JP2014191630A - 電子機器及びデータのバックアップ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】バックアップされるデータの選別及び取扱いが容易になる電子機器を提供する。
【解決手段】バックアップ機能がオンである場合、制御部21は、記憶部20に格納されている重要度テーブル20aに設定されている重要度を更新する(S3)。制御部21は、ユーザによってあらかじめ設定されたバックアップ容量分、重要度が上位のコンテンツから順番に、内蔵メモリ25及びメモリカード35の双方にコンテンツデータをコピーしてバックアップを行う(S4)。このとき、制御部21は、内蔵メモリ25に保存されている各データに対し、内蔵メモリ25に最初から保存されていたデータであるのか、それともメモリカード35から内蔵メモリ25にバックアップされたデータであるのかを識別する情報として、フラグをこのデータに付加する。
【選択図】図2
【解決手段】バックアップ機能がオンである場合、制御部21は、記憶部20に格納されている重要度テーブル20aに設定されている重要度を更新する(S3)。制御部21は、ユーザによってあらかじめ設定されたバックアップ容量分、重要度が上位のコンテンツから順番に、内蔵メモリ25及びメモリカード35の双方にコンテンツデータをコピーしてバックアップを行う(S4)。このとき、制御部21は、内蔵メモリ25に保存されている各データに対し、内蔵メモリ25に最初から保存されていたデータであるのか、それともメモリカード35から内蔵メモリ25にバックアップされたデータであるのかを識別する情報として、フラグをこのデータに付加する。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子機器及びデータのバックアップ方法に関する。
従来、携帯端末やデジタルカメラ等の電子機器では、写真、動画、音楽、アプリケーション等のさまざまなコンテンツを、内蔵の不揮発性メモリや外付けのメモリカードに保存することが行われる。
メモリカードを電子機器から取り外した場合や複数のメモリカードを入れ替えた場合、メモリカードに保存されたコンテンツの多くは、内蔵メモリに保存されていないので、表示されなくなる。このような場合、ユーザによっては、コンテンツが消失したと感じることがある。また、内蔵メモリやメモリカード自体が壊れてしまった場合や、メモリカードを紛失した場合、ユーザは、保存していたコンテンツの大部分を失うことになる。
この対策として、コンテンツをバックアップしておくことが考えられる。この種の先行技術として、携帯端末に格納されているデータをサーバに自動的にバックアップするシステムが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の電子機器では、つぎのような問題があった。データをバックアップする場合、全てのデータをバックアップすることは容量的に難しいので、バックアップされるデータを選別する必要がある。手動でデータを選別する場合、ユーザにとって面倒であり、大きな負担であった。
また、バックアップ先の記憶装置に保存されているデータがバックアップされたものであるかを判別することができず、リストア(復元)を行う際等には、データの取扱いが難しかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、バックアップされるデータの選別及び取扱いが容易になる電子機器及びデータのバックアップ方法を提供することを目的とする。
(1)本発明は、外部記録媒体が挿抜自在に接続される接続部と、データを記憶する内蔵メモリと、前記外部記録媒体に記憶されたデータの重要度を算出し、前記重要度の高い順に、前記内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う制御部と、を備える電子機器である。
(2)本発明は、(1)の構成に加え、前記制御部は、前記外部記録媒体に記憶されたデータの参照回数、ジャンル、キーワードの有無、イベント登録の有無及び位置情報の少なくとも1つを用いて、前記重要度を算出する電子機器である。
(3)本発明は、(1)の構成に加え、前記制御部は、前記内蔵メモリに空き容量があり、かつ、前記重要度が閾値以上であるデータのバックアップを行う電子機器である。
(4)本発明は、(1)の構成に加え、前記制御部は、前記内蔵メモリにバックアップが行われたデータに、前記バックアップが行われたデータであることを表すフラグ情報を付加する電子機器である。
