JP6349767B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データの記録とデータの外部装置への出力を行う情報処理装置であって、発光素子の発光により動作状態を通知する情報処理装置に関する。
従来、動作状態をLEDライトのような発光素子の発光で通知する情報処理装置が用いられている。情報処理装置の複数の動作状態を通知するため、例えば、操作パネルに複数のライトを配置するものが提案されている(特許文献1参照)。またライトの色を変化させるものも存在する。
特開平1−118858号公報
動作状態を通知するためのライトは、なるべく設置数や表示色を減らすことが望まれる場合がある。例えば、情報処理装置のサイズが小さくライトの設置面積が制限される場合や、製造コストの削減を望む場合である。しかしながら、ライトの設置数や表示色を減らすと、情報処理装置の複数の動作状態をすべて通知するためにはライトの発光パターンを増やす必要が生じる。その場合、ユーザは多数の発光パターンと動作状態とを関連付けて記憶する必要があり、通知内容が理解しにくくなるという問題があった。
本発明の目的は、発光素子による通知内容を理解しやすい情報記録装置を提供することである。
本開示の一態様は、記憶手段(11)と、出力手段(11)と、発光制御手段(11)と、入力手段(11)と、モード設定手段(11)と、を備える情報処理装置(1)である。記憶手段は、データを取得して記憶装置(13)に記憶させる記憶処理を実行する。出力手段は、記憶装置に記憶されたデータを外部装置に出力する出力処理を実行する。発光制御手段は、発光素子の発光を制御する。入力手段は、外部からの入力操作を受け付ける。モード設定手段は、記憶手段による記憶処理を実行する記憶モードと、出力手段による出力処理を実行する出力モードと、のいずれかの動作モードに設定する。
この情報処理装置は、記憶モードと出力モードの両方の動作モードにおいて、第1状態と、第2状態と、第3状態と、のいずれかに遷移可能である。第1状態とは、第1の入力操作を受け付ける状態である。第2状態とは、第1状態において上記第1の入力操作を受け付けたときに遷移する状態であって、第2の入力操作を受け付ける状態である。第3状態とは、第2状態において上記第2の入力操作を受け付けたときに開始される記憶処理又は出力処理を実行中である状態である。
そして発光制御手段は、少なくとも、第1状態における制御パターンと、第2状態における制御パターンと、第3状態における制御パターンと、の3つの制御パターンにて発光素子の発光を制御する。
このように構成された情報処理装置は、ユーザによる第1の入力操作と第2の入力操作と受け付けたときに、情報処理装置を第1状態から第2状態を経て第3状態と遷移して、所望の動作(記憶処理又は出力処理)を実行する。
そして、ユーザがいずれの処理を実行させようとする場合であっても、第1状態から第3状態に遷移するにあたって各状態で同じ制御パターンで発光制御を行うため、ユーザは記憶処理を実行させたい場合と出力処理を実行させたい場合とで異なる発光状態を覚えておく必要がなくなり、発光素子による通知内容を理解しやすくなる。
なお本発明は、記憶モードと出力モードとにおいて、第1状態から第3状態の各状態において制御パターンが完全に同一であることに限定されるものではなく、パターンの一部を変更することを除外しない。例えば、記憶モードの第3状態と出力モードの第3状態とにおいて、同じパターンでの発光制御と、異なるパターンでの発光制御と、を織り交ぜることができる。このように構成することで、ユーザに処理内容が相違することを認識させることができる。
ところで、上述した3つの制御パターンとは、点灯、消灯、点滅の3つとすることができる。この3つのパターンであればユーザはその見分けを簡単に行うことができる。
また本発明の情報処理装置は、モード設定手段が、情報処理装置に外部装置が接続されている場合に出力モードに設定し、外部装置が接続されていないときに記憶モードに設定するように構成してもよい。
このように構成された情報処理装置であれば、ユーザは外部装置の接続の有無を切り替えるだけで動作モードを変更できる。そして、情報処理装置がどの動作モードであるかを容易に認識することができるため、発光素子による通知内容の理解を容易に行うことができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 出力モードにおける状態遷移を説明する図である。 記憶モードにおける状態遷移を説明する図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[実施形態]
