JP6533686B2 - 歯科用吸引器具および歯科用診療装置 - Google Patents

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本発明は、歯科用吸引器具および歯科用診療装置に関する。
例えば特許文献1には、管状の吸引装置本体と、吸引装置本体の内部に設けられるボールバルブと、ボールバルブの開閉を行うスライドスイッチとを備えた歯科用吸引装置が開示されている。この歯科用吸引装置では、スライドスイッチをスイッチさせ、ボールバルブを開閉操作することにより、廃液等の吸引量を調整する。
特開2012−80974号公報
ところで、歯科用吸引器具では、廃液の吸引のオン/オフを電気的に切り替えるための切り替えボタン等を設ける場合がある。歯科用吸引器具に切り替えボタンを設けることで、歯科用吸引器具を把持した状態で廃液の吸引のオン/オフを切り替えることが可能となる。しかしながら、患者の姿勢や吸引方向、歯科用吸引器具の把持のしかた等によっては、切り替えボタンが押圧しにくくなり、歯科用吸引器具の操作性が低下する場合がある。
本発明は、歯科用吸引器具の操作性を向上させることを目的とする。
かかる目的のもと、本発明が適用される歯科用吸引器具は、診療によって生じた廃液を吸引する管状部材が取り付けられ、押圧されることで吸引を行うか否かを電気的に切り替える押圧部が設けられた管状の第1部材と、前記第1部材に一端が接続され、廃液を回収するためのホースに他端が接続される管状の第2部材と、を備え、前記第1部材は、前記第2部材に対して回転可能であることを特徴とする。
ここで、前記第1部材は、前記第2部材に対して取り外し可能であることを特徴とすることができる。この場合、第1部材を洗浄、消毒することが可能となり、歯科用吸引器具の清潔性が向上する。
また、歯科用吸引器具は、前記第2部材に取り付けられ、前記押圧部が押圧された場合に吸引を行うか否かを切り替えるための信号を出力する切り替え部をさらに有し、前記切り替え部は、前記第1部材が前記第2部材に対して回転された場合に、当該第1部材に案内されて当該第2部材に対して回転することを特徴とすることができる。
さらに、歯科用吸引器具は、前記切り替え部から出力された信号を前記第1部材および前記第2部材の外部に導く導線と、前記導線と前記切り替え部とを電気的に接続する接点部材とをさらに備え、前記接点部材は前記第2部材の周方向に連続して設けられ、前記切り替え部は、前記第1部材が前記第2部材に対して回転された場合に、当該第1部材に案内されて前記接点部材に沿って移動することを特徴とすることができる。
さらにまた、前記第2部材には、前記導線に接続された電線が設けられるとともに廃液を回収するホースが接続されていることを特徴とすることができる。この場合、ホースに設けられた電線の断線が抑制される。
また、前記第2部材は、前記接点部材を支持する円筒状の支持部材と、当該支持部材および当該支持部材に支持された当該接点部材の外周を覆う円筒状のカバー部材と、当該支持部材と当該カバー部材との間を密閉する密閉部材とを備え、前記接点部材は、前記支持部材と前記カバー部材と前記密閉部材とに囲まれる空間内に設けられることを特徴とすることができる。この場合、接点部材に廃液等が接触することが抑制され、接点部材の腐食が抑制される。
さらに他の観点から捉えると、本発明が適用される歯科用診療装置は、診療に用いられる診療用器具と、前記診療によって生じた廃液の吸引に用いられる歯科用吸引器具と、前記歯科用吸引器具によって吸引された廃液が収容される収容部とを備え、前記歯科用吸引器具は、上記の何れかに記載の歯科用吸引器具を含んで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、歯科用吸引器具の操作性を向上させることができる。
本実施の形態が適用される歯科用診療装置の全体構成を示した斜視図である。 サクションシリンジの構成を示す正面図である。 (a)〜(b)は、本実施の形態が適用される把持部材の構成を説明するための図である。 把持部材の構成を説明するための図である。 先端カバー部を、本体部から取り外した状態の把持部材を示した斜視図である。 把持部材を構成する各部品を分解した状態を示す分解斜視図である。 (a)〜(b)は、先端カバー部および回転部を回転させたサクションシリンジの状態を説明するための図である。
