JP6347845B2 - 行先制御システム - Google Patents

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Description

詳細な説明
本発明は、エレベータ群の行先制御システムに関するものであり、本システムにおいて行先呼びは、少なくとも1つの行先呼び入力装置を介して行先制御システムに入力され、エレベータシステムの少なくとも1のエレベータ群のうち1以上のエレベータに割り当てられ、行先呼びを提供する。エレベータ群のエレベータに乗場呼びを割り当てる行先制御システムの利点は、エレベータ制御は行先階のみならず出発階をも識別し、その結果として、エレベータシステムにおいて運行ルートを完全に認識して乗場呼びに対するエレベータの割当てを容易にすることにある。近年では、行先制御システムは、出発階や行先階のみならず行先呼びに対する相関稼働時間をも含む事前予約された行先呼びのオプション部をも提供する。このような手段を介して、行先制御システムは乗場呼びの存在について非常に早い段階から識別し、したがって、エレベータに対する乗場呼びの最適な割当てに一般的に用いられるコスト関数の基準をさらに満たすべくエレベータシステムにおける運行を整理することができる。コスト関数は通常、乗客待ち時間、乗客搭乗時間、合計行程時間、エネルギー消費などのパラメータを含む。コスト関数を用いる割当てアルゴリズムを備える乗場呼びの割当てはそれ自体公知であるので、これ以上詳細な説明は行わない。コスト関数は、コスト関数の最適化基準を考慮して呼びを処理するのに最も適するエレベータを選択する呼び割当てを確かなものにする。
事前予約機能を含む行先制御システムの問題点は、事前予約機能はごく少数の利用者のみによって用いられる一方で、事前予約呼びは時に、呼びを予約しなかった、ゆえに事前予約してエレベータ乗りかごに乗り込む権限がない人々によって使用されることにある。
したがって、本発明の目的は、現在公知の行先制御システムよりも事前予約機能の利用を受け入れやすい、改良された行先制御システムを提供することにある。
この目的は、請求項1に係る行先制御システム、請求項13に係るエレベータ群制御装置、請求項14に係るエレベータシステムおよび請求項16に係る方法によって解決される。発明の好ましい実施例は対応する従属請求項の保護対象である。
いくつかの発明の実施例は、本願の明細書部分でも説明されている。特に、記載表現もしくは黙示的なサブタスクの観点から、または利点もしくは得られた利点の区分の観点から発明を検討するのであれば、本発明の内容は別個の発明から構成してもよい。この場合には、下記の特許請求の範囲に含まれる特性は、別個の発明の概念の観点から見れば余分なものにもなり得る。
本発明によれば、一つ一つの事前予約された行先呼びは、出発階、行先階および事前予約された行先呼びに対する相関時間のみならず、事前予約された行先呼びを予約した利用者の相関識別子をも含む。この識別子は利用者によって、例えば行先入力パネルのキーボードを介して手作業で入力される。識別子はさらに、識別カードもしくは識別タグを用いて、または例えば携帯電話などの携帯型装置のような個人用の行先呼び入力装置を用いて入力されてもよい。この場合には、携帯型装置の識別は個別の行先呼び入力装置の固有性を用いて、利用者の識別子の送信または検出を許可する。本発明によれば、事前予約された呼びは常に個々の人物に関連付けられる。
事前予約された呼びを特定の識別子に関連付けることによって、事前予約された呼びは本当に事前予約呼びを送信した人物によって使用されたか否かをより遅くまで照合できるようになる。
最も単純な実施例における優先処理は、単に事前予約された呼びと事前予約されていない(即時的な)呼びを区別することである。事前予約された呼びの呼び割当てにおけるより高い優先順位を、様々な手段によって得られることができる。一方では、事前予約された呼びの優先順位を、エレベータシステムにおける少なくとも1台の特定のエレベータを確保することによって上昇させてもよく、またはエレベータシステムにおける少なくとも1台のエレベータに事前予約された呼びだけのための所定の空間を確保してもよい。他方では、この手法に加えて、またはこの手法の代替方法として、行先制御システムは、事前予約された呼びに対する呼び割当てに用いられるコスト関数のパラメータのうち重み係数を、即時呼びとは異なるように調整してもよい。これによって、乗客の待ち時間、乗り時間などのパラメータが変化することとなる。この場合には、事前予約された呼びの乗客待ち時間、乗り時間または合計行程時間を減らすことができる。これは、事前予約された呼びに対する一種の特別な地位と相関性がある。
