JP6351370B2 - 画像加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート上のトナー像を加熱する画像加熱装置に関する。この画像加熱装置は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置において用いられ得る。
従来、シートに形成されたトナー像を加熱ベルト(エンドレスベルト)を用いて定着する定着装置(画像加熱装置)が提案されている。
このような定着装置において、加熱ベルトが繰り返しの屈曲による疲労破損や、何らかの突発的事象により、加熱ベルトの幅方向端部が破れてしまう(加熱ベルトが幅方向端部から幅方向内側に沿って一部が破れてしまう事象)恐れがある。万が一、加熱ベルトに破れが生じた際には、この破れを迅速に検出することが求められる。
そこで、特許文献1に記載の装置では、加熱ベルトの幅方向一端側に設けたベルト寄り制御用のベルト位置検出器により、加熱ベルトの幅方向一端側の破れを検出する構成としている。さらに、加熱ベルトの幅方向他端側の破れについては、このベルト位置検出器を利用して検出する構成としている。そのため、加熱ベルトの外面側に、加熱ベルトの幅方向一端側から他端側に掛けて通しのリンク機構が設けられている。このように、特許文献1に記載の装置では、加熱ベルトの破れを適切に検出することができる。
また、特許文献2に記載の装置では、加熱ベルトの幅方向一端側において内面から当接するベルト破損検出機構により加熱ベルトの幅方向一端側の破れを検出する構成としている。ベルト破損検出機構は、一端が加熱ベルトの幅方向一端近傍の内面と当接し、加熱ベルトよりもその外面側へ変位することに伴い他端が電流ヒューズ回路と接触することでベルトの破損を検出する構成としている。
特許文献2に記載の装置では、加熱ベルトの外面側に大きな設置スペースを要することなく、ベルトの幅方向端部の破れを簡易に検出することができる。また、加熱ベルトの破れ検出に電流ヒューズを用いており、制御系の状態によらない迅速な破損検知が可能となっている。
特開2011−33832号公報 特開2013−242529号公報
図12を用いて特許文献2に記載のベルト破損検出機構の検知構成について説明する。特許文献2に記載の装置では、加熱ベルト105にその内面から当接するベルト破損検出機構190における揺動アーム191の一端である突き当て部193をその外面側へ変位させることにより加熱ベルトの破れを検出する構成としている((a)参照)。
加熱ベルト105が破損すると揺動アーム191の他端側の接点部191aは回動軸192を中心に降下し、検出スイッチ195と接触する。それにより電源168の回路がグランド接点Gによりショートすることで、電流ヒューズ169に過電流が流れ回路160の通電を停止し加熱ベルト105破損の検出を行う。
そのため、破損検出機構190の接点部191aと検出スイッチ195との接点間距離aは、突き当て部193が当接する部位における加熱ベルト105の形状の変化や、構成部品公差などを考慮して一定の距離を確保する必要が有る。一方、突き当て部193が加熱ベルト105に当接する部位の外側スペースbは、揺動アーム191が回動軸192を中心に回転した際に、接点間距離a分の回転量を確保可能な量が必要になる。
破損検出機構190の接点部191aと検出スイッチ195を接触させることにより破損を検出する構成であるため、破損検出機構190の接点部191aと検出スイッチ195との接点間距離aは十分なクリアランスを確保する必要がある。しかしながら、突き当て部193が加熱ベルト105に当接する部位の外側スペースbが少ない場合には(b)に示すように破損検出機構190の接点部191aと検出スイッチ195との接点間距離aが小さくなってしまう。
そのため、(c)に示すように揺動アーム191の回転中心位置をシフトし、揺動アーム回転による接点間距離aと外側スペースbの関係を調整する必要が生じる。しかしながら(c)に示す構成では、加熱ベルト105に付け当てる揺動アーム191の一端の変位の影響を他端で増幅する構成となるため、加熱ベルト105の回転時の形状ばらつき等の影響を大きく受けてしまう。そのため結果として外側スペースbを十分に確保する必要が生じ、装置の小型化を阻害する場合があった。
本発明の目的は、エンドレスベルトの回転時の形状ばらつきによる影響を低減できてより確実なベルト破損検出が可能な画像加熱装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像加熱装置は、シート上のトナー像を加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトを加熱する加熱器と、前記加熱器へ電力供給を行う電源と、前記電源への電力供給を遮断させるためのヒューズと、前記エンドレスベルトの破れを検出する検出機構と、を有する画像加熱装置であって、前記検出機構は、電気的に接地され、揺動中心の周りを揺動可能であり、一端が前記エンドレスベルトの内面方向に付勢されている揺動アームと、前記ヒューズと前記電源との間に設けられ、前記揺動アームの一端が前記エンドレスベルトよりもその外面側へ変位することに伴い前記揺動アームの他端と接触する電気素子と、前記エンドレスベルトと前記揺動アームとの間に介在し、前記エンドレスベルトの回転方向下流側から回転方向上流側に延展される可撓性シートと、を有することを特徴とする。
