JP6347888B1 - プロテクタ及び医療用針組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 片手で外すことができるプロテクタであって、穿刺を行う際に医療用針の持ち替えを不要とするプロテクタ、及び、当該プロテクタと医療用針との組み合わせからなる医療用針組立体を提供する。【解決手段】 プロテクタ1は、医療用針2に着脱可能に嵌合して装着されるプロテクタである。プロテクタ1は、プロテクタ1が医療用針2に装着された状態で、プロテクタ1の基端部を押圧すると、プロテクタ1が前進し、嵌合状態が解けて医療用針2から外れるように構成されている。【選択図】 図10

Description

本発明は、プロテクタ及び医療用針組立体に関する。
医療用針には、輸液(点滴)等に用いられる静脈留置針、透析に用いられる透析用留置針、あるいは、留置しない注射針などがある。これらの医療用針には、使用前の製品の針本体を保護するために、針先をカバーするプロテクタ(針キャップ)が付いて、医療用針組立体を構成している。
針先をカバーするプロテクタは、簡単に外れてしまうと、針先が医療従事者の指などに誤って刺さってしまう虞がある。このため、プロテクタと医療用針には、互いに係止手段を設けることが多い。しかし、プロテクタを医療用針に係止させる構造にすると、穿刺を行う際に、片手で医療用針を握り、他方の手でプロテクタを摘んで引き抜く必要があり、プロテクタを片手で外すことは困難であった。
そこで、従来、特許文献1に示すような医療用針組立体が提案されている。特許文献1に開示された医療用針組立体は、搬送時等の不使用時にはプロテクタが簡単に外れないように当該プロテクタを医療用針に係止させておくことができる。そして、使用時にはその係止状態を容易に解消することができて、プロテクタを片手で外すことができる。
特許文献1に開示された医療用針組立体(針キャップ付き注射器)は、針(針本体)、針支持部材(ハブ)、針キャップ(プロテクタ)を具え、その針支持部材と針キャップとに係止手段、傾斜面を設けたことを特徴とする(特許文献1の特許請求の範囲を参照)。
使用時には、注射器本体の針支持部材に針キャップが嵌着している状態で、注射器本体を握った片手の親指を針キャップの側面に当てて、針キャップの傾斜面を針キャップ受けの傾斜面へ押し付ける方向へ針キャップを回転させる。すると、針キャップに加える回転力が針キャップ受けの傾斜面の作用によって針キャップを軸線方向へ押す力に変換される。これにより、針キャップが注射器本体に対し前方へ移動し、針キャップの突条と針支持部材の突条との係止状態が解消される。従って、片手操作で針キャップを注射器本体から容易に外すことができる(以上、特許文献1の段落[0012],図5等を参照)。
特開2000−84077号公報
静脈留置針等を穿刺する前には、血管を左手で引き延ばして真っ直ぐにしながら標的部を見定め、右手で消毒を行い、その後に静脈留置針等を把持して、再度、血管を引き延ばして穿刺することがある。この場合、親指と人差し指又は中指の指先(指の腹)でハブの先端部近傍を摘まんで穿刺が行われる。
しかし、特許文献1に開示された医療用針組立体の構成では、注射器本体を握った片手の親指を針キャップ(プロテクタ)の側面に当てた状態で、注射器本体から針キャップ(プロテクタ)を外す構成となっている。このため、特許文献1の構成を静脈留置針等に適用した場合、穿刺を行うためには、プロテクタを外した後に、医療用針を持ち替える必要があり、すぐさま穿刺のスタンバイ状態をとることができないという課題があった。
そこで、本発明は、片手で外すことができるプロテクタであって、穿刺を行う際に医療用針の持ち替えを不要とするプロテクタ、及び、当該プロテクタと医療用針との組み合わせからなる医療用針組立体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係るプロテクタの構成は、
(1)医療用針に着脱可能に嵌合して装着されるプロテクタであって、
