JP6344376B2 - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置からデータのバックアップおよびリストアを行う情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
データが格納されている情報処理装置が画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)である場合、サービスマンがデータのバックアップおよびリストアを行うが、サービスマンが作業に使う時間を短縮するためなどで、様々な工夫がなされている。
例えば、特許文献1において開示されている技術では、サービスマンが顧客のサイトに設置されている複数台の画像形成装置の設定を行う際に、複数の画像形成装置間で設定に関するデータをネットワーク経由でコピーするためにサービスマンの持つサービス端末をネットワークに接続することが許されない状況に対処するため、外部記憶装置を用いて1つの画像形成装置から別の画像形成装置に設定に関するデータをコピーしている。
また、例えば、特許文献2の技術では、複数の内部記憶装置を備えた画像形成装置において、1つの内部記憶装置の故障が予測される時に、故障が予測される内部記憶装置から他の内部記憶装置へデータのバックアップを行う。バックアップ時に通常の入力画像の記憶動作と並行して記憶動作を行うために、通常より圧縮率を高めた高圧縮モードでのデータ記憶を行う。
特開2007−89158号公報 特開2006−279539号公報
通常、画像形成装置にはコスト的な問題からHDD(Hard disk drive)やSSD(Solid state drive)などの内部記憶装置を1つだけ備えていることが多い。
そして、画像形成装置の内部記憶装置の故障が予測される時に、新しい内部記憶装置に交換する際、通常はサービスマンが交換対象である内部記憶装置内のデータを外部記憶装置にバックアップし、内部記憶装置を交換した後、バックアップしたデータをリストアする。
しかし、交換対象である内部記憶装置に記憶されているデータが大量である場合、交換後すぐに必要なデータとすぐには必要ではないデータとを分別してバックアップおよびリストアする際、サービスマンによるデータの選択時に漏れが出てしまう可能性があるという問題があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、内部記憶装置の交換前のバックアップ時にデータを漏れなく分別できる情報処理システムおよび情報処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムは、外部記憶装置と、ネットワークで接続された画像形成装置およびデータベースサーバーとを含み、前記画像形成装置は、前記データベースサーバーと通信可能な第1の通信部と、操作部と、表示部と、前記外部記憶装置が接続可能な外部記憶制御部と、保守による交換時にバックアップすべき複数のデータが記憶された第1の記憶部と、サービスマンによる選択範囲の指示を前記操作部および前記表示部経由で受け付け、前記選択範囲の中で、前記複数のデータのうち、前記外部記憶装置にバックアップすべきデータを自動的に選択するデータ選択部と、前記複数のデータのうち、前記データ選択部により選択されたデータを接続された前記外部記憶装置にバックアップし、前記データ選択部により選択されなかったデータを前記データベースサーバーに送信してバックアップさせるバックアップ部と、前記外部記憶装置にバックアップされたデータを前記保守により交換された第1の記憶部にリストアした後、前記データベースサーバーにバックアップされたデータを受信し、サービスマンのアテンド無しに、前記保守により交換された第1の記憶部にリストアするリストア部とを備え、前記データベースサーバーは、前記画像形成装置と通信可能な第2の通信部と、前記画像形成装置から送信されたデータを格納可能なデータベースが記憶された第2の記憶部と、前記画像形成装置から送られてきたデータを前記データベースに格納し、リストア時に前記データベースに格納されているデータを前記画像形成装置に送信するデータベース管理部とを備える。そのため、内部記憶装置の交換前のバックアップ時にデータを漏れなく分別できる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムでは、前記第1の記憶部に記憶された前記複数のデータの各々は、自データの使用頻度に関する使用頻度属性を備えており、前記画像形成装置は、前記複数のデータの使用頻度に応じて前記使用頻度属性を管理する使用頻度管理部をさらに備えており、前記データ選択部は、前記サービスマンから使用頻度が第1のしきい値より高いデータを前記選択範囲として指示されたとき、前記使用頻度管理部を介して使用頻度が第1のしきい値より高いデータを自動的に選択する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムでは、前記第1の記憶部に記憶された前記複数のデータの各々は、自データに要求されるセキュリティの高さに関するセキュリティ属性を備えており、前記画像形成装置は、前記複数のデータの前記セキュリティ属性を管理するセキュリティ属性管理部をさらに備えており、前記データ選択部は、前記サービスマンから前記ネットワーク経由でバックアップ出来ない、高いセキュリティが要求されるデータを前記選択範囲として指示されたとき、前記セキュリティ属性管理部を介して高いセキュリティが要求されるデータを自動的に選択する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムでは、前記第1の記憶部に記憶された前記複数のデータの各々は、自データに紐付けられた特定のユーザーに関する所有者属性を備えており、前記画像形成装置は、前記複数のデータの前記所有者属性を管理する所有者属性管理部をさらに備えており、前記データ選択部は、前記サービスマンから特定のユーザーに紐付けられたデータを前記選択範囲として指示されたとき、前記所有者属性管理部を介して特定のユーザーに紐付けられたデータを自動的に選択する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムでは、前記第1の記憶部は、自装置で実行されたジョブの履歴であるジョブ履歴情報をさらに記憶しており、前記画像形成装置は、前記ジョブ履歴情報を管理するジョブ履歴管理部をさらに備えており、前記データ選択部は、前記サービスマンから自装置で実行された新しいものから指定個数分のジョブのデータを前記選択範囲として指示されたとき、前記ジョブ履歴管理部を介して自装置で実行された新しいものから指定個数分のジョブのデータを自動的に選択する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理方法では、画像形成装置のデータ選択部が、サービスマンによる選択範囲の指示を操作部および表示部経由で受け付け、前記選択範囲の中で、保守による交換時にバックアップすべき複数のデータが記憶された第1の記憶部に記憶された前記複数のデータのうち、前記画像形成装置に接続された外部記憶装置にバックアップすべきデータを自動的に選択し、前記画像形成装置のバックアップ部が、前記複数のデータのうち、前記データ選択部により選択されたデータを接続された前記外部記憶装置にバックアップし、前記データ選択部により選択されなかったデータをネットワーク接続されたデータベースサーバーに送信してバックアップさせ、前記第1の記憶部が前記サービスマンによる前記保守により交換された後、前記画像形成装置のリストア部が、前記外部記憶装置にバックアップされたデータを交換された前記第1の記憶部にリストアした後、前記データベースサーバーにバックアップされたデータを受信し、サービスマンのアテンド無しに、交換された前記第1の記憶部にリストアする。
以上のように、本発明によれば、内部記憶装置の交換前のバックアップ時にデータを漏れなく分別できる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の全体構成図である。 データベースサーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図である。 画像形成装置20の構成を概略的に示す構成図である。 データ選択画面DSWの例を示す図である。 情報処理システム1における全体的な処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 データ選択部21aによるデータ自動選択の処理について説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[全体構成]
最初に、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の全体構成図である。
情報処理システム1は、外部記憶装置31およびネットワークで接続された、データベースサーバー10および画像形成装置20を含んで構成される。なお、以下の説明では、外部記憶装置31の例としてUSB(Universal Serial Bus)メモリーを挙げて説明する。
画像形成装置20の記憶部を構成する内部記憶装置で障害発生の可能性が高まりアラートが発報されると、サービスマンが画像形成装置20の設置されているサイトに来て、画像形成装置20の内部記憶装置を交換しなければならない。
サービスマンは、内部記憶装置を交換するにあたり、現在画像形成装置20の内部記憶装置に記憶されているデータを外部にある記憶装置にバックアップしてから内部記憶装置を交換し、交換後、バックアップしたデータをリストアしなければならない。
本発明では、バックアップするデータを保守作業後すぐに必要となるデータと保守作業後すぐには必要ではないデータとに区分し、それぞれのデータでバックアップおよびリストアの方法を変えることにより、保守作業全体のうち、サービスマンが拘束される時間を削減することを目指している。
バックアップする際には、保守後すぐ必要になるデータが自動選択される。保守後すぐ必要になるデータの選択は自動的に行われるので、サービスマンが必要なデータを1つずつ選択する場合に較べ、選択漏れが発生する可能性を低減させることが出来る。
選択されたデータは、画像形成装置20に接続されたUSBメモリー31にバックアップされ、選択されなかったデータは、ネットワーク上のデータベースサーバー10にバックアップされる。
リストアする際には、サービスマンがUSBメモリー31からのデータのみをリストアした時点で、画像形成装置20はすぐ使える状態になるので、サービスマンはその状態を確認してから帰ることが出来る。