また本発明に係る画像加熱装置は、シート上のトナー像を加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトを加熱する加熱器と、前記加熱器へ電力供給を行う電源と、前記加熱器への電力供給を遮断させるためのヒューズと、前記エンドレスベルトの破れを検出する検出機構と、を有する画像加熱装置であって、前記検出機構は、電気的に接地され、揺動中心の周りを揺動可能であり、一端が前記エンドレスベルトの内面方向に付勢されている揺動アームと、前記ヒューズと前記加熱器との間に設けられ、前記揺動アームの一端が前記エンドレスベルトよりもその外面側へ変位することに伴い前記揺動アームの他端と接触する電気素子と、前記エンドレスベルトと前記揺動アームとの間に介在し、前記エンドレスベルトの回転方向下流側から回転方向上流側に延展される可撓性シートと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、エンドレスベルトの回転時の形状ばらつきによる影響を低減できてより確実なベルト破損検出が可能な画像加熱装置の提供を実現できる。
実施形態に係るベルト破損検出機構の構成図である。 (a)は実施形態に係る正常動作時のベルト破損検出機構の状態を示す縦断面図である。(b)は正常動作時のベルト破損検出機構の状態を示す横断面図である。 (a)は実施形態に係る異常動作時のベルト破損検出機構の状態を示す縦断面図である。(b)は異常動作時のベルト破損検出機構の状態を示す横断面図である。 (a)は従来のベルト破損検出機構の課題を説明するための縦断面図である。(b)は従来のベルト破損検出機構の課題を説明するための横断面図である。 (a)は実施形態に係る摺動シートの効果を説明するための縦断面図である。(b)は摺動シートの効果を説明するための横断面図である。 (a)は実施形態に係る摺動シートの動作を説明するための縦断面図である。(b)は実施形態に係る摺動シートの退避動作を説明するための縦断面図である。(c)は摺動シート退避時の破損検出動作を説明するための縦断面図である。 実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 実施形態に係る画像加熱装置の構成図である。 実施形態に係るベルト寄り制御機構の構成図である。 (a)は実施形態に係るベルト寄り検知センサ部の構成図である。(b)はベルト寄り検知センサの信号に対する制御動作を説明する図である。(c)は実施形態に係る他のベルト寄り検知センサ部の構成図である。 実施形態に係る加熱ベルトの片寄り制御のフローチャートである。 従来のベルト破損検出機構の構成図である。
[実施形態]
本実施形態について、図を用いて詳細に説明する。図7は、本発明に係る画像加熱装置を搭載した画像形成装置の構成図である。図7に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成部U(UY、UM、UC、UK)を有している。各画像形成部Uにおいて、帯電ローラ3によって帯電された感光ドラム(像担持体)2は、外部ホスト装置23からの画像情報に応じて、レーザスキャナ4からレーザー光を露光され、静電潜像を形成される。
形成された静電潜像は、現像装置5により各色のトナーを用いて各色のトナー像として現像される。形成された各色のトナー像は、1次転写ローラ6により中間転写ベルト8に重ねて転写され、フルカラートナー像が形成される。
一方、カセット15、16に収容されたシート(記録材)Sは、給送ローラ11、搬送ローラ12、レジストローラ18により、搬送路17を搬送され、中間転写ベルト8と2次転写ローラ(転写手段)14とで形成されたニップ部(2次転写部)に搬送される。2次転写部に搬送されたシートSは、フルカラートナー像を2次転写され、19を通って定着装置(画像加熱装置)100へ搬送される。シートSは、定着装置100で加熱、加圧されて未定着トナー像(トナー像)tがシート上に定着され、排出ローラ20によって排出トレイ21へ排出される。
(定着装置100)