(5)本発明は、(4)の構成に加え、外部装置と通信を行う通信部を備え、前記制御部は、前記外部装置に対し、前記内蔵メモリにバックアップが行われたデータ、及び当該データに付加されたフラグ情報を送信する電子機器である。
(6)本発明は、(1)の構成に加え、外部装置と通信を行う通信部を備え、前記制御部は、前記内蔵メモリに空き容量がある場合、前記内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行い、前記内蔵メモリに空き容量が無い場合、前記外部装置に対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う電子機器である。
(7)本発明は、(6)の構成に加え、前記制御部は、前記外部装置に対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う場合、前記外部記録媒体に記憶されたデータを消去せず、前記内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う場合、前記外部記録媒体に記憶されたデータを消去する電子機器である。
(8)本発明は、(4)の構成に加え、前記制御部は、前記外部装置から受信したデータに、前記フラグ情報が付加されている場合、前記内蔵メモリに前記データを復元し、前記フラグ情報が付加されていない場合、前記外部記録媒体に前記データを復元する電子機器である。
(9)本発明は、電子機器の接続部に挿抜自在に接続された外部記録媒体に記憶されたデータの重要度を算出するステップと、前記重要度の高い順に、前記電子機器の内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行うステップと、を有するデータのバックアップ方法である。
本発明によれば、バックアップを行うデータを自動で選別できる電子機器を提供できる。従って、バックアップされるデータの選別及び取扱いが容易になる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の電子機器は携帯端末に適用される。
図1は本実施形態の電子機器である携帯端末10のデータバックアップシステムの概略を示す図である。携帯端末10は、クラウドコンピューティングが可能な端末であり、基
地局41を介してインターネット等のネットワーク40に接続される。また、携帯端末10は、ネットワーク40に接続された外部サーバ50とデータ通信可能である。外部サーバ50は、ネットワーク40を通じて伝送される、多くのデータを記憶可能な大容量のストレージを有する。
地局41を介してインターネット等のネットワーク40に接続される。また、携帯端末10は、ネットワーク40に接続された外部サーバ50とデータ通信可能である。外部サーバ50は、ネットワーク40を通じて伝送される、多くのデータを記憶可能な大容量のストレージを有する。
図2は携帯端末10の構成を示すブロック図である。携帯端末10は、筺体10aの外部に配置された、ディスプレイ11、キー操作部12、マイク13、スピーカ16、発光部14、撮影部15及びカードインタフェース(I/F)31を有する。また、携帯端末10は、筺体10aの内部に収容された、信号処理部17、無線部18、振動部19、記憶部20、制御部21及び電源部22を有する。
ディスプレイ11は、筺体10aの前面に配置され、文字や画像等のカラー表示を行うバックライト方式の液晶ディスプレイであり、液晶パネルとこの液晶パネルに背部から光を照射するためのバックライトを有する。
ディスプレイ11は、制御部21から入力された制御信号に基づき文字、図形、記号、画像などの各種情報を表示する。また、ディスプレイ11には、液晶ディスプレイに限らず、例えば、有機ELディスプレイや、複数のLED(Light Emitting Diode)がマトリックス上に配列されたディスプレイが用いられてもよい。また、ディスプレイ11には、ユーザによる画面へのタッチ操作に応じた入力信号を制御部21に出力可能なタッチパネルが用いられてもよい。
キー操作部12は、0〜9,♯,*等のボタンを有し、ユーザの入力操作に応じた入力信号を制御部21に出力する。その入力操作は、例えば、着信や発信時の入力、音量の調整入力、ディスプレイ11の輝度調整の入力、電源オン/オフの切替入力、ディスプレイ11の表示画面の切替入力、更には、アラーム報知時刻に所望のスケジュール内容を対応付けたアラーム設定情報の入力等である。
キー操作部12に含まれるバックアップキー12aによってバックアップ機能のオン/オフが設定される。バックアップキー12aは、単独の機能を有するキーでなく、切り替えて用いられる。なお、バックアップキー12aはディスプレイ11に表示されたタッチパネルに設定されてもよい。
