JP6345365B1 - 運動具 - Google Patents

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Abstract

【課題】体幹を効果的に鍛えられる、運動具を提供する。【解決手段】本発明の運動具1は、ユーザの少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨が当てられるように構成された背骨当て面11を有する、棒状体10と、棒状体を壁面に対して平行かつ棒状体の長手方向に摺動可能にする、摺動部20と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、運動具に関する。
従来より、人間の筋肉トレーニングに用いられる運動具として、様々なものがある。例えば、特許文献1には、壁面又はボード、床面を利用して足腰肩等を鍛えるスライド式の健康運動具が開示されている。
実開平5-53664号公報
しかしながら、従来の運動具は、人間の体幹を効果的に鍛えられるものではなかった。
ここで、本明細書において、「体幹」とは、人間が背骨をまっすぐに伸ばして体の軸を作る際に重要となる筋肉、特には、背骨の最も近くにある筋肉(インナーマッスル)を指す。
競技界では、アスリートにとって、体の軸を作るということは、優れたバランス及びパフォーマンスを得るために非常に重要であることが理解されている。また、アスリートではない人々(健常者、高齢者、傷病者など)においても、体の軸を正しく作れるようになれば、日常生活において体のバランスを向上でき、ひいては、健康を向上できることが期待できる。
体幹を鍛えることによって、体幹を、やわらかくし、強くし、また、伸ばしたり、ねじったりすることができるようになる。しかし、従来においては、人間の体幹を鍛えることに着目した運動具が無かった。
本発明は、体幹を効果的に鍛えられる、運動具を提供することを目的とする。
本発明の運動具は、
ユーザの少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨が当てられるように構成された背骨当て面を有する、棒状体と、
前記棒状体を壁面に対して平行かつ前記棒状体の長手方向に摺動可能にする、摺動部と、
を備えている。
本発明の運動具においては、
前記背骨当て面は、幅が7cm以下であり、長さが80cm以上であると、好適である。
本発明の運動具においては、
前記摺動部は、前記壁面に設置された上下方向に延在する案内部によって上下方向に案内されるように構成されていると、好適である。
本発明の運動具においては、
前記摺動部は、前記棒状体の前記背骨当て面と反対側の面に設けられた、前記棒状体の長手方向のみに回転可能なローラ、又は、転動体により構成されていると、好適である。
本発明の運動具においては、
前記棒状体には、前記ユーザの肩に荷重を掛けられるように構成された肩錘部が取付けられていると、好適である。
本発明の運動具においては、
前記肩錘部は、前記棒状体に対して移動可能又は着脱可能であり、これにより、前記ユーザの肩に荷重を掛けている状態と、前記ユーザの肩に荷重を掛けていない状態との間で、切り換え可能に構成されていると、好適である。
本発明の運動具においては、
前記棒状体には、前記ユーザの頭頂部と接触可能に構成された頭頂当て部が取付けられていると、好適である。
本発明の運動具においては、
前記頭頂当て部は、前記棒状体に対して移動可能又は着脱可能であり、これにより、前記ユーザの頭頂部の上側に位置する状態と、前記ユーザの頭頂部の上側に位置していない状態との間で、切り換え可能に構成されていると、好適である。
本発明によれば、体幹を効果的に鍛えられる、運動具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る運動具を示す側面図である。 図1の運動具を、棒状体が上側に変位した状態で示す、側面図である。 図1の運動具を示す正面図である。 図3の運動具を、図3のA−A線に沿う断面により示す、水平断面図である。 本発明の第1変形例に係る運動具を示す側面図である。 図5の運動具を示す正面図である。 図6の肩錘部の一部を拡大して示す、斜視図である。 図7の頭頂当て部の一部を拡大して示す、斜視図である。 本発明の第2変形例に係る運動具を示す側面図である。
本発明の運動具は、人間の体幹を鍛えるために使用されるものであり、アスリート、健常者、高齢者等のトレーニングや、傷病者等のリハビリなどに、好適に使用できるものである。ここで、「体幹」とは、人間が背骨をまっすぐに伸ばして体の軸を作る際に重要となる筋肉、特には、背骨の最も近くにある筋肉(インナーマッスル)を指す。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る運動具の実施形態を例示説明する。
〔棒状体および摺動部〕
