JP6351315B2 - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
論理回路の構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの再構成可能回路が良く知られている。一般的に、PLDやFPGAの論理回路の変更は、起動時に、ROM等の不揮発性メモリに格納された回路構成情報を、PLDやFPGA内部の揮発性メモリであるコンフィギュレーションメモリへ書き込むことで実現される。また、コンフィギュレーションメモリの情報は電源遮断時にクリアされるため、電源投入時に、再度、ROMに記憶している回路構成情報をコンフィギュレーションメモリに書き込む必要がある。このように、電源が供給されている状態で、一度だけPLDやFPGAの論理回路を構成する方法を静的再構成という。これに対して、論理回路が動作中に、その論理回路の構成を動的に変更できるFPGA等が開発されており、このように動的に論理回路を変更する方法を動的再構成という。
また、FPGAには、FPGAのチップ全体の回路構成でなく、特定の領域の回路構成だけを書き換えることが可能なものがあり、このような書き換えを部分再構成という。特に、動作中の回路の動作を停止させずに、それ以外の他の回路構成を変更することを動的部分再構成という。動的部分再構成では、動的再構成時に、コンフィギュレーションメモリ全体を書き換えるのではなく、コンフィギュレーションメモリの一部の領域のみを書き換えることで、FPGAの論理回路を部分的に再構成することができる。このような動的部分再構成を用いることで、例えばFPGAのある領域に、時分割で複数の論理回路を切り替えて実装できる。この結果、少ないハードウェアリソースで、用途に合わせた様々な機能を、ハードウェアによる高速の演算性能を保ったままで柔軟に実現できる。
ただし、動作中に回路構成を変更できるといっても、回路構成の変更(書き換え)に要する時間は長く、その時間はコンフィギュレーションメモリに書き込む論理回路構成情報のサイズに比例する。そこで、回路構成の書き換え時間を低減するための技術が提案されている。
特許文献1には、従来の書き換え時間を低減するため、画像処理中に次に処理する可能性の高い処理を予測し、予測した処理を実現するためのコンフィグデータを高速なコンフィギュレーションメモリに先行してロードする技術が開示されている。先行してロードすることにより、画像処理中の回路構成データのロード時間を短縮でき、画像処理速度の高速化を図ることができる。
また、MFP(MultiFunction Printer)等の画像処理装置は、ユーザーからの要求に応じた複数の処理(コピージョブ、プリントジョブ,SENDジョブ等)を選択でき、各画像処理は、ハードウェア又はソフトウェアにより実現される。また、近年のMFPは、消費電力低減の観点から省電力状態を有し、一定時間MFPへのアクセスがなかった場合に省電力状態へ移行し、再度MFPが使用されるときに、省電力状態から復帰する機能を有する。特に、省電力状態からの復帰時間は、できる限り短い時間で復帰し、すぐにMFPを使用可能にすることでユーザの利便性を高めることが要望されている。
特開2012−234337号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、上記従来技術のように、画像処理中に次に処理する可能性の高い処理を予測して再構成を行う場合、画像処理中のコンフィグデータの書き換え時間を高速化することができる。しかし、省電力状態からの復帰時においては、復帰後に動作する画像処理の処理内容を確定し、その後にコンフィグデータを再構成するため、省電力状態からの復帰時間を高速化することができないという課題があった。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、省電力状態に移行する前に、復帰後に使用する可能性の高いコンフィグデータを前もって高速読み出し可能なメモリにロードし、復帰時に当該コンフィグデータを使用することにより、省電力状態からの復帰時間を低減する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像処理を行う機能ブロックを再構成可能な再構成回路を有する画像処理装置であって、前記機能ブロックを前記再構成回路に構成するための複数の前記機能ブロックごとの構成データを記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段と比較して読み出し速度が速く、読み書き可能な第2記憶手段と、複数の機能ブロックに対応する複数の構成データうちの少なくとも1つの構成データを前記第1記憶手段から読み出して前記第2記憶手段に書き込む書込手段と、記第2記憶手段に書き込まれた構成データを使って前記再構成回路に機能ブロックを構成する再構成手段とを備え、前記画像処理装置は、前記書込手段へのクロックの供給が停止される省電力状態へ移行可能であり、前記書込手段は、前記画像処理装置の前記省電力状態への移行によって前記書込手段へのクロックの供給が停止される前に、前記構成データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段に書き込むことを特徴とする。
本発明によれば、省電力状態に移行する前に、復帰後に使用する可能性の高いコンフィグデータを前もって高速読み出し可能なメモリにロードし、復帰時に当該コンフィグデータを使用することにより、省電力状態からの復帰時間を低減することができる。
第1の実施形態に係る画像処理装置の構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る再構成部に構成される画像処理機能構成を示す図。 第1の実施形態に係る画像処理装置の省電力状態を示す図。 第1の実施形態に係る画像処理装置の全体制御フローを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る画像処理装置のコンフィグデータの格納先、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態を示す図。 第1の実施形態に係る通常処理時の制御フローを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る省電力モード移行時の制御フローを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る省電力モード復帰時の制御フローを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る画像処理装置のコンフィグデータの格納先、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態を示す図。 第2の実施形態に係る省電力モード移行時の制御フローを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る省電力モード移行時の制御フローを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る省電力モード復帰時の制御フローを示すフローチャート。 第3の実施形態に係る画像処理装置のコンフィグデータの格納先、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態を示す図。 第3の実施形態に係る省電力モード移行時の制御フローを示すフローチャート。 第3の実施形態に係る省電力モード復帰時の制御フローを示すフローチャート。 第4の実施形態に係る画像処理装置のコンフィグデータの格納先、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<画像処理装置の構成>
以下では、図1乃至図8を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本発明の実施形態に関わる画像処理装置の装置構成を説明するブロック図である。本実施形態において、画像処理装置100は、スキャナ部やプリンタ部を有する複合機(多機能処理装置)の場合で説明する。