前記医療用針に装着された状態において、前記プロテクタの基端部に外部に露出して設けられた、前記プロテクタの前記基端部から先端部に向かう方向に対して後ろ下がりの傾斜面を有し、
前記プロテクタの前記傾斜面前記プロテクタの径方向中心に向けて押圧すると、前記プロテクタが前進し、嵌合状態が解けて前記医療用針から前記プロテクタが外れることを特徴とする。
本発明のプロテクタの上記(1)の構成は、次のような作用効果を奏する。すなわち、上記(1)の構成において、プロテクタの基端部を親指と人差し指又は中指の指先で摘まんで、そのままプロテクタの径方向中心に向けて押圧する(ワンタッチ操作)。プロテクタの基端部を押圧する力は、傾斜面を介して、プロテクタを前進させる力に変換される。これにより、プロテクタを軸方向に前進させ、プロテクタと医療用針との嵌合状態を解いて、医療用針からプロテクタを外すことができる。
このようにしてプロテクタを外した状態においては、親指と人差し指又は中指の指先で医療用針を摘まんだ状態となる。すなわち、プロテクタを外した手でそのまま医療用針を把持できる。このため、穿刺を行う際に医療用針を持ち替える必要がなく、すぐさま穿刺のスタンバイ状態をとることができる。すなわち、把持した位置を変えることなく、穿刺できる。このように、本発明のプロテクタの上記(1)の構成によれば、プロテクタを外してから穿刺までの操作性が向上する。
本発明のプロテクタの上記(1)の構成においては、以下の(2)〜(3)のような構成にすることが好ましい。
(2)前記プロテクタの中心軸に対する前記傾斜面の傾斜角度が45°±10°の範囲にある。上記(2)の好ましい構成によれば、プロテクタの基端部を押圧する力を、傾斜面を介して、プロテクタを前進させる力に効率良く変換できる。
(3)前記プロテクタの前記基端部の前記押圧部分が切り欠かれている。上記(3)の好ましい構成によれば、プロテクタの基端部の押圧部分に親指と人差し指又は中指の指先を沿わせ易くなるので、プロテクタを外す際の操作性が向上する。また、プロテクタを外した状態において、親指と人差し指又は中指の指先で医療用針の先端により近い部分(切欠きの軸方向の長さだけ先端に近い部分)を摘まめるので、穿刺がより行い易くなる。
本発明に係る医療用針組立体の構成は、
(4)針本体と、前記針本体の基端部が固定されるハブと、嵌合部と、を有する医療用針と、
前記嵌合部に嵌合する被嵌合部を有し、前記医療用針に着脱可能に装着される上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載のプロテクタと、
を備えたことを特徴とする。
本発明の医療用針組立体の上記(4)の構成は、次のような作用効果を奏する。すなわち、上記(4)の構成によれば、プロテクタの基端部を親指と人差し指又は中指の指先で摘まんで、そのままプロテクタの径方向中心に向けて押圧する(ワンタッチ操作)。プロテクタの基端部を押圧する力は、傾斜面を介して、プロテクタを前進させる力に変換される。これにより、プロテクタを軸方向に前進させ、プロテクタと医療用針との嵌合状態を解いて、医療用針からプロテクタを外すことができる。
このようにしてプロテクタを外した状態においては、親指と人差し指又は中指の指先で医療用針を摘まんだ状態となる。すなわち、プロテクタを外した手でそのまま医療用針を把持できる。このため、穿刺を行う際に医療用針を持ち替える必要がなく、すぐさま穿刺のスタンバイ状態をとることができる。すなわち、把持した位置を変えることなく、穿刺できる。このように、本発明の医療用針組立体の上記(4)の構成によれば、プロテクタを外してから穿刺までの操作性が向上する。
本発明の医療用針組立体の上記(4)の構成においては、以下の(5)のような構成にすることが好ましい。
(5)前記プロテクタが前記医療用針に装着された状態において、前記プロテクタの前記基端部の押圧部分が前記ハブの先端部近傍に位置する。上記(5)の好ましい構成によれば、プロテクタを外した状態において、親指と人差し指又は中指の指先で医療用針のハブの先端部近傍を摘まめる。また、医療用針のハブを摘まむ際により針先側を持つことで、手振れの影響を小さくして、標的部への穿刺の精度を向上させることができる。
