JP6347876B1 - 多点支持型フラップゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】 フラップゲートとしての機能を維持しつつ大型水門に設置することができる、多点支持型フラップゲートを提供する。
【解決手段】 扉体支持手段2は少なくとも3つ以上の扉体支持ユニット21で構成されており、これら各扉体支持ユニット21は大型扉体3を支持する扉体支持軸22を備えているとともに、それぞれの扉体支持軸22が互いに同軸線上に配置され、かつ、各扉体支持軸22の両端が軸受ブラケット23により固定されており、大型扉体3は、大型水門10の開口部11を閉鎖しうる扉体本体31と、各扉体支持軸22のそれぞれに滑り軸受または転がり軸受を介して回動自在に軸支されている複数の扉体ボス部33と、これらの各扉体ボス部33に固定されているとともに扉体本体31を支持している複数の支持アーム34とを有しており、大型扉体3が複数の扉体支持ユニット21によって多点支持されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大型水門に設置される多点支持型フラップゲートに関するものである。
水門や樋門には、排水を行うために河川や湖、海岸等に向けて開口部が設けられている。また、前記開口部には、津波や高潮等による逆流を防止するためゲートが設けられている。このゲートは、従来、管理人が手動により開閉操作するものが多く、人件費等の管理コストが高いという問題がある。また、現地へ向かう途中や開閉作業時に津波や高潮等に巻き込まれる危険があるといった問題もある。
そこで、このような問題を解決するために、水流の変動に応じて自動的に開閉を行うゲートが提案されている。例えば、特開2012−57322号公報には、内水側と外水側の合流点の開口部に内外水圧差により揺動する扉体を備えるフラップゲートであって、前記開口部の外側上部に設けられた回転軸と、前記回転軸の下部に設けられた揺動アームと、前記揺動アームに対して所定の角度を持って傾いて前記揺動アームに取り付けられた前記扉体と、前記回転軸を挟んで扉体の反対側に設けられ、前記扉体の揺動を調整するためのバランスウェイトと、前記回転軸の外水側に設けられた調整アームと、前記調整アームに移動可能に設けられ、前記扉体の回転モーメントを調整するための調整ウェイトと、前記扉体の内側下部に設けられ、浮心が該扉体の重心に対して内側となるフロートからなるフラップゲートが開示されている(特許文献1)。
特開2012−57322号公報
ところで、近年、津波などの水害に対応すべく大型水門のニーズが高まっている。しかしながら、特許文献1に記載された発明を含めて従来のフラップゲートは、小型の樋門に用いられるものがほとんどであり、そのまま大型の水門に使用することはできない。例えば、回転軸は一本の長尺状円柱部材からなり、その両端を軸受で支持されているため、大型の扉体を支持させるとその重量によって前記回転軸が撓んでしまうという問題がある。解決策の一つとして前記回転軸の強度を高めるために軸径を太くすることも考えられるが、その場合は回転軸自体も重くなるため、今度は軸受の補強が必要となり、製造コストも増大する。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、フラップゲートとしての機能を維持しつつ大型水門に設置することができる、多点支持型フラップゲートを提供することを目的としている。
本発明に係る多点支持型フラップゲートは、フラップゲートとしての機能を維持しつつ大型水門に設置するという課題を解決するために、大型水門の上方に設けられた扉体支持手段と、この扉体支持手段に揺動自在であって前記大型水門の開口部を閉鎖する重量バランスで支持されている大型扉体と、この大型扉体を開閉させる油圧式開閉手段とを有する大型のフラップゲートであって、前記扉体支持手段は少なくとも3つ以上の扉体支持ユニットで構成されており、これら各扉体支持ユニットは前記大型扉体を支持する扉体支持軸を備えているとともに、それぞれの扉体支持軸が互いに同軸線上に配置され、かつ、前記各扉体支持軸の両端が軸受ブラケットにより固定されており、前記大型扉体は、前記大型水門の開口部を閉鎖しうる扉体本体と、前記各扉体支持軸のそれぞれに滑り軸受または転がり軸受を介して回動自在に軸支されている複数の扉体ボス部と、これらの各扉体ボス部に固定されているとともに前記扉体本体を支持している複数の支持アームとを有しており、前記大型扉体が複数の前記扉体支持ユニットによって多点支持されてなる。