行先制御システムが的確な利用者による事前予約呼びの利用を確認できるようにするために、エレベータシステムのうち少なくとも1のエレベータ群のエレベータの近傍に少なくとも1の識別読取器が備えられる。識別読取器は、例えばエレベータロビー、それぞれのエレベータの前、またはエレベータの内部に設置されてもよい。好ましくは、特定のエレベータが事前予約された呼びのために用いられる場合に、確保されたエレベータに対するアクセスゲート(例えば、回転式アクセスハブ)に関連した識別読取器を備えてもよい。これによって、所定の期間内、例えばこれからの5分間内に事前予約呼びを発した人々のみが、確保された特定のエレベータに、またはエレベータ内に確保された所定の領域に入ることを許可されることになる。
識別読取器を設けることにより、正当な利用者、すなわち呼びを発した利用者によって使用されているときに事前予約された呼びを確認することができるという利点もまた有する。このことは、具体的には後に説明する報奨制度が利用者個人向けに作られる場合には、発明に係る行先呼び制御システムの報奨制度との関連で重要であり得る。
優先順位が利用者個別のものである場合には、優先順位のさらなる随意的な区別が可能である。この場合、事前予約された呼びをしていない利用者、信頼性を欠く利用者(すなわち、時に事前予約された呼びを利用しない利用者)、および確実に事前予約された呼びを利用する利用者の間で区別をしてもよい。これらのグループの境界は流動的であってよい。ゆえに、優先順位は、過去に確認された事前予約呼びの数または過去に利用されなかった事前予約呼びの数に応じて決められる。各利用者の優先順位は、利用者の上述の呼び履歴に合わせて個々に調整され得る。
この場合、行先制御システムは、個々の利用者の移動履歴/予約履歴用の記憶部を有し、エレベータシステムとの関連での利用者の行状を評価できるようにする。これによって、利用者の相関的なグループ分けによって行先呼び制御装置の優先順位を区分することが、またはそれぞれの利用者に対する個々の優先順位を割り当てることでさえ可能になる。移動履歴とは、単一の実施例において、単に事前予約された呼びに基づくエレベータシステムへの搭乗回数のみを含むものであってもよい。しかし、移動履歴は追加的なデータ、例えばエレベータシステムへの総搭乗回数、搭乗回数における事前予約なき呼びに対する事前予約された呼びの関係、確認されたおよび利用されなかった事前予約された呼びの回数または割合、事前予約された呼びの搭乗時間なども含んでいてもよい。この場合、事前予約された行先呼びの割当ての優先順位を、確認されたおよび/または利用されなかった、個々の利用者によって発せられた事前予約された呼びの回数に基づいて決めてもよい。個々の優先順位は、例えば確保された特定のエレベータに対する入場許可であってもよい(ここでは、異種の優先順位が提供され得る何台かの確保されたエレベータであってもよい)。または、呼び割当てアルゴリズムに用いられるコスト関数のパラメータに対する個々の重み係数の割当てであってもよい。個々の重み係数を用いることによって、利用者個別にさらに短い待ち時間、搭乗時間および/または総移動時間を割り当ててもよい。利用者による事前予約された行先呼びをそれぞれ確認することによって優先順位を上昇させてもよく、その一方で、事前予約された呼びが利用されなかったことをそれぞれ確認することによって優先順位を下降させてもよい。ゆえに、エレベータ群を利用する個人の割当て処理を監視して、事前予約された行先呼びの繰返しの予約に対しては呼び割当てにおけるより高い優先順位をもって報いることができる。
