JP6349181B2 - クリーニング方法及びクリーニング機構 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に装着した半導体チップ等の電子部品を圧縮成形することによって形成される樹脂バリをクリーニングして除去するクリーニング方法及びクリーニング機構に関するものである。
従来から、図5に示すように、電子部品30の圧縮成形装置(圧縮成形型1)を用いて、基板9に装着された電子部品30を圧縮成形(樹脂封止成形)することは行われている。例えば、電子部品30を装着した基板6を上型2に供給し、下型キャビティ5内に樹脂材料11を供給し、当該樹脂材料11を加熱して溶融させ、上型2と下型4とを型締めして圧縮成形することにより下型キャビティ5内で当該キャビティ5の形状に対応したパッケージ(樹脂成形体)13内に電子部品30を樹脂封止して成形済み基板10を形成するようにしている。(例えば、特許文献1の段落〔0002〕、〔0003〕、〔0004〕、図11、図12参照)。
図5の圧縮成形型1は上型2と下型4とを備えている。上型2の型面には基板9が供給されてセットされる上型基板セット部3が設けられている。
下型4には、貫通孔6Bを有する下型キャビティ枠部材6と、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6B内側に設けられる下型キャビティ底面部材7と、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の上面7Aとによって設けられる下型キャビティ5(凹部)とが設けられている。
下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の側面7Bとの間には摺動部(隙間)8が形成され、下型キャビティ枠部材6と下型キャビティ底面部材7とが別々に上下に摺動することができるように構成されている。
即ち、図5(a)に示すように、上型基板セット部3に、電子部品30を装着した基板9を、その電子部品装着面側を下方に向けた状態で供給してセットし、下型キャビティ5内に樹脂材料11を供給する。下型キャビティ5内に供給された樹脂材料11は加熱されて溶融する。(以下、溶融した樹脂材料11を溶融樹脂12と云う。)次に、下型4を上動させて上型2の基板面に下型キャビティ枠部材6の先端面(上面)6Aを接合し型締めさせる。
次に、図5(b)に示すように、下型キャビティ底面部材7を上動させて下型キャビティ5内の溶融樹脂12中に基板9の電子部品30を浸漬させ、さらに下型キャビティ底面部材7を上動させることで下型キャビティ5内の溶融樹脂12を加圧して圧縮成形する。
硬化に必要な所要時間の経過後、図5(c)に示すように、下型4を下降させて型開きすることにより、電子部品30をキャビティの形状に対応したパッケージ13(樹脂成形体)内に樹脂封止することができる。
特開2013−247315号公報
しかしながら、下型キャビティ5内の溶融樹脂12を下型キャビティ底面部材7で加圧した場合、下型キャビティ5に連通した摺動部(隙間)8に下型キャビティ5から溶融樹脂12が浸入し、侵入した溶融樹脂12が当該摺動部(隙間)8内で硬化することにより当該摺動部8内で樹脂バリ14が形成される。従って、成形済み基板10を上型基板セット部3に保持した状態で、圧縮成形型1(上下両型2、4)を型開きすると、前記摺動部8内で硬化した樹脂バリは上下方向に分離することになる。上方向に分離した樹脂バリは、上型2に保持された成形済み基板10におけるパッケージ13の天面の外周囲に、薄層状のパッケージ天面外周部樹脂バリ(以下、パッケージ樹脂バリ14Aと云う)として形成される。下方向に分離した樹脂バリは、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の側面7Bとの間の摺動部(隙間)8に、摺動部樹脂バリ14Bとして形成されることになる。