JP6346638B2 - 歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー - Google Patents

歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー Download PDF

Info

Publication number
JP6346638B2
JP6346638B2 JP2016150566A JP2016150566A JP6346638B2 JP 6346638 B2 JP6346638 B2 JP 6346638B2 JP 2016150566 A JP2016150566 A JP 2016150566A JP 2016150566 A JP2016150566 A JP 2016150566A JP 6346638 B2 JP6346638 B2 JP 6346638B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
cover
work table
handle
dental
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016150566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018015452A (ja
Inventor
太郎 深澤
太郎 深澤
智之 竹内
智之 竹内
祐一朗 高橋
祐一朗 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Dental Mfg Co Ltd filed Critical Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority to JP2016150566A priority Critical patent/JP6346638B2/ja
Publication of JP2018015452A publication Critical patent/JP2018015452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6346638B2 publication Critical patent/JP6346638B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

本発明は、歯科医療機器に適用される歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバーに関する。
歯科治療において、ワークテーブルは薬液や治療器具を置くために用いられる。ワークテーブルはカバー部材によって覆われる。これにより、治療中に薬液がワークテーブルの上に飛散したり、治療器具がワークテーブルに触れたりすることを防止する(特許文献1参照)。
他のワークテーブルはシートロールを備え、シートロールより引き出したシートで覆われる。これにより、衛生的な歯科治療を行うことができる(特許文献2参照)。
特開2006−115989号公報 特開平9−206317号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載した技術では、カバーをワークテーブルに確実に装着できるものでなかった。
本発明の課題は、ワークテーブルにテーブルカバーが確実に装着される歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバーを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る歯科医療機器用ワークテーブルは、テーブルカバーが装着される歯科医療機器用ワークテーブルであって、天板を有し、テーブルカバーは、可撓性シートからなり、天板に装着される天板カバーを有し、この天板カバーは天板と向き合う裏側に設けられると共に裏側との間に隙間を形成して内側へ延びる天板取付部を有し、天板の縁部が隙間に挿入された状態で、天板カバーが天板に装着されている。
以上の歯科医療機器用ワークテーブルにあって、歯科医療機器用ワークテーブルは、歯科診療において主に医師が使用するドクターテーブル又は歯科診療において主に歯科衛生士が使用するアシスタントテーブルである。
天板は、操作パネルと、この操作パネルに配設された押しボタンを有し、天板カバーは操作パネルを覆うように装着され、天板カバーは押しボタンを操作するボタン操作部を有し、ボタン操作部は、押しボタンに対応する位置に形成された突起と、この突起の外周基部を囲むように形成された溝と、を裏側に備えた。
ボタン操作部は、押しボタンに対応する位置に操作案内を示すアイコン表示を備えた。
歯科医療機器用ワークテーブルは天板に設けられた取手をさらに有し、テーブルカバーは、取手を覆うように巻きつけられた取手カバーを天板カバーと一体として備えた。
取手カバーは凸部を有し、取手は凸部に対応する凹部を有し、凹部に凸部を嵌め込んだ状態で、取手カバーは取手に装着される。
凸部はテーパーを付けられた先端部を有する。凸部はフランジ部を有する。
歯科医療機器用ワークテーブルは、天板が配設されたテーブル本体と、このテーブル本体に取り付けられたインスツルメントハンガーと、をさらに備え、テーブルカバーは、このインスツルメントハンガーを覆うハンガーカバーを有する。
可撓性シートは熱硬化性エラストマーである。
