図示略)がボトル容器100を安定的に掴むことができるようにするためのガイド部として機能する。
なお、口頸部10の下端位置(口頸部10と本体部20との境界部)には、いわゆる台座(図10の符号18参照)は形成されていない。このため、口頸部10を容易に押しつぶすことができるようになっている。
本体部20は、例えば、口頸部10の下に隣接している肩部21と、肩部21の下に隣接している胴部22と、胴部22の下に隣接している底部23と、を有している。
肩部21は、その横断面積が上方に向けて縮小(例えば徐々に縮小)している。
底部23は、その横断面積が下方に向けて縮小(例えば徐々に縮小)している。
胴部22は、その上端部から下端部に亘って横断面積がほぼ一定の寸胴形状をなしている。
本体部20の横断面形状は、円形であっても良いが、例えば、楕円状に形成されている。すなわち、本体部20は、例えば、外形の厚み寸法が相対的に小さい第1方向と、外形の厚み寸法が相対的に大きい第2方向と、を持つ扁平形状をなしている。このため、本体部20は、相対的に幅広の正面部20aおよび裏面部20bと、相対的に幅狭の一対の側面部20c、20dを有している。
換言すれば、本体部20は、口頸部10の軸心Xに対して直交する横断面が短軸と長軸とを有する扁平形状をなしている。肩部21においては、短軸および長軸が上方に向けて徐々に短くなっており、底部23においては、短軸および長軸が下方に向けて徐々に短くなっている。胴部22においては、短軸および長軸の長さをそれぞれほぼ一定とすることができる。なお、図1等に図示される構造では、胴部22において、長軸の長さが下方に向けて、僅かではあるが、徐々に長くなっており、安定性の高い形状となっている。
肩部21と胴部22との境界部には、本体部20の周方向に沿って延在する第1の稜線(稜線)81が形成されている。より具体的には、第1の稜線81は、本体部20の周方向の全周に亘って形成されているか、又は、本体部20の周方向のほぼ全周に亘って形成されている。なお、口頸部10の軸心に沿った断面のうち、第1の稜線81と交差する任意の断面では、本体部20の外形線が肩部21と胴部22との境界にて折れ曲がっている(図3(d))。
同様に、胴部22と底部23との境界部には、本体部20の周方向に沿って延在する第2の稜線82が形成されている。より具体的には、第2の稜線82は、本体部20の周方向の全周に亘って形成されているか、又は、本体部20の周方向のほぼ全周に亘って形成されている。なお、口頸部10の軸心に沿った断面のうち、第2の稜線82と交差する任意の断面では、本体部20の外形線が胴部22と底部23との境界にて折れ曲がっている(図3(d))。
第1の稜線81は、例えば、波線状に形成されている。第1の稜線81は、例えば、正面部20a並びに裏面部20bにおける水平方向中央部において最も上方にうねっており、側面部20c並びに側面部20dにおける水平方向中央部において最も下方にうねっている。
同様に、第2の稜線82は、例えば、波線状に形成されている。第2の稜線82は、例えば、第1の稜線81に対してほぼ上下対称な形状に形成されている。すなわち、第2の稜線82は、例えば、正面部20a並びに裏面部20bにおける水平方向中央部において、最も下方にうねっており、側面部20c並びに側面部20dにおける水平方向中央部において最も上方にうねっている。
上記のように、口頸部10の外周面には、ねじ山15を分断するような形態のねじ分断部31が形成されている。ねじ分断部31は、口頸部10の軸心Xに対して並列に延在している。より具体的には、例えば、ねじ分断部31は、軸心Xに対して平行に延在している。したがって、ねじ分断部31は、直線状に延在している。
ねじ分断部31は、例えば、裏面部20bを背面視したとき(図1(a)の状態)に口頸部10の中央となる部分に形成されている。なお、ねじ山15は、口頸部10の外周面を複数回周回しており、裏面部20bを背面視したとき、ねじ山15は複数条に形成されている。ねじ分断部31は、その複数条のねじ山15をそれぞれ分断するように、上下に延在している。
本実施形態のようにボトル容器100がネックリング17を有する場合、ねじ分断部31はネックリング17も分断していることが好ましい。
例えば、ねじ分断部31の上端位置は、テーパー部12の上端位置と一致し、ねじ分断部31の下端位置は、大径部11の下端位置と一致している。なお、後述するように、ねじ分断部31は、例えば、溝状部40に繋がっている。
ねじ分断部31は、例えば、少なくとも溝状部40側の端部が、ねじ溝16よりも窪んだ溝状に形成された第2溝状部となっている。より具体的には、例えば、ねじ分断部31の全体が、第2溝状部となっている。そして、第2溝状部と溝状部40とが相互に連続する溝状に形成されている。すなわち、第2溝状部は、一条の溝の一部分を構成し、溝状部40は、当該一条の溝の残りの部分を構成している。
第2溝状部は、例えば、小径部13の外周面と同じ深さに形成されている。すなわち、口頸部10の軸心Xから小径部13の外周面までの距離と、軸心Xからねじ分断部31の第2溝状部の底部までの距離とが互いに等しい。
ねじ分断部31は、例えば、台形状の横断面形状に形成されている(図3(a)、図4(a)、図5(a)等参照)。これにより、ボトル容器100を廃棄する際に、例えば、口頸部10において、ねじ分断部31の両脇に位置する部分どうしが接触するまで口頸部10を押しつぶすことにより、口頸部10を十分に扁平にすることができる(図8(a)参照)。なお、ねじ分断部31の横断面形状は、V字形状又はU字形状などであっても良いが、台形状とすることによって、口頸部10をより扁平に押しつぶすことができる。
上記のように、本体部20の外面には、溝状部40が形成されている。溝状部40は、本体部20の外面における溝状部40の周囲の部分よりも窪んだ形状の部分である。溝状部40は、ねじ分断部31を正視したときにおけるねじ分断部31の延長方向に延在している。より具体的には、例えば、ねじ分断部31を正視したとき、ねじ分断部31と溝状部40とが同一直線上に存在するように、ねじ分断部31と溝状部40とが配置されていることが好ましい。換言すれば、溝状部40は、口頸部10の軸心Xとねじ分断部31とを含む平面に沿って延在していることが好ましい。
溝状部40は、例えば、本体部20において、少なくとも口頸部10に隣接する部分に形成されている。すなわち、本体部20において、少なくとも口頸部10に隣接する部分には、ねじ分断部31を正視したときにおけるねじ分断部31の延長方向に延在する溝状部40が形成されている。
例えば、ねじ分断部31と溝状部40とは、相互に繋がっている。すなわち、ねじ分断部31と溝状部40とは相互に連続的に形成されている。より具体的には、ねじ分断部31と溝状部40とは、一繋がりの1本の溝形状に形成されており、互いの境界に段差を有していない。溝状部40は、例えば、その下端が、第1の稜線81に達しているか、又は、第1の稜線81の近傍位置まで達している。
更に、口頸部10には、ねじ山15を分断してなる第2ねじ分断部32が形成されている。第2ねじ分断部32は、ねじ分断部31と同様の構造のものである。第2ねじ分断部32は、ねじ分断部31と並列に延在するように形成されている。より具体的には、例えば、第2ねじ分断部32は、口頸部10の軸心Xと平行に延在している。したがって、第2ねじ分断部32は、直線状に延在している。第2ねじ分断部32は、口頸部10の外周面において、軸心Xを挟んでねじ分断部31と対向する箇所に形成されている。
本実施形態のようにボトル容器100がネックリング17を有する場合、第2ねじ分断部32はネックリング17も分断していることが好ましい。
更に、口頸部10には、ねじ山15を周囲よりも低段に形成するか又は分断することにより構成された一対の低段部33が形成されている。低段部33は、口頸部10の外周面において、前記ねじ分断部31が形成された部分を正面としたときに側面となる部分の各々に形成されている。