画像処理装置100は、画像処理装置100を使用するユーザーが各種の操作を行うための操作部103と、原稿の画像情報を読み取るスキャナ部109と、画像データに基づいて用紙に画像を印刷するプリンタ部107とを有する。スキャナ部109は、スキャナ部109を制御するCPU(不図示)や原稿の読取を行うための照明ランプや走査ミラー(いずれも不図示)などを有する。プリンタ部107は、当該プリンタ部107の制御を行うCPU(不図示)や、画像の形成(印刷)や定着を行うための感光体ドラムや定着器(いずれも不図示)等を有する。操作部103は、節電キー(不図示)を持ち、節電キーの押下により、省電力状態への移行、復帰を行う。
また、画像処理装置100は、画像処理装置100の制御を行うコントローラとして、動的再構成部を備えるFPGA140を有する。この例では、FPGA140が、画像処理装置100の動作を統括的に制御するCPU101を備える。このCPU101が、FPGA140や再構成を制御するコンフィグコントローラ130等を制御するためのプログラムを実行する。なお、FPGA140がCPU101を備えていることはあくまで一例にすぎず、FPGA140の外部にCPUを設けてもよい。
また、画像処理装置100は、CPU101が実行するブートプログラム、及び、FPGA140をコンフィギュレーションする為の論理回路構成情報が格納されているROM(第1記憶手段)104を有する。また、画像処理装置100は、CPU101が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するための画像メモリでもあるRAM(第2記憶手段)111を有する。また、RAM111は、ROM104に格納された論理回路構成情報を複製し格納して高速に読み出すためのメモリでもある。
FPGA140は、CPU101、ネットワークI/F102、プリンタI/F106、スキャナI/F108、メモリコントローラ110、ROMI/F112、操作部I/F113、USBI/F114、FAXI/F115、コンフィグコントローラ130、及び動的な再構成部(再構成回路)131を備える。再構成部131は、動的に再構成可能(書き換え可能)であり、かつ、一部を書き換え可能なものである。すなわち、再構成部131の一部に再構成された回路が動作している間に、その回路が占める部分とは重ならない別の部分に別の回路を再構成することができる。再構成部131には、各種画像処理を行うための論理回路が部分的に再構成できる画像処理部132、画像処理部133、及び画像処理部134を有する。なお、本実施形態では再構成部131に構成される画像処理部の数が3つの場合の形態を示しているが、画像処理部の数は3つに限定されるものではない。コンフィグコントローラ130は、再構成部131の回路構成(コンフィギュレーション)を制御する。
スキャナI/F108は、スキャナ部109から画像データが入力される。プリンタI/F106は、プリンタへ画像データを出力する。再構成部131の各画像処理部132、133、134、及びスキャナI/F108、プリンタI/F106は、処理される画像データを転送するための画像バス121に接続される。
CPU101は、画像処理装置100の動作を統括的に制御し、ネットワークI/F(ネットワークインタフェース)102を介し、ネットワーク上の汎用コンピュータ(不図示)と通信(送受信)を行う。また、CPU101は、USBI/F(USBインタフェース)114を介し、画像処理装置100と接続された汎用コンピュータ(不図示)と通信(送受信)を行う。また、CPU101は、FAXI/F(ファクシミリインタフェース)115を介し、公衆回線網と接続し、他の画像処理装置(不図示)やファクシミリ装置と通信(送受信)を行う。FAXI/F115には、公衆回線網からの呼出信号(CI信号:Call Indicator)を検知するCI検知回路(不図示)がある。ROMI/F112は、CPU101が実行するブートプログラム、及び、再構成部131をコンフィギュレーションするための論理回路構成情報(コンフィギュレーションデータ)が格納されているROM104への書き込み、読み出し動作を制御する。
また、FPGA140は、CPU101、ネットワークI/F102、操作部103、ROMI/F112、コンフィグコントローラ130、再構成部131を相互に接続するシステムバス120を有する。CPU101は、再構成部131内にコンフィギュレーションされた各画像処理部132、133、134と、スキャナI/F108、プリンタI/F106のパラメータ設定を、システムバス120を介して行う。RAM111は、CPU101が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するための画像メモリでもあり、かつROM104に格納された論理回路構成情報を複製し格納して高速に読み出すためのメモリでもある。メモリコントローラ110は、RAM111への書き込み、読み出し動作を制御する。メモリコントローラ110は、システムバス120及び画像バス121に接続され、画像バス121に接続されたバスマスタのRAM111へのアクセスと、システムバス120に接続されたバスマスタのRAM111アクセスとを、排他的に切り替える。
<コンフィグデータ>
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100における、再構成部131に構成される画像処理機能構成を示すコンフィグデータ(構成データ)について説明する。画像処理装置100は、以下で説明するコンフィグデータを用いて再構成部131を再構成する。なお、コンフィグデータは、機能単位(機能ブロック)で切り分けることができる。なお、機能ブロックは、任意のレベルで切り分けることができ、例えば、複数の画像処理機能を有する後述する読み取り用画像処理部202を1つの機能ブロックとしてもよい。より細分化して、1つの画像処理機能のみの機能ブロック、例えば、像域分離処理部211としてもよい。再構成部131には、複数の機能ブロックを構成することができる。
画像処理装置100は、提供可能なサービスとして、少なくとも、スキャナ部109で読み取られた原稿を複写する機能(コピージョブ)と、外部のプリンタドライバから送付された印刷データを印刷する機能(PDLプリントジョブ)とを有する。また、FAXI/F115より受信したFAXデータを印刷する機能(FAXジョブ)を有する。動的再構成技術を適用した画像処理システムの場合、ユーザにより選択された機能に応じて必要な画像処理機能を再構成部131に構成して実際の処理を行う。
201は、コピージョブ実行時に再構成部131に構成されるコピージョブ用の画像処理構成を示す。コピージョブ用画像処理構成201は、大きく読み取り用画像処理部202と、プリント用画像処理部203とで構成される。また、画像処理以外の機能として、画像バス121を介してRAM111から画像を読み出すリードDMAC(DMA Controler)250と、RAM111に画像を書き込むためのライトDMAC251も構成に含む。
コピージョブ実行時には、スキャナ部109から入力された画像データが読み取り用画像処理部202に入力される。読み取り用画像処理部202は、例えば、像域分離処理部211、テーブル変換処理部212、及びフィルタ処理部213を含む。像域分離処理部211は、入力画像から文字部を検出することにより、像域を判定し、その後の画像処理に利用する像域信号を生成する。テーブル変換処理部212は、読み取った輝度データである画像データを濃度データに変換するために、テーブル変換を行う。フィルタ処理部213は、例えばエッジ強調などの目的に従ったデジタル空間フィルタで演算処理を行う。以上の読み取り用画像処理が終了した画像データは、画像バス121を介してプリント用画像処理部203に転送される。もちろん画像バス121に転送せず、パイプライン的にプリント用画像処理部203に転送することも可能である。