(歯科用診療装置1の構成)
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態が適用される歯科用診療装置1の全体構成を示した斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態の歯科用診療装置1では、床面の上に、診療台2が設けられている。診療台2は、基台2aと、基台2aにより支持され昇降可能に設けられた座板2bと、一端が座板2bに取り付けられこの一端を中心に回転可能に設けられた背板2cと、背板2cに取り付けられ患者の頭を支えるヘッドレスト2dとから構成されている。
さらに、本実施の形態の歯科用診療装置1では、診療台2の脇に、医師用のトレーテーブル3が設けられるとともに、医師用のインスツルメントホルダ10が設けられている。さらに、本実施の形態では、診療台2を挟みトレーテーブル3の反対側に、アシスタント用のインスツルメントホルダ4が設けられている。また、本実施の形態では、光源を備えたデンタルライト6a、デンタルライト6aを支持するアーム6b、アーム6bを支持する支柱6cが設けられている。
なお、医師用のインスツルメントホルダ10およびアシスタント用のインスツルメントホルダ4には、歯科用の診療用器具(インスツルメント)11が抜差し自在に保持される(図1では、アシスタント用の診療用器具11のみを図示)。ここで、医師用の診療用器具11としては、例えば、エアタービンハンドピース、マイクロモータハンドピース、スケーラ、スリーウェーシリンジ、口腔内カメラ等を上げることができる。
また、アシスタント用の診療用器具11としては、例えば、患者の口腔内の唾液、血液、切削屑等(以下、「廃液」と称することがある)を吸引する吸引用器具として機能する、サクションシリンジ(バキュームシリンジ)100、サライバエジェクタ150が、インスツルメントホルダ4により保持されている。なお、この吸引用器具は、後述するホース400を介してコンプレッサーやポンプ等の不図示の吸気源により接続されており、この吸気源にて吸気が行われることで、上記廃液の吸引を行う。
また、本実施の形態では、診療台2の脇に、患者がうがいを行う際に用いるコップに対して水を供給する供給装置(スピットン装置)5が設けられている。この供給装置5には、ベースユニット51、ベースユニット51の上に設置され患者の口腔内から排出された廃液を受ける廃液受け部(ベースン)52、廃液受け部52の脇に設けられたコップに対し水を供給するコップ用給水部53、清掃用の水を廃液受け部52に供給する清掃用給水部54が設けられている。
さらに、本実施の形態の供給装置5には、吸引用器具(サクションシリンジ100、サライバエジェクタ150)に取り付けられたホース400の端部が接続されるホース接続部55が設けられている。
さらに、図示は省略するが、本実施の形態の供給装置5では、ベースユニット51の内部に、廃液を収容する収容部の一例としての収容容器(サクションタンク)が設けられている。
そして、本実施の形態の歯科用診療装置1では、吸引用器具(サクションシリンジ100、サライバエジェクタ150)によって吸引された廃液(患者の口腔内から吸引された廃液)が、ホース400を介して収容容器に収容される。
図2は、サクションシリンジ100の構成を示す正面図である。
本実施の形態のサクションシリンジ100は、歯科用吸引器具の一例であって、図2に示すように、円筒状の部材により構成され、アシスタントまたは医師によって把持される把持部の一例としての把持部材200と、把持部材200の先端に挿入され、患者の口腔内に溜まった廃液(廃液溜まり部に溜まった廃液)を吸い込む管状部材300と、を備えている。また、本実施の形態のサクションシリンジ100では、把持部材200の他端部にホース400が接続されている。
管状部材300は、金属材料や樹脂材料等により形成される円筒形状の部材である。本実施の形態の管状部材300は、湾曲部301を有し、全体として略L字状の形状を呈している。管状部材300の両端には、それぞれ開口が形成されており、管状部材300の内部には、円柱状の空間が連続して設けられている。