上方向に分離したパッケージ樹脂バリ14Aは、薄層状の樹脂バリであり、成形済み基板10(パッケージ13)を上型2から取り出すとき、成形済み基板10から剥がれて下型4に落下することになる。下型キャビティ枠部材6の先端面(上面)6Aにパッケージ樹脂バリ14Aが落下した場合は、成形のために下型4を上昇させて下型キャビティ枠部材6を基板9に接合させる時に下型キャビティ枠部材6と基板9との間に当該パッケージ樹脂バリ14Aをはさみ込むことになる。このため下型キャビティ枠部材6が基板9と完全に接合することができずに隙間が発生する。下型キャビティ底面部材7を上昇させて溶融樹脂12を加圧するとこの隙間から溶融樹脂12が漏れ出し、高品質性・高信頼性の製品(パッケージ13)を得ることができなくなる。また、パッケージ樹脂バリ14Aが当該パッケージ13から剥がれて下型キャビティ5内に落下した場合は、落下したパッケージ樹脂バリ14Aがパッケージ13内に混入するために、高品質性・高信頼性の製品(パッケージ13)を得ることができなくなる。従って、基板に装着した電子部品を圧縮成形するときに、高品質性・高信頼性の製品(パッケージ13)を得るができないと言う課題がある。
また、下方向に分離した摺動部樹脂バリ14Bは、圧縮成形回数を重ねると、摺動部(隙間)8に摺動部樹脂バリ14Bが堆積して、下型キャビティ底面部材7が上下に摺動することが困難になり、摺動不良が発生する。なお、摺動不良が発生すると下型キャビティ底面部材7を上昇させて樹脂を加圧できなくなり、圧縮成形をすることができなくなる。
従って、下型キャビティ5内の溶融樹脂12を下型キャビティ底面部材7で加圧するときに、下型キャビティ底面部材7に摺動不良が発生すると言う課題がある。
本発明は、基板9に装着した電子部品30を圧縮成形するときに、高品質性・高信頼性の製品(パッケージ13)を得ることを目的とする。また、本発明は、下型キャビティ5内の溶融樹脂12を下型キャビティ底面部材7で加圧するときに、下型キャビティ底面部材7に発生する摺動不良を効率良く防止することを目的とする。また、本発明は、上記の課題を解決することのできるクリーニング方法及びクリーニング機構を提供することを目的とする。
本発明に係るクリーニング方法は、上型と下型とを備えた圧縮成形用型を備えた圧縮成形装置を用いて、基板に装着した電子部品を圧縮成形用の下型キャビティ内で下型キャビティの形状に対応したパッケージ内に圧縮成形したパッケージを有する成形済み基板を、パッケージ側を下方に向けた状態で上型の型面に保持する工程と、上型の型面に保持された成形済み基板におけるパッケージの天面外周部に形成されたパッケージ樹脂バリを、圧縮成形装置におけるクリーニング機構に設けたブラシ部材が剥がしてクリーニングする工程と、パッケージからブラシ部材で剥がされて落下するパッケージ樹脂バリをクリーニング機構の吸引孔から吸引して除去する工程とからなることを特徴とする。
本発明に係るクリーニング方法は、上型と下型とを備えた圧縮成形用型を備えた圧縮成形装置を用いて、基板に装着した電子部品を圧縮成形用の下型キャビティ内で下型キャビティの形状に対応した下型パッケージ内に圧縮成形したパッケージをキャビティ内から離型する工程と、下型側に設けられた下型キャビティ枠部材と下型キャビティ底面部材とを相対的に上下動させることにより、両者間の摺動部で形成される摺動部樹脂バリを下型面側に掻き出す工程と、下型キャビティ枠部材の先端面に下型キャビティ底面部材の上面を一致させて面一の下型面を形成する工程と、下型面に掻き出された摺動部樹脂バリを圧縮成形装置に設けられたクリーニング機構の吸引孔から吸引して除去する工程とからなることを特徴とする。