図8は画像加熱装置として機能する定着装置100の構成図である。図8に示すように、定着装置100は、加熱ユニットAと、加圧ユニットB、IHヒータ(加熱器)170を有する。加熱ユニットAは、加熱ベルト(エンドレスベルト)105、加熱ベルト105をその内面側から回転可能に支持する複数の支持ローラ、即ち、定着ローラ131、テンションローラ132を有する。IHヒータ170は、加熱ベルト105を電磁誘導加熱する励磁コイル(不図示)を有する。加圧ユニットBは、無端状の加圧ベルト120、加圧ベルト120を懸架する加圧ローラ121、テンションローラ122を有する。
加熱ベルト105は、モータやギア列より構成される駆動機構M(図8)により定着ローラ131が回転駆動されることにより回転する。駆動機構Mは、図1の(b)に示すIH電源(電源)171から電力供給を受けている。加圧ベルト120は加熱ベルト105の回転に追従して回転する構成となっている。
加熱ベルト105は、その回転過程において、シート搬送方向Vと直交する幅方向の一方側又は他方側へ片寄り移動する現象(ベルトの寄り移動)が発生する傾向が有る。同様に、加熱ベルト105に圧接して定着ニップ部Nを形成する加圧ベルト120も寄り移動する傾向が有る。
そこで、本実施形態では、加熱ベルト105の幅方向における走行範囲が所定のゾーン内に留まるように、後述するベルト寄り制御機構が設けられている。なお、説明を割愛するが、加圧ベルト120についても同様にベルト寄り制御機構が設けられている。
(ベルト寄り制御機構140)
図9はベルト寄り制御機構140の斜視図である。図10(a)はベルト寄りセンサ部(検出器)150の構成図である。図10(b)は加熱ベルト105端面位置とセンサ150a、150bのON/OFF信号との関係と、加熱ベルト105の端面位置の制御方法とを示す図である。
図9に示すように、加熱ユニットAの加熱ベルト105の幅方向他端側に、ベルト寄り制御機構(変位機構)140が設けられている。ベルト寄り制御機構140は、ステッピングモータ155、ウォーム157、ウォームホィール152、フォーク板161、ピン151、支持アーム154を有する。
また、加熱ユニットAは、加熱ベルト105の幅方向他端側に、ベルト寄り検知センサ部150(図10(a)参照)を有している。
図10(a)に示すように、センサ部150は、二つのセンサ150a、150b、センサフラグ150c、センサアーム150d、センサバネ150eを有している。センサアーム150dは、センサバネ150eの付勢力により、加熱ベルト105端面(ベルトの幅方向他端側)に押圧当接している。これにより、センサアーム150dは、加熱ベルト105のベルト幅方向の移動に追従して動作する。
センサアーム150dが加熱ベルト105によりベルト幅方向に移動すると、センサフラグ150cがセンサ150a、150bをON、OFFする位置に回動する。このセンサ150a、150bそれぞれのON/OFF信号の組合せより、加熱ベルト105の幅方向におけるセンサアーム150dの位置を検出し、加熱ベルト105の位置検出を行う。
センサ部150によって検知した加熱ベルト105の端部位置(ベルト寄り移動位置)は、制御部(コントローラ)10(図7参照)に送られる。
制御部10は、検知した加熱ベルト105の端部位置に応じて、図10(b)に基づいて、ステッピングモータ155を正転方向(CW)または逆転方向(CCW)に所定量回転させる。これにより、ベルト寄り制御機構140のウォーム157、ウォームホィール152、フォーク板161、ピン151を介して、支持アーム154が定着ローラ131の軸131aを中心に上方向または下方向に所定の制御量だけ回動(変位)させる。
これにより、テンションローラ132の軸132aが上下し、テンションローラ132の幅方向の傾きが変化して、加熱ベルト105が幅方向へ移動し、加熱ベルト105の寄り制御がなされる。
本実施形態においては、加熱ベルト105の寄り移動をスイング型寄り制御で所定の寄り範囲内に安定させるようにしている。スイング型寄り制御では、ベルト位置が幅方向中央部から所定量以上移動したことを検知した場合に、テンションローラ132を加熱ベルト105の寄り移動方向と反対向きに傾ける。
このスイング型寄り制御を繰り返すことにより、加熱ベルト105が周期的に幅方向の片側からもう一方の側まで移動するため、加熱ベルト105の寄り移動を安定して制御することができる。すなわち、加熱ベルト105はシートSの搬送方向Vと直交する方向に往復移動可能に構成されている。
なお、ベルト寄り検知センサ部150に変えて、図10(c)に示す透過型の非接触センサ196を用いて加熱ベルト105の端面位置を検出してもよい。
図11は加熱ベルト105の片寄り制御のフローチャートである。図10(b)、図11に示すように、中央領域にある加熱ベルト105が蛇行し(S1)、センサ150aがOFF、150bがONとなることで、中心位置から+1.0mmの位置を検出する(S2)。この検出信号に基づいて、ステッピングモータ155をCW(時計回り)方向に駆動させ、テンションローラ132を定着ローラ131に対して−2°傾ける(S3)。つまり、テンションローラ132を変位させる。