図1〜図4は、本発明の一実施形態に係る運動具を示している。図1及び図2は、本実施形態の運動具1をそれぞれ別々の状態で示す側面図である。図3は、図1の運動具1を示す正面図である。図4は、図3の運動具1を、図3のA−A線に沿う断面により示す、水平断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態の運動具1は、棒状体10と、摺動部20と、を備えている。棒状体10は、ユーザUの少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨Bが当てられるように構成された背骨当て面11を有する。摺動部20は、棒状体10を壁面Wに対して平行かつ棒状体10の長手方向に摺動可能にするように構成されている。
本明細書において、「摺動」とは、転動体による移動も含む概念である。
壁面Wは、上下方向(鉛直方向)に延在している。
運動具1の使用時においては、棒状体10の長手方向が上下方向(鉛直方向)に指向され、ユーザUが、壁面Wとは反対側を向いて、自身の背骨Bを棒状体10の背骨当て面11に当てた状態で、膝を屈伸させながら上半身を上下方向に移動させることにより、棒状体10が、ユーザUの上半身と一体となって、摺動部20によって壁面Wに沿って上下方向に摺動される。
以下では、説明の便宜のため、運動具1が使用時の姿勢にあるものとし、すなわち、棒状体10の長手方向が上下方向(鉛直方向)に指向された状態で、棒状体10が、上下方向に延在する壁面Wと対向配置されているものとする。また、以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」とは、運動具1を使用しているユーザUから見たときの「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」をそれぞれ指すものとする。
なお、図5〜図8は、運動具1の第1変形例を示しており、図9は、運動具1の第2変形例を示している。以下では、説明の便宜のため、図1〜図4の例の運動具1について説明しながら、適宜、これらの第1変形例、第2変形例の説明も併せて行う。
図1〜図3に示すように、棒状体10は、棒状に構成されている。すなわち、棒状体10は、細長く直線状に延在しており、その延在方向(上下方向)の長さが、その幅方向(左右方向)の長さ及び奥行き方向(前後方向)の長さよりも長いものである。図4に示すように、棒状体10は、壁面Wとは反対側(前側)の端面が、背骨当て面11を構成している。背骨当て面11は、棒状体10の長手方向(上下方向)に沿って細長く直線状に延在しており、ひいては、壁面Wに垂直かつ鉛直方向の断面において、上下方向に延びる直線形状をなしている。
ここで、背骨当て面11について、「ユーザUの少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨Bが当てられるように構成された」とは、背骨当て面11が、ユーザUの背中のうち、少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨Bに沿った中央のくぼみC(図4参照)に入り込んで、このくぼみCと当たる(接触する)ことができるように構成されていることを指している。言い換えれば、背骨当て面11は、ユーザUの背中の左右両側の肩甲骨と当たる結果、背中の中央のくぼみCからは離間されて、くぼみCと当たることができないようには、構成されていない。
なお、背骨Bや肩甲骨が「当たる(接触する)」とは、当然ながら、背骨Bや肩甲骨が直接当たることを意味するのではなく、背骨Bや肩甲骨が、それを覆う人体組織(皮膚など)や衣服を介して、当たることを意味している。
棒状体10ひいては背骨当て面11は、上下方向に細長いことにより、ひいては、左右方向の幅が狭く上下方向に長いことにより、ユーザUの少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨Bと当たることができるように構成されている。仮に、棒状体10の代わりに、左右方向に幅広の板状体を用いた場合、ユーザUは、一対の肩甲骨しか板状体に当てることができず、少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨Bを板状体に当てることができない。
本実施形態において、摺動部20は、棒状体10に設けられている。また、運動具1は、摺動部20を上下方向に案内するように構成された、案内部21をさらに備えている。より具体的に、本例において、案内部21は、レールとして構成されており、上下方向に延在するように指向された状態で壁面Wに固定されている。摺動部20は、案内部21と係合した状態で、案内部21によって上下方向に案内されながら摺動できるように、案内部21によって壁面Wに取り付けられている。図4に示すように、本例では、摺動部20が上下方向に延在する凹条として構成され、案内部21が上下方向に延在する凸条として構成されている。