本実施形態のようにボトル容器100がネックリング17を有する場合、低段部33の形成箇所において、ネックリング17が周囲よりも低段に形成されているか又は分断されていることが好ましい。
本実施形態の場合、低段部33は、例えば、口頸部10の軸心Xに対して平行な平面に沿ってねじ山15を部分的に切断除去したような形状の部分である(図5(a)、(b)等参照)。
このように低段部33が形成されていることにより、ボトル容器100をブロー成形などにより成形する場合において、成形金型から容易に離型することができるとともに、なるべくねじ山15を残すことができるため、口頸部10と蓋とをより確実に螺合させることができる。
より具体的には、低段部33は、例えば、口頸部10の軸心Xに対して平行な平面に沿ってねじ山15及びネックリング17を部分的に切断除去したような形状の部分である。
例えば、口頸部10の軸心Xからねじ溝16までの距離と、軸心Xから低段部33までの距離とは、互いに等しい。具体的には、例えば、平面視における低段部33の中心33aから軸心Xまでの距離と、ねじ溝16から軸心Xまでの距離とが互いに等しく、低段部33は、その中心33aにおいて、ねじ山15及びネックリング17を分断している。すなわち、口頸部10の外周面において、ねじ分断部31が形成された部分を正面としたときに側面となる部分の各々には、ねじ山15を分断してなる側面ねじ分断部(低段部33の中心33a)が形成され、口頸部10の軸心Xからねじ溝16までの距離と、軸心Xから側面ねじ分断部までの距離とが互いに等しい。低段部33の中心33aは、軸心Xと平行に延在している。
ここで、本実施形態の場合、低段部33において、ねじ山15及びネックリング17を分断している部分(中心33a)は、口頸部10の周方向において、実質的に幅を持たない。換言すれば、低段部33において、ねじ山15及びネックリング17を分断している部分は、平面視において点、側面視において線となり、面ではない。
ただし、低段部33において、ねじ山15を分断している部分が、口頸部10の周方向において幅を持つように、低段部33が形成されていても良い。すなわち、図5(a)において、右側の低段部33をより左側に掘り下げ、左側の低段部33をより右側に掘り下げても良い。
或いは、低段部33は、ねじ山15を分断していなくても良い。すなわち、図5(a)において、右側の低段部33はより右側に位置し、左側の低段部33はより左側に位置するように、低段部33が形成されていても良い。
なお、ボトル容器100の縦断面のうち、口頸部10の軸心Xを含み、且つ、ねじ分断部31と第2ねじ分断部32とを通る第1の縦断面と、口頸部10の軸心Xを含み、且つ、一対の低段部33の中心33aを通る第2の縦断面とは、例えば、互いに直交している。
上記のように、押圧部50は、本体部20において、溝状部40におけるねじ分断部31側とは反対側の端部、溝状部40の途中部分、または溝状部40の延長上の部分に形成されている。具体的には、例えば、溝状部40の下端部は、押圧部50に達しており、押圧部50は、胴部22において、溝状部40の端部に隣接する部位に形成されている。このため、押圧部50は、例えば、胴部22の水平方向における中央部の上端に位置する。
本実施形態の場合、押圧部50は、凹部である。押圧部50の形状は特に限定されないが、ボトル容器100を押しつぶす際に指(例えば親指)の腹がフィットするような形状であることが好ましく、例えば、横長の楕円状の形状などが好適である。
なお、押圧部50の上縁は、胴部22と肩部21との境界線の一部分を構成している。すなわち、押圧部50の上縁は、第1の稜線81の一部分である第2部分81bを構成している。第1の稜線81における第2部分81b以外の部分は、第1部分81aである。第1部分81aと第2部分81bとは、相互に連続していても良いし、分断されていても良い。図1(a)等に示される例では、第1部分81aと第2部分81bとは、相互に連続している(繋がっている)。
また、溝状部40とねじ分断部31とは、例えば、なめらかな曲線で繋がって形成されている。すなわち、ねじ分断部31の第2溝状部は、当該第2溝状部における溝状部40側の端部である第1端部31aを含み、溝状部40は、当該溝状部40における第2溝状部側の端部である第2端部40aを含み、口頸部10の軸心Xと、第1端部31aと第2端部40aとの境界部35と、を含む平面で切断した断面において、境界部35がなめらかな曲線状に形成されている(図3(d)、図3(e)、図2(a)参照)。このようにすることにより、第2溝状部及び溝状部40における何れの部分にも段差やエッジが発生しない為に、ボトル容器100を更に押しつぶしやくなる。すなわち、第2溝状部及び溝状部40を構成する一連の溝は、その延在方向が急峻に変化する部分を持たないため、ボトル容器100を当該一連の溝に沿って、スムーズに且つ連続的に押しつぶすことができる。
さらに、溝状部40の深さは、当該溝状部40におけるねじ分断部31側の端部(つまり上端部)から押圧部50側に向けて、一旦深くなった後、溝状部40の最深部40bから押圧部50に向けて次第に浅くなっていることが好ましい(図3(e)参照)。このようにすることにより、図3(e)の断面において、ねじ分断部31から溝状部40に亘る一連の溝の延在方向の変化を、ねじ分断部31と溝状部40との境界部35においても緩やかにすることができる。換言すれば、図3(e)の断面において、境界部35における曲率半径を十分に大きくすることができる。その結果、ねじ分断部31と溝状部40との境界部35を押しつぶしやすくなるので、ボトル容器100を更に押しつぶしやくなる。
更に、本体部20の外面において、溝状部40が形成された部分を正面としたときに側面となる部分には、胴部22から肩部21に亘って側面溝状部60が形成されている。すなわち、本体部20の側面部20c並びに側面部20dの外面には、それぞれ、胴部22から肩部21に亘って側面溝状部60が形成されている。側面溝状部60は、口頸部10の軸心Xと低段部33の中心33aとを含む平面に沿って延在している。
具体的には、例えば、一方の側面部20cには、胴部22から肩部21に亘って、2本の側面溝状部60が互いに並列に形成されている。同様に、他方の側面部20dには、胴部22から肩部21に亘って、例えば、2本の側面溝状部60が互いに並列に形成されている。
側面溝状部60において、胴部22に形成された部分を第1部分61と称すると、第1部分61は、例えば、胴部22の上端から下端に亘って形成されている。第1部分61の溝深さは、例えば、第1部分61の一端から他端に亘って一定に形成されている。
また、側面溝状部60において、肩部21に形成された部分を第2部分62と称すると、第2部分62は、例えば、肩部21の下端から上端に亘って形成されている。第2部分62の溝深さは、例えば、口頸部10側に向けて徐々に浅くなっている。このため、ボトル容器100をブロー成形などにより成形する場合において、成形金型から容易に離型することができる。
また、側面溝状部60の下端部(第3部分63)は、例えば、底部23の上端部に位置している。
更に、本体部20の外面において、溝状部40が形成された部分を正面としたときに側面となる部分のうち、肩部21には、口頸部10側から胴部22側へ向けて延在する凸条70が形成されている。すなわち、本体部20の側面部20c並びに側面部20dの外面のうち、肩部21には、それぞれ、口頸部10側から胴部22側へ向けて延在する凸条70が形成されている。この凸条70の突出高さは、口頸部10側に向けて徐々に高くなっている。
肩部21における側面部20cおよび側面部20dの各々において、凸条70は、2本の側面溝状部60の第2部分62に挟まれた部位に形成されている。
凸条70の上端部70aは、例えば、口頸部10の下端部(大径部11の下端部)に位置している。
なお、胴部22における側面部20cおよび側面部20dの各々において、2本の側面溝状部60に挟まれた中間部65は、それぞれ側面溝状部60に対して相対的に隆起しているため、実質的に凸条のようになっている。図1(b)等に示されるように、例えば、凸条70と中間部65とは、側面視において互いに一直線状に位置しているとともに、相互に繋がっている。