データベースサーバー10にバックアップされたデータは、サービスマンがいない状態で、画像形成装置20が何もジョブを実行していない時またはバックグラウンドで、データベースサーバー10からリストアされる。
以上、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を説明した。
[データベースサーバーの構成]
次に、データベースサーバー10の構成について説明する。データベースサーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。データベースサーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図2に示す。
同図に示すように、データベースサーバー10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部14、通信部15(第2の通信部)、表示部16、および記憶部17(第2の記憶部)を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS(Operating System)、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、画像形成装置20からのバックアップデータを格納するデータベース17aが記憶される。
通信部15は、画像形成装置20と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
データベースサーバー10のCPU11において実現される機能ブロックは、データベース管理部11aである。
データベース管理部11aは、画像形成装置20のバックアップ時に送られてきたデータをデータベース17aに格納したり、画像形成装置20へのリストア時にデータベース17aに格納されているデータを画像形成装置20に送ったりする。
以上、データベースサーバー10の構成について説明した。
[画像形成装置の構成]
次に、画像形成装置20の構成について説明する。図3は画像形成装置20の構成を概略的に示す構成図である。
画像形成装置20は、制御部21を備える。制御部21は、CPU、RAM、ROM、および専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置20の全体的な動作制御を司る。
制御部21は、原稿読取部22、画像処理部23、画像メモリー24、画像形成部25、操作部26、表示部26a、ファクシミリ通信部27、通信部28(第1の通信部)、記憶部29(第2の記憶部)、外部記憶制御部30等と接続されている。制御部21は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。
制御部21は、ユーザーから、操作部26またはネッワーク接続されたPC等を通じて入力されるジョブの実行指示に従って、スキャナ機能、印刷機能、コピー機能、およびファクシミリ送受信機能などの各機能についての動作制御を実行するために必要な機構の駆動及び処理を制御する。
また、制御部21は、データ選択部21a、バックアップ部21b、リストア部21c、使用頻度管理部21d、セキュリティ属性管理部21e、所有者属性管理部21f、およびジョブ履歴管理部21gを有している。
データ選択部21a、バックアップ部21b、およびリストア部21c、使用頻度管理部21d、セキュリティ属性管理部21e、所有者属性管理部21f、およびジョブ履歴管理部21gは、ROMなどからRAMにロードされたプログラムがCPUにより実行されることで実現される機能ブロックである。
データ選択部21aは、サービスマンがデータ選択画面(後述)から指示した種類のデータを自動的に選択する。
バックアップ部21bは、データ選択部21aにより選択されたデータをUSBメモリー31にバックアップすると共に、選択されなかったデータをデータベースサーバー10にバックアップする。
リストア部21cは、USBメモリー31からのデータのリストアと、データベースサーバー10からのデータのリストアを行う。
使用頻度管理部21dは、画像形成装置20で使用されるデータの使用頻度を、各データの属性である使用頻度属性を用いて管理する。データ選択部21aが使用頻度の高いデータを選択する場合、使用頻度管理部21dを介してデータが選択される。
セキュリティ属性管理部21eは、画像形成装置20で使用されるデータに関するセキュリティの要否を、各データの属性であるセキュリティ属性を用いて管理する。セキュリティが要求され、ネットワーク上のデータベースサーバー10へのバックアップは出来ないデータをデータ選択部21aが選択する場合、セキュリティ属性管理部21eを介してデータが選択される。
所有者属性管理部21fは、画像形成装置20で使用されるデータの所有者が誰であるかを、各データの属性である所有者属性を用いて管理する。データ選択部21aが特定のユーザーに紐付けられたデータを選択する場合、所有者属性管理部21fを介してデータが選択される。
ジョブ履歴管理部21gは、画像形成装置20で実行されたジョブをそのジョブで使用されたデータに関する履歴をジョブ履歴情報として保存して管理する。データ選択部21aが最近実行されたジョブのデータを選択する場合、ジョブ履歴管理部21gを介してデータが選択される。