また、本発明の一態様として、バランスウェイトを支持させるウェイトアームに、油圧シリンダーによって大型扉体を揺動させるトルクを発生させるためのトルクアームとしての機能を兼ね備えさせるとともに、前記大型扉体を閉鎖させる際に油圧シリンダーにかかる座屈荷重がかからないようにするという課題を解決するために、前記扉体ボス部には、バランスウェイトを支持するウェイトアームが固定されており、前記油圧式開閉手段は、前記大型水門の上方において基端部を揺動可能に設置された油圧シリンダーと、前記ウェイトアームに設けられているとともに前記油圧シリンダーのピストンロッドの先端部に係合して油圧動力を前記ウェイトアームに伝達する係合ストッパーとを有しており、前記係合ストッパーは、前記大型扉体を前記油圧シリンダーにより開方向に揺動させる場合にのみ前記ピストンロッドに係合し、閉方向の揺動に対して離脱可能に設けられているようにしてもよい。
さらに、本発明の一態様として、大型扉体が上流からの水圧によって開方向に揺動する際に扉体支持軸に油圧シリンダーの重量がかからないようにするという課題を解決するために、前記ピストンロッドの先端部にはガイドローラが取り付けられており、前記大型扉体が開閉する際に前記係合ストッパーが移動する弧状軌跡に沿って前記ガイドローラを案内するためのガイド部材が、前記大型水門における前記扉体支持軸以外の位置に配置されていてもよい。
また、本発明の一態様として、大型扉体を開方向に揺動させる時に油圧シリンダーのピストンロッドに捻り応力がかからないようにするという課題を解決するために、一つの前記扉体ボス部に左右一対の前記ウェイトアームが設けられている場合、それら左右一対の前記ウェイトアーム間に一つの前記油圧シリンダーのピストンロッドを配置するとともに、そのピストンロッドの先端部に設けられた先端軸が、左右一対の前記ウェイトアームのそれぞれに設けられている前記係合ストッパーと係合するように左右に突出されているようにしてもよい。
さらに、本発明の一態様として、複数の扉体支持軸によって扉体本体を多点支持するために生じるウェイトアーム間のスペースを有効に利用するという課題を解決するために、前記各扉体ボス部のうち、左右一対の前記ウェイトアームが固定された前記扉体ボス部が並設されている場合、これら扉体ボス部同士の間で隣り合う前記ウェイトアーム間に前記バランスウェイトが支持されていてもよい。
本発明によれば、フラップゲートとしての機能を維持しつつ大型水門に設置することができる。
本発明に係る多点支持型フラップゲートの一実施形態を示す側面図である。 本実施形態の多点支持型フラップゲートにおける扉体支持手段、扉体および油圧シリンダーを示す斜視図である。 本実施形態における扉体支持手段および油圧シリンダーを示す斜視図である。 本実施形態の多点支持型フラップゲートにおける扉体支持手段、ウェイトアームおよび油圧シリンダーを示す正面図である。 本実施形態における扉体支持ユニットを示す正面図である。 本実施形態における扉体支持ユニットの先端部分を示す側面図である。 本実施形態における油圧シリンダーがガイド部材に沿って伸張された状態を示す側面図である。 本実施形態における油圧シリンダーがガイド部材に沿って収縮された状態を示す側面図である。 本実施形態における扉体を示す斜視図である。 本実施形態におけるウェイトアーム、扉体ボス部および支持アームを示す側面図である。 本実施形態における油圧式開閉手段および油圧制御手段の保持モードを示す模式図である。 本実施形態における油圧式開閉手段および油圧制御手段の収縮モードを示す模式図である。 本実施形態における油圧式開閉手段および油圧制御手段の伸張モードを示す模式図である。 本実施形態の多点支持型フラップゲートが開口部を閉鎖した状態を示す側面図である。