ボトル容器100は、以上のように構成されている。
次に、図6に示すボトル容器詰め商品200について詳細に説明する。
ボトル容器詰め商品200は、上記のボトル容器100と、ボトル容器100内に収容された内容物160と、ボトル容器100の口頸部10に装着された蓋部153と、を有する。
内容物160の形態は、液状のもの(ペースト状のものを含む)に限らず、固体(例えば、粒状のもの(顆粒状のものを含む)、或いは粉状のものなど)であっても良い。
内容物160の種類は、特に限定されない。内容物160としては、例えば、液体石けん(ハンドソープ、ボディソープ)、シャンプー、リンス、洗剤、食品などが挙げられる。
内容物160が液状の場合には、例えば30℃における粘度が500〜5万mPa・s(B型粘度計で測定)の内容物160がボトル容器100内に収容される。
ここでは、一例として、内容物160が液状のハンドソープであるとともに、ボトル容器詰め商品200が口頸部10に装着されたディスペンサーポンプ150を有する例を説明する。
ディスペンサーポンプ150としては、公知の構造のものを用いることができる。ディスペンサーポンプ150としては、液状の内容物160を泡状にして吐出するタイプのものや、液状のまま吐出するタイプのものがある。
ディスペンサーポンプ150は、口頸部10に装着されたスクリュー式の蓋部153と、蓋部153と一体に設けられたポンプ部156と、ポンプ部156に連通している導管部157と、ユーザに押し込み操作される操作部151と、内容物160を吐出する吐出部152と、を有している。
蓋部153は、下端側が開口し、上端側が閉塞して天面部を構成している筒形状に形成されている。蓋部153の内周面は、口頸部10と螺合する雌ねじ形状に形成されている。すなわち、蓋部153の内周面には、内向きに突起したねじ山155が形成されている。蓋部153を口頸部10と螺合させることにより、ディスペンサーポンプ150がボトル容器100に装着されている。また、蓋部153の天面部の内面には、環状のシール部154が設けられており、ディスペンサーポンプ150がボトル容器100に装着された状態で、口頸部10の小径部13の上端面がシール部154に突き当たるようになっている。
なお、ポンプ部156、蓋部153の天面部および操作部151を通して、導管部157と吐出部152とが相互に連通している。
ポンプ部156に内蔵されたバネ(図示略)の付勢に抗して操作部151を下方に押し込み、押し込みを解除することにより、ポンプ部156の働きによりボトル容器100内の内容物160が導管部157を介して吸い上げられ、該内容物160が規定量だけ吐出部152から吐出されるようになっている。吐出後に操作部151を下方に押し込む力を解除することにより、バネの付勢に従って操作部151が元の位置まで上昇する。
ここで、ボトル容器100がポリエチレン等の合成樹脂により作製されている場合の各部の寸法比の好ましい範囲の例について説明する。
ねじ分断部31の開口端(ねじ山15の頂部の位置)での幅W1(図5(a))と深さD1(図5(a))との比(W1:D1)は、5:1から1:1の範囲とすることが好ましい。W1:D1をかかる範囲とすることにより、口頸部10を押しつぶしたときに元に戻ろうとする力を抑制できるため口頸部10を押しつぶした状態に維持しやすくなるとともに、口頸部10に蓋部153を取り付けやすくなる。また、ねじ分断部31の剛性を適度に抑制できるため、口頸部10を押しつぶしやすくなる。
同様に、ねじ分断部31の底部での幅W2(図5(a))と深さD1(図5(a))との比(W2:D1)についても、5:1から1:1の範囲とすることが好ましい。
ねじ分断部31の開口端での幅W1と底部での幅W2との比(W1:W2)は、7:1から1:1の範囲とすることが好ましい。W1:W2をかかる範囲とすることにより、口頸部10を押しつぶしたときに元に戻ろうとする力を抑制できるため口頸部10を押しつぶした状態に維持しやすくなるとともに、口頸部10に蓋部153を取り付けやすくなる。また、ボトル容器100の成形が容易となる。
口頸部10の内径Φ(図5(a))とねじ分断部31の開口端での幅W1との比(Φ:W1)は、2:1から11:1の範囲とすることが好ましい。Φ:W1をかかる範囲とすることにより、口頸部10を押しつぶしたときに元に戻ろうとする力を抑制できるため口頸部10を押しつぶした状態に維持しやすくなるとともに、ねじ分断部31の剛性を適度に抑制できるため口頸部10を押しつぶしやすくなる。
口頸部10の内径Φとねじ分断部31の深さD1との比(Φ:D1)は、40:1から6:1の範囲とすることが好ましい。Φ:D1をかかる範囲とすることにより、口頸部10を押しつぶした状態に維持することが容易となるとともに、ねじ分断部31の剛性を適度に抑制できるため口頸部10を押しつぶしやすくなる。
口頸部10の肉厚とねじ分断部31の深さD1との比(肉厚:深さ)は、1:4から1:1の範囲とすることが好ましい。口頸部10の肉厚とねじ分断部31の深さD1との比をかかる範囲とすることにより、ねじ分断部31の剛性を適度に抑制できるため口頸部10を押しつぶしやすくなるとともに、口頸部10に蓋部153を取り付けやすくなる。
また、第2ねじ分断部32については、第1ねじ分断部31と同様の寸法比で形成することができる。
溝状部40については、溝状部40の上端部において、開口端での幅と深さとの比、底部での幅と深さとの比、開口端での幅と底部での幅との比を、それぞれ第1ねじ分断部31におけるのと同様の寸法比で形成することができる。
また、凸条70については、その高さをその幅以下とすることが好ましい。そのようにすることにより、凸条70が形成する段差部の剛性を抑制できるため、ボトル容器100を押しつぶしやすくなる。
また、凸条70の最大幅は、凸条70の最小幅の1倍以上4倍以下とすることにより、ボトル容器100を凸条70に沿ってスムーズに曲げ変形させることができる。
なお、凸条70は、低段部33の下端と第1の稜線81とを繋ぐように延在していることが好ましい。
また、側面溝状部60の幅(開口端での幅)は、4mm以上15mm以下であることが好ましい。側面溝状部60の幅をかかる範囲とすることにより、ボトル容器100を押しつぶされた状態に維持しやすくなる。
側面溝状部60の深さは、側面溝状部60の幅に応じて適宜に設定することができる。
中間部65の幅は、凸条70の幅と同等に設定することが好ましい。
ボトル容器100におけるその他の各部の寸法は、ボトル容器100の大きさに応じてそれぞれ適宜に設定することができる。
次に、ボトル容器詰め商品200のボトル容器100を押しつぶして折りたたむ動作について説明する。
ボトル容器詰め商品200の内容物160を使い切ったら、先ず、ボトル容器100からディスペンサーポンプ150を取り外す。次に、ボトル容器100を押しつぶすため、ユーザがボトル容器100を手で持つ。
ここで、ボトル容器100の裏面部20bには凹部である押圧部50が形成されているとともに、押圧部50に向かって溝状部40が延び、且つ、溝状部40の延長上にはねじ分断部31も形成されている。このため、ユーザは、押圧部50を押すことによってボトル容器100をスムーズにつぶすことができる旨を容易に認識することができる。このため、ユーザは、押圧部50を押圧し易いように、例えば、ボトル容器100を両手で持つとともに、両手の親指を押圧部50に当て、手の平および残りの指で側面部20c、20dおよび正面部20aを支える。
次に、両手の親指で押圧部50を押圧し、ボトル容器100を押しつぶす(図7(a)参照)。このとき、押圧部50が凹部であるため、押圧部50に対する指のすわりが良く、押圧部50を押し込み易い。また、押圧部50が予め形成された凹部であるため、その凹部の深さおよび面積を拡大させるようにして、本体部20をスムーズに押しつぶすことができる。