上述の手段によって、エレベータシステムの利用者は、自ら事前予約した行動に対して、サービス品質についてエレベータシステムからの即時の反応を得る。このことは、多数の到着階、例えば50階以上を有する高層エレベータにとって特に重要であり、さまざまな領域で目的地に行けるようにしてもよい。そのような建物のエレベータシステムは大抵、建物内の異なる領域で仕えるいくつかのエレベータ群を有する。もちろん、エレベータシステム内での走行のために事前予約された呼びに対するエレベータ群の変更が必要となるときには、他のエレベータ群のエレベータもまた、事前予約された呼びに対して確保される。これによって、割当て時間は、2つの隣接するエレベータ群によって処理されるエレベータシステムの移り変わったフロアに向けて、先行するエレベータを走行させることを考慮することとなる。したがって、エレベータ群制御装置は、いくつかのエレベータ群を介して走行を調整する多群制御装置を有していてもよい。エレベータシステム用の制御装置の構成、例えば調整を実行する多群制御装置における1つのエレベータ群制御装置および/またはいくつかに統合もしくは分離されたエレベータ群制御装置の分割は、当業者が自ら有する所定の技術の過程で行われる。
好ましくは、エレベータシステムの利用者それぞれに個々の優先順位を割り当ててもよく、行先呼び入力装置は、割り当てられたエレベータを示すとともに、利用者に対して割り当てられた優先順位を示す表示部を含んでいてもよい。その場合、利用者はエレベータシステムにおける自らの優先順位の状況について即座に情報を得る。
利用者に対する所定の優先順位の割当ては、コスト関数のパラメータに対する個々の重み係数またはエレベータ全体の予約に影響を与えるのみならず、エレベータシステムにおける少なくとも1台のエレベータ内の所定のエレベータ空間の予約に対しても影響を与える。これによって、常にエレベータ内における十分な領域が事前予約をしている利用者のために確保される。
本発明は、好ましくは建物の寸法および到着階の数とともに事前予約された呼びの数が増大している当今のエレベータにおいて有利になる。事前予約の時間枠も長くなるので、本発明の高度な割当てシステムを使用することはますます重要になってくる。
事前予約された呼びを、例えば安全性または省エネルギーの目的に対するいくつかの他の因子にも照らして分類するとともに予定に組み込んでもよい。本発明の事前予約システムは、所望の方法で人々のアクセス権を管理することができる。これによって、例えば互いに対立するアクセス権を有する人々によってなされた事前予約呼びは、同一のエレベータに予定が組み込まれたり、割り当てられたりしなくなる。
本発明によれば、エレベータシステムの全体的なエネルギー消費が最小化される方法で割り当てられる、事前に命令されたまたは事前に予約された呼びにおけるエネルギーの最適化に大いに配慮することも可能となる。
優先順位を、初めに事前予約された呼びを割り当てることによって処理してもよい。なぜならば、最もエネルギー効率の良い方法による公知の時間枠およびその後受け取る即時呼び(すなわち、事前予約されていない呼び)は、事前予約分から残された最も適する利用可能な空き時間に別々に割り当てられるからである。さらに、初めに事前予約された呼びの利用者にエレベータ内の領域を割り当てることによって優先順位を処理してもよく、残った領域のみが残りの即時呼びのために割り当てられる。これによって、事前予約されていない呼びよりも高い優先順位で事前予約された呼びを確実に処理することができる。
好ましくは、行先呼びの割当てはコスト関数の使用の下で実行される。コスト関数において、様々な割当てパラメータは、割当て決定で考慮されるべき様々な重み係数を備える。これによって、事前予約された呼びの乗客の待ち時間および/または搭乗時間の重み係数は、対応する事前予約されていない行先呼びの重み係数に対して大きくなる。この手段を介して、事前予約された呼びに対する全体的な割当て効率は、乗客の待ちおよび/または搭乗について、事前予約されていない呼びに対するものに勝るようになる。これは、エレベータシステムの事前予約機能を確実に使用する利用者にとっては明らかに恩恵を受けられるシステムである。
上述してきたように、好ましくはエレベータ群のうち少なくとも1台の特定のエレベータは事前予約された呼び用に確保される。そして好ましくは、エレベータシステムのエレベータ群におけるエレベータの収容能力の一部は、事前予約された呼びのために確保される。この場合、好ましくは確保されたエレベータの数は、事前予約されていない呼びに対する事前予約された呼びの割合の変動に従って動的に設定され得る。