以下、本発明に係る多点支持型フラップゲートの一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態の多点支持型フラップゲート1は、図1に示すように、大型水門10の上方に設けられた扉体支持手段2と、この扉体支持手段2によって支持されている大型扉体3と、この大型扉体3を開閉させる油圧式開閉手段4とを有している。以下、各構成について詳細に説明する。
なお、本発明における大型水門10は、大型の樋門、大型の樋管、大型の門樋等を含むものであって、河川、湖または海等に河川の水や生活排水等を排出する開口部11を有する。また、本実施形態における開口部11は、図2に示すように、左右横長矩形状の大開口を有しており、多点支持型フラップゲート1を2台併設させることによって前記開口部11全体を閉鎖するようになっているが、以下では、これら2台は同じ構造および作用のため、一方の多点支持型フラップゲート1についてのみ説明を行い、他方の多点支持型フラップゲート1の説明は省略する。
扉体支持手段2は、大型水門10の開口部11の上方で大型扉体3を揺動自在に支持するものである。扉体支持手段2は、前記大型扉体3を多点で支持することができるように、少なくとも3つ以上の扉体支持ユニット21で構成されており、本実施形態では、図2ないし図4に示すように、4つの扉体支持ユニット21から構成されている。
各扉体支持ユニット21は、図3および図4に示すように、大型扉体3を支持する扉体支持軸22と、この扉体支持軸22の両端を支持する軸受ブラケット23とを有する。
扉体支持軸22は、円柱状の棒材である。また、図5に示すように、左右中央位置には扉体ボス部33と軸受ブラケット23との隙間幅に合わせて一段高くなるように嵌め入れられた左右一対のスペーサー24を有する。この扉体支持軸22は、従来のフラップゲートにおける回転軸と比較して短尺状に形成されており、これによって大型扉体3を支持する際の撓みが抑制され、前記大型扉体3がスムーズに揺動できるようになっている。また、扉体支持軸22の左右両端には、軸受ブラケット23に固定するための固定板25を挿入する固定溝26が上下2箇所に形成されている。この固定溝26は、底部が直線状に形成されており、図6に示すように、略矩形状の固定板25を嵌め入れて軸受ブラケット23の側面に固定することによって扉体支持軸22を回転できない状態で固定するようになっている。
また、各扉体支持軸22は大型扉体3をスムーズに揺動することができるように、図2および図3に示すように、互いに同軸線上に配置されている。
軸受ブラケット23は、開口部11の上方において扉体支持軸22を固定するためのものであり、図5に示すように、左右一対の軸受ブラケット23によって前記扉体支持軸22の両端を固定している。各軸受ブラケット23の先端部27には、図3および図6に示すように、前記扉体支持軸22を挿通させる挿通孔28が形成されている。また、その先端部27は、図1に示すように、大型水門10を構成する構造体の外側上面から外水側に突出する位置に配置されている。
また、中央2箇所の左右一対の軸受ブラケット23には、図2ないし図4、図7および図8に示すように、油圧シリンダー6の先端部に設けられたガイドローラ68を案内するガイド部材5が設けられている。このガイド部材5は、後述する係合ストッパー7が移動する弧状軌跡に沿って弧状に形成されている。なお、ガイド部材5は、軸受ブラケット23に設けられているものに限定されるものではなく、例えば、大型水門10を構成する構造体の外側上面に固定されていてもよい。
大型扉体3は、大型水門10の開口部11を開閉させるものであり、本実施形態では、図9に示すように、大型水門10の開口部11を閉鎖しうる扉体本体31と、各扉体支持軸22のそれぞれに滑り軸受または転がり軸受からなる軸受32を介して回動自在に軸支されている複数の扉体ボス部33と、これらの各扉体ボス部33に固定されているとともに前記扉体本体31を支持している複数の支持アーム34と、前記扉体ボス部33に固定されるウェイトアーム35とを有している。
扉体本体31は、開口部11を完全に閉鎖することができるように前記開口部11より一回り大きい大きさに形成されており、本実施形態では、略矩形状に形成されている。この扉体本体31は、鋼板等からなり、その外水側面には津波の水圧等の外力に耐え得るようにH形鋼、I形鋼、C形鋼等の鋼材によって形成された格子状の補強枠36が溶接等によって固定されている。なお、補強枠36に用いられる鋼材は、JIS等の標準規格のものに限定されるものではなく、規格外のものから適宜選択してもよい。