ただし、摺動部20及び案内部21の構成は、本例に限らず、任意でよい。例えば、摺動部20が上下方向に延在する凸条として構成されて、案内部21が上下方向に延在する凹条として構成されてもよい。また、摺動部20と案内部21との間に玉やころ等の転動体を設けてもよい。あるいは、摺動部20をピニオンとして構成し、案内部21をラックとして構成してもよい。
運動具1は、案内部21を備えることによって、摺動部20を安定的に上下方向に移動させることができる。ただし、運動具1は、図9に示す変形例のように、案内部21を備えていなくてもよい。その場合、摺動部20は、例えば、図9に示す変形例のように、棒状体10の幅方向に延在する軸の周りに回転可能、ひいては、棒状体10の長手方向のみに回転可能に、棒状体10に取り付けられた、ローラ(車輪)によって構成されるとよい。あるいは、摺動部20は、棒状体10の長手方向を含む全方向に回転可能に棒状体10に取り付けられた、玉やころ等の転動体によって構成されてもよい。
また、運動具1は、摺動部20を壁面W側に備えて、棒状体10の後面(壁面Wとの対向面)を単なる平坦面としてもよい。その場合、摺動部20は、例えば、左右方向に延在する軸の周りに回転可能、ひいては、上下方向のみに回転可能に、壁面Wに取り付けられた、ローラ(車輪)によって構成されるとよい。あるいは、摺動部20は、上下方向を含む全方向に回転可能に壁面Wに取り付けられた、玉やころ等の転動体によって構成されてもよい。この場合、運動具1は、案内部21を壁面W上に備えていると好適であるが、案内部21を備えていなくてもよい。
上記のように構成された運動具1の好適な使用方法を説明する。
まず、ユーザUは、壁面Wとは反対側を向き、棒状体10の上端が自身の背中の上端とほぼ同じ高さになるように、棒状体10の上下方向の位置を調整するとともに、背骨Bを棒状体10の背骨当て面11に対向させる。このとき、ユーザUの背骨Bは、自然なS字カーブを描いている(図1の破線参照。)。
つぎに、ユーザUは、腹部を後ろに引っ込めて、背骨Bを、棒状体10の背骨当て面11のうち、背骨Bと対向する部分の全体にわたって当てることにより、背骨Bを上下方向にほぼ直線状に伸ばすとともに、後頭部が、棒状体10の前端よりも後側にくるように、姿勢を正す(図1の実線参照。)。このとき、ユーザUの体幹は軸を作った状態となる。
その姿勢を維持しつつ、ユーザUは、自身の膝を伸ばしたり(図2)曲げたり(図1、図3)することにより、棒状体10を摺動部20によって上下方向に摺動させながら、自身の上半身を上下に往復移動させて、上下運動を行う。このように、運動具1は、ユーザUが上下運動をするのに用いられる。
なお、上記の上下運動をする際には、事前にユーザUの臀部の下に椅子等の台を設置し、ユーザUがバランスを崩した場合に、ユーザUを台によって受け止めるようにしてもよい。
また、上記の上下運動は、ユーザUの両膝でボールを挟んだ状態、あるいは、ユーザUの両膝をゴム等で巻いた状態で、行ってもよい。これにより、ユーザUに掛かる負荷を増大できる。
このように、運動具1は、ユーザUが背骨Bを直線状に伸ばして軸を作った状態で上下運動できるように構成されている。これにより、ユーザUが体幹を効果的に鍛えることができる。
仮に、背骨が曲がった状態で上下運動をする場合、体幹を効果的に鍛えることはできない。そのため、上下運動をする間、背骨が直線状に保たれることが重要である。しかし、人間が自然な姿勢をとっているとき、背骨の形状は、直線状ではなくS字カーブを描くものである。したがって、背骨を直線状に伸ばして軸を作るためには、腹部を引っ込める等、特別な姿勢を作る必要がある。
仮に、棒状体10の代わりに左右方向に幅広の板状体を用いる場合、上下運動をする間、背骨には何も当たっていない状態となるため、ユーザUは、背骨がどのような形状になっているかを把握することができず、無意識のうちに背骨の形状がS字カーブに戻りやすくなるので、背骨を直線状に維持するのが難しくなる。また、仮に、背骨当て面11が、鉛直断面内において上下方向に直線形状ではなく、鉛直断面内において湾曲又は屈曲した形状を有する場合、ユーザUは、背骨Bを背骨当て面11に当てたときに背骨Bを直線状に伸ばすことができない。
本実施形態では、棒状体10が、上下方向に延在する棒状に構成されており、ひいては、背骨当て面11が、壁面Wに垂直かつ鉛直方向の断面において、上下方向に延びる直線形状をなしている。これにより、ユーザUは、上下運動をする間、背骨Bが、棒状体10の背骨当て面11のうち、背骨Bと対向する部分の全体にわたって当たった状態を維持できるように意識するだけで、背骨Bが直線状に延びて軸を作った姿勢を、簡単に維持できる。よって、ユーザUは体幹を効果的に鍛えることができるのである。