本発明によれば、片手でプロテクタを外すことができ、穿刺を行う際に医療用針を持ち替える必要がなく、すぐさま穿刺できる。
図1は、本発明の実施形態1におけるプロテクタの構成を示す六面図(但し、背面図は正面図と対称に表れるため省略)である。 図2は、図1における二点鎖線円部分A,Bを拡大して示した図である。 図3は、本発明の実施形態1における医療用針組立体の構成を示す六面図(但し、背面図は正面図と対称に表れるため省略 また、エアプラグは省略)である。 図4は、図3における右側面を拡大して示した図である。 図5は、本発明の実施形態1における医療用針組立体の構成を示す分解平面図である。 図6は、本発明の実施形態1における医療用針組立体の、医療用針とプロテクタとの嵌合機構を説明するための平面断面図(但し、針本体、外套針及びエアプラグは省略)である。 図7は、図6における二点鎖線円部分Cを拡大して示した図である。 図8は、本発明の実施形態1における医療用針組立体の使用方法を示す斜視図である。 図9は、本発明の実施形態1における、医療用針からプロテクタを外した直後の状態を示す斜視図である。 図10は、本発明の実施形態1における医療用針組立体の使用方法を示す平面図である。 図11は、本発明の実施形態1における医療用針組立体の使用方法を示す正面図である。 図12は、本発明のプロテクタの他の構成を示す平面図、正面図及び底面図である。 図13は、本発明のプロテクタのさらなる他の構成を簡略化して示した斜視図である。 図14は、本発明の実施形態2における医療用針組立体の構成を示す平面図及び正面図である。 図15は、本発明の実施形態2における医療用針組立体の構成を示す分解平面図及び分解正面図である。 図16は、本発明の実施形態3におけるプロテクタの構成を示す六面図(但し、背面図は正面図と対称に表れるため省略)である。 図17は、本発明の実施形態3における医療用針組立体の構成を示す六面図(但し、背面図は正面図と対称に表れるため省略 また、エアプラグは省略)である。
以下、好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
[実施形態1]
(プロテクタ及び医療用針組立体の構成)
本発明の実施形態1におけるプロテクタ及び医療用針組立体の構成について、医療用針が静脈留置針である場合を例に挙げて、図1〜図7を参照しながら説明する。
図3,図5に示す医療用針組立体は、医療用針2、プロテクタ1を備えている。プロテクタ1は、医療用針2に着脱可能に嵌合して装着される。図10(a),図11(a)に示すように、プロテクタ1が医療用針2に装着された状態で、プロテクタ1の基端部をプロテクタ1の径方向中心に向けて(矢印E方向)押圧すると、プロテクタ1が軸方向(矢印F方向)に前進する。これにより、図10(b),図11(b)に示すように、嵌合状態が解けてプロテクタ1が医療用針2から外れる。
以下、さらに詳細に説明する。図3,図5に示す医療用針2は静脈留置針であり、外套針3、内針4を有している。外套針3は、カテーテル3a及びカテーテルハブ3bを備えている。カテーテル3aは、ポリウレタン製の柔軟な細管からなる。カテーテルハブ3bは、ポリカーボネート製の硬質筒状であり、カテーテル3aの基端部に一体に形成されている。内針4は、金属内針4a(針本体)及びハブ4bを備えている。金属内針4aは、ステンレス鋼製であり、カテーテル3aにほぼ隙間なく挿通される径とされ、針先Pに穿刺刃を有する。ハブ4bは、ポリカーボネート製の硬質筒状であり、金属内針4aの基端部に固定されている。カテーテル3aに金属内針4aが挿通された状態で、カテーテルハブ3bの基端がハブ4bの先端に取り付けられている。