また、扉体本体31の内水側面には、図1に示すように、扉体用フロート37が設けられている。この扉体用フロート37は、外水側の水位や内水側の水位に応じて得られる浮力によって、大型扉体3の開閉を補助するものであり、本実施形態では、前記開口部11に当接しない所定の高さの位置で、その浮心が大型扉体3の重心に対して内水側となるように内水面側に突出するように設けられている。
扉体ボス部33は、扉体支持軸22に対して回動自在に軸支されるものであり、扉体本体31の重量を支持可能な肉厚の円筒状に形成されている。この扉体ボス部33において扉体支持軸22と接する内周面には、前記扉体支持軸22との摩擦力を低減させるための滑り軸受または転がり軸受からなる軸受32が設けられている。本実施形態では、各扉体ボス部33により大型化して重量の増した大型扉体3を支持するため、耐荷重性能の高い滑り軸受を用いている。この扉体ボス部33は、図2および図4に示すように、扉体支持軸22において左右方向にずれないようにスペーサー24同士の中間位置で軸支されている。
なお、軸受32は滑り軸受に限定されるものではなく、扉体本体31の重量等を考慮して、摩擦力の低減能力の高い転がり軸受を用いてもよい。
支持アーム34は、扉体ボス部33に固定されているとともに、扉体本体31を支持するものである。本実施形態における支持アーム34は、図2および図9に示すように、前記扉体ボス部33から下方に向けて延出されており、前記扉体本体31の外水面側に固定されている。
ウェイトアーム35は、大型扉体3の開閉をスムーズにするために前記大型扉体3全体の重量バランスを調整するバランスウェイト38を支持するものであり、図10に示すように、支持アーム34(扉体本体31)を垂直状態にしたときに扉体ボス部33から外水側の斜め上方向に延出するようにボルト止めで固定されている。本実施形態では、図2および図4に示すように、4つの扉体ボス部33のうち左右両端に位置する扉体ボス部33にはそれぞれ1つのウェイトアーム35が固定されており、中央に位置する2つの扉体ボス部33には左右一対のウェイトアーム35が固定されている。なお、ウェイトアーム35の固定方法はボルト止めに限定されるものではなく、溶接等の固定方法から適宜選択してもよい。
また、ウェイトアーム35は、上端部にバランスウェイト38を支持している。バランスウェイト38は、大型扉体3が開状態の場合において、扉体支持軸22周りに扉体本体31側が若干重くなる重量バランスになる重さに調整されており、重力以外の外力が加わらなければ、大型扉体3が自身の重量バランスによって開口部11を閉鎖または従来のフラップゲートの初期開度と同程度の角度で僅かに開口するようになっている。本実施形態では、開口部11を完全に閉鎖するバランスに調整されている。バランスウェイト38は、図2、図4および図9に示すように、ウェイトアーム35の上端部において各ウェイトアーム35の間に支持されている。特に、本実施形態では、左右一対の前記ウェイトアーム35が固定された前記扉体ボス部33が並設されおり、これら扉体ボス部33同士の間で隣り合う前記ウェイトアーム35間にも前記バランスウェイト38が支持されている。これにより、複数の扉体支持軸22によって扉体本体31を多点支持するために生じるウェイトアーム35間のスペースを有効に利用している。
さらに、ウェイトアーム35には、図10に示すように、次に説明する油圧式開閉手段4の油圧シリンダー6のピストンロッド61の先端部に係合して前記油圧シリンダー6による油圧動力を伝達するための係合ストッパー7が設けられている。つまり、本実施形態におけるウェイトアーム35は、油圧シリンダー6によって大型扉体3を揺動させるトルクを発生させるためのトルクアームとしての機能を兼ね備えている。
油圧式開閉手段4は、大型扉体3を開閉させるためのものであり、本実施形態では、主に、前記大型水門10の上方において基端部を揺動可能に設置された油圧シリンダー6と、前記ウェイトアーム35に設けられているとともに前記油圧シリンダー6のピストンロッド61の先端部に係合して油圧動力を前記ウェイトアーム35に伝達する係合ストッパー7と、前記油圧シリンダー6の油圧を制御する油圧制御手段8とを有している。