本発明の第2の態様に係るテーブルカバーは、歯科医療機器用ワークテーブルに装着されるテーブルカバーであって、テーブルカバーは、可撓性シートからなり、ワークテーブルの天板に装着される天板カバーを有し、この天板カバーは、天板と向き合う裏側に設けられると共に裏側との間に隙間を形成して内側へ延びる天板取付部を有し、天板の縁部が隙間に挿入された状態で天板カバーは天板に装着される。
以上のテーブルカバーにあって、可撓性シートは熱硬化性エラストマーである。
本発明の天板カバーは、ワークテーブルの天板を汚れ、衝撃から保護する。
天板カバーは、ワークテーブルの天板から容易に取り外すことができる。
ボタン操作部の突起及び溝は、押しボタンの安定したクリック感、及び、操作者の確実な押し下げを実現する。
アイコン表示は、ボタン操作部の操作を容易にする。
取手カバーは、汚れ、衝撃からワークテーブルの取手を保護する。
取手カバーの凸部及び取手の凹部は、取手に取手カバーを確実に装着する。
凸部の先端部は、凹部及び凸部の嵌め込みを容易にする。
凸部のフランジ部は、凹部及び凸部の確実な係合を実現する。
ハンガーカバーは、汚れ、衝撃からワークテーブルのインスツルメントハンガーを保護する。
テーブルカバーは、変形させた状態で、洗浄又は滅菌することができる。
歯科医療機器の全体構成を示す斜視図である。 図1のドクター用のワークテーブルを示す拡大斜視図である。 図2の天板及びインスツルメントハンガーの斜視図である。 図2のテーブルカバーの斜視図である。 図4Aのテーブルカバーの背面図である。 図4BのIVC−IVCに沿った断面図である。 図4Aのテーブルカバーの平面図である。 図5AのVB−VBに沿った断面図である。 図5AのVC−VCに沿った断面図である。 図5AのVD−VDに沿った断面図である。 図5DのVIAで示すテーブルカバーの一部拡大図である。 図5DのVIBで示すテーブルカバーの一部拡大図である。 図4Aの取手カバーの拡大斜視図である。 図4Aの取手カバー及び取手の拡大背面図である。 図4Aの取手カバーを取り付けた取手の拡大斜視図である。 図7BのVIID−VIIDに沿った凸部の断面形状である。 図7Bの凸部について他の態様を凸部の断面形状である。 図7Bの凸部について他の態様を凸部の断面形状である。 図7Bの凸部について他の態様を凸部の断面形状である。 図2のインスツルメントハンガーの分解斜視図である。 他の実施形態のテーブルカバーを示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバーを説明する。
図1に示すように、歯科医療機器10は、基台11の上に駆動装置12を介在して設置された患者用の椅子13と、椅子13の一側に配置され、可動アーム15で支持されたアシスタント用ワークテーブル16と、椅子13の反対側に配置され、可動アーム17で支持されたドクター用ワークテーブル20とを有する。アシスタント用ワークテーブル16は、主に歯科衛生士が使用するアシスタントテーブルである。ドクター用ワークテーブル20は、歯科診療において主に医師が使用するドクターテーブルである。
図2に示すように、ドクター用ワークテーブル20は、矩形の天板21(天板)と、天板21の下に配置されたインスツルメントハンガー22と、天板21が載置されると共にインスツルメントハンガー22が旋回可能に取り付けられたテーブル本体23と、天板21及びインスツルメントハンガー22を覆うテーブルカバー30と、を有する。
図3に示すように、天板21は、ワークプレート21aと、ワークプレート21aの後に配置された操作パネル21bと、操作パネル21bの両側に形成された第1及び第2の開口部21c、21dと、天板21の後端に形成されると共に第1の開口部21cの一部を形成する取手21eを有する。取手21eの裏側は、長手方向に延びる2つの直線状の凹部21f、21gを有する(図7B参照)。
矩形のワークプレート21aは、中央から周縁にかけて平坦である。操作パネル21bは、基板に取り付けられた押しボタン21hを有する。
押しボタン21は、例えば、マイクロモータの回転方向について正回転、逆回転を切り替えるためのスイッチ、エアタービンのスプレー機能をオン、オフに切り換えるためのスイッチ、照明(無影灯)の点灯又は消灯を切り替えるためのスイッチ、エアタービンの照明の点灯又は消灯を切り替えるためのスイッチ、椅子をうがいのためのポジションにするためのスイッチである。
インスツルメントハンガー22は、インスツルメントを収容可能な開口部22aを有したU形の収容部22bと、収容部22bの先端に取り付けられたローラー22cと、側面から突出する把持部22dを有する。
テーブルカバー30は、134℃以上の耐熱性、及び、アルコール耐性を有する可撓性シートからなる。可撓性シートは、例えば、熱硬化性エラストマー、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、エチレン・プロピレンゴム、ブチルゴム、又は、エピクロルヒドリンゴムを用いる。熱硬化性エラストマーは、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴムである。可撓性シートは、うず巻き状に巻いた状態で、オートクレーブ内で滅菌を繰り返し施すことが可能である。
図2に示すように、テーブルカバー30は、天板21のワークプレート21a及び操作パネル21bの上に載置された天板カバー31と、取手21eを覆う取手カバー32と、を有する。