外套針3には圧迫止血補助弁(図示せず)が内蔵されており、穿刺後内針抜去時の圧迫止血の補助ができる。図3,図4に示すように、ハブ4bには、正面側と背面側にそれぞれ滑り防止リブ4c,4dが形成されており、穿刺を行う際に、医療用針2をしっかりと保持できる。
図3,図5に示すように、ハブ4bの後端には、逆血確認部分4eが設けられている。図5に示すようにカテーテル3aに金属内針4aが挿通された状態で、標的部に穿刺し、逆血確認部分4eで逆血を確認した後、ハブ4bを親指と人差し指又は中指の指先で摘まんで内針4のみを抜去する。
図5に示すように、逆血確認部分4eの後端には、エアプラグ4fが着脱可能に設けられている。逆血確認の際に、ハブ4b内の空気は、エアプラグ4fを通って排出されるが、血液は、エアプラグ4fを通過できず、外部へ漏れない。
図1,図3,図5に示すように、プロテクタ1は、ポリプロピレン製であり、第1プロテクタ本体部6a、第2プロテクタ本体部6b、基端部6cを備えている。第1プロテクタ本体部6aは、金属内針4aが挿通されたカテーテル3aを覆う。第2プロテクタ本体部6bは、カテーテルハブ3bを覆う。基端部6cは、医療用針2のハブ4bの先端部を覆う。
図6,図7に示すように、医療用針2のハブ4bの先端部の外周面には、正面側と背面側に突起状の嵌合部4g,4hが形成されている。プロテクタ1の基端部6cの内周面には、正面側と背面側に嵌合部4g,4hにそれぞれ嵌合する被嵌合部6d,6eが形成されている。被嵌合部6d,6eは、嵌合部4g,4hの先端形状と略同一の凹状に形成されており、プロテクタ1を医療用針2に装着したときに、嵌合部4g,4hが被嵌合部6d,6eに嵌まり込んで、両者が嵌合状態となる。
図1,図2に示すように、プロテクタ1の基端部6cには、正面側と背面側にアーチ状の切欠き6f,6gが形成されている。そして、切欠き6f,6gの縁には、プロテクタ1の基端部6cから先端部に向かう方向に対して後ろ下がりの傾斜面6h,6iが形成されている。
すなわち、傾斜面6h,6iは、プロテクタ1の基端部6cから先端部に向けてプロテクタ1の径方向外側に傾斜する傾斜面である。すなわち、傾斜面6h,6iは、プロテクタ1の基端部6cから先端部に向けて押圧部分が肉厚となるように傾斜する傾斜面である。すなわち、傾斜面6h,6iは、プロテクタ1の基端部6cから先端部に向けて押圧部分の周の長さが大きくなるように傾斜する傾斜面である。
これらの構成によれば、プロテクタ1の基端部6cを押圧する力(図8,図10(a)の矢印E方向の力)を、傾斜面6h,6iを介して、プロテクタ1を前進させる力(図10(a),図11(a)の矢印Fを参照)に変換できる。上記のようにプロテクタ1の基端部6cの正面側と背面側に切欠き6f,6gが形成されている。これにより、プロテクタ1の基端部6cの押圧部分(傾斜面6h,6i)に親指と人差し指又は中指の指先を沿わせ易くなるので、プロテクタ1を外す際の操作性が向上する。
図2に示すように、プロテクタ1の中心軸に対する傾斜面6h,6iの傾斜角度は45°±10°の範囲にあることが好ましい。この好ましい構成によれば、プロテクタ1の基端部6cを押圧する力を、傾斜面6h,6iを介して、プロテクタ1を前進させる力に効率良く変換できる。
すなわち、指が傾斜面6h,6iを押圧する矢印E方向の距離(傾斜面6h,6iの肉厚)が、プロテクタ1が前進する距離とほぼ等しくなる。これにより、適切な押圧力でプロテクタ1を適切な距離だけ前進させることができ、押圧する面積(傾斜面6h,6iの軸方向の長さ)が適切な大きさになり、操作性が向上する。傾斜面6h,6iの傾斜角度が35°未満の場合には、押圧するための力が前進する方向に変換されにくくなり、強く押圧しなければプロテクタ1が外れなくなり、操作性が低下する。また、傾斜面6h,6iの傾斜角度が55°よりも大きい場合には、押圧する面積(傾斜面6h,6iの軸方向の長さ)が小さくなり、押しにくくなって、操作性が低下する。
(医療用針組立体の使用方法)
本発明の実施形態1における医療用針組立体の使用方法について、図1〜図11を参照しながら説明する。
