JP2504244Y2 - 歯科用マット - Google Patents
歯科用マットInfo
- Publication number
- JP2504244Y2 JP2504244Y2 JP1341590U JP1341590U JP2504244Y2 JP 2504244 Y2 JP2504244 Y2 JP 2504244Y2 JP 1341590 U JP1341590 U JP 1341590U JP 1341590 U JP1341590 U JP 1341590U JP 2504244 Y2 JP2504244 Y2 JP 2504244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- tray
- dental
- work table
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、歯科用器具の表面に着脱可能に被覆し、滅
菌の容易性およびインスツルメント等による金属音の発
生を防止する歯科用マットに関する。
菌の容易性およびインスツルメント等による金属音の発
生を防止する歯科用マットに関する。
従来技術 歯科治療においては、被治療の歯牙を確認し症状を診
断するための口腔内を照明し局部を検視するためのミラ
ーや、種々のインスツルメント、例えば、探針、エクス
プローラ、ピンセット等のワークテーブル又は、トレー
に載置するようにしている。しかし、ワークテーブルや
トレーは金属からなっているので、インスツルメント交
換時金属音を発生し、不快なものである。この金属音の
発生をなくすため消毒されたペーパーマットの消音紙を
トレー上に貼付けている。
断するための口腔内を照明し局部を検視するためのミラ
ーや、種々のインスツルメント、例えば、探針、エクス
プローラ、ピンセット等のワークテーブル又は、トレー
に載置するようにしている。しかし、ワークテーブルや
トレーは金属からなっているので、インスツルメント交
換時金属音を発生し、不快なものである。この金属音の
発生をなくすため消毒されたペーパーマットの消音紙を
トレー上に貼付けている。
第３図は、インスツルメントを載置したトレーの傾視
図、第４図は矢視Ｘ−Ｘ断面図で、図中、１はトレー
で、ステンレスからできており、通常、四角皿状をなし
ており、11は上面、12は縁部内側面、13は縁部外側面、
14はピンセット２、ミラー３、探針４の要部が、上面11
に触れることによる不衛生を除くための前記インスツル
メントを載せる半円柱状の台座であるが、必ずしも必要
ではない。５は消毒されたペーパマットで、消音作用も
あり、適宜廃却される。
図、第４図は矢視Ｘ−Ｘ断面図で、図中、１はトレー
で、ステンレスからできており、通常、四角皿状をなし
ており、11は上面、12は縁部内側面、13は縁部外側面、
14はピンセット２、ミラー３、探針４の要部が、上面11
に触れることによる不衛生を除くための前記インスツル
メントを載せる半円柱状の台座であるが、必ずしも必要
ではない。５は消毒されたペーパマットで、消音作用も
あり、適宜廃却される。
問題点 叙上のトレー１は、ペーパマット５によりインスツル
メント２〜４等とトレー１とによって生じる金属音等の
不快音は消えるが、ペーパマット５は上面11上の一部面
に過ぎないので、マット５に載置されたインスツルメン
トの種類により液体、例えば、薬液、消毒液が付着し、
徐々にペーパマット５に流れ出し、ペーパマット５の下
に流れ込み、トレー１、マット５を共に汚染するが、ト
レー１は寸法が大きく滅菌するためのオートクレーブも
大形のものを必要とする。
メント２〜４等とトレー１とによって生じる金属音等の
不快音は消えるが、ペーパマット５は上面11上の一部面
に過ぎないので、マット５に載置されたインスツルメン
トの種類により液体、例えば、薬液、消毒液が付着し、
徐々にペーパマット５に流れ出し、ペーパマット５の下
に流れ込み、トレー１、マット５を共に汚染するが、ト
レー１は寸法が大きく滅菌するためのオートクレーブも
大形のものを必要とする。
問題点解決の手段 本考案は、叙上の問題点を解決するためになされたも
ので、皿状の金属製のトレーの形状に相似で、トレー上
面および縁部面に密接被覆し、縁部面において弾性係止
する可撓性の弾性樹脂を一体成形し、着脱可能にトレー
を被覆することのできる歯科用マットを提供するもので
ある。
ので、皿状の金属製のトレーの形状に相似で、トレー上
面および縁部面に密接被覆し、縁部面において弾性係止
する可撓性の弾性樹脂を一体成形し、着脱可能にトレー
を被覆することのできる歯科用マットを提供するもので
ある。
実施例 第１図は本考案の歯科用マットの構造を示す断面図
で、第３図の矢視Ｘ−Ｘ断面図に相当するものである。
従って、図においてのトレー１は、第３、第４図に示し
たトレーと同様であり、同様の作用をする部分には同一
符号を付して説明を省く。50は本考案によるマットで、
シリコンゴム等の可撓性の弾性樹脂で構成され、高圧蒸
気で滅菌することができる。マット50はトレー１の形状
と相似な形状をしており、トレー１の表面11および縁面
12に密接し表面を被覆しており、更には、必要により、