図4Aに示すように、天板カバー31は、天板21のワークプレート21aに対応するワークシート部31aと、ワークシート部31aの後に、天板21の操作パネル21bに対応する操作シート部31bを有する。ワークシート部31aは、平坦で矩形の底壁311と、底壁311の周縁から突出する周壁312とを有し、ワークシート部31aの表側は全体として凹形となる。
図4B、5B、5Cに示すように、ワークシート部31aは、裏側の両側端に側壁313、314と、裏側の前端にL形の天板取付部35を有する。図4B、5Dに示すように、操作シート部31bは、裏側の両側端に側壁315、316と、裏側の後端にL形の天板取付部36を有する。
図6Aに示すように、天板取付部35は、ワークシート部31aの前端から下方へ延びる前壁35aと、前壁35aから天板カバー31の内側(後方)へ延びる下壁35bを有する。下壁35bとワークシート部31aの裏側との間には、隙間35cが形成される。
図6Bに示すように、天板取付部36は、天板取付部35と同様な構造を有し、操作シート部31bの裏側の後端から延びる後壁36aと、後壁36aから操作シート部31bの内側(前方)へ延びる下壁36bを有する。下壁36bと操作シート部31bの裏側との間には、隙間36cが介在する。
図4Aに示すように、操作シート部31bは、各押しボタン21hに対応するボタン操作部37を有する。図4B、4Cに示すように、各ボタン操作部37の裏側は、各押しボタン21hに対応する位置に形成された円形の突起37aと、突起37aの外周基部を囲むように形成された環状の溝37bを有する。突起37aは、押しボタン21hより少し小さなサイズを有する。
図5Aに示すように、各ボタン操作部37の表面は、アイコン37cによって表示されている。アイコン37cは、押しボタン21hの作動対象に対応し、例えば、マイクロモータの回転方向について正回転、逆回転を切り替える内容を表わす図形、エアタービンのスプレー機能をオン、オフに切り換える内容を表わす図形、照明(無影灯)の点灯又は消灯を切り替える内容を表わす図形、エアタービンの照明の点灯又は消灯を切り替える内容を表わす図形、椅子をうがいのためのポジションにする内容を表わす図形である。
図7Aに示すように、取手カバー32は、天板カバー31と一体に形成される。取手カバー32は、天板21の取手21eの上に載置されるベースシート部32aと、ベースシート部32aの両側に形成された取手シート部32b、32cを有する。ベースシート部32aは天板カバー31の後端の一部を構成すると共に開口部31cの一部を画定する。取手シート部32bは、ベースシート部32aから天板カバー31の外側へ延びる一方、取手シート部32cはベースシート部32aから天板カバー31の内側へ向けて開口部31cの中へ延びる。図7Bに示すように、取手シート部32b、32cの自由端部は、それぞれ、裏側に直線状の凸部32d、32eを有する。この凸部32d、32eは、取手21eの裏側に形成した直線状の凹部21f、21gに嵌め込まれる。
凸部32d、32eは、凹部21f、21gと同じ、又は、少し大きな幅を有する。なお、凸部32d、32e、凹部21f、21gは、直線状のみならず、点線状、点状、又は、+(プラス記号)形状であってもよい。
図7Dに示すように、断面I形の凸部32dは、取手シート部32bから突出する本体部321と、テーパーを付けられ湾曲した先端部322を有する。なお、凸部32eも凸部32dと同じ構造である。
図8に示すように、ハンガーカバー33は、インスツルメントハンガー22の開口部22aに対応する凹部33aと、収容部22bに対応するU形の収容シート部33bと、把持部22dを覆うキャップ部33cを有する。
次に、ドクター用ワークテーブル20に対するテーブルカバー30の取付方法を説明する。
先ず、図4Bに示すテーブルカバー30の側壁313、314の間及び側壁315、316の間に天板21を配置する。図6Aに示す天板取付部35とワークシート部31aの裏側と間の隙間35cに天板21の前縁部を挿入し、図6Bに示す天板取付部36と操作シート部31bの裏側との間の隙間36cに天板21の後縁部を挿入する。これにより、天板21の前縁部は、弾性力の下、天板取付部35とワークシート部31aとの間に挟まれ、天板21の後縁部は、弾性力の下、天板取付部36と操作シート部31bとの間に挟まれる。これにより、天板カバー31が天板21に装着される。
次に、図7Aに示す取手カバー32のベースシート部32aを天板21の取手21eに載せる(図7B参照)。図7B、7Cにおいて、取手シート部32b、32cを取手21eの周りに互いに逆方向に巻きつける。取手シート部32b、32cの直線状の凸部32d、32eを取手21eの直線状の凹部21f、21gにそれぞれ押圧し、嵌め込む。これにより、取手カバー32を取手21eに確実に装着する。このとき、湾曲した先端部322は、凹部21f、21gの中へ凸部32d、32eを案内し、凹部21f、21g及び凸部32d、32eの嵌め込みを容易にする。
さらに、図8において、ハンガーカバー33をインスツルメントハンガー22の上面に載置する。その際、収容部22bに収容シート部33bを一致させ、開口部22aに凹部33aを一致させる。キャップ部33cを把持部22dに取り付ける。
以上より、ドクター用ワークテーブル20にテーブルカバー30が取り付けられる。
次に、ドクター用ワークテーブル20の使用方法を説明する。
図2において、診療用薬品が天板カバー31のワークシート部31aの上に配置される。このとき、天板カバー31、取手カバー32、ハンガーカバー33は、天板21、取手21e、インスツルメントハンガー22を薬品の汚れから保護し、ドクター用ワークテーブル20を清潔に保つ。また、天板カバー31、取手カバー32、ハンガーカバー33は、診療中にドクターの手が触れる部位を保護し、感染症対策となる。