本発明に係るクリーニング機構は、上型と下型とを備えた圧縮成形用型を備えた圧縮成形装置に設けられた下型キャビティ内で、基板に装着した電子部品を下型キャビティの形状に対応したパッケージ内に圧縮成形するときに発生する樹脂バリをクリーニングする圧縮成形装置に設けられたクリーニング機構であって、樹脂バリをクリーニングする上部ブラシ部材と、樹脂バリを吸引して除去する上部吸引孔とを備え、上部ブラシ部材で、パッケージの天面外周部に形成されたパッケージ樹脂バリを掻き落とし、上部吸引孔で、上部ブラシ部材で掻き落とされたパッケージ樹脂バリを吸引して除去し、吸引孔で、下型側に設けられた下型キャビティ枠部材と下型キャビティ底面部材とを相対的に上下動させることにより、両者間の摺動部で形成されて下型面に掻き出された摺動部樹脂バリを吸引することを特徴とする。
本発明によれば、基板9に装着した電子部品30を圧縮成形するときに、高品質性・高信頼性の製品(パッケージ13)を得ることができる。また、本発明によれば、下型キャビティ5内の溶融樹脂12を下型キャビティ底面部材7で加圧するときに、下型キャビティ底面部材7に発生する摺動不良を効率良く防止することができる。また、本発明によれば、上記の課題を解決することのできるクリーニング方法及びクリーニング機構を提供することができる。
図1は本発明に係るクリーニング機構を有する圧縮成形装置を示す概略正面図である。圧縮成形が完了して、型開きした圧縮成形型とアウトローダのクリーニング機構とを示している。 図2は本発明に係るにクリーニング方法を説明する概略正面図である。上下型の間にアウトローダを進入させて、上型に保持された成形済み基板のパッケージ樹脂バリとクリーニング機構の上部ブラシ部材を接触させて、上部ブラシ部材がパッケージ樹脂バリを掻き落として、上部吸引孔が掻き落としたパッケージ樹脂バリを吸引する工程を示している。 図3は本発明に係る摺動部樹脂バリを掻き出す方法を説明する概略正面図である。図3(a)は、圧縮成形が完了して型開きした後の下型を示し、図3(b)は、摺動部樹脂バリを掻き出すために下型キャビティ枠部材を上下動させる工程を示し、図3(c)は、摺動部樹脂バリが掻き出された後の下型を示している。 図4は本発明に係るクリーニング方法を説明する概略正面図である。上下型の間にアウトローダを進入させて、図3で示した摺動部から掻き出された摺動部樹脂バリを除去する工程を示している。 図5は従来技術を説明する概略正面図である。図5(a)は、上型に基板を供給し、下型キャビティ内に樹脂材料を供給した後の状態を示し、図5(b)は、下型キャビティ内の溶融樹脂を加圧して圧縮成形している状態を示し、図5(c)は、圧縮成形が完了して、型開きした状態を示している。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一構成部材には、同じ符号を付し、重複する説明は省略する。なお、図面は、説明の簡略化のために各部の寸法比が適宜に変更されており、実際の製品の形状を正確に表したものではない。
実施例1では、まず圧縮成形装置と圧縮成形方法とについて記載して樹脂バリ14、14A、14Bが形成されるまでの過程について説明する。次に、パッケージ樹脂バリ14Aを除去するための本発明に係るクリーニング機構とクリーニング方法について説明する。
(実施例1に係る圧縮成形装置について)
実施例1について、図1〜図2を参照して説明する。図1に示すように実施例1に係る圧縮成形装置には、圧縮成形型1と、圧縮成形型1を型締めし型開きする型締機構(図示略)と、圧縮成形型1に半導体チップ等の電子部品30を装着した基板9と樹脂材料11とを供給するインローダ(図示略)と、圧縮成形型1で成形された成形済み基板10を取り出すアウトローダ15とが設けられている。
圧縮成形型1には、上型2と、該上型2に対向配置した下型4とが設けられている。上型2の型面には基板9(基板9は、圧縮成形後に成形済み基板10となる。)が供給されてセットされる上型基板セット部3が設けられている。
下型4には、貫通孔6Bを有する下型キャビティ枠部材6と、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6B内側に設けられる下型キャビティ底面部材7と、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の上面7Aとによって設けられる下型キャビティ5(凹部)とが設けられている。
下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の側面7Bとの間には摺動部(隙間)8が形成され、下型キャビティ枠部材6と下型キャビティ底面部材7とが別々に上下に摺動することができるように構成されている。
下型キャビティ底面部材7の下方には、下型キャビティ底面部材7を上下に摺動させる底面部材駆動部(図示略)が設けている。この底面部材駆動部が下型キャビティ底面部材7を下型キャビティ枠部材6とは別に上下に摺動させる。したがって、圧縮成形型1に基板9と樹脂材料11とを供給して、下型4を上動させて上型2の基板面に下型キャビティ枠部材6の先端面(上面)6Aを接合し型締めした後、底面部材駆動部を用いて下型キャビティ底面部材7をさらに上動させることで溶融樹脂12を加圧して圧縮成形できるように構成されている。
また、圧縮成形型1には、下型キャビティ5内に供給された樹脂材料11を加熱して溶融する加熱手段が設けられている。
型締機構は、底面部材駆動部と後述する枠部材駆動部との下方(下型4の下方)に設けられる。型締機構が下型4を上下動させることにより、圧縮成形型1の上型2と下型4とを型締めし型開きすることができるように構成されている。
インローダには、上型基板セット部3に基板9を供給してセットする基板供給機構と、下型4のキャビティ内に樹脂材料11を供給する樹脂材料供給機構とが設けられている。
(実施例1に係る圧縮成形方法について)
まず、インローダにて、上型基板セット部3に、電子部品30を装着した基板9を、電子部品装着面側を下方に向けた状態で供給してセットし、下型キャビティ5内に樹脂材料11を供給する。
樹脂材料11は電子部品30を封止するためのものであり、例えばエポキシ樹脂である。樹脂材料11は下型キャビティ5への供給時に顆粒状でも液状であっても良いが、本実施例では、顆粒状の樹脂材料11が下型キャビティ5内に供給されたこととする。下型キャビティ5内に樹脂材料11を供給すると加熱されて溶融する。
次に、型締機構を用いて下型4を上動させて上型2の基板面に下型キャビティ枠部材6の先端面(上面)6Aを接合し型締めさせる。
次に、底面部材駆動部を用いて下型キャビティ底面部材7を上動させて下型キャビティ5内の溶融樹脂12中に基板9の電子部品30を浸漬させる。さらに下型キャビティ底面部材7を上動させることで溶融樹脂12を加圧して圧縮成形する。
このとき、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の側面7Bとの間にある摺動部(隙間)8に溶融した溶融樹脂12が浸入する。
硬化に必要な所要時間の経過後、型締機構が下型4を下降させて型開きすることにより、電子部品30を下型キャビティ5の形状に対応したパッケージ13(樹脂成形体)内に樹脂封止することができる。このとき、成形済み基板10は上型基板セット部3に保持されている。
また、前述した圧縮成形方法にて、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の側面7Bとの間にある摺動部(隙間)8に浸入した溶融樹脂12が硬化することにより、当該摺動部(隙間)8で樹脂バリ14が発生する。
この樹脂バリ14は、成形済み基板10を上型基板セット部3に保持した状態で、型締機構を用いて下型4を下降させて圧縮成形型1を型開きすると、上下方向に分離する。上方の樹脂バリは、上型2に保持された成形済み基板10におけるパッケージ13の天面の外周囲に、薄層状のパッケージ樹脂バリ14Aとして形成される。