また、本実施の形態のサクションシリンジ100では、管状部材300の先端部(図2における上端部)に、覆い部材350が取り付けられている。具体的には、覆い部材350は、円筒状の部材により構成され、管状部材300の先端部に対し、被せられる形で、管状部材300に対して固定されている。付言すると、覆い部材350の内部に対して管状部材300の先端部が挿入されることで、管状部材300に対する覆い部材350の固定が行われる。
覆い部材350は、シリコーンゴムやフッ素ゴム等のゴム材料や樹脂材料により構成され、管状部材300よりも軟質の材料により構成されている。管状部材300に覆い部材350を取り付けることで、管状部材300が患者の口腔内に直接接触することが避けられ、軟質の覆い部材350が、患者の口腔内に接触するようになる。
ホース400には、把持部材200の後述するスイッチ部230に電力を供給し、またスイッチ部230からの出力信号を導くための電線が吸引方向に沿って配されている。そして、ホース400に配された電線は、把持部材200の後述する接点部250に接続されている。
詳細については後述するが、本実施の形態のサクションシリンジ100は、把持部材200に設けられた押圧ボタン273aの押圧によって、上記廃液の吸引のオン/オフを切り替えることができるようになっている。
続いて、把持部材200の構成について説明する。図3(a)〜(b)は、本実施の形態が適用される把持部材200の構成を説明するための図である。図3(a)は、把持部材200を図2におけるIIIA方向から見た図であり、図3(b)は、把持部材200を図3(a)におけるIIIB方向から見た図である。また、図4は、把持部材200の構成を説明するための図であって、図3(a)に示した把持部材200のIV−IV断面図である。さらに、図5は、後述する先端カバー部270を、後述する本体部210から取り外した状態の把持部材200を示した斜視図であり、図6は、把持部材200を構成する各部品を分解した状態を示す分解斜視図である。
なお、以下の説明において、把持部材200のうち管状部材300(図2参照)が取り付けられる側を先端側、ホース400が接続される側を後端側と称する場合がある。また、把持部材200の先端側から後端側に向かう方向を、吸引方向と称する場合がある。
図3(a)〜(b)、図4および図5に示すように、本実施の形態の把持部材200は、ホース400が接続される第2部材の一例としての本体部210と、本体部210の先端部(ホース400が接続される側とは反対の端部)に取り付けられるとともに本体部210に対して取り外し可能に構成された第1部材の一例としての先端カバー部270と、本体部210に接続されたホース400の外周に取り付けられるとともに本体部210およびホース400に対して移動可能に構成された後端カバー部290とを備えている。
図3(a)〜(b)および図4に示すように、把持部材200において本体部210に先端カバー部270を取り付けた状態では、先端カバー部270と後端カバー部290とが接続され、本体部210は、先端カバー部270と後端カバー部290とにより覆われた状態となっている。
なお、先端カバー部270は、本体部210の後述する固定部211に対して回転移動可能に構成されている。
図4および図5に示すように、本体部210は、ホース400に対して固定配置され回転不能な固定部211と、固定部211に対して回転移動可能に設けられた回転部212と、により構成される。
また、回転部212が固定部211の後述するホース継手220から抜け落ちることを抑制するための抜け止めリング213を有している。さらに、本体部210は、固定部211の後述する接点部250と回転部212の後述するスイッチガイド240との間に設けられる密閉部材の一例としてのOリング214、215と、固定部211のホース継手220と回転部212のスイッチガイド240との間に設けられるOリング216と、固定部211のホース継手220の後述する第1円筒部221の外周に取り付けられるOリング217とを有している。
固定部211は、ホース400が接続されるホース継手220と、ホース継手220に固定配置され後述するタクトスイッチ231が電気的に接続される接点部250とを備えている。
ホース継手220は、例えばポリ塩化ビニル等の樹脂材料により構成され、全体として円筒形状を有している。具体的には、ホース継手220は、図4および図6に示すように、先端側から後端側にかけて、第1円筒部221、第1円筒部221と比較して大径の第2円筒部222、第2円筒部222と比較して小径の第3円筒部223が順に接続されて構成されている。そして、ホース継手220の内部には、第1円筒部221の先端部から第3円筒部223の後端部にかけて連続する円柱状の空間が形成されている。