なお、体幹を鍛えるためには、運動具1の使用時における棒状体10の移動方向、ひいては、ユーザUの上半身の移動方向が、本実施形態のように、重力の働く方向と平行な方向、すなわち上下方向であることが重要である。それにより、上下運動をする間、ユーザUの体重等の荷重が作用する方向と背骨の延在方向とが一致するので、荷重を体幹に効果的に掛けることができ、ひいては、体幹を効果的に鍛えることができる。
仮に、運動具1の使用時における棒状体10の移動方向、ひいては、ユーザUの上半身の移動方向が、鉛直方向に対して傾斜した方向である場合、ユーザUの体重等の荷重が作用する方向と背骨の延在方向とが交差してしまうため、荷重を体幹にさほど効果的に掛けることができず、ひいては、体幹をさほど効果的に鍛えることができない。
また、本実施形態の運動具1は、棒状体10を壁面Wに沿って摺動可能にする摺動部20を有するので、上下運動の間、棒状体10が、ユーザUの上半身と一体となって動くようにされている。これにより、ユーザUの衣類が、擦れて損傷を受けるのを防止できる。
仮に、運動具1が摺動部20を有さず、棒状体10が壁面Wに固定されていて、ユーザUの背骨B(ひいては背中のくぼみC)が棒状体10の背骨当て面11に対して摺動されるようにされている場合、ユーザUの衣類が、背骨当て面11との間の摩擦によって、擦れて損傷を受けるおそれがある。
また、運動具1は、棒状体10を壁面Wに沿って摺動可能にする摺動部20を有するので、ユーザUが上下運動を開始する直前に、摺動部20によって棒状体10を上下方向に摺動させるだけで、簡単に、自身の身長に合わせた棒状体10の上下方向の位置調整をすることができる。
棒状体10は、例えばプラスチック、金属、木材等の、可撓性が全く又はほとんど無い材料で構成されるのが好ましい。これにより、ユーザUの背骨Bが背骨当て面11に当てられたときに、背骨当て面11が変形して背骨Bの直線形状を維持できなくなるのを、効果的に抑制できる。
棒状体10は、図4に示す例では中実であるが、中空でもよい。
ユーザUの体格は様々であり、ユーザUの背中の中央のくぼみCの形状や幅は、ユーザU毎に異なる。棒状体10の背骨当て面11は、左右方向(棒状体10の延在方向に垂直な方向)の幅W11(図4参照)が狭いほど、大きな体格を持つユーザUはもとより、より小さな体格を持つユーザUにも、背中の中央のくぼみCに入り込んで背骨Bに当たることができるので、より広範囲のユーザUに対応できるようになる。このような観点から、背骨当て面11は、左右方向(棒状体10の延在方向に垂直な方向)の幅W11が、7cm以下であると好適であり、6cm以下であるとより好適である。
一方、棒状体10の背骨当て面11は、左右方向(棒状体10の延在方向に垂直な方向)の幅W11が狭すぎると、ユーザUが背骨Bを当てたときに、ユーザUが違和感や痛みを感じるおそれがある。このような観点から、背骨当て面11は、左右方向(棒状体10の延在方向に垂直な方向)の幅W11が、4cm以上であると好適であり、5cm以上であるとより好適である。
上下運動の間にユーザUが背骨Bの直線形状を維持しやすくするためには、上下運動の間、ユーザUの背骨Bのほぼ全体(より具体的に、好ましくは、胸椎の上端から尾骨までの部分、すなわち、少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨部分)が、背骨当て面11に、当てられることが、好適である。一方、ユーザUの背骨Bの長さは、ユーザU毎に異なる。よって、棒状体10の背骨当て面11は、上下方向(棒状体10の延在方向)の長さが長いほど、小さな体格を持つユーザUはもとより、より大きな体格を持つユーザUにも、背骨のほぼ全体と当たることができるので、より広範囲のユーザUに対応できるようになる。このような観点から、背骨当て面11は、上下方向(棒状体10の延在方向)の長さが、80cm以上であると好適であり、90cm以上であるとより好適である。
一方、棒状体10の背骨当て面11は、上下方向(棒状体10の延在方向)の長さが長すぎると、小さな体格を持つユーザUが背骨Bを当てた状態で、上半身を十分に下降できないまま棒状体10が床Fに着いてしまうおそれがある。このような観点から、背骨当て面11は、上下方向(棒状体10の延在方向)の長さが、110cm以下であると好適であり、100cm以下であるとより好適である。
背骨当て面11は、図4に示す例のように、水平断面において、前側に凸に湾曲した形状(円弧形状、楕円形状など)をなしていると好適である。これにより、背骨当て面11が、ユーザUの背中のくぼみCに沿った形状となるので、背骨Bと、より密着して当たることができる。これにより、ユーザUが、背骨Bを背骨当て面11に当てる際に、背骨Bの直線形状をより維持しやすくなる。
ただし、背骨当て面11は、水平断面において、他の形状でもよく、例えば、左右方向に平行な直線状でもよい。