下方の樹脂バリは、下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の側面7Bとの間の摺動部(隙間)8に、摺動部樹脂バリ14Bとして形成されることになる。
(実施例1に係るクリーニング機構について)
アウトローダ15には、前述した樹脂バリ14Aをクリーニングして除去するクリーニング機構と成形済み基板10を収容する基板収容機構29とを備えている。
クリーニング機構には、成形済み基板10が上型基板セット部3に保持された状態でパッケージ樹脂バリ14Aを除去する上部クリーニング機構16を設けている。
上部クリーニング機構16には、パッケージ樹脂バリ14Aを掻き落とす上部ブラシ部18と、上部ブラシ部18が掻き落としたパッケージ樹脂バリ14Aを吸引して収集する上部吸引孔21とが設けられている。
上部ブラシ部18には、上部ブラシ部材19と上部ブラシ台20が設けられ、上部ブラシ部材19が上部ブラシ台20に取り付けられている。上部クリーニング機構16(アウトローダ15)が成形済み基板10を保持した状態の上型2と下型4との間に進入し、上部ブラシ部材19の先端が成形済み基板10のパッケージ樹脂バリ14Aと接触し、上部ブラシ部材19がパッケージ樹脂バリ14Aを掻き落とすように構成されている。また、上部ブラシ部材19を上部ブラシ台20によって回転又は振動させても良い。
上部吸引孔21は、アウトローダ15内部に設けた吸引管26とアウトローダ15の外部に設けた吸引用配管27とを経由して、真空ポンプ等の吸引源28につながっている。
上部吸引孔21が上部ブラシ部材19によって掻き落とされたパッケージ樹脂バリ14Aを吸引して収集するように構成されている。
(実施例1に係るクリーニング方法)
次に、パッケージ樹脂バリ14Aをアウトローダ15の上部クリーニング機構16を用いてクリーニングする方法について、前述した圧縮成形方法において、圧縮成形が完了して成形済み基板10が上型基板セット部3に保持された状態で圧縮成形型1が型開きしたところから説明する。
圧縮成形された成形済み基板10が上型基板セット部3に保持された状態で型締機構が下型4を下降させて型開きをする。成形済み基板10のパッケージ13には、パッケージ樹脂バリ14Aが形成されている。
図2に示すように、アウトローダ15を型開きした上下型の間に進入させる。上部クリーニング機構16の上部ブラシ部材19が上型基板セット部3に保持された成形済み基板10のパッケージ樹脂バリ14Aと接触し、上部ブラシ部材19がパッケージ樹脂バリ14Aを掻き落とす。このとき上部ブラシ部材19が、回転又は振動しても良い。
上部クリーニング機構16の上部吸引孔21が上部ブラシ部材19によって掻き落とされたパッケージ樹脂バリ14Aを吸引して収集するように構成されている。
次に、アウトローダ15の基板収容機構29が成形済み基板10を収容し、上下型の間からアウトローダ15が退去する。
(実施例1の効果)
本実施例は、基板9に装着した電子部品30を圧縮成形するときに、高品質性・高信頼性の製品(パッケージ13)を得ることができる効果がある。
実施例2では、まず摺動部樹脂バリ14Bを除去するために、摺動部8から下型面4A(下型キャビティ枠部材6の先端面6A及び下型キャビティ底面部材7の上面7A)に摺動部樹脂バリ14Bを掻き出す動作を行なう圧縮成形装置(圧縮成形型1)と掻き出し方法について記載する。次に、掻き出された摺動部樹脂バリ14Bを除去するための本発明に係るクリーニング機構とクリーニング方法とについて説明する。
(実施例2に係る圧縮成形装置について)
実施例2について、図1、図3、図4を参照して説明する。実施例2に係る圧縮成形装置の圧縮成形型1は、下型キャビティ枠部材6の下方に、下型キャビティ枠部材6を上下に摺動させる枠部材駆動部(図示略)が設けられている。この枠部材駆動部が下型キャビティ枠部材6を下型キャビティ底面部材7とは別に上下に摺動させることによって、摺動部8に形成された摺動部樹脂バリ14Bを下型面4Aに掻き出すことができるように構成されている。