また、ホース継手220における第2円筒部222の先端部には、回転部212の後端部および接点部250の後端部が突き当たる第1突当面222aが形成されている。また、第2円筒部222の後端部には、ホース400の先端部が突き当たる第2突当面222bが形成されている。
さらに、ホース継手220の第2円筒部222には、先端側から後端側にかけて貫通する2つの貫通孔222c、222dが設けられている。
接点部250は、ホース継手220の第1円筒部221の外周面に固定配置される。具体的には、接点部250は、例えばポリフェニレンサルファイド等の樹脂材料からなり、ホース継手220の第1円筒部221の外周面に対して回転しないように固定されるリングガイド251を備えている。また、接点部250は、円環状の金属材料からなりリングガイド251の外周面に周方向に連続して設けられる接点部材の一例としての第1接点リング252および第2接点リング253を備えている。
また、接点部250の第1接点リング252および第2接点リング253には、それぞれ、導線252a、253aが接続されている。
ホース継手220に接点部250(リングガイド251)が取り付けられた状態では、図4および図6に示すように、第1接点リング252に接続された導線252aが、ホース継手222の貫通孔222cに挿入され、第2接点リング253に接続された導線253aが、ホース継手222の貫通孔222dに挿入される。そして、貫通孔222cの後端部から突出した導線252aの端部、および貫通孔222dの後端部から突出した導線253aの端部は、ホース400に設けられた電線にそれぞれ接続される。
これにより、接点部250の第1接点リング252および第2接点リング253が、ホース400に設けられた電線に電気的に接続される。
回転部212は、サクションシリンジ100による吸引のオン/オフを切り替えるための切り替え部の一例としてのスイッチ部230と、接点部250の外周部に対して回転可能に設けられ、スイッチ部230を支持するスイッチガイド240と、スイッチガイド240に支持されたスイッチ部230を被覆するスイッチカバー248と、を備えている。
スイッチ部230は、図6に示すように、アシスタントまたは医師等により押圧されるタクトスイッチ231と、表面にプリント配線が形成されこのプリント配線上にタクトスイッチ231が積載されるスイッチ基板232と、スイッチ基板232上に形成されたプリント配線に接続される第1電極233および第2電極234と、を備えている。
第1電極233および第2電極234は、それぞれ金属板を曲げ加工することにより形成され、スイッチ基板232の後端側に突出するように設けられている。本実施の形態では、第1電極233の突出量が、第2電極234と比較して大きくなるようになっている。言い換えると、本実施の形態のスイッチ部230では、第2電極234の端部の位置が、第1電極233の端部よりも後端側にずれている。
スイッチガイド240は、全体として円筒形状を有しており、内部に円柱状の空間が形成されている。また、スイッチガイド240の外周面には、スイッチ部230の第1電極233と、接点部250の第1接点リング252とを接続するための貫通孔241が形成されている。同様に、スイッチガイド240の外周面には、スイッチ部230の第2電極234と、接点部250の第2接点リング253とを接続するための貫通孔242が形成されている。
スイッチカバー248は、スイッチ部230の形状に倣った略直方体状の形状を有しており、上述したように、スイッチ部230を被覆するように、スイッチガイド240に取り付けられる。
スイッチカバー248には、タクトスイッチ231が露出するためのスイッチ孔248aが設けられている。具体的には、図5に示すように、スイッチカバー248がスイッチガイド240に取り付けられた状態で、タクトスイッチ231がスイッチカバー248のスイッチ孔248aから露出した状態となる。