プリント用画像処理部203は、下地除去処理部214、色空間変換処理部215、γ補正処理部216、及びハーフトーン処理部217を含む。下地除去処理部214は、背景に薄い色がある原稿を読み取った画像データが送られてきた場合に、背景色を除去する処理を行う。色空間変換処理部215は、RGBデータを画像処理装置の出力特性に合わせてCMYK変換を行う。γ補正処理部216では、画像データの濃度変換を行う。ハーフトーン処理部217は、各色のデータにハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理部の具体的な構成としては、スクリーン処理によるもの、又は誤差拡散処理によるものがある。スクリーン処理は、所定の複数のディザマトリクスおよび入力される画像データ用いて、N値化するものである。また、誤差拡散処理は、入力画像データを所定の閾値と比較することにより、N値化を行い、その際の入力画像データと閾値との差分を以降にN値化処理する周囲画素に対して拡散させる処理である。
以上のプリント用画像処理が終了した画像データは、画像バス121を介して、プリンタI/F106に転送され、プリンタ部107から出力される。もちろん、上述したフローは一例であり、他の画像処理機能を再構成部131に構成して処理を実施することも可能である。
204は、PDL(PRINT DESCRIPTION LANGUAGE)プリントジョブ実行時に再構成部131に構成されるPDLプリントジョブ用の画像処理構成を示す。PDLプリントジョブ用画像処理構成204は、RIP処理部218と、プリント用画像処理部203とを含む。RIP処理部218は、ネットワークI/F102を介して接続される図示しない汎用コンピュータから受信したプリントジョブに含まれるページ記述言語(PDL)をビットマップイメージに展開するラスタイメージプロセッサ(RIP)機能である。また、コピージョブ用画像処理構成201と同様に、画像バス121を介して画像の転送を行うリードDMAC250とライトDMAC251とも含む。
PDLプリントジョブ実行時には、汎用コンピューターより入力されるPDLデータがまず、RIP処理部218に入力され、PDLデータをビットマップイメージに変換する。ビットマップイメージに変換後の画像データはプリント用画像処理部203に入力され、すでに説明した下地除去処理部214、色空間変換処理部215、γ補正処理部216、ハーフトーン処理部217が実行される。
ここで、コピージョブ実行時のプリント用画像処理と名前は同じ機能だが、PDLジョブ用に異なるH/Wを構成しても良い。例えばハーフトーン処理部217については、コピージョブ実行時には誤差拡散処理、PDLプリント時にはスクリーン処理によりハーフトーン処理を実施するといったように、コピージョブ実行時と異なるH/Wを構成することも可能である。
以上のプリント用画像処理が終了した画像データは画像バス121を介して、プリンタI/F106に転送され、プリンタ部107から出力される。もちろん、上述したフローは一例であり、他の画像処理機能を再構成部131に構成して実施することも可能である。
206は、FAXジョブ受信時に再構成部131に構成されるFAXジョブ用の画像処理構成を示す。FAXジョブ用画像処理構成206は、画像バス121を介して画像の転送を行うリードDMAC250とライトDMAC251と、FAX用画像処理部205とを含む。FAX用画像処理部205は、尾引き処理部219、変倍処理部220、及びスムージング処理部221を含む。FAXジョブ受信時には、FAXI/Fを介して公衆回線より入力される画像データが尾引き処理部219に入力される。尾引き処理部219では、定着爆発を防止するため、画像データから適切に画素を間引く処理を行う。その後、画像データは、変倍処理部220に入力される。変倍処理部220では公衆回線から受信した画像データを画像処理装置100の解像度に変換するための解像度変換を行う。スムージング処理部221では、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。以上のFAX用画像処理が終了した画像データは画像バス121を介して、プリンタI/F106に転送されプリンタ部107から出力される。もちろん、上述したFAX用画像処理はあくまで一例であり、他の画像処理機能を再構成部131に構成して実施することも可能である。
本実施形態においては、図2を用いて説明した画像処理機能を再構成部131に適宜構成することにより画像処理を実施する。なお、画像処理装置100が処理することのできるジョブは、図2に示すものに限定されるわけではない。また、画像処理の単位に関しても、図2に示すものに限定されるわけではなく、各画像処理に含まれている処理を、さらに細かいコンポーネントに分割することも可能である。
ここで、コンフィグデータは、コピージョブ用画像処理構成201、PDLプリントジョブ用画像処理構成204、及びFAXジョブ用画像処理構成206に記載した各処理単位で構成することが可能である。例えば、コピージョブ用画像処理構成201を例に説明すると、リードDMAC250、読み取り用画像処理部202、プリント用画像処理部203、ライトDMAC251を全て含むコピー用画像処理構成201を1つのコンフィグデータとしてもよい。また、リードDMAC250、読み取り用画像処理部202、プリント用画像処理部203、ライトDMAC251をそれぞれ別のコンフィグデータとして用意することもできる。コンフィグデータを別々に用意した場合に、コピージョブを実行するには、上記それぞれ別々コンフィグデータを再構成部131に部分再構成することにより、コピージョブ実行に必要な回路を構成することができる。当然、さらに細かいコンポーネントでコンフィグデータを用意することも可能である。例えば、フィルタ方法の異なるフィルタ処理部213を複数用意し、読み取り用画像処理を行う場合に、要求に合わせたフィルタ処理を複数あるフィルタ処理部213のコンフィグデータから選択し使用することも可能である。
<省電力状態>
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100における、省電力時の状態について説明する。1011と同様のブロックは、電源及びクロックが供給されており、動作可能状態であることを示す。1012と同様のブロックは、電源は入っているが、クロックゲートや各機能の一部が動作していない状態、即ち、一部に電力の供給を停止している状態である、省電力状態であることを示す。1013と同様のブロックは、電源もOFFされ、最も消費電力の少ない状態であることを示す。
1001は、画像処理装置100内の全ての機能が動作可能である状態ことを示している。以下では、1001の状態を通常モードと称する。
1002、1003は、画像処理装置100内の動作モードが省電力状態であることを示している。1002、1003の違いは、再構成部131の電源が入っているか、電源がOFFされているかである。つまり、1003は、1002の状態よりもさらに消費電力の少ない状態であることを示している。以下では、1002の状態を低電力モード、1003の状態を省電力モードと称する。低電力モードと省電力モードを総称して、省エネモードと称する。
1002と1003の大きな違いは、再構成部131に電源が供給されているか、又は、電源の供給が停止されているかである。1002の低電力モードの状態であれば、再構成部131に構成された回路は消えないが、1003の省電力モードの状態では再構成部131に構成された回路も消えてしまう。そのため、省電力モードから復帰した場合に、画像処理装置100が何らかの処理を行うために再構成部131の機能を使用したい場合は、構成を行い、コンフィグデータをロードし回路を構成する必要がある。また、低電力モードから復帰する場合でも、復帰時に構成されている回路をそのまま使用できる場合には再構成の必要はないが、別の回路が必要な場合は、再構成を行う必要がある。
<全体シーケンス>
次に、図4を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100の省電力モードへ移行手順及び省電力モードからの復帰手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。本フローは、以下で記載する全ての実施形態において共通のフローであるため、電力状態を考慮しながら全体動作を説明する。S101、S103、及びS106は各実施形態により処理内容が変わるため、本フローの説明においては詳細な説明は省略し、詳細については図5以降の説明で記載する。