また、前述した底面部材駆動部を用いて下型キャビティ底面部材7を下型キャビティ枠部材6とは別に上下に摺動させることで、摺動部8に形成された摺動部樹脂バリ14Bを下型面4Aに掻き出すことができるように構成しても良い。
したがって、枠部材駆動部或いは底面部材駆動部を用いて、下型キャビティ枠部材6と下型キャビティ底面部材7とを相対的に上下動させることにより、摺動部8で形成される摺動部樹脂バリ14Bを下型面4Aに掻き出すことができる。
(実施例2に係る摺動部樹脂バリ掻き出し方法について)
摺動部樹脂バリ14Bを掻き出す方法について、前述した圧縮成形方法において、圧縮成形が完了して成形済み基板10が上型基板セット部3に保持された状態で圧縮成形型1が型開きしたところから説明する。
圧縮成形された成形済み基板10が上型基板セット部3に保持された状態で型締機構が下型4を下降させて型開きをする。下型キャビティ枠部材6と下型キャビティ底面部材7との摺動部(隙間)8には摺動部樹脂バリ14Bが形成されている。
次に、図3に示すように、下型キャビティ枠部材6を枠部材駆動部で繰り返し上下動させることで摺動部(隙間)8に形成された摺動部樹脂バリ14Bを下型面4Aに掻き出すことができる。
(実施例2に係るクリーニング機構について)
図1に示すように、アウトローダ15のクリーニング機構には、前述した摺動部8から下型面4Aに掻き出された摺動部樹脂バリ14Bを除去する下部クリーニング機構17を設けている。
下部クリーニング機構17には、前述した摺動部(隙間)8から下型面4Aに掻き出された摺動部樹脂バリ14Bを吸引して収集する下部吸引孔25と、掻きだされる際に摺動部(隙間)8の上部に挟まった摺動部樹脂バリ14Bを掃いて収集するための下部ブラシ部22とが設けられている。
下部ブラシ部22には、下部ブラシ台24と下部ブラシ部材23が設けられている。下部ブラシ部材23は、下部ブラシ台24に取り付けられている。また、下部ブラシ部材23を下部ブラシ台24によって回転又は振動させても良い。
下部吸引孔25は、アウトローダ15内部に設けた吸引管26とアウトローダ15外部に設けた吸引用配管27とを経由して、真空ポンプ等の吸引源28につながっている。
(実施例2に係るクリーニング方法について)
摺動部樹脂バリ14Bをアウトローダ15の下部クリーニング機構17を用いてクリーニングする方法について、前述した圧縮成形方法において、圧縮成形が完了して成形済み基板10が上型基板セット部3に保持された状態で圧縮成形型1が型開きしたところから説明する。
圧縮成形された成形済み基板10が上型基板セット部3に保持された状態で型締機構が下型4を下降させて型開きをする。下型キャビティ枠部材6の貫通孔6Bと下型キャビティ底面部材7の側面7Bとの摺動部(隙間)8には摺動部樹脂バリ14Bが形成されている。
このとき上下方向における下型4の位置は、アウトローダ15の下部吸引孔25が下型面4Aから掻き出された摺動部樹脂バリ14Bを吸引可能であり、下部ブラシ部材23の先端が下型面4Aに接触して掻き出された摺動部樹脂バリ14Bを掃いて収集することが可能な位置になるように下型4を下降させる。
次に、図3に示すように、枠部材駆動部を用いて下型キャビティ枠部材6を繰り返し上下動させることで摺動部(隙間)8に形成された摺動部樹脂バリ14Bを下型面4Aに掻き出す。
掻き出し動作が完了後、下型キャビティ枠部材6の先端面(上面)6Aと下型キャビティ底面部材7の上面7Aとの位置は、同じ位置あるいは下型キャビティ底面部材7の上面7Aに比べて下型キャビティ枠部材6の先端面(上面)6Aの方が下の位置になるようにするのが良い。
