JP6347463B2 - 漏電検知機能を備えた電子装置 - Google Patents

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本発明は、回路基板上に漏電検知機能を備えた電子装置に関する。
例えば機器を制御する場合、制御用の電子装置は、外部の商用電源から供給される100ボルトの交流電力を必要な電圧に降圧する電源部と、この電源部から電力供給を受けて機器内の負荷の作動を制御する制御部と、機器内での漏電の有無を検知する漏電検知部とを備えている。
そして、これら電源部、制御部、及び漏電検知部を1枚の回路基板上に設けて1個のユニット化した電子装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そのうちの漏電検知部には、テストスイッチやリセットスイッチが必要であるため、これらスイッチを構成する対となる電極部材を隙間を存して回路基板に立設した状態で半田付けし、一方の電極部材を押して弾性変形させ、他方の電極部材に接触させることによりスイッチをオン状態にするように構成されている。
特開2004−191009号公報(段落0043、図11)
上記従来の電子装置では、電極部材はケーシング内に収納されており、このケーシングと係合してケーシングの開口全体を覆う蓋部材に、一方の電極部材を押すためのボタンが保持されている。そのため、蓋部材と回路基板との位置決めがずれると、一方の電極部材をボタンで正確に押すことができないという不具合が生じる。また、電極部材の配置を設計変更すると、蓋部材も合わせて変更する必要が生じる。
このような場合には、2種類の電極部材を覆うと共に一方の電極部材を押すボタンを有するカバーを備え、カバーを回路基板に取り付けた状態で上記一方の電極部材を押さえて、一方の電極部材が半田付け前に傾かないようにする押さえ部をカバーの内側に形成することが考えられるが、このカバーを回路基板に取り付ける際に、カバーを傾けた状態で回路基板に取り付けると、カバーの姿勢が元に戻る際にボタンの下端が一方の電極部材に引っ掛かってボタンの下方からずれてしまう不具合が生じる。
このように一方の電極部材がボタンの下方からずれた状態で半田付けされてしまうと、ボタンを押しても一方の電極部材が他方の電極部材に接触せず、回路基板全体が不良品になってしまう。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、カバーを回路基板に取り付ける際に、一方の電極部材がボタンの下方に確実に位置して、スイッチ部分に不良が生じない漏電検知機能を備えた電子装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による漏電検知機能を備えた電子装置は、回路基板上に漏電検知部を備え、漏電検知部に必要なスイッチを構成する2種の電極部材が基板に取り付けられ、いずれか一方の電極部材を押して他方の電極部材に向かって弾性変形させて両電極部材を接触させるようにした漏電検知機能を備えた電子装置であって、上記2種類の電極部材を覆うと共に上記一方の電極部材を押すボタンを有するカバーを備え、カバーを回路基板に取り付けた状態で上記一方の電極部材を押さえて、一方の電極部材が半田付け前に傾かないようにする押さえ部をカバーの内側に形成したものにおいて、上記カバーを回路基板に取り付ける際に、上記一方の電極部材を上記ボタンの下方に導くガイド部を上記カバーの内部に形成したことを特徴とする。
カバーをまっすぐな状態で回路基板に取り付ければ不具合は生じないが、カバーを傾けた状態で取り付けてもガイド部が一方の電極部材をボタンの下方に導くので、カバーの内部で不良が生じない。
以上の説明から明らかなように、本発明は、カバーを回路基板に取り付ける際にスイッチ部分に不良が生じないのでそのまま半田付けしても回路基板全体が不良になることを回避できる。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 スイッチ部材の分解斜視図 III-III断面図 カバーの内部を示す図 ガイド部の機能を説明する図
図1を参照して、1は本発明による漏電検知機能を備えた電子装置の一例である。この電子装置1は回路基板11をケーシング12内に収納してポッティングしたものである。なお、この回路基板11上には外部から供給される商用の交流電力を所定の電圧に降圧し、あるいは整流して図示しない各負荷に供給する電源部と、電源部から直流の作動電力の供給を受けて各負荷の作動を制御する制御部と、漏電検知部2とが設けられている。以降の説明の理解を容易にするため、本図では漏電検知部2のみを示し、他の電源部及び制御部は省略した。
この電子装置1は製造時には水平な状態で保持されているが、図示しない機器内に組み込まれる際には図示のように、垂直に立てた状態で取り付けられる。
漏電検知部2内にはテスト用及びリセット用のスイッチを備えたスイッチ部材3が設けられている。