押圧部50を押圧することにより、裏面部20bが正面部20a側に向けて凹み、ボトル容器100の容積が減少する。このとき、溝状部40に沿って肩部21における裏面部20bが谷折り形状(V字形状)に容易に折れ曲がり(図8(b)参照)、肩部21がつぶれる。また、肩部21と口頸部10とは隣接しているため、肩部21がつぶれるのに伴い、口頸部10もつぶれる。更に、ねじ分断部31を第2ねじ分断部32側に近づけるように口頸部10を直接指で押圧することにより、図8(a)に示すように口頸部10を十分に押しつぶすことができる。
このように、本体部20から口頸部10にかけての一連の押しつぶし動作を、容易且つスムーズに行うことできる。
ここで、口頸部10には、ねじ分断部31と、第2ねじ分断部32と、一対の低段部33とが形成されている。このため、口頸部10は、主に、ねじ分断部31、第2ねじ分断部32、および、一対の低段部33の中心33aにおいて折れ曲がる。具体的には、例えば、図8(a)に示すように、例えば、ねじ分断部31および第2ねじ分断部32がそれぞれ谷折り形状に折れ曲がり、一対の低段部33の中心33aがそれぞれ山折り形状に折れ曲がる。このため、口頸部10をその軸心X方向において開口部10a側から見たときの形状は、例えば、8の字が折れ曲がったような形状(図8(a))となる。
口頸部10には、ねじ分断部31だけでなく第2ねじ分断部32も形成されていることにより、ねじ分断部31を第2ねじ分断部32側に押し込む動作の最終段階などにおいて第2ねじ分断部32が変形するので、口頸部10をより容易且つ十分に、扁平に押しつぶすことができる。
ねじ分断部31、第2ねじ分断部32および低段部33の中心33aは、それぞれ口頸部10の軸心Xと平行に延在している。つまり、ねじ分断部31、第2ねじ分断部32および低段部33の中心33aは、それぞれ直線状に延在しているので、口頸部10をねじ分断部31、第2ねじ分断部32および低段部33の中心33aに沿ってよりスムーズに折り曲げることができる。
ここで、本体部20には溝状部40が形成されており、本体部20を押しつぶしたときに、本体部20が溝状部40に沿って谷折りとなるため、溝状部40が存在しない場合と比べて、本体部20を押しつぶし易いとともに、その谷折り状態が保持され易い。すなわち、ボトル容器100は、簡単な構造の溝状部40を有していることによって、押しつぶし易くなっているとともに、押しつぶされた状態を保持し易くなっている。
なお、溝状部40が形成されていない場合は、溝状部40が形成されている場合と比べて、本体部20が押しつぶされた後に弾性復帰し易いため、押しつぶされた状態を保持しにくい。
また、ねじ分断部31と溝状部40とが相互に繋がっているので、本体部20から口頸部10にかけての一連の押しつぶし動作をより一層スムーズに且つ連続的に行うことができる。また、ねじ分断部31と溝状部40とが相互に繋がっているので、本体部20の変形を口頸部10へもスムーズに伝達できるため、本体部20を押しつぶすだけで、口頸部10もある程度つぶれるようにでき、ボトル容器100の押しつぶし動作に要する時間を短縮することができる。
また、ねじ分断部31は、ねじ溝16よりも窪んだ溝状に形成されているので、口頸部10をねじ分断部31に沿ってより確実に谷折り形状に折り曲げることができる。
また、上記のように、ボトル容器100には第1の稜線81が形成されている。図7(a)に一点鎖線で示されるように、ボトル容器100がつぶされる前の状態では、本体部20における第1の稜線81の近傍の部分は、本体部20の外方に向けて凸の形状となっている。
一方、図7(a)に実線で示されるように、ボトル容器100がつぶされた後の状態では、本体部20の裏面部20bにおける第1の稜線81の近傍の部分は、本体部20の内方に向けて凸の形状となる。つまり、本体部20の裏面部20bにおける第1の稜線81の近傍の部分の形状は、ボトル容器100がつぶされる前と後とで突出方向が反転する。
そして、このようにボトル容器100がつぶされた後では内方に向けて凸の形状となる(反転する)ことにより、本体部20の裏面部20bにおける第1の稜線81の近傍の部分は、つぶれたままの状態に保形され易くなる。つまり、本体部20は、つぶれた状態が保持されるように、いわばロックされた状態となる。
よって、ボトル容器100は、第1の稜線81によって、押しつぶされた状態を一層保持し易くなっている。
特に、第1の稜線81は、波線状に形成されているため、第1の稜線81が水平に形成されている場合と比べて、より確実に、上記のようにロックされた状態を保持し易い。
また、本体部20の側面部20c、20dには、それぞれ側面溝状部60が形成されているので、本体部20を側面溝状部60に沿って容易に折り曲げることができ、本体部20をより容易に押しつぶすことができる。
特に、各側面部20c、20dには、それぞれ2本の側面溝状部60が互いに並列に形成されているので、2本の側面溝状部60の間に位置する中間部65は、側面溝状部60に対して相対的に隆起した凸条となっている。このため、この中間部65をガイドとして、その両脇の側面溝状部60に沿って本体部20を折り曲げるようにして、本体部20を押しつぶすことができる。つまり、中間部65が尾根となるような山折り形状を容易に実現することができる。
また、側面溝状部60は、胴部22の上端から下端に亘って形成されているので、胴部22をその上端から下端に亘って、容易に押しつぶすことができる。
また、本体部20の肩部21の側面部20c、20dには、それぞれ凸条70が形成されているので、凸条70をガイドとして、凸条70に沿って肩部21を折り曲げるようにして、肩部21を容易に押しつぶすことができる。つまり、凸部70が尾根となるような山折り形状を容易に実現することができる。凸条70は、2本の側面溝状部60の第2部分62に挟まれた部位に形成されているので、凸条70の両脇の部分、すなわち側面溝状部60の第2部分62に沿って、肩部21をより容易に折り曲げて、該肩部21を押しつぶすことができる。
また、肩部21における側面溝状部60の第2部分62の深さは、口頸部10側に向けて徐々に浅くなっている一方で、凸条70の突出高さは口頸部10側に向けて徐々に高くなっているので、凸条70と側面溝状部60の第2部分62との高低差の変化を抑制することできる。その結果、肩部21を、口頸部10側から胴部22側に亘って、容易に変形させて押しつぶすことができる。
図7(a)、図8(a)、(b)に示すような第1段階の押しつぶしを終えたら、例えば、図7(b)に示すような第2段階の押しつぶしを行うことにより、ボトル容器100の容積を更に小さくすることができる。すなわち、例えば、胴部20の下部も押しつぶし、且つ、底部23が裏面部20bを覆った状態となるように、底部23と胴部22との境界部を折り曲げることにより、底部23の嵩張りを抑制することができる。
このように、ボトル容器100を押しつぶして、その容積を小さくすることができるので、使用後に廃棄する際にボトル容器100が嵩張ってしまうことを抑制することができ、廃棄物の容積を減らすことができる。
以上のような実施形態によれば、口頸部10の外周面には、ねじ山15を分断してなるねじ分断部31が、口頸部10の軸心Xと並列に延在するように形成され、本体部20の外面には、ねじ分断部31を正視したときにおけるねじ分断部31の延長方向に延在する溝状部40が形成されている。
そして、本体部20には、ボトル容器100を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部50が形成されており、押圧部50は、溝状部40におけるねじ分断部31側とは反対側の端部、溝状部40の途中部分、または溝状部40の延長上の部分に配置されている。このため押圧部50を押圧して本体部20を押しつぶすことにより、その変形をスムーズに溝状部40に伝達し、本体部20を溝状部40に沿って変形させることができる。すなわち、押圧部50は、本体部20を押圧して押しつぶすのに適した位置に配置されているため、押圧部50を押圧することにより、容易に本体部20を溝状部40に沿って変形させて押しつぶすことができる。
そして、本体部20を押しつぶす際に、溝状部40が容易に谷折り形状になるので、本体部20を容易に押しつぶすことができる。更に、溝状部40の延長上にねじ分断部31が存在するため、本体部20を押しつぶすとともに、口頸部10をねじ分断部31に沿って谷折りに折り曲げて容易に押しつぶすことができる。よって、本体部20から口頸部10にかけての部分を容易に押しつぶすことができる。
また、ボトル容器100を押しつぶしたときに、本体部20が溝状部40に沿って谷折りとなるため、溝状部40が存在しない場合と比べて、その谷折り状態が保持され易い。すなわち、ボトル容器100は、簡単な構造の溝状部40を有していることによって、押しつぶし易くなっているだけでなく、押しつぶされた状態を保持し易くなっている。
このように、本体部20から口頸部10にかけての部分をより容易に押しつぶすことと、押しつぶされた状態を保持し易くすることとを、簡単な構造によって実現することができる。
なお、特許文献1の技術では、上記のように、本体部に関しては、底部を除き、押しつぶし易さについて考慮された構造とはなっていないため、本体部から口頸部にかけての一連の押しつぶし動作をスムーズに行うことが、必ずしも容易ではないと考えられる。
更に、特許文献1の技術では、容器が押しつぶされた状態を保持するために、容器の一方の対向面には凹状部が、他方の対向面にはこの凹状部と嵌合可能な凸状部が、それぞれ形成されている。このため、容器の成形に際して複雑な形状の加工が必要となってしまうとともに、容器が嵩張る割には内容積が小さくなってしまう。また、容器の内面に多数の凹凸が形成されていることから、容器内における内容物の残留も生じ易くなってしまう。
これに対し、本実施形態に係るボトル容器100によれば、溝状部40とねじ分断部31とが形成されているため、本体部20から口頸部10にかけての一連の押しつぶし動作をスムーズに行うことができる。また、ボトル容器100が押しつぶされた状態を保持するための嵌合構造を持たないため、ボトル容器100を簡単な構造にすることができ、ボトル容器100を容易に成形することができるとともに、ボトル容器100内における内容物160の残留を抑制でき、内容物160を効率的に使い切ることができる。また、ボトル容器100の極力大きな内容積を確保し易い。
また、本実施形態に係るボトル容器100によれば、本体部20には、ボトル容器100を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部50が形成されているので、特許文献2の技術よりも更に本体部20から口頸部10にかけての部分を容易に押しつぶすことができる。
また、ねじ分断部31は、少なくとも溝状部40側の端部が、ねじ溝16よりも窪んだ溝状に形成された第2溝状部となっているとともに、第2溝状部と溝状部40とが相互に連続する溝状に形成されている。
よって、口頸部10をねじ分断部31の第2溝状部に沿ってより確実に谷折り形状に折り曲げることができる。
また、ねじ分断部31の第2溝状部と溝状部40とが相互に連続する溝状に形成されているので、本体部20から口頸部10にかけての一連の押しつぶし動作をより一層スムーズに且つ連続的に行うことができる。また、本体部20の変形を口頸部10へもスムーズに伝達できるため、本体部20を押しつぶすだけで、口頸部10もある程度つぶれることが期待できる。
また、ねじ分断部31の第2溝状部は、当該第2溝状部における溝状部40側の端部である第1端部31aを含み、溝状部40は、当該溝状部40における第2溝状部側の端部である第2端部40aを含む。そして、口頸部10の軸心Xと、第1端部31aと第2端部40aとの境界部35と、を含む平面で切断した断面において、境界部35がなめらかな曲線状に形成されている。
これにより、第2溝状部及び溝状部40における何れの部分にも段差やエッジが発生しない為に、ボトル容器100を更に押しつぶしやくなる。
また、溝状部40の深さは、当該溝状部40におけるねじ分断部31側の端部から押圧部50側に向けて、一旦深くなった後、次第に浅くなっているので、ボトル容器100を更に押しつぶしやくなる。
また、押圧部50が凹部であるため、押圧部50に対する指のすわりが良く、押圧部50を押し込み易いとともに、その凹部の深さおよび面積を拡大させるようにして、本体部20をスムーズに押しつぶすことができる。
また、口頸部10の外周面において、口頸部10の軸心Xを挟んでねじ分断部31と対向する箇所には、ねじ山15を分断してなる第2ねじ分断部32が、ねじ分断部31と並列に延在するように形成されている。よって、口頸部10は、第2ねじ分断部32に沿って容易に折れ曲がることができるため、口頸部10の変形の自由度が向上する。よって、第2ねじ分断部32が無い場合と比べて、口頸部10をより容易且つ扁平に押しつぶすことができるとともに、且つ、その押しつぶされた状態をより容易に保持させることができる。
また、口頸部10の外周面において、ねじ分断部31が形成された部分を正面としたときに側面となる部分の各々には、ねじ山15を周囲よりも低段に形成するか又は分断することにより構成された低段部33が形成されている。よって、口頸部10は、低段部33において容易に折れ曲がることができるため、口頸部10の変形の自由度が更に向上する。よって、低段部33が無い場合と比べて、口頸部10をより容易且つ扁平に押しつぶすことができるとともに、且つ、その押しつぶされた状態をより容易に保持させることができる。
また、口頸部10の軸心Xからねじ溝16までの距離と、軸心Xから低段部33までの距離とが互いに等しい。よって、口頸部10に装着される蓋(蓋部153等)のねじ山(例えばねじ山155)と低段部33との隙間をなるべく抑制することができるので、低段部33を形成することによる密閉性の低下を抑制することができる。
また、本体部20の外面において、溝状部40が形成された部分を正面としたときに側面となる部分には、胴部22から肩部21に亘って側面溝状部60が形成されているので、本体部20は、側面溝状部60に沿って容易に折れ曲がることができる。よって、本体部20をより容易に押しつぶすことができる。
また、胴部22から肩部21に亘って、2本の側面溝状部60が互いに並列に形成され、肩部21において、2本の側面溝状部60に挟まれた部位には、口頸部10側から胴部22側へ向けて延在する凸条70が形成されている。よって、凸条70の両脇の部分、すなわち側面溝状部60の第2部分62に沿って、肩部21をより容易に折り曲げて、該肩部21を押しつぶすことができる。
また、本体部20の外面において、溝状部40が形成された部分を正面としたときに側面となる部分のうち、肩部21には、口頸部10側から胴部22側へ向けて延在する凸条70が形成されている。よって、本体部20が薄肉であっても、凸条70自体については変形が抑制されるので、該凸条70をガイドとして、凸条70に沿って肩部21を折り曲げるようにして、肩部21を容易に押しつぶすことができる。
また、肩部21と胴部22との境界部には、本体部20の周方向に沿って延在する第1の稜線81が形成されている。よって、ボトル容器100がつぶされた後の状態では、本体部20において押しつぶされた側の面における第1の稜線81の近傍の部分は、本体部20の内方に向けて凸の形状(外方に向けて凹)となる。つまり、その部分の形状は、ボトル容器100がつぶされる前と後とで、突出方向が反転する。よって、その部分は、つぶれたままの状態に保持され易くなる。
なお、第1の稜線81および第2の稜線82の存在により、ボトル容器100の剛性が向上し、使用時、保管時、運搬時等における保形性を向上することもできる。
また、肩部21と胴部22との境界部には、本体部20の周方向に沿って延在する第1の稜線81が形成され、溝状部40は、肩部21において、口頸部10との境界部から第1の稜線81に向けて延在している。そして、胴部22において溝状部40の端部に隣接する部位には、ボトル容器100を押しつぶす際に押圧される押圧部50が形成され、押圧部50と肩部21との境界部が第1の稜線81の一部分(第2部分81b)を構成している。