原稿読取部22は、原稿から画像を読み取る。
画像処理部23は、原稿読取部22で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部23は、原稿読取部22により読み取られた画像が画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の画像処理を行う。
画像メモリー24は、原稿読取部22による読み取りで得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部25での印刷対象となるデータを一時的に記憶したりする領域である。
画像形成部25は、原稿読取部22で読み取られた画像データ等の画像形成を行う。
操作部26は、画像形成装置20が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部および操作キー部を備える。タッチパネル部は、タッチパネルが設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部26aを備えている。
ファクシミリ通信部27は、図示しない符号化/復号化部、変復調部、およびNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行う。
通信部28は、LANボード等の通信モジュールから構成され、通信部28に接続されたLAN等を介して、データベースサーバー10やローカルエリア内の装置(PC等)と種々のデータの送受信を行う。
記憶部29は、原稿読取部22によって読み取られた原稿画像やアドレス帳など複数のデータ29aと、ジョブ履歴情報29eとを記憶する。データ29aには、データ本体に加えて、属性情報として、使用頻度属性29b、セキュリティ属性29c、所有者属性29dが含まれている。記憶部29は、HDDなどの大容量の記憶装置である。
外部記憶制御部30は、外部記憶制御部30に接続されたUSBメモリー31などの外部記憶装置31とのデータの入出力を制御する。外部記憶制御部30は、入出力I/F(Interface)を含んでいてもよい。
以上、画像形成装置20の構成について説明した。
[データ選択画面について]
次に、上述したデータ選択画面の例を説明する。図4は、データ選択画面DSWの例を示す図である。なお、この画面でサービスマンが指定するのは、USBメモリー31にバックアップするデータの種類のみであって、個々のデータの選択はデータ選択部21aにより自動的に行われる。
この図に示すデータ選択画面DSWでは、記憶部29にあるデータベースを選択するタブT1、アドレス帳を選択するタブT2、設定データを選択するタブT3、画像データを選択するタブT4、最近実行されたジョブのデータを選択するタブT5、特定のユーザーを指定してデータを選択するタブT6がある。
この図では、タブT4が選択されており、サービスマンは、過去3日間に使用されたデータを指定するアイコンBT2を選択した後、実行ボタンBEを押下することによりデータ選択の範囲が指示される。
以上、データ選択画面の例を説明した。
[処理の流れ(全体)]
次に、情報処理システム1における全体的な処理の流れについて説明する。図5は、情報処理システム1における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、サービスマンが画像形成装置20の記憶部29を交換するために画像形成装置20が設置してあるサイトを訪問する(ステップS1)。
次に、データ選択部21aが、操作部26およびデータ選択画面経由で、USBメモリー31にバックアップするデータを自動的に選択する(ステップS2)。なお、選択処理の詳細については後述する。
次に、バックアップ部21bが、選択されたデータを手元のUSBメモリー31にバックアップすると共に(ステップS3)、選択されなかったデータをネットワーク上のデータベースサーバー10にバックアップする(ステップS4)。
次に、サービスマンが記憶部29を交換する(ステップS5)。
次に、リストア部21cがUSBメモリー31からバックアップされたデータをリストアする(ステップS6)。
次に、USBメモリー31からリストアされたデータに基づき、画像形成装置20の動作確認を行ったサービスマンが帰る(ステップS7)。
次に、リストア部21cがデータベースサーバー10からバックアップされたデータを、サービスマンのアテンド無しに、リストアする(ステップS8)。
以上、情報処理システム1における処理の流れについて説明した。
[処理の流れ(自動選択)]
次に、データ選択部21aによるデータ自動選択の処理について説明する。図6は、データ選択部21aによるデータ自動選択の処理について説明するためのフローチャートである。
まず、データ選択部21aは、USBメモリー31にバックアップするデータの範囲として、使用頻度が第1のしきい値より高い画像データが指定されたか否かを判断する(ステップS10)。
使用頻度が第1のしきい値より高い画像データが指定された場合(ステップS10のY)、データ選択部21aは、使用頻度管理部21dを介して、使用頻度が第1のしきい値より高い画像データを選択する(ステップS11)。