好ましくは、少なくとも1台の確保された特定のエレベータは、近い将来のうちに事前予約された行先呼びに結びついた識別子を有する利用者のみがアクセス可能な、アクセスが規制された領域内に設置される。この手段を介して、権限のない利用者による事前予約呼びの不許可使用を効率的に防ぎ、即時呼びに対する事前予約呼びの利点を向上させることができる。識別読取器はこの場合、好ましくはアクセス制御装置と接続して、すなわちアクセス規制領域のフェンスまたはハブと接続して配置される。
行先呼び入力装置は、エレベータシステムの利用者によって、またはエレベータ群と接続して配置された行先入力パネルによって個々に使用される、例えばスマートフォン、端末機またはコンピュータのような携帯型装置を有していてもよい。行先呼び入力装置が個人向けのものである限りでは、行先呼び入力装置は事前予約された呼びに関連する識別子を行先制御システムに自動的に送信するように構成されてもよい。例えば行先入力パネルとして行先呼び入力装置が公に利用可能である限りでは、識別子は事前予約された呼びの発信とともに入力される必要がある。どのような方式であれ、行先制御システムは種々の行先呼び入力装置用の有線または無線の入力ノードを有する。このような構成により、行先制御システムにおいて事前予約されていない呼びのみならず事前予約された呼びについての確実かつ安全な入力が保証される。
行先制御システムは、通常はマイクロプロセッサシステムのアルゴリズムとして実施される。
行先制御システムは通常、エレベータ群制御装置、または、少なくとも1つのエレベータ群もしくは例えば建築物の異なる領域に異なるエレベータ群を有する高層建築物内にありいくつかのエレベータ群を有するエレベータシステムを制御する多群制御装置の一部である。
好ましくは、行先制御システムは、事前予約された呼びの作動時間前の初期設定された期間に至るまで、事前予約された呼びを取り消すオプション部を有する。この手段を介して、エレベータの利用者は、事前予約呼びシステムにおけるその利用者の優先順位を低下させることなく事前予約された呼びを取り消すことが可能となる。取消しによって、呼びが割当てシステムで作動する前に、事前予約された呼びは呼び割当てシステムから取り除かれる。ゆえに、事前予約された呼びの作動時間前の初期設定期間は、少なくとも事前予約された呼びの待ち時間、または割当てに示された稼動時間(所望の割当て時間)の前に事前予約された呼びを割当てシステムに入力する割当てアルゴリズムの時間帯である。
本発明はさらに、何台かのエレベータをもつエレベータ群を少なくとも1群有するエレベータシステムのうちのエレベータにエレベータ呼びを割り当てる方法に関する。本方法において、行先呼びは少なくとも1台の行先呼び入力装置を介して行先制御システムに入力され、エレベータ群のうち少なくとも1台のエレベータに割り当てられて行先呼びを処理する。本発明に係る方法において、いわゆる事前予約された行先呼びの所望の稼働時間を、行先呼びデータが出発階、行先階、事前予約された行先呼びに対する相関稼働時間および事前予約された行先呼びを発する利用者の相関識別子を含むようにして生成してもよい。本発明によれば、事前予約された行先呼びには、事前予約なき行先呼びよりも高い優先順位をつけて、エレベータ群のエレベータに割り当てられる。そして、事前予約された行先呼びの処理によって、事前予約された行先呼びを発したエレベータの利用者の識別子は、事前予約された行先呼びの正当な利用を確認するよう促される。
本方法は、本発明に係る行先制御システムで既に言及されたものと同一の利点を提供する。すなわち、事前予約のない行先呼び(即時呼び)と比較して事前予約された行先呼びに、より高い優先順位をつけてのサービス提供を保証する。本発明に係る方法では、事前予約された呼びの利用はエレベータの利用者の識別子を読み取ることによって確認される。この手段を介して、事前予約された呼びは確かに正当な人物によって利用されることを保証できる。さらに、事前予約された呼びの利用によって、即時の行先呼びと比べてエレベータシステムにおけるより良いサービスがもたらされることを保証できる。