このように溝状部40が第1の稜線81に向けて延在しているので、押圧部50を押圧することにより、本体部20をより確実に溝状部40に沿って変形させることができる。また、押圧部50と肩部21との境界部が第1の稜線81の一部分(第2部分81b)を構成しているので、押圧部50を押圧することにより、確実に、第1の稜線81を上記のように反転させて、押しつぶされた状態を保持できるようにすることができる。
次に、ボトル容器100の変形例について説明する。
<変形例1>
図9(a)は変形例1に係るボトル容器100の背面上部を示す図である。本変形例1に係るボトル容器100は、ねじ分断部31および第2ねじ分断部32が溝状に形成されていない点で、上記の実施形態に係るボトル容器100と相違し、その他の点では、上記の実施形態に係るボトル容器100と同様に構成されている。
本変形例1では、ねじ分断部31は、口頸部10の大径部11の外周面に沿った曲面状に形成されている。すなわち、ねじ分断部31は、ねじ山15を部分的にねじ溝16と同じ高さまで除去したような形状に形成されている。
また、図示は省略するが、第2ねじ分断部32も、ねじ分断部31と同様に、ねじ山15を部分的にねじ溝16と同じ高さまで除去したような形状に形成されている。
このような変形例1によっても、上記の実施形態と同様に、溝状部40を有するため、上記の実施形態と同様の効果が得られる。
<変形例2>
図9(b)は変形例2に係るボトル容器100の背面上部を示す図である。本変形例1に係るボトル容器100は、ねじ分断部31と溝状部40とが相互に繋がっていない点で、上記の実施形態に係るボトル容器100と相違し、その他の点では、上記の実施形態に係るボトル容器100と同様に構成されている。
本変形例の場合も、ねじ分断部31を正視したとき、ねじ分断部31と溝状部40とが同一直線上に存在するように、ねじ分断部31と溝状部40とが配置されていることが好ましい。換言すれば、溝状部40は、口頸部10の軸心Xとねじ分断部31とを含む平面に沿って延在していることが好ましい。
このような変形例2によっても、溝状部40を有するため、上記の実施形態と同様の効果が得られる。
<変形例3>
図10は変形例3に係るボトル容器100を示す図であり、このうち(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)のD−D線に沿った切断端面図である。本変形例に係るボトル容器100は、台座部18を有する点で、上記の実施形態に係るボトル容器100と相違し、その他の点では、上記の実施形態に係るボトル容器100と同様に構成されている。
台座部18は、肩部21の上端部において、上向きの段差面として形成されている。台座部18は、平面視において、口頸部10の周囲を囲むように環状に形成されている。
なお、図10(a)に示すように、例えば、平面視において、ねじ分断部31および第2ねじ分断部32が存在する部分では、台座部18が分断されている(台座部18が存在していない)。
また、側面溝状部60および凸条70の上端部が位置する部分においても、台座部18が分断されている(台座部18が存在していない)。
本変形例の場合、ボトル容器100は、台座部18を有するので、口頸部10に蓋部を装着したとき、蓋部の下端面と本体部20との間に隙間が生じてしまうことを抑制し、ボトル容器100の見栄えを向上することができる。
このような変形例3によっても、上記の実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、変形例3のように台座部18を有する場合でも、上述した実施形態の構造を有することにより、ボトル容器100を容易に押しつぶすことができる。
なお、上記の各実施形態および変形例においては、ねじ分断部31が口頸部10の軸心Xと平行に延在している例を説明したが、この例に限らない。
例えば、ねじ分断部31は、軸心Xと平行な線に沿って蛇行する形状に形成されていても良い。この場合も、ねじ分断部31は、軸心Xと並列に延在している。この場合、ねじ分断部31は、少なくとも軸心Xと平行な直線を包含するような幅を有することが好ましく、このようにすることにより、口頸部10を押しつぶしやすくすることができる。
或いは、ねじ分断部31は、その長手方向において深さが変動していても良い。例えば、例えば、下方に向けてねじ分断部31の深さが深くなっていたり、浅くなっていたり、深い部分と浅い部分とが交互に繰り返されていたりしても良い。
同様に、第2ねじ分断部32は、軸心Xと平行な線に沿って蛇行する形状に形成されていても良いし、その長手方向において深さが変動していても良い。
また、上記においては、溝状部40がその全長に亘って連続的な1つの溝により形成されている例を説明した。ただし、溝状部40は、互いに不連続に形成された複数の部分(複数の溝状部)により構成されていても良い。すなわち、溝状部40は、ねじ分断部31を正視したときにおけるねじ分断部31の延長方向に沿って間欠的に配置された複数の部分からなっていても良い。
また、この場合、溝状部40の複数の部分のうち、ねじ分断部31に最も近い部分は、ねじ分断部31と繋がっていることが好ましく、このようにすることにより、本体部20から口頸部10にかけての一連の押しつぶし動作をスムーズに行うことができる。
また、上記においては、第1の稜線81および第2の稜線82が上下方向にうねった波線状に形成されている例を説明したが、第1の稜線81および第2の稜線82は、水平に(正面視、背面視、側面視などにおいて直線状に)形成されていても良い。
また、ボトル容器100をブロー成形により作製する場合において、ブロー成形に供されるパリソンにおける各部の肉厚を適宜調節しておくことにより、ボトル容器100の各部の肉厚を制御することも、必要に応じて行うことができる。
例えば、本体部20を口頸部10よりも薄く形成することにより、本体部20を容易に押しつぶすことができる。
また、本体部20のうち、肩部21および底部23よりも胴部22を薄く形成することにより、本体部20をより容易に押しつぶすことができる。
また、必要に応じて、本体部20の周方向における各部の肉厚を、互いに異ならせても良い。この場合、裏面部20bおよび正面部20aを、側面部20cおよび20dよりも薄く形成することにより、裏面部20bおよび正面部20aを容易に変形させて、本体部20を容易に押しつぶすことができる。
一方、側面部20cおよび20dを、裏面部20bおよび正面部20aよりも薄く形成することにより、押しつぶしの後、側面部20cおよび20dが弾性復帰しようとする力を低減できるため、本体部20が押しつぶされた状態の維持を容易に行うことができる。
また、ボトル容器100はネックリング17を有していなくても良い。
また、上記においては、押圧部50が凹部である例を説明したが、押圧部50は、凸部であっても良い。この場合も、ユーザは、ボトル容器100を押しつぶす際に押圧部50を押せばよい旨を容易に認識することができる。
また、押圧部50は、ボトル容器100を押しつぶす際に押圧される部位である旨を示すマーク(図示略)が付された部分であっても良い。例えば、このマークは、本体部20に印刷されているか、又は、マークが印刷されたラベル(図示略)が本体部20に貼り付けられている。この場合も、ユーザは、ボトル容器100を押しつぶす際に押圧部50を押せばよい旨を容易に認識することができる。
また、上記においては、口頸部10には、ディスペンサーポンプ150が有する蓋部153が装着されている例を示したが、蓋部は、単に口頸部10の開口部10aを閉塞するスクリューキャップ(ポンプ部156、操作部151、吐出部152、導管部157等が付随していないもの)であっても良い。