医療用針2からプロテクタ1を外す場合には、まず、図1,図2,図8,図10(a)及び図11(a)に示すように、プロテクタ1の基端部6cの切欠き6f,6gの縁の傾斜面6h,6iにそれぞれ親指と人差し指又は中指の指先を沿わせる。そして、そのままプロテクタ1の径方向中心に向けて図8,図10(a)の矢印E方向に傾斜面6h,6iを摘まむように力を加える。すなわち、右手でプロテクタ1を外す場合は、切欠き6fの傾斜面6hを親指の腹で押圧し、切欠き6gの傾斜面6iを人差し指の腹又は中指の腹で押圧する。左手でプロテクタ1を外す場合は、切欠き6fの傾斜面6hを人差し指の腹又は中指の腹で押圧し、切欠き6gの傾斜面6iを親指の腹で押圧する。これにより、傾斜面6h,6iを矢印E方向に押圧する力が傾斜面6h,6iを介してプロテクタ1を軸方向に押し出す力(プロテクタ1を図10(a),図11(a)の矢印F方向に前進させる力)に変換される。その結果、図6に示すように、嵌合部4g,4hと被嵌合部6d,6eとの嵌合状態が解けて、図10(b),図11(b)に示すように、医療用針2からプロテクタ1を外すことができる。
なお、図6(b)に示す前進距離(傾斜面6h,6iの軸方向の長さ)が図6(b)に示す嵌合距離(被嵌合部6d,6eの軸方向の長さ)を上回るようになっている。このため、嵌合部4g,4hと被嵌合部6d,6eとの嵌合状態が解けて、医療用針2からプロテクタ1を外すことができる。
このようにしてプロテクタ1を外した状態においては、図9に示すように、親指と人差し指又は中指の指先で医療用針2のハブ4bの先端部近傍を摘まんだ状態となる。このため、穿刺を行う際に医療用針2を持ち替える必要がなく、すぐさま穿刺のスタンバイ状態をとることができる。すなわち、把持した位置を変えることなく、穿刺できる。また、医療用針2のハブ4bを摘まむ際により針先側を持つことで、手振れの影響を小さくして、標的部への穿刺の精度を向上させることができる。
穿刺及び輸液等は次のようにして行う。穿刺対象となる血管を片手(左手)で引き延ばして真っ直ぐにしながら標的部を見定め、もう一方の手(右手)で標的部周辺の消毒を行う。片手(左手)で血管を確保した状態で、もう一方の手(右手)の親指の指先(指の腹)ともう一方の手(右手)の人差し指又は中指の指先(指の腹)で傾斜面6h,6iを矢印E方向に押圧し、プロテクタ1を外す。その後、図5,図9に示すようにカテーテル3aに金属内針4aが挿通された状態で、標的部に穿刺し、逆血確認部分4eで逆血を確認した後、ハブ4bを右手の親指と人差し指又は中指の指先で摘まんで内針4のみを抜去する。次いで、カテーテルハブ3bに輸液チューブのコネクタを接続し、血管に留置されたカテーテル3aを通じて輸液等を行う。
以上のように、本実施形態の医療用針組立体を用いれば、医療用針組立体を持ち替えることなく、片手(左手)で穿刺対象となる血管を確保したまま、もう一方の手(右手)で穿刺部位の消毒、プロテクタ1の取り外し、穿刺、抜針を行うことができる。このため、プロテクタ1を外してから穿刺までの操作性が向上する。
なお、本実施形態においては、医療用針が輸液(点滴)等に用いられる静脈留置針である場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。プロテクタが装着される医療用針は、例えば、透析に用いられる透析用留置針、あるいは、留置しない注射針などの他の医療用針であってもよい。
また、本発明のプロテクタの基端部の押圧部分は、傾斜面を有していればよく、切欠きを形成することは任意である。
また、プロテクタの基端部の押圧部分の切欠きは、アーチ状に限定されるものではない。例えば、Vの字状に切り欠かれていてもよい。
また、本発明の傾斜面は、プロテクタの基端部の少なくとも一箇所に形成されていればよい。例えば、図12に示すように、プロテクタ8の基端部9cの正面側だけに傾斜面9hが形成されていてもよい。また、図13に示すように、傾斜面11hは、プロテクタ10の基端部11cの全周にわたって形成されていてもよい。