逆に、センサ150aがON、150bがOFFとなることで(S2)、中心位置から−1.0mmの位置を検出する。そして、ステッピングモータ155をCCW(反時計回り)方向に駆動させ、テンションローラ132を定着ローラ131に対して+2°傾ける(S3)。これにより、加熱ベルト105は中央領域に戻る方向に移動し、片寄り制御される。
加熱ベルト105端面が中心位置から±3mmの位置に移動して片寄り制御ができなくなると、センサ150a、150bが共にOFFとなる(S4)。この時、画像形成装置1は加熱ベルトの幅方向端部が破れるといった異常が発生したと判断し(S5)、定着装置100の加熱及び加熱ベルト105の回転動作を停止させる(S6)。
つまり、センサ150a、150bの出力に基づいて、制御部(コントローラ)10が、IHヒータ170への電力供給を停止させるとともに加熱ベルトを回転駆動する駆動機構M(図8)への電力供給も停止させる。その結果、加熱ベルト105の回転停止に伴い、加熱ベルト105と従動回転する関係にある加圧ベルト120も回転停止する。
(加熱ベルト105の破損検出)
図1において、(a)は本実施形態に係るベルト破損検出機構190の斜視図である。(b)はベルト破損検出による加熱停止方法の模式図である。
本実施形態において、加熱ベルト105の幅方向他端の破損(破れ)は前述の寄り制御機構により検知可能である。これに対して、加熱ベルト105の幅方向一端の破損(破れ)に対する検出機構が求められる。そこで、図2(a)に示すように、加熱ベルト105の幅方向一端には、加熱ベルト105の幅方向一端の破損を検知するベルト破損検出機構(検出機構)190が設けられている。
ベルト破損検出機構190は、グランド接点部Gに電気的に接続された揺動アーム(アーム部材)191、アーム端部191a、回動軸192、突き当て部材(押圧部材)193、検出スイッチ(電気素子)195を有している。揺動アーム191は、回動軸(揺動中心)192を中心に回動可能(揺動可能)であり、当該揺動アームの自重により矢印C方向(図1(a)参照)に回転付勢される。揺動アーム191の他端にはアーム端部191aが設けられており、揺動アーム191の一端には突き当て部材193が設けられている。
揺動アーム191、アーム端部191a、回動軸192は、SUS等の導電部材である。加熱ベルト105の内面方向に回転付勢された突き当て部材193は、加熱ベルト105の内面に摺動シート(可撓性シート)199を押し付けている。そのため、突き当て部材193の摺動シート199との接触面は加熱ベルト105へのストレスを低減させるために曲面形状であることが望ましい。本実施形態では、突き当て部材193として、Φ6のPPS樹脂材料の筒状の回転体を使用している。
摺動シート199は、薄膜の弾性シートであって、ステー部材197に固定部199aをベルト内側に向けて固定し、固定部199aとは反対側の摺動部199bを加熱ベルト105の回転方向d(図2(a)参照)と反対方向に変形させて配置される。すなわち、摺動シート199は、突き当て部材193と接触して突き当て部材193が加熱ベルト外面側に移動するのを規制すると共に、摺動部199bが加熱ベルト105内面と摺擦するように配置される。
また、摺動シート199は、摺動シート199自身(可撓性シート自身)の撓み性により摺動部199bが加熱ベルト105の内面側から外面側に付勢される。そのため、摺動部199bは、加熱ベルト105が摺動シート199との接触面から無くなった際にベルト外面側に変形可能となる。
摺動シート199は、摺動部199bの先端部のエッジが加熱ベルト105内面に引っかかることを抑止するため、摺動部199bの幅方向の側面部が加熱ベルト105の回転方向に鈍角な形状が望ましい。そのため摺動部199bの先端部199c(図3(b)参照)は、摺擦部199bの突き当て部材193との接触部位よりも摺擦の幅が狭くなるように形成される。つまり、摺動シート199の先端幅は、加熱ベルト105と突き当て部材193により挟持される部位(接触部位)の幅よりも狭くなるように形成される。
本実施形態では、摺動シート199の先端幅を狭くするため、摺動部199bの先端部199cのエッジに2mm幅のテーパー形状199d(図3(b)参照)を具備している。
摺動シート199としては、耐熱性と加熱ベルト105が摺動シート199の接触面から無くなった際に、自身の撓み性により加熱ベルト105方向に変形可能な材料が望ましい。本実施形態では、厚さ0.5mmのポリイミドシートを用いている。よって、摺動シート199の材質はポリイミドである。
検出スイッチ195は、過昇温防止素子であるサーモスイッチ198の一部(バイメタルを使用したもの)である。この検出スイッチ195は、図1(b)に示すように、メイン電源168から電流ヒューズ169、検出スイッチ195を通してIH電源171に電流供給がされている。IH電源171は、IHヒータ170を動作させる。