S101において、CPU101は、通常モードで動作しており、ジョブ、例えば、コピージョブやプリントジョブを実行している。当該ジョブを実行する際、CPU101は、実行するジョブを判断し、ジョブ実行に必要なコンフィグデータを用いて再構成部131がリコンフィグ(再構成)される。ここで、リコンフィグとは、再構成部131に既にコンフィグデータが構成されている状態で、別のコンフィグデータをコンフィグレーション(構成)し直すことである。以下では、この処理を再構成(リコンフィグ)と称する。
S102において、CPU101は、省エネモードに移行するか否かを判定する。省エネモードに移行することを検知した場合はS103に移行する。検知するまではS102に滞在する。例えば、省エネモードに移行することを検知する場合とは、最後に何らかのジョブが実行されてから所定時間が経過した場合のタイマイベントの検知や、ユーザ操作による省エネモードへの移行を示すボタンの操作イベントの検知などがある。
S103において、CPU101は、省エネモードに移行する前に、省エネモードから復帰するときに再構成部131が高速に構成できるように、コンフィグデータをROM104からRAM111にコピーする。また、再構成部131に先行してコンフィグデータを構成できる場合は、省エネモード移行前に再構成部131を構成して省エネモードに移行してもよい。当該コンフィグレーションデータを選択する制御については後述する。
S104において、CPU101は、省エネモードからの復帰となるトリガーを受信するか否かを判定する。検知した場合にはS105に移行する。検知するまではS104に滞在する。例えば、省エネモードから復帰することを検知する場合とは、ユーザ操作による省エネモードからの復帰を示すボタンの操作イベントの検知や、ネットワークI/F102を介して外部装置からジョブの受信を検知した場合などがある。
S105において、CPU101は、省エネモードから通常モードに復帰する。詳細には、図3の1002、1003の状態から1001の状態に移行する。続いて、S106において、CPU101は、省エネモードからの復帰要因を確認し、復帰した要因に対応するジョブを実行するために必要なコンフィグデータを再構成部131に構成を行う。S107において、CPU101は、S106で再構成部131に必要な画像処理回路が書き込まれているため、対応するジョブを実行し、処理を終了する。
<コンフィグデータ及び再構成部回路状態例1>
次に、図5を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100のコンフィグデータの格納制御、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態について説明する。
まず、本実施形態を説明する上での前提を説明する。通常モードで動作中のコンフィグデータは、ROM104に格納されており、再構成を行う場合はROM104から必要なコンフィグデータを読み出し、再構成部131に構成を行う。省エネモードは、省電力モードであり、再構成部131の電源はOFFされるため、省電力モード移行時には再構成部131に構成された回路は消える。また、コンフィグデータとして、図2で示したコピージョブ用画像処理構成201、PDLプリントジョブ用画像処理構成204、及びFAXジョブ用画像処理構成206を1つのコンフィグデータとして準備している。
本実施形態によれば、省電力モード移行時に、優先コンフィグデータをROM104からRAM111にコピーする。そして、省電力モードから復帰する場合に復帰要因に対応するコンフィグデータがRAM111にあるかを確認し、RAM111にあればRAMからコンフィグデータを読み出し構成を行う。本手法を使用することで、ROM104からコンフィグデータを読み出す場合に比べ、RAM111から読み出す場合は高速にコンフィグデータを読み出し構成できるため、高速に省電力モードからの復帰が可能となる。つまり、ここでは、比較的読み出し速度の速いメモリに優先コンフィグデータを格納しておく(書き込んでおく)ことで、復帰時の処理を高速化している。
ここで、優先コンフィグデータとは、使用される可能性が高い画像処理部のコンフィグデータのことである。例えば、操作部103から指示し、優先コンフィグデータを指定することが可能である。また、別の手段として、コピージョブやPDLプリントジョブの頻度が高い場合には、コピージョブとプリントジョブ用のコンフィグデータを優先コンフィグデータとして指定することも可能である。コンフィグデータの機能をより細かいコンポーネントで用意した場合には、頻繁に使用される機能を優先コンフィグデータとして指定することも当然可能である。
なお、全てのコンフィグデータをRAM111にコピーしておくことも可能であるが、RAM111は容量に限りがあり、かつ、本実施形態においてはコンフィグデータは3つで説明しているが、実際の画像処理装置では3つに限らないため現実的でない。特に、部分再構成などを行う場合は、コンフィグデータの数は膨大になる可能性があり、全てのコンフィグデータをRAM111にコピーしておくことは困難である。よって、優先コンフィグデータが必要になる。
図5に記載の、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201は、コピージョブ用画像処理構成201のコンフィグデータである。PDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204は、PDLプリントジョブ用画像処理構成204のコンフィグデータである。FAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206は、FAXジョブ用画像処理構成206のコンフィグデータである。各コンフィグデータ1201、1204、1206はROM104に格納されており、省電力モード移行時に、優先コンフィグデータがRAM111にコピーされる。本実施形態では、優先コンフィグデータをコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201とPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204として説明する。
図5の1210、1211は、図4のS101の通常モードで動作している場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。1210は、PDLプリントジョブを実行している場合の状態を示す。再構成部131には、PDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204が構成され、PDLプリントジョブ用画像処理構成204が構成されている。1211は、PDLプリントジョブ終了後にコピージョブが実行されることを検知し、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201を構成し、再構成部131にコピージョブ用画像処理構成201が構成されている。
1212は、図4のS103で省電力モードに移行する場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。省電力モードに移行することを検知し、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201とPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204をROM104からRAM111にコピーしている。また、再構成部131は電源がOFFされるため、画像処理回路は消えている。
1213、1214は、図4のS106の省電力モードから復帰する場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。1213では、スリープ復帰後、実行するジョブがコピージョブであり、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201がRAM111にあるため、ROM104ではなくRAM111から読み出し、再構成部131の構成を行っている。一方、1214では、スリープ復帰後、実行するジョブがFAXジョブであり、FAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206をRAM111から読み出したいが、RAM111にはコピーされていない。よって、ROM104からFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206を読み出し、再構成部131の構成を行っている。1214に比べ、1213の方が、コンフィグデータの読み出しが速いため、省電力モードからの復帰時間を短縮することができる。