油圧シリンダー6は、油圧によって伸縮するアクチュエータである。本実施形態における油圧シリンダー6は、図11に示すように、主に筒状のシリンダーケース62と、このシリンダーケース62内で油圧により往復運動するピストンロッド61とを有している。
ピストンロッド61は、前記シリンダーケース62内で往復運動するピストン部63と、このピストン部63から延設されておりその先端部が前記シリンダーケース62から突出されているロッド部64とを有する。ピストン部63は、前記シリンダーケース62内を先端側油室65と後端側油室66の2つの油室に分割するようになっており、一方の油室に作動油を注入し他方の油室から作動油を排出させることでシリンダーケース62に沿って移動するようになっている。つまり、ピストン部63がシリンダーケース62に沿って移動して、シリンダーケース62からロッド部64が突出する長さが変わることで、油圧シリンダー6全体が伸縮するようになっている。
また、本実施形態におけるロッド部64には、図2ないし図4に示すように、その先端部に当該ロッド部64と直交するように先端軸67が設けられている。この先端軸67は、左右に突出するように設けられており、左右一対の前記ウェイトアーム35のそれぞれに設けられている係合ストッパー7と係合するようになっている。また、前記先端軸67の左右端には、軸受ブラケット23に設けられたガイド部材5に沿って移動しやすいように、タイヤのように円形状に形成されたガイドローラ68が回転自在に設けられている。
係合ストッパー7は、先端軸67を係合させるものであり、図10に示すように、半円状に形成されており、その凹状の面が外水側に向くように設けられている。これにより前記係合ストッパー7は、油圧シリンダー6によって開方向に揺動される場合にのみ、前記ピストンロッド61の先端部の先端軸67に係合するようになっており、閉方向の揺動に対しては離脱可能となっている。本実施形態における係合ストッパー7は、図2、図4および図9に示すように、扉体ボス部33に対して左右一対に設けられた各ウェイトアーム35に設けられており、前記ピストンロッド61の先端部において左右に突出した先端軸67の左右両方に係合可能に構成されている。
油圧制御手段8は、油圧シリンダー6の油圧を制御するものであり、図11に示すように、主に、油圧ユニット87と、弁開閉制御装置85とを有している。また、前記油圧ユニット87は、油圧シリンダー6に作動油を送り込む油圧ポンプ81と、前記油圧シリンダー6の各油室への作動油の送り込み先を切り換える切換用電磁弁82と、前記作動油を貯留する作動油タンク83と、これら各構成を連結する配管路84と、扉体3の全開状態を保持するパイロットチェックバルブ88とを有している。
油圧ポンプ81は、油圧シリンダー6に作動油を供給するものであり、前記油圧シリンダー6への給油に用いられる一般的な油圧ポンプからなる。
切換用電磁弁82は、油圧ポンプ81に連通させる先端側油室65と後端側油室66との切り換えを行う切換用弁体86と、図示しないが、この切換用弁体86を左右に切り換えさせるソレノイドとを有する。
切換用弁体86は、図11に示すように、パイロットチェックバルブ88により油圧ポンプ81、油圧シリンダー6および作動油タンク83の配管路84を遮断して油圧シリンダー6の長さを保持させる保持モードと、図12に示すように、油圧ポンプ81と油圧シリンダー6の先端側油室65とを連結するとともに後端側油室66と作動油タンク83とを連結して前記油圧シリンダー6を収縮させる収縮モードと、図13に示すように、前記収縮モードとは逆に油圧ポンプ81と油圧シリンダー6の後端側油室66とを連結するとともに先端側油室65と作動油タンク83とを連結して前記油圧シリンダー6を伸張させる伸張モードとを有している。
ソレノイドは、電磁力を利用して電気エネルギーを機械的運動に変換するものであり、本実施形態では、切換用弁体86を左右に切り換えさせることによって保持モード、収縮モードまたは伸張モードに適宜切り換えられるようになっている。