図2の(a)及び(b)は正常動作時のベルト破損検出機構190の状態を示す断面図である。図3の(a)及び(b)はベルト破損時のベルト破損検出機構の状態を示す断面図である。
図2の(a)及び(b)に示すように、加熱ベルト105の破損あるいは極端な寄り異常が起きていない正常動作時には、加熱ベルト105の幅方向一端側の端部105a(図2(b)参照)は突き当て部材193よりも外側に存在する。この正常動作時には、揺動アーム191は図2(b)に示す第1の付勢位置にあり、突き当て部材193は摺動シート199を加熱ベルト105内面に押し当てており、接地されているアーム端部191aは検出スイッチ195と接触することがない。すなわち、正常状態時においては、IHヒータ170により発熱する加熱ベルト105は正常な状態にある。
つまり、アーム端部191aが第1の付勢位置にあるときは、検出スイッチ195とグランド接点部Gが接続せず、IH電源171からの電力供給が行われIHヒータ170は動作している。
図3の(a)及び(b)に示すように、加熱ベルト105の破損あるいは極端な寄りが起きた時には、加熱ベルト105(不図示)の上記端部は突き当て部材193及び摺動シート199よりも内側に存在する。すなわち、定着ローラ131あるいはテンションローラ132がIHヒータ170の発熱領域内に露出する。すなわち、IHヒータ170により発熱する加熱ベルト105が異常状態にあることを示す。
この状態では摺動シート199は加熱ベルト105に当接できずに、摺動シート自身の可撓性により持ち上げられる。突き当て部材193と当接していた摺動シート199の摺動部199b側が持ち上がることで、揺動アーム191が回動軸192を中心に図3(b)に示す第2の付勢位置まで回動し、接地されているアーム端部191aは検出スイッチ195と接触する。つまり、揺動アーム191の一端が、即ち、突き当て部材193が加熱ベルト105よりも加熱ベルト105の外面側へとシフトし、揺動アーム191の他端が、即ち、アーム端部191aが検出スイッチ195と接触することになる。
アーム端部191aが第2の付勢位置にあるときは、グランド接点部Gに接続されているアーム端部191aが検出スイッチ195と接してショートし、IH電源171に電力供給できなくなり、IHヒータ170が動作しなくなる。具体的には、アーム端部191aが検出スイッチ195と接したことにより、定着装置100に装着されている電流ヒューズ169が切れ、定着装置100を加熱不能状態にすることができる。
さらに、本実施形態では、電流ヒューズ169が切れたことによって、IH電源171から加熱ベルト105の駆動機構Mへの電力供給も自動的に遮断される回路構成となっている。つまり、加熱ベルト105と従動回転する関係にある加圧ベルト120も回転停止される。
本実施形態では、揺動アーム191は自重により回転する構成を用いて説明したが、揺動アームに回転力を付勢するための部材を用いても良く、例えばばね等を用いる例が考えられる。
また、本実施形態におけるベルト破損検出機構190は、制御部10を構成するCPUを介さない対策をとっているため、万が一、CPUが故障により暴走したとしても、定着装置100の加熱、加圧ベルト120の回転を停止させることができる。
(摺動シート199の効果)
次に、図4と図5を用いて検知対象である加熱ベルト105の動作に対する摺動シート199の効果について説明する。
図4の(a)及び(b)は摺動シート199が無い状態で検知対象である加熱ベルト105の回転軌跡変化時のベルト破損検出機構190の状態を示す断面図である。加熱ベルト105は、IHヒータ170による発熱のため材質の一部にニッケル金属層もしくはステンレス層などの磁性金属層を有する。本実施形態では、加熱ベルト105として、厚さ75μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層に、厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、表層(離型層)にPFAチューブを被覆したものが用いている。
加熱ベルト105は、テンションローラ132により定着ローラ131から遠ざかる方向に図示されないバネ部材によりテンションが掛けられて懸架されている。そのため、加熱ベルト105が回転しない状態(画像形成装置が使用されない状態など)では、テンションローラ132や定着ローラ131に懸架される形状の癖(以下、巻き癖と称する)が加熱ベルト105に生じる場合が有る。巻き癖はIHヒータ170による加熱と加熱ベルト105の回転により解消するが、その過程で加熱ベルト105のベルト回転軌跡が膨らむように変形してしまう場合が有る。
また、加熱ベルト105が製造時に円柱上に形成されるような場合にはベルト軌跡が膨らむように変位する場合が有る。