(1)全体構成
図1に示すように、本実施形態の情報処理装置1(以降、ECU1と記載する)は、走行用駆動源としてエンジンを備える車両に搭載されて用いられ、当該車両の情報を示すデータである車両情報を記録する装置である。車両情報とは、例えば、エンジン(E/G)回転数,車速,加速度,角速度,ステアリング角度の情報を示すデータや、GPS情報(位置情報)を示すデータなどが該当する。
ECU1は、CPU11、不揮発性メモリ13、RAM15、ROM17、出力インターフェース(I/F)19、電源回路21、電源検出回路23、GPSレシーバ25、車両情報検出回路27、スイッチ検出回路29、LEDコントローラ41、センサ検出回路45などを備える。
CPU11は、ROM17等に記憶されているプログラムに従ってECU1を統括制御する。このCPU11が本発明における記憶手段、出力手段、入力手段、発光制御手段、モード設定手段、及び異常判定手段の一例である。
不揮発性メモリ13は電源の供給が無くともデータを保持可能であるメモリであり、図示しないメモリコントローラがCPU11の指令を受けて車両情報を記憶させる。不揮発性メモリの代表的な例として、フラッシュメモリ、EEPROMなどが挙げられる。不揮発性メモリ13が本発明における記憶装置の一例である。
出力インターフェース19は、不揮発性メモリ13に記憶された車両情報をUSBメモリ3に出力する際にUSBメモリ3と接続するためのインターフェースである。USBメモリ3が本発明における外部装置の一例である。外部装置としては、記憶領域を有する装置であればUSBメモリなどのフラッシュメモリ装置以外であってもよい。
電源回路21は、車両の常時電源(+B)、アクセサリ電源(ACC)と接続されて、これらからの入力電力を必要な電力に変換する回路であり、変換された出力電力はECU1を構成する各部位に供給される。
電源検出回路23は、常時電源、アクセサリ電源、及びイグニッション電源(IG)と接続されており、各電源のオンオフ状態を示す電源状態信号をCPU11に出力する回路である。なおこれらの電源は共通の1つのバッテリから出力されており、イグニッションキーの操作により出力のオンオフが切り替えられるものである。なおIGの信号については車両情報検出回路27により後述するCAN33から取得するように構成されていてもよい。
GPS(Global Positioning System)レシーバ25は、GPSアンテナ31にてGPS用の人工衛星から出力された信号を受信してCPU11に出力する。
車両情報検出回路27は、CAN(Controller Area Network)33に接続されており、CAN33と接続する他のECUが出力する車両の状態を示す情報を取得してCPU11に出力する回路である。
スイッチ検出回路29は、運転者のスイッチ35に対する入力操作を示す信号を取得して、入力操作の内容をCPU11に出力する回路である。スイッチ35は運転者が操作可能な位置、例えばインストルメントパネル近傍に設けられている。
LEDコントローラ41は、CPU11の指令を受けて、LEDライト43への電圧印加のタイミングを切り替える装置である。LEDコントローラ41から電圧印加がされているタイミングのみLEDライト43は発光する。またLEDコントローラ41は電圧印加のオンオフのデューティー比や周期などを調整することで点滅の態様を変更する。LEDライト43はスイッチ35の近傍に設けられているが、スイッチ35と一体化して設けられていてもよい。
センサ検出回路45は、複数の走行情報センサ47に接続されており、走行情報センサ47から取得した走行情報をCPU11に出力する回路である。走行情報センサ47とは車両の走行状態を示すデータを取得するセンサであり、一例として加速度センサや角速度センサが該当するが、これ以外のセンサの情報を取得してもよい。
(2)ECU1による動作
<CPU11の動作>
CPU11は、車両情報検出回路27などからデータを取得して、不揮発性メモリ13に記憶させる記憶処理を実行する。また、不揮発性メモリ13に記憶されたデータを外部装置であるUSBメモリ3に出力する出力処理を実行する。
またCPU11は、ECU1を、記憶処理を実行する記憶モードと、出力処理を実行する出力モードと、のいずれかの動作モードに設定する。