次に、データ選択部21aは、USBメモリー31にバックアップするデータの範囲として、使用頻度が第1のしきい値より高い宛先データが指定されたか否かを判断する(ステップS12)。
使用頻度が第1のしきい値より高い宛先データが指定された場合(ステップS12のY)、データ選択部21aは、使用頻度管理部21dを介して、使用頻度が第1のしきい値より高い宛先データを選択する(ステップS13)。
次に、データ選択部21aは、USBメモリー31にバックアップするデータの範囲として、高いセキュリティが要求される画像データが指定されたか否かを判断する(ステップS14)。
高いセキュリティが要求される画像データが指定された場合(ステップS14のY)、データ選択部21aは、セキュリティ属性管理部21eを介して、高いセキュリティが要求される画像データを選択する(ステップS15)。
次に、データ選択部21aは、USBメモリー31にバックアップするデータの範囲として、特定のユーザーに紐付いているデータが指定されたか否かを判断する(ステップS16)。
特定のユーザーに紐付いているデータが指定された場合(ステップS16のY)、データ選択部21aは、所有者属性管理部21fを介して、特定のユーザーに紐付いているデータを選択する(ステップS17)。
次に、データ選択部21aは、USBメモリー31にバックアップするデータの範囲として、自装置で実行された新しいものから指定個数分のジョブのデータが指定されたか否かを判断する(ステップS18)。なお、最近とは、例えば、最後に実行された10個のジョブを表す。
自装置で実行された新しいものから指定個数分のジョブのデータが指定された場合(ステップS18のY)、データ選択部21aは、ジョブ履歴管理部21gを介して、自装置で実行された新しいものから指定個数分のジョブのデータを選択する(ステップS19)。
なお、上述した方法でデータを自動選択することに加えて、サービスマンがデータを個別に指定することにより選択されたデータが追加でバックアップされてもよい。
以上、データ選択部21aによるデータ自動選択の処理について説明した。
[補足事項]
以上のように、本発明に係る情報処理システム1は、外部記憶装置31と、ネットワークで接続された画像形成装置20およびデータベースサーバー10とを含み、前記画像形成装置20は、前記データベースサーバー10と通信可能な第1の通信部28と、操作部26と、表示部26aと、前記外部記憶装置31が接続可能な外部記憶制御部30と、保守による交換時にバックアップすべき複数のデータ29aが記憶された第1の記憶部29と、サービスマンによる選択範囲の指示を前記操作部26および前記表示部26a経由で受け付け、前記選択範囲の中で、前記複数のデータ29aのうち、前記外部記憶装置31にバックアップすべきデータを自動的に選択するデータ選択部21aと、前記複数のデータ29aのうち、前記データ選択部21aにより選択されたデータを接続された前記外部記憶装置31にバックアップし、前記データ選択部21aにより選択されなかったデータを前記データベースサーバー10に送信してバックアップさせるバックアップ部21bと、前記外部記憶装置31にバックアップされたデータを前記保守により交換された第1の記憶部29にリストアした後、前記データベースサーバー10にバックアップされたデータを受信し、サービスマンのアテンド無しに、前記保守により交換された第1の記憶部29にリストアするリストア部21cとを備え、前記データベースサーバー10は、前記画像形成装置20と通信可能な第2の通信部15と、前記画像形成装置20から送信されたデータを格納可能なデータベース17aが記憶された第2の記憶部17と、前記画像形成装置20から送られてきたデータを前記データベース17aに格納し、リストア時に前記データベース17aに格納されているデータを前記画像形成装置20に送信するデータベース管理部11aとを備える。
1 … 情報処理システム
10 … データベースサーバー
11 … CPU
11a… データベース管理部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … 通信部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… データベース
18 … バス
20 … 画像形成装置
21 … 制御部
21a… データ選択部
21b… バックアップ部
21c… リストア部
21d… 使用頻度管理部
21e… セキュリティ属性管理部
21f… 所有者属性管理部
21g… ジョブ履歴管理部
22 … 原稿読取部
23 … 画像処理部
24 … 画像メモリー
25 … 画像形成部
26 … 操作部
26a… 表示部
27 … ファクシミリ通信部
28 … 通信部
29 … 記憶部
29a… データ
29b… 使用頻度属性
29c… 所有者属性
29d… ジョブ履歴情報
30 … 外部記憶制御部
31 … 外部記憶装置(USBメモリー)

Claims (6)

  1. 外部記憶装置と、ネットワークで接続された画像形成装置およびデータベースサーバーとを含み、
    前記画像形成装置は、
    前記データベースサーバーと通信可能な第1の通信部と、
    操作部と、
    表示部と、
    前記外部記憶装置が接続可能な外部記憶制御部と、
    保守による交換時にバックアップすべき複数のデータが記憶された第1の記憶部と、