パイロットチェックバルブ88は、保持モードの場合に配管路84における作動油の流通を遮断して大型扉体3の全開状態を保持するものであり、油圧ポンプ81による作動油が供給されるまで油圧シリンダー6側の圧力を保持するようになっている。
弁開閉制御装置85は、切換用電磁弁82を制御するものであり、本実施形態では、スイッチ操作などによって前記切換用電磁弁82のソレノイドに適宜電流を供給するようになっている。
次に、本実施形態の多点支持型フラップゲート1における各構成の作用について説明する。
まず、大型扉体3によって大型水門10の開口部11が閉鎖されている状態から全開状態まで開放される場合について説明する。
弁開閉制御装置85が、油圧シリンダー6を収縮させるために、切換用電磁弁82のソレノイドに電流を供給して切換用弁体86を収縮モードに切り換えさせる。これにより、図12に示すように、油圧ポンプ81と油圧シリンダー6の先端側油室65とが連結されるとともに後端側油室66と作動油タンク83とが連結される。
油圧ポンプ81は、配管路84を介して油圧シリンダー6の先端側油室65に作動油を注入する。ピストンロッド61のピストン部63は注入された作動油の油圧によって押されて後端側に移動する。一方、油圧シリンダー6の後端側油室66内に溜まっていた作動油は前記ピストン部63によって押し出されて配管路84を介して作動油タンク83に排出される。このようにピストン部63が油圧によって移動することで、油圧シリンダー6全体の長さが収縮する。
油圧シリンダー6が収縮するのに際して、ピストンロッド61の先端部に設けられた先端軸67が、ウェイトアーム35に設けられた係合ストッパー7に係合する。本実施形態では、扉体ボス部33に対して左右一対に設けられたウェイトアーム35のそれぞれに設けられた係合ストッパー7に係合する。先端軸67は、左右均等にウェイトアーム35を引きつけることができ、ロット部に捻り応力がかからなくてすむ。
また、油圧シリンダー6が収縮する際に、図7および図8に示すように、ガイドローラ68がガイド部材5の円弧に沿って移動する。このため先端軸67を係合ストッパー7に係合した状態を保ちながらスムーズに移動することができる。さらに、ウェイトアーム35の上端にバランスウェイト38を設けており、扉体本体31側はわずかに重くなるようにバランスされているため、全開させるのに要する収縮力は僅かであり、軽い力で開方向に回転させることができる。
そして、油圧シリンダー6が完全に収縮することにより、図1に示すように、ウェイトアーム35は内水側に引っ張られ、扉体本体31は全開状態となる。この状態で弁開閉制御装置85が、図11に示すように、切換用電磁弁82のソレノイドに電流を供給して切換用弁体86を保持モードに切り換えさせる。これにより、パイロットチェックバルブ88が、油圧ポンプ81、油圧シリンダー6および作動油タンク83の配管路84を遮断し、作動油の移動ができなくなる。よって、油圧シリンダー6の長さがこの収縮状態で保持され、大型扉体3は全開状態に保持される。
また、大型扉体3は複数の扉体支持ユニット21によって多点で支持されているため、前記大型扉体3の荷重は、各扉体支持ユニット21で分散される。よって、各扉体支持軸22における撓みは少ない。
また、各扉体ボス部33が、各扉体支持軸22のそれぞれに滑り軸受または転がり軸受からなる軸受32を介して回動自在に軸支されているため、大型扉体3を閉鎖状態から全開状態または全開状態から閉鎖状態に揺動させる際に、スムーズに揺動させることができる。特に、本実施形態では、各扉体支持軸22の回転を固定して各扉体ボス部33側に軸受32を設けたことにより、3つ以上の軸受32で大型扉体3を支持することになる。よって、従来の回転軸の両端2箇所のみで支持する軸受よりも耐荷重性能が低い軸受32が使用可能であり、安定的に支持することができる。また、軸受32は消耗品であり定期的な交換が必要であるが、本実施形態では、大型扉体3の荷重が分散されるため軸受32の使用期間が延びることでメンテナンス費用を抑制することができる。
次に、大型水門10の開口部11が全開状態から閉鎖される場合について説明する。弁開閉制御装置85が、油圧シリンダー6を伸張させるために、切換用電磁弁82のソレノイドに電流を供給して切換用弁体86を伸張モードに切り換えさせる。これにより、図13に示すように、油圧ポンプ81と油圧シリンダー6の後端側油室66とが連結されるとともに先端側油室65と作動油タンク83とが連結される。