なお、図の例では、棒状体10のうち、背骨当て面11より後側の部分が、左右方向の幅が一定にされた長方体形状をなしている。ただし、棒状体10のうち、背骨当て面11より後側の部分の形状は、任意でよい。例えば、棒状体10のうち後端部の左右方向の幅が、背骨当て面11の左右方向の幅よりも大きくされてもよい。
上下運動の間にユーザUが正しく軸を作るためには、背骨Bが、背骨当て面11に当てられて上下方向にほぼ直線状に伸ばされるとともに、後頭部が、背骨Bよりも後側、すなわち、棒状体10の前端よりも、例えば6〜8cm程度、後側にくるようにされる必要がある。したがって、棒状体10の上側では、ユーザUの後頭部が位置することができるよう、前後方向に十分なスペースが確保されているのが好ましい。このような観点から、背骨当て面11の前端から、背骨当て面11の後側に最も隣接する固定端までの、前後方向(奥行方向)の距離D(図4参照)が、6cm以上であると好適であり、7cm以上であるとより好適である。ここで、「背骨当て面11の後側に最も隣接する固定端」とは、図4の例のように背骨当て面11と壁面Wとの間に、案内部21等の、壁面Wに固定された他の部材が配置されている場合、当該他の部材の前端を指し、背骨当て面11と壁面Wとの間にそのような他の部材が配置されていない場合、壁面Wを指す。
また、背骨当て面11の前端から、背骨当て面11の後側に最も隣接する固定端までの、前後方向(奥行方向)の距離Dは、運動具1の大型化を回避する観点からは、30cm以下であると好適であり、20cm以下であるとより好適である。
床面Fには、運動具1の近傍から前方へ直線状に延びるマーカーM(図1〜図3)が、棒状体10の背骨当て面11と同じ左右方向位置に設けられていると、好ましい。マーカーMは、図1〜図3の例では、床面Fと別体又は一体に構成されているとともに床面Fより上側へ突出した突条からなるが、これに限らず、床面Fに貼られたテープ、あるいは、床面Fにペンキ等により描かれた線でもよい。
マーカーMがあることにより、ユーザUは、前方のマーカーMを見ながら上下運動をすることによって、自身の背骨や頭部の適切な左右方向位置が把握しやすくなり、また、背骨や頭部の位置や姿勢を適切に保つことへの意識を高めることができる。
マーカーMの左右方向の幅は、例えば、2〜10cm程度がよい。
〔肩錘部〕
図1〜図3の例において、運動具1は、肩錘部30をさらに備えている。肩錘部30は、棒状体10に取り付けられており、ユーザUの肩(両肩)に荷重を掛けられるように構成されている。肩錘部30は、棒状体10に取り付けられているので、上下運動の間、棒状体10と一体となって上下方向に移動されながら、ユーザUの肩に荷重を掛け続けることができる。これにより、上下運動の間、より大きな荷重を体幹に掛けることができ、ひいては、体幹をより効果的に鍛えることができる。
図1〜図3の例において、肩錘部30は、ユーザUの一対の肩にそれぞれ対応して左右両側に設けられたウェイト35と、これらのウェイト35をそれぞれ棒状体10に取り付ける取付部材32と、を有している。図の例において、取付部材32は、剛体のアームから構成されており、棒状体10の上面に一方の端部が固定されていて、そこから前方側に延在している。ウェイト35は、取付部材32の他方の端部に設けられており、ユーザUの肩の上に載せられるように構成されている。図1〜図3の例において、ウェイト35は、その外面形状が略楕円体形状であるが、ウェイト35の外面形状は、本例に限らず、例えば、略円柱形状、略四角柱形状等、任意の形状でよい。
ただし、図1〜図3の例に限られず、肩錘部30は、ユーザUの肩に荷重を掛けられるように構成されている限り、任意の構成からなるものでよい。
例えば、取付部材32の一方の端部は、棒状体10上の任意の位置に固定されていてよく、例えば、棒状体10の左右面又は後面に固定されていてもよい。また、取付部材32は、ウェイト35を棒状体10に取り付けるように構成されている限り、取付部材32の延在方向や形状等の構成は、任意でよい。
また、肩錘部30は、図5〜図7に示す変形例のように、ウェイト35がユーザUの肩の上とは異なる位置(好適には、例えば、棒状体10の両脇)に配置され、ユーザUの肩の上には、ウェイト35の荷重を肩に作用させるための肩当て部材31が載せられるように、構成されてもよい。
これにより、ウェイト35がユーザUの顔の両脇に配置されることによりユーザUの視界が妨げられるのを回避できる。
具体的に、図5〜図7の例において、肩錘部30は、肩当て部材31と、肩当て部材31を棒状体10に取り付ける取付部材32と、ウェイト35と、取付部材32から下側に延在し、下端にウェイト35が設けられた、吊り部材36と、を有している。肩当て部材31は、例えば、板や棒等(図の例では板)で構成される。図5〜図7の例において、肩当て部材31は、その外面形状が略四角柱形状であるが、肩当て部材31の外面形状は、本例に限らず、例えば、略円柱形状、略楕円体形状等、任意の形状でよい。吊り部材36は、例えば、ロープ、棒、アーム等から構成される。図5〜図7の例では、取付部材32が、棒状体10の上面に固定されているが、取付部材32は、棒状体10上の任意の位置に固定されてよい。