また、本実施形態においては、プロテクタ1の中心軸に対する傾斜面6h,6iの傾斜角度が45°±10°の範囲にある場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。プロテクタ1の中心軸に対する傾斜面6h,6iの傾斜角度が45°±5°の範囲にある場合は、より好ましく、プロテクタ1の基端部6cを押圧する力を、傾斜面6h,6iを介して、プロテクタ1を前進させる力により効率良く変換できる。傾斜面を、親指と人差し指又は中指の指先で摘まんだときに、プロテクタの前進距離がプロテクタと医療用針との嵌合距離を上回ることができれば、プロテクタの中心軸に対する傾斜面の傾斜角度は0°よりも大きく90°よりも小さい範囲にあればよい。傾斜角度が45°から離れるほど、力の変換効率は落ちる。しかし、ハブ4bとプロテクタ1の嵌合強度を低めにしたり、プロテクタ1の材質を摩擦抵抗の少ないものにして力の変換効率を向上させる等により、プロテクタ1の外し易さを調整できる。
また、本実施形態においては、医療用針2のハブ4bの先端部の外周面に嵌合部4g,4hが形成され、プロテクタ1の基端部6cの内周面に嵌合部4g,4hの先端形状と略同一の凹状の被嵌合部6d,6eが形成される場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、プロテクタの基端部の内周面に、突起状の嵌合部を形成し、医療用針のハブの先端部の外周面に、嵌合部の先端形状と略同一の凹状の被嵌合部を形成するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、プロテクタ1が医療用針2に装着された状態において、プロテクタの基端部の押圧部分が、ハブの先端部近傍に位置している場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。プロテクタ1が医療用針2に装着された状態において、プロテクタの基端部の押圧部分は、ハブの先端部から多少離れていてもよい。
なお、プロテクタ1の押圧部分(傾斜面6h,6i)と医療用針2のハブ4bの一部(滑り防止リブ4c,4d)は、指先で同時に摘まめる形状となっている。これにより、片手操作で医療用針2からプロテクタ1を外す際に、プロテクタ1の前進に連れられて医療用針2も前進してしまうことはなく、スムーズにプロテクタ1を外すことができる。
[実施形態2]
(プロテクタ及び医療用針組立体の構成)
本発明の実施形態2におけるプロテクタ及び医療用針組立体の構成について、図14,図15を参照しながら説明する。
本実施形態では、上記実施形態1と比べて、医療用針に翼が設けられ、プロテクタに翼を通すためのスリットが設けられている点だけが異なり、その他の構成は上記実施形態1と同じである。このため、上記実施形態1と同一の部材又は部位には同一の参照符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図14,図15に示す医療用針13は静脈留置針であり、外套針3、内針4を有している。外套針3は、翼14を備えている。翼14は、中空状の軸部14a及び一対の翼部14b,14cを備えている。軸部14aは、カテーテルハブ3bの外周部に外嵌固定される。翼部14b,14cは、弾性変形可能な板状に形成されており、軸部14aの下部から左右にそれぞれ延出して設けられている。穿刺して内針4を抜去した後、翼部14b,14cを患者(患者の腕や手等)に粘着テープで固定する。これにより、外套針3を患者にしっかりと固定できる。
プロテクタ12は、左右一対のスリット15a,15b(右側のスリット15bについては図示せず)を備えている。スリット15a,15bは、コの字状に形成され、切欠き6f,6gの縁から軸方向に第2プロテクタ本体部6bの途中まで延びている。スリット15a,15bは、医療用針13とプロテクタ12との嵌合時に、翼部14b,14cを通すためのスリットである。翼部14b,14cは、スリット15a,15b内で上下方向及び周方向の移動が規制される。これにより、プロテクタ16のガタツキを抑制できる。