油圧ポンプ81は、配管路84を介して油圧シリンダー6の後端側油室66に作動油を注入する。ピストンロッド61のピストン部63は注入された作動油の油圧によって押されて先端側に移動する。一方、油圧シリンダー6の先端側油室65内に溜まっていた作動油は前記ピストン部63によって押し出されて配管路84を介して作動油タンク83に排出される。このようにピストン部63が油圧によって移動することで、油圧シリンダー6全体の長さが伸張する。
油圧シリンダー6が伸張するのに際して、ピストンロッド61の先端部に設けられた先端軸67が、ウェイトアーム35に設けられた係合ストッパー7に係合しつつ伸張する。このとき、扉体本体31側がウェイトアーム35側に比べて重い重量バランスで支持されている。よって、大型扉体3はその重量バランスによって開口部11を閉鎖する方向に揺動する。そして、油圧シリンダー6がさらに伸張すると、大型扉体3は開口部11の戸当たりに当接し、図14に示すように、前記開口部11を閉鎖する。このように、本実施形態では、前記開口部11を完全に閉鎖するのに油圧シリンダー6を伸張させて大型扉体3を戸当たりに押し付ける必要がない。
また、従来、大型化により重量が増加した扉体本体31を開口部11に押し付けるためにはその重量に応じた座屈荷重に耐えうる油圧シリンダー6が必要であったが、本実施形態では、油圧シリンダー6の先端軸67が離脱可能に設けられているため、開口部11を完全に閉鎖した状態において、前記油圧シリンダー6には座屈荷重がかからず破損の確率を低減できる。よって、本実施形態では、油圧シリンダー6に係る製造コストを抑制することができる。
また、開口部11を閉鎖している状態において、油圧シリンダー6の先端軸67が閉方向の揺動に対して離脱可能に設けられているため、本実施形態の多点支持型フラップゲート1は、従来のフラップゲートと同様に、上流からの水流による水圧によって開方向に揺動し、排水させることができる。
また、ガイド部材5が、大型水門10における扉体支持軸22以外の位置に配置されているため、揺動の際に油圧シリンダー6の重量が一切かからない。よって、扉体本体31は、上流からの水流による水圧によって容易に揺動することができ、排水がスムーズに行われる。
以上のような本実施形態の多点支持型フラップゲート1によれば、以下の効果を奏することができる。
1.大型化した扉体を少なくとも3つ以上の扉体支持ユニット21による多点で支持することによって、各扉体支持軸22にかかる大型扉体3の重量を分散できるため前記各扉体支持軸22の軸径を細くすることができる。
2.各扉体支持軸22の軸径を細くすることで、扉体ボス部33に設ける軸受32も細いものが使用可能になり、比較的安価で汎用性の高い滑り軸受または転がり軸受を使用することができる。
3.大型扉体3は自身の重量バランスで閉鎖するため油圧シリンダー6で押し付ける必要がなく、完全に閉鎖した状態では先端軸67が係合ストッパー7から離脱するため、前記油圧シリンダー6に座屈荷重をかけずに閉鎖可能であり、前記油圧シリンダー6の製造コストを抑制することができる。
4.係合ストッパー7はピストンロッド61に対して閉方向の揺動に対して離脱可能であるため、閉鎖時には従来のフラップゲートと同様に、水圧によって開方向に揺動されて排水を行うことができる。
5.水圧によって開方向に揺動する場合に、ピストンロッド61の先端は扉体支持軸22以外の位置に配置されたガイド部材5で支持されるため、油圧シリンダー6の重量が大型扉体3にかかることがなく、前記大型扉体3はスムーズに揺動することができる。
6.左右一対のウェイトアーム35にトルクアームを兼ねさせるとともにその間に配置される油圧シリンダー6のピストンロッド61に捻り応力がかからないようにすることができる。
7.並設された左右一対のウェイトアーム35が固定された扉体ボス部33同士の間で隣り合う前記ウェイトアーム35間にバランスウェイト38を支持させることで、複数の扉体支持軸22によって扉体本体31を多点支持するために生じるウェイトアーム35間のスペースを有効に利用することができる。