外部に拡がり、且つ、縁部外側面13に接触するようにト
レー端部15を包袋している。縁部内側面12からトレー端
部15を経て縁部外側面13に延びるマット50の端部51は弾
性的に延ばされて縁部外側面13に弾性的に係止される。
以上のようにマット50は全体が各々一様な厚さで一体形
成されたものであるからトレー１ヘの着脱も容易であ
り、マット50単体で滅菌を行なうことができるのでオー
トクレーブも小形なもので足りる。
で、第３図の矢視Ｘ−Ｘ断面図に相当するものである。
従って、図においてのトレー１は、第３、第４図に示し
たトレーと同様であり、同様の作用をする部分には同一
符号を付して説明を省く。50は本考案によるマットで、
シリコンゴム等の可撓性の弾性樹脂で構成され、高圧蒸
気で滅菌することができる。マット50はトレー１の形状
と相似な形状をしており、トレー１の表面11および縁面
12に密接し表面を被覆しており、更には、必要により、
外部に拡がり、且つ、縁部外側面13に接触するようにト
レー端部15を包袋している。縁部内側面12からトレー端
部15を経て縁部外側面13に延びるマット50の端部51は弾
性的に延ばされて縁部外側面13に弾性的に係止される。
以上のようにマット50は全体が各々一様な厚さで一体形
成されたものであるからトレー１ヘの着脱も容易であ
り、マット50単体で滅菌を行なうことができるのでオー
トクレーブも小形なもので足りる。
第２図は本考案の他の歯科用マットの例を示したもの
で（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面図で、図におい
て、20は歯科治療機のワークテーブルであり、載置した
インスツルメントが転落しないように平面22の外周に縁
部23が設けられている。30は該ワークテーブル20のワー
クテーブルマットであり、表面31部はワークテーブル20
の平面22および縁部23に密着するように形成されてお
り、角部24には鍔部31が突起しており、該鍔部31により
ワークテーブル20を弾性的に把持し、容易に着脱可能に
したものである。
で（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面図で、図におい
て、20は歯科治療機のワークテーブルであり、載置した
インスツルメントが転落しないように平面22の外周に縁
部23が設けられている。30は該ワークテーブル20のワー
クテーブルマットであり、表面31部はワークテーブル20
の平面22および縁部23に密着するように形成されてお
り、角部24には鍔部31が突起しており、該鍔部31により
ワークテーブル20を弾性的に把持し、容易に着脱可能に
したものである。
効果 叙上の本考案の歯科用マットによれば、マット本来の
騒音を防止する吸音効果を有し、しかも、着脱自在であ
るから滅菌も容易である。可撓性があるから小容積とな
りオートクレーブ等も小形でよく設備費も少くてすむ。
また、ペーパマット、または小形板状のマットでは薬液
洩れ等を完全に防ぐことができないのに対して本考案の
マットは薬液洩れを生ずることがなく滅菌して再利用が
できるので低コストである。更に、シリコンゴムは着色
も容易でユーザの好みに応じた色のマットを選択するこ
とができる。ワークテーブルマットの場合もトレーマッ
トの場合と同様の効果が得られる。
騒音を防止する吸音効果を有し、しかも、着脱自在であ
るから滅菌も容易である。可撓性があるから小容積とな
りオートクレーブ等も小形でよく設備費も少くてすむ。
また、ペーパマット、または小形板状のマットでは薬液
洩れ等を完全に防ぐことができないのに対して本考案の
マットは薬液洩れを生ずることがなく滅菌して再利用が
できるので低コストである。更に、シリコンゴムは着色
も容易でユーザの好みに応じた色のマットを選択するこ
とができる。ワークテーブルマットの場合もトレーマッ
トの場合と同様の効果が得られる。
第１図は本考案の歯科用マットにおけるトレーマットの
介装時断面を示す図、第２図は他の実施例によるワーク
テーブルマットに関するもので、（Ａ）図は平面図、
（Ｂ）図は側面図である。第３図は従来のトレーマット
を介装した場合の斜視図、第４図は第３図の矢視Ｘ−Ｘ
断面図である。 １……トレー、２、３、４……インスツルメント、５…
…ペーパマット、50……トレーマット、20……ワークテ
ーブル、30……ワークテーブルマット。
介装時断面を示す図、第２図は他の実施例によるワーク
テーブルマットに関するもので、（Ａ）図は平面図、
（Ｂ）図は側面図である。第３図は従来のトレーマット
を介装した場合の斜視図、第４図は第３図の矢視Ｘ−Ｘ
断面図である。 １……トレー、２、３、４……インスツルメント、５…
…ペーパマット、50……トレーマット、20……ワークテ
ーブル、30……ワークテーブルマット。
Claims (2)
- 【請求項１】歯科用ミラー、探針、ピンセット等のイン
スツルメントを載置する皿状の金属製トレーの形状に相
似で、トレー上面および縁部面に密接被覆し、縁部面に
おいて弾性係止する可撓性の弾性樹脂を一体成形し、着
脱可能にトレーを被覆することを特徴とする歯科用マッ
ト。 - 【請求項２】歯科治療機におけるワークテーブルと同大