次に、操作者は、インスツルメントハンガー22の収容部22bからインスツルメントを取り出し、操作する。操作者、インスツルメントが天板21、取手21e、インスツルメントハンガー22に接触しようとするとき、天板カバー31、取手カバー32、ハンガーカバー33は変形して衝撃を吸収することにより、クッションの役割を果たし、両者を衝撃から保護する。
次に、患者は、椅子13の上で仰向けに寝た状態(仰臥位)で、治療を受けた後、うがいをする。操作者が、椅子をうがいのためのポジションにする内容を表わすアイコン37cが表示されたボタン操作部37を押す(図5A参照)。ここで、操作者は、アイコン37cを見て操作内容を直感的に理解することができるので、ボタン操作部37の操作を容易にする。
ボタン操作部37の突起37aは操作パネル21bの押しボタン21hを押す(図3参照)。これにより、椅子13の駆動装置12を始動させ、仰臥位のポジションの椅子13を起こし、椅子13の姿勢を変更する(図1参照)。このとき、ボタン操作部37の溝37bは、突起37aを押圧方向に変位可能とし、押しボタン21hの基板の高さのずれを吸収する(図4C参照)。これにより、押しボタン21hの安定したクリック感、及び、操作者の確実な押し下げを実現する。
使用後のテーブルカバー30をドクター用ワークテーブル20から取り外す際、取手カバー32の凸部32d、32eを取手21eの凹部21f、21gから外す(図7B参照)。次に、天板カバー31を前後方向に伸展させながら、天板21の前縁部、後縁部から天板取付部35、36を外す(図6A、6B参照)。これにより、天板カバー31を天板21から容易に取り外すことができる。最後に、ハンガーカバー33をインスツルメントハンガー22の上面から取り外す。
外した天板カバー31、取手カバー32及びハンガーカバー33は、折り曲げながら洗浄し、渦巻状に巻いた状態で滅菌器(例えば、オートクレーブ)に入れて滅菌してもよい。これにより、テーブルカバー30は、繰り返し使用することができる。一方、使用後のテーブルカバー30は、ディスポーザル製品として、洗浄、滅菌せずに、そのまま廃棄してもよい。
以上の実施形態によれば、テーブルカバー30の天板カバー31は、薬品等の汚れ、衝撃からドクター用ワークテーブル20の天板21を保護する。
テーブルカバー30の取手カバー32は、汚れ、衝撃からドクター用ワークテーブル20の取手21eを保護する。
テーブルカバー30のハンガーカバー33は、汚れ、衝撃からドクター用ワークテーブル20のインスツルメントハンガー22を保護する。
天板取付部35、36により、天板21からテーブルカバー30を容易に取り外すことができる。
ボタン操作部37の突起37a及び溝37bは、押しボタン21hの安定したクリック感、及び、操作者の確実な押し下げを実現する。
アイコン37cの表示は、ボタン操作部37の操作を容易にする。
テーブルカバー30は、折り曲げながら洗浄し、渦巻状に巻いた状態で滅菌することができる。
取手21の凹部21f、21g及び取手カバー32の凸部32d、32eは、取手21に取手カバー32を確実に装着する。
凸部32d、32eの先端部322は、凹部21f、21g及び凸部32d、32eの嵌め込みを容易にする。
なお、本発明は、実施形態に限定されない。例えば、本実施形態のテーブルカバー30は、アシスタント用ワークテーブル16に適用してもよい。すなわち、アシスタント用ワークテーブル16は、ドクター用ワークテーブル30の天板21のワークプレート21a及びインスツルメントハンガー22に相当するワークテーブルを有する。よって、アシスタント用ワークテーブル16に用いるテーブルカバーは、テーブルカバー30のうち天板カバー31のワークシート部31b及びハンガーカバー33に相当するテーブルカバーを備えればよい。なお、アシスタント用ワークテーブル16のテーブルカバーの構成、作用、効果は、テーブルカバー30と対応部分と同様なので、説明を省略する。
また、凸部32d、32eは、図7Eから図7Gに示す態様の凸部32f〜32hでもよい。
図7Eにおいて、断面T形の凸部32fは、本体部321の先端から横方向へ延びるフランジ部323を有する。フランジ部323の横幅は、凹部21f、21gの幅より大きく、フランジ部323の上縁及び下縁は直角に形成される。フランジ部323は、弾性変形して、凹部21f、21gに嵌め込まれ、凸部32fと凹部21f、21gとの係合をさらに確実にする。
図7Fにおいて、断面+(プラス記号)形の凸部32gは、本体部321の湾曲した先端部322と基部との間の部位から横方向へ延びるフランジ部324を有する。フランジ部324の先端はテーパーを付けられ湾曲し、凸部32g及び凹部21f、21gの嵌め込み、離脱を容易にする。
図7Gにおいて、断面ツリー状の凸部32hは、本体部321の先端に、断面台形のフランジ部325を有する。フランジ部325は、先端へ向けて細くなるテーパー形状を有する。フランジ部325は、凸部32h及び凹部21f、21gの嵌め込みを容易にする一方、両者の離脱に対して抵抗し、両者のさらに確実な係合を実現する。
また、図9に示すように、取手カバー32Aは、天板カバー31Aから分離し、天板カバー31Aと別体としてもよい。天板カバー31Aの後端にサポート部31dを形成する。サポート部31dは、取手21eと共に取手カバー32Aによって巻き付けられる。
10 歯科医療機器
13 椅子