図2を参照して、このスイッチ部材3は、全体を覆うカバー4と、カバー4内に取り付けられる1個の可動電極部材5と、2個の固定電極部材6とで構成されている。カバー4にはテスト用のスイッチの構成部品である押しボタン41と、リセット用のスイッチの構成部品である押しボタン41とが上下方向に可動状態で保持されている。そして、カバーの上面にはこれら2個の押しボタン41を片方から覆う山型の庇部42が設けられている。そして、カバー4の内側には後述する押さえ部43が、カバー4と一体に成形されている。なお、このカバー4は一対の爪部44によって回路基板11に固定されるように構成されている。
可動電極部材5は一対の弾性変形可能な可動片(弾性変形部)51を有しており、上記押しボタン41を押し下げると、押しボタン41によって可動片51が下方に撓むように構成されている。この可動電極部材5には1対の把持部52が設けられており、ローダーでこの把持部52を把持して回路基板11に実装する。両把持部52の間には下方に曲げられた1対の固定爪53が形成されており、両固定爪53が回路基板11に形成した取り付け穴13に挿入されることによって可動電極部材5が回路基板11に実装される。
他方、固定電極部材6は同じくローダーによって把持され、下部に形成された固定爪61を回路基板11に形成された取り付け穴に挿入されることにより実装される。
ただし、ローダーにより実装されたままの状態では、可動電極部材5及び固定電極部材6は取り付け穴に挿入されただけであるので、回路基板11に強固に固定されているわけではない。このように実装された状態で可動電極部材5及び固定電極部材6を回路基板11に対して半田付けすることにより、可動電極部材5及び固定電極部材6を回路基板11に強固に固定することになるが、その半田付け工程前にカバー4を回路基板11に取り付けることにより、半田付け後の工程を省略するようにした。
ただし、カバー4を回路基板11に取り付けると上記押しボタン41が可動片51を押し下げ、強固に固定されていない可動電極部材5を傾けてしまうおそれが生じる。そこで、カバー4を回路基板11に取り付けると、上記押さえ部43で可動電極部材5を押さえて可動電極部材5が傾かないようにした。
図3を参照して、本図において、カバー4を回路基板11に取り付けると、押しボタン41が可動片51を上方から押さえるので、可動電極部材5は左側に傾こうとする。ところが、カバー4の内側に形成した押さえ部43が、右側に位置する把持部52を上方から押さえ、この右側の把持部52を回路基板11に押接させるので、可動電極部材5は傾くこと無く保持される。その状態で固定爪53を回路基板11の下面に半田付けすると、可動電極部材5は傾かない状態で回路基板11に対して固定されることになる。
ところが、実際の構成ではカバー4を回路基板11に対してまっすぐに取り付ける場合の他、カバー4を傾けて一方の爪部44を回路基板11に係合させ、その係合した部分を中心に回してカバー4の姿勢を戻し、他方の爪部44を回路基板11に係合させるような作業が行われるおそれがある。
このようにカバー4を斜めの状態から回路基板11に取り付けると、カバー1の押しボタン41は下方に下がりきった状態であるので、押しボタン41の下端が可動片51の側部に引っ掛かって可動片51を変形させてしまうおそれがある。
そこで、図4に示すガイド部45をカバー4の内部に形成した。このようにガイド部45を形成することによって、図5(a)に示すようにカバー4が斜めの状態から回路基板11に取り付けられようとしても、同図(b)に示すように、ガイド部45が可動片51を押しボタン41の下方に導いて、押しボタン41の下端に引っ掛かることを防止する。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 電子装置
11 回路基板
2 漏電検知部
3 スイッチ部材
4 ケース
43 押さえ部
45 ガイド部
5 可動電極部材
51 可動片
52 把持部
53 固定爪
6 固定電極部材

Claims (1)

  1. 回路基板上に漏電検知部を備え、漏電検知部に必要なスイッチを構成する2種の電極部材が基板に取り付けられ、いずれか一方の電極部材を押して他方の電極部材に向かって弾性変形させて両電極部材を接触させるようにした漏電検知機能を備えた電子装置であって、上記2種類の電極部材を覆うと共に上記一方の電極部材を押すボタンを有するカバーを備え、カバーを回路基板に取り付けた状態で上記一方の電極部材を押さえて、一方の電極部材が半田付け前に傾かないようにする押さえ部をカバーの内側に形成したものにおいて、上記カバーを回路基板に取り付ける際に、上記一方の電極部材を上記ボタンの下方に導くガイド部を上記カバーの内部に形成したことを特徴とする漏電検知機能を備えた電子装置。
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