肩錘部30は、図6及び図7に示す変形例のように、ユーザUの肩に荷重を掛けている状態と、ユーザUの肩に荷重を掛けていない状態との間で、切り換え可能に構成されていると、好適である。これにより、ユーザUの肩にウェイト35の荷重が掛かっている場合とそうでない場合との両方で、上下運動をすることが可能となり、ひいては、ユーザUの体幹に掛かる荷重を調整することができる。
具体的に、図6及び図7に示す例では、肩当て部材31が、棒状体10に対して水平方向に回転可能に、構成されており、これにより、上記の切り換えが可能にされている。より具体的に、図7に示す例において、肩当て部材31は、取付部材32に固定されているとともに上下方向に延在する軸31sによって、水平方向に回転可能に支持されている。これにより、肩当て部材31は、取付部材32に対して、ひいては取付部材32が固定された棒状体10に対して、水平方向に回転可能に構成されている。
ただし、上記の切り換えは、肩当て部材31が、棒状体10に対して、任意の方向に移動(回転移動及び/又は平行移動)可能に構成されることによって実現されてよい。例えば、肩当て部材31が、棒状体10に対して、水平方向以外の任意の方向(鉛直方向等)に回転可能に構成されることによって実現されてもよい。かつ/又は、肩当て部材31が、棒状体10に対して、任意の方向(水平方向又は鉛直方向等)に平行移動可能に構成されることによって実現されてもよい。
あるいは、上記の切り換えは、肩当て部材31が取付部材32に対して着脱可能であることにより、実現されてもよい。
あるいは、図1〜図4の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上にウェイト35が載せられるように構成されている場合、又は、図5〜図8の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上に肩当て部材31が載せられるように構成されている場合においては、取付部材32が、棒状体10に対して、任意の方向に移動(回転移動及び/又は平行移動)可能、あるいは、着脱可能にされていることによって、上記の切り換えが可能にされてもよい。
図1〜図4の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上にウェイト35が載せられるように構成されている場合、又は、図5〜図8の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上に肩当て部材31が載せられるように構成されている場合において、肩錘部30は、図6及び図7に示すように、ユーザUの肩にウェイト35の荷重を作用させる作用点の位置を、左右方向に調整可能に構成されていると、好適である。ユーザU毎に、肩幅が異なるところ、ユーザUの肩にウェイト35の荷重を作用させる作用点の位置を、左右方向に調整可能とすることにより、様々なユーザUに対応できるようになる。
より具体的に、図7に示す例では、肩錘部30の取付部材32が、棒状体10に固定された固定部材321と、固定部材321に対して左右方向に移動可能に取り付けられているとともに、肩当て部材31が取り付けられた、可動部材322と、を有している。固定部材321は、左右方向に延在する長孔321hを有している。可動部材322は、固定部材321の長孔321hに沿って移動可能に、固定具fによって、固定部材321に取り付けられている。これにより、可動部材322およびこれに連結された肩当て部材31の左右方向の位置、ひいては、ユーザUの肩にウェイト35の荷重を作用させる作用点の位置(肩当て部材31がユーザの肩に載る位置)を、左右方向に調整可能にされている。
なお、図1〜図4の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上にウェイト35が載せられるように構成されている場合も、ウェイト35を棒状体10に取り付ける取付部材32を、図7に示す例と同様に構成すれば、ユーザUの肩にウェイト35の荷重を作用させる作用点の位置(ウェイト35がユーザの肩に載る位置)を、左右方向に調整可能にできる。
図1〜図4の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上にウェイト35が載せられるように構成されている場合、又は、図5〜図8の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上に肩当て部材31が載せられるように構成されている場合において、肩錘部30は、図5及び図6に示すように、ユーザUの肩に作用されるウェイト35の荷重を、調整可能に構成されていると、好適である。これにより、上下運動の際にユーザUの体幹に掛かる荷重を、調整することができる。