とりわけ、事前予約された呼びのために確保された特定のエレベータまたは事前予約された呼びのために確保された少なくとも1台の特定のエレベータ内における所定の領域と関連して、能動的に事前予約呼びをした利用者のみが確保されたエレベータまたは領域に立ち入ることを許可するアクセス制御が実行され得る。この方法を介して、権限のない人物による事前予約呼びの悪用を効率的に排除することができる。
好ましくは、それぞれの利用者にエレベータシステムの使用における個々の優先順位を割り当てる。これにより、優先順位はエレベータシステムについての利用者のサービス履歴に関する記憶部に記憶された確認済みの事前予約された呼びの回数によって決まる。このシステムによって、個々の人物に対してエレベータシステムの効率をより高めるとともに、事前予約機能の効率的な利用がもたらされる。例えば、個々の優先順位は、例えば乗客待ち時間および/または乗客搭乗時間のような、割当てアルゴリズムのコスト関数におけるパラメータの個々の重み係数に直接的に影響を与えてもよい。これによって、高い優先順位を有する利用者に対しては、割当て機能はパラメータに対しさらに良い結果をもたらす。
本発明の好ましい実施例によれば、行先制御システムは、個々の行先呼び入力装置によって付与される事前予約された呼びの登録をすると、確認メッセージを個々の行先呼び入力装置に送り出す。これによって利用者は、個々の行先呼び入力装置、例えば携帯型装置、携帯電話、タブレットまたはコンピュータによって生成された自らの呼びを確認することができるようになる。このために、個々の行先呼び入力装置の利用者にとっては、システムをより快適に利用することができるようになる。
さらに、本発明のさらに好ましい実施例によれば、行先制御システムは、事前予約された呼びの割当てをした後に、割り当てられたエレベータを含む個々の行先呼び入力装置にメッセージを発する。この手段によっても、個々の行先呼び入力装置を使用する乗客にとってのエレベータシステムのサービス品質を高めることができる。もちろん、有利には事前に予約されたサービス時間の寸前でこのメッセージを発してもよい。
以下に、添付図面との関連で実施例を介して本発明について述べる。
エレベータ群を有し、1台のエレベータは事前予約された呼び用に確保されているエレベータシステムの概略図である。 事前予約された行先呼びおよび事前予約されていない行先呼びの割当てに関する流れ図である。
図1は、4台のエレベータ14、16、18、20からなる第1のエレベータ群12を有するエレベータシステム10を示す。4台のエレベータは、行先制御システム24を有するエレベータ群制御装置22に接続されている。さらなるエレベータ群26もエレベータ群制御装置22に接続されていてもよく、他のエレベータ群26は建物の別の領域に配置されていてもよい。さらなるエレベータ群26のエレベータ群制御装置との接続は任意的なものである。エレベータ群制御装置22は入力ノード28を有し、各エレベータロビーにある行先入力パネル30および個々のコンピュータまたは端末機32はバスまたはLANを介して入力ノード28と接続される。さらに、個々の携帯型装置36、例えばスマートフォンを介して通信可能な無線アクセスポイント34が入力ノード28と接続される。
第1のエレベータ群12のうち第4のエレベータ20は、事前予約された呼び用に確保される特定のエレベータである。この確保された特定のエレベータ20は、フェンス構造物38を介して仕切られるアクセス規制領域内に設置される。これにより、フェンス構造物のアクセスハブが識別読取器40の近傍に備えられ、進行中の事前予約呼びをした利用者に対してのみ確保された特定のエレベータ20へのアクセスを許可する。進行中の事前予約呼びとは、例えば5分間というように、所定の時間枠内で処理されるべき事前予約呼びである。
図1のエレベータシステムは、以下のように作動する。