なお、切欠き6f,6g、スリット15a,15b、翼部14b,14cの位置関係は、医療用針13とプロテクタ12との嵌合時に、翼部14b,14cの後端が切欠き6f,6gに重ならないように寸法付けられている。これにより、プロテクタ12を外す際に、翼部14b,14cが邪魔にならないようになっている。
本実施形態の医療用針組立体においても、図14に示すように、プロテクタ12が医療用針13に装着された状態で、プロテクタ12の基端部6cをプロテクタ12の径方向中心に向けて押圧すると、プロテクタ12が軸方向に前進する。これにより、図15に示すように、嵌合状態が解けてプロテクタ12が医療用針13から外れる。
(医療用針組立体の使用方法)
次に、本発明の実施形態2における医療用針組立体の使用方法について説明する。図14に示すように、プロテクタ12が医療用針13に装着された状態において、翼部14bはスリット15aに通されており、翼部14cは、スリット15bに通されている。
医療用針13からプロテクタ12を外す操作は、上記実施形態1と同じである。プロテクタ12が前進する際に、翼部14b,14cがスリット15a,15bの後方開放端から抜ける(図14に示す状態から図15に示す状態)。
穿刺及び輸液等は次のようにして行われる。すなわち、図15に示すようにカテーテル3aに金属内針4aが挿通された状態で、標的部に穿刺し、逆血確認部分4eで逆血を確認した後、ハブ4bを右手の親指と人差し指又は中指の指先で摘まんで内針4のみを抜去する。次いで、一対の翼部14b,14cを患者(患者の腕や手等)に粘着テープで固定することにより、外套針3を患者にしっかりと固定する。次いで、カテーテルハブ3bに輸液チューブのコネクタを接続し、血管に留置されたカテーテル3aを通じて輸液等を行う。
なお、本実施形態のスリット15a,15bは、プロテクタ12を装着した状態で、翼部14b,14cが通る形状となっているが、本発明はかかる構成に限定されるものではない。本発明は、いわゆるY型針のようにカテーテルハブ3bに側管(分岐ポート)が設けられた医療用針にも適用できる。この場合、スリット15a,15bは、プロテクタ12を装着した状態で翼部14b,14c及び側管(不図示)が通るように寸法づけられている。また、翼部がないY型針の場合は、スリット15a,15bは、プロテクタ12を装着した状態で側管(不図示)が通るように寸法づけられている。
[実施形態3]
(プロテクタ及び医療用針組立体の構成)
本発明の実施形態3におけるプロテクタ及び医療用針組立体の構成について、図16,図17を参照しながら説明する。
本実施形態では、上記実施形態2と比べて、翼を通すためのスリット部分の形状だけが異なり、その他の構成は上記実施形態2と同じである。このため、上記実施形態2と同一の部材又は部位には同一の参照符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図17に示す医療用針13は静脈留置針であり、外套針3、内針4を有している(図15を参照)。図15,図17に示すように、外套針3は、翼14を備えている。翼14は、軸部14a及び翼部14b,14cを備えている。
図16,図17に示すように、プロテクタ16は、左右一対のスリット19a,19bを備えている。上記実施形態2のプロテクタ12と異なり、本実施形態のプロテクタ16においては、基端部6cのスリット19a,19bよりも下の部分が切り取られている。また、第2プロテクタ本体部6bのスリット19a,19bよりも下の部分は、一部(例えば、スリット19a,19bの軸方向の長さの半分ほど)が切り取られている。
かかる構成によれば、プロテクタ16は、上記実施形態1、2に比べて材料を減らすことができ、製造コストの削減と製品の軽量化を図ることができる。また、第2プロテクタ本体部6bは、スリット19a,19bよりも下の部分を一部残した構成となっている。このため、翼部14b,14cは、スリット19a,19b内で上下方向及び周方向の移動が規制される。これにより、プロテクタ16のガタツキを抑制できる。