具体的に、図5及び図6に示す例では、ウェイト35の数が調整可能にされている。より具体的には、ユーザUの肩ごとに、複数のウェイト35が上下方向に積層されており、ウェイト35どうしの間ごとに設けられたピンホール(図示せず)のいずれか1つにピン37が差し込まれると、ピン37より上側のウェイト35のみが、吊り部材36によって吊り下げられるようになり、ひいては、肩当て部材31を介して、ピン37より上側のウェイト35のみの荷重を、ユーザUの肩に作用させるようになる。このようにして、ユーザUの肩に作用されるウェイト35の荷重を、調整可能にしている。
なお、図1〜図4の例のように肩錘部30がユーザUの肩の上にウェイト35が載せられるように構成されている場合も、取付部材32に設けられるウェイト35の数を調整可能にすることによって、ユーザUの肩に作用されるウェイト35の荷重を、調整可能にしてもよい。
その他にも、例えば、異なる重量のウェイト35に取り換え可能に構成することによって、ユーザUの肩に作用されるウェイト35の荷重を、調整可能にしてもよい。
運動具1は、肩錘部30を備えていなくてもよい。
〔頭頂当て部〕
図1〜図3の例において、運動具1は、頭頂当て部40をさらに備えている。頭頂当て部40は、ユーザUの頭頂部と当てられる頭頂当て部材41と、頭頂当て部材41を棒状体10に取り付ける取付部材42と、を有している。図の例において、取付部材42は、剛体のアームから構成されており、棒状体10の上面に一方の端部が固定されていて、そこから上側に延在した後に前方に延在している。頭頂当て部材41は、取付部材42の他方の端部に設けられており、ユーザUの頭頂部の上に載せられるように構成されている。
頭頂当て部材41は、例えば、ボール、棒、板等から構成される。図1〜図3の例において、頭頂当て部材41は、その外面形状が略楕円体形状であるが、頭頂当て部材41の外面形状は、本例に限らず、例えば、略円柱形状、略四角柱形状等、任意の形状でよい。
頭頂当て部40は、上記のように構成されているので、図1及び図2に示すように、上下運動の間、頭頂当て部材41は、棒状体10と一体となって上下方向に移動しながら、ユーザUの頭頂部に当たった状態が維持される。これにより、上下運動の間、ユーザUは、頭頂部の位置を意識し続けることができ、ひいては、体の軸を作った状態を維持することへの意識をさらに高めることができる。
頭頂当て部40は、図5〜図8に示す変形例のように、取付部材42が、頭頂当て部材41の上下方向の位置を調整できるように構成されていると、好適である。ユーザUが背骨Bを棒状体10の背骨当て面11に当てたときにおける、ユーザUの頭頂部の位置は、ユーザU毎に異なるところ、頭頂当て部材41の上下方向の位置を調整できるようにすることで、様々なユーザUに対応できるようになる。
より具体的に、図8に示す例では、取付部材42が、例えば、板等の剛体から構成され、また、頭頂当て部材41が、例えば、板、棒等から構成されている。そして、頭頂当て部40の取付部材42が、棒状体10に固定された固定部材423と、固定部材423に対して上下方向に移動可能に取り付けられているとともに、頭頂当て部材41が取り付けられた、可動部材424と、を有している。固定部材423は、上下方向に延在する長孔423hを有している。可動部材424は、固定部材423の長孔423hに沿って移動可能に、固定具fによって、固定部材423に取り付けられている。これにより、可動部材424およびこれに連結された頭頂当て部材41の上下方向の位置を、調整可能にされている。図5〜図8の例において、頭頂当て部材41は、その外面形状が略四角柱形状であるが、頭頂当て部材41の外面形状は、本例に限らず、例えば、略円柱形状、略楕円体形状等、任意の形状でよい。
上述した各例において、頭頂当て部40は、頭頂当て部材41の前後方向の位置を、調整できるように構成されていると、好適である。ユーザUが背骨Bを棒状体10の背骨当て面11に当てたときにおける、ユーザUの頭頂部の前後方向の位置は、ユーザU毎に異なるところ、頭頂当て部材41の前後方向の位置を調整できるようにすることで、様々なユーザUに対応できるようになる。
頭頂当て部材41の前後方向の位置を調整するための構成としては、図示は省略するが、例えば、取付部材42の前後方向の長さを調整可能にしたり、かつ/又は、棒状体10に対する取付部材42の前後方向の取り付け位置を調整可能にしたりするとよい。
上述した各例において、頭頂当て部40は、ユーザUの頭頂部に単に当てられるだけでなく、ユーザUの頭頂部に荷重を掛けられるように構成されてもよい。これにより、上下運動の間、頭頂当て部材41が、棒状体10と一体となって上下方向に移動されながら、ユーザUの頭頂部に荷重を掛け続けることができる。これにより、上下運動の間、より大きな荷重を体幹(特に、頚椎の周りのインナーマッスル)に掛けることができ、ひいては、体幹をより効果的に鍛えることができる。