上記の各形態の一部又は全部は、次のようにも特定され得る。但し、上記の各形態は以下の記載に制限されるものではなく、上記の各形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
<1>
口頸部と、
前記口頸部よりも断面積が大きく内容物を収容する本体部と、
を有し、
前記口頸部の外周面に螺旋状のねじ山とねじ溝とが形成されていることにより、当該口頸部は雄ねじ形状に形成されており、
前記口頸部の外周面には、前記ねじ山を分断してなるねじ分断部が、前記口頸部の軸心と並列に延在して形成され、
前記本体部の外面には、前記ねじ分断部を正視したときにおける前記ねじ分断部の延長方向に延在する溝状部が形成され、
前記本体部において、前記溝状部における前記ねじ分断部側とは反対側の端部、前記溝状部の途中部分、または前記溝状部の延長上の部分には、当該ボトル容器を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部が形成されているボトル容器。
<2>
前記ねじ分断部は、前記口頸部の軸心と平行に延在している<1>に記載のボトル容器。
<3>
前記ねじ分断部は、少なくとも前記溝状部側の端部が、前記ねじ溝よりも窪んだ溝状に形成された第2溝状部となっているとともに、
前記第2溝状部と前記溝状部とが相互に連続する溝状に形成されている<1>又は<2>に記載のボトル容器。
<4>
前記第2溝状部は、当該第2溝状部における前記溝状部側の端部である第1端部を含み、
前記溝状部は、当該溝状部における前記第2溝状部側の端部である第2端部を含み、
前記口頸部の前記軸心と、前記第1端部と前記第2端部との境界部と、を含む平面で切断した断面において、前記境界部がなめらかな曲線状に形成されている<3>に記載のボトル容器。
<5>
前記溝状部の深さは、当該溝状部における前記ねじ分断部側の端部から前記押圧部側に向けて、一旦深くなった後、次第に浅くなっている<1>乃至<4>の何れか一に記載のボトル容器。
<6>
前記溝状部は、前記ねじ分断部の前記延長方向に沿って間欠的に配置された複数の部分からなる<1>又は<2>に記載のボトル容器。
<7>
前記溝状部の前記複数の部分のうち前記ねじ分断部に最も近い部分は、前記ねじ分断部と繋がっている<6>に記載のボトル容器。
<8>
前記口頸部の外周面において、前記口頸部の軸心を挟んで前記ねじ分断部と対向する箇所には、前記ねじ山を分断してなる第2ねじ分断部が、前記ねじ分断部と並列に延在するように形成されている<1>乃至<7>の何れか一に記載のボトル容器。
<9>
前記第2ねじ分断部は、前記口頸部の軸心と平行に延在している<8>に記載のボトル容器。
<10>
前記口頸部の外周面において、前記ねじ分断部が形成された部分を正面としたときに側面となる部分の各々には、前記ねじ山を周囲よりも低段に形成するか又は分断することにより構成された低段部が形成されている<1>乃至<9>の何れか一に記載のボトル容器。
<11>
前記口頸部の外周面において、前記ねじ分断部が形成された部分を正面としたときに側面となる部分の各々には、前記ねじ山を分断してなる側面ねじ分断部が形成され、
前記口頸部の軸心から前記ねじ溝までの距離と、当該軸心から前記側面ねじ分断部までの距離とが互いに等しい<10>に記載のボトル容器。
<12>
前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
前記本体部の外面において、前記溝状部が形成された部分を正面としたときに側面となる部分には、前記胴部から前記肩部に亘って側面溝状部が形成されている<1>乃至<11>の何れか一に記載のボトル容器。
<13>
前記胴部から前記肩部に亘って、2本の前記側面溝状部が互いに並列に形成され、
前記肩部において、2本の前記側面溝状部に挟まれた部位には、前記口頸部側から前記胴部側へ向けて延在する凸条が形成されている<12>に記載のボトル容器。
<14>
前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
前記肩部と前記胴部との境界部には、前記本体部の周方向に沿って延在する稜線が形成されている<1>乃至<13>の何れか一に記載のボトル容器。
<15>
前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
前記肩部と前記胴部との境界部には、前記本体部の周方向に沿って延在する稜線が形成され、
前記溝状部は、前記肩部において、前記口頸部との境界部から前記稜線に向けて延在し、
前記押圧部は、前記胴部において前記溝状部の端部に隣接する部位に形成され、
前記押圧部と前記肩部との境界部が前記稜線の一部分を構成している<1>乃至<14>の何れか一に記載のボトル容器。
<16>
口頸部と、
前記口頸部よりも大径に形成されて内容物を収容する本体部と、
を有し、
前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
前記本体部の側面には、前記胴部から前記肩部に亘って側面溝状部が形成されているボトル容器。
<17>
前記胴部から前記肩部に亘って、2本の前記側面溝状部が互いに並列に形成されている<12>又は<16>に記載のボトル容器。
<18>
前記本体部は、前記胴部の下に隣接している底部を有し、
前記底部は、その横断面積が下方に向けて縮小しており、
前記側面溝状部は、前記胴部の上端から下端に亘って形成されている<12>、<16>又は<17>の何れか一に記載のボトル容器。
<19>
前記側面溝状部の深さは、前記肩部においては、前記口頸部側に向けて徐々に浅くなっている<12>、<16>乃至<18>の何れか一に記載のボトル容器。
<20>
前記肩部には、前記側面溝状部に沿って延在する凸条が形成されている<16>に記載のボトル容器。
<21>
前記肩部において、2本の前記側面溝状部に挟まれた部位には、前記口頸部側から前記胴部側へ向けて延在する凸条が形成されている<17>に記載のボトル容器。
<22>
口頸部と、
前記口頸部よりも大径に形成されて内容物を収容する本体部と、
を有し、
前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
前記本体部の側面のうち、前記肩部には、前記口頸部側から前記胴部側へ向けて延在する凸条が形成されているボトル容器。
<23>
前記本体部の側面には、前記胴部から前記肩部に亘って、2本の側面溝状部が互いに形成され、
前記凸条は、2本の前記側面溝状部に挟まれているとともに、これら2本の側面溝状部に沿って延在している<22>に記載のボトル容器。
<24>
前記凸条の突出高さは、前記口頸部側に向けて徐々に高くなっている<13>、<20>乃至<23>の何れか一に記載のボトル容器。
<25>
前記肩部と前記胴部との境界部には、前記本体部の周方向に沿って延在する稜線が形成されている<15>乃至<24>の何れか一に記載のボトル容器。
<26>
口頸部と、
前記口頸部よりも大径に形成されて内容物を収容する本体部と、
を有し、
前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
前記肩部と前記胴部との境界部には、前記本体部の周方向に沿って延在する稜線が形成されているボトル容器。
<27>
前記稜線は、波線状に形成されている<14>、<25>乃至<26>の何れか一に記載のボトル容器。
<28>
前記本体部には、当該ボトル容器を押しつぶす際に押圧される押圧部が形成されている<16>乃至<27>の何れか一に記載のボトル容器。
<29>
前記押圧部は、前記胴部において、前記胴部と前記肩部との境界部に隣接する部位に形成されている<28>に記載のボトル容器。
<30>
前記押圧部は凹部である<15>、<28>又は<29>の何れか一に記載のボトル容器。
<31>
前記押圧部は凸部である<15>、<28>又は<29>の何れか一に記載のボトル容器。
<32>
前記押圧部は、当該ボトル容器を押しつぶす際に押圧される部位である旨を示すマークが付された部分である<15>、<28>乃至<31>の何れか一に記載のボトル容器。