本実施形態の医療用針組立体においても、図17に示すように、プロテクタ16が医療用針13に装着された状態で、プロテクタ16の基端部6cをプロテクタ16の径方向中心に向けて押圧すると、プロテクタ16が軸方向に前進する。これにより、嵌合状態が解けてプロテクタ16が医療用針13から外れる。
(医療用針組立体の使用方法)
次に、本発明の実施形態3における医療用針組立体の使用方法について説明する。図17に示すように、プロテクタ16が医療用針13に装着された状態において、翼部14bはスリット19aに通されており、翼部14cはスリット19bに通されている。
医療用針13からプロテクタ16を外す操作は、上記実施形態1と同様である。プロテクタ16が前進する際に、医療用針13側の左右一対の翼部14b,14cがプロテクタ16に形成された左右一対のスリット19a,19bの後方開放端から抜ける。
穿刺及び輸液等は、上記実施形態2と同じようにして行われる。
1,8,10,12,16 プロテクタ
2,13 医療用針
3 外套針
3a カテーテル
3b カテーテルハブ
4 内針
4a 金属内針
4b ハブ
4c,4d 滑り防止リブ
4e 逆血確認部分
4f エアプラグ
4g,4h 嵌合部
6a 第1プロテクタ本体部
6b 第2プロテクタ本体部
6c,9c,11c 基端部
6d,6e 被嵌合部
6f,6g 切欠き
6h,6i,9h,11h 傾斜面
14 翼
14a 軸部
14b,14c 翼部
15a,15b,19a、19b スリット
P 針先

Claims (7)

  1. 医療用針に着脱可能に嵌合して装着されるプロテクタであって、
    前記医療用針に装着された状態において、前記プロテクタの基端部に外部に露出して設けられた、前記プロテクタの前記基端部から先端部に向かう方向に対して後ろ下がりの傾斜面を有し、
    前記プロテクタの前記傾斜面前記プロテクタの径方向中心に向けて押圧すると、前記プロテクタが前進し、嵌合状態が解けて前記医療用針から前記プロテクタが外れることを特徴とするプロテクタ。
  2. 医療用針に着脱可能に嵌合して装着されるプロテクタであって、
    前記医療用針に装着された状態において、前記プロテクタの基端部に外部に露出して設けられた、前記プロテクタの前記基端部から先端部に向けて前記プロテクタの径方向外側に傾斜する傾斜面を有し、
    前記プロテクタの前記傾斜面を前記プロテクタの径方向中心に向けて押圧すると、前記プロテクタが前進し、嵌合状態が解けて前記医療用針から前記プロテクタが外れることを特徴とするプロテクタ。
  3. 前記プロテクタの中心軸に対する前記傾斜面の傾斜角度が45°±10°の範囲にある、請求項1又は2に記載のプロテクタ。
  4. 前記プロテクタの前記基端部の前記押圧部分が切り欠かれている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  5. 前記医療用針の翼及び/又は側管を通すためのスリットをさらに備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  6. 針本体と、前記針本体の基端部が固定されるハブと、嵌合部と、を有する医療用針と、
    前記嵌合部に嵌合する被嵌合部を有し、前記医療用針に着脱可能に装着される請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロテクタと、
    を備えたことを特徴とする医療用針組立体。
  7. 前記プロテクタが前記医療用針に装着された状態において、前記プロテクタの前記基端部の押圧部分が前記ハブの先端部近傍に位置する、請求項6に記載の医療用針組立体。
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