先端カバー部270は、全体として円筒形状を有している。具体的には、先端カバー部270は、ポリサルフォン等の樹脂材料からなるカバー本体部271と、ポリサルフォン等の樹脂材料からなりカバー本体部271の先端に接続され上述した管状部材300が挿入される挿入部272と、シリコーンゴム等の弾性材料からなりカバー本体部271の外周面に設けられるグリップ部273と、を備えている。また、先端カバー部270は、カバー本体部271と挿入部272との間に設けられ、カバー本体部271と挿入部272との間を密閉するOリング275を備えている。
そして、先端カバー部270の内部には、挿入部272の先端部からカバー本体部271の後端部にかけて連続した円柱状の空間が形成されている。なお、本実施の形態の先端カバー部270には、金属材料からなる部材や電気部品は設けられていない。
カバー本体部271の吸引方向中央部には、吸引方向の先端側および後端側と比較して外径が小さい小径部271aが形成されている。本実施の形態の先端カバー部270では、小径部271aの外周に、グリップ部273が嵌め込まれるようになっている。この小径部271aには、グリップ部273の後述する押圧ボタン273aに対応する位置に、ボタン孔271bが形成されている。
ここで、本実施の形態では、吸引方向と垂直な面における小径部271aの断面形状が、真円ではなく、楕円状となっている。また、本実施の形態のカバー本体部271では、ボタン孔271bが設けられる部位とボタン孔271bが設けられていない部位とで曲率が異なっている。具体的には、ボタン孔271bが設けられる部位の曲率が、ボタン孔271bが設けられていない部位と比較して小さくなっている。
また、カバー本体部271の内部には、スイッチ部230のスイッチカバー248が嵌め込まれ、先端カバー部270が本体部210に対して回転移動される際に、スイッチカバー248をガイドするガイド部271cが形成されている。
挿入部272は、先端側から後端側に向かうに従い外径が大きくなる円筒形状を有している。また、図3(b)および図4に示すように、挿入部272の内部には、管状部材300(図2参照)を介して吸引された固形物の吸引方向下流側への移動を規制する規制部272aが設けられている。ここで、診療中、補綴物や治療に用いた脱脂綿等の固形物が吸引されることが起こりうる。本実施の形態では、予め定められたサイズを超える固形物が規制部272aに引っ掛かることで、収容容器に固形物が収容されることが抑制される。
この例では、規制部272aは、挿入部272の軸方向と直交する面における断面形状が十字型となるように形成されている。
グリップ部273は、全体として円環形状を有している。そして、上述した図2や図4等に示すように、グリップ部273の外周面には、先端カバー部270の外周側に向けて突出した押圧ボタン273aが設けられている。具体的には、グリップ部273の押圧ボタン273aは、中央部が突出したドーム状の形状を有している。また、押圧ボタン273aの裏面側(グリップ部273の内周側)には、図4に示すように、カバー本体部271のボタン孔271bを介してタクトスイッチ231に対向する突起部273bが設けられている。
グリップ部273がカバー本体部271の小径部271aに取り付けられた状態では、グリップ部273は小径部271aの外面形状に倣って弾性変形する。そして、図3(b)に示すように、グリップ部273のうち押圧ボタン273aが設けられる部位の曲率が、押圧ボタン273aが設けられていない部位の曲率と比較して小さくなる。これにより、本実施の形態の把持部材200では、グリップ部273のうち押圧ボタン273aが設けられる部位の曲率が小さくない場合と比較して、押圧ボタン273aが押圧されやすくなる。言い換えると、例えば押圧ボタン273aを斜め方向から押圧するような場合であっても、押圧ボタン273aを介してタクトスイッチ231に力が加わりやすくなる。この結果、本構成を採用しない場合と比較して、サクションシリンジ100の操作性が向上する。
続いて、上述した図2〜図6を参照して、本実施の形態の把持部材200の組み立て手順の一例について説明する。
把持部材200を組み立てる際には、まず、本体部210のホース継手220に接点部250を取り付ける。具体的には、ホース継手220の第1円筒部221に対して、先端側から接点部250のリングガイド251を挿入する。この際、ホース継手220に設けられた貫通孔222cに対して第1接点リング252に接続された導線252aを通し、貫通孔222dに第2接点リング253に接続された導線253aを通す。そして、接点部250を第1円筒部221の先端側から後端側に向けて押し込み、リングガイド251の後端部をホース継手220の第1突当面222aに突き当てる。