この場合、例えば、頭頂当て部材41自体がウェイトを構成してもよいし、あるいは、頭頂当て部材41が、ユーザUの頭頂部の上側とは異なる位置に配置されたウェイトからの荷重をユーザUの頭頂部に作用させるように構成されてもよい。また、この場合、ウェイトの荷重を調整可能にすると好適である。
上述した各例において、頭頂当て部40は、図6及び図8の例のように、頭頂当て部材41がユーザUの頭頂部の上側に位置する状態と、頭頂当て部材41がユーザUの頭頂部の上側に位置していない状態との間で、切り換え可能に構成されていると、好適である。これにより、ユーザUは、自身の頭頂部が頭頂当て部材41と当たるようにされている場合とそうでない場合との両方で、上下運動をすることが可能となる。
具体的に、図6及び図8に示す例では、頭頂当て部材41が、棒状体10に対して水平方向に回転可能に、構成されており、これにより、上記の切り換えが可能にされている。より具体的に、図8に示す例において、頭頂当て部材41は、取付部材42に固定されているとともに上下方向に延在する軸41sによって、水平方向に回転可能に支持されている。これにより、頭頂当て部材41は、取付部材42に対して、ひいては取付部材42が固定された棒状体10に対して、水平方向に回転可能に構成されている。
ただし、上記の切り換えは、頭頂当て部材41が、棒状体10に対して、任意の方向に移動(回転移動及び/又は平行移動)可能に構成されることによって実現されてよい。例えば、頭頂当て部材41が、棒状体10に対して、水平方向以外の任意の方向(鉛直方向等)に回転可能に構成されることによって実現されてもよい。かつ/又は、頭頂当て部材41が、棒状体10に対して、任意の方向(水平方向又は鉛直方向等)に平行移動可能に構成されることによって実現されてもよい。
あるいは、上記の切り換えは、頭頂当て部材41が取付部材42に対して着脱可能であることにより、実現されてもよい。
あるいは、取付部材42が、棒状体10に対して、任意の方向に移動(回転移動及び/又は平行移動)可能、あるいは、着脱可能にされていることによって、上記の切り換えが可能にされてもよい。
運動具1は、頭頂当て部40を備えていなくてもよい。
本発明の運動具は、人間の体幹を鍛えるために使用されるものであり、アスリート、健常者、高齢者等のトレーニングや、傷病者等のリハビリなどに、好適に使用できるものである。
1 運動具
10 棒状体
11 背骨当て面
20 摺動部
21 案内部
30 肩錘部
31 肩当て部材
31s 軸
32 取付部材
321 固定部材
321h 長孔
322 可動部材
35 ウェイト
36 吊り部材
37 ピン
40 頭頂当て部
41 頭頂当て部材
41s 軸
42 取付部材
423 固定部材
423h 長孔
424 可動部材
B 背骨
C 背中の中央のくぼみ
D 背骨当て面の前端から、背骨当て面の後側に最も隣接する固定端までの、前後方向の距離
F 床面
f 固定具
M マーカー
U ユーザ
W 壁面
W11 背骨当て面の幅

Claims (7)

  1. ユーザの少なくとも腰椎と胸椎を含む背骨が当てられるように構成された背骨当て面を有する、棒状体と、
    前記棒状体を壁面に対して平行かつ前記棒状体の長手方向に摺動可能にする、摺動部と、
    を備え
    前記背骨当て面は、幅が7cm以下であり、長さが80cm以上である、運動具。
  2. 前記摺動部は、前記壁面に設置された上下方向に延在する案内部によって上下方向に案内されるように構成されている、請求項に記載の運動具。
  3. 前記摺動部は、前記棒状体の前記背骨当て面と反対側の面に設けられた、前記棒状体の長手方向のみに回転可能なローラ、又は、転動体により構成されている、請求項1又は2に記載の運動具。
  4. 前記棒状体には、前記ユーザの肩に荷重を掛けられるように構成された肩錘部が取付けられている、請求項1〜のいずれか一項に記載の運動具。
  5. 前記肩錘部は、前記棒状体に対して移動可能又は着脱可能であり、これにより、前記ユーザの肩に荷重を掛けている状態と、前記ユーザの肩に荷重を掛けていない状態との間で、切り換え可能に構成されている、請求項に記載の運動具。
  6. 前記棒状体には、前記ユーザの頭頂部と接触可能に構成された頭頂当て部が取付けられている、請求項1〜のいずれか一項に記載の運動具。
  7. 前記頭頂当て部は、前記棒状体に対して移動可能又は着脱可能であり、これにより、前記ユーザの頭頂部の上側に位置する状態と、前記ユーザの頭頂部の上側に位置していない状態との間で、切り換え可能に構成されている、請求項に記載の運動具。
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