で、該ワークテーブルに載置する可撓性の弾性樹脂の板
状体で、各々の角部にワークテーブルの角部を弾性係止
する鍔部を一体成形したことを特徴とする歯科用マッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341590U JP2504244Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 歯科用マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341590U JP2504244Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 歯科用マット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03104314U JPH03104314U (ja) | 1991-10-29 |
| JP2504244Y2 true JP2504244Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=31516830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1341590U Expired - Lifetime JP2504244Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 歯科用マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504244Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6346638B2 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-06-20 | 株式会社吉田製作所 | 歯科医療機器用ワークテーブル及びテーブルカバー |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1341590U patent/JP2504244Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03104314U (ja) | 1991-10-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4461368A (en) | Diaphragm cover for a stethoscope | |
| US5826582A (en) | Ear phone assembly for use with a hearing screener | |
| US4795669A (en) | Disposable protective shield for handle of illumination device | |
| US4722296A (en) | Disposable protective shield for handle of illumination device intended for medical and/or dental purposes | |
| US5913309A (en) | Disposable element for use with a hearing screener | |
| JP2504244Y2 (ja) | 歯科用マット | |
| JP2517248Y2 (ja) | 歯科用トレー | |
| JPH0321247Y2 (ja) | ||
| JPH05285176A (ja) | 歯科治療ユニット | |
| JPS642729Y2 (ja) | ||
| US6779674B1 (en) | Disposable barrier for a laboratory splash pan | |
| JPH0136499Y2 (ja) | ||
| JP4302813B2 (ja) | 散髪補助用具 | |
| JPS6336782Y2 (ja) | ||
| KR20170111679A (ko) | 구강 스캐너 프로브 및 오염방지기구 | |
| JPH0436817Y2 (ja) | ||
| JPH0613690Y2 (ja) | 歯 鏡 | |
| JP2603536Y2 (ja) | 薄板の軟質樹脂材を積層してなる歯科用インストルメントホルダーのカバー | |
| JP3000986U (ja) | 治療器具等の紫外線殺菌器 | |
| JP2607380Y2 (ja) | ドレープ | |
| KR200180631Y1 (ko) | 치과용 유니트의 인스트루먼트홀더 | |
| JPH0646373U (ja) | 尿検査用コップ． | |
| GB2268405A (en) | A stethoscope accessory | |
| Gambardella et al. | Next patient please | |
| JPH077954Y2 (ja) | 歯科用ワークテーブル |