続いて、ホース400に後端カバー部290を通した後、ホース400の先端部をホース継手220の第3円筒部223に後端側から接続する。具体的には、ホース400を第3円筒部223の後端側から先端側に向けて押し込み、ホース400の先端部をホース継手220の第2突当面222bに突き当てる。
この際、貫通孔222cから突出する導線252aおよび貫通孔222dから突出する導線253aと、ホース400に設けられた電線とを、それぞれ接続する。
次いで、回転部212のスイッチガイド240を、接点部250の外周に取り付ける。具体的には、スイッチガイド240をホース継手220の第1円筒部221の先端側から後端側に向けて押し込み、接点部250の外周にスイッチガイド240を取り付ける。そして、スイッチガイド240の後端部を、ホース継手220の第1突当面222aに突き当てる。この際、スイッチガイド240の内周面と接点部250の外周面との間に、Oリング214、215を挟み込み、スイッチガイド240の内周面とホース継手220における第1円筒部221の外周面との間に、Oリング216を挟み込むようにする。
続いて、スイッチカバー248にスイッチ部230を取り付ける。この際、スイッチ部230のタクトスイッチ231が、スイッチカバー248のスイッチ孔248aに対向するようにする。
次いで、スイッチ部230を取り付けたスイッチカバー248を、スイッチガイド240に取り付ける。この際、スイッチ部230の第1電極233が、スイッチガイド240の貫通孔241を介して接点部250の第1接点リング252に接触し、スイッチ部230の第2電極234が、スイッチガイド240の貫通孔242を介して接点部250の第2接点リング253に接触するようにする。
本実施の形態では、スイッチカバー248をスイッチガイド240に取り付けた状態では、スイッチカバー248に押されることで、第1電極233が第1接点リング252に押しつけられ、第2電極234が第2接点リング253に押しつけられるようになっている。なお、本実施の形態では、第1電極233および第2電極234と、第1接点リング252および第2接点リング253とは、互いに接触しているものの、接着等はされていない。
続いて、抜け止めリング213をホース継手220の第1円筒部221に対して、先端側から後端側に向けて押込み、スイッチガイド240の先端部に突き当てる。
その後、Oリング217を、ホース継手220の第1円筒部221における先端部に取り付ける。これにより、本体部210の組み立てが完了する。
続いて、本体部210に対して、先端カバー部270を取り付ける。具体的には、本体部210に対して、先端カバー部270を先端側から後端側に向けて押し込む。この際、先端カバー部270のカバー本体部271の内周面に設けられたガイド部271cに、本体部210のスイッチカバー248が嵌まるように、先端カバー部270を取り付ける。これにより、先端カバー部270の押圧ボタン273aと、本体部210のタクトスイッチ231とが、先端カバー部270のボタン孔271bおよび本体部210のスイッチ孔248aを介して対向する。
続いて、ホース400に取り付けられた後端カバー部290を、ホース400に沿って後端側から先端側に移動させ、先端カバー部270に接続する。後端カバー部290と先端カバー部270との接続方法としては、例えば後端カバー部290の先端部と先端カバー部270の後端部とに互いに対応する雄ネジ、雌ネジを設け、これらを締め付ける方法等が挙げられる。
以上のようにして、本実施の形態の把持部材200が組み立てられる。
ここで、把持部材200が組み立てられた状態では、図4に示すように、第1接点リング252、第2接点リング253およびスイッチ部230が、リングガイド251、スイッチガイド240、スイッチカバー248およびOリング214、215によって囲まれた空間内に配置されるようになる。これにより、サクションシリンジ100(図2参照)の使用時等に、第1接点リング252、第2接点リング253およびスイッチ部230に、廃液等の水分が接触することが抑制される。言い換えると、第1接点リング252、第2接点リング253およびスイッチ部230が防水される。これにより、第1接点リング252、第2接点リング253およびスイッチ部230の腐食が抑制される。