またCPU11は、LEDコントローラ41を制御することによりLEDライト43の発光を制御する。本実施形態では、消灯、点灯、及び4つの点滅からなる6つの制御パターンで発光を制御する。
またCPU11は、スイッチ検出回路29を介してスイッチ35への入力操作を受け付け、後述するように各動作モードにおけるECU1の状態を遷移させる。
<ECU1の出力モードにおける状態遷移>
図2に基づいて出力モードの状態遷移を説明する。この出力モードは、USBメモリ3が出力I/F19に接続されているときの動作モードである。
状態101に示すように、常時電源のみがオンであり、アクセサリ電源オフかつエンジンオフ(イグニッション電源オフ)の場合には、低消費電力モードとなる。このとき、ECU1の各部位への電力供給はほとんどなく、機能は停止している。またこのとき、LEDライト43は消灯している。
アクセサリ電源がオン、或いはエンジンオンとなると、ECU1は状態102に遷移する。なおアクセサリ電源がオフとなると、そのときの動作状態に関らず、ECU1は状態101に遷移する。
状態102はUSB認識状態である。ここでは、USB認識処理として、USBメモリ3の接続が適切に行われてUSBメモリ3へのデータ書込みが可能であるかをチェックする。同時に、ECU1に異常がないか否かをチェックする。異常が検出されないときLEDライト43は消灯している。そしてUSB認識処理が終了すると、ECU1は状態103に遷移する。
状態102で異常が検出されたとき、その異常が出力処理に影響を与えない異常である場合、例えば記憶処理にのみ影響を与える異常である場合には、CPU11はLEDライト43を点滅させる。このときの点滅パターンは、例えば、120ms(ミリ秒、以下同様)オン、1880msオフのデューティー比6%である。この点滅パターンを、以降、異常点滅パターンと記載する。所定期間(本実施形態では5分)を経過するか、異常が解消したときに、CPU11はLEDライト43を消灯させる。
一方、その異常が出力処理に影響を与える異常である場合、ECU1は状態104に遷移する。また、USB認識処理が5分以上継続した場合にも状態104に遷移する。
状態104は異常状態である。ここでは、まず、異常点滅パターンで5分間点滅を行い、その後消灯する。スイッチ35への入力があると、異常点滅パターンでの点滅を5分間実行する。状態104のときに異常が解消するとECU1は状態102へ戻る。
状態102において(つまり、USB認識処理が完了しないタイミングにおいて)スイッチ35への入力があると、ECU1は状態105へ遷移する。状態105でもUSB認識処理を継続するが、その間CPU11はLEDライト43を点滅させる。このときの点滅パターンは、例えば、500msオン、500msオフのデューティー比50%である比較的遅い点滅である。この点滅パターンを、以降、認識中点滅パターンと記載する。USB認識処理が完了すると、ECU1は状態106に遷移する。
なお状態105においても異常チェックは行われ、出力処理に影響を与える異常である場合、ECU1は状態104に遷移する。また、USB認識処理が5分以上継続した場合にも状態104に遷移する。
状態103は、書出しスタンバイ状態である。ここではCPU11はスイッチ35への入力操作が行われたか否かをチェックしており、スイッチ35への入力操作があるまで待機する。入力操作があれば、ECU1は状態106に遷移する。なおこの状態103でも異常チェックは行われ、状態102と同様に、出力処理に影響を与えない異常である場合には状態は遷移せずに異常点滅パターンで5分間点滅する。一方、出力処理に影響を与える異常である場合、ECU1は状態104に遷移する。
状態106は、書出し操作待ち状態である。ここでは、スイッチ35への入力操作が行われるまで待機するが、入力操作なく5分経過すると状態103に戻る。この状態106ではCPU11はLEDライト43を点灯させる。スイッチ35への入力操作が行われると、ECU1は状態107に遷移する。
状態107は、書出し状態である。ここではCPU11は不揮発性メモリ13に記憶されたデータ(車両情報)をUSBメモリ3への書出す出力処理を実行する。その間CPU11はLEDライト43を点滅させる。このときの点滅パターンは、例えば、250msオン、250msオフのデューティー比50%である比較的早い点滅を3セット行った後、1500msオフとなる点滅パターンである。この点滅パターンを、以降、書出し点滅パターンと記載する。データの書出しが完了すると、ECU1は状態106へ戻る。