    サービスマンによる選択範囲の指示を前記操作部および前記表示部経由で受け付け、前記選択範囲の中で、前記複数のデータのうち、前記外部記憶装置にバックアップすべきデータを自動的に選択するデータ選択部と、
    前記複数のデータのうち、前記データ選択部により選択されたデータを接続された前記外部記憶装置にバックアップし、前記データ選択部により選択されなかったデータを前記データベースサーバーに送信してバックアップさせるバックアップ部と、
    前記外部記憶装置にバックアップされたデータを前記保守により交換された第1の記憶部にリストアした後、前記データベースサーバーにバックアップされたデータを受信し、サービスマンのアテンド無しに、前記保守により交換された第1の記憶部にリストアするリストア部と
    を備え、
    前記データベースサーバーは、
    前記画像形成装置と通信可能な第2の通信部と、
    前記画像形成装置から送信されたデータを格納可能なデータベースが記憶された第2の記憶部と、
    前記画像形成装置から送られてきたデータを前記データベースに格納し、リストア時に前記データベースに格納されているデータを前記画像形成装置に送信するデータベース管理部と
    を備えた
    情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の記憶部に記憶された前記複数のデータの各々は、
    自データの使用頻度に関する使用頻度属性を備えており、
    前記画像形成装置は、
    前記複数のデータの使用頻度に応じて前記使用頻度属性を管理する使用頻度管理部をさらに備えており、
    前記データ選択部は、
    前記サービスマンから使用頻度が第1のしきい値より高いデータを前記選択範囲として指示されたとき、
    前記使用頻度管理部を介して使用頻度が第1のしきい値より高いデータを自動的に選択する
    情報処理システム。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の記憶部に記憶された前記複数のデータの各々は、
    自データに要求されるセキュリティの高さに関するセキュリティ属性を備えており、
    前記画像形成装置は、
    前記複数のデータの前記セキュリティ属性を管理するセキュリティ属性管理部をさらに備えており、
    前記データ選択部は、
    前記サービスマンから前記ネットワーク経由でバックアップ出来ない、高いセキュリティが要求されるデータを前記選択範囲として指示されたとき、
    前記セキュリティ属性管理部を介して高いセキュリティが要求されるデータを自動的に選択する
    情報処理システム。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1つに記載の情報処理システムであって、
    前記第1の記憶部に記憶された前記複数のデータの各々は、
    自データに紐付けられた特定のユーザーに関する所有者属性を備えており、
    前記画像形成装置は、
    前記複数のデータの前記所有者属性を管理する所有者属性管理部をさらに備えており、
    前記データ選択部は、
    前記サービスマンから特定のユーザーに紐付けられたデータを前記選択範囲として指示されたとき、
    前記所有者属性管理部を介して特定のユーザーに紐付けられたデータを自動的に選択する
    情報処理システム。
  5. 請求項1から4のうちいずれか1つに記載の情報処理システムであって、
    前記第1の記憶部は、
    自装置で実行されたジョブの履歴であるジョブ履歴情報をさらに記憶しており、
    前記画像形成装置は、
    前記ジョブ履歴情報を管理するジョブ履歴管理部をさらに備えており、
    前記データ選択部は、
    前記サービスマンから自装置で実行された新しいものから指定個数分のジョブのデータを前記選択範囲として指示されたとき、
    前記ジョブ履歴管理部を介して自装置で実行された新しいものから指定個数分のジョブのデータを自動的に選択する
    情報処理システム。
  6. 画像形成装置のデータ選択部が、サービスマンによる選択範囲の指示を操作部および表示部経由で受け付け、前記選択範囲の中で、保守による交換時にバックアップすべき複数のデータが記憶された第1の記憶部に記憶された前記複数のデータのうち、前記画像形成装置に接続された外部記憶装置にバックアップすべきデータを自動的に選択し、
    前記画像形成装置のバックアップ部が、前記複数のデータのうち、前記データ選択部により選択されたデータを接続された前記外部記憶装置にバックアップし、前記データ選択部により選択されなかったデータをネットワーク接続されたデータベースサーバーに送信してバックアップさせ、
    前記第1の記憶部が前記サービスマンによる前記保守により交換された後、前記画像形成装置のリストア部が、前記外部記憶装置にバックアップされたデータを交換された前記第1の記憶部にリストアした後、前記データベースサーバーにバックアップされたデータを受信し、サービスマンのアテンド無しに、交換された前記第1の記憶部にリストアする情報処理方法。
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