JP6351501B2 - エレベータの乗場端末及びエレベータの乗場端末システム - Google Patents
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Description
また、このような行先階登録装置において、エレベータのかごの識別情報である号機やエレベータの方向を示す矢印を表示するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場端末システムのブロック図である。また、図2は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場端末の斜視図である。
エレベータの乗場端末100は、図1に示すように、利用者検知部1、操作表示部2、方向表示部3、利用方向限定表示部4、制御部5を備え、号機表示部200を含めてエレベータの乗場端末システムを構成している。また、図2にエレベータの乗場端末100として示すように、その形状は、上面に操作表示部2が設けられた円柱状のスタンドとして構成されている。なお、実施の形態1では、行先階登録装置から登録された行先階に基づいて、複数台のエレベータの運行を制御するDOAS(destination Oriented Allocation System:行先予報システム)に適用した場合を例として説明する。図1中、行先予報システム300として示すブロックがこのDOASである。なお、行先予報システムについては、例えば国際公開第2010/095220号に記載されているように公知であるため、ここでの説明は省略する。
図4は、エレベータの乗場端末システムの動作を示すフローチャートである。
利用者がエレベータの乗場端末に近づくと、これを利用者検知部1が検知する(ステップST1)。これにより、制御部5は、利用者検知部1が検知した情報に基づいて利用者が位置する方向を特定する(ステップST2)。次に、制御部5は、利用者が位置する方向が下方向となるよう操作表示部2に表示される情報の方向を回転する(ステップST3)。利用者への最初の表示は行先階の登録画面であるため、図5に示すような行先階登録画面が表示される。図面における下方向が利用者の位置する方向である。
図6は、エレベータ情報表示部2bにおいて地図表示を行う例であり、図7(a),(b)は、地図表示ではなく方向のみを表示する例である。ともに、割り振られたエレベータはB号機であり、図6の地図表示ではエレベータの乗場端末からB号機までの経路を示す矢印が示され、図7の方向表示では、エレベータの乗場端末からB号機への方向が矢印で示されている。また、方向表示部3での方向表示としては、図2で示す複数の発光部のうち、割り振られた号機の方向の発光部が発光する。あるいは、図3に示すように、割り振られた号機の方向の床面に対して光ビーム400を照射する。
図10は、このような場合を示す説明図である。図10(a)に示すように、利用者500がエレベータのA〜C号機に対向するよう位置し、ここで、振り分けられたエレベータが図10(b),(c)に示すように、利用者500の背後に位置するF号機であったとする。このような場合、従来の表示では水平面での表示ではないために利用者にとって矢印で表示されてもそれがどの方向であるかが分かりにくかったが、本実施の形態では、エレベータホールを平面図として認識できるため、割り振られたエレベータが利用者の背後であっても容易に理解することができる。
このように、号機表示部200が動的表示を行うことにより、利用者は容易に割り振られたエレベータを認識して乗車することができる。
利用者が集中する時間帯(例えば朝の出社時間帯等)には、列をなさずに利用者がエレベータの乗場端末の周りに集まってしまったり、多数の列がエレベータの乗場端末の周りに発生してしまったりすることが想定される。このような場合、操作可能となる利用者がランダムになったり、偏ったりすることにより、混乱する恐れがある。このため、エレベータの乗場端末に対して一列に並んで順番に操作した方が効率よくエレベータの割り振りが行え、利用者にとっての利便性が高いことが考えられる。そこで、本実施の形態のエレベータの乗場端末では、利用方向限定表示部4を備えている。
Claims (5)
- 近接する利用者の位置する方向を検知する利用者検知部と、
エレベータの行先指定を行う操作表示部と、
前記操作表示部における、前記エレベータの行先指定に基づいて決定された前記エレベータの号機を示す文字を前記利用者検知部で検知された利用者の方向に回転させ、前記エレベータの号機の配置を示す地図および前記決定されたエレベータの号機への方向を示す情報、または前記決定されたエレベータの号機への方向を示す情報を回転させない制御を行う制御部とを備え、
前記操作表示部は、前記回転させたエレベータの号機を示す文字と、前記回転させない前記エレベータの号機の配置を示す地図および前記エレベータの号機への方向を示す情報とを、または前記回転させたエレベータの号機を示す文字と、前記回転させない前記エレベータの号機への方向を示す情報とを、同時に表示することを特徴とするエレベータの乗場端末。 - 近接する利用者の位置する方向を検知する利用者検知部と、
エレベータの行先階の指定を行う操作表示部と、
前記操作表示部における、前記エレベータの行先階の指定に基づいて複数の号機の中から決定されたいずれかのエレベータの号機を示す文字を前記利用者検知部で検知された利用者の方向に回転させ、前記エレベータの号機の配置を示す地図および前記決定されたいずれかのエレベータの号機への方向を示す情報、または前記決定されたいずれかのエレベータの号機への方向を示す情報を回転させない制御を行う制御部とを備え、
前記操作表示部は、前記回転させたエレベータの号機を示す文字と、前記回転させない前記エレベータの号機の配置を示す地図および前記エレベータの号機への方向を示す情報とを、または前記回転させたエレベータの号機を示す文字と、前記回転させない前記エレベータの号機への方向を示す情報とを、同時に表示することを特徴とするエレベータの乗場端末。 - 前記利用者の操作を限定する方向を示す利用方向限定表示部を備え、当該利用方向限定表示部で利用方向限定表示を行った場合、前記制御部は、前記操作表示部における前記エレベータの号機を示す文字を、前記限定された利用方向に対応して固定制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載のエレベータの乗場端末。
- 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のエレベータの乗場端末を用い、
エレベータ側に、前記操作表示部で表示される号機を示す文字に対応した号機の識別情報を示す号機表示部を備えたエレベータの乗場端末システム。 - 前記号機表示部は、前記操作表示部で号機の情報表示を行っているときに動的表示を行うことを特徴とする請求項4記載のエレベータの乗場端末システム。
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JP2014260506A JP6351501B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | エレベータの乗場端末及びエレベータの乗場端末システム |
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JP2014260506A JP6351501B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | エレベータの乗場端末及びエレベータの乗場端末システム |
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