従来のベルト破損検出機構においては、加熱ベルト105の回転軌跡が一定でない場合(理想的なベルト軌跡でない場合)には図4(a)のようにベルト破損検出機構190の突き当て部材193も加熱ベルト105の変位に追従して動作する。よって、アーム端部191aは検出スイッチ195との間のクリアランスが減少し、図4(b)に示すように加熱ベルト105に異常が無いにもかかわらず、破損検知の状態になってしまう場合がある。
このような状況を防止するためには、突き当て部材193の加熱ベルト105外側の空間を大きく確保し、揺動アーム191と回動軸192の関係を変更する必要が有る。すなわち、突き当て部材193が大きく変位した時にアーム端部191aと検出スイッチ195が接触する構成とする必要が有る。また、異なる方法としては、アーム端部191aと検出スイッチ195のクリアランスを大きく確保し、加熱ベルト105の回転軌跡のばらつきが有っても、誤検知しないクリアランスを確保する必要かある。
しかしながら、前者の方法では加熱ベルト105の外部に大きな空間を取る必要があるが、本実施形態のように誘導加熱により加熱を行う場合、加熱ベルト105とIHヒータ170との間のクリアランスを大きく取れない場合がある。
また、後者の方法においてもアーム端部191aと検出スイッチ195の距離分揺動アーム191を回転させる必要がある。突き当て部材193位置における加熱ベルト105の外部の空間を十分に確保できない場合、異常時のベルト破損検出を妨げてしまう場合が有る。
更には、前者、後者のいずれの構成においても、大きな空間の確保が必要となるため、ベルト破損検出機構190や定着装置100の小型化を阻害する場合があった。
図5の(a)及び(b)は摺動シート199がある状態における検知対象である加熱ベルト105の回転軌跡変化時のベルト破損検出機構190の状態を示す断面図である。
加熱ベルト105の回転軌跡が一定でない場合であっても、本実施形態で説明する構成においては、図5(a)のように摺動シート199が突き当て部材193の加熱ベルト105外面側への移動を規制することが可能になる。すなわち、突き当て部材193の押圧部位よりも加熱ベルト105の回転方向上流側に延展された摺動シート199の摺動部199bが、加熱ベルト105内面と接触することで、揺動アーム191の回転動作(揺動)を規制することが可能になる。
それにより図5(b)に示すように、加熱ベルト105の回転軌跡のばらつきが有っても、アーム端部191aは検出スイッチ195との間のクリアランスを維持することが可能になる。
摺動シート199は突き当て部材193から受ける押圧力を自身の可撓性により受ける必要がある。本実施形態で説明する構成では、厚さ0.5mmのポリイミドシートを用いたが、厚さ0.1mmのシートではシート自体が座屈変形し、揺動アーム191の回転を防止することができなかった。また摺動シート199が厚すぎる場合には、シート自身の撓みにより加熱ベルトにストレスをかけることで、耐久使用時における加熱ベルト内面の摩耗が課題となった。そのため、摺動シート199に用いるポリイミドシートの厚みとしては、0.2mm〜0.8mm程度が好適であった。
尚、シートの厚みは揺動アーム191に生じる回転力により変更することが望ましく、揺動アーム191の回転力を大きくする場合(ばね等で付勢)には、シートの厚みを厚くすることが望ましい。
また、摺動シート199の突き当て部材193との接触部から先端部199cまでの距離が十分に確保されない場合には、突き当て部材193の動作を規制できない場合があった。そのため、摺動シート199の突き当て部材193との接触部から加熱ベルト105の介在部までの延展長さ(先端部長さ)e(図2(a)参照)は、2.0mm以上あることが望ましい。
つまり、摺動シート199の加熱ベルト105の回転方向下流側から回転方向上流側に延展される先端部長さeは加熱ベルト105と突き当て部材193とより挟持される部位より2.0mm以上長いことが望ましい。本実施形態では、上記の延展長さeを10mmとしている。
次に、図6を用いて加熱ベルト105破損時における摺動シート199の動作について説明する。図6は、破損した加熱ベルト105により摺動シート199が動作する様子を説明するための断面図である。
例えば、摺動シート199の上方に十分な空間が無い場合や、何らかの理由で摺動シート199が加熱ベルト105の破損にもかかわらず動作しない場合においては、突き当て部材193が十分に移動せず、ベルト破損検出機構190による破損検出ができない。
しかしながら、本実施形態で説明する構成では摺動シート199の摺動部199bが加熱ベルト105の回転方向dと反対の方向に延展されている。そのため図6(a)に示すように、破損した加熱ベルトの一部が摺動シート199における揺動アーム191側に入りこむ。それにより、図6(b)に示すように、摺動シート199の摺動部199bがめくられ突き当て部材193の移動が規制されない状態となる。