次に、図4に示すように、アウトローダ15を型開きした上下型の間に進入させて、摺動部(隙間)8から掻き出した摺動部樹脂バリ14Bを下部吸引孔25で吸引して収集する。
次に、アウトローダ15の基板収容機構29で成形済み基板10を収容して、アウトローダ15を退去させるように構成されている。
また、掻き出し動作によって一旦掻き出された摺動部樹脂バリ14Bが下型キャビティ枠部材6の上下動作によって摺動部(隙間)8の上部に挟まる場合がある。この摺動部(隙間)8の上部に挟まった摺動部樹脂バリ14Bを下部クリーニング機構17の下部ブラシ部材23で掃いて収集して下部吸引孔25で吸引して除去するように構成しても良い。
また、摺動部樹脂バリ14Bの掻き出し動作を、枠部材駆動部を用いて下型キャビティ枠部材6を上下動させることに代えて底面部材駆動部を用いて下型キャビティ底面部材7を上下動させることで摺動部樹脂バリ14Bを掻き出す構成にしても良い。
また、上記実施例では、圧縮成形型1を型開きして、摺動部樹脂バリ14Bを掻き出す動作完了後に、上下型の間にアウトローダ15を進入させて下部クリーニング機構17を用いて樹脂バリを除去する構成にしている。
これに限らず、圧縮成形型1を型開きして、摺動部樹脂バリ14Bを掻き出す動作実施中に、上下型の間にアウトローダ15を進入させて基板収容機構29で成形済み基板10を収容して、摺動部樹脂バリ14Bを掻き出す動作完了後に、アウトローダ15を退去させながら下部クリーニング機構17を用いて摺動部樹脂バリ14Bを除去する構成にしても良い。
その場合は、摺動部樹脂バリ14Bの掻き出し動作を実施してもアウトローダ15と干渉しない位置まで下型4を下降させて、摺動部樹脂バリ14Bを掻き出す動作完了後に、下部クリーニング機構17を用いて摺動部樹脂バリ14Bを除去することが可能な位置まで下型4を上昇させれば良い。
(実施例2の効果)
本実施例は、下型キャビティ5内の溶融樹脂12を下型キャビティ底面部材6で加圧するときに、下型キャビティ底面部材6に発生する摺動不良を効率良く防止する効果がある。
なお、ここまで説明した各実施例においては、成形済み基板10を収容するアウトローダ15にクリーニング機構を含めた構成とした。これに限らず、アウトローダ15のクリーニング機構と基板収容機構29とを個別のユニットにして、圧縮成形後にクリーニングユニットでクリーニングした後に基板収容ユニットが成形済み基板10を収容する構成にしても良い。
また、クリーニング機構と基板収容機構29とインローダとを一体のユニットとして設けて、圧縮成形後に一体のユニットを上型2と下型4との間に進入させてクリーニング部でクリーニングした後に、基板収容部が成形済み基板10を収容し、インローダ部が基板9と樹脂材料11とを供給し、一体のユニットを退去させて次の成形を開始するように構成しても良い。
本発明は、上述した実施例のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、必要に応じて、任意に且つ適宜に変更・選択して採用できるものである。
1 圧縮成形型
2 上型
3 上型基板セット部
4 下型
4A 下型面
5 下型キャビティ
6 下型キャビティ枠部材
6A 下型キャビティ枠部材の先端面(上面)
6B 下型キャビティ枠部材の貫通孔
7 下型キャビティ底面部材
7A 下型キャビティ底面部材の上面(下型キャビティ底面)
7B 下型キャビティ底面部材の側面
8 摺動部(隙間)
9 基板
10 成形済み基板
11 樹脂材料
12 溶融樹脂
13 パッケージ
14 樹脂バリ
14A パッケージ樹脂バリ
14B 摺動部樹脂バリ
15 アウトローダ
16 上部クリーニング機構
17 下部クリーニング機構
18 上部ブラシ部
19 上部ブラシ部材
20 上部ブラシ台
21 上部吸引孔
22 下部ブラシ部
23 下部ブラシ部材
24 下部ブラシ台
25 下部吸引孔
26 吸引管
27 吸引用配管