なお、状態106及び状態107においても異常のチェックを行っており、異常が検出されると状態104に遷移する。
また、出力モードにおいてUSBメモリ3が出力I/F19から抜去された場合には、IG電源がオンのとき(エンジンオンのとき)には後述する図2の状態205に遷移し、IG電源はオフだがアクセサリ電源がオンのときには後述する図2の状態202に遷移する。
なお、USB認識状態102と書出しスタンバイ状態103が本発明における第1状態の一例であり、書出し操作待ち状態106が本発明における第2状態の一例であり、書出し状態107が本発明における第3状態の一例である。またスイッチ35への入力操作が、本発明における第1の入力操作及び第2の入力操作の一例である。
<ECU1の記憶モードにおける状態遷移>
図3に基づいて記憶モードの状態遷移を説明する。この記憶モードは、USBメモリ3が出力I/F19に接続されていないときの動作モードである。
状態201に示すように、常時電源のみがオンであり、アクセサリ電源オフかつエンジンオフ(イグニッション電源オフ)の場合には、低消費電力モードとなる。このとき、ECU1の各部位への電力供給はほとんどなく、機能は停止している。またこのとき、LEDライト43は消灯している。
アクセサリ電源がオンとなると、ECU1は状態202に遷移する。なおアクセサリ電源がオフとなると、そのときの動作状態に関らず、ECU1は状態201に遷移する。
状態202は停止状態である。ここでは、IG電源がオンとなるか否かを判定すると同時に、異常がないか否かをチェックする。異常が検出されないときLEDライト43は消灯している。IG電源がオンとなると、ECU1は状態203に遷移する。
状態202で異常が検出されたとき、その異常が記憶処理に影響を与えない異常である場合、例えば出力処理にのみ影響を与える異常である場合には、CPU11は異常点滅パターンにてLEDライト43を点滅させる。所定期間(本実施形態では5分)を経過するか、異常が解消したときに、CPU11はLEDライト43を消灯させる。
一方、その異常が記憶処理に影響を与える異常である場合、ECU1は状態204に遷移する。
状態204は異常状態である。ここでは、まず、異常点滅パターンで5分間点滅を行い、その後消灯する。スイッチ35への入力があると、異常点滅パターンでの点滅を5分間実行する。状態204のときに異常が解消すると、そのときの電源状態に応じてECU1は状態202又は状態203に戻る。
状態203は記録スタンバイ状態である。ここでは、CPU11はスイッチ35への力操作が行われたか否かをチェックしており、スイッチ35への入力操作があるまで待機する。入力操作があれば、ECU1は状態205に遷移する。なおこの状態203でも異常チェックは行われ、状態202と同様に、記憶処理に影響を与えない異常である場合には状態は遷移せずに異常点滅パターンで5分間点滅する。一方、記憶処理に影響を与える異常である場合、ECU1は状態204に遷移する。
なお状態203,205,206のときには常時IG電源をチェックしており、IG電源がオフとなると、ECU1は状態202に遷移する。
状態205は記録操作待ち状態である。この状態105では、まずCPU11はGPSアンテナ31からの出力に基づいてGPS測位を実行する。このとき、CPU11は認識中点滅パターンにてLEDライト43を点滅させる。GPS測位中はスイッチ35の入力操作を受け付けず、車両情報の記録は開始できない。所定数以上のGPS衛星からの信号受信を確認すると、GPS測位準備完了として、CPU11はLEDライト43を点灯させる。その後、スイッチ35への入力操作が行われるまで待機するが、入力操作なく5分経過すると状態203に戻る。状態205にてスイッチ35への入力操作が行われると、ECU1は状態206に遷移する。
状態206は、記録状態である。ここではCPU11は車両情報検出回路27を介して取得した車両情報を不揮発性メモリ13に記憶させる記憶処理を実行する。その間CPU11はLEDライト43を点滅させる。このときの点滅パターンは、例えば、250msオン、250msオフのデューティー比50%である比較的早い点滅である。この点滅パターンを、以降、記録点滅パターンと記載する。
状態206にてスイッチ35への入力操作が行われると、記憶処理を終了してECU1の状態が状態205に遷移する。なおスイッチ35への入力操作は、状態206に遷移してから1秒間は受け付けない。これは、ユーザが誤ってスイッチ35を連打したときに状態205に遷移してしまうことを防止するためである。