<通常処理時の制御フロー1>
次に、図6を参照して、図4のS101の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。
S201において、CPU101は、通常処理中において、再構成が必要か否かを判定する。再構成が必要無い場合はそのままS201に滞在し、再構成が必要な場合はS202に移行する。再構成が必要かの判定は、実行するジョブを判断し、現在再構成部131に構成されている回路とは異なる回路が必要か否かをを判定している。
S202において、CPU101は、ROM104から必要なコンフィグデータを読み出し、再構成部131の再構成を行い、処理を終了する。フローには図示しないが、S202の後にジョブが実行される。図5の1210、1211を用いて説明すると、1210でPDLプリントジョブ処理中は再構成の必要はないが、1211でコピージョブを実行する場合には、再構成部131にコピージョブ用画像処理構成201が必要なため再構成を行う。
<省電力モード移行時の制御フロー1>
次に、図7を参照して、図4のS103の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。
S301において、CPU101は、優先コンフィグデータに指定されているコンフィグデータをROM104からRAM111にコピーする。S302において、CPU101は、省電力モードに移行するため各機能の電源をOFFに制御し、クロックゲートや各機能の一部を無効にし省電力モードへ移行し、処理を終了する。図5の1212を用いて説明すると、優先コンフィグデータである、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201とPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204とをROM104からRAM111にコピーする。
<省電力モード復帰時の制御フロー1>
次に、図8を参照して、図4のS106の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。
S401において、CPU101は、省電力モード復帰後に実行するジョブを確認する。続いて、S402において、CPU101は、S401で確認したジョブを実行するために必要な画像処理回路に対応するコンフィグデータがRAM111に格納されているか否かを判定する。必要なコンフィグデータがRAM111にある場合はS403に移行し、必要なコンフィグデータがRAM111にない場合はS404に移行する。
S403において、CPU101は、RAM111から必要なコンフィグデータを読み出し、再構成部131の再構成を行う。S404において、CPU101は、RAM111に必要なコンフィグデータがないため、ROM104必要なコンフィグデータを読み出し、再構成部131の再構成を行う。
図5の1213、1214を用いて説明すると、1213の場合、S402でRAM111にコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201があるため、S403に移行し、RAM111から読み出しを行っている。1214の場合、S402でRAM111にFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206がないため、S404に移行し、ROM104から読み出しを行っている。
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置100は、画像処理を行う機能ブロックを再構成可能な再構成部131と、機能ブロックを再構成部131に構成するための複数の機能ブロックごとのコンフィグデータを予め記憶するROM104とを備える。さらに、画像処理装置100は、ROM104と比較して読み出し速度が速く、読み書き可能なRAM111を備える。そして、本画像処理装置100は、例えば省電力モードへ移行する前に、次に必要となる可能性が高い機能ブロックのコンフィグデータをROM104から読み出してRAM111に書き込んでおく。さらに、画像処理装置100は、再構成部131の再構成が必要となると、RAM111から必要なコンフィグデータを読み出して再構成部131を再構成する。このように、本実施形態によれば、省電力モード移行前にコンフィグデータを高速読み出し可能なメモリ(RAM111)にコピーすることにより、省電力モードからの復帰時間を短縮することができる。
<第2の実施形態>
以下では、図9乃至図12を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。まず、上記第1の実施形態との前提の違いを説明する。本実施形態においては、コンフィグデータは必ずRAM111から読み出し、再構成部131の構成を行う点である。つまり、本実施形態では、通常モードで動作中のコンフィグデータはROM104に格納されているコンフィグデータを読み出して構成するのではなく、RAM111にコピーしたコンフィグデータを読み出して構成する。再構成部131を再構成する場合に、RAM111にコンフィグデータがない場合には、一度コンフィグデータのROM104からRAM111へのコピーし、RAM111からコンフィグデータを読み出し構成する。当然、RAM111は容量に限りがあるため、コピーできるコンフィグデータには限りがあるため、コンフィグデータの数や、コンフィグデータの容量によりRAM111にコピーできるコンフィグデータの数は制限される。
<コンフィグデータ及び再構成部回路状態例2>
まず、図9を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100のコンフィグデータの格納制御、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態について説明する。図9の構成及び、用語の定義は、上記第1の実施形態の図5の説明と同様であるため、説明は省略する。図5との違いとしては、再構成部131に構成するコンフィグデータがRAM111に通常モードでは常にコピーされている点である。図9を説明する上での前提として、RAM111にコピー可能なコンフィグデータが2つの場合を例に説明する。
図9の1220、1221は、図4のS101の通常モードで動作している場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。1220は、PDLプリントジョブを実行している場合の状態を示す。再構成部131には、PDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204が構成され、PDLプリントジョブ用画像処理構成204が構成されている。さらに、RAM111にはコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201とPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204が格納されている。これは、PDLプリントジョブ実行前にコピージョブが実行され、次にPDLプリントジョブが実行されている場合の例を示している。第2の実施形態においては、再構成部131に構成したコンフィグデータは必ずROM104からRAM111に一度コピーされるためである。