28 吸引源
29 基板収容機構
30 電子部品

Claims (6)

  1. 上型と下型とを備えた圧縮成形用型を備えた圧縮成形装置を用いて、基板に装着した電
    子部品を圧縮成形用の下型キャビティ内で前記下型キャビティの形状に対応したパッケー
    ジ内に圧縮成形した前記パッケージを有する成形済み基板を、前記パッケージ側を下方に
    向けた状態で前記上型の型面に保持する工程と、
    前記上型の型面に保持された前記成形済み基板における前記パッケージの天面外周部に
    形成されたパッケージ樹脂バリを、前記圧縮成形装置におけるクリーニング機構に設けた
    ブラシ部材で剥がしてクリーニングする工程と、
    前記パッケージから前記ブラシ部材で剥がされて落下する前記パッケージ樹脂バリを前
    記クリーニング機構の吸引孔から吸引して除去する工程とからなることを特徴とするクリ
    ーニング方法。
  2. 上型と下型とを備えた圧縮成形用型を備えた圧縮成形装置を用いて、基板に装着した電
    子部品を圧縮成形用の下型キャビティ内で前記下型キャビティの形状に対応したパッケー
    ジ内に圧縮成形した前記パッケージを前記下型キャビティ内から離型する工程と、
    前記下型側に設けられた下型キャビティ枠部材と下型キャビティ底面部材とを相対的に
    上下動させることにより、両者間の摺動部で形成される摺動部樹脂バリを下型面側に掻き
    出す工程と、
    前記下型キャビティ枠部材の先端面に前記下型キャビティ底面部材の上面を一致させて
    面一の前記下型面を形成する工程と、
    前記下型面に掻き出された前記摺動部樹脂バリを前記圧縮成形装置に設けられたクリー
    ニング機構の吸引孔から吸引して除去する工程とからなることを特徴とするクリーニング
    方法。
  3. 前記下型面に掻き出された前記摺動部樹脂バリを前記吸引孔から吸引して除去するとき
    に、前記下型面に掻き出された前記摺動部樹脂バリをブラシ部材で掃いて収集してクリー
    ニングすることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング方法。
  4. 前記ブラシ部材を振動させることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のクリーニ
    ング方法。
  5. 上型と下型とを備えた圧縮成形用型を備えた圧縮成形装置に設けられた下型キャビティ
    内で、基板に装着した電子部品を下型キャビティの形状に対応したパッケージ内に圧縮成
    形するときに発生する樹脂バリをクリーニングする前記圧縮成形装置に設けられたクリー
    ニング機構であって、
    前記樹脂バリをクリーニングする上部ブラシ部材と、前記樹脂バリを吸引して除去する
    上部吸引孔とを備え、
    前記上部ブラシ部材で、前記パッケージの天面外周部に形成されたパッケージ樹脂バリ
    を掻き落とし、
    前記上部吸引孔で、前記上部ブラシ部材で掻き落とされた前記パッケージ樹脂バリを吸引
    して除去し、
    下部吸引孔で、前記下型側に設けられた下型キャビティ枠部材と下型キャビティ底面部材とを相対的に上下動させることにより、両者間の摺動部で形成されて下型面に掻き出された摺動部樹脂バリを吸引することを特徴とするクリーニング機構。
  6. 前記樹脂バリをクリーニングする下部ブラシ部材を備え、
    前記下部ブラシ部材で、前記下型面に掻き出された前記摺動部樹脂バリを前記下部吸引
    孔から吸引して除去するときに、前記下型面に掻き出された樹脂バリを掃いて収集してクリーニングすることを特徴とする請求項5に記載のクリーニング機構。
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