<33>
前記マークが前記本体部に印刷されているか、又は、前記マークが印刷されたラベルが前記本体部に貼り付けられている<32>に記載のボトル容器。
<34>
前記本体部は、前記胴部の下に隣接している底部を有し、
前記底部は、その横断面積が下方に向けて縮小しており、
前記胴部と前記底部との境界部には、前記本体部の周方向に沿って延在する第2の稜線が形成されている<12>乃至<33>の何れか一に記載のボトル容器。
<35>
前記第2の稜線は、波線状に形成されている<34>に記載のボトル容器。
<36>
<1>乃至<35>の何れか一に記載のボトル容器と、
前記ボトル容器内に収容された内容物と、
前記ボトル容器の前記口頸部に装着された蓋部と、
を有するボトル容器詰め商品。
10 口頸部
10a 開口部
11 大径部
12 テーパー部
13 小径部
15 ねじ山
16 ねじ溝
17 ネックリング
18 台座部
20 本体部
20a 正面部
20b 裏面部
20c 側面部
20d 側面部
21 肩部
22 胴部
23 底部
31 ねじ分断部
31a 第1端部
32 第2ねじ分断部
33 低段部
33a 中心
35 境界部
40 溝状部
40a 第2端部
40b 最深部
50 押圧部
60 側面溝状部
61 第1部分
62 第2部分
63 第3部分
65 中間部
70 凸条
70a 端部
81 第1の稜線(稜線)
81a 第1部分
81b 第2部分
82 第2の稜線
100 ボトル容器
150 ディスペンサーポンプ
151 操作部
152 吐出部
153 蓋部
154 シール部
155 ねじ山
156 ポンプ部
157 導管部
160 内容物
200 ボトル容器詰め商品

Claims (11)

  1. 口頸部と、
    前記口頸部よりも断面積が大きく内容物を収容する本体部と、
    を有し、
    前記口頸部の外周面に螺旋状のねじ山とねじ溝とが形成されていることにより、当該口頸部は雄ねじ形状に形成されており、
    前記口頸部の外周面には、前記ねじ山を分断してなるねじ分断部が、前記口頸部の軸心と並列に延在して形成され、
    前記本体部の外面には、前記ねじ分断部を正視したときにおける前記ねじ分断部の延長方向に延在する溝状部が形成され、
    前記本体部において、前記溝状部における前記ねじ分断部側とは反対側の端部、前記溝状部の途中部分、または前記溝状部の延長上の部分には、当該ボトル容器を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部が形成されており、
    前記押圧部は凹部であり、横長の楕円状の形状を有しているボトル容器。
  2. 口頸部と、
    前記口頸部よりも断面積が大きく内容物を収容する本体部と、
    を有し、
    前記口頸部の外周面に螺旋状のねじ山とねじ溝とが形成されていることにより、当該口頸部は雄ねじ形状に形成されており、
    前記口頸部の外周面には、前記ねじ山を分断してなるねじ分断部が、前記口頸部の軸心と並列に延在して形成され、
    前記本体部の外面には、前記ねじ分断部を正視したときにおける前記ねじ分断部の延長方向に延在する溝状部が形成され、
    前記本体部において、前記溝状部における前記ねじ分断部側とは反対側の端部、前記溝状部の途中部分、または前記溝状部の延長上の部分には、当該ボトル容器を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部が形成されており、
    前記溝状部の深さは、当該溝状部における前記ねじ分断部側の端部から前記押圧部側に向けて、一旦深くなった後、当該溝状部の最深部から前記押圧部に向けて次第に浅くなっているボトル容器。
  3. 口頸部と、
    前記口頸部よりも断面積が大きく内容物を収容する本体部と、
    を有し、
    前記口頸部の外周面に螺旋状のねじ山とねじ溝とが形成されていることにより、当該口頸部は雄ねじ形状に形成されており、
    前記口頸部の外周面には、前記ねじ山を分断してなるねじ分断部が、前記口頸部の軸心と並列に延在して形成され、
    前記本体部の外面には、前記ねじ分断部を正視したときにおける前記ねじ分断部の延長方向に延在する溝状部が形成され、
    前記本体部において、前記溝状部における前記ねじ分断部側とは反対側の端部、前記溝状部の途中部分、または前記溝状部の延長上の部分には、当該ボトル容器を押しつぶす際の押圧位置を示す押圧部が形成されており、
    前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
    前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
    前記肩部と前記胴部との境界部には、前記本体部の周方向に沿って延在する稜線が形成され、
    前記溝状部は、前記肩部において、前記口頸部との境界部から前記稜線に向けて延在し、
    前記押圧部は、前記胴部において前記溝状部の端部に隣接する部位に形成され、
    前記押圧部と前記肩部との境界部が前記稜線の一部分を構成しているボトル容器。
  4. 前記ねじ分断部は、少なくとも前記溝状部側の端部が、前記ねじ溝よりも窪んだ溝状に形成された第2溝状部となっているとともに、
    前記第2溝状部と前記溝状部とが相互に連続する溝状に形成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載のボトル容器。
  5. 前記第2溝状部は、当該第2溝状部における前記溝状部側の端部である第1端部を含み、
    前記溝状部は、当該溝状部における前記第2溝状部側の端部である第2端部を含み、
    前記口頸部の前記軸心と、前記第1端部と前記第2端部との境界部と、を含む平面で切断した断面において、前記境界部がなめらかな曲線状に形成されている請求項4に記載のボトル容器。
  6. 前記押圧部は凹部である請求項2又は3に記載のボトル容器。
  7. 前記口頸部の外周面において、前記ねじ分断部が形成された部分を正面としたときに側面となる部分の各々には、前記ねじ山を分断してなる側面ねじ分断部が形成され、
    前記口頸部の軸心から前記ねじ溝までの距離と、当該軸心から前記側面ねじ分断部までの距離とが互いに等しい請求項1乃至6の何れか一項に記載のボトル容器。
  8. 前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
    前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
    前記本体部の外面において、前記溝状部が形成された部分を正面としたときに側面となる部分には、前記胴部から前記肩部に亘って側面溝状部が形成されている請求項1乃至7の何れか一項に記載のボトル容器。
  9. 前記胴部から前記肩部に亘って、2本の前記側面溝状部が互いに並列に形成され、
    前記肩部において、2本の前記側面溝状部に挟まれた部位には、前記口頸部側から前記胴部側へ向けて延在する凸条が形成されている請求項8に記載のボトル容器。
  10. 前記本体部は、前記口頸部の下に隣接している肩部と、前記肩部の下に隣接している胴部と、を有し、
    前記肩部は、その横断面積が上方に向けて縮小しており、
    前記肩部と前記胴部との境界部には、前記本体部の周方向に沿って延在する稜線が形成されている請求項1乃至9の何れか一項に記載のボトル容器。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載のボトル容器と、
    前記ボトル容器内に収容された内容物と、
    前記ボトル容器の前記口頸部に装着された蓋部と、
    を有するボトル容器詰め商品。
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