スピーカ16は、制御部21の音声出力処理に応じて信号処理部17から出力されるアナログ信号に基づき外部に音を出力する。信号処理部17には、制御部21からデジタル信号が入力され、信号処理部17でアナログ信号に変換され、スピーカ16に出力される。
マイク13は、外部からの音声をアナログ信号に変換し、信号処理部17を介して制御部21に出力する。信号処理部17には、マイク13からアナログ信号が入力され、信号処理部17でデジタル信号に変換され、このデジタル信号は制御部21に出力される。
発光部14は、LED等の発光素子からなり、制御部21から出力された制御信号によって外部へ光を照射する。発光部14は、電話の着信、メールの受信、アラーム日時到来等を、外部へ光を照射することにより報知する。
撮影部15は、キー操作部12からの入力操作に応じて動画や静止画を撮影する。この撮影された動画や静止画は、制御部21を介して記憶部20に記憶される。
無線部18(通信部)は、アンテナ18aを有し、アンテナ18aを介して電波を送受
信することで、他携帯端末や基地局41と無線通信を行う。この際、無線部18は、アンテナ18aで受信される所定の高周波信号に対して復調及び復号処理を行いデジタル音声信号へと変換する。また、制御部21から入力されたデジタル音声信号に符号化及び変調処理を行い、高周波信号に変換してアンテナ18aから送信する。また、無線部18は、他の携帯端末等とアンテナ18aを介してメールの送受信動作を行う。また、無線部18は、基地局41を介してネットワーク40に接続される他、無線LAN(Wifi)を介してネットワーク40に接続可能である。
信することで、他携帯端末や基地局41と無線通信を行う。この際、無線部18は、アンテナ18aで受信される所定の高周波信号に対して復調及び復号処理を行いデジタル音声信号へと変換する。また、制御部21から入力されたデジタル音声信号に符号化及び変調処理を行い、高周波信号に変換してアンテナ18aから送信する。また、無線部18は、他の携帯端末等とアンテナ18aを介してメールの送受信動作を行う。また、無線部18は、基地局41を介してネットワーク40に接続される他、無線LAN(Wifi)を介してネットワーク40に接続可能である。
振動部19は、モータを備え、制御部21から出力された制御信号によって機械的振動を発生する。例えば、電話の着信、メールの受信、アラーム日時到来などを機械的振動によって報知する。
記憶部20は、携帯端末10の各種機能を制御するプログラムや、発着信対象となる複数のユーザの電話番号及びメールアドレス等のユーザ情報、着信音及び着信画像や待受け画像等のコンテンツ情報を記憶する。また、記憶部20には、コンテンツ等のデータが記憶される内蔵メモリ25が設けられている。本実施形態では、内蔵メモリ25は2GBの容量を有する。また、記憶部20には、後述する重要度テーブル20aが登録されている。
カードI/F31(接続部)は、筺体10aの側面に配置されている。このカードI/F31には、メモリカード35(外部記録媒体)が挿抜自在に装着される。メモリカード35には、コンテンツデータ等が保存される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)及びDSP(Digital Signal Processor)等で構成され、携帯端末10の各部を制御し、携帯端末10を統括的に管理して
各種の機能を実行する。例えば、制御部21は、キー操作部12の入力操作に基づき、携帯端末10に備えられたメール機能、電話機能、アラーム報知機能などを実行し、記憶部20に入力情報を記憶し、記憶部20に記憶されたプログラムを実行する。
各種の機能を実行する。例えば、制御部21は、キー操作部12の入力操作に基づき、携帯端末10に備えられたメール機能、電話機能、アラーム報知機能などを実行し、記憶部20に入力情報を記憶し、記憶部20に記憶されたプログラムを実行する。
電源部22は、充電用の電池22aを内蔵し、携帯端末10の各部に電力を供給する。
図3は記憶部20に登録された重要度テーブル20aの内容を示す図である。重要度テーブル20aには、各コンテンツの重要度を算出するための値が項目毎に設定されている。コンテンツの重要度は、バックアップ対象とするコンテンツデータを自動選別する際に用いられる。本実施形態では、項目として、「参照回数」、「ジャンル」、「検索キーワードに含まれるか」、「カレンダに登録されているイベントか」、「自宅からコンテンツ取得場所までの距離」が用いられる。