なお、状態205及び状態206においても異常のチェックを行っており、異常が検出されると状態204に遷移する。
また、記憶モードにおいてUSBメモリ3が出力I/F19に挿入された場合には、図2の状態105に遷移する。
なお、記録スタンバイ状態203が本発明における第1状態の一例であり、記録操作待ち状態205が本発明における第2状態の一例であり、記録状態206が本発明における第3状態の一例である。またスイッチ35への入力操作が本発明における第1の入力操作及び第2の入力操作の一例である。
(3)効果
本実施形態のECU1では、出力モードと記憶モードとの両方において、対応する状態においては同一若しくは対応する制御パターンでLEDライト43の発光制御を行う。具体的には、本発明の第1状態に該当するUSB認識状態102,書出しスタンバイ状態103,及び記録スタンバイ状態203においては消灯しており、本発明の第2状態に該当する書出し操作待ち状態106及び記録操作待ち状態205においては点灯しており、本発明の第3状態に該当する書出し状態107及び記録状態206においては早い点滅を行っている。
このように、2つの動作モードにおいて対応する状態では同じ制御パターンで発光させることで、制御パターンの数が増大することを抑制でき、ユーザはLEDライトによる通知の内容を容易に理解することができるようになる。
なお、書出し状態107の書出し点滅パターンと記録状態206の記録点滅パターンは、いずれも早い点滅を行うことでユーザに出力処理又は記憶処理の実行中であることを通知するが、書出し点滅パターンでは長い消灯を組み合わせているため、ユーザは、処理内容が相違することを認識することができる。
またECU1は、上述したように3つの制御パターンにて発光制御するのみでなく、CPU11の処理実行中でユーザが操作できないとき、具体的には状態105と状態205のGPS測位中とにおいて、上記3つのパターンとは異なる認識中点滅パターンにて点滅動作を行うため、ユーザは処理中である場合の点滅パターンを1つ記憶することで、2つの状態を認識することができるようになる。
また、ユーザはUSBメモリ3の接続の有無を切り替えるだけで動作モードを変更できる。そして、ECU1がどの動作モードであるかを容易に認識することができるため、LEDライト43による通知内容の理解を容易に行うことができる。
また本実施形態のECU1は、LEDライト43を異常点滅パターンで発光制御するときには5分経過後に消灯するため、継続して点滅することによる煩わしさを低減できる。なお、消灯する条件は所定の時間を経過した場合に限られることはなく、所定回数発光した場合やユーザが所定の運転操作を実行した場合など、様々な条件とすることができる。
また本実施形態のECU1では、ユーザはデータの記録又は書出しを、スイッチ操作2回、又は、スイッチ操作及びUSBメモリの挿入・抜去の2アクションで実行させることができる。よって、操作が簡便である上、どのような動作状態であるのかを容易に認識することができる。
[その他の実施形態]
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、発光制御を行う対象を1つのLEDライト43とする構成を例示したが、複数のLEDライト43を備えていてもよい。異なる動作モードにおける対応する状態について異なるライトが同一の発光制御を行うことで、ユーザは通知内容の理解を容易に行うことができる。
また上記実施形態においては、入力操作を行う対象がスイッチ35のみである構成を例示したが、複数の入力装置を備える構成であってもよい。つまり、本発明における第1の入力操作及び第2の入力操作は、異なる入力装置によって入力される構成であってもよい。
また上記実施形態においては、本発明の情報処理装置を車両に搭載されるデータ記録用のECUとして適用する構成を例示したが、それ以外の装置にも適用することができる。例えばデータの記憶処理とフラッシュメモリなどへの出力処理を実行することが考えられるデジタルスチルカメラやボイスレコーダなどに適用することが考えられる。
なお上記実施形態においては、6つの制御パターンで発光制御を行う構成を例示したが、異常点滅パターン、認識中点滅パターンを有さない、又は別のパターンで発光制御を行う構成であってもよい。また、書出し点滅パターンと記録点滅パターンとが完全に一致するように構成されていてもよい。