なお、本発明に係る多点支持型フラップゲートは、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、本実施形態では、左右横長矩形状の大開口を多点支持型フラップゲート1を2台併設させることによって前記開口部11全体を閉鎖するようになっているが、これに限定されるものではなく、前記大開口を開閉可能な左右横長矩形状の1枚の扉体本体31を有する1台の多点支持型フラップゲート1によって前記開口部11全体を閉鎖するようにしてもよい。
1 多点支持型フラップゲート
2 扉体支持手段
3 大型扉体
4 油圧式開閉手段
5 ガイド部材
6 油圧シリンダー
7 係合ストッパー
8 油圧制御手段
10 大型水門
11 開口部
21 扉体支持ユニット
22 扉体支持軸
23 軸受ブラケット
24 スペーサー
25 固定板
26 固定溝
27 先端部
28 挿通孔
31 扉体本体
32 軸受
33 扉体ボス部
34 支持アーム
35 ウェイトアーム
36 補強枠
37 扉体用フロート
38 バランスウェイト
61 ピストンロッド
62 シリンダーケース
63 ピストン部
64 ロッド部
65 先端側油室
66 後端側油室
67 先端軸
68 ガイドローラ
81 油圧ポンプ
82 切換用電磁弁
83 作動油タンク
84 配管路
85 弁開閉制御装置
86 切換用弁体
87 油圧ユニット
88 パイロットチェックバルブ

Claims (5)

  1. 水門の上方に設けられた扉体支持手段と、この扉体支持手段に揺動自在であって重力以外の外力が加わらなければ前記水門の開口部を閉鎖する重量バランスで支持されている扉体と、この扉体を開閉させる油圧式開閉手段とを有するフラップゲートであって、
    前記扉体支持手段は少なくとも3つ以上の扉体支持ユニットで構成されており、これら各扉体支持ユニットは前記扉体を支持する扉体支持軸を備えているとともに、それぞれの扉体支持軸が互いに同軸線上に配置され、かつ、前記各扉体支持軸の両端が軸受ブラケットにより固定されており、
    前記扉体は、前記水門の開口部を閉鎖しうる扉体本体と、前記各扉体支持軸のそれぞれに滑り軸受または転がり軸受を介して回動自在に軸支されている複数の扉体ボス部と、これらの各扉体ボス部に固定されているとともに前記扉体本体を支持している複数の支持アームとを有しており、前記扉体が複数の前記扉体支持ユニットによって多点支持されてなる、多点支持型フラップゲート。
  2. 前記扉体ボス部には、バランスウェイトを支持するウェイトアームが固定されており、
    前記油圧式開閉手段は、前記水門の上方において基端部を揺動可能に設置された油圧シリンダーと、前記ウェイトアームに設けられているとともに前記油圧シリンダーのピストンロッドの先端部に係合して油圧動力を前記ウェイトアームに伝達する係合ストッパーとを有しており、
    前記係合ストッパーは、前記扉体を前記油圧シリンダーにより開方向に揺動させる場合にのみ前記ピストンロッドに係合し、閉方向の揺動に対して離脱可能に設けられている、請求項1に記載の多点支持型フラップゲート。
  3. 前記ピストンロッドの先端部にはガイドローラが取り付けられており、
    前記扉体が開閉する際に前記係合ストッパーが移動する弧状軌跡に沿って前記ガイドローラを案内するためのガイド部材が、前記水門における前記扉体支持軸以外の位置に配置されている、請求項2に記載の多点支持型フラップゲート。
  4. 一つの前記扉体ボス部に左右一対の前記ウェイトアームが設けられている場合、それら左右一対の前記ウェイトアーム間に一つの前記油圧シリンダーのピストンロッドを配置するとともに、そのピストンロッドの先端部に設けられた先端軸が、左右一対の前記ウェイトアームのそれぞれに設けられている前記係合ストッパーと係合するように左右に突出されている、請求項2または請求項3に記載の多点支持型フラップゲート。
  5. 前記各扉体ボス部のうち、左右一対の前記ウェイトアームが固定された前記扉体ボス部が並設されている場合、これら扉体ボス部同士の間で隣り合う前記ウェイトアーム間に前記バランスウェイトが支持されている、請求項4に記載の多点支持型フラップゲート。
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