JP6342698B2 - 配線基板、及び配線基板の製造方法 - Google Patents
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Description
なお、添付図面は、部分的に拡大して示している場合があり、寸法,比率などは実際と異なる場合がある。また、断面図では、各部材の断面構造を分かりやすくするために、一部のハッチングを省略している。
まず、配線基板1の構造について説明する。
図1に示すように、配線基板1は、配線基板1は、コア基板11を有している。コア基板11は、たとえば補強材であるガラスクロス(ガラス織布)にエポキシ樹脂を主成分とする熱硬化性の絶縁性樹脂を含浸させ硬化させた、いわゆるガラスエポキシ基板である。
図2に示すように、配線基板50は、たとえばシート状の基板である。配線基板50は、たとえば平面視矩形状に形成されている。配線基板50は、上記の配線基板1を形成するため、複数(図では16個)の基板領域1と、基板領域1の周囲に設定された枠部51とを有している。枠部51は、たとえば矩形枠状に形成されている。複数の基板領域1は、たとえばマトリックス状(4×4)に配列されている。なお、図2では、各基板領域1の境界を実線にて示し、上記配線基板1と同じ符号を付している。配線基板50は、各基板領域1の境界線に沿って切断される。これにより配線基板50を個片化して図1に示す配線基板1が形成される。なお、枠部51は、個片化の際に破棄される部分である。
次に、比較例の製造工程を説明する。この比較例の製造工程における処理は、上記実施形態における処理と同様であるため、上記実施形態における工程を説明した符号を用い、概略的に説明する。
次に、図5(b)に示すように、絶縁層61の上面側から粗化処理を行う。この粗化処理により、露出する絶縁層61の上面61a、配線層62の上面62a、及び位置合せマーク63の上面63aが粗面化される。
上記の比較例の場合、位置合せマーク63が厚さt2の絶縁層65cにより覆われている。この絶縁層65,65b,65cはシリカ等のフィラーを含む。フィラーは、位置合せマーク63の撮影に用いられる光を透過し難くする。また、近年では、フィラーの量が増加した、いわゆるフィラーリッチな絶縁層65,65b,65cが用いられる。このため、カメラ72における入射光量が、絶縁層65cにおけるフィラーの含有量に応じて少なくなる。また、位置合せマーク63の上面63aが、配線層62の上面と同様に粗面化されている。このため、位置合せマーク63の上面63aにおいて、撮影のための光が散乱し、カメラ72における入射光量が、粗面化しない場合と比べて少なくなる。これらの入射光量の減少は、撮影した画像において、位置合せマーク63を認識し難くする。この結果、位置合わせの精度が低下し、絶縁層65bにおいて正確な位置にビアホール66を形成することができなくなる。
(1−1)配線基板は、絶縁層61の上面61aに配線層62と位置合せマーク63が形成されている。配線層62の上面62aは粗面化されている。位置合せマーク63の上面は保護層64により覆われている。絶縁層61の上面61a,配線層62,保護層64は絶縁層65により覆われている。絶縁層65はフィラーを含む絶縁材によりなる。
以下、第二実施形態を説明する。
この実施形態において形成される配線基板は上記の第一実施形態と同様である。また、個片化する配線基板における位置合せマークと基板領域についても同様である。このため、これらについての説明を省略し、製造工程を説明する。なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明を省略する。
光源から照射された光は、絶縁層65aと保護層64を通過して位置合せマーク63に照射され、位置合せマーク63の上面63aにて反射する。その反射光は、保護層64と絶縁層65aを介してカメラ72に入射する。そして、カメラ72は、撮影対象である位置合せマーク63を、保護層64及び絶縁層65aを介して撮影する。
(2−1)上記第一実施形態における(1−1)と同様の効果を得ることができる。
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記各形態において、たとえば図3(a)に示す絶縁層61の上面61aを粗面化した後、配線層62及び位置合せマーク63を形成してもよい。
62 配線層
63 位置合せマーク
64 保護層
65 絶縁層(第2絶縁層)
66 ビアホール
71 レーザ光
72 カメラ
Claims (2)
- 第1絶縁層と、
前記第1絶縁層の上面に形成された上面が粗化された配線層と、
前記第1絶縁層の上面に形成され、前記配線層と同じ材料よりなる位置合せマークと、
前記位置合せマークの上面の少なくとも一部を覆う保護層と、
フィラーを含む絶縁材よりなり、前記第1絶縁層、前記配線層、前記保護層、及び前記位置合せマークを覆う第2絶縁層と、
前記第2絶縁層を貫通し前記配線層の上面の一部を露出し、前記配線層と接続されるビアを形成するためのビアホールと、を有し、
前記保護層は、フィラーを含まない絶縁材、または前記第2絶縁層よりも含有するフィラーが少ない絶縁材からなり、前記位置合せマークの側面を露出するように形成されており、
前記第2絶縁層は、前記位置合せマークの側面を被覆するように形成されていることを特徴とする配線基板。 - 第1絶縁層の上面に配線層及び位置合せマークを形成する工程と、
前記位置合せマークの上面の少なくとも一部を覆う保護層を形成する工程と、
前記保護層を形成する工程の後に、前記第1絶縁層の上面側から粗化処理して前記配線層の上面を粗面化する工程と、
前記第1絶縁層、前記配線層、前記保護層、及び前記位置合せマークを覆う第2絶縁層を形成する工程と、
前記位置合せマークを認識し、認識した前記位置合せマークを基準として前記配線層の上面の一部を露出するビアホールを形成する工程と、を有し、
フィラーを含まない絶縁材、または前記第2絶縁層よりも含有するフィラーが少ない絶縁材により前記保護層を形成することを特徴とする配線基板の製造方法。
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