1…情報処理装置(ECU)、3…USBメモリ、11…CPU、13…不揮発性メモリ、15…RAM、17…ROM、19…出力インターフェース、29…スイッチ検出回路、35…スイッチ、41…LEDコントローラ、43…LEDライト

Claims (5)

  1. 情報処理装置(1)であって、
    データを取得して記憶装置(13)に記憶させる記憶処理を実行する記憶手段(11)と、
    前記記憶装置に記憶されたデータを外部装置に出力する出力処理を実行する出力手段(11)と、
    発光素子の発光を制御する発光制御手段(11)と、
    外部からの入力操作を受け付ける入力手段(11)と、
    当該情報処理装置を、前記記憶手段による記憶処理を実行する記憶モードと、前記出力手段による出力処理を実行する出力モードと、のいずれかの動作モードに設定するモード設定手段(11)を備え、
    当該情報処理装置は、前記記憶モード及び前記出力モードの両方の動作モードにおいて、第1の入力操作を受け付ける第1状態と、前記第1状態において前記第1の入力操作を受け付けたときに遷移し、第2の入力操作を受け付ける第2状態と、前記第2状態において前記第2の入力操作を受け付けたときに開始される前記記憶処理又は前記出力処理を実行中である第3状態と、の3つの状態のうちのいずれかに遷移可能であり、
    前記発光制御手段は、前記3つの状態のいずれかの状態であるときには、前記動作モードにかかわらず、少なくとも当該状態に応じて定められた発光態様を含む制御パターンにて前記発光素子の発光を制御し、
    前記第1状態における制御パターン、前記第2状態における制御パターン、及び前記第3状態における制御パターンは、それぞれ異なる前記発光態様を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 情報処理装置(1)であって、
    データを取得して記憶装置(13)に記憶させる記憶処理を実行する記憶手段(11)と、
    前記記憶装置に記憶されたデータを外部装置に出力する出力処理を実行する出力手段(11)と、
    発光素子の発光を制御する発光制御手段(11)と、
    外部からの入力操作を受け付ける入力手段(11)と、
    当該情報処理装置を、前記記憶手段による記憶処理を実行する記憶モードと、前記出力手段による出力処理を実行する出力モードと、のいずれかの動作モードに設定するモード設定手段(11)を備え、
    当該情報処理装置は、前記記憶モード及び前記出力モードの両方の動作モードにおいて、第1の入力操作を受け付ける第1状態と、前記第1状態において前記第1の入力操作を受け付けたときに遷移し、第2の入力操作を受け付ける第2状態と、前記第2状態において前記第2の入力操作を受け付けたときに開始される前記記憶処理又は前記出力処理を実行中である第3状態と、のいずれかに遷移可能であり、
    前記発光制御手段は、少なくとも、前記第1状態における制御パターンと、前記第2状態における制御パターンと、前記第3状態における制御パターンと、の3つの制御パターンにて前記発光素子の発光を制御し、
    前記3つの制御パターンとは、点灯、消灯、点滅の3つである
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記モード設定手段は、当該情報処理装置に前記外部装置が接続されている場合に前記出力モードに設定し、前記外部装置が接続されていないときに前記記憶モードに設定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記発光制御手段は、前記第1状態、前記第2状態、及び前記第3状態に対応する制御パターンにより前記発光素子の発光を制御する場合とは異なる場合であって、前記発光素子の発光を点滅にて制御する場合には、所定の条件を満たした後に前記発光素子を消灯する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 当該情報処理装置の異常を判定する異常判定手段(11)を備え、
    前記発光制御手段は、前記異常判定手段により異常が判定されたときには、当該情報処理装置の前記状態に関らず、予め定められた制御パターンにて前記発光素子の発光を制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。
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