16 アシスタント用ワークトテーブル
20 ドクター用ワークテーブル
21 天板
21a ワークプレート
21b 操作パネル
21e 取手
21f、21g 凹部
21h 押しボタン
22 インスツルメントハンガー
30 テーブルカバー
31 天板カバー
31a ワークシート部
31b 操作シート部
32 取手カバー
32d、32e 凸部
33 ハンガーカバー
35 天板取付部
36 天板取付部
37 ボタン操作部
37a 突起
37b 溝
37c アイコン

Claims (13)

  1. テーブルカバーが装着される歯科医療機器用ワークテーブルであって、
    テーブル本体と、
    前記テーブル本体の上に載置された天板を有し、
    前記天板は、前記テーブル本体から前後方向へ突出する縁部を有し、
    前記テーブルカバーは、可撓性シートからなり、前記天板に装着される天板カバーを有し、
    この天板カバーは前記天板と向き合う裏側から突出すると共に前記裏側との間に隙間を保ちながら内側へ延びる天板取付部を有し、
    前記天板の縁部が前記隙間に挿入され、前記天板取付部と前記天板カバーの裏側とによって挟まれた状態で、前記天板カバーが前記天板に装着されていること、
    を特徴とする歯科医療機器用ワークテーブル。
  2. テーブルカバーが装着される歯科医療機器用ワークテーブルであって、
    天板を有し、
    前記テーブルカバーは、可撓性シートからなり、前記天板に装着される天板カバーを有し、
    この天板カバーは前記天板と向き合う裏側に設けられると共に前記裏側との間に隙間を形成して内側へ延びる天板取付部を有し、
    前記天板の縁部が前記隙間に挿入された状態で、前記天板カバーが前記天板に装着され、
    前記天板に設けられた取手をさらに有し、
    前記テーブルカバーは、前記取手を覆うように巻きつけられた取手カバーを前記天板カバーと一体として備えたこと、
    を特徴とする歯科医療機器用ワークテーブル。
  3. 前記取手カバーは凸部を有し、
    前記取手は前記凸部に対応する凹部を有し、
    前記凹部に前記凸部を嵌め込んだ状態で、前記取手カバーは前記取手に装着されることを特徴する請求項に記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  4. 前記凸部はテーパーを付けられた先端部を有することを特徴とする請求項に記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  5. 前記凸部はフランジ部を有することを特徴とする請求項又は請求項に記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  6. 前記天板が配設されたテーブル本体と、
    このテーブル本体に取り付けられたインスツルメントハンガーとを備え、
    前記テーブルカバーは、このインスツルメントハンガーを覆うハンガーカバーを有すること、
    を特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  7. 前記テーブル本体に取り付けられたインスツルメントハンガーを備え、
    前記テーブルカバーは、このインスツルメントハンガーを覆うハンガーカバーを有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  8. 前記歯科医療機器用ワークテーブルは、歯科診療において主に医師が使用するドクターテーブル又は歯科診療において主に歯科衛生士が使用するアシスタントテーブルであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  9. 前記天板は、操作パネルと、この操作パネルに配設された押しボタンを有し、
    前記天板カバーは前記操作パネルを覆うように装着され、
    前記天板カバーは前記押しボタンを操作するボタン操作部を有し、
    前記ボタン操作部は、前記押しボタンに対応する位置に形成された突起と、この突起の外周基部を囲むように形成された溝と、を前記裏側に備えたこと、
    を特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  10. 前記ボタン操作部は、前記押しボタンに対応する位置に操作案内を示すアイコン表示を備えたこと、
    を特徴とする請求項に記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  11. 前記可撓性シートは熱硬化性エラストマーであることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の歯科医療機器用ワークテーブル。
  12. 歯科医療機器用ワークテーブルに装着されるテーブルカバーであって、
    前記ワークテーブルは、テーブル本体と、前記テーブル本体の上に載置された天板とを有し、
    前記天板は、前記テーブル本体から前後方向へ突出する縁部を有し、
    前記テーブルカバーは、可撓性シートからなり、前記ワークテーブルの天板に装着される天板カバーを有し、
    この天板カバーは、前記天板と向き合う裏側から突出すると共に前記裏側との間に隙間を保ちながら内側へ延びる天板取付部を有し、
    前記天板の縁部が前記隙間に挿入され、前記天板取付部と前記天板カバーの裏側とによって挟まれた状態で前記天板カバーは前記天板に装着されること、