1221は、PDLプリントジョブ終了後にFAXジョブが実行されることを検知し、FAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206を構成し、再構成部131にFAXジョブ用画像処理構成206が構成されている。詳細には、FAXジョブ実行を検知した場合に、高速読み出し可能なRAM111にFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206が無いため、まず、ROM104からRAM111にFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206をコピーする。RAM111にコピーするにあたり、RAM111には2つまでしかコンフィグデータを格納(書込)できないため、本実施形態では、使用したコンフィグデータの履歴が古い方から削除する制御としている。つまり、RAM111のコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201の領域にFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206をコピーしている。本処理は一例であり、RAM111に優先的に残したいコンフィグデータを予め設定しておき、その他のコンフィグデータが格納している領域に上書きするように制御する等、制御方法については実装次第でいかようにもできる。次に、RAM111からFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206を読み出し再構成部131の構成を行っている。
1222は、図4のS103で省電力モードに移行する場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。省電力モードに移行することを検知し、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201とPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204をROM104からRAM111にコピーする。ここで、RAM111には既にPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204がコピーされているため、実際にコピーしているのはコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201のみである。ただし、図5の1212の説明と同様に、優先コンフィグデータを全てRAM111にコピーしても可能であるが、コピーするコンフィグデータを減らすことでコピー時間を短縮し、省電力モード移行までの時間を短縮することができる。また、再構成部131は電源がOFFされるため、画像処理回路は消えている。
1223、1224は、図4のS106の省電力モードから復帰する場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。1223は、スリープ復帰後、実行するジョブがコピージョブであることを検知し、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201はRAM111にあるため、ROM104ではなく、RAM111から読み出し、再構成部131の構成を行っている。1251は、スリープ復帰し、実行するジョブがFAXジョブであることを検知し、FAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206をRAMから読み出したいが、RAM111にはコピーされていない。よって、1223で説明したのと同様に、ROM104からFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206を読み出し、再構成部131の構成を行っている。
<通常処理時の制御フロー2>
次に、図10を参照して、図4のS101の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。
S501において、CPU101は、再構成が必要か否かを判定する。再構成が必要無い場合はそのままS501に滞在する。再構成が必要な場合は、S502に移行する。S502において、CPU101は、RAM111に必要なコンフィグデータがあるか否かを判定し、コンフィグデータがある場合はS506に移行し、コンフィグデータがない場合はS503に移行する。
S503において、CPU101は、RAM111にコンフィグデータをコピーする必要があるため、コンフィグデータをコピーする空き領域がRAM111にあるか否かを判定する。空き領域がある場合はS505に移行し、空き領域がない場合はS504に移行する。
S504において、CPU101は、RAM111に格納されているコンフィグデータのうち、削除するコンフィグデータを決定する。S505において、CPU101は、S503から移行してきても、S504から移行してきても、コンフィグデータを書き込むRAM111の領域は明確になっているため、RAM111にコンフィグデータをROM104からコピーする。
S506において、CPU101は、S502から移行してきても、S505から移行してきても、RAM111に読み出すコンフィグデータがあるので、RAM111から必要なコンフィグデータを読み出し、再構成部131の再構成を行う。
図9の1220、1221と、図10のフローチャートを用いて1220から1221に移行する場合の処理について説明する。1220でPDLプリントジョブ処理中は再構成の必要はないが、1221でFAXジョブを実行する場合には、再構成部131にFAXジョブ用画像処理構成206が必要なため再構成を行う。図10のフローチャートでは、S502、S503、S504と移行し、削除するコンフィグデータをコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201に確定し、S505でFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206をRAM111にコピーする。次に、S506でRAM111にコピーしたFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206を読み出し、再構成部131を構成しFAXジョブ用画像処理構成206が構成される。
1221で実行するジョブがコピージョブであれば、RAM111に格納されているコンフィグデータは1220に示す状態のままであり、S502からS506に移行する。S506で、RAM111からコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201を読み出し、再構成部131を構成しコピージョブ用画像処理構成201が構成される。
<省電力モード移行時の制御フロー2>
次に、図11を参照して、図4のS103の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。
S601において、CPU101は、RAM111に優先コンフィグデータがあるか否かを判定する。優先コンフィグデータがRAM111にある場合はS605に移行し、優先コンフィグデータがRAM111にない場合はS602に移行する。S602及びS604は、図10のS503及びS505と同様の処理であるため、説明は省略する。ただし、S603において、削除するコンフィグデータを決定する処理はS504と同様であるが、必ず優先コンフィグデータに指定されているコンフィグデータ以外のコンフィグデータを削除する。つまり、ここでは、次に必要となる可能性が低い機能ブロックのコンフィグデータを削除している。S605において、CPU101は、省電力モードに移行するため各機能の電源をOFFに制御し、クロックゲートや各機能の一部を無効にし省電力モードに移行する。
図9の1221、1222と図10のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。1221の状態の場合、RAM111に優先コンフィグデータであるPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204は格納されているが、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201は格納されていない。従って、RAM111に格納されている優先コンフィグデータが足りないため、S601からS602に分岐する。S602でRAM111にコンフィグデータを格納するRAM領域に空きがないため、S603に移行する。S603で削除するコンフィグデータを優先コンフィグデータ以外のコンフィグデータに決定する。1221の状態では、優先コンフィグデータではないFAXジョブ用画像処理コンフィグデータ1206に決定する。S604でコピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201をRAM111にコピーし、1222の状態になる。