行先呼び入力装置、すなわち端末機もしくはコンピュータ32、行先入力パネル30または携帯型装置36を介して、行先呼びがエレベータ群制御装置22の行先制御システム24に入力される。コンピュータまたは端末機32および携帯型装置36の場合には、エレベータシステムの利用者の識別子は、行先呼びの生成とともに自動的に生成されてもよい。コンピュータまたは端末機32および携帯型装置36は、行先呼びが割当てシステム内で実際に作動する時間である、行先呼びのための所望の時間を利用者が入力することもできるようにする。例えば、エレベータシステムの利用者は16時30分における85階から1階への事前予約呼びを、12時に発信することができる。これは出発階、到着階さらには割当てが行われるべき時間を含む事前予約呼びである。端末機32または携帯型装置36の場合、識別子は自動的に付与され得る。表示部およびテンキーを含む一般的な行先入力パネル30の場合、識別子を手動で入力する必要がある。この場合、エレベータ群制御装置22の行先制御システム24は、16時30分で事前予約された呼びの出発階から到着階へ確保された特定のエレベータ20への搭乗を予約する。利用者は、回転ハブの近傍に備えられた識別読取器40に自身の識別タグを提示した後に解除される回転ハブを介して、特定のエレベータ20の仕切られたアクセス区域内にアクセスすることができる。アクセス区域へのアクセスは、事前予約された呼びの作動時間前の所定の時間枠内でのみ可能であり、すなわち、最も早くて16時20分または16時25分である。行先制御システム24は、事前予約された呼びの出発階および行先階をかなり前から認識している。そのため、エネルギーを節約した特定のエレベータ20の割当てを手配することができ、最も経済的な手法で時間内に事前予約呼びに対処する。
図2は、事前予約された呼びおよび事前予約されていない呼びに対する選択可能なフローチャートを示す。ボックス50は、エレベータシステム、すなわちエレベータシステムのエレベータ群制御装置22が出発階、行先階、呼び割当ての作動時間および事前予約呼びを発した利用者の識別子を取得する、事前予約された呼びにとっての開始ボックスである。ボックス52は、事前予約のない呼び、すなわち出発階、行先階および任意で利用者の識別データのみを含む即時の行先呼びにとっての開始ボックスである。判定フィールド54では、事前予約された行先呼びがその間に取り消されたか否かの判定を指示する。もし取り消されたのならば、手順は終了標識56で終了する。もし事前予約された呼びが取り消されていないならば、フローチャートは事前予約された呼びの作動時間を現実の時間を比較する判定フィールド58に進み、事前予約された呼びを割り当てるべきか否かを判定する。もし割り当てるべきでないと判断したならば、処理過程はフィールド54に戻る。もし割り当てるべきと判断したならば、フローチャートは判定フィールド60に進む。事前予約されていない呼びはボックス52から判定フィールド60に直接進む。判定フィールド60では、進行中の呼びが事前予約された呼びであるか否かの判定を指示する。もし事前予約された呼びであれば、フローチャートは確保された特定のエレベータ20は呼びに対処する十分な空間を有するか否かを確認する判定フィールド62に進む。もしも十分な空間を有するならば、この確保された特定のエレベータ20に対する割当て手順はフィールド64で実行される。もしも特定のエレベータ20内に利用できる空間がないならば、フローチャートは判定フィールド62から、エレベータの利用者の識別子を読み出し、さらに対応する利用者個々の優先順位を取得して行先呼びの優先順位を読み出す稼動フィールド66に進む。稼動フィールド66にて行先呼びに割り当てられた個々の優先順位は、稼動フィールド68において、個々の利用者の事前予約された行先呼びに対する呼び割当てをより良く実行する一連の個々の重み係数を伴って、特定のエレベータ20を除く他のすべてのエレベータの呼び割当てに通じる。
現在の行先呼びが事前予約された呼びであるか否かの判定を促す第3の判定フィールド60に戻り、もし否定的な結果が出たら、即時の行先呼びの低優先順位に対応するコスト関数のパラメータの通常の重み係数をつけて、特定のエレベータ20を除くエレベータシステムのすべてのエレベータの範囲内で通常の呼び割当てを実行する稼動フィールド70に進む。
稼動フィールド70および68は、割り当てられたエレベータを行先入力パネル30の表示部または携帯型装置36の表示部に表示する稼動フィールド72の前に結びついている。判定フィールド74では、係属中の行先呼びが事前予約された呼びであるか否かの判断を再び指示する。もし事前予約された呼びでなければ、割当ては終了フィールド76で終了する。もし事前予約された呼びであれば、割当手順は事前予約された呼びが確認されたか否かの判定を指示する判定フィールド78に進む。もし確認された呼びであれば、稼動フィールド80では個々の利用者の優先順位を上げる。もし確認された呼びでなければ、稼動フィールド82では個々の利用者の優先順位を下げる。その後に、割当て手順は終了フィールド76で終了する。