コンテンツの重要度は、数式(1)に示すように、これらの項目に設定された値を乗算することによって算出される。
コンテンツの重要度=「参照回数」の値×「ジャンル」の値×「検索キーワードに含まれるか」の値×「カレンダに登録されているイベントか」の値×「自宅からコンテンツ取得場所までの距離」の値 ……(1)
ここで、「参照回数」の値には、コンテンツが参照された回数が設定される。写真、音楽データ、アプリケーション等のコンテンツの参照回数(参照時間)を計数し、回数が多いものほど、重要であると判断される。
ここで、「参照回数」の値には、コンテンツが参照された回数が設定される。写真、音楽データ、アプリケーション等のコンテンツの参照回数(参照時間)を計数し、回数が多いものほど、重要であると判断される。
「ジャンル」の値には、コンテンツが属しているジャンルのコンテンツ数を各ジャンルの平均コンテンツ数で除算した値が設定される。例えば、音楽、アプリケーション等のコ
ンテンツ毎にジャンルは分類される。コンテンツ数が多いジャンル、つまり、ユーザが好むと思われるジャンルは、重要であると判断される。なお、コンテンツが属しているジャンルが無い場合、該当無しとして、値1(1倍)が設定される。
ンテンツ毎にジャンルは分類される。コンテンツ数が多いジャンル、つまり、ユーザが好むと思われるジャンルは、重要であると判断される。なお、コンテンツが属しているジャンルが無い場合、該当無しとして、値1(1倍)が設定される。
「検索キーワードに含まれるか」の値には、含まれる(Yes)場合、値2が設定され、含まれない(No)の場合、値1が設定される。例えば、ブラウザ等で検索されたキーワードをファイル名に含むコンテンツは、重要であると判断される。
「カレンダに登録されているイベントか」の値には、登録されている(Yes)の場合、値2が設定され、登録されていない(No)場合、値1が設定される。カレンダに登録されたイベント(入学式、結婚式等)当日に撮影された写真は重要度であると判断される。
「自宅からコンテンツ取得場所までの距離」の値には、近い場合、値0.5が設定され、通常である場合、値1が設定され、遠い場合、値2が設定される。写真については、取得した位置情報をもとに、自宅、勤務地等の通常の居所から遠い場所で撮影されたものは、重要であると判断される。写真以外のコンテンツについては、値1が設定される。
重要度テーブル20aを参照し、例えば、コンテンツが「結婚式で撮影した写真」である場合、参照回数は2回で値2、ジャンルは該当無しで値1、検索キーワードに含まれないので、値1、カレンダに登録されたイベントであるので、値2、自宅からの距離が通常であるので、値1となる。従って、このコンテンツの重要度は、これらの値を乗算した結果、「4」となる。
また、コンテンツが「クラッシックの音楽データ1」である場合、参照回数は1回で値1、ジャンルは2/2で値1、検索キーワードに含まれないので、値1、カレンダに登録されたイベントでないので、値1、自宅からの距離が通常であるので、値1となる。従って、このコンテンツの重要度は、これらの値を乗算した結果、「1」となる。
なお、重要度の算出は、これらの項目を全て用いなくても、少なくとも1つを用いればよいとされる。
上記構成を有する携帯端末10の動作を示す。図4はバックアップ処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、記憶部20に格納されており、制御部21によって実行される。あらかじめ、ユーザは、バックアップキー12aを用いて自動バックアップ機能のオン/オフを設定し、また、バックアップに割り当てる容量(バックアップ容量)、及びバックアップを実施するスケジュールを設定する。
制御部21は、バックアップ時期が到来したか、あるいはメモリカード35の装着が検出されたか否かを判別する(ステップS1)。バックアップ時期が到来しておらず、メモリカードの装着も検出されない場合、制御部21は本動作を終了する。
一方、バックアップ時期が到来した場合、あるいはメモリカードの装着が検出された場合、制御部21は、バックアップキー12aが押下され、バックアップ機能がオンになっているか否かを判別する(ステップS2)。
バックアップ機能がオフである場合、制御部21はそのまま本動作を終了する。一方、バックアップ機能がオンである場合、制御部21は、記憶部20に格納されている重要度テーブル20aに設定されている重要度を更新する(ステップS3)。つまり、内蔵メモリ25及びメモリカード35に記憶されている全てのコンテンツデータの重要度を付与し