サクションシリンジ100を実際に使用する際には、図2に示したように、把持部材200の先端カバー部270における挿入部272に、上述した管状部材300を挿入する。そして、把持部材200の例えば先端カバー部270を掴み、管状部材300を患者の口腔内に挿入し、患者の口腔内から廃液を吸引する。本実施の形態のサクションシリンジ100では、上述したように、押圧ボタン273a(タクトスイッチ231)を押圧することで、廃液の吸引のオン/オフを切り替えることが可能となっている。
本実施の形態のサクションシリンジ100では、アシスタントや医師等がサクションシリンジ100を使用する際に把持する把持部材200に押圧ボタン273aを設けることで、サクションシリンジ100を使用する体勢のまま、サクションシリンジ100による廃液の吸引のオン/オフを切り替えることが可能となっている。言い換えると、サクションシリンジ100による廃液の吸引のオン/オフを切り替えるために、サクションシリンジ100から離れた場所(例えば、診療台2(図1参照)や供給装置5(図1参照))に設けられた電源等を操作する必要がない。このため、本実施の形態では、把持部材200に押圧ボタン273a(タクトスイッチ231)を設けない場合と比較して、廃液の吸引のオン/オフの切り替えが容易になり、短時間で廃液の吸引のオン/オフを行うことが可能となる。
また、本実施の形態のサクションシリンジ100(把持部材200)では、上述したように、本体部210の固定部211に対して、先端カバー部270および本体部210の回転部212を回転させることで、把持部材200における押圧ボタン273aの周方向位置を変更できるようになっている。図7(a)〜(b)は、先端カバー部270および回転部212を回転させたサクションシリンジ100の状態を説明するための図である。以下、図7(a)〜(b)および上記図3〜図6等を用いて、先端カバー部270および回転部212を回転させた場合の把持部材200およびサクションシリンジ100の状態について説明する。
把持部材200において押圧ボタン273aの周方向位置を変更する際には、例えば、一方の手で後端カバー部290を掴んで固定した状態で、他方の手で先端カバー部270を掴み、後端カバー部290に対して先端カバー部270を所望の方向へ回転させる。
先端カバー部270を回転させると、カバー本体部271のガイド部271cにスイッチカバー248がガイドされることで、先端カバー部270の回転に連動して本体部210の回転部212が回転移動する。言い換えると、先端カバー部270を回転させることで、固定部211および後端カバー部290に対して、先端カバー部270と回転部212とが連動して回転移動する。
ここで、本実施の形態では、スイッチ部230の第1電極233、第2電極234と、ホース400の電線との接点となる第1接点リング252および第2接点リング253が、接点部250の周方向の全域に亘って連続して設けられている。そして、上述したように、スイッチ部230の第1電極233および第2電極234は、それぞれ、第1接点リング252および第2接点リング253に対して、接触されている。
これにより、先端カバー部270の回転に伴って回転部212が固定部211に対して回転移動することで、第1電極233が第1接点リング252に接触した状態で第1接点リング252上を周方向に移動し、第2電極234が第2接点リング253に接触した状態で第2接点リング253上を周方向に移動する。この結果、先端カバー部270を回転させた場合であっても、第1電極233と第1接点リング252との接続が維持され、第2電極234と第2接点リング253との接続が維持される。
なお、上述したように、第1電極233および第2電極234と、第1接点リング252および第2接点リング253とは、互いに接触しているものの、接着等はされていない。
したがって、先端カバー部270の回転に伴って回転部212が固定部211に対して回転移動した場合であっても、第1接点リング252および第2接点リング253は回転移動しない。これにより、第1接点リング252に接続される導線252a、第2接点リング253に接続される導線253a、およびこれらに接続されるホース400の電線が、先端カバー部270の回転に伴ってねじれることが抑制される。