さらに図6(c)に示すように、加熱ベルト105が回転することで、加熱ベルト105の破損部位で突き当て部材193が加熱ベルト105の外面側に移動する。それにより揺動アーム191が回転し、アーム端部191aが検出スイッチ195と接してショートすることで加熱ベルト105の破損検出が可能になる。
摺動シート199は薄膜のシート部材であるため、幅方向一端部側の端部に破損が起きた加熱ベルト105により摺動シート199の摺動部199bを加熱ベルト105の回転方向に変形させることができる。そのため、揺動アーム191の変位する空間が十分に無い場合にも、加熱ベルト105の破損検出が可能になる。すなわち、ベルト破損検出機構190の小型化が可能になる。また、摺動シート199の動作を検出対象である加熱ベルト105により助長させることが可能になるため、ベルト破損検出機構190の検知冗長度を確保することに貢献している。
以上説明したように、本実施形態の定着装置100は、加熱ベルト105の内面側及び外面側に大きな設置スペースを確保できない場合でも、加熱ベルトの幅方向一端側の端部の破れを簡易に検出することが可能となり、装置の小型化に貢献することが可能になる。
また、検出対象である加熱ベルト105の回転軌跡が不均一な場合であっても安定したベルト破損の検出が可能になる。つまり、加熱ベルトの回転時の形状ばらつきによる影響を低減できてより確実なベルト破損検出が可能になる。
(他の実施形態)
本発明に係る画像加熱装置として、シート上に形成された未定着トナー像を加熱して定着する装置を例に説明したが、次のような装置にも同様に適用することが可能である。例えば、記録材に仮定着されたトナー像を加熱し再定着することにより画像のグロス(光沢度)を増大させる装置にも本発明を適用することが可能である。
また、本実施形態では、加熱ベルト105の幅方向他端の破損を寄り制御機構により実施している構成について説明したが、破損を検出したい箇所にベルト破損検出機構190を用いる構成であれば良い。例えば、加熱ベルト105の幅方向両端や、幅方向の中央部にベルト破損検出機構190を用いる構成でも同様の効果を得ることが可能である。
10:制御部、105:加熱ベルト、131:定着ローラ、132:テンションローラ、
140:ベルト寄り制御機構、150:ベルト寄りセンサ部、169:電流ヒューズ、
170:IHヒータ、171:IH電源、190:ベルト破損検出機構、
191:揺動アーム、193:突き当て部材、195:検出スイッチ、
199:摺動シート、M:駆動機構、S:シート、t:トナー像

Claims (22)

  1. シート上のトナー像を加熱するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトを加熱する加熱器と、
    前記加熱器へ電力供給を行う電源と、
    前記電源への電力供給を遮断させるためのヒューズと、
    前記エンドレスベルトの破れを検出する検出機構と、
    を有する画像加熱装置であって、
    前記検出機構は、電気的に接地され、揺動中心の周りを揺動可能であり、一端が前記エンドレスベルトの内面方向に付勢されている揺動アームと、
    前記ヒューズと前記電源との間に設けられ、前記揺動アームの一端が前記エンドレスベルトよりもその外面側へ変位することに伴い前記揺動アームの他端と接触する電気素子と、
    前記エンドレスベルトと前記揺動アームとの間に介在し、前記エンドレスベルトの回転方向下流側から回転方向上流側に延展される可撓性シートと、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記電源から電力供給を受けて前記エンドレスベルトを回転駆動する駆動機構を有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記揺動アームの一端が前記エンドレスベルトの幅方向一端側の内面に付勢されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記エンドレスベルトを回転可能に支持する支持ローラと、
    前記エンドレスベルトの幅方向他端の位置を検出する検出器と、
    前記エンドレスベルトがその幅方向において所定のゾーン内に留まるように前記検出器の出力に基づいて前記ローラを変位させる変位機構と、
    を有し、
    前記検出器が前記エンドレスベルトの幅方向他端側に設けられることを特徴とする請求項に記載の画像加熱装置。
  5. 前記検出器の出力に基づき前記エンドレスベルトの幅方向他端の破れが検出されたとき前記電源への電力供給を遮断するコントローラを有することを特徴とする請求項4に記載の画像加熱装置。