直す。なお、重要度の更新は、このステップ処理の他、タイマ処理によって定期的に行われてもよい。
直す。なお、重要度の更新は、このステップ処理の他、タイマ処理によって定期的に行われてもよい。
制御部21は、ユーザによってあらかじめ設定されたバックアップ容量(例えば、1GB)分、重要度が上位のコンテンツから順番に、内蔵メモリ25及びメモリカード35の双方にコンテンツデータをコピーしてバックアップを行う(ステップS4)。
このとき、制御部21は、内蔵メモリ25に保存されている各データに対し、内蔵メモリ25に最初から保存されていたデータであるのか、それともメモリカード35や他のストレージ(ハードディスク)から内蔵メモリ25にバックアップされたデータであるのかを識別する情報として、フラグ情報(単に、フラグという)を一緒に保持しておく。つまり、制御部21は、メモリカード35から内蔵メモリ25にデータが転送される場合、転送されるデータにフラグを付加して内蔵メモリ25に保存する。
制御部21は、内蔵メモリ25及びメモリカード35の双方に、ユーザによってあらかじめ設定されたバックアップ容量に達しても、まだ空き容量があるか否かを判別する(ステップS5)。少なくとも一方に空き容量がない場合、制御部21はステップS7の処理に進む。
一方、まだ空き容量がある場合、制御部21は、重要度が閾値(例えば値2)以上であるコンテンツデータを、内蔵メモリ25及びメモリカード35の双方にコピーしてバックアップを行う(ステップS6)。まだ空き容量がある場合として、例えば、ユーザによって設定されたバックアップ容量が1GB、内蔵メモリ25の容量が2GB、メモリカードの容量が4GBである場合等が挙げられる。
制御部21は、ネットワーク接続が可能な外部サーバ50が存在するか否かを判別する(ステップS7)。外部サーバ50が存在しない場合、制御部21は本動作を終了する。
一方、外部サーバ50が存在する場合、制御部21は、バックアップ対象のデータのバックアップを外部サーバ50に対しても行う(ステップS8)。即ち、内蔵メモリ25へのバックアップに合わせて、外部サーバ50にもバックアップを行う。これは、内蔵メモリ25にバックアップされるデータは重要であるからである。また、外部サーバ50へのバックアップは、メモリカード35から転送されたデータのみではなく、内蔵メモリ25にあらかじめ保存されていたデータも含めて行われる。さらに、制御部21は、内蔵メモリ25に保存され、バックアップが行われたデータを外部サーバ50に対しても送信してバックアップを行う場合、前述したフラグ情報も一緒に外部サーバ50に送信する。
このとき、外部サーバ50にバックアップが行われたデータがメモリカード35にだけ記憶されたものである場合、制御部21は、メモリカード35のデータを消去しない。逆に、バックアップが行われたデータが内蔵メモリ25に記憶されたものである場合、メモリカード35のデータを消去する。これにより、外部サーバ50と通信できない場合でも、バックアップが行われたデータを保持することができる。
また、メモリカード35に記憶されたバックアップ対象のデータのサイズが大きく、内蔵メモリ25にバックアップを行うと、その容量を使い過ぎる場合、制御部21は、内蔵メモリ25にコピーすることなく、外部サーバ50に対してだけバックアップを行う。
ステップS8の処理後、制御部21は本動作を終了する。
このように、携帯端末10は、所定の期間ごと、またはユーザにより操作された場合に
、外部サーバ50にアクセスし、内蔵メモリ25に保存されているデータを外部サーバ50に保存することが可能である。また、携帯端末10は、外部サーバ50にデータを転送する場合、フラグ情報も合わせて転送する。これにより、外部サーバ50側では、転送されたデータとフラグ情報が一緒に保存される。
、外部サーバ50にアクセスし、内蔵メモリ25に保存されているデータを外部サーバ50に保存することが可能である。また、携帯端末10は、外部サーバ50にデータを転送する場合、フラグ情報も合わせて転送する。これにより、外部サーバ50側では、転送されたデータとフラグ情報が一緒に保存される。
図5はリストア処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、記憶部20に格納されており、制御部21によって実行される。
制御部21は、ユーザによってあらかじめ設定されたスケジュールが到来すると、外部サーバ50から携帯端末10にデータのリストア(復元)を開始する(ステップS11)。