上述の割当て方法によって、一方では、可能であれば事前予約している利用者が、確保された特定のエレベータ20内の領域を得ることを保証する。しかしながら、もし利用できる空間がない場合、割当手順はさらに、乗客待ち時間および乗客乗り時間のように、割当てアルゴリズムのコスト関数のうち乗客が感知できるパラメータに対して、より優れた重み係数を付けた個々の割当てへと進む。これによって、即時の行先呼びよりもより良いサービスがもたらされることとなる。
もし特定のエレベータ20に事前予約呼びの予約がない場合には、判定フィールド62および稼働フィールド64を省略することができる。
本発明は、上述の実施例に限定されず、添付の特許請求の範囲の範囲内で変更することができる。

Claims (20)

  1. 少なくとも1のエレベータ群を有するエレベータシステムの行先制御システムのうち、行先呼びは少なくとも1の行先呼び入力装置を介して前記行先制御システムに入力され、前記エレベータ群のうちの少なくとも1台のエレベータに割り当てられて前記行先呼びに対処する行先制御システムにおいて、前記行先呼び入力装置はいわゆる「事前予約された」行先呼びの所望の稼働時間に対するオプション入力部をさらに有し、該行先制御システムは出発階、行先階、事前予約された行先呼びに対する相関稼働時間および前記事前予約された行先呼びを発した利用者の相関識別子を含む行先呼びデータに基づいて行先呼びを処理するように構成され、該行先制御システムでは前記事前予約された行先呼びは事前予約されていない行先呼びよりも高い優先順位をつけて前記エレベータ群のエレベータに割り当てられ、
    該行先制御システムでは、少なくとも1の識別読取器が少なくとも前記エレベータの近傍に配置され、エレベータの利用者によって入力された識別子を取得し、前記識別読取器によって取得された識別子は前記事前予約された行先呼びと相関がある識別子に相当することを照合した後にのみ、事前予約された行先呼びは該行先制御システムによって確認され、
    前記エレベータ群のうち少なくとも1台の特定のエレベータは事前予約された行先呼び用に確保され、さらに、
    該確保された特定のエレベータへのアクセス区域は規制され、前記区域へのアクセスは、事前予約された行先呼びに相関がある識別子を有する利用者のみが前記事前予約された行先呼びの稼働時間前の所定の時間枠内で可能であることを特徴とする行先制御システム。
  2. 請求項1に記載の行先制御システムにおいて、該行先制御システムは該エレベータシステムの個々の利用者の移動履歴に関する記憶部を有する行先制御システム。
  3. 請求項2に記載の行先制御システムにおいて、事前予約された行先呼びの割当ての優先順位は利用者に個別のものであり、さらに、利用者によって発せられた使用されていないおよび/または確認された行先呼びの回数に応じて決められる行先制御システム。
  4. 請求項2または3に記載の行先制御システムにおいて、各利用者には個別の優先順位が割り当てられ、前記行先呼び入力装置は前記割り当てられた優先順位を前記利用者に表示する表示部を含む行先制御システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の行先制御システムにおいて、前記行先呼びの割当てには種々のパラメータを有するコスト関数が用いられ、前記種々のパラメータは前記コスト関数において重み係数によって重み付けされ、該行先制御システムは異なる利用者に対してそれぞれ異なる重み係数を割り当てるように構成されている行先制御システム。
  6. 請求項5に記載の行先制御システムにおいて、前記種々のパラメータには、乗客待ち時間、乗客搭乗時間およびエネルギー消費が含まれる行先制御システム。
  7. 請求項5または6に記載の行先制御システムにおいて、事前予約された行先呼びの優先順位を上昇させるにあたり、利用者の事前予約された行先呼びの乗客待ち時間および/または乗客搭乗時間の重み係数を、事前予約されていない行先呼びの重み係数に対して増加させる行先制御システム。