ここで、例えば、コンフィグデータを格納できる容量が全ての優先コンフィグデータの容量より大きい場合は、S604の処理が終了後に、RAM111に優先コンフィグデータ以外のコンフィグデータも残っている。これにより省電力モードからの復帰時にRAM111に必要なコンフィグデータがある可能性が高くなる。
<省電力モード復帰時の制御フロー2>
図12は、図4のS106の詳細な処理手順を示す。なお、S701、S702、S706は、図8のS401、S402、S403と同じ処理であるため説明を省略する。また、S703乃至S705は、図10のS503乃至S505と同じ処理であるため説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、通常動作時における再構成部131の構成も高速化しつつ、省電力モードからの復帰時間を短縮することが可能である。また、高速読み出し可能なメモリ(RAM111)に格納可能なコンフィグデータの容量に制限がある場合にも、省電力モードからの復帰時間を短縮することができる。さらに、優先コンフィグデータ以外のコンフィグデータが必要な場合にも、復帰時間を短縮することができる可能性を高めることができる。コンフィグデータが複数ある場合には、必要な優先コンフィグデータのみを高速読み出し可能なメモリ(RAM111)に格納することで、省電力モード移行時の時間を短縮することができる。
<第3の実施形態>
以下では、図13乃至図15を参照して、第3の実施形態について説明する。上記第1及び第2の実施形態では、省エネモードとして省電力モードの場合について説明したが、本実施形態では、低電力モードの場合について説明する。本実施形態では、省エネモードが低電力モードであるため、再構成部131に構成された画像処理部が省エネモードに移行しても消えない。そこで、優先コンフィグデータをRAM111に展開するのではなく、再低電力モード移行前に再構成部131に優先コンフィグデータを予め構成しておく。
<コンフィグデータ及び再構成部回路状態例3>
まず、図13を参照して、本実施形態に係る画像処理装置100のコンフィグデータの格納制御、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態について説明する。
図13の構成及び用語の定義は、上記第1の実施形態の図5の説明と同様であるため説明は省略する。図5、図13との違いとしては、省エネモードが低電力モードであるため、再構成部131に優先コンフィグデータを構成しておき、低電力モードからの復帰時に再構成部131の構成を不要にする点である。本実施形態では、第2の実施形態で説明した図9と比較して、異なる部分についてのみ説明する。
図13の1230、1231は、図9の1220、1221と同様であるため説明を省略する。図13の1232は、図4のS103で省電力モードに移行する場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。省電力モードに移行することを検知し、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201とPDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204をROM104からRAM111にコピーする。この処理と同時に、優先コンフィグデータを再構成部131に再構成する。
図13の1233、1234は、図4のS106の省電力モードから復帰する場合のコンフィグデータと再構成部131の画像処理回路の例である。1233は、スリープ復帰後、実行するジョブがコピージョブであることを検知し、コピージョブ用画像処理コンフィグデータ1201が既に再構成部131の構成されているため、構成は不要である。1234は、スリープ復帰後、実行するジョブがPDLプリントジョブであることを検知している。したがって、PDLプリントジョブ用画像処理コンフィグデータ1204はRAM111にあるため、ROM104ではなく、RAM111から読み出し、再構成部131の構成を行っている。図13の1235は、図9の1251と同様であるため、説明は省略する。
<低電力モード移行時の制御フロー3>
次に、図14を参照して、図4のS103の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。ここでは、上記第1及び第2の実施形態の図7及び図11との差分を説明する。
S801において、CPU101は、省エネモード(低電力モード)へ移行する前に、優先コンフィグデータを構成し、当該優先コンフィグデータを用いて再構成部131を再構成する。ただし、再構成部131に構成するのはある1パターンに限る。1パターンとは、構成できるコンフィグデータが1つという意味ではなく、コンフィグデータを組み合わせた一組の組み合わせのみという意味である。
S802において、CPU101は、RAM111に優先コンフィグデータをROM104からコピーする。S802は、第1の実施形態であれば、図7のS301に相当し、第2の実施形態であれば、図11のS601乃至S604に相当する処理を行う。S803において、CPU101は、省電力モードに移行するため各機能の電源をOFFに制御し、クロックゲートや各機能の一部を無効にし低電力モードに移行する。第1及び第2の実施形態と異なり、再構成部131の電源は切れない。
<省電力モード復帰時の制御フロー3>
次に、図15を参照して、図4のS106の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU101がROM104等に予め格納された制御プログラムをRAM111に読み出して実行することにより実現される。ここでは、主に第1及び第2の実施形態の図8及び図12との差分を説明する。
S901において、CPU101は、省電力モード復帰後に実行するジョブを確認する。続いて、S902において、CPU101は、S901で確認したジョブを実行するために、必要な画像処理回路に対応する画像処理機能が再構成部131に構成されているか否かを判定する。構成されている場合は、そのまま終了を終了し、構成されていない場合はS903に移行する。
S903において、CPU101は、再構成部131に構成されている画像処理機能は使用できないため、再構成部131の再構成を行う。S903の処理は、上記第1の実施形態であれば図8のS402乃至S404に相当し、上記第2の実施形態であれば図12のS702乃至S706に相当する処理である。
以上説明したように、本実施形態によれば、低電力モードへ移行する前に、前もって優先コンフィグデータを用いて再構成部131への構成を行う。したがって、再構成部131の電源がOFFに制御されない低電力モードの場合に、省電力モードの場合と比べ、さらに復帰時間を短縮することが可能である。
<第4の実施形態>
以下では、図16を用いて、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、部分再構成を使用し、省電力モードからの復帰時間を短縮する方法について説明する。処理フローについては、上記第1乃至第3の実施形態で説明した処理フローと同様である。上記第1乃至第3の実施形態で説明した処理との違いは、準備するコンフィグデータが、図2に示す画像処理部の1つ1つの機能をそれぞれコンフィグデータとして準備する点である。
例えば、コピージョブを実行するには、最終的には図2のコピージョブ用画像処理構成201に示す全ての機能を再構成部131に構成する必要がある。しかし、本実施形態では、優先コンフィグデータを、リードDMAC250や、ライトDMAC251などのように、より細分化されたレベルのコンポーネント単位で制御する。優先コンフィグデータをリードDMAC250、ライトDMAC251とする理由は、図2に示すコピージョブ用画像処理構成201、PDLプリントジョブ用画像処理構成204、FAXジョブ用画像処理構成206で共通に使用されているためである。