制御部21は、外部サーバ50に保存されているデータにフラグが付加されているか否かを確認し、このデータが内蔵メモリ25にバックアップされたデータであるか否かを判別する(ステップS12)。
フラグが付加されておらず、内蔵メモリ25からバックアップされたデータである場合、制御部21は、外部サーバ50から転送されるデータを内蔵メモリ25に保存する(ステップS13)。一方、フラグが付加されており、メモリカード35からバックアップされたデータである場合、制御部21は、外部サーバ50から転送されるデータをメモリカード35に保存する(ステップS14)。
この後、制御部21は、外部サーバ50にリストア対象のデータが残っているか否かを判別する(ステップS15)。残っている場合、制御部21は、ステップS12の処理に戻る。一方、残っていない場合、制御部21は本動作を終了する。
このように、携帯端末10は、外部サーバに保存されたデータをダウンロードする場合、データとフラグ情報を取得する。携帯端末10は、取得したデータにフラグ情報が付加されている場合、内蔵メモリ25に保存した後、メモリカード35にデータを転送する。一方、携帯端末10は、取得したデータにフラグが付加されていない場合、メモリカード35にデータを転送せず、内蔵メモリ25に保存したままとする。
本実施形態の携帯端末によれば、メモリカードに記憶されたデータの重要度を算出し、重要度の高い順に、バックアップを行うので、バックアップを行うデータを自動で選別できる。従って、バックアップされるデータの選別及び取扱いが容易になる。
また、メモリカードに記憶されたデータの参照回数、ジャンル、検索キーワードの有無、カレンダ上のイベント登録の有無、及び携帯端末の位置情報の少なくとも1つを用いて、重要度が算出されるので、ユーザの好みに合わせた重要度の算出が行える。
また、内蔵メモリに空き容量があり、かつ、重要度が閾値以上であるデータのバックアップを行うので、あまり重要でないデータのバックアップが抑えられる。
また、内蔵メモリにバックアップが行われたデータにこのフラグ情報が付加されるので、内蔵メモリにバックアップが行われたデータの識別が可能となる。
また、外部サーバに、内蔵メモリにバックアップが行われたデータとこのフラグ情報を送信するので、外部サーバは内蔵メモリにバックアップが行われたデータを識別可能である。
また、内蔵メモリに空き容量がある場合、内蔵メモリにバックアップを行い、空き容量が無い場合、外部サーバにバックアップを行うので、バックアップを行う際、内蔵メモリの空き容量が確保される。
また、外部サーバにバックアップが行われた場合、メモリカードに記憶されたデータを消去せず、内蔵メモリにバックアップが行われた場合、メモリカードに記憶されたデータを消去するので、外部サーバと通信できない場合でも、バックアップが行われたデータを保持することができる。
また、フラグ情報が付加されたデータは内蔵メモリに復元し、付加されていないデータはメモリカードに復元するので、バックアップが行われたデータを元通りに復元することができる。これにより、内蔵メモリからバックアップが行われた重要なデータを内蔵メモリに戻すことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、外部記録媒体としては、SDカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリスティック(登録商標)等のメモリカードに限らず、ハードディスクドライブ、PC、デジタルカメラ等のストレージであってもよい。また、これらのストレージと接続される場合、接続部には、USBポート等が用いられる。
また、携帯端末として、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等が挙げられる。
10 携帯端末
10a 筐体
11 ディスプレイ
12 キー操作部
12a バックアップキー
13 マイク
14 発光部
15 撮影部
16 スピーカ
17 信号処理部
18 無線部
18a アンテナ
19 振動部
20 記憶部
20a 重要度テーブル
21 制御部
22a 電池
22 電源部
25 内蔵メモリ
31 カードインタフェース(I/F)
35 メモリカード
40 ネットワーク
41 基地局
50 外部サーバ
10a 筐体
11 ディスプレイ
12 キー操作部
12a バックアップキー
13 マイク
14 発光部
15 撮影部
16 スピーカ
17 信号処理部
18 無線部
18a アンテナ
19 振動部
20 記憶部
20a 重要度テーブル
21 制御部
22a 電池
22 電源部
25 内蔵メモリ