    を特徴とするテーブルカバー。
  13. 前記可撓性シートは熱硬化性エラストマーであることを特徴とする請求項12に記載のテーブルカバー。
JP2016150566A 2016-07-29 2016-07-29 歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー Active JP6346638B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016150566A JP6346638B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016150566A JP6346638B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018015452A JP2018015452A (ja) 2018-02-01
JP6346638B2 true JP6346638B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=61076902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016150566A Active JP6346638B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6346638B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6553276B1 (ja) * 2018-04-13 2019-07-31 タカラベルモント株式会社 歯科用テーブルシート

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55125323U (ja) * 1979-02-27 1980-09-05
JP2504244Y2 (ja) * 1990-02-14 1996-07-10 株式会社長田中央研究所 歯科用マット
JP2006115989A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Osada Res Inst Ltd 歯科用ワークテーブルのカバー部材
JP2014140540A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 J Morita Tokyo Mfg Corp 歯科治療装置におけるナーステーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018015452A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5269839B2 (ja) キーボードカバー、キーボード装置および情報処理装置
AU2003216411B2 (en) Disposable sterile cover for surgical lamps
US7969715B2 (en) Power supply for a tattoo machine
US10292785B2 (en) Grip for a medical device
US10605443B2 (en) Device for attaching and detaching handle surgical light
JP2005296516A (ja) 歯ブラシ
JPH07144011A (ja) 器具保持具
JP6346638B2 (ja) 歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー
KR20160039072A (ko) Uv led가 구비된 사혈기
CN108601506B (zh) 内窥镜
JP4594670B2 (ja) 内視鏡用処置具栓
ES2348779T3 (es) Aparato de control para un disposotivo dental y mã‰todo de control de dicho dispositivo.
US11195676B2 (en) Electronic switch mechanism
JP6533686B2 (ja) 歯科用吸引器具および歯科用診療装置
US20180303590A1 (en) Freehand Ring and Method of Use Thereof
EP3737330A1 (en) Handle assembly for a surgical lighting system
JP3247669U (ja) フットスイッチ用マット
JP3485644B2 (ja) カバー式内視鏡
JPH0631730U (ja) 操作パネルカバー
KR0141018B1 (ko) 의료기기의 손잡이장치
JP7549304B2 (ja) 組立容器および清潔野の形成方法
JP4847778B2 (ja) 内視鏡の操作部保持用補助具
JP3152800U (ja) アタッチメント付きトレー
JP2020054865A (ja) コールスイッチ
JP2002200080A (ja) 超音波探触子、グリップキャップ・パックおよびシース・パック

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6346638

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250