このように、本実施の形態のサクションシリンジ100では、先端カバー部270を回転させることで、先端カバー部270にガイドされるスイッチ部230を介して、回転部212が本体部210の固定部211に対して回転移動する。この結果、サクションシリンジ100(把持部材200)における押圧ボタン273aの周方向位置が移動され、所望の姿勢でサクションシリンジ100を操作しやすくなる。言い換えると、患者の姿勢や吸引方向に応じて押圧ボタン273aの周方向位置を変更することが可能となり、サクションシリンジ100の操作性が向上する。
また、先端カバー部270を回転させることで、先端カバー部270に挿入される管状部材300の方向を変更することができる。これにより、例えば湾曲部301を有する管状部材300を用いる場合、患者の姿勢や吸引方向に応じて管状部材300の向きを変更することができ、サクションシリンジ100の操作性が向上する。
さらに、上述したように、本実施の形態の把持部材200では、先端カバー部270を、本体部210から取り外すことが可能となっている。また、先端カバー部270には、電子部品等が含まれていない。したがって、本実施の形態では、本体部210から取り外した先端カバー部270を、水で洗ったり、アルコール等で消毒したりすることが可能となっている。これにより、本構成を採用しない場合と比較して、把持部材200を清潔に保つことが可能となる。
1…歯科用診療装置、5…供給装置、100…サクションシリンジ、200…把持部材、210…本体部、211…固定部、212…回転部、220…ホース継手、230…スイッチ部、231…タクトスイッチ、250…接点部、270…先端カバー部、273a…押圧ボタン、290…後端カバー部、300…管状部材、400…ホース

Claims (7)

  1. 診療によって生じた廃液を吸引する管状部材が取り付けられ、押圧されることで吸引を行うか否かを電気的に切り替える押圧部が設けられた管状の第1部材と、
    前記第1部材に一端が接続され、廃液を回収するためのホースに他端が接続される管状の第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記第2部材に対して回転可能であることを特徴とする歯科用吸引器具。
  2. 前記第1部材は、前記第2部材に対して取り外し可能であることを特徴とする請求項1に記載の歯科用吸引器具。
  3. 前記第2部材に取り付けられ、前記押圧部が押圧された場合に吸引を行うか否かを切り替えるための信号を出力する切り替え部をさらに有し、
    前記切り替え部は、前記第1部材が前記第2部材に対して回転された場合に、当該第1部材に案内されて当該第2部材に対して回転することを特徴とする請求項1または2に記載の歯科用吸引器具。
  4. 前記切り替え部から出力された信号を前記第1部材および前記第2部材の外部に導く導線と、
    前記導線と前記切り替え部とを電気的に接続する接点部材とをさらに備え、
    前記接点部材は前記第2部材の周方向に連続して設けられ、
    前記切り替え部は、前記第1部材が前記第2部材に対して回転された場合に、当該第1部材に案内されて前記接点部材に沿って移動することを特徴とする請求項3に記載の歯科用吸引器具。
  5. 前記第2部材には、前記導線に接続された電線が設けられるとともに廃液を回収するホースが接続されていることを特徴とする請求項4に記載の歯科用吸引器具。
  6. 前記第2部材は、前記接点部材を支持する円筒状の支持部材と、当該支持部材および当該支持部材に支持された当該接点部材の外周を覆う円筒状のカバー部材と、当該支持部材と当該カバー部材との間を密閉する密閉部材とを備え、
    前記接点部材は、前記支持部材と前記カバー部材と前記密閉部材とに囲まれる空間内に設けられることを特徴とする請求項4に記載の歯科用吸引器具。
  7. 診療に用いられる診療用器具と、
    前記診療によって生じた廃液の吸引に用いられる歯科用吸引器具と、
    前記歯科用吸引器具によって吸引された廃液が収容される収容部とを備え、
    前記歯科用吸引器具は、請求項1乃至6の何れかに記載の歯科用吸引器具を含んで構成されることを特徴とする歯科用診療装置。
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