31 カードインタフェース(I/F)
35 メモリカード
40 ネットワーク
41 基地局
50 外部サーバ
Claims (9)
- 外部記録媒体が挿抜自在に接続される接続部と、
データを記憶する内蔵メモリと、
前記外部記録媒体に記憶されたデータの重要度を算出し、前記重要度の高い順に、前記内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う制御部と、
を備える電子機器。 - 前記制御部は、前記外部記録媒体に記憶されたデータの参照回数、ジャンル、キーワードの有無、イベント登録の有無及び位置情報の少なくとも1つを用いて、前記重要度を算出する、
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記制御部は、前記内蔵メモリに空き容量があり、かつ、前記重要度が閾値以上であるデータのバックアップを行う、
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記制御部は、前記内蔵メモリにバックアップが行われたデータに、前記バックアップが行われたデータであることを表すフラグ情報を付加する、
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 外部装置と通信を行う通信部を備え、
前記制御部は、前記外部装置に対し、前記内蔵メモリにバックアップが行われたデータ、及び当該データに付加されたフラグ情報を送信する、
ことを特徴とする請求項4記載の電子機器。 - 外部装置と通信を行う通信部を備え、
前記制御部は、前記内蔵メモリに空き容量がある場合、前記内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行い、前記内蔵メモリに空き容量が無い場合、前記外部装置に対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う、
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記制御部は、前記外部装置に対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う場合、前記外部記録媒体に記憶されたデータを消去せず、前記内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行う場合、前記外部記録媒体に記憶されたデータを消去する、
ことを特徴とする請求項6記載の電子機器。 - 前記制御部は、前記外部装置から受信したデータに、前記フラグ情報が付加されている場合、前記内蔵メモリに前記データを復元し、前記フラグ情報が付加されていない場合、前記外部記録媒体に前記データを復元する、
ことを特徴とする請求項4記載の電子機器。 - 電子機器の接続部に挿抜自在に接続された外部記録媒体に記憶されたデータの重要度を算出するステップと、
前記重要度の高い順に、前記電子機器の内蔵メモリに対し、前記外部記録媒体に記憶されたデータのバックアップを行うステップと、
を有するデータのバックアップ方法。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013067171A Pending JP2014191630A (ja) | 2013-03-27 | 2013-03-27 | 電子機器及びデータのバックアップ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014191630A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017117285A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理システムおよび情報処理方法 |
JP2017117284A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理システムおよび情報処理方法 |
WO2023140636A1 (ko) * | 2022-01-21 | 2023-07-27 | 엘지전자 주식회사 | 업그레이드 가능한 전자 기기 및 전자 기기를 업그레이드하는 방법 |
-
2013
- 2013-03-27 JP JP2013067171A patent/JP2014191630A/ja active Pending
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