JP6344649B2 - 車両内装部材の取り付け構造 - Google Patents
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Description
連結部の近傍に位置する上側内装部材と下側内装部材の合わせ部における隙間の発生をより確実に防止することができる。
図1は車両においてクォーターウィンドウが配設された部分の近傍を車室側から示す斜視図であり、図2はクォーターウィンドウの取り付け態様を車両外側から分解して示す図である。クォーターウィンドウ10は車両の後方の側壁部に配設されている。図2に示すように、クォーターウィンドウ10は、側壁部において車室外側の車体側面を形成するアウターボディパネル20の窓開口部21に対して、車両室外側から貼り付け固定されている。例えば、クォーターウィンドウ10は、差込み構造およびシール材、接着材などを用いて、窓開口部21の辺部に形成されたフランジ22に固定されている。クォーターウィンドウ10は、周縁部を取り囲むようにセラミックインクで着色したセラミック焼付ガラスである。車室内の各部材を接着しているシール材等が車両の外側から見えることがないよう、黒色などの濃い色のセラミックインクが用いられている。クォーターウィンドウ10においてセラミックインクで着色された領域と着色されていない領域との境界はセラミックラインと呼ばれ、図1及び図2において線10Lで示されている。
アウターボディパネル20の窓開口部の下辺のフランジ22の略中央部分は上方向に延出している。この上方向に延出している部分は車室外側に屈曲しており、さらにその上縁部22A(屈曲部)は、車室内側に屈曲している。図8に示すように上縁部22Aは断面形状がフック状を呈している。アウターボディパネル20にクォーターロアトリム40を取り付ける際、クォーターロアトリム40のガイドリブ424、425の上辺にフランジ22の上縁部22Aの下面を当接させつつ、クォーターロアトリム40をアウターボディパネル20に近づける。そして、フランジ22の車室外側に屈曲した部分を、クォーターアッパートリム30の連結部34の中央部34Cの上方に位置させた状態でフランジ22の上縁部22Aの先端部を一対の係合リブ422、423の切り欠かれた箇所に係合させる。このように、アウターボディパネル20のフランジ22の上縁部22Aを係合リブ422、423に係合させることにより、クォーターロアトリム40は、アウターボディパネル20に支持される。
クォーターロアトリム40の車両前方側の係合爪列43の上側の係合爪432は、クォーターアッパートリム30の連結部34の車両前方側の係合孔列343の上側の係合孔343Uに挿入され、係合している。下側の係合爪433は、下側の係合孔343Dに挿入され、その先端部の段部が下側の係合孔343Dの上縁に車室外側から係合している。同様に、クォーターロアトリム30の車両後方側の係合爪列44の上側の係合爪442、クォーターアッパートリム30の連結部34の車両後方側の係合孔列344の上側の係合孔344Uに挿入され、係合している。また、下側の係合爪443は、下側の係合孔344Dに挿入され、その先端部の段部が下側の係合孔344Dの上縁に車室外側から係合している。
20 アウターボディパネル
21 窓開口部
22 フランジ
25 インナーボディパネル
30 クォーターアッパートリム
31 上端部
32 前方部
33 後方部
35 係止孔
36、37 係止部材
40 クォーターロアトリム
41 上端部
42 被係合部
45 突起部
341、342 当接片
343、344 係合孔列
Claims (6)
- 車両側壁を構成するボディパネルの窓開口部に配設された窓ガラスの周縁部を車室内側から覆う車両内装部材の取り付け構造において、
前記車両内装部材は上側内装部材と下側内装部材とで構成され、
前記上側内装部材は、前記窓ガラスの上側縁部を覆う上端部と、前側縁部を覆う前側端部と、後側縁部を覆う後側端部と、前記前側端部と前記後側端部のそれぞれの下端部を連結する連結部とを有し、
前記下側内装部材は、前記窓ガラスの下側縁部と前記上側内装部材の前記連結部とを覆う上端縁部を有し、
前記下側内装部材の車室外側の面には、前記ボディパネルの前記窓開口部の下辺のフランジにおいて屈曲している屈曲部と係合する被係合部が形成されていると共に、前記上側内装部材の前記連結部との係合構造が設けられていることを特徴とする車両内装部材の取り付け構造。 - 前記被係合部は、前記車室外側へ突出する第1の突出部と、前記第1の突出部の下方に上下方向に間隔をおいて配置され、前記車室外側へ突出する第2の突出部とを有し、
前記屈曲部の下面が前記第2の突出部に当接し、前記屈曲部の先端部が前記第1の突出部に係合していることを特徴とする請求項1に記載の車両内装部材の取り付け構造。 - 前記係合構造は、前記下側内装部材において車室外側に向けて突出するよう設けられた爪であり、前記上側内装部材の前記連結部に形成された孔を挿通して係合していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両内装部材の取り付け構造。
- 前記上側内装部材の前記連結部に、前記ボディパネルの車室内側の面に当接する当接部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両内装部材の取り付け構造。
- 前記下側内装部材の車室外側の面には、前記上側内装部材の前記連結部の近傍において車室外側に突出する係止部が設けられており、前記係止部は前記上側内装部材に形成された係止孔に係止していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両内装部材の取り付け構造。
- 前記上側内装部材の前記前側端部及び前記後側端部の少なくとも一方の車室外側の面の前記下端部寄りに、前記窓開口部の上下方向に延びる側辺のフランジに係止する係止部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両内装部材の取り付け構造。
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JP2014190023A JP6344649B2 (ja) | 2014-09-18 | 2014-09-18 | 車両内装部材の取り付け構造 |
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2014
- 2014-09-18 JP JP2014190023A patent/JP6344649B2/ja active Active
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