  8. 請求項に記載の行先制御システムにおいて、前記特定のエレベータに対するアクセス制御装置が設けられ、該特定のエレベータは識別読取器を有する行先制御システム。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載の行先制御システムにおいて、前記エレベータの収容能力の一部は事前予約された行先呼び用に確保される行先制御システム。
  10. 請求項1ないしのいずれかに記載の行先制御システムにおいて、前記行先呼び入力装置は携帯型装置、端末機または行先入力パネルであり、該行先制御システムは有線および/または無線の入力ノードと接続されて前記行先呼び入力装置と結びつく行先制御システム。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の行先制御システムにおいて、該行先制御システムはマイクロプロセッサシステムのアルゴリズムとして実施される行先制御システム。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の行先制御システムにおいて、前記行先呼び入力装置は、前記事前予約された行先呼びの稼働時間前の差し迫った期間に至るまで、前記利用者に事前予約された行先呼びを取り消す可能性を提供する行先制御システム。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の行先制御システムを含むエレベータ群制御装置。
  14. 請求項1ないし12のいずれかに記載の行先制御システムを含むエレベータ群制御装置を有する少なくとも1のエレベータ群をもつエレベータシステム。
  15. 請求項14に記載のエレベータシステムにおいて、前記行先制御システムはエレベータ群制御装置の一部であり、具体的には該制御装置のモジュールに配置されているエレベータシステム。
  16. 複数台のエレベータをもつ少なくとも1つのエレベータ群を有するエレベータシステムにあるエレベータに行先呼びを割り当てる方法のうち、行先呼びは少なくとも1の行先呼び入力装置を介して行先制御システムに入力され、前記エレベータ群のうち少なくとも1台のエレベータに割り当てられて前記行先呼びに対処する方法において、行先呼びデータに出発階、行先階、事前予約された行先呼びに対する相関稼働時間および前記事前予約された行先呼びを発する利用者の相関識別子を含めるようにしていわゆる「事前予約された」行先呼びの所望の稼働時間を生成可能であり、これによって前記事前予約された行先呼びは事前予約されていない行先呼びよりも高い優先順位をつけて前記エレベータ群のエレベータに割り当てられ、
    前記事前予約された行先呼びに対処する際、該事前予約された行先呼びを発したエレベータ利用者の識別子は、前記利用者から促されて前記事前予約された行先呼びの正当な利用者を確認し、さらに、
    少なくとも1台の特定のエレベータまたは少なくとも1台のエレベータ内の少なくとも所定の区域は事前予約された行先呼び用に確保され、前記特定のエレベータへのまたは前記所定の区域へのアクセスは、前記事前予約された行先呼びの稼働時間前の所定の時間枠内に処理されるべき事前予約された行先呼びに対する正当な識別子を読み出した後にのみ許可されることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、確認された事前予約された行先呼びの回数に応じて各利用者に個々の優先順位を割り当てる方法。
  18. 請求項17に記載の方法において、前記優先順位は、割当てアルゴリズムのコスト関数のパラメータのうち利用者固有の個々の重み係数に影響を与える方法。
  19. 請求項16ないし18のいずれかに記載の方法において、個々の行先呼び入力装置によって付与される事前予約された呼びを登録する際、前記行先制御システムによって確認メッセージを前記個々の行先呼び入力装置に発する方法。
  20. 請求項16ないし19のいずれかに記載の方法において、前記行先制御システムは、前記事前予約された呼びに対する割当てをした後で、割り当てられたエレベータに関するメッセージを前記個々の行先呼び入力装置に発する方法。
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