  6. 前記ヒューズは、前記電気素子が前記揺動アームの他端と接触するのに伴い切れることにより、前記電源への電力供給を遮断する電流ヒューズであることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  7. 前記揺動アームの一端には前記エンドレスベルトの幅方向一端側の内面に付勢される位置に曲面形状を有する押圧部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  8. 前記押圧部材が回転体であることを特徴とする請求項7に記載の画像加熱装置。
  9. 前記可撓性シートの前記エンドレスベルトの回転方向上流側の先端幅が、前記エンドレスベルトと前記押圧部材により挟持される部位の幅よりも狭いことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像加熱装置。
  10. 前記可撓性シートの前記エンドレスベルトの回転方向下流側から回転方向上流側に延展される先端部長さが、前記エンドレスベルトと前記押圧部材により挟持される部位より2.0mm以上長いことを特徴とする請求項7乃至請求項9の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  11. 前記可撓性シートが、前記可撓性シートの撓みにより前記エンドレスベルトの内面側から外面側に付勢されることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  12. 前記可撓性シートの厚みが、0.2mm〜0.8mmであることを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  13. 前記可撓性シートの材質がポリイミドであることを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  14. 前記電気素子は、前記エンドレスベルトの内面に接触するように設けられた過昇温防止素子であることを特徴とする請求項1乃至請求項13の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  15. 前記過昇温防止素子はサーモスイッチであることを特徴とする請求項14に記載の画像加熱装置。
  16. 前記加熱器は前記エンドレスベルトを電磁誘導加熱する励磁コイルを有することを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  17. シート上のトナー像を加熱するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトを加熱する加熱器と、
    前記加熱器へ電力供給を行う電源と、
    前記加熱器への電力供給を遮断させるためのヒューズと、
    前記エンドレスベルトの破れを検出する検出機構と、
    を有する画像加熱装置であって、
    前記検出機構は、電気的に接地され、揺動中心の周りを揺動可能であり、一端が前記エンドレスベルトの内面方向に付勢されている揺動アームと、
    前記ヒューズと前記加熱器との間に設けられ、前記揺動アームの一端が前記エンドレスベルトよりもその外面側へ変位することに伴い前記揺動アームの他端と接触する電気素子と、
    前記エンドレスベルトと前記揺動アームとの間に介在し、前記エンドレスベルトの回転方向下流側から回転方向上流側に延展される可撓性シートと、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  18. 前記揺動アームの一端が前記エンドレスベルトの幅方向一端側の内面に付勢されることを特徴とする請求項17に記載の画像加熱装置。
  19. 前記エンドレスベルトを回転可能に支持する支持ローラと、
    前記エンドレスベルトの幅方向他端の位置を検出する検出器と、
    前記エンドレスベルトがその幅方向において所定のゾーン内に留まるように前記検出器の出力に基づいて前記ローラを変位させる変位機構と、
    を有し、
    前記検出器が前記エンドレスベルトの幅方向他端側に設けられることを特徴とする請求項18に記載の画像加熱装置。
  20. 前記揺動アームの一端には前記エンドレスベルトの幅方向一端側の内面に付勢される位置に曲面形状を有する押圧部材が設けられていることを特徴とする請求項17乃至請求項19の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  21. 前記押圧部材が回転体であることを特徴とする請求項20に記載の画像加熱装置。
  22. 前記電気素子はサーモスイッチであることを特徴とする請求項17乃至請求項21の何れか一項に記載の画像加熱装置。
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