上記第1及び第2の実施形態で説明すると、省電力モード移行時には少なくともリードDMAC250とライトDMAC251のコンフィグデータがROM104からRAM111にコピーされた状態である。上記第3の実施形態で説明すると、リードDMAC250とライトDMAC251のコンフィグデータが再構成部131に構成された状態となる。
まず、図16を参照して、適用時の省エネモード時のコンフィグデータの格納先、及び、再構成部131に構成される画像処理回路の状態例について説明する。リードDMACコンフィグデータ1250は、リードDMAC250のコンフィグデータである。ライトDMACコンフィグデータ1251は、ライトDMAC251のコンフィグデータである。また、処理モジュールコンフィグデータ1260から1235は、各画像処理機能のコンフィグデータであり、画像処理装置100で必要な全てのコンフィグデータである。本例では3つで記載している。
図16の1240は、上記第1及び第2の実施形態の場合であり、省電力モード移行時には少なくともRAM111にリードDMACコンフィグデータ1250及びライトDMACコンフィグデータ1251が格納されている。さらに、1240では、上記第2の実施形態の場合に、優先コンフィグデータを格納してもRAM111内でコンフィグデータを格納するための容量に空きがあり、通常状態で使用した処理モジュールのコンフィグデータの一部がRAM111に残っている状態である。
図16の1241は、第3の実施形態の場合であり、低電力モード移行時には、1240と同様に少なくともRAM111にリードDMACコンフィグデータ1250及びライトDMACコンフィグデータ1251が格納されている。さらに、再構成部131に優先コンフィグデータに対応する処理機能であるリードDMAC250とライトDMAC251が構成されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、上記第1乃至第3の実施形態よりも、さらに細かいコンポーネントレベルでコンフィグデータを構成し、部分再構成を行う。これにより、部分再構成時にも上記第1乃至第3の実施形態と同様のフローで省電力モード及び低電力モードからの復帰時間を短縮することが可能となる。
また、上記第1乃至第4の実施形態において、コンフィグデータをROM104に格納しているが、不揮発性のメモリであり、かつ読み出し可能であればよい。例えば、不図示のハードディスクなどでもよい。また、コンフィグデータはネットワークI/F102を介して読み出し可能であれば、不図示のネットワーク上のサーバにあってもよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 画像処理を行う機能ブロックを再構成可能な再構成回路を有する画像処理装置であって、
    前記機能ブロックを前記再構成回路に構成するための複数の前記機能ブロックごとの構成データを記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段と比較して読み出し速度が速く、読み書き可能な第2記憶手段と、
    複数の機能ブロックに対応する複数の構成データうちの少なくとも1つの構成データを前記第1記憶手段から読み出して前記第2記憶手段に書き込む書込手段と、
    記第2記憶手段に書き込まれた構成データを使って前記再構成回路に機能ブロックを構成する再構成手段と
    を備え、
    前記画像処理装置は、前記書込手段へのクロックの供給が停止される省電力状態へ移行可能であり、
    前記書込手段は、前記画像処理装置の前記省電力状態への移行によって前記書込手段へのクロックの供給が停止される前に、前記構成データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段に書き込むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は、前記省電力状態への移行条件にしたがって、前記省電力状態へ移行し、
    前記書込手段は、前記省電力状態への前記移行条件にしたがって、前記構成データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置を前記省電力状態へ移行する指示をユーザーから受け付ける受付手段を有し、
    前記指示の受け付けを前記省電力状態への前記移行条件とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記再構成手段は、前記第2記憶手段に必要な前記構成データが書き込まれていなければ、前記第1記憶手段から該構成データを読み出して前記再構成回路に機能ブロックを構成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記再構成手段は、前記第2記憶手段に必要な前記構成データが書き込まれていなければ、前記書込手段によって該構成データを前記第2記憶手段に書き込ませ、前記第2記憶手段に書き込まれた該構成データを使って前記再構成回路に機能ブロックを構成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 記再構成手段は、前記省電力状態からの復帰時に、前記少なくとも1つの構成データを使って前記再構成回路に機能ブロックを構成することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は、省電力状態として、通常動作時よりも消費電力が少なく、前記再構成回路へ電力を供給する低電力モードを備え、
    前記再構成手段は、前記低電力モードへ移行する前に、前記少なくとも1つの構成データを使って前記再構成回路に機能ブロックを構成することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記少なくとも1つの構成データを指定する指定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記書込手段は、該第2記憶手段に既に書き込まれている前記構成データのうち、次に必要となる可能性が低い前記機能ブロックを削除して、前記少なくとも1つの構成データを前記第2記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記再構成回路は、一部の回路構成のみを部分的に再構成可能な再構成回路であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  11. 画像処理を行う機能ブロックを再構成可能な再構成回路と、前記機能ブロックを前記再構成回路に構成するための複数の前記機能ブロックごとの構成データを記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段と比較して読み出し速度が速く、読み書き可能な第2記憶手段と、を備える画像処理装置の制御方法であって、
    書込手段が、複数の機能ブロックに対応する複数の構成データうちの少なくとも1つの構成データを前記第1記憶手段から読み出して前記第2記憶手段に書き込む書込工程と、
    再構成手段が、記第2記憶手段に書き込まれた構成データを使って前記再構成回路に機能ブロックを構成する再構成工程と
    含み、
    前記画像処理装置は、前記書込手段へのクロックの供給が停止される省電力状態へ移行可能であり、
    前記書込工程では、前記画像処理装置の前記省電力状態への移行によって前記書込手段へのクロックの供給が停止される前に、前記構成データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段に書き込むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  12. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させるための該コンピュータで読み取り可能なプログラム。
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